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犬土偶日記

海の近くに住みたい

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2015年07月26日

B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT- @ナゴヤドーム

公開日時: 2015年08月16日 07時15分18秒

住宅街に小型飛行機が墜落した話題を2chで見た。現場の上空からの映像がテレビで流れたやうで、キャプ畫が貼られてゐた。燒死體が普通に映つてゐた。死が確定してから墜ちるまでに多少は時間があるだらうから頑張つて住宅を避ければ良いのにと思ふが、都會だと隙間無く家があるからどこに避けても同じなのかもしれん。詳しく知らんけど飛行場の近くらしいから何も考へる餘裕も無く一瞬で墜ちたのかもしれん。しかし家に中にゐて死んだ人は凄い不運だな。まさか家に飛行機が墜ちて來て死ぬなんて思ひもしないだらう。寶籤で1等當てるのとどちらが確率が高いんだらうか。いつも半分冗談で引き籠り最強!とか言つてゐるが、引き籠つてゐてもこんな死に方をすることがある。恐ろし過ぎる。ちなみに、2chにはいつものやうにこんな時に安倍はゴルフしてる!みたいなスレが立つてゐた。さすがに可哀想などと思ふ必要は無い。叩く方も庇ふ方もヘラヘラ笑ひながら適當にやつてゐるだけの雜談だし、そもそも本當にその時に安倍ちやんがゴルフしてたかどうかは不明だしどうでもいい。いつも通りのネタ。いつもいつもすぐにさういふ方向へ行くから毎日ゴルフしてゐるみたいな印象になつてしまつてゐるよな。附き合ひでやらされるんだらうが、そんなに頻繁にゴルフやらされるのもつらいよな。好きなら良いが、全く興味無かつたら地獄だらう。またゴルフ!と叩かれることよりも、ゴルフを日常的にやらされてゐることを可哀相だと思ふ。安倍はゴルフ好きなんだらうか。俺にはゴルフの面白さが全く想像すらできない。やつたことが無いんだが、どの部分に面白さがあるんだらう。あんな廣大な場所で直徑10cmぐらゐの穴に4打か5打でブチ込むなんて不可能だらう。10打も打てばウンザリして來るだらうし周圍の人間の「早く終らせろよバカが!」といふ空氣もキツいだらう。グリーンに乘つてからも10打以上必要だわ。すげえ無理。できる氣がしない。長距離歩き囘つてクソみたいな無理ゲーを一日中やり續けることにどうやつたら樂しみを見出せるんだらう。でも一日中アホ面下げて上皿に玉を補給し續けながらハンドルを撫で囘す作業とかコインを投入してレバー叩いてボタンを押す作業といふこの世で最低最惡の地獄を何年も續けて來た俺ならクソつまらなさうなゴルフも餘裕でできさうではある。記録を更新して行くのが面白いのかな。やつてみたら意外と面白いのかもしれんな。ちなみにB'zの松本も趣味でゴルフをやつてゐる。まあ俺は一生やらないだらうなと思ふ。

今日は可兒市議會議員選擧の日。一應選擧廣報にも目を通したが、市議會なんて誰がやつても同じだらう。それに俺の1票で結果が變ることは絶對に無い。餘裕があれば期日前投票をしようと思つてゐたが、最近天氣が惡くて結局行けなかつた。今日はB'zのライブがあるので餘裕が無い。前囘はスタジオベルの店長の同級生だか何だかに適當に投票したが、今囘は棄權。

2年ぶりのB'zのライブ。去年はソロ活動の年だつたからな。場所はナゴヤドーム。14時45分開場、17時開演。グッズを買ひたいので早めに行く必要がある。その年によつて竝ぶ時間が全然違ふ。1時間も2時間も竝ばないと買へないこともあれば、20分程度で買へることもある。客の人數は同じやうなものなのにな。賣り場の數や販賣員の數によつても變つて來るので行つてみないと分からない。グッズ賣り場に竝んで開演に間に合はないのは悲慘だ。1時間竝んだからもう今さら諦められん!みたいな状態になるとつらい。今日はどんな感じだらう。13時39分の電車で行くことにした。15時前にはナゴヤドームに着く。2時間もあればたぶん大丈夫だらう。

