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犬土偶日記

海の近くに住みたい

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話題:Debug&BRライブ

2004年10月10日

6回目のライブ

公開日時: 不明

台風で中止になるかもしれない状態で、ギターの弦を張り替えるべきかずっと悩んでいた。もうどう考えても張り替えないとヤバイ状態なんだが、別に切れなければOKとも言える。この状態だといつ切れてもおかしくないので本番で切れる危険を回避するためには張り替えるべきだ。しかし中止になるのなら勿体無いから張り替えたくない。ライブやるのかやらんのかで弦を張り替えるのかどうかが決まってくる。こうなるとウンコ色のエネルギーが水を得た魚のように嬉しそうに暴れまわってくれる。もし危険を避けるために張り替えてしまえば台風直撃でライブ中止になって弦が無駄になるだろう。そして張り替えなければライブは実施されるが本番で弦が切れる。その2択を掲示板で予告することによって、ウンコエナジーの考えなんてお見通しだぜボケ!お前のやることなんか読まれまくりなんだよタコ!ってな感じで無駄に負けず嫌いの彼奴を悔しがらせてあらゆる危険を回避しようと考えた。しかし本当に怖いのは弦を張り替えたのにライブは予定通り行われ、尚且つ本番中に弦が切れるという悲劇だ。そうなったらウンコまみれ。でもやれるだけのことはやっておかねばならん。張り替えずに本番を迎えて切れたら自分の責任だ。だから金ないけど土曜のスタジオ練習の前に張り替えた。あとは野となれ山となれ。スタジオ練習後にラーメンを食いに行った。金ないのに。帰ってから突然「悲しい事件」の記憶が甦り、意味も無く日記にそのネタを書いてから寝た。ギターとかは全部椅子タンの車に置いてきた。ライブは愛知県森林公園でやる。機材は全て一緒にライブやるバンドが自前で用意するので、機材の設置とかもいろいろ全部自分たちでやらないといけない。それで、現地に朝7時半集合という事になっていた。起きれるわけがない。6時半にこっちを出発するということになっていた。間に合わんのじゃないかと思ったが、朝は道も混んでないから大丈夫とか言ってた。何にしても俺がそんなに早く起きれるわけがない。一度椅子タンの会社に6時半に集合して、それから会場へ向かうことになってたんだが、俺以外の3人で集まって行きにうちに寄って俺を起こして乗せていくということにしてもらった。そして朝。7時少し前に椅子タンに起こされた。激しく爆睡。めちゃめちゃ遅刻する夢を見ていた。10時ごろになっても誰も迎えに来ない夢だった。俺が10時に目を覚まして椅子タンに電話してみたんだが、全く焦った様子もなく、逆に何をそんなに慌ててるんだっていうような反応をする。みんなで集まって俺だけ猛烈に焦りながら会場へ向かうんだが、実は俺の太陽電池つき腕時計が過剰なヒキコモリによって充電不足で止まって時間がズレてたというオチがついた夢だった。椅子タンに起こされて車に乗り、4人で森林公園へ向かった。ガソリン入れたりして余裕ぶっこいてたが、ほぼ遅刻確定の状態になっていた。

15〜20分遅れで現地に着いた。でももっと遅刻してくる人たちも多くて全然余裕だった。トラックからスピーカーとか色々機材を下ろし、ステージ上に運んで準備する。この時点で疲れ果てた。というか起きた時からかなり辛かった。眠すぎて死にそうだった。じゃんけんで出演順を決めた。CHOSANGが勝って2番手をGET。トリはみんな嫌がって何が何でも最後以外を!というような空気が流れてた。何故ラストにやるのがいやなのか俺にはよくわからん。いつやっても同じだろうに。2番でも3番でも4番でもラストでも同じだ。そんな風に思ってた。あさはかだった。4番目ぐらいが一番良いなんてこの時は考えてもみなかった。ラストのバンドから順にリハをやる。モニタースピーカの音が全く聞こえない。The Wild WindはイントロからAメロまでSALLYさんと俺のギターだけだ。SALLYさんの音が聞こえないと合わせられない。ドラムが鳴ってればそれに合わせるからいいんだが、ギターのみでやる曲でSALLYさんの音が聞こえないのは厳しすぎる。めちゃめちゃ不安だった。それよりももっとヤバイのが、恐ろしいまでの太陽光線。ヒキコモリの俺に日光は大ダメージだ。準備してる時はたまに小雨が降ったりして中止になるかもしれないような状況だったのに、本番が近づくにつれてまるで台風の反動と言わんばかりに猛烈に晴れやがった。で、12時ごろライブ開始で1バンド大体30分、うちのバンドの出番は2番目ですよ。最も暑い時間帯。目が開けられない。立っていられないぐらいの灼熱地獄。演奏どころじゃない。ひ弱な俺には無理。

