海の近くに住みたい
公開日時: 2018年03月04日 23時23分11秒
2年ぶりのB'zのライブ。深夜に起きたのでライブ中は死ぬほど眠いかもしれない。稻葉が體調を崩して數日前のイベントライブで酷過ぎる状態を晒した擧句、數曲だけやつて中斷するといふ事態になつた。その密録音源がネットに流れてゐたので聽いたが、想像以上に酷いものだつた。もうこれは數日で治るレベルぢやない。重症の急性喉頭炎だらう。俺がさうなつた時は治るのに半月ぐらゐはかかつた。あの状態から1日や2日で治るわけが無い。名古屋は中止だらうなと思つた。でも昨日の公演は中止にならなかつた。危ふい感じはあつたが曲數が減らされたり中斷したりすることも無く無事に終つたらしい。今日の公演もそのままやるやうだ。それでもまだ不安は大きい。
この後、B'zのライブを觀て夜遲く歸宅して、その後に眠過ぎて無理かもしれないが、鳩吹山に初日の出を見に行く豫定になつてゐる。ライブから歸つてすぐに寢て短時間で起きることができれば良いが、ライブの疲れもあるだらうから、寢たら終るだらう。しかし寢ずに行くと24時間以上起きつぱなしといふことになる。長時間起きてゐる間に名古屋でライブを觀て山にも登るなんて體力的に不可能な感じがする。恐らく山には行かずに終るだらうといふ氣がする。一番良いのは、歸宅後に寢るがライブで疲れ過ぎて熟睡できず短時間で目が覺めるといふパターン。翌日以降しばらく寢たきりになれば良いだけだから。まあ、なるやうにしかならん。臨機應變に。まづは日課のギター練習のノルマをこなさねばならない。ライブ後だと寢る選擇肢が消えてしまふ。ライブ前にやるしか無からう。
今年のノルマ分のギター練習量が昨日までで39886分のやうだ。といふことは今日114分以上やれば4萬分に到達だ。4萬といふ數字に特に意味は無いのだが、ここでいつものやうに100分でやめてギリギリ到達しないで終つてしまふのは何となく中途半端で氣分が惡い。4萬分といふと約667時間。1年でそれだけ。少ないな。ノルマ以外にも彈いてゐるからもう少し多いが、こんなに彈いてもたつたこれだけの時間なんだな。今年は讀書の目標365册と例年より多めのギター練習ノルマで膨大な時間を消費した。しかし、苦勞はしたが充實した1年だつた。結局今日は118分彈いて1年の合計で40004分になつた。1日平均109.6分。毎日2時間弱と考へるとそんなに怠けてゐる感じでもないが、ただ曲を彈いてゐるだけだから大した練習效果も無いだらう。既に彈ける曲をただ漫然と彈くだけだからな。1.2倍速とかで彈いてゐるから普通に彈くよりは良いのかもしれないが。來年はもつと效果的な練習に時間を使ひたいのでノルマは減らす方向で考へよう。
(1.2)Anniversary song、fake、MIRAI、turning、トウダイモトクラシー、pain、ultra soul 2011、ALL-OUT ATTACK、Fever、GO★FIGHT★WIN、Brotherhood、パルス、Raging River、STAY GREEN 〜未熟な旅はとまらない〜、WAKE UP, RIGHT NOW、BURN -フメツノフェイス-、SHINE、泣いて 泣いて 泣きやんだら、ピエロ、OH!GIRL -Mixture style-、LOVE PHANTOM、ファミレスボンバー、いつかのメリークリスマス、ultra soul [Alternative Guitar Solo ver.]、世直しGOOD VIBRATION、SPLASH!、The Wild Wind、ながい愛、みかんのうた、juice、黒い青春、FRICTION -LAP 2-、SURFIN' 3000GTR、今夜月の見える丘に (Alternative Guitar Solo ver.)。
グッズを買ひたいので少し早めに行く。大晦日だからか、17時開演といふ早さ。21時半ぐらゐには歸れさう。天氣が惡い。もしかしたら雨が降るかもしれない。西可兒驛の庇に入つてからはドームの中までずつと屋根があるので雨に打たれる心配は無い。しかしグッズを買ふために竝ぶ時には外に出るので死ぬ可能性がある。たぶん大丈夫だらうと強氣で行く。傘は持つて行くが自轉車に固定して駐輪場に置く。荷物を増やしたくないからドームまでは持つて行かない。開演2時間前にドームに着くくらゐの感じで家を出た。manacaに2000圓チャージして改札を通る。自販機でホット飲料を購入。これが便意に繋がつて死ぬのかもしれないが、寒いんだからしやうがない。犬山で平安通行きに乘り換へて平安通で乘り換へてナゴヤドームへ。
