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話題:免許・資格・検定

2014年02月23日

日商簿記検定2級 (3)

最終更新日: 2014年03月28日 19時57分21秒

ボケ防止のための腦トレ資格試驗第14彈。日商簿記檢定2級。本當に14囘目だらうか。毎囘書いてゐるはずだからと思つて直近の資格試驗の日の日記を見て1づつ増やしてゐるが、どこかで數へ間違へてゐるかもしれない。まあどうでもいいけど。簿記2級は今囘で3囘目。これまでで一番多く不合格を食らつた試驗だ。難しいならともかく、こんな簡單なやつで2囘も不合格を食らふなんて死んでしまひたいぐらゐ恥づかしい。難しくて落ちるといふことはあり得ない。勉強不足以外に落ちる要素が無い。合格することが腦トレなのではなく勉強することが腦トレなのだが、こんなレベルの低いもので合格できないほどにしか勉強してゐないといふことはつまり腦トレをやつてゐないといふことになる。そもそも腦トレとして役不足とも言へるレベルなのに受からないなんてをかしいだらう。ただ、これまでの不合格2囘は通常の状態ではなかつた。2囘とも病氣にやられた。いや、病氣でも合格すべきレベルの試驗ではあるんだけどな。

1囘目は2012年6月に受けた。第131囘だらうか。2011年の秋頃から體調を崩して入れ代り立ち代り色んな症状に苦しめられてゐた。2012年春頃、わけの分からん微熱と倦怠感に苦しめられてゐたんだが、病院で抗生劑を貰つて飲んだら劇的に效いた。それまでピクリとも動けない日々だつた。毎日朝から晩までPCの前に座つてゐたがPCに觸れる氣力も無く、本氣で何もしないまま1日が終るやうな日々だつた。何もやる氣になれないのではなく、動けない状態だつた。頭も異常に働かず、本を讀んでも2ページぐらゐで終了。理解もできないし何もかもがダメだつた。まるで鬱病みたいな感じだが、鬱ではないはずだ。倦怠感は必ず微熱とセットで出て來て、解熱劑で熱を下げるとある程度通常状態に戻つたりしてゐた。結局、血液檢査で百日咳の抗體價が異常に上がつてゐたので百日咳の後遺症みたいなものだつたやうだが、とにかく病院で貰つた抗生劑が劇的に效いて突然囘復してハイテンションになつた。それまでの反動で今の俺なら何でもできる!みたいな感じになつてゐた。早速腦トレ再開!!といふことで調べたら日商簿記2級の申込期限が丁度その日で、これは申し込まねばならん!といふことでけたたましく爆笑しながらクソ遠い商工會議所まで出向いて申し込んだ。わけの分からんテンションで凄まじい行動力を發揮した。そしてそのまま勢ひでテキストや電卓までネットで注文した。ここまでは良かつた。しかし、まさかの再發。ピクリとも動けない日々。1日中PCの前に座つて溜め息を吐くばかり。PCの電源は入つてゐてもネットすらやらない。何もやらない。何もできない。デカい病院を紹介して貰つてさらに念入りに血液檢査をするが何も出ず、もう内科ではどうしやうもないから精神科でカウンセリングでも受けたらどうかと氣狂ひ扱ひされるに至つた。そんな状態で全く頭も働かず、動くこともできず、呆然と毎日PCの前に座るだけの日々。たまに解熱劑を飲んでみるが、效いたり效かなかつたり。元々平熱が35.4度で、微熱は36.8〜37.2度なので解熱劑を飲むほどの熱ではない。藥を飲むのは危ない。倦怠感さへ無ければこの程度の熱は免疫力が上がるから逆に歡迎すべきなのだ。しかし動けなくなるほどの倦怠感を何とかせねば日常生活にも既に支障を來してゐる状態だつた。そんな状況で簿記の勉強なんかできるわけが無い。でも申し込んだからにはやらねばならん。結局全く頭が働かん状態で20時間程度はやつただらうか。笑へるほどに頭に入らなかつた。健康な状態でも20時間では無理なのにそんな状態で20時間程度やつても絶對無理に決まつてゐる。天才はできるのかもしれんが俺は凡人だから人竝にしつかり勉強しないと受からない。解熱劑で復活した僅かな隙を狙つてテキストを讀んだりしてゐたが無駄だつた。といふわけで無殘に不合格。ちなみにデカい病院でも治せなかつた微熱と倦怠感はその後1ヶ月ぐらゐ掛けて徐々に自然囘復した。

