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犬土偶日記

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2023年09月11日

種子島旅行4日目 帰るだけで1日消滅

公開日時: 2023年11月19日 08時36分54秒

種子島旅行最終日。今日は帰るだけ。帰るだけで1日消費する。朝6時40分頃に起きた。喉が少し痛い。右の奥。飲み込んだ時に軽く痛む。扁桃腺が腫れている時の痛みと同じ。これから酷くなるかもしれない。エアコンで冷えて体調を崩したんだろうか。まさかどこかでコロナに感染しているんじゃないだろうな。俺自身が罹るのは別にどうでも良いが、人に移すと厄介だ。もしコロナだったらもう手遅れだろう。感染力だけは無駄に強いからな。今回の旅行で会った人の大半に感染させてしまっただろう。元々言うほど大した病気でもなかったが、オミクロン以降、もうよほどのことがない限りほぼ死なない病気になった。それでも老人にはつらいだろう。罹らないに越したことはない。コロナでないことを祈る。

DQウォーク、週末の覚醒千里行が終わり、九州の地域限定モンスター狩りを今頃になって始めた。千里行は毎週できるんだから今週は無視して地域限定狩りを優先すべきだったかもしれないと今頃少し後悔し始めていた。3章4話にしてチョコヌーバとミケまどうを狙う。ときどき枠なのであまり出現しない。ドロップ率も特に高いわけでもない。無理ゲーだ。しかし、凄まじい幸運を発揮して、少ない出現数で3個も心が落ちた。チョコヌーバBD、ミケまどうD。Sまで果てしなく遠い。このペースでも絶対間に合わん。初日から全力でやっていたとしても無理だっただろう。急激にやる気が失せた。

中種子町の施設予約システムの利用者登録を完了せねばならん。チェックアウト時に親か叔父が事務所に行くことになるので、その時について行ってついでにやろうかと思っていた。しかし猛烈に嫌な予感がした。死ぬほど手間取って飛行機に間に合わなくなったりして、諦めるような未来がうっすらと見えた。まだ時間があるうちにやっておいた方が良いかもしれない。事務所はすぐ隣にある。徒歩20秒。

中種子町施設予約システムというのは、町のいろんな施設をネットで予約できるシステム。特に珍しいものでもないだろう。だがこれが非常に鬱陶しい仕組みになっているのだ。利用するためには利用者登録が必要。ここまでは別に良い。よくあることだ。この利用者登録が死ぬほどクソなのだ。2月頃、予約開始のタイミングですぐに予約できるようにと思ってこの利用者登録について調べてみた。原則、現地で身分証を見せて登録する仕組み。向こうに行くための予約に使いたいのにシステムを利用できるようにするために現地に来いという厳しい仕組み。それだけだとあまりにも酷なのでネットでも登録できる。まぁ当然だろう。だが、これがクソなのだ。

中種子町施設予約システムのページから、利用者登録というところのリンクを辿ると登録情報入力の画面が出る。名前や生年月日や住所や連絡先等を入力するフォームだ。画面横には利用者登録の流れというのがあって、1.利用者規約→2.登録情報入力→3.登録情報確認→4.仮登録完了→5.本登録完了と書いてある。現在、2の登録情報入力の場所にいることになっている。1の利用者規約とやらの段階がない時点で既におかしい。4.仮登録完了と5.本登録完了の間はどうなっているのか。一般的なやつだとフォームに入力して送信ボタンを押すと、入力したメールアドレスにトークン付きのURLが送られてくるとかスマホのSMSにワンタイムパスワードが送られてくるとかして、それをクリックしたり入力したりすることで登録が完了する。定番の流れだ。そうなるだろうと思ってフォームデータを送信してみた。しかしそれで終わりだった。仮登録完了と。メールも送られて来ない。本登録は現地で!と・・・何?マジで頭おかしいの?

