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犬土偶日記

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話題:ゲーム

2024年09月18日

NieR Replicant ver. 1.22474487139... (4)

公開日時: 2024年10月10日 01時09分09秒

PS Plusゲームカタログから9月17日に消える予定のNieR Replicant十三機兵防衛圏を何とか期限までにクリアしたかった。当初はNieR Replicantの5種類のエンディングを全て見てから十三機兵防衛圏をやり始めるつもりだったが、時間的に不可能っぽかったので、NieR Replicantの方はAエンディングだけとりあえず見て、十三機兵防衛圏をクリアしてまだ時間に余裕があればまたNieR Replicantに戻って来ようと思った。もう十三機兵防衛圏すらもクリアできそうにないくらい追い詰められていたので、NieR Replicantは1周で終わりかなと思っていた。

十三機兵防衛圏を17日の朝7時にギリギリでクリアし、あと何時間でゲームカタログから消えるか分からないという状況。その時点で30時間起きていて22時間もゲームをやったという極限状態。もう十三機兵防衛圏をクリアしたというところで満足して諦めて寝ようかと思った。どうせ9時までだ。聖剣伝説3の時がそうだった。9時ちょうどで終わった。NieR Replicantの続きをやり始めたとて、あと2時間ではどうにもなるまい。しかしFF10の時は昼頃までは生きていた。もしかしたら今回ももう少し生きているかもしれない。頑張ればBエンディングまでは見れる可能性もないわけではない。ダメ元でやってみるか?買ってまで続きをやるつもりはないので、Bエンドを見れる可能性はここにしか残っていない。YouTube等で他人のプレイを見ることはいくらでもできるが、それでは意味がないだろう。ということで、極限状態だが再開することにした。


※ネタバレ注意

9月17日(火) Bエンディング
マモノの言葉

カイネの石化解除や回想を終えたところから再開。既に1周しているのでこの先にやるべきことは分かっている。1周目よりは早く消化できるはずだ。石の神殿が魔王の城に繋がっている情報をポポルから聞き、石の神殿へ。船で神殿裏へ回り、奥へ。雑魚等は全無視で最短距離で奥を目指す。石化解除の時、カイネの回想でカイネの腕に取り憑いたマモノ、テュランの話が深堀りされた。その影響か、マモノの言葉が分かるようになっている。というか、操作しているキャラは1周目と同じ主人公だが、カイネ編ということでカイネ視点の世界ということだろう。カイネだけは1周目からマモノの言葉が聞こえていたということか。1周目にはなかったムービーが挿入されたりする。石の神殿のボスと雑魚との会話とか。こうやって周回プレイを重ねるごとにいろいろ分かって来る仕組みになっているのだろう。マモノは人間のなれの果て。マモノにはマモノなりの理由がある。奥のボスを倒し謎の石片をGET。村に戻りポポルに話を聞く。石片集めだ。神話の森へ。1周目から特に変化はない。

ロボット山 ロボットと子マモノ

ロボット山へ。ここでも新たなムービー。1周目は兄弟が崩落に巻き込まれて兄が死んで、瓦礫の向こうにロボがいたというやつだったが、2周目はそれより少し前から。マモノ親子が人間に襲撃され、子マモノを守るため母マモノが囮になって人間に殺された。その後、ロボが子マモノのところに現れて一緒に行動するようになった。兄弟が巻き込まれた崩落現場にたまたまロボと子マモノが居合わせたのを見た弟はロボ達がやったと思い込んだようだ。それでロボを異様に憎んでいたらしい。ムービー後、店へ。店の弟から両手剣をもらう。これは既に持っていると主人公が呟く。白の書が2周目だからいろいろあるんだよとメタい発言。壊れて使えないので素材を取りに奥へ。ロボと子マモノが仲良くしているムービーが流れる。どうやら2周目のカイネ編ではそんなに悪くないマモノを人間モドキ達が不当に殺戮しているというような感じで進んで行くようだ。カイネ視点というよりマモノ側の視点。最短ルートで必要素材だけ集めて速攻で戻って素材を渡す。直すのに時間がかかるのでここは一旦終了。

崖の村 エミールの回想

村に戻り、ポポルに話を聞く。次は崖の村だ。マモノ化した村人の言葉が分かるようになったが、恨みつらみばかりで特に重要なことはない。ボスを倒し、エミールが暴走して村ごと消し去るところまでは同じ。ここからエミールの回想の小説みたいなのが始まる。時々文字だけアホみたいに読ませるパートがあってつらい。実験兵器6号、エミールの姉ハルア。暴走して研究員達を殺戮。ハルアを封印するため、石化能力を搭載した兵器となったエミール。ハルアを石化して封印。ここで回想小説は終わり。

海岸の街 ルイーゼ

村に戻り、ポポルに話を聞く。船頭がいなくなったので船頭の家がある海岸の街へ。郵便配達員が難破船で少女のマモノと出会うシーンのイベントが追加。言葉を話せない少女マモノにルイーゼと名付け、世話をする配達員。ルイーゼがマモノだとは気づいていない。歌を教えたりして交流を深めて行く。この時点でルイーゼは赤いカバンを持っているので、既に船頭は殺されていた。場面は変わって街の外。カイネの左腕に取り憑いたテュランとカイネの会話。街からマモノの気配を感じると。またルイーゼと配達員のシーン。配達員がルイーゼに手紙の書き方を教えているが、なかなか上手く書けないらしい。

難破船の近くで主人公とカイネとエミールが合流し、船内へ。船内に入ってすぐ、カイネが気分悪そうにしてエミールと一緒に外から回り込むことになる。1周目では何故だか分からなかったが、2周目ではテュランがカイネに語りかける描写があった。この先に待つ惨状をお前も気づいているだろうと。船頭や街の人達がルイーゼに殺されているのをカイネは先に知っていた。

船の奥でルイーゼのイベント。

「どうして・・・こんな風になってるの?
あの人が・・・帰っちゃったのは、この黒い体のせい?
あの人と、普通におしゃべりしたい・・・
あの人に、怖がられたくない。・・・嫌われたくない。
人の形を維持するチカラを。日の光を受け止めるチカラを。美しい声を出せるチカラを。
もっと人間を食べれば・・・ そうすればきっと人間になれる。」

船の奥でルイーゼと対峙。カイネ&エミールも合流し、配達員もこのタイミングでルイーゼに会いに来る。配達員がルイーゼに近づくと、床が抜け配達員が落ちて行く。「待って」とマモノ語で叫びながら後を追うルイーゼ。船が壊れ始め、甲板に出る主人公達。巨大なマモノの姿になったルイーゼが主人公達を襲う。マモノは日光に弱いはずだがルイーゼは強い日差しの中でも動いている。日光に焼かれながらも凄まじい回復力で強引に耐えている。竜巻のような息を吐く攻撃を見て、これは歌か?まるで人間の真似事じゃないか?とテュランが嘲笑する。

戦いながらマモノ語で話すルイーゼ。

  1. ルイーゼ「ヒトをどれだけ食べても満足なんて出来なかった!」
  2. テュラン「どこで何を吹き込まれたか知らないが、俺たちを喰う気マンマンみたいだな!」

触手を1本破壊。

  1. ルイーゼ「誰も助けてくれなかった!このヒトだけが優しくしてくれた!
       優しさがどういうものなのか、教えてくれた!
       わたしは、人間に・・・人間になるんだ!
       このヒトと・・・同じ言葉で喋り・・・ 一緒に暮らすんだ!」
  2. テュラン「あの男のためか?健気だねえ!哀れだねえ!!」

2本の触手を破壊し、本体の顔も砕く。終わったかと思ったら復活して触手も増える。

  1. テュラン「オイッ!砂浜にさっきの男が倒れてやがる!
       奴はあのマモノの恩人だ!人質に使えそうだな!」
  2. カイネ「・・・うるさい!人間に刃を向ける気はない!」
  3. テュラン「いいから男を人質にとれ!皆仲良く死ぬことになるぞ!」
  4. カイネ「・・・クソッたれが!!」

1周目で何故カイネが配達員を人質に取るという判断ができたのか、ここで明かされることになった。主人公達には分からないことがカイネやテュランには分かっていた。

「こっちを見ろ!こいつはお前の大事な人、なんだろう?」

配達員を羽交い締めにし、刃を突きつける。ルイーゼが怯んだ隙に全員で激しく攻撃。致命傷を与えたかに見えたが凄まじい回復力で復活。それでも諦めず戦い続ける。

「・・・ニンゲン・・・ニ・・・ナルンダ!!」

激しい攻撃を食らって全員倒れ、ルイーゼにトドメを刺されそうになった時、配達員が動く。

「やめろ!」 棒切れを持って叫ぶ配達員。

「怖ガラ ナイデ。モウスグ・・・」

マモノの言葉は配達員には届かない。

「モウスグ ワタシ・・・ニンゲン ニ ナルカラ・・・」

半狂乱で棒を振り回し、ルイーゼを攻撃する配達員。

  1. 「この人たちに!手を出すな!」
  2. 「イッショ ニ 海ヲ 見ルッテ・・・?」
  3. 「ずっと!騙していたのか!」
  4. 「ダッテ アナタガ ウタ ヲ歌オウって・・・」
  5. 「この・・・バケモノめ!」

