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2023年09月09日

種子島旅行2日目 墓仕舞い

公開日時: 2023年09月29日 06時56分06秒

7時半に目が覚めた。周りに人がいるという環境が珍しい。親達の出す音で目が覚めた。普段は雷でも鳴らない限り、音で目覚めることはない。

8時から朝飯。これも珍しい。普段は起きてすぐに飯を食うなんてことはほとんどない。まぁ今年は仕事の手伝いを頼まれて朝から親の家に行って当たり前に朝飯が出て来るなんていうのが何十日かあったから、そこまで珍しくもないかもしれない。昨日の居酒屋でもらって来たものを適当に食う。腹は減っていないからあまり食わない。

ふれあいの里のネット回線はどこのやつだろうか。種子島のネット環境に興味がある。いずれ宝くじを当てて移住するつもりでいる。ネット環境は非常に重要だ。というわけで、ふれあいの里のWi-Fiを使って自分のサイトのアクセスログを取っているページにアクセスしてみた。IPv4のOCNだった。

外の景色を眺める。何か違和感があってずっと気になっていたんだが、やっと分かった。太陽の里の風力発電の風車がなくなっている。いつもここに来ると夜寝る時に風車の音がうるさかった。酒に酔って感覚が鈍くなっていても違和感を感じるほど印象が強かったということか。あとで調べたところによると、費用対効果や、劣化に伴う危険性などの観点から令和4年10月末で撤去ということになったらしい。1年前になくなったんだな。稼働は20年間だと。そんな前からあったのか。


10時にふれあいの里を出て寺へ。祖母の17回忌の法要。寺まで15分で行けた。車を降りてすぐ、DQウォークで金の卵が孵化し、ホークブリザードが生まれた。ベホマラーも持っていないし素質は下から2番目の優だし、ただのゴミなんだが、ここで生まれた記念ということで「たねがしま」という名前をつけてロックしておいた。使うことはないだろう。寺にあったグラコスのほこらを潰しておくことにした。法事が始まる前に終わらせるつもりだったが、中に入ってバトル開始してすぐに坊さんが出て来たのでポケットの中でオート消化することになった。

前回ここに来た時、常軌を逸するレベルで眠くなったのを覚えている。何のために来たのか分からなくなるほどだった。2016年2月、祖父の23回忌の時だ。鹿児島の叔父の家で一泊してから種子島に来た。2日連続ほとんど寝ていなかったので法事の時に眠気がMAX状態になってしまった。人生であれほど眠かったのは数えるほどしかない。最強レベルの眠気だった。法事後に叔父がインフルエンザを発症して大変だった。法事後というか、それ以前から既に発症していた感じだったが。幸い俺には移らなかった。前々回、祖母の7回忌の時もアホみたいに眠かった。いつも眠いな。今回は大丈夫だった。眠気に関してはな。危ないところだった。便意じゃないぞ。焼香の時に危うく大変なことになるところだった。叔父と親が焼香を終えて俺の番になり、普通に焼香台に向かったのだが、祭壇の前の床でアホみたいに滑って激しく転倒しかけた。マジで危なかった。誰にも気づかれなかったようだが、本当に死ぬかと思った。転倒して祭壇を破壊したら大変なことになっていた。焼香しながら笑いが込み上げて来てヤバかった。何事もなかったかのように自分の席に戻り、弟達の焼香を眺めながら深呼吸。法事は40分ぐらいで終わった。

祖父母の家の近くにある祖父の墓を掘り起こして、寺に預けてある祖母のお骨と一緒に永代供養するという話を聞いていたが、詳しいことは何も知らなかった。この寺にそういう墓地みたいなのがあって埋葬するのかなと適当に考えていたが、どうやら違うらしい。預けてあった祖母のお骨を返してもらい、車に積む。もうこの寺の世話になることはないようだ。永代供養はどこか別の場所でやるらしい。寺のグラコスのほこらは無事にクリアできていた。心はD。