昔はJRで行つてゐた。下切から乘つて大曽根で降りてドームまで歩いた。歩く距離はそこそこあるが、一番簡單かなと思つてゐた。だが途中からルートを變更することになつた。バイクが壞れて下切に行けなくなつた。山を超える必要があるので自轉車ではつらいのだ。可兒驛に行くといふ選擇も、可兒驛前の駐輪場が有料になつたので消えた。以降、ずつと名鐵と地下鐵で行つてゐる。大學時代に定期を使つて電車賃を安くしようと思つて犬山線の上小田井から地下鐵に入る超絶遠囘りのルートで行つたこともある。地下鐵の乘り換へが4囘ぐらゐあつて、あの時は悲慘だつた。今は小牧線で上飯田まで行き、そのまま地下鐵に入つて平安通から名城線に入つてナゴヤドーム前矢田で降りる。實はこのルートが最強だつた。JRより遙かに樂だつた。驛が大曽根よりだいぶドームに近いし、小牧線を利用する客がアホみたいに少ないので、歸りも座ることができるのだ。昔は上飯田と平安通が開通してゐなかつた氣もする。とにかく今はこのルートが最強。ただ、名鐵と地下鐵の連繋が上手くできてゐないやうで切符を一撃で買へないといふ面倒なことになつてゐる。今はもう改善されたのかもしれないが、名鐵の驛で平安通經由の地下鐵の切符を買へない仕組みになつてゐた。無理に買ふと犬山線の上小田井經由の高い運賃になつてしまふので、適當に安い切符を買つて出る時に精算するしかないといふ地味に鬱陶しいことになつてゐた。歸りの切符も地下鐵驛で名鐵のを買ふと勝手に上小田井經由の割高運賃になつた。知らずに無駄に多く拂はされてしまひ、死ぬほど殺したい氣分になつたことがある。歸りも安い切符を買つて、出る時に精算する必要がある。死ぬほど鬱陶しい。だが、電子マネーを使へばこれが簡單に解決する。上小田井經由と平安通經由みたいな複數の經路がある場合、どちらを通つても自動的に安い方の運賃で計算してくれる仕組みになつてゐるし、混雜するナゴヤドーム前矢田驛切符を買ふ必要も無い。いつだつたかmanacaを買つたのでもう大丈夫だ。煩はされることは無くなつた。殘高は500圓ぐらゐしか無いので2000圓チャージ。毎囘チャージするから切符を買ふ手間が省けるといふ感じではないよな。

犬山で乘り換へ。隣のホームなので階段を昇らなくて良い。樂だ。小3の頃まで春日井に住んでゐた。その近くを通る。最後に見たのは2年前のB'z LIVE-GYM 2013 -ENDLESS SUMMER-のナゴヤドームの時だが、その時からもだいぶ風景が變つてゐた。Vマートは消滅したんだな。可兒に來る前に祖父母が住んでゐた場所はもう區劃整理でもしたのか、全然違ふ感じになつてゐる。間内驛の東側はまだ俺が子供の頃の面影を殘してゐるやうだ。

上飯田から地下に入り、平安通で乘り換へ。そこから2驛でナゴヤドーム。驛とドームはほとんど繋がつてゐるんだが、デカいから距離がある。だいぶ歩くことになる。異變が起きてゐた。いつも大量にゐるダフ屋が1人もゐない。千秋樂だから儲けられさうなのに。身分證明書とかで嚴重にチェックするのはSS席だけで、S席やA席はほぼノーチェックだ。だからダフ屋は昔と同じやうにS席はやりたい放題みたいな感じだつた。でも今日はゐない。警察がウロウロしてゐる氣配も無いんだがな。何故だらう。

ドームの北側の駐車場にグッズ賣り場がある。かなり廣い。人も異常に多いが、列の動きは速い。意外と短時間で買へるかもしれない。名古屋は2日目だし、ツアー最終日だから、グッズを買ふ客も普段よりは少ないんだらう。昨日も來た人は大體昨日買つてゐるだらうし、全國囘つてゐる人はだいぶ前に買つてゐるだらうし。竝ぶのは俺みたいに今日だけしか來ない人が大半だらう。

連絡通路を拔けてドームのところまで行き、そこから階段を下りてグッズ賣り場の方へ向ふ。暑い。人が多い。ああ鬱陶しい。ツアートラックが竝んでゐる。これを記念撮影するのがファンの間では定番の行動になつてゐる。トラックの周圍に人が集まつてゐる。俺も後で記念撮影しよう。俺は何故か知らない人にシャッター押してくれと頼まれることが多い。B'zのライブでも何度かあつたし、屋久島の繩文杉やウイルソン株でもあつたし、U!INKで誰かのライブを觀た時にも頼まれた。他人を拒絶するオーラを常時放出してゐるつもりなんだが、俺のATフィールドは弱いのかもしれんな。面倒だから今日は誰も俺に話しかけるなよ。

グッズ賣り場へ。ひたすら列を歩く。アホみたいに長く竝んでゐるが、止まることが無いので早く賣り場まで辿り着けさうだ。思つたより早く賣り場に辿り着き、そこから賣り場の前で竝ぶ時間も大したこと無く、結局竝び始めてから15分くらゐで買へてしまつた。記念のパンフレットは買はねばならんだらう。ずつと手に持つてゐるのは疲れるし、定番のガチャも後でやることになるし、入場時にチラシとか貰ふので、バッグも買ふ必要がある。それだけのつもりだつたが、チャリティーコップも買つた。いつもは紐みたいなアクセサリーが500圓で賣られてゐる。手首とかに卷くやつだが、面倒だし意味が無いのでさういふ使ひ方はしない。ギターのヘッドの根元に卷き附けてある。チャリティーのやつは賣上金の全てが震災關聯に寄附されることになる。で、今囘、チャリティーのやつがいつものアクセサリーではなく、コップになつてゐた。チャチなプラスチックのコップで25周年の時のロゴが印刷されてゐる。よく見るとXXVがXXVIIになつてゐる。まあXXVのままのわけが無いけど。コップなら普通に使へるし買つても良いだらう。パンフレット3000圓とバッグ500圓とコップ500圓で4000圓。何だかんだでライブはチケット代以外にも交通費とかグッズとかで金を使ふからライブに頻繁に行くと結構激しい出費になるよな。昔、年10囘以上行つたりしてゐたが一體いくら使つたんだらう。

