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2024年06月23日

Koshi Inaba LIVE 2024 〜en IV〜 @Aichi Sky Expo ホールA

公開日時: 2024年06月29日 11時48分43秒

B'zの稲葉浩志のソロライブ。中部国際空港の島にあるAichi Sky Expoという場所。数年前にできた新しい会場。収容人数は6500人と少なめの場所なのでここでライブをやられるとB'zクラスではチケットの競争率が高すぎて死ぬほど厳しい。中京圏は人口も多いので本当に厳しい。B'zはこの会場が好きなのか他の会場が取れないのか知らないが、最近ここをよく使う。HighwayX、Pleasure2023、そして稲葉ソロのenIV。競争率が高いだけでもキツいのに、場所も最悪だ。電車・車・飛行機・船と交通手段はいろいろあって一見交通の便は良さそうに思えるんだが、とにかく遠い。名古屋南部か知多半島に住んでいる人はそれほど遠いと感じないかもしれないが、ほとんどの人にとってとにかくアホみたいに遠くてつらい場所だ。名古屋駅からも電車で1時間もかかるし終点駅なので帰りはみんな同じ電車に乗る。名古屋駅まで分岐なしなので少なくとも金山までは満員電車確定。車でも有料の知多半島道路か国道247号の2択で大渋滞だ。飛行機や船なんて論外だろう。とにかく行くのが大変でつらい場所だ。二度とここでやらないで欲しいレベル。駅から近いのは非常に良いが、駅までが地獄のように遠いのだ。本当につらい。こんな地獄はめったにない。豊田スタジアムよりキツいかもしれない。

中部国際空港に行くというだけでも精神的につらいのに、天候も最悪の状態。いつもは見るたびに激変して信用できない天気予報が何故か今回はいつ見ても豪雨で安定している悲劇。間違っても絶対に晴れさせないという宇宙の悪意を感じる。今日は愛知2公演の2日目。俺が行かなかった昨日は晴れた。俺が行く今日は豪雨。宇宙は俺を恐れている。現地はそれほど荒れないようだが、こちら側が豪雨。駅までどうやって行こうか。傘差して徒歩というのはあり得ない。今日1日のトータルで歩く量を考えると、確実に過労死してしまう。西可児駅に行くだけで瀕死だ。警察に怯えながら傘差して自転車で行くしかないだろうが、雨量によっては傘を差しても悲惨なことになるかもしれない。絶望的に当てにならないYahoo!天気が良い方へ外れてくれることを祈りつつ、WeatherNewsの方も見てみたりしながらひたすら憂鬱な気分になる。ライブ前の高揚感など皆無だ。会場もクソ。天気もクソ。

Yahoo!天気は常時豪雨状態だが、WeatherNewsの方の雨雲レーダーには希望が見えてきた。同じデータを使っているはずなのにこんなに違うのは何故なんだろう。Yahoo!天気の精度が異様に低い。WeatherNewsを信じるなら、予定より少し早めに出れば小雨で行けるかもしれない。外を見ると全然豪雨ではない。時々激しくなるが、大体小雨だ。雨雲の隙をついて少し早めに出ることにした。

ライブに行くのは久しぶりだ。コロナ禍でしばらく有観客ライブをやらない時期があった。復活してからはチケットの抽選に外れて一度も行けていない。超久しぶり。調べてみたら2019年にZepp Nagoyaで見たB'zのWhole Lotta NEW LOVE以来だ。あの頃はまだ紙のチケットだった。俺が行かない間にデジタルチケットというやつに変わっている。今回が初のデジタルチケットだ。ネットで抽選に申し込んで当選したら金を振り込んで、ライブ数日前にWebサイト上でデジタルチケットが発券される。発券ボタンをクリックするとQRコードが表示される。現地でスマホでサイトにアクセスしてQRコードを表示しても良いが、通信障害とかで死ぬ可能性もあるので、念の為家でスクショしておくのが良いだろう。スマホを持っていない原始人はPCで表示してQRコードを印刷して持って行く必要がある。現地で機械にQRコードをかざすと座席番号の書かれた紙が出て来る。紙のチケットを郵送する従来の方式だと簡易書留なので人力で受け取る必要があるし、非常に面倒くさい。デジタル化は大歓迎だ。今回はFCの1次抽選でSS席に当選した。具体的な座席は現地で座席券が発券されるまで分からない。近年、チケ代の高騰が凄まじい。SS席16000円。交通費も含めると1曲1000円みたいな感じか。

新アルバムは26日発売。知らない曲だらけのライブになる予定だった。知らない曲ばかりのライブは記憶に残りづらいから好きではない。もう少し早くCD出せよと思っていた。しかし直前にネット配信されることになった。無料のお試しでYouTube Premiumに入っているので無料で全曲聴ける。曲を覚えるのが苦手なので聴き込んでも全然十分ではないが、何とか予習はできた。もしYouTube Premiumに入っていなかったら予習はできなかった。ダウンロード購入とかサブスクとかで金を使うつもりはない。もし予習のためにネットで買ってしまったらCDも予約購入済みなので無駄に重複して金を払うことになってしまう。それを狙ってわざとCDの発売を遅らせたのではないかと疑ってしまう。実際はライブ直前期に結構売れる他のアーティストがCDを出すから1位取れないかもということで避けてこんな中途半端なことになったんだろう。愛知公演だけCD発売に間に合わないのは可哀想なので配信で先にという哀れみというか救済措置みたいなことだろう。くだらないランキングなんかにこだわらず堂々とライブ前に普通にCD出せば良いだけだ。最近B'zは結構セコい商売をしやがるから、配信とCDの両方を買わせようというような意図でやっている可能性もなくはない。コロナ禍で収入が激減したからその補填のためにいろいろセコいことをやっていて、最近のB'z運営をそういう目でしか見れなくなっている。恐ろしい数のスタッフを養っているからそうせざるを得ない面もあるだろう。簡単に解雇するわけにもいかんだろうし。ヲタにとっては出費がキツいよ。ここ数年、本当にクソみたいに金を搾り取られる。いくらでも喜んで差し出すというほどの信者でもないから何だか冷めた目で見てしまうよ。大勢のスタッフを養うためとは言え、客観的に見てもちょっとキツいなと思うレベル。そもそもの話としてB'zというたった2人の人間に完全に依存した世界だからかなり危険だと思う。近い将来、2人が活動できなくなることは確定している。そうなった時にいくつか関連会社を潰すことになるだろうし確実に仕事を失う人がものすごく大量に出る。失業や転職で相当な人数が大変な目に遭うだろう。まだ2人が動けるうちに稼げるだけ稼いでおこうということでラストスパートに入ったのかもしれない。コロナ禍の損失補填にしては最近の搾取が激しすぎてちょっと怖いレベル。ヲタも高齢者が多くなってきているから、死ぬ前にできるだけ多く使わせようという方向で動き始めたのかもしれない。俺はFC1次抽選で取れたから分からないが、機材解放席を直前販売でSS席大量放出とかで一部のヲタに不満が広がっている。これも安いS席ではなく高いSS席を詰め込んで少しでも儲けようという企みなのではないかと思えてくる。全然そんなことを考えていなかったとしても、最近のやり方があまりにもセコすぎて全てがそういう感じに見えてくるような状況だ。