動きを止めるルイーゼ。僅かに残された力を振り絞って魔法でルイーゼを仕留めようとする主人公。

  1. 「アナタト 生キル タメニ 人ニ・・・ナロウト・・・」
  2. 「おまえなんか・・・嫌いだ!!」

配達員の言葉と主人公の魔法でトドメを刺されるルイーゼ。

  1. 「コンナ体にナッて・・・ワタシ・・・ハ・・・」
  2. 「アア・・・コンナニモ・・・ 世界ハ綺麗ナノニ・・・」

日光に焼かれて塵となって消えるルイーゼ。

1週間後。配達員はルイーゼの気持ちを知らないまま。船頭の妻には船頭が死んだことを告げる。街の外でカイネが海を見ながらポケットから紙切れを取り出す。

「何だ、コレ?」 とテュラン。

  1. 「手紙。アイツが配達員に宛てたものだ。」
  2. 「カカカカカカカッ。汚い字だなオイ!」
  3. 「手本を見て、必死になぞったんだろう。」
  4. 「・・・何て書いてあるんだ?」

手紙を破り捨てるカイネ。

「そろそろ、あいつも起きるころだろう。行くぞ。」

風に舞う手紙の切れ端。

仮面の街 狼イベント追加

村に戻り、ポポルに報告。主人公の家に手紙が来るのを見たと言うのでポストを見に行く。ロボット山の両手剣修理が終わったという知らせではなく仮面の王の結婚式の招待状。砂漠へ。狼のイベント追加。狼のボスのマモノは人との共存を考えていた。しかし普段から人を襲っている雑魚狼のせいで人間は狼を敵視している。王の結婚式を邪魔されないために、仮面の民は狼を大量虐殺していた。仲間を大量に殺された狼のボスのマモノは怒り、生き残った狼を引き連れて王の結婚式を襲撃し、フィーアが死ぬことになった。何故狼が結婚式を襲ったのか、2周目で明かされることになった。フィーアを殺されて逆上した王の復讐が始まる。人間も狼も互いに復讐が目的の争い。狼のボスは死に際に「我等が・・・一体何をしたと言うのだ・・・」と呟き、回想が始まる。マモノになる前は普通の狼だったらしい。人間の老人に飼われていたが、死期を感じた老人が狼に感謝の言葉を告げて狼を野に放った。人間と暮らしていたことがあるから人間と狼の共存も可能だと考えていた。しかし悲劇的な結末を迎えることとなった。

ロボット山 ロボとマモノの最期

ロボット山の奥でロボと子マモノを倒す。侵入者を排除するのが役目のロボ。ロボが倒されると孤独になって困る子マモノ。ロボにやめるように必死に説得する子マモノ。1周目は子マモノがロボを操って主人公達を攻撃していたように見えていたが、実は違った。結局ロボも子マモノも主人公達に倒される。そして店の弟が現れ、動かなくなったロボを発狂したように蹴り続ける。

ロボット山を出たところでイベント発生。

  1. エミール「それにしても不思議ですね。マモノが、どうして機械と一緒にいたのでしょうか?」
  2. 白の書「機械に指示を出し、協力しておるようだった。」
  3. エミール「何か・・・考えがあったんでしょうか。あのマモノには・・・」
  4. カイネ「あのマモノは・・・」
  5. カイネ「・・・」
  6. 主人公「・・・マモノが何を考えていようと、殺したほうがいいに決まっている。」
  7. カイネ「・・・」
  8. カイネ「・・・そうだな。マモノが機械なんかを守ろうとするなんて、馬鹿げた話だ。お前達も気をつけろよ。」
  9. エミール「え?」
  10. カイネ「私も・・・マモノに支配されると仲間でさえ襲ってしまうからな。」
  11. 主人公「違う!カイネは、カイネだ。マモノじゃない。」
  12. 白の書「こやつの言う通りだ、下着女とマモノは違う。マモノは下品な言葉は使わないからな。」
  13. カイネ「ぶっ飛ばすぞ、クソ紙。」
  14. エミール「もしマモノに支配されても、僕が止めます!」
  15. カイネ「そうか・・・」
  16. カイネ「・・・ありがとう。」
魔王の城 イノシシ

鍵が揃ったので石の神殿の奥から魔王城へ。デボル&ポポルと1戦交え、奥の舞踏会ホールへ。踊っている半透明の奴らはマモノ。

  1. マモノ「お前達は、人間ではない・・・
       ここはヒトの聖域。人間でないものは失せろ!
       ここは私たちの守るべき場所。私たちの最後の砦。
       私たちの愛するモノの為に。壊させる訳にはいかない。」

カイネが強引に扉を蹴り開け、奥から球体のマモノが大量に転がり込んで来る。これはマモノの赤ん坊だったらしい。

  1. 子マモノ「オギャア!オギャア!ホンギャア!アアアア!」
  2. 白の書「・・・笑っておるのか?」
  3. 主人公「失せろ、バケモノめ!」
  4. マモノ「やめてー!もうやめてー! 赤ん坊なのよ!何も知らない赤ん坊なの!」
  5. 主人公「カイネッ!?大丈夫か!」
  6. マモノ「長いこと待って、やっと再生できるのに・・・
       せめて、この子達だけは、助けてあげて! お願い。お願いします!」
  7. エミール「カイネさんを助けないと!」
  8. 主人公「大丈夫か?」
  9. カイネ「・・・ああ・・・それよりも。」
  10. マモノ「・・・みんな、こっちに!」
  11. 子マモノ「オギャア!オギャア!」
  12. マモノ「おーよしよし。アバババババ。もう怖くないからね。大丈夫よ。マミーがいますからね。」

マモノと大量の子マモノが合体してイノシシに変身。

  1. マモノ「罪のない者を殺すお前達が正義であるなど、私は認めない。
       無垢な者を惨殺するケダモノめ・・・許すものか!!」
  2. カイネ「許してほしいなどと思ってはいない!」
  3. 主人公「カイネ?」
  4. テュラン「何だ?今のおまえの・・・心。・・・憎しみでも悲しみでもない・・・この色は?」
  5. カイネ「知るか!」
  6. エミール「カイネさん!大丈夫ですか!?」
  7. カイネ「大丈夫だ! こいつらを蹴散らして、先に進むぞ!」
  8. テュラン「・・・おもしろい。実におもしろい!」

イノシシにトドメを刺す。

  1. 主人公「マモノめっ!」
  2. 白の書「おい・・・」

背後に鎧を纏ったイノシシが出現。こいつは無敵だ。ドアを開けて奥へ。イノシシから逃げて螺旋階段を駆け上る。その先の部屋に閉じ込められ、バトル。

  1. マモノ「この先にはいかせない。私達の最後の砦を守る!」
  2. テュラン「カカカッ!!怒ってるぞ!怒ってるぞ!仲間を殺されて怒ってるぞ!
       おまえと同じだ!憎しみにまみれた存在・・・俺の大好物だ。カカカカカカッ!」
  3. カイネ「・・・そっちも同じだろ。」
  4. テュラン「あ?」
  5. カイネ「憎しみに、逃げ込んでいるだけだ。」
  6. テュラン「・・・」
  7. カイネ「寂しくて苦しくて孤独だから、暴力で自分を誤魔化しているだけだ。」
  8. テュラン「俺は、そんなんじゃねえっ!」
  9. カイネ「いいんだ。」
  10. テュラン「・・・何?」
  11. カイネ「私もそうだから。」
  12. テュラン「・・・」
  13. カイネ「だがそれが判ったところで、何にもならない。もう、手遅れなんだよ。私達は。
       何もかも遅すぎる。今さら引き返す事なんて、出来ない。だからこそ・・・」

無敵のイノシシをどうにもできずジワジワと消耗して行く主人公達。そこに仮面の王達が援軍に現れる。扉を開け、主人公達を先へ進ませ、仮面の王と民はイノシシと戦う。

デボル&ポポル戦 仮面の王の最期

奥でデボル&ポポルと最後の戦い。デボルが死に、発狂したポポルを倒すため自ら犠牲になるエミール。ここで新たなイベント追加。仮面の王とイノシシの戦いの結末。兵士達は全滅し、王1人が瀕死の状態で生き残っている。

  1. マモノ「我等が家族の命を奪った事、許さぬ・・・」
  2. 仮面の王「は・・・はっ。なかなか元気じゃない・・・か。え?」
  3. マモノ「子ども達の未来を奪う、悪魔め!」
  4. 仮面の王「うるせえよ・・・さっさと、来い!」

突進するイノシシのマモノ。槍を突き刺す王。相討ち。

「フィー・・・ア いま・・・いく・・・」

魔王

眠るヨナのそばに佇む魔王。
   「もうすぐ、俺の体が来る。そしたら2人、昔と同じように・・・」

魔王の部屋に突入。ベッドに横たわるヨナ。ヨナに近づこうとすると、床から魔王が出現した。黒の書を撃破し、魔王との最後の戦い。

  1. カイネ「気をつけろ!」
  2. 主人公「わかってる!」
  3. テュラン「カイネ・・・おもしろいな。おまえの心の中は、実におもしろく進化した。複雑怪奇だ。
       憎しみでもなく、悲しみでもなく、ただ白く光る波がさらさらと流れてくるぞ。
       なんだ・・・この感情は・・・?!」
  4. カイネ「わからないか?テュラン。私はさまざまな "声" を聞いてきた。
       その過程で、同情も、恐怖も、憎悪も、経験した。
       私は知っている!私は汚れている!私は間違っている!私は呪われている!
       だが、あいつはそんな私を受け入れてくれた・・・ 赦してくれた!」
  5. テュラン「あいつのために・・・か?」
  6. カイネ「この狂った世界で過ごす時間がまだ少しでもあるのなら・・・ 奴の刃になって死んでやる!」

魔王を倒す直前、ヨナが目を覚まし、魔王に歩み寄る。

  1. 魔王「ヨナ・・・」
  2. ヨナ「やめよう、おにいちゃん。ヨナ、もういいの。他の人のカラダ、いらない。欲しくない。」
  3. 魔王「他の?違う!元は俺達の・・・」
  4. ヨナ「このカラダの中にはもう、別の女の子がいるよ。
       ずっと泣いてるの。『おにいちゃんに会いたい』って。」
  5. 主人公「ヨナが・・・マモノに?」
  6. ヨナ「この女の子も、おにいちゃんが大好きみたい。
       ヨナといっしょだよ。会えないの、かわいそう。」
  7. 魔王「ヨナ!やめろ。やめてくれ・・・」