入場引換券に印刷された入場口は3ゲート。3壘側の奧の方。ステージ下手側の前の方が期待できさうな感じだ。すぐに中には入らず、グッズ賣り場へ。かなり人がゐるが列の動きは速い。しかし、竝ぶための通路を過ぎて賣り場前の廣いスペースに到達してからが長かつた。1時間近くも竝ぶことになつた。クソ寒い。記念にパンフレットを買ふだけだ。それを入れるための不織布のショッピングバッグも買ふ。それだけのためにこんなにつらい思ひをして竝ぶ。俺が來た時點で結構色んなものが賣り切れてゐた。グッズを買つてからスマホのカメラでツアートラックを撮影し、今度はガチャの方へ移動。なんと既にガチャは完賣で終了してゐた。ガチャが賣り切れたのなんて初めて見た。と思ふ。まさか買へないとは。まあ仕方が無い。中に入らう。
3ゲートへ行き、入場引換券を渡して座席券を受け取る。スタンド3壘側33通路14列L110番。アリーナ席ではなかつた。中に入つて中の指定された入場口の方へ歩く。一番外側のゲートを入るとドーム外周を1周する内部の通路がある。幅は4mくらゐだらうか。その狹い通路に所々賣店や便所がある。グッズ賣り場もあつた。外で竝んで買ふより中で買つた方が早いかもしれない。その通路の内側に一定間隔で○○通路と書かれた入場口があり、そこから入ると漸くドーム内部といふ感じになる。座席券に書かれた入場通路の番號と近くの番號は大きくズレてゐる。俺の席は33通路から入つたところのやうだが、ゲートを入つてすぐの場所は43通路だ。すげえ遠いぞ。反時計囘りに歩く歩く。2番ゲートを通過し、1番ゲート邊りにあつた。一番近いゲートは1番だつた。何故3ゲートから入場させられたのか意味が分からない。これも轉賣對策なんだらうか。ゲートから座席の場所がある程度想像できると轉賣價格の相場が變る。高値で賣らせないために座席と入場ゲートの場所を敢へてズラしてゐるのかもしれない。しかしこれは死ぬほど迷惑だ。ゲートに入つてから中の入場通路までの間にある廊下は狹い。便所の行列等でアホみたいに混雜してゐてまともに歩けない場所が多い。こんな場所を長距離歩かされる。別の通路から入ると、中はもつと狹いのでさらに苦勞する。死ぬほど鬱陶しい。賣店でジュースと輕い食料を調達。アリーナ席は飲食禁止だが、スタンド席はOKだ。
何とか無事に自分の席に辿り着いたが、何故か俺の席に人が座つてゐた。椅子の後ろに番號が書いてある。券と席の番號を念入りに確認してから話しかける。どうやら3人で來てゐたやうだ。俺が通路側の端で、その隣3席だつたのを通路側から3席だと勘違ひして1席ズレてゐたらしい。席は扇状になつてゐるから後ろに行くほど横の席數が多くなる。前の列より1席増えてゐる場所だつたやうで、前の席の後ろに書かれた番號を見て自分の席の後ろに書いてある番號を見ずに座つて1つズレたやうだ。まあとにかく無事に座ることができた。場所はホームベースよりやや3壘側のスタンド席の結構前の方。ステージ全體を見ることができるが、さすがに遠い。
昔は15分遲れで始まるのが普通な感じだつたが、ここ10年くらゐはほぼ定刻で始まる。外のグッズ賣り場にまだ大勢竝んでゐたし、ゲートに入つてからも死ぬほど混雜してゐたし、便所にも長蛇の列ができてゐた。開演に間に合はない人が大勢ゐるやうな氣がする。せめて入場ゲートと席の場所を近くして欲しいものだ。ゲート入場からの無意味な混雜は死ぬほど鬱陶しい。かういふのは今囘が初めてのやうな氣がする。前囘はENDLESS SUMMERだつたか。いやEPIC NIGHTだつたか。その時は普通にゲートと入場口は近かつたやうな氣がするんだがな。あまり記憶が無いので昔の日記を讀み返してみた。EPIC NIGHTの時も少し遠かつたやうだ。その時の俺は1ゲートから入つたが8ゲートからの方が良かつたのではないかと薄つすら疑念を抱いてゐたやうだ。明らかにをかしいレベルではなかつたやうだ。今囘は1ゲートの近くなのに2ゲートですらなく3ゲートから入らされたから明らかにをかしい。ENDLESS SUMMERの時はどうだつたか調べてみた。なんと入場ゲートの指定そのものが無かつた。SS席以外はどこからでも入れるといふ状態だつた。毎囘試行錯誤してゐるのかもしれない。今囘明らかにをかしかつたから恐らく大量の苦情も出ただらうし次囘は改善されるだらう。