その年の秋は宅建と行政書士の試驗があつたのでリベンジはせず、2013年2月にやることにした。變な倦怠感も二度と再發しさうにないし、風邪は引きやすくなつたが特に腦トレ資格試驗をやる上で障礙になりさうなことも無い状況だつた。簿記2級ごとき2週間もあれば餘裕だらうと甘く見てゐた。で、そろそろ勉強開始せねばならんなといふ頃になつて今度はパチ屋でインフルエンザを貰つてしまふといふ悲劇。實に14年ぶりのインフルエンザ。昔はインフルなんてただ高熱が出るだけの風邪だと思つてゐたが、大人になつてから罹ると大袈裟ぢやなくマジで死ぬかと思ふほど酷かつた。誇張ではなく本當に人生が終る可能性がそこそこあると思つて怯えて泣きさうな状態だつた。このタイミングで來るのが凄い。そんなに俺が怖いのか。何者かが俺に簿記を取らせまいとしてゐるかのやうだ。結局、10時間程度しか勉強できなかつた。インフルが治らないまま無理してやつてみたがそれ以上は無理だつた。大半忘れてゐて半年前の状態にすら戻せなかつた。折角過去問題集を買つたのにやらずに終つた。それでも受けてみたが當然に死亡。その囘は激烈に合格率の高い囘だつたやうだ。完治しないまま試驗會場に行つたので俺のせゐでその後インフルに苦しんだ人がゐたかもしれない。絶妙なタイミングでインフルに苦しめられたとは言へ、こんな簡單なやつで不合格は精神的にキツい。簡單とは言つてももちろん必要な量の勉強をせずに受かるわけは無いんだけどな。

負けたまま終るわけにはいかない。いつかリベンジせねばならん。6月は申し込み忘れた。11月は行政書士試驗に專念した。2月は寒いからスルーして次の6月にやらうと思つた。でも色々あつて今囘2月に無理して受けることになつた。申し込んだ日から必ず毎日勉強すると決めた。と言つても簿記は死ぬほどつまらんので絶望的にやる氣が出ず、ダラダラしてゐるうちに試驗日が迫つて來て直前に焦り始めるいつものパターン。人は成長しない。まづはテキストの再讀。ほぼ完璧に忘れてゐた。初囘に受けた時ぐらゐの状態に戻すまでに10時間程度消費した。それでは受からない。そこから過去問を見て出題パターンを調べ、どのパターンにも對應できるやうに練習する。簿記は知識だけの試驗ではない。電卓の練習もせねばならんし、一連の作業を體で覺えないといけない感じがある。ただひたすら本を讀んで頭に入れて頭の中で色々考へるだけの試驗とは違ふ。電氣工事士の技能試驗に少し似てゐると思ふ。俺の得意とする「書かない勉強法」が通用しない。ここ數年、全くと言つて良いほど文字を書かなかつたが、ここ1週間ぐらゐ猛烈に書いた。精算表とか試算表とか日計表とか傳票の空欄とかに大量に書き込まないと問題が解けないからな。Tフォームとかボックス圖とかも無駄に書かされる。通常の仕譯は表計算ソフトに適當に打ち込んで濟ませられるが、決算整理のメモとか未達事項の處理とか、問題を解く時に隨分文字を書かされることになつた。自分でも讀めないほど汚い字だから、その汚い數字を讀み違へて計算ミスをするやうなことも多かつた。本番は丁寧に書かねばなるまい。數字はまだ良いが、仕譯問題で畫數の多い漢字を大量に書かされるのが死ぬほどつらい。備品減價償却累計額とか書けるか。腕の筋肉がズタズタになるわ。「ビるい」でもOKにしろ。分かるだろ。ていふか、問題に勘定科目が列擧されてゐるんだから科目名の前に數字を附けておいてそれを記入するやうにしろ。まあとにかく、知識のインプットは短時間で濟ませて後半は問題演習の日々。と言つても勉強時間は少ないけどな。例によつて記録した勉強時間をグラフにして載せてみよう。