ヨナが主人公の方を向き、語りかける。

  1. ヨナ「あたなが・・・『おにいちゃん』?」
  2. 主人公「ああ、そうだよ。・・・いっしょに帰ろう。」

頷き、カーテンの閉まった窓へフラつきながら近づいて行くヨナ。マモノは日光に弱い。器のヨナに憑依したオリジナルのヨナは肉体を持たないマモノ。日光を浴びると消滅してしまう。

  1. 魔王「やめろッ!にいちゃんの言うことを聞いてくれ!ヨナ、お願いだ!!」
  2. ヨナ「ごめんね。ごめんね。おにいちゃん・・・ごめんね。ゴメんね。おニイちゃ・・・ン、だい・・・すキ。」

カーテンを開けて日光を浴び、蒸発するように消えるオリジナルのヨナ。

  1. カイネ「今だ!妹に憑いていたマモノは消えた!」
  2. 魔王「うああああああああああ!」

再び襲ってくる魔王。白の書が力を振り絞って魔王の動きを止める。白の書の力を失って魔法が使えなくなり、大量の魔法弾を掻い潜りながら動かない魔王に近づいて武器で物理攻撃をする。

  1. 魔王「ヨナ・・・お前がいない・・・この世界なんて・・・」
  2. 主人公「俺には守るものがある!生きる意味があるんだッ!」
  3. 魔王「無くなってしまえ!!!」
  4. 主人公「・・・魔王・・・おまえは・・・」
  5. 魔王「ヨナ・・・いま逝くから・・・な。」

観念した魔王に一瞬ためらいつつもトドメを刺す主人公。

Bエンディング

真っ白い何もない空間に1人座る魔王。

「ヨナ・・・ 辛い思いしか、させてやれなかった。
おまえを、救ってやる事が・・・出来なかった。
ごめ・・・こんな・・・にいちゃんで・・・ごめんな・・・」

1300年だか1400年だか前の東京。

  1. ヨナ「おにいちゃん、このクッキーあげる。」
  2. 魔王「にいちゃんはもう食べたから、要らないよ。」
  3. ヨナ「おにいちゃん、昨日もそういってた。ほんとうは、一回もたべてないのに。
       ちゃんと・・・はんぶんこだよ?」
  4. 魔王「・・・ありがとう。」

過去を思い出しながら消えそうな魔王。白い空間に1人しかいなかったはずが、背後にロボや狼や神殿のボス、そしてデボル&ポポルが魔王を見守るようにボンヤリと姿を現す。それらが消え、魔王も今にも消えそう。東京時代のヨナが現れ、魔王に駆け寄る。魔王も東京時代の姿に戻る。

  1. ヨナ「ずっといっしょにいてくれて・・・ありがとう。はい。おにいちゃんのぶん。」
  2. 魔王「ヨナ・・・」

スタッフロールが流れる。Bエンディング。スタッフロールの後、さらにイベント追加。砂漠。上空からエミールの頭部が落ちてくる。生きていたのか。

「痛たたた・・・
なんだか・・・えらく飛ばされちゃったみたいですね。
でも、さすがはおねえさんの体・・・死んでも死なない頑丈さです!
よいしょ。ちょっと・・・動きにくいですね・・・頭だけというのは。
みなさん、どこにいるんだろう・・・?
早く会いたいです!
みんなと会う前に、身だしなみを整えないといけませんね。
いや、身だしなみ以前に、体をなんとかしなきゃ・・・
カイネさんとシロさん、喧嘩してないといいなあ・・・あの二人は、ぼくが居ないと・・・」

2周目は中ボスや魔王の声が聞こえるカイネの視点により、マモノ側の事情もある程度分かってきた。マモノの言葉が分かるせいでいろいろと葛藤のあるカイネ。3周目以降、さらに深堀りされるだろう。結局ゲシュタルト計画が何なのかとか、詳しいことは分からないまま。大昔、人類が滅亡しかけた時に、肉体と魂を分けるみたいなことをやったっぽい感じ。それがゲシュタルト計画だろうか。魂の方は今で言うマモノ。暴走する奴が大量発生したらしい。いつか元の人間に戻るため、肉体の方は何代も複製し続けているということなんだろうか。器の体の方が自我を持ってしまい、暴走したマモノと争うようになったというようなことらしい。魂の方も永遠に存在し続けるわけではなく、イノシシが最後の砦と言っていた魔王の城で長い年月かけて再生しているのかもしれない。デボル&ポポルは人間ではなくアンドロイド。監視したり計画遂行のためいろいろやったりする役割らしい。3周目以降でもっと詳しく分かるんだろうか。もしかしたらゲーム内では直接語られずに終わるのかもしれない。


休息

17日の正午を過ぎてもまだゲームカタログから消えていない。いつまで生きているんだろうか。十三機兵防衛圏のラストスパートからそのままNieR Replicantの2周目に突入した。37時間ぐらい起きていて26時間ぐらいゲームをやったようだ。もうさすがに限界だろう。このまま3周目に突入する気力はない。寝て起きたらもうゲームカタログからは消えているだろうし、今度こそこれで終わりだろう。

14時ぐらいまでは起きていた記憶があるのだが、いつの間にか椅子に座ったまま気絶するように寝てしまったらしい。そして22時半に起きた。念のためゲームカタログを確認してみた。十三機兵防衛圏はもう終了していたが、何故かNieR Replicantはまだ生きていた。17日までなので最大でもあと1時間半。もう無理だな。鍵を集めて魔王城に突入するところまで3時間。魔王城で1時間。途中で新イベントが追加されてさらに長引くかもしれない。どう考えてもCエンディングを見るのは不可能だろう。だが、やれるところまでやってみようかと思った。

3周目開始 デボル&ポポルの会話イベント追加

23時頃に開始。3周目もカイネの石化解除のところから。石の神殿クリアまで特に変化なし。

村の北の門から外に出るところで新イベント。図書館のポポルの部屋でポポルとデボルの会話。

  1. デボル「あいつは村を出たみたいだね。」
  2. ポポル「・・・ええ。」
  3. デボル「なあ、ポポル。あいつ、鍵を全て集められると思うか?」
  4. ポポル「集めてもらわないと困るわ。この5年間が無駄になってしまうもの。
       オリジナルゲシュタルトである魔王の居場所がわかった今、彼の暴走を止めないと・・・」
  5. デボル「まさか魔王が閉じこもるなんてね。」
  6. ポポル「鍵を守っているマモノ・・・犬土偶に倒せるかしら。」
  7. デボル「さあな。だが、やってもらうしかない。」
  8. ポポル「・・・」
  9. デボル「怖気づいたのか?」
  10. ポポル「・・・いいえ。すべては『計画』の完遂のため。
       あれは・・・そのための道具にすぎないわ。」

ゲシュタルトというのはいわゆるマモノのこと。オリジナルとは?

神話の森から村へ帰ってきたところで、またデボポポの会話。

  1. デボル「お疲れ、ポポル。暗号の解読は進んでるか?」
  2. ポポル「思ったより厄介よ。もう少し時間がかかるわ。
       それより、デボル・・・漂着した『あの子』の様子はどう?」
  3. デボル「順調だよ。元々、船1つを沈めるほどの力があったけど、さらに成長してるみたいだ。
       ただ・・・なぜか、最近になって人間になることに執着し始めてね。」
  4. ポポル「懸念があるのなら払拭しておかないと。
       もし魔王が『計画』に背くようなら、あの子の力で制さなければいけないのだから。」
  5. デボル「ああ、わかってるさ。心配性だな、ポポルは。
       それにしても、人間になりたい、か・・・
       『イレモノ』のないあの子は、どうあがいたって人間にはなれないのにね・・・」
  6. ポポル「・・・」

どういう仕組みか分からないが、ゲシュタルト計画には魔王の存在がどうしても必要らしい。魔王は妹を救いたいだけ。1000年以上も計画に協力して、ヨナが元に戻る気配がないので実力行使に出たようだ。それが5年前の襲撃。デボル&ポポルにも予定外のことだったんだろう。それ以来魔王は石の神殿の奥に引きこもっているらしい。魔王の居所を突き止めたが、デボル&ポポルも入ることはできず、主人公達に鍵を集めさせることにしたようだ。難破船のルイーゼは魔王の裏切りに対抗するために用意されたようだ。

ルイーゼ戦と結末に新展開

ロボット山、神話の森、崖の村には特に変化はなかった。海岸の街のルイーゼ戦に変化があった。これまでは、バトル後半、最後に顔を破壊する段階でどうやっても削り切ることができず、敵の強攻撃を食らって全滅しかけたところに配達員が棒を持って立ち向かうという展開だった。だが今回は余裕で削り切ることができた。敵の体から力が抜け、動けなくなった隙に本体の少女の部分を叩けと白の書に言われ、動かなくなった巨大なマモノの体を駆け上がって行く。顔部分にいるルイーゼが大量の魔法弾を撃って来るが、別に大したことはない。強引に接近して物理攻撃連打で撃破。

街の外でカイネとテュランの会話。船で見つけたルイーゼの手紙。前回は破り捨てて終わったが、今回は破らずに新たな展開になった。

数日後。浜辺に佇む配達員。
   「なんだか・・・夢でも見ていたようだ・・・」

カイネが現れ、配達員に話しかける。
   「おい、あんた。」

  1. 「あなたは・・・私に何か用ですか?」
  2. 「ほら。あんたに手紙だ。」
  3. 「・・・手紙?」
  4. 「難破船にいた、あいつが書いたものだ。」
  5. 「ルイーゼが!?
     『ありがとう』って・・・
     はは・・・なんだよ、これ・・・
     あれだけ教えてやったのに・・・こんな汚くて・・・一生懸命な字で・・・
     くそっ・・・
     どうして、あいつの笑顔が頭から離れないんだ・・・
     あいつの歌が耳から離れないんだ・・・
     たとえ、人を喰っていたとしても・・・
     バケモノだったとしても・・・」
石の神殿へ

