海の近くに住みたい
公開日時: 2017年06月26日 20時49分02秒
今日は祖父の命日。鳩吹山の麓に墓がある。墓參りに行つてついでに久しぶりに山に登らう。さう思つて準備した。今日はクソ暑い。32℃になるらしい。しかも一番氣温が高くなる時間帶だ。まあ良いだらう。日燒けで死にかけたことがあるので長袖で。念のため水を大量に飲んでから家を出た。
山までこんなに遠かつたかと思ひながら苦勞して眞禪寺に到著。もうこの時點で死ぬほど暑過ぎるし疲れ過ぎてゐる。まづは墓へ。墓石の横にある墓誌といふやつを見て呆然とする。命日は29日だつた。もうダメだ。癡呆症が進行し過ぎてゐる。まあ折角だから普通に墓參り。29日に雨が降らず且つ普通の時間に起きてゐたらまた來るよ。
次は山だ。盆の墓參りのついでに登つたりしてゐるからそれほど久しぶりといふほどでもないだらう。去年の盆は登らなかつたから2年ぶりかな。と思つたのだが後で調べたら何と4年ぶりだつた。結構頻繁に日記に鳩吹山の寫眞を載せたりしてゐるやうな氣がするのだが、もう4年。あり得ん。時間が加速し過ぎてゐる。もう殘された人生は少ない。
自轉車のタイヤの囘轉周期に合はせてカチャカチャと音がする。嫌な豫感。何か踏んでタイヤに刺さつてゐるのではないか。しかしさうではなかつた。何か粘着質のものが張り付き、そこに小さい石が付着して地面に當るたびに音が鳴つてゐただけだつた。小石を外して一安心、と言ひたいところだが、別の問題が見附かつた。タイヤが破れかかつてゐる。中のチューブではなく一番外側の部分。家を出る前に空氣を入れたんだが、入れ過ぎたのかもしれない。相當劣化してゐるので危ない。そのうち外側の部分が内壓に耐へられなくなつてタイヤとして機能しなくなる。前の自轉車の死亡原因。これはもうタイヤ交換するしか無い。自力修復は無理があるといふことを學んだ。この破れかかつた部分から中のチューブに傷がつくとパンクして大變なことになる。面倒なことになる前に何とかせねば。しかしこの自轉車は以前の自轉車よりも古い。弟が昔から乘つてゐたやつだ。家を出る時に捨てて行つたのを俺が乘つてゐる。もうかなりボロい。これを修理するくらゐなら新しいのを買つた方が良い。もうブレーキも利かなくなつてゐるしな。でも新しいのを買ふなら自轉車ではなくバイクといふ選擇肢もある。どうせ原付に乘るなら二種が良い。といふことは二輪免許を取らねばならん。車の普通免許で二種原付に乘れるやうになるかもしれないなんて言つてゐるが何年待たされるか分からん。でも免許+原付だと30萬以上かかるな。そんな金があるならさつさとPCを買へ。
いつものやうに時間を記録する。昔は記憶して家に歸つてからメモしてゐたが、今はもう老人になつて癡呆症がヤバい領域になつてゐるので携帶電話のメモにその場で記録する。そのために普段滅多に持ち歩かない電話を持つて來た。13時47分に登山開始。登り始めてすぐにキツくなつた。山まで自轉車で來る時點で體力を使ひ果たしてゐる。しかもこの暑さ。登り始める前に既に脱水症氣味。あんなに大量に飲んで來たのに。結局、25分で登頂。普通過ぎる。山頂で少し休憩して下山。冬の空氣が澄んでゐる時にしか見えないはずの名驛の高層ビルが今日は見えた。以前は高島屋の2本のビルしか無かつたが、今日見たら同じやうな高さのビルが大量で、どれがどれだか分からない状態になつてゐた。さう言へば名古屋城から見た時も高層ビルが多かつたな。ミッドランドスクエアとかJRゲートタワーとかJPタワーとか新しい大名古屋ビルヂングとか色々できたしな。ゆつくり下山して19分も消費した。昔は走つて下山してゐた。今は老人になつて足腰が弱つてゐるから危險だ。特に何も無く歸宅。
家に歸つてすぐ自轉車のタイヤの修復。やはり空氣の入れ過ぎだつたやうだ。破れてそこが膨らむことで全體の壓力があまり上がつたやうに感じなかつたんだらう。取り敢へず空氣を少し拔き、硬くならない強力セメダインを流し込んでみる。數日樣子を見てさらに固めて空氣を入れてどうなるか。まだ完全に破れたわけではないからしばらくは大丈夫だらうが、秋まで行けるかどうかだな。
登山の日付や時間を記録してゐる「山.txt」に今日の記録を書き込まうとして開いて驚愕。前囘の登山の日付が2013年9月13日になつてゐる。祖母の七囘忌で種子島に行つた日の前日ぢやないか。4年も前?そんなはずは無い。きつと記録し忘れたんだ。さう思つて犬土偶日記を檢索してみた。どうやら本當に4年近く登つてゐなかつたらしい。これまで一體何囘登つたんだらうと思ひ、調べてみることにした。この「山.txt」に全ての記録が載つてゐるわけではない。2003年3月8日からだ。それ以前を調べるには俺の舊サイトの「暇犬登山日記」のログを調べるしか無い。2000年11月3日から記録してある。それ以前にも何囘か登つてゐるし、子供の頃にも登つたが、それは記録に無いからカウントしない。2000年11月3日からだ。暇犬登山日記は登らなかつた日も日記を書いてゐる。ブログといふものが普及する前からブログ的なことをやつてゐたんだな。