雨雲の隙を狙って少し早めに家を出た。小雨。傘を差すべきか悩む。差さないと確実に濡れるが、耐えられるレベルではある。しかし駅までの間にどれほど濡れてしまうか分からない。とりあえず傘は差さずに行くことにした。様子を見て考えることにする。今日は遠くに行くのでドラクエウォークも全力でやる。リッカの宿屋のスタンプも大量に貯まるだろう。カジノコインも大量に拾えるだろうから、大量消費して所持量の空きを十分作ってある。ほこらも大量にルーラ登録できるだろう。100件までしか登録できないが。とりあえず必要なほこらは全部クリアして要らないやつは全て削除してルーラポイントもそこそこ貯めて準備してある。会場往復の間にも壺を割ってかなりの量のルーラポイントが手に入るだろう。それも考えて調整してある。あとはイベントのメダル集めだ。イベントモンスターのライオンヘッドが絶望的にメダルを落とさない。カンダタよりはだいぶマシだが。他のプレーヤーの状況をネットで見ると俺はだいぶ運が悪いようだ。それも今日で終わらせることができるだろう。と行く前は思っていた。

西可児駅へ。めちゃくちゃ久しぶりだ。広見線は全て無人駅になってしまった。衰退が激しいな。空港直通の特急も今は平日の朝に2本あるだけだ。今日は日曜なのでない。しかも帰りは犬山までしかない。いずれ広見線そのものが消滅してしまうかもしれないぐらいの衰退ぶりだ。空港直通の特急ミュースカイが頻繁に往復していたらAichi Sky Expoもそんな地獄みたいには感じなかっただろう。座席指定券で余計な出費を強いられることになるが、その価値は十分にある。広見線のミュースカイ復活して欲しい。結局、傘は差さないまま、そこそこ濡れた状態で駅に着いた。駐輪場で自転車を施錠している時、俺が乗る予定の1本前の電車が来た。15分ぐらい早く着いたということか。走ればそれに乗れたが、無理する必要は全くないのでスルー。駅員がいた場所はシャッターで完全封鎖されていた。

電車に乗り、ドラクエウォーク。カジノコインを優先しつつリッカの宿屋に高速連打でチェックイン。ほこらをルーラ登録し、余裕があればライオンヘッドの討伐と壺割り。駅周辺で電車の速度が落ちた時にいろいろ表示されるが、電車の動きが速い時はほとんど何も表示されない。犬山で乗り換え。面倒くさい。ここで中部国際空港行きの準急に乗ってあとは着くのを待つだけ。乗り換え回数は少ない方が良い。しかし準急だとアホみたいに時間がかかる。本当にクソウザい。愛知は岐阜と違って衰退せず人口が増え続けているのか、昔は止まらなかったカスみたいな駅でも頻繁に止まる。普通電車と何が違うんだ。西可児から中部国際空港まで約2時間。果てしなく遠い。往復3時間半以上だ。去年の9月に種子島に行った時も地獄だったな。ミュースカイがあればこんなに苦しまずに済むのに。名古屋までも異様に遠く感じる。そして名古屋からがさらに長い。もし座れていなかったらもう既に死んでいただろう。

ライオンヘッドはかなりの数を討伐した。しかしメダルは1枚も出なかった。銅4枚からのスタートで、すぐに銅が出て5枚になって空港までに銀1枚か2枚は取れて帰りで銀の残りと金で終了というようなのを想像していたんだが、空港に着いても銅1枚も出ない悲劇で1歩も進まず。地獄か。ほこらもあまり良いのは取れなかった。マーマン+と天気のほこらが大量に欲しかったんだがマーマン+は2個、天気は1個。少なすぎだろう。線路沿いにはあまりなかった。届かないけど見えるというのはいくつかあったが。

空港の駅に着き、既に疲労困憊。空港の方へは行かず、Sky Expoの方へ。昔、1人で種子島に行く時には何故かまずこちらの方へ行って高速船乗り場方面の風景を写真に撮る習慣になっていた。1人で種子島に行った最後は2009年。それ以降は親と一緒に行ったのでこちらの方へは来ていない。久しぶりだ。昔はまだSky Expoなんてなかった。風景が変わっている。ウォーカーズスキルの歩数が貯まっていたので、建物から外へ出る通路の入口付近で魔力のたてごとを発動。今のイベント限定のめったに枠のマタンゴの心が欲しい。25日に始まる5章からはめったに枠が入れ替わる。その前にできるだけマタンゴを集めておきたい。もう300匹以上倒しているんだが全然だ。何の成果も得られずたてごとの5分が終了し、Sky Expo方面へ流れて行く人混みを眺める。稲ソロのTシャツを着ている人が多い。結構な人数だが、密度はそれほど高くない。満員電車みたいな状態にはなっていない。ライブ前は結構分散するからな。帰りは地獄だろう。建物内から会場方面を見ると、会場裏にツアートラックが見える。ツアートラックの記念撮影にしては人が多すぎる。どうやらその辺りにグッズ売り場があるようだ。建物の中で売っているっぽい。俺もSky Expoに行くか・・・と思って歩き始めたが、やめた。まだライブまで時間がある。空港に行ってみよう。空港方面にマーマンのほこらも見える。