仮面の街も変化なし。鍵は集まった。石の神殿へ向かう。船に乗ったところでまたデボポポの会話。

  1. デボル「これでようやく魔王の城へ入れるな。」
  2. ポポル「そうね。でも、まだ気は抜けないわ。
       彼に魔王を殺されたら、『計画』そのものが破綻してしまう。
       魔王と対峙される前に、わたし達の力で抑えなければ。」
  3. デボル「・・・なあ、ポポル。あいつは、あたし達の話を聞くと思うか?」
  4. ポポル「・・・どうかしら。」
  5. デボル「・・・ 最近、あいつと過ごした毎日を思い出す事が多くて・・・」
  6. ポポル「デボル・・・!」
  7. デボル「分かってる。分かってるんだ。それが許されないってことくらい。
       でも・・・おまえも同じなんだろ?」
  8. ポポル「それは・・・ だとしても、選択の余地はないわ。
       わたし達双子は、そのために作られたのだから。」
  9. デボル「・・・ ははっ・・・不思議だよ。こんなことで悩むなんて。
       魂なんて、無い筈なのにな・・・」
  10. ポポル「・・・」

魔王が『計画』に絶対必要な理由がよく分からない。ゲシュタルト計画の詳細が分からない。とにかく魔王に死なれては困るらしい。魔王は妹を救うため、『計画』に敢えて利用されている立場のようだ。しかし『計画』に疑いを抱き始めているようでもある。ポポル達の思い通りに動かなくなっている。

石の神殿は雑魚を完全スルーして最短で最上階へ。もう何度も来ているので道に迷うこともない。3周目開始からここまで約3時間。あとは魔王城だ。CエンディングとDエンディングを見るためには、武器を30種類集める必要があるらしい。魔王を倒した後の2つの選択肢で上を選ぶとC、下を選ぶとDになる。2周目の途中で所持武器を調べたら29種類しかなかった。3周目に調べたら何故か30種類あった。どこで何が増えたのか分からないが、これで良いはずだ。・・・と思ったのだが、もっと念入りに調べるべきだった。とにかく、新たなエンディングを見れるつもりで石の神殿の奥の最後のセーブポイントでセーブ。セーブデータは3つ作ることができる。ここで2つセーブしておく。3周目をクリアしてCエンディングを見た後、セーブデータが勝手に更新されてまたカイネの石化解除からということになると大変だ。セーブデータをコピーしておけば、ここから始めていきなりDエンディングへ行ける。時間節約だ。

時計を見たら午前2時。もうとっくに18日になっている。何故終了しないんだろう。17日までのはずだ。聖剣伝説3をやっていた時は終了予告がPS4本体の通知機能で何度か告知された。今回それすらもない。一体いつまで有効なんだろう。いつ終わるか分からないのでこのままやり続けるしかない。急げばCとDは見れそうだ。最後のEは難しいかもしれない。


9月18日(水) C・D・Eエンディング
Bエンディング2回目・・・

魔王の城へ。特に変わったところはない。何度もやっているのでボス戦も手慣れたものだ。サクサク進む。イノシシ、デボル&ポポルを屠り、魔王戦へ。これまでと同じように撃破。そして・・・Bエンド。おい!!どうなってやがる。まさか武器30種類なかったのか。数え間違えたのか。1時間無駄にしたか。石の神殿のセーブデータを確認。確かに30種類持っているが、所持率が87%だ。攻略サイトを調べてみた。これまでたまにチェックしていたサイトでは30種類と書いてあったが、それはPS3で出た初代のやつの話だった。リメイク版ではDLCで入手できる3種類の武器も必要で、計33種類必要だとか。とにかく所持率100%じゃないとダメらしい。

武器集め

念のため、DLCで入手できる以外の武器を全種類所持しているかということも確認しておくべきだろう。攻略サイトの武器リストと所持武器を細かくチェック。なんと槍が1つ足りていなかった。ということは30種類持っていないということか。ほぼ毎回数え間違えているのか。もう頭が働いていないのかもな。過労死寸前だ。最後の1つはクエストの報酬で手に入るやつらしい。これは面倒だ。主人公の村の武器屋で受注するクエスト。宝の地図がどうとかいうやつ。図書館で地図を発見し、読めないので修復するために砂漠の街の変なモノ屋で修復してもらう。そのための素材も集めねばならん。ヤギの毛皮が足りない。主人公の村の東門の外に3匹いるヤギを狩る作業。大抵ヤギの肉を落とす。毛皮はレア。何度も門を出たり入ったりしてヤギを湧き直させて倒しまくる。苦労して地図を修復し、武器屋へ。武器屋の主人がいなくなっていて、奥さんに宝を探すように頼まれる。地図のヒントをポポルに聞き、石の神殿にあるらしいというので神殿へ。めんどくせーー!!もう死にそう。神殿の中途半端に奥の部屋でガラクタの山を拾って村に戻り、武器屋へ。また仮面の街へのお使いを頼まれ、どんどん時間を失って行く。お使いを終えて武器屋の主人に報告したら新しい地図をもらえた。またポポルに解読してもらい、北平原の鉄橋の下で目当ての槍を入手。すげえ苦労した。

まだだ。DLCの武器3種を集める必要がある。主人公の家に2周目以降に出現した本の中の世界。中に入ると誰だか分からないオッサンを操作することになる。最初は扉が1つしかないが、クリアするごとに増えて最後は3つになる。中は色が変わった使い回しのダンジョン。大量のマモノがいる。全滅させると先へ進める。ボスを倒すとクリアで、武器が1つもらえ、次の扉が出現する。だんだん難しくなって行くが、2つ目までは楽勝だった。時間は結構かかるが。3つ目の扉の中は敵が硬くてつらかった。アホみたいに時間がかかる。だがそんなに難しいというわけではない。3つ全部クリアするのに何時間かかっただろうか。もう朝だ。無事に武器を全種類集めた。今度こそ所持率100%だ。

暴走カイネ

再び石の神殿へ。最後のセーブポイントで2つセーブ。今度こそCエンディングだ。間に合うだろうか。イノシシの後のデボル&ポポルを撃破したところでエミールの回想のラノベが始まった。定期的に大量の文字を読ませるパートが挿入されるな。研究施設でまだ人間だった頃のエミールとハルアの話。もう残り時間が少ないはずだし、体力的にも精神的にも終わりかけているので大量の文字を読まされるはキツい。

魔王を倒し、ヨナと一緒に窓の外を眺める主人公。それを少し離れた場所から見ているカイネに黒文病が出ている。

  1. テュラン「幸せそうだな。」
  2. カイネ「ああ。よかった。」

立ち去ろうとするカイネ。だんだん苦しそうになっていく。

  1. テュラン「カイネ・・・おまえの体はもう、俺の意思ではどうにもならんところまで蝕まれてる。」
  2. カイネ「わかってる。」
  3. テュラン「あー、くそっ。楽しかったなあ・・・殺して殺して殺して・・・大満足だ!」
  4. カイネ「・・・そうか・・・うっ。」
  5. テュラン「・・・違う・・・違う違う違う!楽しくなんかない!
       おまえを飲み込んで、暴力の塊になって、悪意を世界にまき散らせるっていうのに。
       なんでこんなに虚しいんだ!なんでこんなに哀しいんだ!」
  6. カイネ「きっと・・・私の中に、長く居すぎたせいだな。・・・すまない。」
  7. テュラン「俺に・・・優しくしないでくれっ!こんな気持ちにさせないでくれ!」

主人公とヨナはカイネが苦しんでいることにまだ気づいていない。

  1. テュラン「もう・・・ダメだ。 俺がおまえを飲み込んでしまう・・・」

主人公を操作できるようになったのでカイネに話しかける。

  1. 主人公「カイネ・・・どうしたんだ?」
  2. カイネ「いいか、今から言う事を良く聞いてくれ・・・
       私の左半身のマモノの領域が広がっている。
       もうまもなく、私は暴走してしまうだろう。」
  3. テュラン「止められない・・・ もう俺には止められないんだ!」
  4. 主人公「そんなっ!」
  5. カイネ「いいから聞けっ!」

へたり込み、苦しそうに喘ぎながら喋るカイネ。

「もう、エミールは居ない。私を止める方法は無いんだ。
お願いだ・・・そうなる前に・・・ 私を・・・殺せ。
最後の・・・頼みだからな。」

マモノ化して襲って来るカイネ。アホみたいに強い。白の書がいないから魔法が使えない。

  1. カイネ「テュランッ・・・私は仲間を傷つけたくないっ!」
  2. テュラン「だめだっ・・・止まらないんだよ!
       暴走したゲシュタルトに意識なんか無い!
       おまえと俺の記憶は、全部塗りつぶされちまうんだ!」
  3. カイネ「・・・ハヤ゛グ・・・」
  4. 主人公「カイネッ!」
  5. カイネ「ニ・・・ゲ・・・ グ・・・ッグ・・・」
  6. 主人公「くそっ!なんとかしないと!」
  7. カイネ「ゴロ・・・ジ・・・テ。」
  8. 主人公「殺さない!」
  9. カイネ(・・・逃げて・・・
       せっかく魔王を倒したのに せっかくヨナを助けたのに
       このままでは・・・私・・・!)
  10. 主人公「カイネが居たから、ここまでこれたんだ!
       おまえに出会えたから、今の俺が在るんだ!
       絶対に諦めたりしないからな!
       ・・・愛する人1人も助けられないで・・・
       俺が必ずおまえを助けるっ!!」