日商簿記檢定2級 勉強時間
日付時間(分)
1月20日 30
1月21日 64
1月22日 82
1月23日 45
1月24日 39
1月25日 47
1月26日 40
1月27日 44
1月28日 28
1月29日 78
1月30日 36
1月31日 20
2月1日 20
2月2日 22
2月3日 32
2月4日 20
2月5日 30
2月6日 29
2月7日 24
2月8日 74
2月9日 117
2月10日 49
2月11日 103
2月12日 69
2月13日 53
2月14日 77
2月15日 49
2月16日 83
2月17日 171
2月18日 86
2月19日 56
2月20日 163
2月21日 344
2月22日 197
2月23日 115
合計2536分 (42時間16分)

いつも通りの中だるみ。最後に急激に増えるのもいつも通り。試驗2日前にいきなり5時間超え。實はその翌日も6時間ぐらゐやるつもりでゐたんだが、つまらんからダラダラ逃げてゐたら夜になつてしまつて3時間程度しかできなかつた。過去問題集に載つてゐた問題を全て消化し切れないまま當日を迎へることになつた。實はここが重要なところだつたのだ。過去問題集の最後に載つてゐた131囘の第4問と似た問題が今日も出たのだ。そしてそこで死んだ。131囘と言へば俺が倦怠感に苦しみながら受けた囘だ。時間が足りなくて消化できないまま本番を迎へた。やつてゐたらもう少し點が取れたかもしれない。過去に受けた時のも含めると勉強時間は合計で70時間ぐらゐになる。だが初囘の20時間は20時間の價値が無い。恐らく健康な状態なら半分以下の時間でできることしかやつてゐない。インフルの時はそこまで酷くなかつたが、それでも非效率な勉強だつた。忘れたことを思ひ出す作業だけだつたしな。今囘も最初の方はさうだつた。他の試驗よりも簿記は忘れやすいやうだ。落ちて次受けるとしても知識を維持するために長期間やり續けるのもつらいし、次囘の直前から勉強すると忘れてゐて大變だし、非常に厄介だ。どうせ受けるなら一發で受かつた方が良い。結局以前の勉強も込みで50時間分ぐらゐなのかな。十分とまでは言へないが、それだけやればまあどうにかなるだらうといふ程度。ただし奇拔な問題が出たり普段より難しい問題が出たりすると簡單に死ねる。割とギリギリな感じかもしれない。電卓操作で豫想外に苦戰したせゐもある。ギター腦のせゐでボタンを離すのが遲く、2キーロールオーバーでは反應しないことが多いといふ状況だつた。16年ぐらゐギター彈いて來て腦がさういふ風になつてしまつてゐるのでそれを短期間で變へるのは難しい。結局、ゆつくり打つといふことで對應することにした。でも問題に集中すると知らないうちに電卓を見ずにPCの10キーを打つみたいに激しく連打して反應してゐなかつたりする。PCのは押したボタン全て反應するから良いんだよ。電卓は2キーロールオーバーだと3つ押した時に眞ん中に押したやつが反應しない。今日も本番の第3問の本支店會計の問題で危ふく貸倒引當金繰入額を間違へるところだつた。貸倒引當金殘高の本店の28000圓と支店の15000圓を足したんだが、それが29500圓になつてゐた。後で載せる問題用紙の餘白に29500といふメモが殘つてゐる。15000と打つ時に「00」「0」「=」と高速打ちして眞ん中の「0」が反應しなかつたんだらう。これで繰入額が間違ふと必ず減點されることになるし、費用合計が變ると當期純利益も絶對合はなくなる。さうやつて點數を激しく落とすのだ。今日は問題がアホみたいに簡單で時間もクソ餘つたので見直してこの間違ひに氣附けた。面倒な計算をさせられる項目が多くて時間が足りない状況だつたりするとこれで死ぬ。危ない危ない。

そんなこんなで、微妙な状態で試驗當日を迎へることになつた。3時過ぎに布團に入つて9時頃に起きた。あまり眠れなかつた。何故か腹が痛かつた。何か變な物でも食つたんだらうか。右向きで寢るとかなりキツく、左向きで少し痛い。結構つらかつた。起きたら痛みは消えてゐたし短時間睡眠の割に疲勞感や眠氣は無かつた。實は2日ぐらゐ前から鼻の奧といふか喉の奧といふか、よく分からん微妙な場所に微かな痛みが發生してゐて、それが成長して風邪になりさうな感じがあつた。でも無事に風邪に發展しないまま試驗當日を迎へることができた。明日以降に風邪で苦しめられる豫感はあるが、今日さへ乘り切ればどうでもいい。で、起きてから昨日殘した第130囘の本支店會計の問題を解いた。本試驗レベルでも全體で8割程度取れるやうだ。消費時間は100分ぐらゐか。時間も足りるな。そんな必死になる必要も無かつたかもしれない。たぶん大丈夫。續いて第131囘の問題を解く。初囘に倦怠感に苦しみながら受けたやつだ。2問解いて解説を讀んで時間切れ。第3問の損益計算書作成問題と工業簿記はできずに終つた。試驗會場で輕く眺める程度になる。

