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犬土偶日記

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2014年09月20日

北陸旅行 山代温泉〜日本海さかな街

公開日時: 2014年09月26日 03時21分58秒

肩の痛みでなかなか寢附けず、睡眠不足だつたが何とか早起きできた。死ぬほど眠い。無理して屋上の露天風呂へ。隣の建物なのでエレベーターで直截行くことはできない。まづは5階で降りて少し歩き、奧の別のエレベーターで屋上へ。朝は寒いかと思つたがさうでもないな。洗ひ場で適當に體を洗ひ、外へ。甕の風呂が2つあつたので入つてみた。温い。續いて泡風呂へ。最後に一番廣い風呂へ。そんなに廣くもないけどな。洗ひ場の横にあつたピンク色の風呂にも一應入つておく。サウナにも入る。5分の砂時計がやたら長く感じる。ダラダラと適當に1時間ぐらゐ入つただらうか。朝飯を食ひに行かねばならんのであまり長く入るわけにはいかない。温泉旅館なのに肝腎の温泉がショボいな。種類が少ないしあまり廣くない。建物だけアホみたいに立派なんだが。アンバランスだな。安いから滿足度はだいぶ高いけども。

部屋に戻る。エレベーターを出たところで親に會つた。俺がなかなか戻つて來ないから迎へに行くところだつたと。擦れ違ひにならなくて良かつたな。そんなに長く入つてゐたかな。貧乏性だから短時間で出るのは勿體無く思へて難しいんだよ。

飯を食つてすぐ歸るといふことなので、浴衣から着替へた。3階のレストランへ。朝飯もバイキング。和食系と洋食系の兩方が用意されてゐて、夜よりも品數が多い。夜より朝の方が豪華な感じがする。昨晩食つたものが全部體内に殘つてゐるので食へないかと思つたが、意外と食へるらしい。和洋關係無く無節操にお盆に載せまくり、モサモサと食ふ。ジュースで喉を潤しながらご飯も餘裕で食へますから。休まず2周目に突入。他の人はあまり食はないやうだ。俺はまだまだ行くぜ。アホみたいに食ひまくり、夜よりはだいぶ早く限界が訪れたので齒を食ひ縛りながらデザートに手を出す。大量のデザートを持つて席に戻らうとしたら、親がもう自分達は部屋に戻ると言ふ。ゆつくり食つて來いと。でも9時には歸るからとも。時計を見ると8時半。あまりゆつくりはできさうにない。胃の内容物が腸の方へ移動するのを待つ時間は無い。無理に詰め込むしか無い。一人で默々とデザートをモサモサ食ひ、果汁100%のジュースをガブガブ飲み、コーヒーも飲む。一時的に夢の一人バイキング。もう限界。この1日半で相當食つたぞ。あれだけの量がどこに入つてゐるんだらう。まだまだ時間を掛けて食ひたかつたが時間が無かつたので諦めて部屋に戻つた。

さつさと歸る準備をするだけ。輕く便所でウンコを屠る。あまり出ない。しかし不思議な旅館だな。建物はやたら立派なのに内容はそれほど高級ではない感じがする。頑張つて高級さうに見せてゐる感じはあるけども。スタッフの對應は凄く丁寧だし料理もコックの腕のおかげで安い素材の割には美味いし、値段を考へると相當に良いと思ふ。ただ肝腎の風呂がショボいのが殘念。どういふことなんだらうか。昔は高級旅館だつたけども不況で潰れたところを別の業者が買ひ取つて始めたとかさういふことなんだらうか。今は日本全體が貧しくなつてゐるからここまで安くしないと客が入らないといふことなんだらうか。でもこれで6700圓なら十分過ぎる。通常料金だといくらなんだらう。倍だつたらどう感じるだらう。やや割高に感じるかな。まあそんなもんかと思ふかな。1萬以下なら滿足度はかなり高く感じるだらう。

受付で金を拂ふのを待つ間に氣附いた。靴を忘れて來た。旅館のスリッパで下りて來た。間拔け過ぎる。よく見ると俺以外も全員さうだつた。アホの團體か。鍵は掛けずに來たからまだ大丈夫といふことで、半泣き状態で部屋に戻る。靴に履きかへ、他の人の靴を持つて1階へ。冷藏庫の中に、密かに持ち込んだ罐ビールもいくつか忘れて來たらしい。アホの團體だな。