やらかしたと思った。頭おかしいシステムだと気付ける要素はいくつもあった。基本的に現地で身分証を提示して登録する仕組みになっている。なのに仮登録時に身分証を求められなかった。ネット証券口座開設時みたいに免許証やマイナンバーカードをスキャンした画像をアップロードするようなフォームフィールドは存在しなかった。結局現地で身分証を提示しないと登録できないということなのだ。ならばネットで仮登録できる意味は何なのだ。仮登録というものの存在意義はあるのか。いたずら防止のために身分証を提示させて予約者が誰なのか分かるようにしておきたいということなんだろうが、ネットで仮登録できるシステムならば証券口座のように画像アップロードできるようにすれば良いだけだ。それだと他人の身分証を使ってなりすます奴がいるかもしれないから現地で本人確認するということならネットで仮登録できる意味がマジで分からない。

叔父も同じ目に遭ったようで、電話で問い合わせてみたらそれだけで本登録できたらしいと親が言っていた。身分証の提示は不要ということか。ならばネットでいきなり本登録できても良いだろう。電話だけで登録できても良いだろう。仮登録の意味がマジで分からない。ネットを使ってはいるが、かなり人力なシステムのようだ。本登録後にネットで宿を予約しても、次の営業日にしか予約が完了しないと書いてある。向こうのサーバー上でプログラムで自動的に予約完了するシステムではないのだ。ネットでの仮予約情報みたいなのが向こうに送られ、翌営業日に職員がそれを見て予約帳に書き写す感じで予約を受け付けているのではないかという疑念がある。24時間全自動でやれよ。無能が考えたシステムかよ。結局、宿の予約は叔父と親に任せて俺は撤退した。しかし仮登録状態のまま放置されているので、ここで本登録を完了しておきたい。次に来る時に使うために。次があるのかどうかは分からん。

で、本登録でも苦戦することになった。隣の事務所に行き、2月頃にネットで仮登録したと伝えたが、その情報がないと言う。職員が2人いて、いろいろ話していたが、なんかたまに仮登録の情報がごっそり大量に消えることがあるというようなことを言っていた。末端の職員がシステムの仕様を隅々まで熟知しているとは思えないが、それでもこれまでおかしいと思わなかったんだろうか。本人が仮登録を消したかと思っていたみたいなことまで言っていたが、利用者が仮登録を取り消す仕組みは存在しない。そして定期的にごっそり消えるというのもおかしいだろう。同じタイミングで大勢の人間が取り消すなんてあり得ない。恐らく、仮登録には期限が設定されている。そして、全員同じ期間に設定されているのではなく、翌月末みたいな感じで一気に複数人削除される仕組みなんだろう。定期的に大量に消えるということが印象に残っているほどに、仮登録までしておきながら本登録完了まで進めない人間が大勢いるという現実に思いが至らないのもなかなか凄い。根本的に登録までの流れにおかしいところがあるということだ。仮登録前に、「ネットで仮登録をしても現地で身分証を提示しなければ本登録できません」というようなイカれた注意事項を書かないと、ネットで登録を完結できると思って仮登録に進んでそこで終了して絶望する利用者が多数出ることになる。実際に大量にいるということだ。そもそも身分証の提示も不要だし、電話すれば本登録も完了してもらえるということで、本登録までの手順が完全には決まっていないし運用者も理解していないし何もかもがテキトーだということだ。何のためにどんな情報が必要で、それを確認するためにはどうすれば良いかという手順を具体的に明確に定める前に思いつきで適当にシステムを作ったという印象。