南種子で飲食店を探して昼飯を食うらしい。さっき朝飯食ったばかりだろうが。このタイミングで食う必要があるのか。そう言えば昨日の居酒屋でどこか良い店がないか親の同級生に聞いたりしていたな。お好み焼き屋とかあるらしいが、別にそんなもの無理して食う必要はないだろう。飲食店に興味を持ったことがないので南種子の飲食店なんか俺はほぼ知らない。前回来た時に親の同級生に連れて行ってもらったちょっと高級そうな黒潮という店なら知っている。昼もやっているんだろうか。他には上中の交差点のところにショボそうな食堂があるのを知っている。昨日居酒屋で話していたのを聞いた感じでは叔父も知っているようだが、もう潰れているかもしれない。種子島は土日はほとんどの店が休みだと言う。どこも開いていないかもしれない。そんな状況で無理に開いている店を探してまで食わねばならんのか。朝食ったのに腹が減っているわけがないだろう。どうしても今食わないと死にそうだという人がいるんだろうか。何故このタイミングで飯を食おうとするのか意味が分からない。晩に豪華な飯が食えるかもしれない可能性を考えて我慢するというのではなく、普通に全然腹が減っていない。この状況で飯を食おうという発想が出て来ない。別に食おうと思えば食えるが、無理に食う意味が分からなすぎる。

親の同級生に聞いた店を探すのではなく、上中の交差点のところにあったショボそうな食堂で食うことになった。まだ潰れていなかった。俺が初めて種子島に長期滞在し、祖母が亡くなった年でもある2007年の時点で既にボロかった店だ。客はそこそこいた。メニューを見ても特に珍しいものはない。ごく普通の食堂だ。種子島なのに魚料理が一切ない。とんかつとかラーメンとか餃子とかカレーとか唐揚げとかうどんとか。俺は野菜炒め定食を食うことにした。弟は大関ラーメンというのを頼んでいた。注文時に量が多いけど大丈夫かと聞かれていた。これは単純に量が多いだけのラーメンらしい。大関というのは店の名前だが、何か特別な具が入ったものではないようだ。弟は2日目も昼に無駄飯で満腹になって残念なことになるんだなと思うと笑えて来る。どこでもメガモンのギルギッシュを倒しD、アドこころチャンスでさらにD。ウンコ。昨日発生したまま消化できていなかったキラーゾーンが店から届く場所に出ていたので、ここで飯を食いながら消化することにした。壺がなくて回復できなかったのでスラミチ回復を使った。キラマ2は2匹しか出ず、心はノードロップ。超絶ウンコ。メダルでキラゾボックス1箱交換。中身は当然にC。箱からはほぼCしか出ないな。野菜炒め定食はビックリするほど味がなかった。味覚障害になったかと思うほど。胡椒を結構たくさんかけた。塩がなかったのが残念。醤油は甘いだろうしソースは合わないし厳しい状況だった。弟によるとラーメンも相当に薄味だったらしい。12時15分頃に店を出た。

国道を北上して帰る。長谷の交差点付近であまり枠の高確を発見。車から拾えた。スノーエルダーC。ふれあいの里に帰る前にAコープで買い物。13時半ぐらいに祖父の墓を掘ることになっていて業者と現地で落ち合うことになっているようだ。まだそれまで1時間はあったんだが、親や弟達がAコープで無駄にチンタラ長時間買い物をしていて時間が結構ギリギリな感じになってしまった。

牧川の墓へ。4周年カウントダウンメガモンのゾーマをまだ討伐できていなかった。なかなか届く場所に行けなかった。墓に向かう途中に拾えたのでここで勝負。道中のレアモンを拾いたかったんだが、一本道なので帰りに拾えるだろう。ゾーマの心はB。さっさと倒してしまいたかったのに物理アタッカーが全員マヌーサを食らって無駄に時間がかかった。墓には時間より少し早めに着いたんだが、業者は既に来ていて、墓の入り口に軽トラが止まっていた。坂を上がって祖父母の家の入り口に車を停め、歩いて墓へ。弟達は車で待つらしい。チラッと祖父母の家を覗いてみた。想像以上の廃墟。横にあった倉庫は完全に崩壊して原型をとどめていない。地面はコンクリートで固めてあったはずなのに草だけでなく木まで生えていた。墓に行ってみると、業者の人が2人いて準備していた。墓を掘って骨壺を取り出し、穴を掘って墓石等を埋めてしまうらしい。そこそこ時間がかかるだろうから、叔父を残して他は一旦帰ることになった。