ついでにFCの更新。振込期限が明日なのだ。絶妙なタイミング。ライブ會場で更新すると繼續記念品の餘り物が貰へるといふので今日まで更新せずにゐた。わざわざ郵便局やコンビニに行くのも死ぬほど面倒だしな。で、FCの手續きをするブースに少し竝んでサクッと更新。金を拂つてブツを貰つた。毎年更新の記念品が送られて來る。その餘り物のうちどれか1つをランダムで貰へる。自分で選ぶことはできない。もう15年ぐらゐFC繼續してゐるので、何を貰つても過去に貰つたことがあるやつだらうと思つてゐたが、たぶん初めて貰ふやつだ。更新の記念品は1年に1種類ではなく數種類あつて更新時期によつて違ふ物だつたりするのかもしれない。

ツアートラックトラックへ。適當に撮影。日記に寫眞を載せるのに都合が惡いから他の人が寫り込まないタイミングを死ぬほど待ち侘びる。みんな同じやうなことを考へてゐて、しかも大半の人がトラックを背景にして人間を撮影するので、常に誰かがトラックの前にゐる状態。無理。終つた!と思つた瞬間に誰かがダッシュでトラックの前に滑り込む。適當に何枚か撮影して撤收。あまり長居するとまた撮影を頼まれたりするかもしれないし、暑過ぎて死にさうだ。名古屋はなんでこんなに暑いんだ。ヒートアイランドとかいふやつか。死ぬぞマジで。さて、困つたぞ。まだ15時20分にもなつてゐない。もう開場時刻は過ぎてゐるから中に入ることはできるが、入つてもやることは無い。外にゐてもやることは無いけどな。17時の開演までだいぶ時間がある。ああ、ガチャを忘れてゐた。會場限定のガチャ、1個500圓。袋にガチャのカプセルを大量に入れてゐる人が何人もゐるんだが、一體何萬圓ブチ込んでゐるんだらう。ガチャに注ぎ込むのはやめておいた方が良いぞ。最初は良いが、すぐに大量にダブり始める。コンプは不可能に近い。會場ごとに違ふ、名古屋限定のブツを狙つてゐるのかもしれんが、どうせ數は相當少ないだらう。死ねるぞ。俺は2個だけにしておく。いつもはガチャ專用のコインを1枚500圓で買ふ方式だつたが、今囘は500圓玉を直截ガチャの機械にブチ込むやつになつてゐた。まづは500圓兩替所に竝ぶ。1000圓札を渡して500圓玉2枚GET。そしてガチャの列へ。グッズ賣り場よりこちらの方が消化速度が遲い。1人で何囘もやるからな。自分の前の人數×1人の平均囘數で竝ぶ時間が決まる。平均囘數が少ない列は早いが、時々1人で10個とかアホみたいにやる奴がゐるので、さういふ列に竝ぶと時間が掛かる。怖いぐらゐ投入してゐる奴が何人もゐた。B'zヲタは金持ちですね。俺は2個だけ。小錢入れとリストバンドが出た。まあ良い部類でせう。2個でいきなりダブるといふ悲慘過ぎる展開も覺悟してゐたが、さすがにそこまで運が惡くはないか。轉賣や交換は禁止といふ張り紙が大量にあつた。交換すると簡單にコンプできるので賣上が激減する。だから禁止するのは分からんでもない。でも自力でやらせるのは鬼だらう。22種類あるらしい。全て均等に投入されてゐるとして、コンプリートするのに必要な試行囘數は平均で81.19になるので(計算方法は「Coupon collector's problem」とか「クーポン収集問題」で檢索)、82囘で41000圓必要になる。22種類出る間にどこかで3倍ハマリとか4倍ハマリとか食らふと悲慘なことになるな。4倍くらゐは日常茶飯事だからな。6倍くらゐまでのハマリは割とよく見る感じだ。下手すると10萬とか20萬とかブチ込んでもコンプできないかもな。最後の1個なんて出せる氣がしないよ。轉賣禁止は良いけど交換ぐらゐは見逃してやれば良いのに。まあ禁止されてゐてもやる奴はやるんだらうけど。

ドームを1周してみることにした。反時計囘りに。俺が入る1ゲートの先へひたすら歩く。SS席用の入り口を拔けると急激に人がゐなくなる。裏には今囘のライブの入場口が無い。外周にプランターでゴーヤが栽培されてゐる。緑のカーテンとかいふやつだな。小さい實がいくつかついてゐた。疲れたので日陰に座つてガチャの戰利品とFC更新の記念品を見てみた。小錢入れは思つたよりしつかりした作りだ。リストバンドは内側に中國製と書かれたシールが貼つてあつた。そんなシールを貼る必要があるんだらうか。FC更新の記念品はDVDのトールケースぐらゐのサイズの赤い何か。外周のチャックを開けてみると、小物入れのやうな感じだ。眞ん中ら邊にカードを入れるビニールのやつがついてゐる。銀行の通帳やキャッシュカードを入れるのに使はうか。寶籤を當てて遊んで暮らす人生設計で生きて來たから、大昔からペイオフ對策でコツコツと口座を増やして來た。結構管理し切れないぐらゐの量になつてゐる。まとめてこれに入れておけば良いかもしれない。丸ごと盗まれても大丈夫なやうに印鑑だけは別の場所に保管しよう。