国際線の奥に見えていたほこらには届かなかった。国内線の奥に見えていたほこらには届いた。届くやつはルーラポイントを使わず現地消化。すげー疲れた。もうマジで瀕死。無駄に歩き回らずライブ会場に直行すべき。でももったいなく思えてしまう。空港は大混雑。外人がアホみたいに多い。円安のせいか。せっかくなので展望デッキに上がってみたが、飛行機は少なかった。こんなに人が多いのに。国内線カウンターの近くの空いている椅子に座り、来る途中でルーラ登録してきたほこらを適当に消化。疲れた。座って休憩しても絶望的に疲れが取れない。このまま行くしかあるまい。

電車の駅の方へ戻り、奥の出口へ。外に出て歩く。会場まで通路に屋根がある。雨が降っても大丈夫らしい。ただしグッズ売り場に行くには屋根がない場所を通る必要がある。グッズ売り場は会場の建物の裏の方にある。グッズ売り場よりもさらに奥の角の辺りに光の玉の錬金素材が見える。3種類集めないと錬金できない。大体1kmぐらい離れた場所に出現するようになっているが、家から見えるやつはちょっと行きにくい場所のやつが1つ残っていた。ここで取っておくのが良いだろう。その前に、ライブ会場の入口の方のもっと奥、駐車場の方に天気のほこらが見える。そちらを先に潰しておくことにした。会場入口前の辺りで天気のほこらを消化。もうずいぶん無駄に歩いているな。引き返し、グッズ売り場方面へ。装飾されたツアートラックが2種類あって、撮影できるようになっている。他人が写らないタイミングを見計らって入れ替わり立ち替わりヲタが撮影している。俺も記念に撮影したいが、まずはスルーしてもっと先へ。錬金素材を拾って無事に錬金完了。暑い。汗が止まらん。建物の中のグッズ売り場に行ってみたら冷房が利いていたので、そこでしばらく休憩した。どこでもメガモンのラーミアをここで討伐。グッズ売り場に使われている建物は中が結構広い。客は少なく感じた。大して並ばずにすぐ買えそう。でも買わない。大量の荷物を持ってライブ会場に入るのは邪魔くさいし、帰る時も大変だ。今はネット通販で簡単に買えるので、現場で無理に買う必要はない。もうネット通販でも買う気がなくなりつつある。ガチャは会場限定だが、もうそういうのもやらないことにしている。きりがない。グッズは増え続けるんだよ。使いもしない。見もしない。捨てるわけにもいかないし捨てる気もない。何十年も買い続けると置き場に困る。みんなどうしているんだろう。休憩後、ツアートラックを撮影してライブ会場へ。さっき消化した天気のほこらのさらに先にリッカの宿屋やマーマンのほこらが見える。ついでにあれもやっておくか・・・と思って歩き始めたら予想外に遠くて大変だった。もう限界。ほこらを拾って引き返し、ライブ会場内へ。建物に入る前にスマホでQRコードを表示しておく。

駅の改札みたいに何台か機械が並んでいてスタッフがついている。混雑しているかと思ったが全然そんなことはなく、並ばずに行けた。レジのバーコードを読むハンディ機みたいなやつでスタッフがスマホの画面をピッとやると機械から紙が出て来る。座席券だ。席はここで判明する。SS4ブロックだと。これだけではどこだか分からん。ホール前に座席表が掲示されていたので場所を確認。ステージから2本花道が斜め前に出ている。新アルバム名の「只者」と関係あるのか分からんが、「只」みたいな形のステージだ。下手側の花道の先端の横、外側のブロックだ。そこの後ろの方。下手側の花道に来た時にはよく見えるだろうが、通常時はだいぶ斜め方向からなのでそんなによくは見えないかもしれない。運の悪いことに俺とステージの間に背が高い人がいる。稲ソロで過去一悪い席だな。とは言え、過去が良すぎた。ほぼ最前中央みたいな超絶良席だったからな。今回もFC1次抽選でSS席というだけでもかなり運が良い方なのだろう。思ったより狭い会場だ。本当に6500人も入るんだろうか。B'zで使った時は無理に1万人以上詰め込んだという話もあるが、そんなに入るようには見えない。今日は何人ぐらい入っているんだろうか。

17時開演。昔は15分遅れるのがデフォみたいな感じだったが、いつからか定刻開演が普通になった。帰りが遅くなるのは嫌なので時間通りにやってくれた方がありがたい。さて、どんなライブになるか。最後まで立っていられる自信がない。もう気絶しそう。

開演・・・終わった。音がクソ過ぎる。もう帰りたい。全ての音にファズがかかっているみたい。ファズというのはギターとかに使う歪み系のエフェクタ。歪み系エフェクタはオーバードライブ、ディストーション、ファズの順に歪みが強くなって行く。一般的にハードロック・ヘヴィーメタルではディストーションを使うことが多い。軽めの歪みが欲しい時にはオーバードライブを使う。ファズは音が汚すぎるし何をやっているか分からなくなるのであまり使われない。それくらい酷い歪みだ。音が割れているのかホールの残響のせいなのか分からないがとにかく音がクソ。こんなにうるさいのに音が籠もってグチャグチャに歪んで何も聴こえない。何をやっているのか分からない。やたら低音だけ響くし。このホールは公式サイトによると一応音楽にも使えることになっているが、基本的には展示場なので音響には絶対にこだわっていないはずだ。壁も打ちっぱなしのコンクリートだし。機材もカスなのかもしれない。それにしてももっと何とかならんものだろうか。客が入るとリハとは違う感じになるが、そんなのはプロのPAだから分かってやっているはずだし、そもそも2日目だから昨日と同じようにやるだけだろう。PAのミスは考えにくい。ということはやはり会場が壮絶なクソだということだ。確実にこれまでのワースト3に入る。俺本体の問題かもしれない。大音量のライブ自体が5年ぶりだ。自分のバンドのスタジオ練習ですらコロナ以降ほぼやっていない。大音量に晒されるのが珍しい状態になっている。俺の感じ方がおかしくなっているだけで、こんなものなのかもしれない。それにしても不快だ。全然楽しめる気がしない。