車に戻り、改めて祖父母の家を見る。凄まじい廃墟。縁側もボロボロに朽ち果てている。懐かしい椅子が置いてある。昔のまま朽ち果てている。もう薮になっていて台所の方へは行けない。倉庫のドアの横の裏にあった鍵はもうなかった。落ちたんだろうか。もうグチャグチャになっていて探すこともできない。こんなになってしまうんだな。まだ祖母が生きていた頃の風景を鮮明に思い出せる。つい最近のことのように感じるんだが、ここまで凄まじい廃墟になってしまうとさすがに時の流れを実感させられる。

祖父母の家の前にあったカンダタショーマンのほこらをクリアすることにした。クリアした冒険者の欄を一応見てみたが当然誰もいなかった。ふれあいの里の詳しい場所を知っているのは俺だけなので俺が運転して帰る。シフトレバーが変なやつで、操作方法がよく分からなかった。ほこらをクリアしてから出発しようと思ったが、数分無言で待つのも変なので、オートでバトル開始して出発。やはりおかしい。音だけうるさいのにスピードが出ない。ギアがローなのか?オートマだが半マニュアルみたいな感じになっているようだ。Dのところから横へ動かせるようになっていて、そこでさらに上下に動かせる感じ。自分でシフトチェンジを楽しみたい人向けのモードか?意味が分からん。面倒くさいだけだろ。横へ移動せずにやれば普通のオートマなのか。よく分からんまま適当に野間方面へ向かう。元々天気はそれほど良くなかったが、どんどん悪くなって行った。浜津脇の辺りで既にポツポツ降り始めていて、南の方では雷が激しく鳴っていた。納官の辺りで結構激しく降り始め、どんどんどんどん悪くなって行く。叔父達は大丈夫なのか。墓掘りなんてできるのか。

ふれあいの里に着き、休憩。祖父母の家の前にあったカンダタショーマンのほこらはD。アドこころチャンスが発生し、追加でB。墓掘りは時間がかかりそうだし、しばらく暇だなと思ったらすぐに叔父から親に電話が来た。やはり雨でダメだったのかと思ったらもうすぐ終わりそうだという気配。そんなに早く終わるものなのか。現地で待てば良かったな。弟達を宿に残し、親と2人でまた牧川へ向かう。まずはAコープに寄って親が飲み物を買うと言う。業者の人にあげるらしい。俺は車から降りず駐車場で待つ。数分で買い物を終え、牧川へ。

どうやら墓の方はほとんど降らなかったらしい。祖父の骨壺は取り出せたが、地面が硬すぎて掘れず、穴を掘って墓石を埋めるというのは諦めたようだ。それで作業終了が大幅に早まったということ。墓の構造物を全てバラして倒して平に並べて終わりということらしい。ここは集落の墓地で、昔は奥の方までたくさん墓があったらしい。みんな墓を引き上げてうちの墓が最後まで残っていたということらしい。しかし俺は奥に墓地があった時代を知らない。祖父の13回忌で来た2006年の時点でもううちの墓しかなかった気がする。一体いつからそういう状態なんだろうか。これにてここの墓地は完全消滅ということになった。曾祖母の墓と、もはや祖父母ですら誰のものか分からなかったという先祖の墓もあるが、昔は土葬だったので骨壺もなく、掘っても何も出て来ないので米とか焼酎とかを撒いて供養して墓仕舞いということにするらしい。親達の従姉が西之表からここまで頻繁に墓の世話をしに来てくれていたが、それもなくなるのでここも一気に雑木林になって人も入れなくなるだろう。