開演。1曲目は声明。數日前のあの酷い状態から稻葉がどれだけ囘復してゐるか不安だつたが、ほぼ通常状態だと思へるほどになつてゐた。ドームは音が籠り氣味だから分かりにくいだけかもしれないが、大丈夫さうな感じだ。一體どうやつて囘復させたのか知りたい。一般人でもさういふ劇的な治療を受けることはできるんだらうか。ステージの中央奧の少し高い位置に演説臺みたいなのがあつて、そこで演説するやうな格好で歌つてゐた。聲明だからか。ギターは懷かしの黄色レスポール。2曲目はCHAMP。声明からの勢ひを保ち、凄まじいパワーで歌ひ上げる。もう心配は無いと思へた。
恐龍のCGが低く聞き取りにくい聲で喋る。稻葉と輕い小芝居をして恆例の「B'zのライブジムにようこそ!!」で、次の曲へ。孤独のRunaway。20周年のPleasureの時と違ひ、Mixture styleではなく初期のバージョンに近いアレンジ。
4曲目、ハルカ。アルバムの曲を全曲完全に覺えてからライブに行く!なんて意氣込んでみたが、結局全然覺え切れなかつた。曲と曲名は完全一致するが、歌詞は分からないしメロディもうろ覺え。EPIC DAYやC'monの時よりはかなり頑張つた。續いて5曲目のルーフトップ。まあここら邊は豫想してゐた通りアルバム曲で激しくない感じのが續く。次か次邊りで變化球が來るだらう。
MC。2017年のことは全部2017年に置いていくつもりで全部出しきつて2018年に向けて悔いの無いやうに云々。
6曲目、FIREBALL。超懷かしい。ライブでは結構レアな曲だらう。これが出た頃、97年に入つたばかりの頃だつただらうか、稻葉の初ソロアルバムの少し後、初代プレステでFF7をやりまくりながら聽いてゐたのを思ひ出す。カップリング曲の哀しきdreamerも良い曲なんだよ。ここらで稻葉が完全には囘復してゐないやうだと思ひ始める。高音が出ないし掠れ始める。最後の最後の「空を燃やしながら〜」のところが全然屆いてゐない。まだ6曲目。こんな前半戰で潰れてしまふのかと不安になつた。しかし曲の終りの叫びは凄かつた。
7曲目はMOTEL。日替りでDon't Leave MeかMOTELかどちらかをやることになつてゐるらしい。前日はDon't Leave Meだつたんだらう。俺的にはDon't Leave Meの方が聽きたかつた。まあMOTELもあまり聽けない曲だから良いんだが、Into Freeの時に聽いたしな。曲としてはMOTELの方が好きなんだが、ライブではレア度を求めてしまふ。8曲目はMOTELやDon't Leave Meと同じ時代の曲、赤い河。俺はこの曲はライブでは初めて聽いた。レアな曲は嬉しい。死ぬほど懷かしいな。The 7th Bluesといふアルバムに入つてゐた曲。高3の時に出たアルバムだつたか。高校出てすぐ椅子タンが車の免許を取つて、無謀な運轉で死ぬほど遠くまで連日ドライブしてゐた。免許取り立ての頃は人生で一番死にやすい。結構危なかつたと思ふ。その時によく車でこのアルバムを聽いてゐた。その頃のことを思ひ出した。稻葉の聲の調子はやはりあまり良くない。ここから囘復するんだらうか。俺の場合はかういふ感じに枯れ始めると數時間は囘復しない。頻繁にドラムの近くに行つて水を飲んだり何か吸入したりしてゐる。やはり調子は良くないやうだ。
MC。新アルバムを出した話。ここから何曲か新アルバムの曲をやるとのこと。
松本がギターのリフを少しだけ彈いて止める。それを何度か繰り返して9曲目のSKYROCKETへ。MCで喉を休めることができたのか、急激に稻葉の聲も囘復してゐた。これがプロの凄み。他の歌手のライブでも見たことがある。ほんの數分のMCで休憩して囘復する超人的な喉。あまり稻葉の聲のことばかり氣にしてゐてもライブを樂しめないな。
増田のピアノソロから次の曲、それでもやっぱり。この曲はライブではやらないと思つてゐた。意外とライブ映えする曲だつた。