こっちは魔法使えないのにカイネは魔王以上に魔法弾を放って来る。被ダメも大きい。油断すると即死しそう。回復アイテムを使いまくりながら何とか耐え凌ぐ。

バトル中断。会話シーン。

  1. カイネ「ワタ・・・シ・・・」
  2. テュラン「・・・助ける方法なら・・・ある。」
  3. 主人公「誰だっ!?」
  4. テュラン「そんなことはどうでもいい!時間が無いのだ。いいか?良く聞け。」
  5. 主人公「おまえは・・・」

バトル再開。魔法弾を避けながらテュランの話を聞く。

  1. テュラン「聞けっ! カイネを助ける方法は・・・ある。
       だが、おまえにとって、それは辛い選択になるだろう。」
  2. 主人公「かまわない!助ける方法があるなら、さっさと言ってくれ!」
  3. テュラン「・・・タイミングを見て、俺がカイネの動きを止める。
       その隙を逃すな。剣できっちり刺せ。」
  4. 主人公「そんなことしたら・・・カイネはどうなる!?」
  5. テュラン「・・・俺を信じられないか?なら、このままカイネを見殺しにするんだな。」
  6. 主人公「くそ・・・」
2つの選択

何とか倒したが、テュランがカイネの動きを止めた気配はなかったぞ。

  1. テュラン「よくやった・・・
       おまえの大切なカイネを救うには、2つの方法がある。
       1つは・・・カイネの胸に剣を突き立てる方法。
       それはカイネの望みであり、この業苦からの解放。」
  2. 主人公「もう1つは?」
  3. テュラン「もう1つは・・・カイネを元の人間に戻す方法。
       この方法をとるなら、おまえの『存在』という交換の品が必要だ。
       ほら、選んでみろよ。」
  4. 主人公「おまえは、カイネの中にいるマモノだな?なぜカイネを助けようとする?」
  5. テュラン「・・・たぶん、おまえと同じ理由だ。 さあ、選べ。」

これがCエンディングとDエンディングを分かつ選択か。カイネの命を絶ち、業苦から解放してやる。自らの存在と引き替えに、カイネを人間にする。後者を選ぶとDエンディングになってセーブデータを全て消すことになる。その後にまた少年時代からやり直して途中からEエンディングに分岐する。まずここはカイネを殺してCエンディングを見るべき。

Cエンディング

槍を胸に突き刺し、カイネ消滅。
 「カイネ・・・いっしょに帰ろう。」

「聞こえるか?
俺は、長年カイネの中にあって、ヤツを苦しめて来た。
それはすなわち、カイネの苦しみを肌で感じてきたということだ。
気が遠くなるほどの苦しみを。
だからわかるのだ。今、カイネに苦しみはない。
おまえのおかげで、カイネは赦され、救われた。
カイネの最期の言葉を伝えよう。」

「ありがとう・・・」

「カイネ・・・」

床に落ちていた月の涙(カイネが髪飾りにしていた花)を拾う。
 「ずっと、いっしょだ。」

Cエンディング。スタッフロール。ヨナはどこに行ったんだ。カイネが暴走する直前まで一緒にいたのに戦い始めてからいなくなった。

Dエンディング

まだゲームカタログから消えない。まだ行けるはず。石の神殿のセーブデータで再開。1時間あればエンディングまで行ける。魔王城に突入し、あんなことやこんなことがあって、暴走カイネを倒した。そして最後の選択。自分の存在を消してカイネを人間に戻す。

テュラン「おまえはこの世から消える。
   おまえの妹、友人、その他全ての人から、おまえは忘れ去られる。
   おまえもおまえの生きていた証も、全て消える。
   それと引き替えに、カイネは再び業苦の世界に舞い戻るのだ。」

この選択肢を選ぶと、全てのセーブデータが削除されます。本当に、よろしいですか?

はい

今回選択しなくても、後から再プレイする事で、この選択をする事が可能です。本当に、よろしいですか?

はい

同一アカウントの本ゲームのセーブデータが複数あった場合、全て削除するので、この選択肢は一度しか選べません。本当に、よろしいですか?

はい

本当に、よろしいですか?

はい

削除するプレーヤーの名前を入力してください。

犬土偶

プレーヤーの名前が入力されました。全てのデータを削除します。

白の書の全ページのデータが順に消えて行く演出。存在を、生きた証を消すというのはこういうことだ。Eエンディングの後でセーブデータが復活すると知っているから躊躇いなくやれるが、知らなかったらなかなか選べないだろう。

カイネが目を覚ます。

  1. ヨナ「だいじょうぶですか?」
  2. カイネ「・・・ヨナ?」
  3. ヨナ「あなたが、助けてくれた・・・のよね?」

立ち上がりながら広い部屋を見渡すカイネ。

  1. ヨナ「ありがとう!!」
  2. カイネ「・・・無事でよかった。」

一瞬主人公の面影がフラッシュバックする。

  1. ヨナ「どうしたの?」
  2. カイネ「え?」
  3. ヨナ「せっかく魔王を倒したのに、ちっとも嬉しそうじゃないのね。」
  4. カイネ「そうか・・・?」

カイネの頭から月の涙が落ち、ヨナが拾い上げる。

  1. ヨナ「"月の涙"だわ。すてき!」

石化解除した時、主人公からもらったものだ。

  1. ヨナ「泣いてるの?」
  2. カイネ「そうらしい・・・なぜだろう?」

窓の外を見る。

  1. カイネ「何か大切なモノを・・・もらった気がするんだ。
       とても大切な、何かを・・・」

スタッフロール。Dエンディング。

PS3版はEエンディングというものがなかったので、ここでデータ削除したまま完全に終わりだったらしい。1回しか見れないエンディング。そしてこれまでの苦労が全て消える。恐ろしいゲームだ。


Eエンディングを目指してNew Game

18日の朝6時。17日でゲームカタログから消えるはずだったのにまだ生きている。いつ消えるんだ?Eエンディングまで行けるのか?ダメでもここまで来たらやるしかないだろう。タイトル画面でLoad Gameを選んでみる。当然だが、全てのセーブデータが消えている。完全に最初からだ。崖の村2回目でボスを倒してカイネが仲間になったところで分岐が発生するらしい。そこまでどれくらいの時間が必要だったか覚えていない。分岐が始まってからエンディングまでどれくらいかかるのかも分からない。New Gameなのでレベルや武器の持ち越しはない。俺本体の技術と経験だけは持ち越せる。まぁ何とかなるだろう。New Gameを選んで5周目開始。名前入力画面でこれまでと同じ「犬土偶」と入力してみた。「その名前はなぜか使用する事ができません。」だと。この世から忘れ去られた名前だから使えないのか。仕方がないので「いぬぬ」で開始。

Dエンディングは少しズルをしてCの終了直前から再開したので3.5周目みたいな感じだった。Eエンディングは通常だと5周目だが、実質的に4周目みたいな感じだ。どう考えても残り時間が少ないというか、本来なら既に終わっているはずの時間だ。もういつ終了しても不思議ではない。少しでも時短できるならやるべき。さて、この世から生きた証を消したという体裁でセーブデータが全て消失し、完全に無の状態からのスタート。レベルも所持アイテムも完全に初期値。ただし、無料DLCで手に入る武器が最初からある。2周目以降に出現するDLCの本の中でオッサンが戦うやつの報酬ではなく、NieR Automataコスプレ装備の1つみたいな感じのやつ。魔法攻撃力がゼロだが、物理がそこそこ強い。少年期に手に入る武器の中でもトップクラスに強い。これ1本で何とかなるだろう。魔法がカスになるのはつらいが、まぁ何とかゴリ押しで行けるだろう。ゲーム内では何もない状態でも、俺本体の数十時間の経験はある。

懐かしい。薬魚を釣りに行ったり。これを1周目でやったのはだいぶ前のような気がする。1周目クリア後にしばらく十三機兵防衛圏をやっていたから、ずいぶん懐かしく感じる。レベル上げの作業とかも一切やらず、強引に進んで行く。時間がないんだ。で、2回目の崖の村でデカいトカゲのマモノとバトル。カイネと協力して撃破。ここから新たなルートへ分岐。

カイネを操作

意識が薄れ、闇の底に沈んで行くカイネ。諦めちゃダメだ!と主人公の声が聞こえて手を伸ばす。差し伸べられた手をガッシリと掴んで現実に引き戻され、仲間になる・・・という流れだったはずだが、手を掴んだ瞬間、その手が消えて闇に落ちて行く。そこで涙を流しながら目を覚ますカイネ。

・・・また・・・あの夢を見た。
抗いようのない苦痛と悲しみが襲う夢。
私は・・・何か大切なことを忘れている気がしていた・・・
折れてしまった剣を見る度、魔王との壮絶な戦いを思い出す。
ヨナという少女を救ったあの日から3年・・・
私は・・・やるべきことを、成し遂げたはず。
なのに、なぜ私は泣いていたのか・・・
あれから3年経った今も、あの日の疑問に答えを出せずにいた。

崖の村の外のボロ家で目を覚ます。エミールの杖もここに持ち帰って地面に突き刺してある。気晴らしか何か分からんが、マモノを倒しに行こうと言う。カイネを操作できるようになった。かなり強い。攻撃力が999の武器を装備している。北平原でマモノの群れを屠っていると、ヨナの村の様子も見に行くようなことを呟き始めた。行けば良いのか。主人公の村の方へ向かうと、途中で衛兵がマモノに襲われていた。マモノを全滅させ、ここは危ないから帰れと言う。しかし衛兵は神話の森と連絡が取れなくなったから様子を見に行かねばならんと言う。カイネが代わりに行ってやるということになり、神話の森へ。その前に主人公の村にも顔を出してみようかと思ったが、入れなかった。