祖父の骨壺を車に載せ、ふれあいの里へ帰る。その前に坂の下の店に寄ることになった。坂の下には祖母と仲が良かった人の家がある。国道を挟んで2つ。陸側の家のお婆さんはどこかの施設に入ったらしい。前回来た時はまだそこに住んでいて、16年介護をして1人になったと言っていたが、その後施設に入ったようだ。国道を渡って海側にある店の人はまだそこにいた。もう店はやっていないらしい。

2007年夏に初めて種子島で長期滞在することになって1人で島に来た日にこの店には世話になった。タクシーでクレカが使えず、現金は万札しかなかったんだがタクシーにはお釣りがなく、ここの店で両替してもらって助かった。あの時もし両替できなかったらどうなっていたんだろう。種子島に行く時は細かい金も持って行かねばならんのだ。可児では現金自体をほぼ使わないんだが、種子島では現金が必要。きっと今もそうなんだろう。老人が現金以外を使いこなせるとは思えないから、ほぼ老人しかいない種子島では現金以外の決済方法は普及しないだろう。

最近、南種子町に「あば!Pay」とかいう電子マネーができたとYahoo!ニュースで見たことがある。そんなの普及するわけがないだろう。店の手数料負担が大きいだろうし、使う人もほとんどいないだろう。チャージするのが面倒だし、どこでチャージできるのかも分からないし、チャージしたらポイントがもらえるとか言うが、老人には何もかもがキツそう。絶対普及しないと思うぞ。1年持つかな?調べてみたらあば!Payは今年の8月21日から事業開始だと。めちゃくちゃ最近だな。チャージできる場所も載っていたので見てみたが、普及させる気あるのかというような少なさ。しかも超マイナーな場所ばかり。ちなみに、「あば」というのは種子島独特の叫び声。ビビった時とかに「あば!」とか「あばよ!」とか叫ぶ。若い人もそうなのかは知らない。

しばらく話し込んで、店を出た。墓と店、合わせて1時間程度。もうここの集落にもほとんど人がいないらしい。あと数人。絶滅寸前。知り合いもいないが寂しいものだな。顔見知り程度の酔っ払いはいるが。そう言えばその酔っ払いの人は前に来た時に刑務所に入っているとか噂されていたな。どうせ刑務所ではなく労役場だろう。飲酒運転で捕まって罰金が払えず労役場へという、よくあるパターンだと思う。そういうのを知らない人からすれば刑務所にブチ込まれたと思い込んでも仕方がない。何かやらかして本当に刑務所にブチ込まれた可能性もなくはないが。2007年の初の長期滞在を開始した直後ぐらいに集落の海岸清掃みたいなのに参加した記憶がある。朝早くてキツかった。確か6時からだったと思う。常軌を逸している。どこかに集まって点呼を取って、さぁ!頑張りましょう!という感じで始めるのではなく、それぞれ勝手に海岸に出て掃除する感じだった。ポツポツと人が増え、最終的に20人ぐらいになっただろうか。海岸に漂着したゴミや流木を適当に集めて灯油をかけて燃やしていた。あの時にいた人達がほとんど全部いなくなったんだな。

宿に帰り、魔力のたてごとを使用。おどるほうせき5匹倒して心珠箱2個。まぁまぁの結果。

これから永代供養に行くらしい。南種子の方に祖父母のお骨を持って行く。弟達は行かないようだ。墓から戻って30分程度。忙しなくいろんな場所へ行ったり来たり。16時5分頃に宿を出て、南へ。どこにあるのか俺は知らない。どこら辺なんだろうか。南種子の上中より向こうはもう何もなさそうだからその手前だろう。ソテツより向こうだろうか、手前だろうか。種子島病院より向こうだろうか。寺田葬祭と言っていたが俺は知らない。DQウォークの画面を眺めながらひたすら南へ。上中の少し手前、予想していた範囲内で最大限に遠いところにあった。場所は覚えておかねばなるまい。次に来た時に場所が分からないというのは困る。叔父は当然場所を把握しているが、親はたぶん覚えない。俺が覚えておかないと困ることがあるかもしれない。