MC。稻葉がナゴヤドームのキャラの縫ひぐるみを持つて下手の花道へ歩いて行く。次の曲はその場所で歌ふらしい。松本はアコギを持つてゐる。愛しき幽霊。スライドギターのイントロから始まる。休憩も多く、キーも高くない曲が續いたのでもう完全に聲も復活してゐる。
ここでさらに休憩。メンバーが捌けて曲が流れ映像を見せられる。ステージ下の樣子が映る。ステージ下にはスタッフが大勢ゐたりメンバーの控室みたいなのがあつたりする。リアルタイムの映像ではないと思ふが分からない。
メンバー登場後、MCから12曲目の弱い男。稻葉の動きに合はせてバンドが音を出す。コードを2つ鳴らす。何度も繰り返して曲に入る。B'zはダメ男の歌が結構多い。しかも救ひが無い。ダメだなと思ひながら終るだけ。こんなダメな自分だけどダメなまま認めて欲しいとか、どうすればいいか分からないから誰か教へてよとか、何も頑張つてないけどいつか報はれると信じて待つてるよとか、さういふやうなクソみたいな男の歌が結構ある。他人任せ。運待ち。自分で切り拓く發想が無い。そんな歌にどんな需要があるんだらう。さういふダメ系の歌に共感する男は終つてゐる。女ヲタ向けの歌なんだらうか。母性本能をくすぐられる!(※ただし稻葉に限る)みたいな感じか。この歌もダメ過ぎる男の歌。ただひたすらに自分の弱さを叫ぶ。それを何とかしたいといふわけでもない。ただ弱いを連呼するだけの歌。曲は力強いんだが。そのギャップの面白さみたいなのもあるのかもしれない。間奏のサックスソロはどうするんだらうと思つてゐたが、サックス無しでアレンジ變へてブレイクを多めに入れて上手くやり過ごした。
13曲目、Purple Pink Orange。新アルバム曲で一番好きな曲。光芒とか無言のPromiseとかと似た雰圍氣。Sanctuaryも俺的には同じ部類に聽こえる。かういふ曲は結構好き。松本と大賀のギターのハモリも心地良い。
そろそろメンバー紹介があつて、アンコール前の一旦終了に向けて激しい曲を連發して來る頃合だらう。豫想通り過ぎて笑つた。ここでメンバー紹介のMC。増田、大賀、バリー、シェーン、松本の順に紹介する。一言づつ喋らせる。2017年はどうだつたかと。
イチブトゼンブのイントロが流れる。Aメロの始めを客に歌はせる。ライブの定番曲になつてゐるな。2009年の曲。祖母の三囘忌の法事で種子島に行くために緑ドンを打たされまくつた嫌な思ひ出が甦る。あんなに苦勞して稼いで種子島に行つたら雷で壞れて電氣が止まつてゐて冷凍庫内で釣りの餌の冷凍オキアミが死ぬほど腐敗してゐて・・・と散々な思ひ出が甦る。ドラクエ9のためにDSiを買つたのもその頃だつたな。イチブトゼンブが終り、即座にDIVEへ。イチブトゼンブのカップリング曲だ。さらに強くあの頃を思ひ出す。これライブでやるとアホみたいに盛り上がるんだよな。
少し間を開け、on Guitar, TAK MATSUMOTO!と稻葉。松本がアーム付きのギターでDinosaurのイントロを奏で始める。アルバムのタイトル曲だ。Dinosaurは恐龍といふ意味以外に時代遲れのものといふやうな意味もあるらしい。敢へて、自分達をさういふ風に表現するのも合つてゐるのではないかといふところでDINOSAURといふアルバム名に決まつたらしい。Call me a dinosaur マネできんだろう 今を生きるのさ 人知れず進化して
17曲目、King Of The Street。似た名前のQueen Of The Nightが好きなんだが、それはどうやらやらないらしい。アンコール前にあと1曲か2曲か。もうすぐ終つてしまふ。稻葉の體調が萬全の時に觀たかつた。このツアーは名古屋の前まで恐ろしく調子が良かつたらしい。ネットでアホみたいに絶贊されてゐた。實は密かに稻葉だけでなく俺も調子が惡い。激烈な睡眠不足だから。もうフラフラ。何もしてゐないのに。
ドラムとベースだけで何かを演奏し始めた。ベースソロのコーナーか。ここから何の曲に繋がつて行くんだらうと思ひながら聽いてゐたら聽き覺えのあるベースラインになつた。何だつたか。ああ、フキアレナサイだ。冬のultra soul。何かの映畫の主題歌になつたやつ。結構好き。間奏のギターソロ前に稻葉と客の掛け合ひみたいなのをやつた。juiceとかでよくやるライブ定番のやつだ。さう言へばまだやつてゐなかつたな。正直やらなくて良いと思ふ。