神話の森

森に入ると、人間は全て惨殺されていた。奥にあるあの樹に魔王の城の入口にあった結界のような魔法陣が出現していて、そこから機械の敵がワラワラと出て来た。全て倒し、近くに倒れていた村長に話しかけてみた。村長だけは生きていた。突然『神の樹』から機械が・・・と呟いて絶命。魔法陣は消えていて、樹の根元に穴が開いていた。中に入るしかない。これは樹に擬態した大昔のデータベースみたいなものだったはず。中はどうなっているんだろうか。一本道のトンネルを進む。

謎の声が聞こえる。男と女、2人いるようだ。

  1. ???(男)「ようこそ。人類の海へ。」
  2. ???(女)「ようこそ。罪罰の墓場へ。」
  3. カイネ「・・・なんだ?」
  4. ???(男)「君は・・・レプリカント。」
  5. ???(女)「・・・作られた存在。」
  6. ???(男)「個体名は・・・カイネ。」
  7. カイネ「・・・誰だ、どこにいる!」
  8. ???(男)「落ち着いて。」
  9. ???(女)「急がないで。」
  10. ???(2人)「すぐに会える。」
  11. カイネ「・・・気味の悪いやつらだ。」

機械の敵がポツポツと出現し始め、屠りながら奥へ進む。

  1. ???(男)「これは植物を模した統合情報管理データベース。」
  2. ???(女)「記憶ユニットに現象を記録し、伝達している。」
  3. カイネ「ブツブツと訳の分からない事を・・・」
  4. ???(男)「もちろん、君の情報も観測されている。」
  5. ???(女)「君は・・・ゲシュタルト計画を阻んだ。」
  6. ???(男)「オリジナル・ゲシュタルトを殺したせいで、行き場を失ったゲシュタルト達が暴走。」
  7. ???(女)「大勢のレプリカントが犠牲になっている。」
  8. カイネ「さっさと顔を見せろ!!」
  9. ???(男)「急がなくても、もうすぐ会える。」
  10. ???(女)「もうすぐ、会える。」
  11. カイネ「・・・」

オリジナルゲシュタルトは魔王。レプリカントは主人公達のような、マモノの器として作られた人間の体。ここに来てやっとゲシュタルト計画の詳しい内容等いろいろ語られるんだろうか。もしかしてこの先アホみたいに長いんじゃないだろうな。もう体力的につらい。

ここで行き止まり。まだ奥へ続く穴があるが、その前に魔王の城の入口にあったような魔法陣があって先に進めない。周囲から機械の敵が大量に出て来る。全滅させないと進めないパターンか。最初は木の中という感じだったが、だんだんパイプやら何やら人工物が混ざり始めている。敵を全滅させ、奥へ。

完全に植物要素が消え、機械のみの空間になった。地面から白い人型のやつが2体現れた。双子っぽい。10歳ぐらいの感じの男と女。最初主人公とヨナの子供時代の姿かと思ったが違うようだ。これまで語りかけて来たのはこの2人か。

  1. ???(男)「やあ、よく来てくれたね。」
  2. ???(女)「やあ、よくも来てくれたな。」

臨戦態勢に入るカイネ。

  1. ???(男)「私達はこ・・・」

突進して斬りつけるカイネ。2人とも切り裂かれ、上半身が爆発して消える。しかし背後に無傷で出現。

  1. ???(男)「君は元気だね。」
  2. ???(女)「これでは会話にならない。」
  3. ???(2人)「・・・では、戦おう。」

地面から湧き出たパイプ類が絡み合ってデカい人型の機械の敵に変わる。

  1. ???(男)「僕の名前はk?Κ?Σ?xΗ?」
  2. ???(女)「私の名前はp!Ρ!Η?cS!」
  3. カイネ「ああ?何を言っている!」
  4. ???(男)「私達は管理人。」
  5. ???(女)「この森の管理人。」
  6. カイネ「なんなんだ・・・こいつら。」
  7. 少年「僕たちはずっと見ていた。」
  8. 少女「私たちはずっと聞いていた。」
  9. 少年「繰り返す器の物語を。」
  10. 少女「繰り返される世界の声を。」
  11. 少年「君は何を見せてくれる?」
  12. 少女「君の可能性を見せて?」
  13. 双子「楽しませて。」

なかなか強かったが、無事撃破。

  1. 少年「君は本当に興味深いね。」
  2. 少女「君は本当に期待通りだね。」
  3. 双子「こっちに来て。」

奥へ進む。青い魔法陣が見える。そちらへ向かうと、また地面から双子が出現。

  1. 少年「君は強い。その強さをサンプリングさせてもらった。」

双子が腕を前に出し、地面から大量の敵が生み出される。

  1. 少女「君が旅をしていた頃、一番強かった時を再現した。」

敵はカイネに似た形をしている。

  1. カイネ「これが・・・私だと?」
  2. 少年「これは機械によって模した君の模型。」
  3. 少女「植物をベースにした微小な駆動ユニットを魔素によって結合させている。」
  4. 少年「この森と同じ。」
  5. 少女「量子力学と魔素研究の成果が融合した、巨大な記憶の森。」
  6. 少年「世界の全てを記録している、森。」
  7. カイネ「・・・訳が分からないんだよ!」
  8. 少年「理解する必要は、ない。」
  9. 少女「貴女は殺す事を愛しているから・・・そうでしょう?」
  10. カイネ「脆いな、私はこんなにヤワじゃないぞ!」
  11. 少年「君のコピーをいくら破壊しても無駄だよ。」
  12. 少女「破壊されても分解し、再構成するから。」
  13. 少年「まだまだ、楽しめるね。」
  14. 少女「いよいよ、終わりだね。」
  15. カイネ「うるせえんだよ!
       バラバラに解体して△※◯×を潰してやる!」
  16. 少年「そろそろ終わり?」
  17. 少女「そろそろ限界?」
  18. カイネ「・・・ッ!」
  19. 双子「残念だね・・・」

無限に湧いてくるカイネロボ。ついに押し負け、地面に転がる。
   「クソッタレが・・・!」

トドメを刺されそうになった時、何者かの声が響き渡る。
   「たぁ!」

顔を上げるとそこにはエミール。魔法陣を張って敵の攻撃を防いでいる。頭だけになったはずだが、体もある。そして右腕が2本あるように見える。

  1. エミール「カイネさん、大丈夫ですか?」
  2. カイネ「エミー・・・ル?」
  3. エミール「はい!とりあえず・・・やあ!」

魔法陣を前に押し出して敵を弾き飛ばす。

  1. エミール「ご無事で何よりです!」

腕が左右2本ずつ、計4本に増えている。手を差し伸べられ、どの手を掴むべきが一瞬迷うカイネ。

  1. カイネ「あ・・・ああ。」
  2. エミール「あの魔法陣に強い魔力を感じます。エネルギーの元になっているようです。
       あれを壊せば、カイネさん達も消えるはずです!」
  3. カイネ「わかった!」
  4. エミール「僕が魔法陣を壊すので、カイネさんはカイネさん達を壊して下さい!
       あ!今のカイネさんを壊すって言うのは本物のカイネさんのことじゃなくて・・・」
  5. カイネ「分かってる!集中しろ!」
  6. 少年「7号・・・人類に作られた魔法兵器。」
  7. 少女「6号の魔力を吸収し、人類の限界を超えた存在。」
  8. エミール「え・・・誰なんですか・・・あの人達は?」
  9. カイネ「犬のクソだ。」
  10. エミール「久しぶりですね、こうやって一緒に戦うの!」
  11. カイネ「・・・この感じ・・・覚えがある。
       他にも・・・誰かが・・・一緒に戦っていた・・・? 記憶が・・・」
  12. 少年「・・・特殊な事象振動を観測。」
  13. 少女「彼女に特異点兆候を確認。」
  14. 少年「興味深いね・・・」
  15. 少女「本当に彼女は、興味深い。」
  16. エミール「カイネさん!やりました!」

会話をプレーヤーに全部聞かせるためか、異様にバトルが長い。手が疲れる。やっとエミールが魔法陣を破壊し、カイネロボ消滅。奥へ進むと、白い直方体を組み合わせたような構造物が見えた。

  1. エミール「あれは・・・扉でしょうか?」

また双子が現れる。

  1. 少年「失ったものは、この先にある。」
  2. 少女「君が取り戻す、最後の希望が。」

主人公とその記憶が復活するのか。奥へ進むと、直方体を組み合わせた構造物のみの世界が広がっていた。

  1. エミール「な、なんでしょうか・・・ここは?
       敵は・・・いないみたいですが。」
  2. カイネ「エミール。さっきは騒がしくて話せなかったが・・・
       あの後、いったい何があった?何処にいたんだ?それに何で・・・腕が四本もあるんだ?」
  3. エミール「カ、カイネさん!そんなにいっぱいは話しきれませんよ!」
  4. カイネ「・・・わかってる。 ・・・心配したんだぞ。」
  5. エミール「カイネさん・・・ でも、また会えました。」
  6. カイネ「ああ・・・そうだな。」

直方体以外の構造物も出てきた。魔王の城に入ってすぐの屋上の中庭みたいな雰囲気の場所を通り抜け、さらに奥へ進む。

  1. エミール「カイネさん、僕・・・
       何か大切な事を忘れてるような気がするんです・・・」
  2. カイネ「・・・エミールもか?」
  3. エミール「カイネさんも?」
  4. カイネ「ああ、なんだか知らないが、頭の中にモヤみたいなモノがかかってて・・・」
  5. エミール「僕・・・誰かと何かを約束したような気がするんです・・・
       何か・・・美味しいものを食べるような・・・」
  6. カイネ「ハハハッ。じゃあ、取り戻さないとな。」
  7. エミール「はい。」