トップバッターは凄い機材を大量に持ってるストーンズのコピーバンド。ボーカルがめちゃ上手い。次は自分たちのバンドの出番なので落ち着いてじっくり聴くことができなくて残念だった。自分が終わるまでは心に余裕が持てない。小心者だからね。そしてついに出番。ステージ裏で念入りにチューニングしてステージへ。椅子タンのドラムからスタート。1曲目はSURFACEのヌイテル?。準備の段階で体力使い果たして死んでたのにステージ上は直射日光で更に俺の体力を奪う。もう集中力など皆無。2番のBメロで何やってるかわからなくなって激しくミスったりした。ギターソロの後半も死んだ。俺本体も死んだ。2曲目のB'zのThe Wild Windで、SALLYさんのギターが一瞬聞こえたのでそれに合わせて入ったはいいが、それ以降自分の音しか聞こえなかったのでテンポとか適当。2人が同じところを演奏してるかどうかは運任せみたいな感じになってたが、多少不安定になっただけでたぶん大丈夫だろう。3曲目はCAROLの憎いあの娘。難易度が低いので少しぐらい油断しても大丈夫。安心して演奏できる。でも暑さでヤバイ。この曲が終わってSALLYさんのMCの予定だったんだが、椅子タンが先走って次の曲を始めてしまった。でも誰もついて行かずに強制終了。その気になりゃいくらでも合わせれたけど敢えて合わせずにどうなるか見てみた。俺は激しく疲れ果てて本番中にステージ上で床に座り込むという暴挙に出たりしたんだが、まぁ大目に見てください。マジで死にそうだったのよ。MCの後はマシンガンズのみかんのうた。俺自身は良くも悪くもない感じ。5曲目ラストはメタリカのENTER SANDMAN。対バンの人たちはこういうの好きそうな人たちばっかりだったので、この曲をやるのは内緒にしておいてリハでも一切やらず、フレーズを一瞬弾くようなこともせず、本番でいきなりやって威嚇してやろうとかいうことになってた。椅子タンがリハとかで練習したそうにしてたのが面白かったりした。もう日射病気味で何やってるか分からんような状況だったが何とか最後までいけた。ギターソロの途中で見失ってちょっと怪しげになったりしたけどまぁこんなもんでしょう。6thライブ終わり。個人的に反省点は大量にあるけど敢えて何も言わない。万札に500円包んで投げつけてくれた人、激しくありがとう。この日記読んでる奴は必ず投げに来いって脅しておいた甲斐あって0人も投げに来てくれたね。そんなに来てくれるとは思ってなかったよ。二度と来るなボケ。殺すぞタコ。

自分たちの番が終われば後は気楽なものだ。他のバンドのライブを激しく見まくり。俺たちのが終わってからどんどんどんどん涼しくなっていってステージ上は影になってめちゃやりやすそうだった。俺たちの時が一番暑かったかもしれないと思う。椅子タンのドラムの師匠のバンドは初めて見た。以前、地元のライブハウスでライブやった時に行こうと思ってたんだが、L店の新装に重なってしかもキンパルで中途半端な状態に巻き込まれてやめるにやめられない状態になって諦めざるを得なかったウンコまみれな思い出がある。4月25日だったと思う。半年前の日記を読め。椅子タンの師匠のドラムは凄い。圧倒的な上手さ。4番目のバンドはなまーず。これまた激ウマなバンドなんだが、ボーカル&ギターのKさんがめちゃめちゃ面白い。今回のライブでは俺的になまーずが一番良かった。いろんな意味で。最後にほな!やロッカーズがやって本日のライブは終了。みなさまお疲れ様でした。・・・の前に片付け。全部バラしてトラックに積み込んだりする。重い物持つのはかなり無理なので力の要らない作業をメインにやらせてもらった。激しく情けない。森林公園閉鎖までに撤収しなければならない状況だったんだが、割と早めに終わったので楽勝だった。片付けが終わったら今度は機材の所有者の家までトラックで行って荷物を下ろす作業。しかし!うちのバンドは森林公園を出る時にもたついて他のバンドの人たちとはぐれてしまったのです。苦労して合流した時には荷物半分下ろした後という状況。その後、残りの荷物を下ろすところに先回りしてトラックを待ってたんだが、途中でどこかで火事があって激しく渋滞したらしく、トラックの到着が遅れた。残った機材を全部下ろして今度こそ終わり。あとは打ち上げです。

可児の扇屋という焼き鳥屋で打ち上げ。激しく食いまくり。激しく酒に弱い俺も飲んだ。途中でなまーずのボーカルのKさんに捕まっていろいろ話してたんだが、素面でいることの方が珍しい印象のあるKさんよりも俺の方が酒にやられてヤバかった。話し掛けられても途中からは何を聞かれてるのか分からなくなったり便所行く途中でコケそうになったり急激に眠くなってテーブルで一瞬寝たり、俺が一番ヤバイ状態に陥っていた。でも楽しかった。胃が小さくて思ってたほど食えんかったが、割り勘で3600円だったので間違いなくそれ以上は胃に収められたと思って一人満足してた。カクテル2杯飲んだだけなんだけど、本当にもう何が何だかわからない状態まで酔っていた。まっすぐ歩けなかった。SALLYさんは2次会に行くと言って他のバンドの人たちと夜の街に消えて行った。俺は疲労と酒で危篤状態で、他の2人は翌日の仕事に支障が出ないように帰ることに。で、SALLYさんの機材が車に積まれたままになってたので毎週お世話になってるスタジオに預かってもらうことにしてスタジオまで持っていった。そして閉店まで雑談して帰宅。長い長い1日だった。確実に1週間分以上体力を使った。気を失うように眠りについた。酒の飲みすぎで頭が痛かった。

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