MC。アルバム。音樂。B'z。30周年。感謝。
アンコール前ラスト、Still Alive。これは名曲だと思ふ。今後もライブで長く演奏され續けて行く曲になるのではないか。CDで聽いた時はそれほど激しい曲に感じなかつたが、ライブでやるとかなり激しい感じになる。
Still Alive終了後、即着席。過勞死寸前。アンコールの間、客席でウェーブが發生する。しかしもうみんな老人なので綺麗にできない。昔は綺麗だつたんだがな。激しく休憩する。
メンバー再登場。稻葉の煽りで曲が始まる。ultra soul。そしてラスト、BANZAI。意外と盛り上がる曲。最後は火藥で爆發。メンバー全員前に出て來て稻葉が挨拶して、せーの、お疲れ〜!!で終り。サポートメンバーが去り、ライブジムのテーマが流れ始める。稻葉と松本はしばらく殘つてお辭儀しながら歩き囘る。最後の最後に稻葉が挨拶して2人も去る。
終つてすぐ出る。恆例の規制退場は全然守られない。意味が無いからやめてしまつても良いのではないかと思ふ。外に出たらもう既にアホみたいに混雜してゐたが、みんな早歩きで驛に向かふので意外とスムーズだ。地下鐵の驛へ。昔は切符だつたから結構面倒だつたが、今はmanacaなので樂だ。平安通で降りるにはナゴヤドーム前矢田で乘つたのとは反對側のドアに行かねばならん。身動きが取れないほどの乘車率なので、乘つた時點でできるだけ反對側に行かねばならん。もう慣れたものだ。何囘ナゴヤドームにライブを觀に來たか分からんほどだ。平安通で降りる人は少ない。つまり名鐵小牧線で歸ると座ることができる。ただし場合によつては1本見送る必要があるかもしれない。座ることが何より大事だ。過勞死するからな。この後、山に登る豫定でもあるし。無事に名鐵で座ることができた。パンフレットを見てみる。薄いビニールの袋から出してパラパラめくる。ただのオッサンの寫眞集だ。機材の寫眞とかメンバーのインタビューとかあれば良かつたんだがな。
犬山で乘り換へ。クソ寒い。これは山なんか無理なんぢやないか。西可兒に着き、外に出る。やはり死ぬほどの寒さ。これは嚴しい。山の上はもつともつと寒いぞ。山に登らなくてもこんなに寒い。絶對無理。家に歸るのすら無理だと思へてしまふ。自轉車を必死に漕いでも全然温まらない。耳の裏から腦が冷えて激烈に氣分が惡い。もう無理。でも歸らないわけにもいかない。マジで死にさう。倒れさうになりながら何とか歸宅。
讀みかけの本を讀了することにした。あと少しで終りさうなまま殘すのも氣分が惡いからな。といふわけで、1册追加。今年の讀書數は369册になつた。目標は365册だつた。無理だ無理だと思ひながらも諦めずに死ぬほど頑張つて來た。諦めるのは12月31日の深夜になつてからで良い。ダメでもやればいいだけ。速讀できない人間が挑戰して良い册數ではないかもしれない。だがやればできる。人生なんて何事もやるかやらないかだけだ。できるだけ幅廣いジャンルの本を讀むことを重視し、敢へて興味の無い本や自分の人生に全く關係無ささうな本も積極的に讀んで來た。なんでこんな本を讀んでゐるんだらうと自分でも笑へて來る本もいくらかある。でも挑戰して良かつた。この程度では大したこと無いが、それでも想像以上の知識を得ることができた。たつた數百册でも世界が變る。本をたくさん讀む人と全く讀まない人では絶大な差があるといふことを實感した。たつたこれだけでも明らかに違ふ。こんな本讀まなくても良いだらうと思へるものでも積み重なると全然違つて來る。嘘だと思ふなら亂讀して自分で確かめてみると良い。今年讀んだ本を晒してみる。再讀してダブつてゐるものもある。
ギター練習118分、腹筋200囘、背筋200囘、讀書168ページ。
公開日時 | 2018年03月04日 23時23分11秒 |
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URL | https://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20171231 |
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