仮登録が消滅しているならもうどうでもいい。今まさに現地に来ているのだから、ここで対面でいきなり本登録すれば良いのだ。というわけで、本登録してくれと頼んでみた。ここで申込書みたいなのを渡されて記入してそれを見ながら職員がPCに入力して終わりというのを想像していたんだが、ここでもすんなり行かなかった。こちらでいきなり本登録というのはできない仕組みになっているとか言われてしまった。ネットを使わない現地での登録は普段どうやっているんだ。どうすれば良いのか聞いてみた。何と、中種子町のWebサイトの施設予約システムのページから仮登録をしてくれないとこちらでは本登録の作業ができないと言う。仮登録の存在意義はあるのか?なんて考えていたが、まさかの必須工程だったのだ。現地で登録するにしても現地で職員の前でネットで仮登録をせねばならんのだ。本格的に頭おかしいシステムだ。マジで馬鹿が設計したのか?と愕然とした。じゃあ今から仮登録するので待っててね♪と職員の前でスマホブラウザを開き、「中種子町」でググる。施設予約システムのページを必死で探し、登録ページへ。スマホでの文字入力に慣れていないので恐ろしく時間がかかる。苦労して全部入力してボタンを押す。仮登録しましたと息も絶え絶えに申告し、無事にできていることを祈る。職員がPCで確認する。無事に仮登録できていたようで一安心。もうこのまま終わってくれよ。心の中で叫びながら待つ。本登録完了。ちなみに身分証の提示は求められなかった。本当に登録完了したんだろうか。スマホで入力するのが大変すぎるので家に帰ってからPCでログインしてみることにした。いや、もし上手く行っていなかったら面倒なことになるから今ここで確認しておくべきではないか。ダメだ。疲れ果てた。もういい。もし家に帰ってからダメだったことが判明したら電話でやってもらおう。チェックアウトの時に親か叔父について行って本登録しようと最初は考えていたが、そうしなくて良かった。危なかった。嫌な予感が的中しまくった。

俺の登録作業でシステムがおかしいことに気づき、サイトの説明も足りないと認識したようで、俺が必死にスマホでポチポチと仮登録用のフォームに入力している間、職員2人が改善点などを話し合っていた。真面目だな。でもその現場の意見は上には届かなかったようだ。日記の更新が遅れに遅れて11月になっているが、その時点で一切何も変わっていない。

昨日、古市家の住宅に置いてあったパンフレット類を適当に見ていたら、ポストカードつきのリーフレットがあったのでいくつかもらっておいた。弟達はビックリするほど古民家に興味がなさそうで全く何も見ていない感じだった。ポストカードの存在にも気づいていなかっただろう。種子島に来た記念に1セット弟達にあげた。そしたら知り合いに出すとか言い始めてその場で知り合いの住所とか調べて書き始めていた。検索しても郵便番号が分からんと言う。郵便局のサイトで調べることができるだろう。俺が調べてやった。もうすぐ出発だ。いつでも発てるように荷物を準備しておく。

もう祖父母を永代供養して種子島に来る口実もなくなった。なかなか来るのが難しい島だ。もしかしたらもう二度と種子島に来ることはないかもしれない。予約システムを使う日は来るんだろうか。宝くじを当てて種子島に移住する計画が17年ぐらい続いている。まだ終わっていない。しかし宝くじを当てて移住する場合は自分の家に住むことになるので、ふれあいの里に泊まることはないだろう。人生何が起こるか分からないから、宝くじが当たって移住することになるかもしれないし、ただ遊びに来るなんてことももしかしたらあるかもしれないし、まだ無理に法事を口実にして来るなんてこともあるかもしれない。だがどのパターンも可能性は低く思える。これが人生最後の種子島になるかもしれない。種子島に来るたびにそう思ってしまうし、日記にもそう書いて来たが、今回は本当に最後になるかもしれない。ふれあいの里も見納めになるかもしれない。別に何もないところだし、見ても特に何もないんだが、何となく軽く散歩してみた。宿以外にもいろいろあるんだが、宿しか利用したことはない。




10時。宿を出た。近くにあったレアモンのともしびこぞうで直Sが出た。実は昨日も宇宙センターの近くで出ている。心珠P大漁だ。直に空港に行くのではなく、野間の郵便局に寄るらしい。弟達が書いていたポストカードを出すのと、買い込んでいた土産を郵送するようだ。これが何故かアホみたいに時間がかかった。なんで荷物を送るだけでそんなに時間がかかるんだ。どこに送るのか知らんが、送り先の住所ぐらいあらかじめ調べていつでも即座に書けるように準備しておけよ。手際が悪いな。