あまり人がゐないドームの裏側をそのまま歩いてまた人が大量にゐる場所へ。北側のグッズ賣り場はまだ大量に人がゐる。まだ開演まで1時間以上ある。さて、どうしたものか。死ぬほど暑いんだが、入場口の前を通るたびに冷氣を感じる。中は相當寒さうだ。エアコン效き過ぎ。それだけ中の熱を室外機で外に放出してゐるといふことだ。こんな巨大な建物の内部を全てこんなに冷やすために一體どれほどの熱を放出してゐるんだらう。外が暑いのはエアコンの室外機のせゐだ。地球温暖化とやらの原因はエアコンの室外機だよ。温暖化のせゐで冬が寒いとかいふ意味不明なことを言ふ奴がゐるが、それも同じくエアコンの室外機が原因だよ。エアコンを使ふのをやめれば一氣に全ての問題が解決する。

2ゲートの近くでペットボトルのジュースを賣つてゐた。アホみたいに人が竝んで死にさうな感じだ。地下鐵驛からの連絡通路が終る場所なので死ぬほど邪魔。もう少し場所を考へろよ。死ぬほど喉が渇いたので買ふことにした。だが、少し不安がある。アリーナ席は飲食物持ち込み禁止なのだが、入場口で入場引換券を渡して座席券を發券するまでは自分の席がどこだか分からない。もしアリーナ席だつたら自分の席に行くまでに全部飲まねばならない。まあ一瞬で飲めるけど。ジュース賣り場で竝んでゐたら面白いことが起こつた。少し前の客が金を拂つてお釣りだけ受け取つて歸つて行つた。ジュースを買ふためにこの灼熱地獄の中アホみたいに竝んだのに肝腎のジュースを受け取らずに歸るとは。暑さでボケてゐるな。店員が慌てて追ひかけたが凄まじい人混みで見失つてしまつたやうで、半笑ひの状態で戻つて來た。その客は後で氣附いた時どうなるんだらうか。絶叫するんだらうか。案外全く氣附かない可能性もあるよな。俺もやつたことがあるんだよな。中學の頃、ブックバーンでジョジョの20卷を買つたんだが、お釣りだけ受け取つてそのまま歸りさうになつて店員が追ひ掛けて來た。20卷と言へばンドゥールの邊りか。ブックバーン懷かしいな。今はサークルKになつてゐる。その前はライトオンといふ服屋だつた。高校の頃にはもうライトオンだつた氣がするな。ブックバーン憶えてゐる人ゐるんだらうか。俺は店の中の風景まで憶えてゐる。釣りの本とかCDとかよく買つたな。さう言へばB'zのMARSやIN THE LIFEもブックバーンで買つたんだ。あの頃マウンテンバイクに乘つてよく釣りに行つてゐた。入鹿池とか今では絶對行く氣になれんやうなところまで平氣で行つてゐた。高校受驗が間近でも全然關係無い。高校入試の前日も釣りに行つてゐた。その頃から既に受驗には關心が無かつたな。それだけ釣り三昧でもあまり釣れなかつたけどな。入鹿池のブラックバスは難易度が激烈に高いんだよ。プロでもなかなか釣れないらしい。激スレ。近所の池ではそこそこ釣れたけど。自分でルアー作つたりもしてたな。まあそんなことはいい。何の話だつたか。まあいいわ。

座席から見たステージもうやることが無いので中に入ることにした。入り口に近づくと、全開になつてゐるドアから冷氣が流れ出して來て震へる。これは中はヤバいな。入場引換券を渡して座席券を受け取る。さて、席はどこか。スタンド1塁側22列だと。スタンド席は久しぶりな氣がする。Into Freeの時はスタンドだつたか。C'monも2公演ともスタンド席の激烈に後ろの方だつたな。Ain't No Magicの時はどうだつたかな。まあいい。1塁側のスタンドと言つても廣いからどこら邊なのか實際に行つてみないと分からない。中の通路は大混雜。ほとんどの男用トイレが女用になつてゐるが、それでも異常に竝んでゐる。もう絶對どう考へても間に合はんと思ふんだが、便意が發生する前から竝んでゐるんだらうか。もしさうなら本當に便意に襲はれて苦しんでゐる人が無意味に殺されることになるな。ウンコに苦しめられる人生の俺はかなりヤバい。女ぢやなくて良かつた。券には18通路と書いてあつた。もうほとんど一番奧みたいな感じだ。8ゲートから入つた方が良いのではないか。18通路から中へ。22列は結構前の方だつた。通路側なので出入りが樂だ。傾斜があるので前の人が長身でも大丈夫。下手なアリーナ席よりは良いだらう。上手側から斜めに見る感じ。下手側は微妙に見えない部分がある。距離はかなり遠いのでメンバーが誰だか識別することすら不可能だらう。糞席の部類かな。でもドームだから仕方が無い。ドームで良席なんてまづ無いから最初から期待してゐない。開演まで1時間。アホみたいに寒い。外は灼熱地獄だつたから異常に汗をかいてゐる。その状態でこんな寒いところにブチ込まれて長時間身動きせずに待つのか。便意に襲はれる展開かね?便所は無いぞ。竝んだら開演に間に合はんぞ。なんでこんなに寒いんだ。エアコン強過ぎ。入場時に貰つたチラシを眺める。いつもは会場ごとに違ふ、新聞みたいな感じになつてゐたが、今囘はただのグッズの宣傳のみ。ステージ横に巨大なクレーンがあつて、車を積み上げ始めた。何かの演出に使ふんだらうか。無造作に積んでゐるやうに見えるが倒れたりしないんだらうか。一應しつかり固定してゐるんだらうけど。寒さにも慣れ始め、ひたすら待ち續けてつひに開演。

