犬土偶日記
海の近くに住みたい
2007年08月23日
犬土偶旅行記 52日目 叔母が帰り叔父が来る
公開日時： 不明
8月1日に来た叔母が今日横浜に帰る。9時前に家を出る必要がある。いつも通り俺が車を運転することになつてゐる。早起きせねばならなかつたが、いつも通りギリギリまで寝てゐた。何とか起きれたが眠いまま運転することになつた。空港に行くのは何度目だらうか。別の叔母と弟が帰つた時以外にも行つただらうか。もう何度も行つてゐるやうな気がするが実はそんなに行つてゐないかもしれない。カーブの多い道なので結構大変だ。ここで事故ると叔母が帰れなくなつてしまふ。慎重に運転せねばならん。何とか無事に空港に辿り着いた。叔母がガソリン代に使つてくれと言つて1万円くれた。親もガソリン代を置いて行つたから要らないやうな気もする。そんなに車を運転する必要も無いしな。でも受け取つておいた。叔母は3週間も種子島にゐたんだな。ずいぶん世話になつた。次に会ふのはまた何十年後かな。もしかしたらもう会ふことも無いのかもしれない。
祖母が早朝に落花生を掘りに行つて目の周りを虫に刺されたらしい。赤紫色になつてるんだが大丈夫なんだらうか。どんな虫に刺されたんだらう。蚊ではないと言つてゐた。小さい虫としか言はなかつたが、そんな虫が畑にはゐるんだらうか。恐ろしい。
家に帰つてネットで遊ぶ。暑過ぎて外に出れん。海で泳がうかとも思つたんだが、今日はまだ重要な役目を果たさねばならぬ。15時頃の飛行機で叔父が来るので、また車で迎へに行かねばならんのだ。海で遊んで骨折したりしたら大変だ。余計な事をすると必ず酷い目に遭ふやうにできてゐる。ここはおとなしくしておいた方が良い。外で遊ぶなら明日からで良いのだ。祖母に叔母から貰つたガソリン代を渡しておいた。
午後に叔母から電話が掛かつて来た。もう着いたらしい。さすがに飛行機は速いな。何かよく分からんがガソリン代は車のではなくてバイクのらしい。俺にくれたらしい。離島の激高ガソリンとは言へ原付で1万円使ふのは相当難しいな。必ず余る。まあありがたく頂いておかう。ますます自分で用意した金を使ふ機会が無くなる。種子島旅行用に120万ほど用意した。準備段階でノートPCやデジカメ防水プロテクタを買つたり色々使つて30万近く消費した。しかしこちらに来てからはほぼ釣り道具のみの出費だ。全然金が無くならない。最初に財布に入つてた15万がまだ無くならないので郵便局にも行つてゐない。サマージャンボを100枚も買つたのに無くならない。120万も用意する必要は無かつたな。まあまだ屋久島に行つたり鹿児島に行つたりするのでこれから減るけど。2ヶ月ぐらゐのつもりだつたが、このペースだと4ヶ月ぐらゐ帰れないかもしれない。
空港まで15分もあれば着くだらう。でも20分前に家を出る。無事に空港に辿り着いて一安心。帰りは叔父が運転するだらうから、もうこれで俺が運転することはない。何とか無事故で終へられた。飛行機が着くまで自販機で買つた紅茶を飲みながら椅子に座つて待つ。空港内は閑散としてゐる。盆のラッシュはやはり異常事態だつたんだな。叔父が到着口から出て来たので一緒に車に向かふ。飛行機で疲れてゐるからか、俺が運転することになつた。ここで事故るんだなと思つた。さうなるやうにできてゐる。
何故か事故ることなく無事に家まで辿り着いた。これは交通事故以上の何かが待つてゐるな。屋久島に行く時にフェリー沈没か？可児に帰る時に飛行機墜落か？必ず悲劇が待つてゐる。狙はれてるからな。何にしても、これでもう種子島で車を運転することはほぼ無いだらう。
特に何も無く1日が終る。晩飯を食つて風呂に入つて寝るだけ。布団に入る時間が早い。でも眠るのは遅い。苦痛に満ちた時間だ。可児にゐた頃はこの時間は何をやつてゐたんだらう。・・・まだパチ屋でボタン連打中か。厭なことを思ひ出してしまつた。あんな汚い場所で屈辱的な苦痛に満ちた作業をやるよりは布団の中で眠れずに苦しむ方が遥かにマシだ。
Info.
| 公開日時 | 不明 |
|---|---|
| 本文文字数 | 1987文字 (タグ込み) |
| URL | https://orca.xii.jp/debug/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20070823 |
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