敷地内に入り車を止める。建物から人が出て来た。永代供養の場所はもっと奥らしい。車でもっと奥まで行くようだ。案内されて奥へ。普通の墓地もあるようだ。永代供養の墓はちょっとした小屋ぐらいの大きさで、屋根部分に蓋が2箇所あって、そこから中に骨を入れるらしい。宗派によって骨を入れる蓋の場所が違うらしい。ということは中も仕切られているんだろうか。入り口が2つあるだけで中は普通に繋がっているんだろうか。小屋みたいな墓の中で他の人のお骨と混ざるのでもう個別に取り出すことはできない。元々は墓石を作る業者なんだろうか。寺田石材と書かれている。祖父母の骨壺を渡し、供養してもらう。お経も上げてくれた。石材屋でもあり葬儀屋でもあり僧侶でもあるのだろうか。業者の人が2人屋根に上がって骨を蓋のところから流し込む。まずは祖母の骨。その後に祖父の骨。20分ほどで終わった。祖母は叔父が家を買ってどこかに定住する時に家に納骨堂を建てて祖父の骨と一緒に祀ってくれと言っていたが、その望みは叶わなかった。永代供養の費用は税込みで11万円。今後は一切費用はかからない。俺は相場を知らないが、相当に安いらしい。寺に預けて毎年お布施したりするのを考えると負担がなくなってずいぶん楽になるだろう。今後特に何もしなくて良いというのも精神的に楽だ。島に来るたびに寺と墓の2箇所に行くというのも面倒だったが、次からはここに来るだけで良い。いつでも誰でも勝手にお参りして良いらしい。どうも他の叔母達全員に知らせて了解を得てやっている感じではなさそうなので、後でまた揉めることになるかもしれないような気もして多少の不安はあるが、これで親も叔父も肩の荷が下りて一安心というところか。親達もいつ死ぬか分からんしな。そんないつまでも祖父母の墓の世話をし続けることはできないだろう。


熊野に住んでいるいつも世話を焼いてくれる親の同級生が地魚の刺身を用意してくれていると言う。帰りに取りに行くことになっていた。こういうことがあるから無駄に昼飯なんか食わない方が良かったのだ。いつも島に来るたびにいろんな人に食料をもらって食べきれなくて困っているだろう。何故同じことを繰り返すのか。無理してでも毎回豪華な飯を食うというならまだ分かるが、どうでもいいような物を頻繁に食う意味が分からない。ここでどれくらいの量の食料を恵んでもらえるかによって未来が変わる。

その前に祖父の墓仕舞いをしてくれた業者に金を払いに行くらしい。熊野に行くにしては北の方へ行きすぎていたので刺身のことを忘れたのかと思った。墓仕舞いの業者は結局墓石を埋めるところまではやらなかったが、石を移動させるのは死ぬほど大変そうだった。クソ重い大量の石を移動させてめちゃくちゃ体力を消耗しただろう。あの暑い中であんな作業をしたんだから相当な金額を貰わないと割に合わない。結構高いんじゃないだろうか。俺が払うわけでもないのに微妙に怯えていたが、4万だった。思ったより安い。5万円払っていた。

刺身をもらいに熊野へ。鳥居から奥へ。隣の違う人に家に入りかけたりしたが無事に到着。モモと同じような犬がいた。前に来た時は猫しかいなかったような気がするんだが、そこそこの年齢みたいなので前にもいたんだろう。モモと同じ色のトイプードルに見えるが、なんか顔がやけに小さいし形も違う。チワワとの雑種らしい。そう言われれば顔だけ微妙にチワワっぽい。モモと違って人懐っこい犬だ。刺身やダクマ(テナガエビ)やサラダやおにぎりをもらって宿に帰る。思っていたより刺身の量は少なかった。食いきれない量だったらどうしようかと怯えていたが、助かった。でもおにぎりの量がかなり多いぞ。やはり昼飯なんか要らなかったのだ。弟が昼に大盛りラーメン食って晩飯はまともに食えないだろうから、なかなか厳しい状況だぞ。俺は刺身とダクマに全力を出す。おにぎりを食う余裕はない。熊野の滞在時間も20分ほど。いろんな場所へ行って短時間で出る。慌ただしい。