ピアノとハーモニカの物悲しい曲が流れ始める。途中から色んな音色が重なつて莊嚴な感じになつて行く。ステージ正面にあつた赤い風船の絲が切れて空へ。そして本篇が始まる。

1曲目は新曲のRED。野球選手に頼まれて作つた入場曲か何からしいが、普通にB'zの曲としても使へるやうに作つたとか。結構ライブには良いかもしれない。思つた以上にステージが見えない。イントロのバンジョーか何かのリフはどうやつてゐるんだらうか。シーケンスを流してゐるんだらうか。松本か大賀がギターで彈いてゐるんだらうか。誰がどこにゐるのかすらも分からない。ステージの端にある畫面を見るしか無いかもしれない。途中からギターの歪んだ音が入つて來る。松本は久しぶりに通常の形のレスポールを彈いてゐる。最終日だから無茶をしても良いと考へてゐるのか分からんが稻葉の叫びが凄い。

2曲目は新アルバムの曲、NO EXCUSE。最初はノリの良い曲が來るのが定番。ギターは黒のDCかな。この世にゃ言い訳の入るスキなんてない

恆例のMC、「B'zのライブジムにようこそ!!」のコーナー。いつも變な小芝居が入る。今囘は下手側のトラスに巨大なブラジャーが吊り下げられ、クルッと囘つて裏向きになつたらそこにB'zのライブジムにようこそ!と書いてあつた。

3曲目はタッピングハーモニクスから始まる超懷かしい曲、YOU & I。ねがいのカップリング曲。1995年の曲かな。生で聽くのはB'z LIVE-GYM Pleasure 2000 -juice-以來だらう。超懷かしい。鳥肌が立つた。名曲だな。ギターはゴールドトップのDCだつたと思ふ。ギターソロ前半は音數少なめで後半は大賀とハモリ。意外な曲が聽けたな。エンディングは少しアレンジされてゐた。終るかと思つたらスローになつて「きっと良かったんだろう〜」のところをもう1囘歌つた。

4曲目はTIME。これは1992年の曲だが、近年割とよくやる印象なのでそんなに珍しい感じでもない。ただじつくり聽き入るのみ。

5曲目はHEAT。25周年ベストアルバムに新曲として收録された曲。元は韓國の歌手に提供した曲で、それをB'zが自分達でもやつた曲。イントロが流れ始めた瞬間に輕い歡聲が起こつた。そんなに嬉しい曲かな。割とレアな曲かもしれんけど。Into Freeに行けなかつた人は死ぬほど聽きたい曲だつたりするのかもしれない。

ここで少し休憩。MC。

6曲目、新アルバムから、アマリニモ。ギターはファイヤーバード。思つたより良い音するんだな。もつと輕い音が出るイメージだつたけど。

7曲目、クリーントーンでギターが何か彈き始め、何の曲だらうと思つてゐるうちに終つて大賀がアコギでコードを鳴らし始め、稻葉の歌がすぐに入る。Exit To The Sun。松本の姿が見えないが暗い場所にゐるんだらうか。この曲はエレキギターが曲の後半まで出て來ないからライブではやらないかもしれないと思つてゐたんだが、松本無しでもやるんだな。ギターソロの少し前から松本のギターが入つて來る。ソロは結構激しいんだよな。

8曲目、Black Coffee。この邊りは新アルバムの曲ばかりだな。Las VegasやEPIC DAYはアンコール直前にやるんだらうけど、それ以外はこの邊でまとめてやつてしまふんだらう。後半は過去曲のオンパレードな感じか。

MC。結構長く色々喋つてゐた。面倒なので内容は省略。

9曲目、君を気にしない日など。一昨年のライブツアーで、客が歸る時に後ろで流れてゐた曲だ。新アルバムで2番目ぐらゐに好きな曲。

10曲目、ジャズつぽいアドリブみたいな演奏が始まり、何だらうと思つてゐたらMan Of The Matchだつた。コーラスは日本語だけど外人が歌ふ。

MC。メンバー紹介。最初に松本からといふ珍しいパターン。次にドラム、シェーンガラース。ベース、バリースパークス。ギター、大賀好修。キーボード、増田隆宣。そのまま増田がオルガンを演奏し始める。何の曲か分からないやうにするのはいつも通り。ここからどんな曲に繋がるんだらう。

11曲目。オルガンでコードを鳴らした最後の音がクレシェンドし、いきなり歌が重なつて來る。熱き鼓動の果て。超懷かしい。サッカーの日韓W杯の頃の曲だ。生で聽くのは2002年のGRRENツアー以來か。あの頃は色んな歌手のライブに行つてゐたな。俺の人生初のバンド活動の初期の頃。あやや全盛期でもあるな。水族館に通ひ始めたのもその頃か。色んなことを思ひ出した。曲の最後、モウスグデアナタニアエル・・・のところを繰り返しながら稻葉と松本がステージの左右に分かれ、そこから移動する臺に乘つてアリーナ席の外周を囘つてアリーナ席後方の小さいステージへ移動。割と近いところを松本が通つた。

