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CHOSANGの日記

なかなかパチスロ辞められないorz

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2004年06月12日

不安・・・

公開日時: 不明

明日はBRの4thライブ。地元可児では初のライブになる。

ライブ前は基本的にテンションが上がる。が、反面不安も大きい。
バンドは結成2年半を超え本来ならばそこそこの腕はあるはずなんだがハッキリ言ってド下手。まったく・・・箸にも棒にも掛からんとは俺達の事だ。情けない。しかしライブ前の不安とはテクニック面の事では無い。テクニックなど今更どうこう言っても始まらん。既に諦めていると言っても過言ではない。

では何に不安を感じているのかと言うと、それは勢いである。
ライブをやる度いつも思うが俺達のバンドには勢いが足りてない。足りてなければどうなるのか?簡単だ。俺達のバンドには何も魅力が無い。

つまりテク無し+勢い無し+ルックス悪し=盛り上がらない

テクとルックス、こればっかりは今更どうしようも無い。だから残った勢いでしかこの構図を打破する手段は無い。っつうかロックバンドなんだから勢いが無ければ半分死んだようなもんだ。むしろ勢いが無いならロックは辞めた方がいいと俺は思う。
今回も今までのライブと同じく俺達が出演バンドの中で一番(ブッちぎりで)下手なのは「風の強い日に立ち小便したらズボンにかかる」って位明確に解っている。
だから他の2バンドを押しのけて観客を沸かせるには「演奏と歌は下手だが[6]勢い[/]だけは他のバンドに負けん!この勢いでライブハウスごと飲み込んでやる!」位の気合がバンドには欲しい。
だがうちのバンドじゃそれも望めんと思う。まぁ細かく書く事はしないがどう考えても無理。つまり俺達は永遠に客を沸かすことの出来ないバンドとなるだろうね。間違いない。

だから今回は俺も少し無い頭を絞って考えた。
俺はいつもライブになるとセットリストに沿ったMCや演出っぽい事を考える。殆どはマシンガンズの受け売りやその流れを汲んだものだが、その時の季節や土地柄などを汲んで曲に繋がる前口上を主体に構成してきた。余談だが俺はよく素人のライブを見て思うのが「テンポの悪さ」である。テンポとは曲のテンポでは無くライブを1つのショーとして見た場合の曲と曲の繋ぎであったり間であったりそういったモノである。よく2、3曲やってチューニングとかしてる間誰もその間を繋ごうとしない。チューニングの狂いにくいBassやチューニングの要らないDsで適当にフレーズを弾いて間を繋いだり、MCを入れて間を繋ぐなりして「流れ」を切らない様にするべきである。あと最悪なのが「次はこの曲です。聴いて下さい。」って言うMC。カァ〜もう最低だね。ダサ過ぎる。知性のカケラも無いって感じ。基本的に俺はMCは休憩とは思っていない。MCとは使い様によっては初めて見るバンドの雰囲気やキャラを客に伝えたり、笑わせたり乗せたり、先にも言ったように曲と曲を上手に繋ぐ接着剤のようにも使える。またガラッと雰囲気を変える事も可能な物だ。よく「MCなんて必要無い」と言う人がいるがそれは大きな誤りである。MCはライブを1つのショーとしてスムーズに展開させる為には必要不可欠な物であると断言できる。だからMCで喋ってる(主にVo)人間に限らずメンバーはMCの間も集中して望んでおくべきなのである。しかし素人なんだから何もそこまで・・・と思う人も居るかも知れないが、プロであろうがアマであろうがステージに立つ以上同じミュージシャンでありアーティストなのである。人に物を見せる以上ライブの構成や展開は常に考えておかねばならん事だと俺は思うしそう信じている。他のバンドがこれが出来ないと言うならなおさら付け入る隙があるってもんですよ。
あと数日前にSALLYさんと話してる中で「ライブではハプニング(失敗)があった方がウケる。ガチガチに作り込んだ展開よりもイイ。」と言われた。俺は即座に反論した。確かにその場はウケるだろう。しかしそれは偶然の賜物であって必然では無いのだ。もう少し言えばハプニングでのウケはウケであってウケでは無い。客はこっちが失敗したのを見て喜んでいるのだ。キツイ言い方をすれば嘲笑されているのだ。バカにされているんですよ。それをウケたと勘違いして喜んでいるなんて言語道断、ステージに立つ者として恥ずべき行為だ。昔なんかの番組で落語家の師匠が弟子に「客に笑われるな、笑わせろ。」と言ったらしい。解ります、この意味?まさに上記の件ですよ。笑われているのはウケてるんじゃぁ無いんです。ウケた後客にクレイジーと言われてはダメなんですよ。ブラボーと言われなくてはッ!結果オーライと言う捉え方もあるでしょうが俺は納得しませんよ。どんな喜劇や舞台にも台本はあるんです。筋書きの無いメクラなステージなんて有り得ないんですよ。

だが前回の年末ライブではあまりの時間の無さでライブ直前のリハ終了後にメンバーに「こう言う風にふるからこう応えてくれ。そんで次の曲に入る。」みたいな事を言ってギリギリで間に合わせた。しかしライブが終わってみると「中途半端な仕込み」だとか「ネタ作り過ぎ」などとメンバーから言われた。ハッキリ言ってショックでしたよ・・・こちとら独りで一生懸命どうやったら上手くいくかを必至こいて考えているのにそんな言い方って無いだろう!?「だったらお前が全部考えてやってみろッ!」って言いたい気分ですよホントに。展開上ネタを仕込んでおくのは当然だし、仕込んだネタをいかに自然に出すかはメンバー全員の演技力や集中力、協調性が重要なんじゃないんですか?違いますかね?
ハッキリ言って俺が喋ってる時休んでんだろ?急に俺に話振られてビックリしてるのを何度か見てるっちゅうねん。何度も言うがMCは休憩じゃない!俺が喋ってる事に対して相づち入れる位の勢いでいてもらいたいもんだ。ってなんで俺はメンバーにキレてるんだ!?

まぁそんな事もあって今回は一風変わった構成にした訳ですよ。今回は前口上一切無し!楽器で繋ぎを構成すると言った我々の中では初の試みを行う事にした。また曲にアレンジを加える事も今回はやってみる。音楽の知識が全くゼロの俺が必至こいて考えた新しいBRの形。上手くいくかどうかは全く解らん。と言うよりあおりの所で誰も付いて来てくれなかったらどうしよう!?と思うと眠れない・・・所詮一個人が小さな世界観の中で構築した展開だ。自分では結構イイと思っていても結局自己マンでしかなく他人が見るとショッポイ展開なのかも知れない。誰一人として感動を与える事が出来ないかも知れない。最悪、超中途半端なダサいライブだったと罵られるかもな・・・。本当に不安で不安で堪らない。ライブ前に意気消沈って感じだ。こんなんで勢いのあるステージなんか出来るのだろうか?

それでも何とか自分を奮い立たせ、明日ステージに立つしかない・・・・

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