17時50分頃に宿に戻った。すぐに飯。刺身は何の魚か分からない。イカもあるが、アオリイカではなくコウイカだと言っていた。醤油が甘い。九州地方の醤油にはデフォで砂糖が入っている。これが嫌だという人もいるが、俺は珍しくて好きだ。せっかく種子島に来たんだから普段食えないものを優先的に食うべきだろう。甘い醤油が面白い。昨日の居酒屋では出て来なかったダクマも嬉しい。醤油で煮込んである。テナガエビ自体、種子島以外では食ったことがないんだが、醤油で煮込むのは珍しいような気がする。普通はどうやって食うのか分からないが、見た感じだと素揚げしたくなる素材だ。ダクマはそこら辺の川に普通にいるらしい。種子島の川で遊んだことがないから生きたやつを捕まえたことはないし、見たこともない。今朝、宿の前の小川を覗いてみたが、ここにはいなかった。祖母が生きていた頃、ダクマを捕りに行こうという話もあったが祖母の体調が良くならず、その話はなかったことになった。親の同級生達が長浜海岸にハマグリを採りに行こうなんて話していたこともあったが、それも盆は海に行ったらダメとかで流れた。結構色んなことがギリギリ体験できずに終わっている。まだまだ種子島でやれることはたくさんある。移住して堪能し尽くしたい。まずは宝くじを当てないと何も始まらない。当たれ。

ほこらのルーラ登録が凄いことになっている。100個までしか登録できないんだが、もう完全に満タン状態。時間を見つけては不要なやつを削除したりクリアしたりして空きを増やしているが、どこかに出かけるたびにどんどん追加されて行く。移動距離が多いからほこらの数も凄いことになる。ルーラポイントもなかなか貯まらないから、大半は時間切れで失うことになるだろう。主にガメゴンロードのほこらを消化している。まだS4になっていない。合成すればS4になるが、直Sが出るかもしれないので合成せずに持っている。心の所持数上限にも近くてかなりギリギリの状態なので早く処分したい。

種子島旅行の半分が終わった頃になって、親も弟達もふれあいの里のWi-Fiを使っていないことが判明した。親がスマホで撮った写真を叔父や俺に送ろうとして速度が出ないみたいなところから発覚。こんな電波がない島ではキツいだろう。俺なんかここに来て真っ先にWi-Fi設定したぞ。テレビがある部屋の柱に掛かっているルーターにSSIDとパスワードがデカデカと貼ってあるではないか。何故やらないのかと。設定しなくても自動で勝手に使えるものだと思っていたらしい。家で使っているのと同じ感覚だったんだろうか。家でも自分の家のWi-FiルーターのSSIDとパスワードを入力して設定を保存しているはずだろう。その作業を自分でやったことがないということなんだろうか。親はともかく、弟達までやっていないとは思わなかった。弟達にも教えて設定したら快適になったらしい。親は自分でできないようなので俺が設定することになったんだが、俺のスマホと違ったので少し苦戦した。セキュリティの方式は俺のは自動選択だったが、親のは自分で選択せねばならず、ここのWi-Fiがどのセキュリティを使っているか分からなかったので高セキュリティのやつから順に試して行くことになった。結局WPA2で接続できた。俺のやつは接続しただけでは回線速度が分からないんだが、親のは接続完了時に自動で速度計測して表示された。78MB/sだと。まぁ悪くない。

せっかくWi-Fiが使えるようになったが、親のスマホはメール添付は10MBまでとかいうクソみたいな設定になっていて、2〜4枚ずつしか写真を送れないという悲劇。設定を変更しようとしたが、dアカウントにログインしろみたいなことになり、親自身もパスワードが分からなくて断念。なんで端末側で設定できるようになっていないんだ。もう諦めろ。イチイチ少しずつ送るのも面倒だろ。家に帰ってからPCでやれ。PCでできることをスマホでやるな。スマホは他に代替手段がない時に仕方なく使うものだ。メールではなくLINEならもっと送れるようで、俺や弟にはLINEで送ってきたが、叔父はまだガラケーでLINEも使っていないのでメールで少しずつ送っていた。PCで光回線を使って送れば一撃で一瞬で送れるんだから岐阜に帰ってからやればいいのに。わざわざこんなところでチマチマやる意味があるのか。