10時半頃に空港へ。閑散としている。どんどん寂れている。2007〜2009年頃は飛行機発着時刻近辺はいつも結構人がいた。来るたびに人がいなくなっている。まずは荷物を預ける。搭乗手続きは島に来る前にやってある。ANAは24時間前からしかチェックインできないようになったが、JALは半年前でもできる。ただ、荷物をANAに積み替えて中部国際空港まで送ってもらうための手続きをせねばならん。来る時は鹿児島空港で搭乗券が発行されたが、帰る時はなかった。俺が事前に印刷してきたeチケット控えをそのまま使えということらしい。ANAはeチケット控えにQRコードを表示しなくなったので使えなくなったが、JALはまだやれる。往復チケットを買ったので、往きも帰りも同じ控えを使う。帰りも使うから失くすなよ!と弟達に注意する気満々で今回の旅行に臨んだんだが、往きはこのQRコードつきeチケット控えを見せて荷物の手続きをしたにも関わらず全員分の搭乗券が発行された。帰りも同じ運命を辿って印刷してきたのが無駄になるかと思ったが、帰りは搭乗券が発行されず、このeチケット控えを使うことになった。空港によって対応が違うのか。

土産屋もどんどんショボくなっている。焼酎専用の売り場が奥にあったが、それもいつの間にか消滅している。土産屋の品揃えもどんどん少なくなっている。スカスカだ。何もない。ナガラメの味噌漬けがない。ついに土産物にもできないほど漁獲量が減ってしまったんだろうか。そうだ、自分用の冷凍キビナゴ。冷凍庫へ。ない!トビウオやイカが少しあるだけ。キビナゴの一夜干しが欲しかった。Aコープで買っておくべきだったか。まぁ仕方がない。自分用に芋焼酎を何本か買う。新作は宇宙関係のがいくつかあったが、他は昔とほとんど変わらない。宇宙ステーションに滞在して帰還した麹を使ったという焼酎を1本、他に過去に飲んだことがあるやつばかり5本。1本はスタジオBELLの店長への土産。他に菓子類を見る。自分用に落花生甘納豆の黒糖版のやつ。安納芋パイをバンドメンバーに。水飴とか昔よく見た種子島の菓子もほとんどなくなっていた。作っていた人が死んだりして変わっているのかもしれないな。そんなことより、値段がクソ高い。空港で買うのはやめた方が良いかもしれない。レジに持って行き、全部宅急便で送ってもらう。横でそれを見ていた弟達も宅急便で送ることにしたらしい。これがまた郵便局の時と同じようにアホみたいに時間がかかっていた。荷札に送り先を書くだけだろ。なんでそんなにアホみたいに時間がかかるんだ。意味が分からなすぎる。

どこでもメガモンの水竜ギルギッシュを屠る。心はD。アドこころチャンスが発生し、クソみたいなCMを見させられてA。常設系でAが出るのはかなりレア。これが種子島最後の心。まぁまぁ有終の美を飾った感じか。

保安検査場へ。特に何もない。叔父とはここでお別れ。もしかしたら会うのは人生最後になるかもしれないな。中の待合室で少し待ち、飛行機へ。外へ出て歩いて飛行機に乗り込む。

12時15分発の飛行機だが、12時24分頃に離陸。さようなら種子島。バッテリーを交換したばかりの古いスマホで離陸動画を撮影した。スマホは横向きにして撮るべきだったか。結構良い画質で撮れている。古い中華スマホだが、今使っている日本メーカーのスマホより性能は上だった。カタログスペック上は今のやつの方が上だし値段も無駄に高かったが、液晶画面が少し綺麗なぐらいで他は全て劣っていた。特にカメラの性能が雲泥の差。日本メーカーのスマホはウンコ。これしか使ったことないけど雰囲気で分かる。中国・台湾・韓国に遠く及ばない。性能が低くて無駄に値段が高い。端的に言ってゴミ。もう二度と日本メーカーのスマホは買わない。