  1. 01. NOW
  2. 02. マイミライ
  3. 03. BANTAM
  4. 04. arizona
  5. 05. Stay Free
  6. 06. Golden Road
  7. 07. ブラックホール
  8. 08. Chateau Blanc
  9. 09. シャッター
  10. 10. VIVA!
  11. 11. 静かな雨
  12. 12. 空夢
  13. 13. oh my love
  14. 14. Stray Hearts
  15. 15. Seno de Revolution
  16. 16. CHAIN
  17. 17. 羽
  18. 18. YELLOW
  19. 19. Starchaser
  20. -Encore-
  21. 20. 気分はI am All Yours
  22. 21. 遠くまで
  23. 22. Okay

気を取り直して。1曲目、NOW。確かen3.5の時に初披露された新曲。入りは静かで、その時はそこそこ聴けていたが、いろんなパートが入って音量がデカくなった時に前述のように死んだ。こんなクソみたいな音のまま最後まで聴かされるのかとショックを受けた。歌がちゃんと聴こえない。歌だけではない。ギターも聴こえない。ドラムもちゃんと聴こえない。こんなにうるさいのにマジで何をやっているのか分からない。何の曲をやっているのかは分かるが。

稲葉「enIVに、ようこそいらっしゃい!」

2曲目、マイミライ。この曲よくライブでやるよな。必ずと言って良いほどやっているような気がする。俺はそんなに好きな曲ではないんだが。あまりライブで盛り上がる曲調でもないように思う。最初はギターと歌だけ。途中から他も入って来る。ギターはDURAN。稲ソロでは定番になって来ているな。

激しいベースソロの後、3曲目、BANTAM。ベーシストは徳永暁人。久しぶりだな。en3.5の時も徳永暁人だった。B'zの無観客配信ライブの5 ERASでもやっていたか。B'zはバリーがベースの時代が長かったからバリー以外のイメージがだいぶ薄くなっている。相変わらず音はクソだが、耳が慣れて来たのかPAがちょっと調整したのか、最初の頃より聴こえるようになってきた。

MC。稲「愛知。常滑。セントレア。Sky Expo。どれも間違いじゃないでしょ」心を込めて歌って行きます的な短めの挨拶で次へ。

ステージ後ろのモニターには宇宙みたいな映像が映っている。キーボードのサム・ポマンティが何か演奏しているが何の曲かは分からない。サムも最近B'zでよくやっているイメージ。何の曲かなと思っていたらタタンタタンとドラムが入り、その瞬間arizonaか!と分かった。1stアルバム「マグマ」の曲。1997年かな。初代プレステのFF7をやりながらめちゃくちゃ聴いたアルバムだ。俺的にはマグマと言えばFF7というぐらい強固に結びついている。ドラムは超久しぶりのシェーン・ガラース。B'zで長くやっていたからめちゃくちゃ馴染む。後ろの映像は宇宙ではなく夜空だった。音は相変わらずだが、音数が少なくてうるさくない時はまともに聴ける感じになっている。全パート激しく演奏する状態だと聴けたもんじゃない。しかしやはり最初の頃よりまともに聴けるようになってきている。やはり俺本体の問題だったのかもしれない。単純に慣れてきた感じがする。とは言え、会場の音響がクソなのはもうこの時点で確定的に確信していた。

5曲目。ギターが何か弾き始める。最初は分からなかったが、すぐに分かった。Stay Freeだ。いつのやつだ?4thアルバムのHadouか?5thアルバムのSinging Birdか?Hadouは2010年秋に基本情報技術者試験を受けた頃に聴いていた印象が強い。Stay Freeはそんな頃のイメージではない。Singing Birdだな。en-ballのライブビューイングを観に行った頃のイメージだ。2014年ぐらいか。ん?10年前?めちゃくちゃ最近のように感じるんだが。10年がこんな一瞬で過ぎるなら残りの人生も一瞬じゃないか。もう死がすぐそこまで迫っている。稲葉さんも調子が悪い。高音が出なくて低い方へ逃げたりする。最近はツアーを完走することもできなくなってきている。もう60だもんな。見た目がいくら若々しくても中身はお爺ちゃんだ。ここまでやっているのが奇跡。B'zもあと何年やれるんだろう。俺自身もあとどれくらい動けるんだろう。時間が過ぎるのが早すぎてどんどん不安になって来る。

6曲目。CD通りのイントロをサムが演奏し、入りから何の曲だか分かる安心感。Golden Road。これもStay Freeと同じく5thアルバムから。だんだん音がちゃんと聴こえるようになってきた。慣れとかでこんなに変わるものなんだろうか。PAもリアルタイムで調整しているのかもしれない。とは言え、やはり会場のクソさはもう圧倒的に確信して揺るがない。この会場はクソである。行くのが大変なだけでなく音響的にも地獄のようなウンコである。二度とこの会場でやらないで欲しい。