昨日、女形谷PAだつたかどこだつたか忘れたが、9月20日に小松航空祭があるといふやうな立て看板を見た。澁滯するかもしれんといふ警告。時間が合へば歸りに航空ショーでも見て行かうといふことになり、旅館の受付の人に時間を調べて貰つた。入るのは朝からできるが航空ショーは12時半からだとか。それだと歸るのが遲くなり過ぎる。飲み屋は今日の17時からやることになつてゐるらしい。といふことで、航空ショーは諦めた。敦賀の巨大な魚市場に寄つて行くことになつた。

國道8號線をひたすら走る。すぐに福井に突入。丸岡の邊りで右方向に春江と書かれた標識を見た。愛キュンの故郷はこんな感じの場所か。見た感じ可兒とあまり變らない田舎だが、海が近いので春江の壓勝だらう。國道沿ひにGENKYを何軒か見かけた。GENKYは福井の企業だからな。鯖江の邊りでサンドーム福井が見えた。C'monツアーの時だつたか、B'zがここでやつた。ドーム公演は當然名古屋へ行くが、FCの抽選でアリーナ公演のここも申し込まうかと少し考へた。でも遠いからな。一應電車で來ることは可能だが、日歸りは不可能だから宿泊費で死ねる。泊まるならついでに觀光もしないと勿體無い。一應色々調べたりはしたんだ。愛キュンがよく美味いと言つてゐるヨーロッパ軒のソースカツ丼も一度食つてみたいしな。でも結局行かなかつた。ドーム公演以外はどうせ當らないし。こちらの方に來ると觀光は東尋坊と永平寺しか無いしな。

河野といふ道の驛で休憩。海が見える。ここら邊が敦賀湾の入り口かな。食堂や土産屋はショボい。もう後は魚市場に寄つて歸るだけらしいんだが、よく分からん旅行だよな。寄つた場所のどこもじつくり觀光してゐないし、目的が温泉とは思へないほど全然温泉に入つてゐないし、バイキングのために斷食するわけでもないし、何が目的の旅行なのか全然分からない。普段と違ふ環境で酒を飲みたかつたといふだけのことなんだらうか。それにしては大して飲んでもゐない。こんな慌ただしく中途半端にやるより、もつとじつくり1つ1つアホみたいに堪能すべきだと思ふ。彦根城周邊だけで1日掛けろ。2日目で東尋坊と水族館を隅々まで見盡くせ。加賀の巨大な觀音像も見に行け。ヨーロッパ軒のソースカツ丼も食ふべき。俺一人だつたら最低4日は掛けただらう。金があればといふ前提だが。消化不良だな。どれ一つまともに堪能できてゐない。俺一人バイキングで全力出しただけだ。

しばらくして敦賀市内に入つた。昆布館が見える。大昔に椅子タンの親父さんに連れられてここら邊を通つた。三方五湖の歸りに昆布館で晝飯を食つたと思ふ。9年前に水晶濱に行つた時もここを通つたはず。國道27號線を少し西へ走つて目的地の日本海さかな街に到著。ここもたぶん來たことがあるな。