後ろのステージに辿り着いてから輕いMC。

稻葉がブルースハープを吹き、松本がスライドギターで應へる。交互に何度か繰り返し、タンバリンでリズムを取る音が聞こえて來た。タンバリンは誰がやつてゐるんだらうと思つたがよく見えない。後ろのミニステージとは逆方向、メインステージの方の畫面を見ると、稻葉がペダルハイハットみたいなのを踏んで鳴らしてゐるやうだ。そのままで12曲目のZEROへ。ギターのチューニングがどうなつてゐるのか分からないが、スライドギターで和音を鳴らしてゐる。ただ、あまりコード感が感じられない。よくこの伴奏で歌へるなと思つた。ラップの部分は客も激しく歌つてゐた。曲の終りは少しづつテンポを上げながらギターとハープの演奏。最後にゆつくりになつて終り。

MC。メインステージに殘して來たメンバーも演奏に參加するとのこと。後ろのステージからメインステージに呼び掛け、合圖とともにスタート。

13曲目、Blue Sunshine。超懷かしい。これも熱き鼓動の果てと同じくGREENツアー以來だらう。といふことは13年ぶりか。あれから13年經つてゐるといふのが驚きだ。ゆっきーと一緒に行つたな。あの時もドラムはシェーンだつたが、ベースはビリーシーンだつた。ギターソロがだいぶ變つてゐたが、こちらの方が好きだ。

14曲目、有頂天。バスドラムが4分音符で鳴り續ける中、ベースが入つて來る。ギターも入つて有頂天のリフを一部切り取つたやうなのを繰り返し、稻葉が煽り始める。名古屋ベイベー!今何時ですか?そろそろ有頂天になる時間ぢやないの?と。後ろのステージから前のステージにゆつくり戻つて行く。歸りは稻葉が近くを通つた。メインステージに戻り、TAKがジャカジャカとあの變則的なリズムでコードをかき鳴らし始め、稻葉が歌ふ。今囘の新アルバムEPIC DAYの中から唯一シングルになつた曲だ。今夜だけでも有頂天にならせて♪・・・パチ打たされてゐる時以外、常時有頂天な俺には共感できない歌だ。

MC。EPIC DAYといふアルバムについて。EPICといふキーワードについて色々と語る。そして次へ向つて行く。「さあ、どうしましょうか。どうする?もう有頂天にもなっちゃったし。折角、今日しかない、今しかない、この瞬間に同じ場所で、一緒にこうやって過ごしているわけですから、そろそろ自分の中にあるものをお互いに晒け出して見せ合って行くってのはどうでしょうか。やろうぜ名古屋!!覺悟はできてますか!?Are you ready, Nagoya!!いっちゃいますよ!いっちゃいますよ!」

15曲目。稻葉の叫びに被せて附點8分のディレイを掛けたミュート氣味のアルペジオが重なつて來る。ultra soulだ。このタイミングで來るのは珍しい。いつもラストに來て盛り上がる感じだ。まあとにかく、ここから過去曲の中でも盛り上がる曲の連打が來る。數曲やつてアンコールだ。基本は2011バージョン。ギターソロは大賀とハモリ。エンディングはウルトラソウル!ウルトラソウル!と何度か叫ぶいつものパターン。と思つたら最後にゆつくりになつて夢じゃないあれもこれも〜♪と。

間髮容れず次の曲へ。16曲目、スイマーよ!!。すげえ懷かしい。SURVIVEに收録された曲なので97年のやつか。SURVIVEのライブは見てゐないので生で聽くのは初めてかもしれない。と思つたが後でよく考へたらELEVENツアーでも聽いてゐた。スイマーよ2001!!といふバージョンがあるんだよな。大學の頃にカラオケで歌つたのを何故か唐突に思ひ出した。あの頃はパチスロが樂勝な時代だつたな。

TAKのソロ。GO FURTHERの中途半端な場所のメロディを奏で、そこからアドリブでしばらく獨奏。何をやるんだらうと思つてゐたらそのままドラムが入つて來てGO FURTHER。これはBeginner's Rock時代にやつた曲だ。懷かしいな。今でも日課のギター練習のレパートリーに入つてゐるから頻繁に聽いてゐて、懷かしいと感じるのは不自然な氣がするんだが、やはり自分が彈くのと聽くのは違ふな。フルコーラスやらず、最初の部分のメロディだけで短めに終つた。

F#のコードを伸ばしてゐたかと思ふと、そのままBURN -フメツノフェイス-のイントロに繋がつて行く。これは生で聽くのは初めてだ。ACTIONツアー後半のアリーナ公演ではやつたと思ふが、その時は種子島にゐたので行けなかつた。BURN發賣前のホール公演は奇蹟的に當選したので椅子タンと行つた。アリーナツアー後のPleasure2008ツアーには種子島から歸つて來てすぐのタイミングだつたのでCHOSANGと行つた。PleasureではBURNはやらなかつたんだよ。そんなわけで初めて生で聽く。これも日課のギター練習でやつてゐる曲だが、彈くのと聽くのは全然違ふな。最後のBURN BURN BURN BURN BURN!の後、ステージ横でクレーンが吊り下げてゐた車が落下し、裏に消えると同時に花火が爆發。

バンドの演奏は續く。稻葉と客の掛け合ひ。いつもjuiceのギターソロの後でやるやうなやつ。畫面ではスロットみたいなのが動いてゐる。ステージ横の奧から色んな形のバルーンが出て來る。掛け合ひはいつもどんどん高い聲になつたりロングトーンになつたりして客が眞似できない方向へ行かうとするんだが、今囘は逆に恐ろしく低い方へも行つた。結構長い時間やつてゐた。