12時45分、鹿児島空港着。20分で着いた。知り合いがいるかもしれないとかで親が探しに行った。俺達より1本早い飛行機で鹿児島に来てまだ次の目的地へ出発していないみたいなことを言っていた。その人はスカイマークの飛行機で帰るらしい。案内板でスカイマークの搭乗口を探し、そちらへ。俺はDQウォークの画面を見ながら歩き回る。弟達は椅子に座って待つ。暇なので親が向かった先に行ってみた。無事合流できて話し込んでいた。すぐに出発する時間になり、お別れ。誰なのかよく分からないが、熊野にいる親の同級生の姉っぽい感じ。初日に居酒屋にもいた人だ。その人を見送ってから弟達と合流。親がその人から聞いたところによると、以前言っていた通りBBQの用意をしていたらしい。3日目の夜にやるつもりだったが、親達が西之表の従姉の家に行くということで遠慮したらしい。親の方も何ヶ月か前にBBQの話をしていたが、それ以来BBQの話題が出なかったので同級生がBBQのことを忘れたんだろうと勝手に思い込んでBBQがない前提でいろいろ考えていたようだ。微妙なすれ違いによって豪華な飯が1食失われた。互いにちゃんと確認しておけよ!!肉!!魚介!!!俺が無駄に悔しがって死んでしまうだろうが!!

13時20分頃、ANAのカウンターで搭乗手続き。種子島空港でもらった黄色い封筒を渡して荷物の積み替えもやってもらう。ANAは24時間前からしかチェックインできなくなったので可児を出る前にチェックインできなかった。空港でやる必要がある。自動チェックイン機は順次撤去される予定だが、まだ撤去されていなかった。荷物の積み替えがあるから結局有人カウンターに行かねばならんのだが。無事に全員分の搭乗券を発行してもらい、俺の役目は全て終わった。何も問題なく終わって良かった。俺のミスで飛行機に乗れないみたいなことがあったら地獄だからな。

正面出入口の近くにある足湯に入ることにした。天然温泉足湯おやっとさぁという名前がついている。おやっとさぁはお疲れ様みたいな意味。タダで入れる。2007年に種子島に行った時に、往きには気づかなかったが種子島に行ってから叔父に聞いて足湯の存在を知り、帰りに入った。当時は飲む温泉というのが併設されていて、ゆで卵の腐ったような匂いのするお湯が飲めた。次に行った時にはなかったと思う。ここの温泉のオリジナルタオルが200円で売られている。昔は巾着袋に入ったタオルが台の上に置いてあって、箱に金を入れて持って行く野菜の無人販売みたいな形式だったが、今回は自販機になっていた。値段も上がっていたかもしれない。盗んで行く奴が多かったんだろうな。この足湯に入るのも久しぶりだな。2007年の帰りに初めて入って、2008年と2009年は往きも帰りも入った。それ以降は入っていないと思う。2008年の帰りは屋久島で足の爪の中に血豆ができる爪下血腫というやつになって肉と爪の間が血の袋で膨らんで変な感触になっていた記憶がある。湯の中で足を動かすと爪下血腫の部分に変な抵抗を感じるようになっていた。懐かしいな。しばらく足湯に浸かり、時間を潰す。

昼飯を食って行くことになった。13時50分頃に2階の山形屋へ。定番のさつま定食を食った。土産屋で自分用・親用にさつま揚げを買うことにした。適当にほどほどに安くて量のあるやつ。弟達はまだ何か大量に買っていた。往きにも買って島でも買って帰りにも買って、凄い量だな。ここで買った分は手荷物で持ち帰る。まだまだ家まで遠い。死ぬほど大変だぞ。土産屋を見て回っている途中、保安検査場の入り口付近にあった検温器の前に立ってみた。喉の痛みがあるのでもしかしたら熱があるかもしれないと思ったのだ。結果、36.5℃。平熱35.4℃の俺にしては高い。しかし今も平熱35.4℃なのかは分からない。普通の人の平熱ぐらいなので俺にとっても別に高熱ではない。コロナやインフルだったら高熱が出るのでたぶん心配する必要はないだろう。このまま悪化もせずに治るのではないかとこの時は思っていた。

親がレストランでデザートを食おうと言う。さっき食ったばかりじゃないか。山形屋で食っておけよ。ロイヤルホストへ。みんなでデザートだけ食う。俺はコーヒーゼリーサンデーというやつを食った。

15時50分、保安検査場へ。特に問題なく中へ。中の売店で晩飯用に弁当を買うと言う。さっき食ったばかりなのにもう次の飯のことを考えられるのが凄い。親が買ってくれると言うので買ってもらうことにした。寿司と芋プリン。16時15分発の飛行機だが、15分遅れるとのこと。15分どころかさらに遅れることになった。40分発ということになったが、さらに待たされ、最終的に出発したのは53分。結局40分ぐらい遅れたのか。今回の種子島旅行は待たされてばかりだな。