MC。「もうすぐアルバムが発売されます。先にネット配信されたけど聴いたは人いますか。配信で聴いたからと言ってCD買わなくて良いわけではないけど。」と笑いを取る。貧しいヲタにとっては笑い事ではないだろう。ライブスケジュールを考慮してCDをもうちょっと早く出せば良いだけだ。B'zのHighwayXの時みたいに未発表曲主体のライブをやるというコンセプトでやっているわけでもないんだし、敢えて愛知だけ間に合わないように発売を少し遅らせる必要はない。どうせかなり売れるアーティストが同時期にCD出すから1位取れないかもしれないみたいな理由で来週になったんだろう。それでも危なくなったようで直前になってから景品で釣って複数枚買わせようみたいなキャンペーンが急遽行われている。A賞に応募するなら2枚買う必要がある。B賞ならPremium Editionを買う必要がある。C賞なら通常盤を買う必要がある。全部応募するなら4枚必要だ。全員に当たるわけではないからどうしても欲しい重度のヲタはめちゃくちゃ大量に買わされることになる。まぁそういう狂信的な人は買わされるという感覚でもなく喜んで買うんだろうけど。俺は複数枚買わされるのは嫌だから釣られない。これまで、複数種のオマケに釣られざるを得ず、どうしても複数枚買わされるしかなかったシングルのSPLASH!やDon't Wanna LieやベストアルバムのULTRA Treasureで嫌な思いをさせられた記憶はいつまでも消えない。最初から複数バージョン出す商法も嫌だが、Don't Wanna Lieや今回のようなパターンは嫌悪感が凄い。Don't Wanna Lieの時はAKBのCD付き握手券(しかも2週目)に負けそうになって突然バラードバージョン収録のCDを応募者全員プレゼントなんていうことをやりやがって初回盤と通常盤の両方を発売直後に買わされた。初回盤は当然普通に買っていたんだが、発売後に追加で通常盤を無駄に買わされた。あの頃は通常盤を買う人なんて滅多にいなかったからそもそも通常盤の流通量が少なく、応募期限が迫っていたからネットで買うわけにもいかず、買おうと思ったとしてもネットでも売り切れていて、そこら中のCDショップを駆け巡って通常盤を探す地獄だった。結局名古屋まで遠征して買ったんだったかな。たかがオリコンランキングごときカスのためにヲタに無駄な苦労を強いたB'zスタッフに対しては今も良い感情を持っていない。B'zは好きだがB'zスタッフは嫌いだ。コロナの時も意味のないクソみたいな感染対策とかやりやがって本当に腹立たしい。スタッフにも全力で感謝・全肯定みたいなファンもよくいるが、俺には理解できない。裏方も含めてB'zなのだというような思想は俺は持てない。B'z本人達はもうランキングにこだわっていないんだよ。FC会報のインタビューで語っていたことがある。自分達はそんなに気にしていないけど、スタッフが自分がいる時に記録が途切れるのが嫌なんじゃないの?みたいなことを言っていた。そんな奴らのために何故ファンが踊らされねばならんのか。今回、直前になって突然そんなキャンペーンをやり始めて締切が7月1日の消印。オリコンの週間ランキング集計期間が6月24日から6月30日なのを考えると、どうしても初週売上枚数を上乗せする必要があるということだろう。まぁ俺が思っている通りの理由でやっているんだろう。Blu-ray付きのPremium Editionを予約してあるが、キャンセルして集計期間終了から応募締切までの激烈に短い隙を狙って、7月1日に買って即日応募するなんていう嫌がらせをしてみたい気持ちにすらなるよ。AKB握手券に負けそうになって同じようなことをしたDon't Wanna Lieの時のことを思い出して本当に嫌な気持ちになる。ヲタに複数枚買わせてまで達成する1位に価値はあるんだろうか。いつからか大半のアーティストがオマケや収録曲が微妙に違う複数バージョンを出すのが当たり前になり、挙句の果てには握手券をつけたりして、ファンに同じCDを複数枚買わせるクソみたいな風習が業界全体にできあがってしまった。そんなことをして売上を水増ししたランキングなんてゴミみたいなものだろう。バカじゃないのか。B'zともあろうものがそんなセコいことをする奴らと同じ土俵で競うんじゃねぇよ。B'zに限らず、実力のある人たちは実力のみで勝負して欲しい。セコいことするな。みっともない。それでもB'zスタッフはいまだに1位にこだわり続けている。そんなものもうどうでもいいだろ。と言っても30年以上も連続1位を続けてきて、あと残り10年もないかもというところにきて、ここで記録を途切れさせるのも気持ち的になかなかキツいものがあるかもしれない。ここまで来たら最後までというのも分からなくはない。しかしやり方よな。もうCDという媒体自体の終わりが見えている時代にいつまでこんなことをやり続けるのか。ところで、1位を取られそうな相手はどんな人なんだ?調べていないから全然知らないけども、同じようにセコいやり方で売上を水増しして1位を狙っている人なのか?まさか特に1位とか狙ってなくて普通に実力で1位になりそうな人じゃないだろうな。もしそうならみっともなさが限界突破して惨めな感じになるけど良いのか?普通に売れている人にセコいやり方で挑んで無理矢理1位を取ったとか世間に知れたら落ちぶれたと言われるぞ。大丈夫なのか?そんなセコい1位よりも正々堂々の2位の方が良いのではないか?もちろん実力で1位を取れるならそれに越したことはない。

7曲目、新アルバム只者からブラックホール。俺は歌を覚えるのが苦手。配信開始からたった1週間では新アルバムの曲を覚えきれていない。曲名が分かる程度にはなったが、歌メロすらまだ覚えていないし歌詞も全く頭に入っていない。何故音楽に限ってこんなに覚えるのが難しいんだろう。バンドでも演奏する曲を覚えるのがメンバーで一番遅い。桁違いに遅い。ギターでB'zの曲をやる時も、覚えさえすればすぐにでも弾けるのに覚えるのにアホみたいに時間がかかって全然弾けるようにならない。ギター弾くよりも曲を覚える方が何倍も難しい。俺ほど音楽に向いていない人間も珍しいだろう。新アルバムの曲は朧気な記憶で適当に聴くだけみたいな状況。全く知らない状態よりは遥かにマシだが、うろ覚え状態でライブを観ても記憶に残りづらい。もっと早く聴けるようにして欲しかった。