魔王城の中庭みたいなところを抜けると、都会のビルのような構造物が周囲に乱立する空間に出た。通路は一本道。

  1. エミール「この先に・・・膨大な魔力を感じます。」
  2. カイネ「・・・エミール。無茶なことはするな、絶対だ。」
  3. エミール「・・・分かっています。カイネさんもですよ。
       もう、一人にはなりたくありませんから。」
  4. カイネ「・・・ああ。」

魔王の部屋の直前の廊下みたいな場所に出た。扉を開けると、魔王の部屋そっくりな空間。真っ白というか全て灰色だが。

  1. カイネ「この場所は・・・魔王の城?」

奥に小さい立方体が斜めに浮いている。

  1. エミール「カイネさん・・・奥に強い魔力を感じます・・・」
  2. 少年「この場所は、特別な場所。」
  3. 少女「あなたにとっても、世界にとっても。」

立方体を攻撃。弾き飛ばされ、魔法弾が大量に飛んでくる。

  1. 少年「そこは様々な情報を保存している、この森の基幹フレーム。」
  2. 少女「世界の全て、君の失った記憶も存在する。」
  3. 少年「記憶・・・というより『世界』と言うべきか。」
  4. 少女「いずれにせよ、それは君の目指すべき答えだろう。」
  5. カイネ「ウルサイッ!」

魔法弾を避けながら立方体に近づき、攻撃してまた弾き飛ばされる。

  1. ???「死んだ方がいいなんて、勝手に決めちゃダメだよ!」
  2. カイネ「この声・・・夢と同じ・・・」
  3. エミール「聞いたことが・・・あるような・・・」
  4. 少年「これは君たちの記憶。」
  5. 少女「何度も繰り返し綴った記録。」

立方体を攻撃。弾き飛ばされる。どんどん弾が激しくなる。

  1. ???「カイネが居たから、ここまでこれたんだ!」
  2. カイネ「これは・・・クソッ!!」
  3. 少年「苦しい?」
  4. 少女「痛い?」
  5. カイネ「耳障りなんだよ、口を閉じてろッ!」

今度こそトドメを刺す。

  1. カイネ「このクソッタレ◯×☆※△◯!壊れろッ!」

コアを破壊して主人公が復活して終わり、なんてことはなく、まだまだ続く。暗闇に無数の巨大な直方体が浮かぶ空間に転移。カイネ1人だけ。

  1. カイネ「なんだ・・・ここは? エミール・・・!?」
  2. 少年「ここは君の記憶。」
  3. 少女「ここは君の記憶。」
  4. 双子「ここは君の世界。」

奥へ進むと、黒い小さい斜めの立方体が現れた。また戦うのか?

  1. カイネ「な・・・なんだこれは?」
  2. 少年「君の奥底にある、甘い記憶。」
  3. 少女「閉じられていた、苦い記録。」

攻撃してみたらワンパンで破壊できた。しかし大量のマモノが発生。

  1. カイネ「マモノッ!」

倒すと細かい黒い立方体に砕けて消える。本物のマモノではないらしい。

  1. 少年「マモノ。ゲシュタルト化された人間の魂。」
  2. 少女「これは記録によって再現されたデータ。」
  3. 双子「君が殺してきた本物の人類。」
  4. カイネ「・・・」
  5. 少年「君はこの世界にとって異分子。」
  6. 少女「記憶と記録の相違がエラーを起こす。」
  7. カイネ「お前らの話すことは訳がわからないんだよ!この腐れ※◯☆※△×△◯!」

マモノの偽物を全て倒すと、また黒い立方体が現れる。破壊したらまたマモノが大量に出るんだろうか。疲れた。少し休みたい。しかしセーブポイントはない。破壊。ロボット山のロボと子マモノが出現。

子マモノ「ピーちゃん、もうやめて!もういいよ!
   やだよ!キミがいなくなったら、ボクはどうすればいいの!
   またひとりぼっちになるよ!寂しいよ!!」

ロボと子マモノは襲って来ない。カイネの記憶から生み出されたものだろうか。周囲にマモノの偽物が大量に現れ、それらを倒して行く。

  1. カイネ「・・・クソ、悪趣味なことしやがって!」
  2. 少年「キミは様々な声を聞いた。」
  3. 少女「恐怖、憎悪、激昂、業苦。」
  4. 双子「それらには意味がある。」

マモノを全滅させ、また立方体が現れる。これまでの中ボス全ての回想があるのか?延々と戦い続けるのか?早く終わってくれ。立方体を叩く。石の神殿のボスが出てきた。

グレーテル「不完全な・・・私達は・・・仲間がいるから・・・完全になれる!
   蔑まれ、嘲笑われ、踏みつけられても、肩寄せあって、補い合って。
   生きてきた者たちなんだ。
   アイツらが生きるのを、邪魔するな・・・」

石の神殿は障害者施設か何かだったようだ。あそこに出るマモノは不完全な奴ばかりだというようなことをテュランが言っていた。今出ているグレーテルはさっきのロボと子マモノとは違い、カイネに攻撃してくる。グレーテルにカイネの攻撃も当たる。大量の雑魚マモノだけでなくグレーテルも倒さねばならんようだ。

カイネ「うるさい!うるさい!うるさい!!
   マモノは殺す!殺すだけだ!」

グレーテルを倒し、空中に双子が現れる。

  1. 少年「君の記憶の一番深い場所。」
  2. 少女「君が閉じ込めていた記憶。」
  3. 双子「これは君の・・・最悪の記憶。」

崖の村のトカゲのマモノ出現。カイネの祖母を惨殺したやつだ。

  1. カイネ「オマエは・・・
       何度でも、殺してやるよこの腐れ☆×◯△※△野郎が!」
  2. 少年「君の記憶から再現したデータをアップグレードした。」
  3. 少女「あなたにこの悪夢が倒せる?」
  4. カイネ「ウルサイッ!ギタギタに切り刻んでやるよ、※☆△※◯野郎!」
  5. 少年「無駄だよ。もう止められない。」
  6. 少女「この悪夢からは逃げられない。」
  7. カイネ「こいつをぶっ飛ばした時・・・誰かがいたはずなんだ・・・!
       クソッ・・・なぜ思い出せない!」

強い。面倒くさい。突然人間みたいな敵が大量に湧いてきた。カイネを迫害していた崖の村の奴らだろうか。

「胸くそ悪いものみせやがって、殺すッ!
・・・わたしは・・・お前らなんかに・・・!」

トカゲが何か強攻撃を仕掛けてこようとしている。死んだらどうなる?どこからやり直し?死ぬわけにはいかんよ。カイネは魔法が使えないからつらい。

「なんだ?魔力が・・・集まっている。
クソッタレッ!かかってこい、この※☆△×◯×※△がッ!」

強攻撃を食らった。イベント的なやつで絶対食らう仕組みなのかもしれん。

「クソッ・・・身体が・・・」

フラつきながらウロウロ歩くことしかできなくなった。小さい球体のマモノから人間みたいな敵が大量に出現。トカゲからの大量の魔法弾も避けながら対処せねばならん。

  1. 村人「忌まわしき娘は去れ。」
  2. 村人「おそましい姿のマモノ憑きめ!」
  3. 村人「オマエは呪われているんだ!」
  4. 村人「オマエがいる限り、この村に平和など来ない。」
  5. カイネ「・・・ウルサイッ!! ・・・黙れ・・・黙れッ!」

ヨタヨタと歩きながら避けるしかできず、敵の魔法弾の動きが速いのでどんどん食らって削られて行く。

「クソッ・・・このままじゃ・・・」

ついに倒れた。暗転。

またラノベを読まされるパターンに突入だ。故郷の崖の村。何故か死んだはずの祖母が生きている。夢なのか。祖母と村に買い物に来ているらしい。薬を買い忘れたことに気づき、カイネが1人で薬屋に向かう。以前の回想で、過去に祖母と知り合いだった薬屋とのエピソードがあった。村人の大半はカイネを嫌っているが、薬屋は祖母との関係もあってカイネに普通に接してくれていた。薬屋からもらったクレヨンで祖母の絵を描き、祖母が大事に飾っていた。その話の続き。祖母が薬屋に絵を自慢げに見せたらしい。いい絵だったとカイネを褒める。薬を受け取り、祖母のところへ帰る。背後でバタンと音が聞こえ、振り返ると店主がうずくまっていた。近づくと、店主が生きたままボロボロと崩れ落ちて行った。他の村人達もボロボロと崩れて行く。急いで祖母の元へ向かうカイネ。祖母も灰に。カイネ自身も。「おい・・・聞こえているか?あやつを取り戻すのだろう?」「あい・・・つ・・・?誰だ・・・?」「まったく・・・手間のかかる女だ」白の書の声だ。「共に旅をした仲間・・・であろう」記憶の底から何かが湧き上がってくる。私には仲間がいた。そうだ・・・私は・・・取り戻すために戦っていたんだ!灰に埋まる世界の中に、鋭く眩い光が差し込む。カイネは、光に向かって手を伸ばす。「とっとと戻ってこい・・・ この腐れ下着女!」

トカゲのマモノと戦っている場面に戻った。魔法「黒の槍」が一本トカゲに刺さる。トカゲが落ちていく。振り返るとそこには白の書。「どうした、まだ思い出せぬか・・・」カイネが白の書に手を伸ばす。トカゲが這い上がってくる。「思い出に浸っている暇は無いぞ。」「ああ、あいつを取り戻す!」白の書が仲間に加わったことで、カイネも魔法を使えるようになった。こうなれば楽勝だろう。黒の槍をフルチャージで満発叩き込めば良いんだろ。