座席の背もたれの裏側に鬼滅の刃のステッカーが貼ってあった。ANAとコラボしているらしい。機内サービスの巡回時に弟達がステッカーをもらっていた。俺にもくれるのかと思ったがくれなかった。言わないともらえないものらしい。乗ってからの機内アナウンスでステッカーの件は一切触れられていないと思う。弟達は事前に調べて来ていたということか。荷物の送り先住所とかは事前に用意しないくせにそういうのは調べるんだな。空の紙コップを回収しに来た時にステッカーをもらった。1袋に3枚入っている。シークレットが入っている時は4枚らしい。俺のも親のも3枚だった。シークレットは出なかった。親の分も俺がもらった。柱3人のセットと新人3人のセット。宇髄と煉獄としのぶ、カナヲと伊之助と善逸。煉獄は迷惑系YouTuberのせいでイメージが悪くなったな。

天候の関係で京都の方から迂回して飛ぶというアナウンス。外は雲ばかりで何も見えない。どこら辺をどう飛んでいるのか分からない。四国の辺りから日本海側へ飛んで岐阜から愛知へ南下するみたいなルートなんだろうか。そんな大回りするとも思えないが。いつの間にか中部国際空港に近づいていた。愛知と三重の県境付近にあるナガシマスパーランドのすぐ近くを飛んでいた。ナガスパは子供の頃に何度か行ったことがある。最後に行ったのは中3の卒業直後。仲の良かった同級生で集まって名鉄とバスで行った。中部空港の近くなのでかなり低空を飛んでいた。ナガスパが見えてからあっという間に中部空港に着陸。18時19分。外は雨。もう暗くなり始めている。朝出発してこんな時間になってもまだ中部空港だ。家に帰り着くのは何時になるんだ。マジで帰るだけで1日消費する。


空港に着陸した瞬間、スマホの電波が入るようになってDQウォークも動き始めた。キラーゾーンが発生していた。キラーゾーンの歩数カウントは月曜15時にリセットされている。鹿児島空港で少し歩いた分だけで発生したんだろうか。あちらの空港を出る時点では発生していなかったと思うんだが。飛行機の速度では歩数を一切カウントしないので着陸の瞬間に発生していたということは鹿児島空港にいた時点で発生していたということか。無理して拾いに行かないと届かないし、消化に30分かかるのでここではやらない。帰る間にも他にいろいろ拾う作業をした方が良いので電車内から触ることができても触らないことにする。キラーゾーンは帰ってから消化する。疲れてやる気が起きないかもしれないが。

前々回、出口からめちゃくちゃ遠いところに飛行機が着いて動く歩道をいくつもいくつも乗り継いで死ぬほど長い距離を移動させられた。飛行機を降りてから名鉄の駅まで一体何kmあるんだというぐらいの地獄だった。前回は出口から近い場所だったのですぐ出ることができた。今回は今まで一番近かったかもしれない。すぐに出口があった。帰って来るだけでこんなに疲労困憊。まだ電車で2時間もかかる。ここで無駄に歩かされたりしたら地獄だ。荷物が出てくるところで荷物を待つ。似たような荷物ばかりで自分のがどれだか分かりにくい。無事に全員分受け取れた。何かの手違いで鹿児島に置き去りにされたり違う空港に運ばれたりという悲劇に遭わなくて良かった。そういうことは滅多にないんだろうけど。一番怖いのは他人が間違えて持ち帰る事態。

交代で荷物の番をしながら便所へ。疲れた。死にそうだ。名鉄の駅へ。可児まで直通の特急があれば良いんだが、岐阜方面の特急に乗って金山か名古屋で乗り換えるか、鵜沼行きの特急に乗って犬山で乗り換えるしか特急はない。乗り換えが地獄だ。乗り換え後に座れるとは限らない。平日の19時台とか20時台なんてサラリーマンの帰宅ラッシュだろう。それならば確実に最後まで座れる新可児行き準急に乗るのが良い。しかし準急だと2時間かかる。どちらにしても地獄。新可児行きミュースカイが欲しい。