8曲目、Chateau Blanc。フランス語か?シャトー ブランと読むのかな?新アルバムの中で好きな曲の上位に入る。歌詞の内容も全然知らんような状態だが、曲調が好きだ。下手側の花道の近くは結構当たりの部類の席かもしれない。上手側よりも下手側の方が稲葉さんが来る回数が多い。

9曲目、シャッター。何となく昭和の歌謡曲っぽい感じの曲。やはり会場の音響がクソ過ぎる。こういう静かな曲は結構聴きやすくなるんだが、それでも凄まじく音が籠もっている。クリアに聴こえない。この会場、マジでハズレ。俺的にかなり音が悪いと感じている日本ガイシホールよりもこちらの方がだいぶ悪い。ちゃんとした音楽用のホールでやって欲しいものだ。なかなかそんな会場もないのかもしれない。この近辺のホールはだいぶ潰れてしまった。新しく作られることもなさそう。

MC。斜め前に出ている花道について軽く触れ、これを上手く活用して行きたいと思いますと。次の曲はこの花道で歌うということだろうか。これまでも時々出てくることはあったが、1曲通して花道で歌うのかもしれない。上手側か下手側か、どちらで歌うかが問題だ。下手側で歌ってくれるなら近くて良いが、上手側だと遠くなる。さて。・・・上手側の花道へ歩き始める稲葉さん。そっちか。と思ったらDURANが稲葉さんを慌てて呼び止める。そして下手側へ誘導。どうやら間違えたらしい。みんな笑っていたが、年齢的にちょっと不安になるよな。

10曲目、VIVA!。アコギを弾きながら歌う。上手側の花道にはギターとベース。下手側は稲葉さんだけ。ドラムとキーボードは移動できないのでメインステージから移動なし。客の手拍子に合わせてコーラスを少しやってから曲に入る。

歌い終わってメンバー全員ステージに戻る。サムの演奏で次の曲へ。11曲目、静かな雨。結構好きな曲だ。サビ頭の「静かな」の入りをかなり強めに歌ってCDとだいぶ印象が違った。曲の終わりの方も全パート激しめの演奏。

12曲目、空夢。新アルバムの曲。ゆったりとしたテンポの暗めのバラードなので盛り上がる曲では全然ないのだが、俺はこの曲好き。こんな虚しい夢なら見ない方がマシみたいな暗い内容の歌詞。B'zではやらないような、俺的にはいかにも稲ソロというイメージの曲。意外と後奏が激しかった。

曲が終わり、後ろの方の客が「雨男ー!」と叫んだ。まぁ雨男なんだろうが、言われて気持ち良いものでもないだろうし他の客にとっても別に面白くもないし、不快に思う人の方が多いだろう。叫ぶならもっと気の利いた内容にしろよ。

13曲目、oh my love。サビの「oh my love」のところを客が一緒に歌う。最後はテンポアップしながら激しくなって行く。

バンドセッション。稲葉さんは休憩。

14曲目、Stray Hearts。新アルバムの曲だがだいぶ前に単発で配信されている。何かのタイアップ曲だ。THE FIRST TAKEでも歌った曲。なんかこれまで聴いたのよりずいぶん激しい感じがした。こんな激しい曲だったか。バンドの影響だろうか。声が掠れてきて歌いづらそうな感じが目立ってきた。

MC。enIV 2日目。その前に羽田で6公演en-zeppをやってわけ分からなくなってきていると。覚える曲数が多くてメンバーは大変だろう。en-zeppはB'zでやった5 ERASの稲ソロ版みたいなもので、Zepp Hanedaで6公演、1公演目は1stアルバムを中心としたセトリ、2公演目は2ndアルバム、みたいに内容を変えてやっていた。俺は遠征しないので羽田は行かなかった。これは円盤化に期待。でも円盤化しても6枚セットで3万とか4万とかするのか。なかなか厳しい出費だ。いや、最近のB'zは搾取が激しいから変なオマケをつけてセットで6万とか7万とか平気でやりそうだな。それでも買うしかないのがヲタ。まぁそんなことはいい。メンバーは覚える曲が多くて大変という話からメンバー紹介へ。まずはベースの徳永暁人。「もうのっけからビチョビチョだぜー!」アレンジ・ベース・コーラスで新アルバムに関わって頼りになる男だと紹介される。そしてキーボード、サム・ポマンティ。外人なのに日本語が上手すぎる。どうですか、昨日は平べったい会場と言っていたけどと稲葉に振られ、「のっけからビショビショはなかなか超えられないですけど」と。「のっけから」なんて出て来ないでしょと言われ、そうですねと悔しがる。「外は雨。でも会場の中は晴れてる気分です。」そんな日本語で表現できるのは素晴らしいと稲葉が褒める。「僕らが使わないような単語を使うんですよ、この人。それをあまりよく思ってない節のある人が・・・」とシェーンをチラ見。シェーンも多少日本語を話すし結構凄い方なんだが、何十年もB'zのサポメンで日本にいたのを思えば短期間でネイティブ並になったサムとは見劣りしてしまう。サムも新アルバムにアレンジ・キーボード・コーラスで参加している。次はドラムのシェーンの紹介。シェーンはいつからB'zのサポートをやっていただろうか。GREENツアーからだろうか。GREENだと2002年だよな。2018年のHINOTORIまでいたから16年ぐらいか。なんかもうB'zの正規メンバーみたいな感じもする。B'zのドラムと言えばシェーンみたいな感じだ。「親友が久しぶりに帰って来てくれました」と。拍手と歓声が凄い。シェーン大人気。「久しぶりです。みんな元気ですか?」日本語で挨拶するが、やはりサムと比べるとカタコトの外人という感じが際立つ。後ろからシェーンのドラムの音圧を感じながら歌っているけど違和感ないですと稲葉。そりゃそうだろう。馴染みすぎている。そして最後にギター、DURAN。歌詞の隙間に入り込むようなギター、歌の俺を蹴飛ばすようなギター、耳元でささやくような音、飽きないね。アルバムでも弾きまくってくれています。この後もお楽しみに。on Guitar, DURAN!常滑のみなさん、そろそろ声出したいんじゃないですか!?ちょっと聞かせて!!昨日より大きく!!