エビルホーク千里行でほうせき狩り。届く場所に壺がないので回復できない。なかなか厳しい。昨日みたいに導きの翼を使い捨てて近くの壺を寄せるというのももったいない。何とかならんものかと考え、良いことを思いついた。自宅の引っ越しだ。ゲーム内に自宅を設置できる。30分に1回、全回復できる。普段、リアルワールドの自宅と同じ場所に設置してあるので、壺で足りない時に使っているが、まぁ大体寄せた壺だけで足りているので存在感がない。それで忘れ去っていたんだが、この自宅はゲーム内で1日1回だけ引っ越すことができる。これを可児からふれあいの里へ引っ越してみた。壺なしでも何とかやれそうだ。

12日でDQウォーク4周年。前夜祭イベントが12日の15時まで続く。12日15時からの4周年のイベントの告知が来ていた。いつもイベント告知は15時に来るから、牧川の店で話し込んでいる時に来ていたんだろう。スマホの小さい画面で細かいところまで見るのは面倒なので適当に流し見するだけ。4周年に先立ち、イベント序章や守護天使紹介クエストが実装されていた。4周年のイベントはDQ9コラボ。イベント限定で主人公キャラだけ無条件で守護天使という特級職になれるらしい。経験値は次の特級職に引き継げるということなので守護天使にならないと損だ。他の職業は全てカンストしている。まぁ守護天使実装は可児に帰ってからなので今はどうでもいい。

DQ9コラボイベントの序章と守護天使紹介クエをクリアすることにした。外に出てふれあいの里の敷地内で適当にクリア。空を見上げると、アホみたいに星がよく見えた。可児ではこんなに見えることはあり得ない。種子島は空気が綺麗だし地上の明かりもないので星がよく見える。隣の屋久島の方が遥かによく見えるが、種子島でも可児とは比較にならないレベルでよく見える。クエストをクリアして宿に戻り、弟達に星がよく見えると教えてやった。本日最終のどこでもメガモンのギルギッシュはD。

ガメゴンロードのほこらを7個消化し、エビルホーク千里行でおどるほうせきの野良狩り作業を開始。みんな早く寝てしまって真っ暗。俺だけいつまでも起きているわけにもいかず、23時頃に寝た。明日は観光。午前に宇宙センターに行くことになっている。その前に千座の岩屋にも行く。宇宙センターの後は門倉岬にも行くだろう。帰りにソテツを見ることになるだろうか。種子島の観光スポットは南に集中しているし県道75号線を走るだけで大半見れるから楽だよな。俺はもう何度も何度も何度も何度も行っている。2007年と2008年に従弟の原付で島中アホみたいに走り回ったからな。中途半端な種子島人より種子島のことを知っている。言葉は分からんけど。

ここが今回の種子島旅行の折り返し地点。やっと半分。いつもはあっという間に終わってしまう感覚だが、今回は何故か長く感じる。宿に留まっている時間が短いからだろうか。小刻みにいろんな場所へ行きまくったせいだろうか。なんか今回の旅行は時間が過ぎるのが遅く感じる。初日はほぼ岐阜から種子島への移動だけだったから、実質的に今日が初日みたいなところはある。法事と墓掘りと永代供養と刺身。そんなに激しく濃い1日でもないように思えるんだが、普段ヒキコモリみたいな生活をしているからこの程度でも濃い1日に感じてしまうんだろうか。明日は観光しまくる1日だ。明日の方が濃い1日になりそうだが、どう感じるかは明日にならないと分からない。まぁこれを書いているのは可児に帰ってからなので全て分かっているのだが。明日もなかなか激しい。写真が多いから日記を書くのが大変そうだなと未来の俺は思っているよ。

Info.
公開日時2023年09月29日 06時56分06秒
本文文字数15087文字 (タグ込み)
URLhttps://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20230909
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