犬土偶日記
海の近くに住みたい
2007年08月03日
犬土偶旅行記 32日目 平凡な1日
公開日時： 不明
昨日早く寝たおかげで今日は早く起きれた。でも特にやることは無い。今日も台風で雨かと思つてゐたが、全力で晴れてゐた。叔母と従妹はどこかに出掛けて家にゐなかつた。従弟はおとなしいのでゐても静かだ。読みかけの文庫本を最後まで読んだ。相変はらず暑い。何もしなくても汗がダラダラと出て来る。台風のせゐで外はゴミだらけ。片付けるのが大変さうだ。庭の掃除を俺がやることになつた。叔父は裏の山で竹を切る。祖母が裏の山を崩して畑にするらしい。恐ろしく大変さうだ。何ヶ月掛かるか分からん。庭の掃除は割と早く片付いた。
祖母はまた食欲が無くなつた。病院に行くたびに食欲が無くなつていく。前回は相当長引いたが、今回はどれぐらゐで食欲が回復するんだらうか。心なしか一寸痩せたやうな気もする。湿疹はだいぶ消えたんだが、食欲が無くて飯を食はないからエネルギー不足みたいな感じになつてゐる。元気が無くなつてきたやうな感じだ。
夕方に海へ行つてみた。だいぶ潮が引いてゐた。最近釣りをしに行つた時はこれぐらゐの時間で潮が満ちて来てゐたやうな気がする。潮の干満の時間は毎日違ふんだらうか。イマイチよく分かつてゐないのでいつが釣りに適してゐるのかとか、さういふことが全然分からない。海へ行つてみないと分からない。まあ今日は釣りではなくロッククライミングで体力を鍛へることが目的だつたので別に良い。一寸岩場を歩いただけで汗が猛烈に噴き出した。家に帰るのも一苦労だ。海から家まで相当キツい坂を上らねばならん。毎日ダラダラと寝て過ごしてゐるやうでも、時々かうやつて散歩してゐるだけで可児にゐた頃よりもかなり体を動かしてゐると思ふ。
海から帰つてから飯までギターを爪弾く。かうやつてボーッと過ごすのもなかなか良い。パチスロを打たされる生活と比べたら天国だ。1ヶ月以上パチ屋へ行かない生活でずいぶん時間に余裕がある。時間が有り余つてゐる。でも何もしない。ただ漫然と過ごす贅沢を味はふ。でもただ無駄に時間を浪費するのも拙い。帰れなくなるからな。やるべきことはたくさんある。
焼酎を飲みながら飯を食ひ、テレビでバレーボールの試合を見た。日本とカザフスタンが対戦してゐた。何の試合かは分からん。あまり興味は無い。スポーツは観戦するより自分でやる方が面白い。やらないけどな。見るなら冬のスポーツが良い。ボブスレーとかスキージャンプとか、遊んでるみたいで面白い。まあどうでも良い。今日も特に何も無い1日。明日は早朝に釣りにでも行つてみようかな。起きれるわけがないけどな。
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| 公開日時 | 不明 |
|---|---|
| 本文文字数 | 1109文字 (タグ込み) |
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