15曲目、Seno de Revolution。ずいぶん懐かしい曲だ。2ndアルバムの曲。サムがイントロでエレキシタールを弾いていた。イントロだけ弾いてまたキーボードに戻っていく。

16曲目、CHAIN。オルガンから始まり、何の曲か分からなかったが、稲葉が歌い始めて分かった。1stシングル遠くまでのカップリング曲。確か98年発売。あの頃はマキシシングルとか言っていたよな。コーラスを客にも歌わせる。稲葉と客が交互に何度か歌い、バンドが入って来る。激しい曲が続いて一旦終わってアンコールという終盤の流れに突入したか。今日は何曲やるんだろうか。

17曲目。前の曲終わりから途切れずに次の曲のカウントが入る。キーボードの特徴的なイントロから羽。CDのシングルでは最新の曲。つい最近の曲のように感じるが2016年らしい。8年も前。やはり今日は声の調子が良くない。間奏のギターピロピロパートが定番になっている。CDよりもライブだとかなり激しい曲調になる。後半のサビのタイミングで銀テープが発射される。俺の席まではギリギリ届くかどうかというところ。手を伸ばせば取れそうではあったが、ギリギリ取れなかった。床に落ちたのを拾える状態だったが、拾わなかった。無理な動きをするとヤバいという予感があった。

18曲目、CD化されていない配信限定曲、YELLOW。激しい曲の連続。下手側の花道で歌っていてかなり近くで見れる。激しく盛り上がってはいるが、稲葉の声が掠れすぎてかなり厳しい。歌いすぎて嗄れたのとはちょっと違う感じがするな。もしかしたら例の喘息の症状が出ているのではないかと不安になる。2017年末ぐらいに発症した喘息をまだ引きずっている。爆弾を抱えているから怖いよな。

MC。「最高の声援、幸せです。今日は来てくれてありがとうございました。」次がアンコール前ラストの曲ということか。

19曲目、Starchaser。新アルバムの曲。声の艶が戻った。波がある。やはり喘息の症状が少し出たり消えたりしているような気がする。やはり新アルバムの曲はうろ覚えなのでイマイチ楽しみきれない。

一旦終了。着席。実はライブ開始時点で既に疲労困憊というだけでなく、脚の関節が痛むぐらいの状態になっていた。歩きすぎた。ライブ中にずっと立っているのもつらかった。軽く脚をマッサージしてみたりする。貧弱すぎる。半ヒキコモリが急にライブなんか参加するからだ。ドラクエウォークも自転車でやっているから全然鍛えられていない。

メンバー再登場。立ち上がる。想像以上に脚が痛い。帰りは相当キツいな。もし電車で座れなかったら本気で命が危ない。帰りは全席指定の特急に乗るべきかもしれない。

「これが終わった後も、夢でみんなに会えるように、そんな気持ちを込めて」アンコール1曲目、気分はI am All Yours。新アルバムの曲。

次はサムのピアノから始まる。何の曲か分からないまま歌が入ってくる。1stシングルの遠くまでだった。CDはストリングスから始まるのでずいぶん違うアレンジだ。歌い方も違う。最後の方は稲葉の調子が急激に悪くなって明らかにおかしかった。1フレーズ歌い終えるごとにドラムの方へ行って水を飲んだり吸入したり。ところどころ声が出なくなって無音部分が不自然にあったりした。あの吸入しているやつは喘息のステロイドだろうか。ただの酸素や水蒸気なんだろうか。聴いていて不安になる。

ラストはOkay。

Okay いつかくる アナタのいない世界
埋められない穴をかかえさまよう
Okay 泣かないで 恐がらなくていいよ
終わりがあるから 誰もが切なく輝ける

B'zの活動もそろそろ終わりを意識せざるを得なくなって来ている。通常より若々しく見えてももう老人だ。みんなまるで稲葉が超人のように思っているだろうが、ファンが思っているよりも普通の人かもしれない。これまで無理した分、終わるのも早いかもしれない。今日がたまたま調子悪かっただけだろうか。喘息さえなければまだまだ行けそうにも思えるんだが体力的にも見た目より弱っているかもしれない。コロナに罹って中止ということも最近よくある。あと10年は相当厳しいのではないかと思う。一体いつまで続けられるんだろう。今後はこれが最後かもしれないと思いながら観ることになるんだろう。今後どころか今回が最後になる可能性すらあるんだよな。恐ろしいことだ。いつか必ず終わりを迎える。遠い未来ではないということが本当に恐ろしい。時間が加速してあっという間に何年も経過する。そう思うとB'zどころか自分自身の人生すら残り僅かなのだ。

歌い終わって軽く感謝と挨拶。メンバーの名前を呼んで客に拍手を促す。そしてメンバーに続き稲葉さんも退場。終演!とりあえず、愛知公演は何とか無事に終えることができた。この後どうなって行くんだろうか。無事に完走できるだろうか。また途中で故障して延期や中止にならないことを祈る。

終演後に流れていた曲は知らない曲。サビの最後、beautiful soldierと何度も繰り返す歌詞が印象に残っている。曲名もBeautiful Soldierなのかもしれない。Okayが終わってメンバーがステージから捌けた瞬間、あまりの疲労と脚の痛みに耐えきれず椅子に座ったが、どうやら規制退場もないようで、客も多くが帰り始め、隣の客が俺のせいで脱出できないみたいな状況になったので俺も仕方なく立ち上がって歩き始めた。

今日のライブは5段階評価で4かな。稲葉さんの声の調子の悪さ、会場の音響のクソさ、自分自身の疲労と予習不足、悪い要素はたくさんあったが、それでも全体としては全然悪くなく、良いライブだったと思う。