駅のすぐ近くにDQウォーク4周年カウントダウン最後のメガモンりゅうおうが出現していたが届かない場所だった。電車が動き出せば届くが、いろいろ拾いたいのでスルーすべきだろうか。しかし家に帰ってからわざわざ倒しに行くのもつらい。23時ぐらいにはいなくなってしまうはずだし。ここで倒しておくことにした。18時51分、発車。りゅうおうの心はBだった。

寺本という駅にメガモンの予告が3つ密集していた。めちゃくちゃ良い場所だな。こんな狭い範囲に大量に出現する場所がうちの近くにもあれば良いのに。ヨシヅヤ・ペンマート・快活Clubよりも遥かに密集度が高かった。移動せずに3箇所ともやれそうな距離。先行列車が異音を感じて止まって点検した影響とかで少し遅れているらしい。今日はいろいろ遅れまくりだな。昨日種子島のAコープで買ったアルコール度数の低い焼酎の残りを飲みながら余った菓子類を食ったりする。往きと同じく聞いたこともない駅にも止まりまくって全然進まない。名古屋すら果てしなく遠く感じる。太田川の駅のすぐ近くにあまり枠の確定があったが届かなかった。電車ではそういうのが多いな。もう少し届く範囲が広かったら良いのに。

電車に乗っているだけなのにどんどん疲労が激しくなって行く。荷物のせいで身動きが取れないのもある。瀕死。名古屋を過ぎ、知っている駅名ばかりになっても可児にたどり着ける気がしない。遅い。アホみたいに遠い。犬山に着き、乗り換えなしで広見線へ。もうすぐだ。富岡前、善師野、西可児、可児川、日本ライン今渡、新可児。もうすぐだ。日本ライン今渡はもう改名しても良いんじゃないのか。木曽川を舟で下る日本ライン下りというのが大昔にあったが、もうないはずだ。川の呼び名としてももう全く使われていないだろう。

20時43分、やっと新可児駅に到着。長かった。もう死にそう。改札を出てすぐ、俺だけ急いで券売機へ。manacaをブチ込んで1000円チャージ。残高が45円しかないからな。可児駅からJRで親の家まで行くことができない。最低額の150円すらないからJR可児駅の改札で入場もできないかもしれないが、もし入るだけ入れたとしても、出る時に困る。親の家の前の駅は無人駅だ。残高が足りない場合どうなるんだ。面倒なことになるかもしれない。チャージして外に出て、弟達とはお別れ。次に会うのはいつになるかな。今回も数年ぶりに会ったからな。近くに住んでいても滅多に会わない。

20時57分に美濃太田行きの電車が来る。待ち時間が少ないのはありがたい。1時間に2本しかない。30分待たされたらキツい。親の家に着いたらもう21時。帰って来るだけでマジで1日潰れる。親がいなくなってモモが寂しがっていたようだが、帰って来たらどんな反応をするだろうか。玄関に入った瞬間に猛烈に尻尾を振って吠えながら走って来るかと思っていたが、ソファの上で完全に熟睡していた。呼んだら起きたが、何が起こったか理解していない様子。寝ぼけた感じでボーっとしていたが、かなり時間が経ってから親が帰って来たことに気づいて急に動き出した。

親に車で家まで送ってもらい、21時半に完全に帰宅。さつま揚げを冷蔵庫に入れ、2階の自室へ。机の上に新しいインクの箱が無造作に置いてあった。航空券の印刷で苦しめられたんだった。前日になって無駄にインクを買わされたりクソ大変だった。戻って来たんだな。

スピーカーと液晶モニターとPCの電源を入れた。どこでもメガモンのギルギッシュを倒してC。あぁ完全に戻って来た。クソみたいな世界。鹿児島空港で買ってもらった寿司を食う。・・・芋プリンがない!!!地獄か。親にLINEで聞いてみたら間違って弟達に渡してしまったらしい。終わった。

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公開日時2023年11月19日 08時36分54秒
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