そこそこデカい建物で中は魚屋が大量。客も多い。どこの店も同じやうなものが同じ値段で賣られてゐる。ズワイガニ、甘エビ、アジ、サバ、ホッケ。どの店も大體これがメイン。こんなところまで來てどこでも買へる鰺や鯖なんか買はないよ、と思ふのだが、妙にそそられる。鯖を丸ごと燒いてゐたりして匂ひに釣られさうになるが、鯖の丸燒きは1匹1500圓とか書いてあつて無理。あまり珍しい魚は無いな。ノドグロに少し惹かれるがやはり一寸高い。それにノドグロは山陰産が良いと言ふしな。イクラが大量に置いてあるが北陸産ぢやないだらう。殻付きの牡蠣とかもあつたな。アマダイを見かけなかつた。若狹ぐじは1匹1萬とかするらしいから手が出ないが一度は食つてみたい。實物を見るだけでも見てみたいと思つてゐるのだが、こんなに大量に魚屋があつても置いてないんだな。今が漁の最盛期ぢやないのか。かういふところで生で賣るやうな魚ではないのかな。數が少ないのかもしれんな。適當に歩いて眺めるだけで良いのに全ての店の人が猛烈に話し掛けて激烈に勸誘して來る。もう買ふ前提みたいな感じでかなり強引。うるせえ。默つて眺めさせろ。俺みたいな貧乏さうな風體の人間にも猛烈にアタックして來るんだな。名古屋でデカい百貨店の地方物産展とか行くと金持つてさうな奴にだけアホみたいに愛想が良くて俺なんか完全無視されるのにな。飲み屋の人が店で出す魚を結構買つてゐた。親もウロウロするうちに色々買はされてゐた。俺も他の人を待つてゐる間に店の人に捕まつて強引に勸められた。どこの店も同じ値段で、今だけ○圓で賣るよ!と言ふ値段まで完全一致。最初からその値段なんだらう。どこの店で買つても全く同じ。店員の勸誘の上手さや強引さで賣上が變るんだらう。大體1800圓と表示されてゐるのが1000圓で賣られる。朝市がどうのかうのと言つてゐたから午前中だけ安いのかもしれない。鰺の開きが6枚で1000圓。鯖の開きが4枚で1000圓。ホッケの開きが4枚で1000圓。これを半分づつの量で2種類組み合はせて1000圓といふのはどうかと勸められたりする。一人ではそんなに大量に食へないから少しづつで良いと言ふと冷凍で長持ちするからと言ふ。冷凍で長期保存するなら家の近所の普通のスーパーで買へば良い。ここの魚が餘所では手に入らないほど美味いといふなら別だが、どこで買つても同じだらう。鰺2枚と鯖1枚といふ組み合はせはできる?と聞いてみたら、それだと割高になると言はれた。どういふ仕組みなんだらう。親が別の店で鰺を6枚買はされてゐたことが判明し、ぢやあ鰺は要らないと言ふと鯖2枚で500圓ならどう?と。量的に良い感じだな。それを買ふことにした。後になつてから、鯖とホッケを1枚づつで500圓はできなかつたんだらうかと思つた。バンドメンバーに何か買つて行けよと親に言はれたが、1週間會はないので生の魚はやめた方が良いだらう。何か鮮度や腐敗の心配が無いもので安くて良さげなものは無いかと適當に探してみたが、店の人が猛烈に何か買はせようとするので逃げた。

ペットボトルのジュースを買つて車に乘り込む。もう後はただ歸るだけ。高速道路へ。養老SAで休憩。無料の茶を飲む。ここで何か土産を買つても良いなと思つて適當にウロウロしてみたら、ひこにゃんの菓子があつた。1箱300圓ぐらゐの安いのがあつたのでバンドメンバーに買つて行くことにした。

小牧東インターを14時頃に出た。早いな。もう歸つて來てしまつた。14時20分頃に可兒のサガミで晝飯。味噌煮込みうどんを食つた。飲み屋で2人降ろして歸宅。親は車を降りることなくそのままパチ屋へ。すげえな。

まづは體重計に乘つてみる。うちの體重計は何故か約1kg少なく表示する。その體重計でギリギリ53kgに屆くか屆かないかぐらゐのところ。らいんの湯で量つたら約54kgといふことだ。知る限り人生最高値。48kg臺だつたはずのに1日半で54kg近い。5kgぐらゐ増えたのかもしれない。元が49kgだつたとしても4kg以上増えてゐる。そんなに體に飯を詰め込めるものなのか。ウンコはまだあまり出てゐない。水分が多いのかもしれないが、それにしてもとんでもない増加量だ。腹はそんなに膨らんでゐる感じもしないのだが。でもな、たぶん3日ぐらゐで48kg臺に戻るんだぜ。全てウンコになつて流れて行くだけ。血肉にならない。高效率ウンコ製造マシーン。それにしてもこんなに増えてゐるとは。バイキングで頑張り過ぎたにしても、よくこんなに入つたな。1日半で5kg近く飲食したといふことだよな。やればできるものだな。

夕方になつて早速ウンコが大量に出た。昨日の朝喫茶店で食つた分だらうか。晝のうどんも出ただらうか。夜のバイキングはまだだよな。ここから急激に減り續けるんだらうな。せめて500gぐらゐは肉になれよ。全部ウンコになるなら食ふ意味が無いだらうが。

(1.0)煌めく人、Pleasure'98 〜人生の快楽〜、パルス、THE HELLION、パーフェクトライフ、Brotherhood、BANZAI、Easy Come, Easy Go!、Anniversary song、fake、MIRAI、turning、トウダイモトクラシー、pain。

ギター練習55分、スクワット80囘、ハギ80囘、讀書8ページ。

Info.
公開日時2014年09月26日 03時21分58秒
本文文字数5490文字 (タグ込み)
URLhttps://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20140920
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