さて、どうしたものか。こうやってみんな一斉に駅に向かうと電車が死ぬほど混雑する。絶対座れない。全席指定の特急に乗るか。それすらも満員で席が取れないのではないか。入ってきたところを目指して歩いていたが、列が動かなくなった。別の出入口が解放されたのか、別の場所の方が人の流れが速くなった。自分のいるところがほとんど動かないので、スマホの電源を入れてドラクエウォーク。宝の地図に切り替えてみたら建物の出入口正面の道路にお宝モンスター出現スポットが2つ密集していた。少し離れた場所にも1つ。溜まった地図を消化してから帰ろうか。そうしている間にライブ客も少なくなって電車に座れる可能性も出てくる。

外に出て、歩道の人の流れに乗らず道路の方へ。柱にもたれかかって宝の地図の作業。未討伐のお宝モンスターが残っている地図に順番に切り替えながら目の前の出現スポット2箇所に出てくるお宝モンスターを全て討伐。脚が痛い。もう極限状態だ。建物正面の2箇所に出現するお宝モンスターを討伐し尽くし、50mほど駅の方へ向かってまた1箇所出現スポットで順番に地図を切り替えて討伐していく。もう帰りたい。こんなところまで来て何をやっているんだ。意識朦朧としながら計3箇所のスポットに出現する全てのお宝モンスターを討伐。まだ残っているが、これ以上はつらいのでやらないことにする。ボスモンスター未討伐の地図もたくさん残っているので、駅に向かいながらクリアして行くことにした。しかし宝の地図は通常のクエストと違って目的地を設置できる場所がやや遠くにしか出ない。結局駅までに1つしかクリアできなかった。ライブ客は少しだけグッズ売り場の方に残っていたが、大半は帰ったようで駅はそれほど混雑していなかった。特急に乗らなくても良いかもしれない。ちょうど鵜沼行きの準急に乗れる時間だ。ホームに出て電車を覗いてみたら、空席はないが立っている人もいないというちょうど乗車率100%みたいな感じ。座れないなら意味がない。一応先頭車両までチェックしてダメなら15分後の特急に乗ろうと思って先頭車両方向へ歩く。もう疲れた。死にそうだ。前2両に極々僅かな空席があった。急いで乗り込んで座った。助かった。犬山まで座れる。犬山で乗り換えだが、その先で座れなかったとしても10分我慢するだけだ。何とか死なずに帰ることができそう。

発車。往きに拾えなかったほこらやカジノコインやイベントモンスターを拾っていく。帰るまでドラクエウォークのクソ作業だ。遠い。果てしなく遠い。いつまで経っても名古屋にすら辿り着かん。何だこれ。種子島に行った時の帰りを思い出す。あの時もつらかったな。芋焼酎を飲みながら電車に揺られた記憶。今日は何もない。そう言えばしばらく飲食していない。昨日の昼以降、何も食っていないと思う。腹が減った時だけ飯を食う習慣だが、めったに腹が減らないので気づけば丸1日以上何も食っていないということがよくある。油断するとどんどん体重が減っていく。今日はエネルギー不足のせいで疲労が激しかったのかもしれない。音が悪いと感じたのも飯を食わなすぎて自覚はないが体調が良くなかったのも原因の1つかもしれない。まぁいい。終わったことだ。家に帰っても食料はほとんどないはず。帰りにオークワで買って行くか。23時閉店だが間に合うだろうか。どうでもいい。間に合わなかったら何も食わないだけだ。早く帰りたい。電車に乗っているだけでも疲れが増す。あと何時間かかるんだ。ドラクエウォークのクソ作業をやりながら今日のライブを思い出す。忘れないうちに記憶に定着させる必要がある。そうじゃないともったいない。覚えている限りのことを全力で脳に刻んで行く。

5時間ぐらい電車に揺られたような感覚だが、まだ1時間ぐらいしか経っていない。やっと名古屋に辿り着いた。ここからさらに50分。遠い。果てしなく遠い。本気の瀕死状態になりながら犬山に到着。ここで乗り換え。少し待ち時間がある。新可児行きの電車は空席が結構あった。最後まで座れる。発車までの間、どこでもメガモンで出現中のラーミアを討伐。C。西可児に着き、電車を降りる。やっとここまで来た。外は小雨。結局セントレアでは全く雨に降られなかった。でもこちらは往きも帰りも小雨。改札を出て駐輪場へ。微妙すぎる小雨だ。傘を差すべきか悩む。差さないと結構濡れるだろうが、面倒くさい。どうしようか迷ったが、片手運転をする気力もなかったので濡れて帰ることにした。今日で終わらせるはずだったライオンヘッドのメダルは何と1枚も出なかった。何十匹倒しただろうか。まさか1枚も出ないとは思わなかった。西可児に着いてからも帰りながらライオンヘッドを倒しまくったが、全然メダルが出なかった。こんなに出ないものか。オークワへ。もう閉店間際。急いで適当に食料を買った。ついでに酒も。一時的に疲労を紛らわす必要がある。酒を飲むと眠りが浅くなって疲労が癒えないのだが、酔っている間は一時的に疲労を感じにくくなる。その間に今日のことを激しくメモするのだ。日記を書くのは明日以降で良い。メモだけは寝る前にやっておかねばならんのだ。食料を買って帰宅。何と山を上る直前に倒したライオンヘッドが最後の銅メダルを落としてくれた。今日めちゃくちゃ大量に屠って全然ダメだったのに帰ってきてから出るのか。でもまだ銅が終わっただけ。銀3と金が残っている。イベント終了までには終わるだろうが、まだまだ先は長そうだ。

そこそこ濡れたが、結局一度も傘を使わなかった。適当に飯を食い、酒を飲みながら今日のことを思い出してメモをテキストエディタに書き殴る。いつ寝たのかは分からん。明日から数日間、ほぼ確実に寝たきりになるだろうと思った。

Info.
公開日時2024年06月29日 11時48分43秒
本文文字数21579文字 (タグ込み)
URLhttps://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20240623
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