19曲目、Las Vegas。過去曲連打は意外と少なかつたな。このLas Vegasの後はたぶんEPIC DAYをやつてアンコールに突入かなと思つた。ステージの柱とかに仕込まれたLEDがカラフルに激しく光る。會場の屋根とか色んな場所から激しくレーザー光線が出てやたら派手だ。

増田がオルガンを奏でる。何の曲か分からない感じはいつも通り。ここかからどんな曲が始まるんだらうといつもは期待しながら聽くんだが、まあEPIC DAYだらうといふ豫想は的中するだらう。ドラムが入つて來て稻葉が叫ぶ。Thank you, Nagoya!! 20曲目、EPIC DAY。70年代ハードロックをリスペクトしたオマージュとFC會報でTAKが言つてゐた。それをアルバムタイトル曲にするのも凄いな。DEEP PURPLEつぽいといふか全力で意識してゐる。長い間奏でオルガンとギターの掛け合ひがあつたりとか。昔の洋樂の古臭いハードロックが好きな人には堪らんね。ドラムが激し過ぎるのが70年代とは違ふ感じだが。シェーンのドラムがカッコ良過ぎる。

やはりここで一旦休憩だ。メンバー退場。アンコールタイム。俺は全力で座る。アンコールでは客席でウェーブが起こる。昔は綺麗にできてゐたが、近年あまり綺麗にできてゐるやうに見えない。俺はこの間に1曲目から順に思ひ出して記憶を定着させる作業だ。1囘見たり聞いたりしただけのことを長期間憶えてゐられるやうにはできてゐない。同じ情報を何度も反復して入力することで長期記憶が形成される。腦は短時間で急激に忘れる仕組みになつてゐる。まだ忘れてゐない今がチャンスだ。忘れる前に思ひ出して復習。ここでの反復が非常に重要。曲順や光景やMCなどを必死に思ひ出しておく。そんなに必死になるなよと思ふかもしれない。だがこれは非常に重要なことなのだ。日記に詳しく書くことが目的ではない。折角觀たライブを全然思ひ出せなくなるのは勿體無いぢやないか。

  1. 01. RED
  2. 02. NO EXCUSE
  3. -B'zのLIVE-GYMにようこそ!-
  4. 03. YOU & I
  5. 04. TIME
  6. 05. HEAT
  7. -MC-
  8. 06. アマリニモ
  9. 07. Exit To The Sun
  10. 08. Black Coffee
  11. -MC-
  12. 09. 君を気にしない日など
  13. 10. Man Of The Match
  14. -MC メンバー紹介-
  15. 11. 熱き鼓動の果て
  16. -MC-
  17. 12. ZERO
  18. -MC-
  19. 13. Blue Sunshine
  20. 14. 有頂天
  21. -MC-
  22. 15. ultra soul
  23. 16. スイマーよ!!
  24. 17. GO FURTHER
  25. 18. BURN -フメツノフェイス-
  26. 19. Las Vegas
  27. 20. EPIC DAY
  28. -Encore-
  29. 21. イチブトゼンブ
  30. 22. 愛のバクダン

割と短い時間でメンバーが戻つて來た。稻葉が客に感謝の言葉を述べ、松本がギターを奏で始める。何の曲かと思つたらイチブトゼンブだつた。愛し拔けるポイントがひとつありゃいいのに〜と歌が重なつてから通常のイントロへ。最近結構ヒットした曲だな。と思つたが2009年だから最近でもないんだな。種子島で猫の叔母が見てゐたテレビドラマでこの曲が流れてゐた。あの冷凍オキアミ腐敗事件のあつた年だ。ドラクエ9をDSでやつてゐたな。あの時の種子島では本當に酷い目に遭つた。あの時の種子島の記憶が鮮明過ぎて最近のやうに感じてしまふのかもしれない。

ラストは愛のバクダン。最近のライブと全く同じ感じで特徴あるドラムから始まる。オルガンが薄つすら重なつてゐる。愛のバクダンだとすぐ分かるパターンだ。最後はやはり盛り上がつて終る。この後にもう1曲あるかもしれんが、これで終る氣がした。何氣にライブのラストが愛のバクダンといふのは初めてのやうな氣がする。アンコール前ラストみたいな印象が強い。2コーラス目Bメロ、稻「そこに響くのは 當然名古屋のヴォイスでせう!」ギターソロは前半速彈きで後半は大賀とハモリ。

最後のコードはCDと違ふ轉調したいつものあのコード。そのまま伸ばしてゐたかと思つたらもう一段階高いコードを鳴らし、まだ次の曲があるのか?と期待させる展開に。そこでGIMME YOUR LOVEのリフを奏でる。やるのか!?Pleasure 2000の時に聽いたが超懷かしい。でもやらなかつた。稻葉もGIMME YOUR LOVEと何度か叫んでゐたのに曲は始まらず、どんどん激しくなつてジャーン!と演奏が終ると同時に花火が爆發。期待させやがつて。

最後に稻葉が挨拶。スタッフ、全國のオーディエンス、そして今日集まつてくれた名古屋に拍手。せーの!おつかれー!!でライブジムのテーマが流れ始める。最後の最後に稻葉が氣をつけて歸つてくださいと挨拶して退場。ライブジムのテーマが終れば規制退場だ。終つた。