自作のCGIプログラムだ。山に登ることが目的ではなく、最初はこのCGIプログラムを作るためのネタとして登山といふ素材を選んだやうなものだ。體を鍛へるためといふ理由もあつたが、どちらかといふとプログラミングのネタといふのが一番大きいだらう。登山日數や連續登山記録や最短記録などを計算して表示する仕組みになつてゐた。他にも登つた日の日記だけ見るといふ機能がある。さういふアホみたいな機能を思ひつくままに實裝して喜んでゐたな。かういふくだらないプログラムをいくつも作つてゐた。おかげであの頃は急激にWeb系の知識や技術が向上してゐた。懷かしい。暇犬登山日記は2004年3月28日まで記録されてゐた。山.txtと被つてゐる部分がある。元々、山.txtは暇犬登山日記を書くためのメモだ。たぶん最近の犬土偶日記でもよくあるやうに當日中に更新できなくなつたりした時にメモを殘す必要性が生じて山.txtが生まれたんだらうと思ふ。登山日記が終つてもまだメモだけは生き續けてゐるといふのもなかなか感慨深い。ただのテキストファイルなのに14年も生きてゐる。14年といふことはこのノートPCを使ひ始めるよりもさらに4年前から存在するといふことになる。死んでしまつたデスクトップPCの時代から受け繼がれてゐるといふことだ。そのデスクトップPCも2002年4月に買つたものだから、暇犬登山日記はそれよりも前の98年秋に買つたNECのPCの時代からあるものだ。ネット上にはもう存在してゐないが、俺のPC内で生き續けてゐる。パチスロ日記とかクソみたいなものも全部殘つてゐる。無價値だけどなかなか凄い遺産だと思ふ。で、登山日數だが、今日で264日らしい。登山日記分が187日、登山日記と被らない山.txtの部分が77日。意外と少ない。昔の登山日記の文章も讀んでみた。今と文體が違ふ。まるで別人だ。假名遣ひや字體は當然違ふが、それだけでなく人格まで違ふのではないかといふくらゐ違ふ。昔は凄かつたな。深夜に1人で懷中電燈も持たずに登つたり雨でも合羽を着て登つたり雪の日でも無理して登つたり、氣狂ひかと思ふほどの情熱だ。途中から椅子タンが參戰するやうになつた。大學に入つてから數年間は音信不通だつたんだが、登山日記を始めて數ヶ月くらゐの時期に再會して一緒にライブに行つたりするやうになり、登山も一緒に行くやうになつた。前のバンドのBeginner's Rockを始めたのも近い時期だな。もう15年以上も前。
つひに今年の讀書册數が100の大臺に乘つた。しかし今年の目標は365册なのである。70册足りてません。90册足りないところから2ヶ月かけて20册埋め合はせたといふことは、殘り70册を埋め合はせるためには今のペースで7ヶ月必要といふことになる。1ヶ月足りない。こんなに頑張つてもまだ足りないのか。これはマジで嚴しいぞ。でもまだ諦めない。かなり追ひ詰められてゐる。速讀の技術が欲しい。完全に理解しながら1時間で10册とか讀んでみたい。できるわけないだろ。
何と無く、過去の犬土偶日記の家庭菜園のカテゴリを見てみる氣になつた。家庭菜園2011年のカテゴリ内の一番古いのを見て笑つた。畑の位置と廣さが違ふ。今、「畑の外側」のつもりでナスや初代オクラを栽培してゐる場所は最初は「畑の内側」だつた。秋冬野菜を今までほとんど作つて來なかつたので、夏野菜が終ると春までそのまま放置されることになる。次の春に夏野菜の苗を植ゑる直前に畑を耕すことになるんだが、その時點で雜草が繁茂し過ぎて畑の境界が曖昧になつてゐる。この邊りが畑だらうと思つて耕す位置が、少しづつズレて行くといふことだらう。狹くなるのは、確實に畑だつた場所を耕さうといふ意識があるせゐだらう。次囘からは廣げる方向で耕すのが良いかもしれない。
(1.1)Anniversary song、fake、MIRAI、turning、トウダイモトクラシー、pain、juice、ロビンソン、アラクレ、BURN -フメツノフェイス-、SURFIN' 3000GTR、GO FURTHER、SUPER LOVE SONG、ながい愛、憎いあの娘、SHINE、もう一度キスしたかった、ALL-OUT ATTACK、愛のバクダン、Raging River、The Wild Wind、パルス、OH!GIRL -Mixture style-、SPLASH!、IT'S SHOWTIME!!、Trinity、煌めく人。
ギター練習100分、腹筋250囘、背筋200囘、讀書106ページ。
公開日時 | 2017年06月26日 20時49分02秒 |
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本文文字数 | 5464文字 (タグ込み) |
URL | https://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20170619 |
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