  1. 白の書「我の魔法で奴を破壊するのだ。
       魔法の使い方は分かるな。派手にやってやれ。」
  2. カイネ「言われなくても、クソ×△◯×※△◯を※×△◯にしてやるよ!」

なかなかタフだ。神話の森に来てから結構な時間戦い続けている。

  1. カイネ「なぁ、シロ。」
  2. 白の書「・・・どうした?」
  3. カイネ「・・・・・・ありがとう。」
  4. 白の書「・・・悪いものでも食べたのか?」
  5. カイネ「ぶっ飛ばすぞ、クソ拭き紙。」
  6. 白の書「その調子だ。」
  7. 白の書「おい、分かっておるのか下着女。お前がやろうとしていることは・・・」
  8. カイネ「知るか!私は・・・もう決めたんだ!」
  9. 白の書「そうか・・・」

また村人のマモノが大量出現。長いなこのバトル。もしかしたらこれがラストバトルなのかもしれん。

  1. 白の書「また幻覚に惑わされるんじゃないぞ下着女!」
  2. カイネ「分かってる、もう迷わない!」

トカゲに魔法を叩き込み、トドメを刺す。トカゲと共に双子も消し飛ばされて行く。

  1. 少年「これがレプリカントの可能性!!」
  2. 少女「可能性の未来と、現実の時間が交錯している!」
  3. 少年「光と・・・」
  4. 少女「歌が聞こえ・・・」
  5. ???「・・・イネ・・・だめ・・・だ・・・
       戻っ・・・いけな・・・」
  6. カイネ「うるさい!うるさい!うるさいッ!
       私は決めたんだ!!
       誰の指図も受けない!私は、刃になるって決めたんだ!!
       お前の・・・お前の刃になるって決めたんだ!!!
       絶対に、絶対に、絶対に取り戻してみせる!!
       ふざけんなッ!勝手に消えて!勝手に消えて!どういうつもりなんだ!!
       自分が生きてる意味は自分が決める!
       この命も私が勝手に使う!だから・・・
       とっとと戻って来い!この腐れ※★◯▲野郎!!」
Eエンディング

トカゲのマモノが消え去り、何もない真っ白な空間へ。Bエンディングで魔王が最期に座り込んでいたような場所。ドラゴンボールの精神と時の部屋みたいに真っ白で何もない世界。そこに少年時代の主人公が倒れている。主人公に歩み寄るカイネ。

大切な人を取り戻しますか?

いいえを選んだらどうなるんだ?ドラクエなら何だかんだではいを選ぶまで延々ループする展開だろうが、このゲームだと無慈悲にここで終わってまた最初からやり直しの可能性がある。選んでみたい気持ちもあるが、怖くて選べない。はいを選ぶしかあるまい。もう時間もないし、気力も体力も限界に近い。

はい

この選択肢を選ぶと現在進行しているセーブデータが削除され、Dエンドにて削除したセーブデータが再生されます。本当に、よろしいですか?

はい

セーブデータ再生後はこのセーブデータは削除されるため、この選択肢は一度しか選べません。本当に、よろしいですか?

はい

本当に、よろしいですか?

はい

大切な人の名前は?

犬土偶

プレーヤーの名前が入力されました。セーブデータが再生されます。

白の書が1ページずつ順に全て復元されて行く。

「あとは・・・頼んだぞ。下着女。」

森の地面から何百メートルもありそうな超巨大な白い蕾が生えて来る。花がゆっくり開き始め、エミールが空を飛んで上から見下ろす。中心の雌蕊の上にカイネと少年時代の全裸の主人公。

  1. カイネ「私達の旅は・・・無意味だったのかもしれない。」
  2. エミール「僕たちの過去は、間違いだったのかもしれない。」
  3. カイネ「でも、後戻りはしない。」
  4. エミール「たとえ・・・この世界が終わるとしても。」
  5. カイネ「ここは・・・大切な人がいる、世界だから。」

完全に開花して、スタッフロール。Eエンディング。

「Setting」に「最後の挨拶」が追加されました。"彼女"の家に立ち寄る事で新しい武器が手に入ります。

「最後の挨拶」は声優達の挨拶だった。カイネの家で攻撃力999のカイネの剣が手に入った。終わり。New Game開始からEエンドまで約5時間。結局、ゲシュタルト計画の詳細とか全然分からないままだった。

プレイ後の感想

やり尽くした。18日11時。前日23時から11時まで12時間休みなくぶっ続けでやった。少しの休憩もなく。前日に26時間もゲームをやっていたから、連続12時間というのが全然大したことないような錯覚に陥りそうだが、十分すぎるほどに頭おかしい。凄まじい疲労感だ。前日の疲労も抜け切らないままやり始めたからな。どうせすぐにゲームカタログの期限が切れてCエンディングすら見れないだろうというつもりで始めたのだ。まさかここまで来るとは。17日でゲームカタログから消えるはずだったのに翌日の昼までは生きててくれた。その後、いつ消えたのかは分からないが19日に確認した時にはもう消えていたので、何故か1日だけ余裕があったということだろう。そのおかげで全てのエンディングを見ることができた。俗に言う鬱ゲーかもしれない。ハッピーエンドになる話がほとんどない。ハッピーエンド好きな人にはキツいゲームかもしれない。俺は凄く満足。今年やったゲームで一番良かった。今年何やったっけ。FF10聖剣伝説3十三機兵防衛圏、他には、何もないか。その3つもめちゃくちゃ良かったが、これが一番良かった。続編のNieR:Automataはゲームカタログにはないが、以前セールで安い時に買って積んである。カタログに追い詰められていない時期にやろうと思う。42%OFFぐらいのセールでPS Plusエクストラに12ヶ月加入し、まぁ金額的に元は取れただろうと思う。満足度で言えば、このNieR Replicantだけで十分元を取れたと感じる。アクションRPGとして見ると、アクション部分に物足りなさを感じる人もいるかもしれない。死にゲーと言われるような高難度なゲームが結構人気だったりするので、そういうのが好きな人はヌルいと感じるだろう。俺みたいなライトゲーマーにはこれくらいがちょうど良いかもしれない。このゲームはストーリーも良かったが、特に音楽が良かった。良ゲーは必ず音楽が良い。良ゲーなのに音楽が残念というゲームは見たことがない。最近、スマブラのディレクター等をやっている超有名ゲームクリエイターの桜井政博のYouTubeチャンネルでゲーム音楽に関して同じようなことを言っていて力強く共感した。音楽は超重要。ゲーム全体として俺的には5段階評価で5をつけたい。万人に勧められるとまでは言えない。これはいろいろと好みが分かれそうな要素がある。リメイク版は3年ぐらい前に出たが、元は2010年にPS3で出たものだ。追加要素があったりグラフィックが良くなったりはしたが、基本的には同じようなものだったようだ。14年も前にこんなゲームが存在していたとは。PS3の時代は全くゲームをやらなくなっていた。PS3は持っていたが、買う時点からBlu-rayプレーヤーのつもりで買っていた。気が向いたらゲームもやるかもしれないなどと思っていたが、結局やらなかった。DQ11のためにPS4を買って、PS3は不要になったので売ってしまった。FF13とかPS3のゲームでやってみたいやつもあったのだが、結局全くゲームはやらなかったな。昔のゲームのリメイクには結構否定的な感情を抱いている。そんなの作ってる暇があったら新作を作れと思ってしまう。過去にやって面白かったゲームならリメイクもやらざるを得ない。しかし積極的な感情でやるのではない。どうせ絵が違うだけ。多少追加要素があったとて同じようなもの。何度も何度も同じゲームをやらされる。そういう感覚。過去にドラクエシリーズ等でリメイクを何度かやったが、リメイクで超感動したとか死ぬほど面白かったという経験をしたことがほとんどない。11月に出るドラクエ3 HD-2Dも買うが、それも似たような感じになるのではないかという気がしている。DQ11Sは良かったが、最初から完全版を出せという怒りの方が強かった。リメイクに対しては最初から微妙な諦めの感情がある。一応やるけど死ぬほどやりたいという感じでは全然ない。リメイク作品に対する正直は感情はそういうもの。だが、過去にやらなかったゲームをリメイク作品やリマスター版で初めてやるというパターンも存在するのだ。今年やったFF10聖剣伝説3もそのパターン。初めてやる人にとってはこういうのも良いんだな。過去の作品は今のハードで遊べないということも多い。過去作品をリメイクすることの価値というものを今回身を持って体験した。このリメイク版がなければNieR Replicantをプレイする機会は一生なかったのだ。質の低そうなりメイク作品も結構多い感じがあるので全面的にリメイク肯定!という感じにはならないが、否定的な感情はだいぶ薄れた。ゲーム内で語られなかった裏設定が大量にある感じなので、設定資料集みたいなのを買って読んでみたい気持ちが湧いてきている。NieR:Automataでいろいろ明かされることもあるだろう。いずれNieR:Automataもやる。


前回までのプレイ日記をほどほどの長さで3つに分けて、今回は残りを一気に全部書いた。前の3つと比べて今回は異常に長くなっているが、死にそうな状態で残りを一気に全部プレイした感じを表現するのにも良いだろうと思い、分割せずこのまま更新することにする。読む人はいないだろうが、最大の目的は自分用の記録だから良いのだ。読みたい人がいれば勝手に読めば良い。ちなみに、この後1週間以上、凄まじい疲労に苦しむことになった。耳鳴りや頭痛が数日は消えなかった。前日37時間起きて26時間ゲームをやり、その後特に長いわけでもない睡眠時間を1回挟んで12時間連続プレイ。貧弱な俺にはキツすぎた。無茶しすぎた。

話題:ゲーム

Info.
公開日時2024年10月10日 01時09分09秒
本文文字数62144文字 (タグ込み)
URLhttps://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20240918
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