規制退場のアナウンス。みんなが一齊に出ると混雜して大變なことになるので、まづはSS席の人からとか色々指示される。でも大半の人が無視して勝手に出る。この時にバックでB'zの未發表曲が流れるのが通例で、マニアはじつくり新曲を聽く。なんかあまりよく聽こえなかつた。殘つてゐても仕方が無いので俺も規制退場を無視して外に出ることにした。人が多い。歩くのが遲い。もつと速く歩け。連絡通路を歩くよりも下の道路を歩いた方が早いかもしれないと思つて下に行つてみたが意味が無かつた。さすがに5萬人のうちの何千人かが一氣に外に出たからどこを通つても壓死寸前の状況。電車に乘るのも一苦勞だらう。切符を買はなくて良いのは樂だ。苦勞して驛に辿り着き、改札へ。ホームに出ると既に乘車率300%ぐらゐの破裂しさうな電車にさらに人が乘り込まうとしてゐる状況。さらにアホみたいに竝んでゐるので次の電車に乘れるかどうかも分からん。奧まで行つてみたら人が減つてだいぶ餘裕な感じになつてゐた。入り口附近は異常に人が多いんだな。次の電車には乘れた。入るドアと反對側のドアの前を目指す。平安通では反對側のドアが開く。すぐに出られるやうにしておかないと大變なことになる。無事にドアの前といふ激烈に良い場所を確保でき、平安通では樂に降りることができた。平安通で降りる人はほとんどゐない。他の經路で歸ると犬山まで座れない可能性が高くなるが、この經路なら平安通から座ることができる。最強過ぎる。平安通で小牧線に乘り換へ。ここで悲劇。座れるはずだつたのに絶妙に惡いタイミングでギリギリ座れない。1本前にナゴヤドームを出た電車に乘つてゐた人が既に乘り込んでゐて、俺と同じ電車だつた人も乘り込んで空席がギリギリ無い感じになつてゐる。一應全車輛を確認したが空席無し。すぐに空くかもしれないが、命を守るために確實な着席が必要だ。もう1本待つことにした。時刻表を見ると、この電車が出た15分後に次の電車が出るらしい。ここが終點だし、電車自體は發車よりだいぶ早めに來るのではないか。まだ時間があるので階段を上がつて自販機でジュースを買つた。ホームに戻つて電車を待ち、全員降りた後で悠々と空席しか無い電車に乘り込む。座れる安心感。これが無ければ電車には乘れない。發車までの間にパンフレットを見る。ただの寫眞集だな。記念に必ず買ふのだが、結局1囘しか見ないんだよな。これに3000圓も出すのも勿體無い氣がするな。3000圓あれば野菜の種が無限に買へるぞ。で、犬山で乘り換へて西可兒で降りて歸宅。

まづはPC起動。最優先すべきはメモ。後で日記を書くために、憶えてゐるうちに色々とメモを取つておかねばならん。人間の腦は一度見たり聞いたりしただけで完全に記憶できるやうな仕組みにはなつてゐない。短期記憶を長期記憶に變へるためには反復して同じ情報を入力する必要がある。何度も復習することが何より重要だ。これはただ頭に思ひ浮かべたりするだけでも良い。學校の勉強とかでも布團に入つてから眠りに墮ちるまでの間にその日に學んだことを輕く思ひ出すといふだけでも凄まじい效果がある。勉強時間は無駄に多いのに全然學力が無いバカは復習をやつてゐないことが多い。復習のタイミングはエビングハウスの忘却曲線を意識しよう。記憶にはコツがあるのだ。頭の良さとかは關係無い。忘れないうちに復習。忘れてからではダメだ。歸りの電車の中でもライブを思ひ出しながら記憶への定着を圖る。アンコール中、電車の中、歸宅直後、寢る前、翌日、數日後の日記執筆時。なかなか良いタイミングでの復習だ。

こんなに疲れ果ててゐても日課はキッチリ消化せねばならん。ギター練習14曲、筋トレ、讀書。ギター練習は週末の1.0倍速だ。少し時間が掛かる。筋トレは脚の日。アホみたいに歩いたからそれを筋トレといふことにしてしまつても良ささうだが、さうすると今後も日常生活の行動を筋トレといふことにして逃げようとするに決まつてゐるのでしつかりやる。ただし疲れ過ぎてゐるので囘數は少なめだ。讀書もほんの少しだけ。やらないよりはマシ。毎日續けることが重要だ。休んでもOKといふルールにすれば特に理由が無くてもサボるやうになつて、そのうちやらないのが當り前になる。さうしてお前らみたいなつまらない人生になつてしまふのだ。といふことで、サクッと日課を消化。ああ疲れた。バンドの練習の翌日で元から疲れてゐたのにあんな遠くまでライブを觀に行つて疲勞困憊。寢る時に布團の中でもう一度ライブを思ひ出す。今囘はなかなか珍しい曲が多くて良かつたな。

(1.0)いつかのメリークリスマス、SPLASH!、ultra soul [Alternative Guitar Solo ver.]、ultra soul 2011、今夜月の見える丘に、STAY GREEN 〜未熟な旅はとまらない〜、パーフェクトライフ、憎いあの娘、Anniversary song、fake、MIRAI、turning、トウダイモトクラシー、pain。

ギター練習56分、スクワット120囘、ハギ120囘、讀書5ページ。

Info.
公開日時2015年08月16日 07時15分18秒
本文文字数17822文字 (タグ込み)
URLhttps://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20150726
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