ところで、簿記檢定つて何の意味があるんだらう。この手の檢定試驗の中では受ける人が多い部類だ。俺みたいに役に立たなくても受ける(むしろ役に立たないものを優先的に受ける)といふ奴は別として、普通は何か目的があつて受けるはず。これが何の役に立つのか。複式簿記は一般教養だ、などと言ふ奴がたまにゐるが、さうは思へない。知つてゐて損することはもちろん無いが、知らなくて損することもまづ無い。しかも他の分野に應用が利くといふわけでもない。一般教養と呼べるやうなものではないと思ふ。誰がどんな目的で受けるんだらう。商業高校の生徒は半強制的に受けさせられるだらう。學校の卒業生の就職率にも關つて來るからな。それ以外でどんな目的があるだらうか。無理矢理考へてみるといくつか思ひつく。まづ大學の推薦入試で有利になるために2級を取る普通科高校の生徒。それから、自營業で青色申告特別控除を受けるために3級を取つて自分で帳簿をつける人。あとは、大學を出てゐない人が税理士試驗の受驗資格を得るために1級を取る場合。他には、株でギャンブルするダメ人間が財務諸表を讀めるやうになるために2級を取るぐらゐか。大學生の就職活動には向かないだらう。2級ではカス過ぎて意味が無いし1級は大變過ぎて割に合はない。微妙なところだよな。

出掛ける前に郵便屋が俺宛の書留を持つて來た。行政書士試驗研究センターからだつた。合格證在中と表に書いてある。「家の中でエスキモーみたいな格好してるこのルンペンは行政書士試驗なんか受けたのか。まさかそれで人生逆轉とかアホなこと考へてるの?」みたいに郵便屋に變な誤解をされてしまふだらうが。晒し者みたいでカッコ惡いからさういふこと書かないで欲しいものだ。開けて中を確認するのは簿記の試驗から歸つてからだ。

準備して家を出た。外に出るのは久しぶり。16日のバンド練習以來だ。その前は11日のGENKY。つまり11日から2週間近く食料を買ひに行つてゐない。今日試驗が終つたらGENKYに行くことにする。試驗會場は前囘と同じ工業團地の協同組合の建物。谷迫間公民館前の坂が地味にキツいんだよな。外に出たらまだ雪が殘つてゐた。日が當らない場所だけ大量に殘つてゐる。畑の小松菜は無殘な姿だ。葉の芯だけ殘して壯絶に食はれてゐる。蟲の仕業ではない。鳥だ。何で俺が鳥を養つてやらねばならんのだ。俺が飢ゑたらお前の命で延命してやるよ。燒き鳥食ひてえな。

家を出て少しして腕時計を忘れたことに氣附いた。坂を下りる前に氣附いて良かつた。確か試驗會場にも時計はあつたと思ふが、無かつたら不安過ぎる。家に戻つて時計を裝着して再び試驗會場へ向ふ。やはり谷迫間公民館から工業團地へ行く坂がキツ過ぎた。坂を上り切つてすぐの變電所のところの建物が會場だ。素晴らしく近い試驗會場だな。死ぬほど寒くて手が動かない状態になつてゐたので温かい飲み物を買つた。

10分前まで部屋には入れて貰へない。外で適當に131囘の過去問を眺める。讀むだけではダメなんだけどな。實際に書いたり電卓打つたりして解かないと何の意味も無い。分かつたつもりにはなれるけども。一應第4問5問も輕く見た。ここで輕く見ただけの第4問と似た問題が本番で出ることになる。しつかりやつておけば本番でもつと點が取れたのにな。

10分前になつて部屋へ。商業簿記のテキストを高速で眺める。特殊商品賣買の邊りを。第1問の仕譯問題で出るかもしれない。第2問や第3問で出るやうな決算系の仕譯はもう慣れてゐるが、ほとんど第1問でしか見ないやうな仕譯が危ないかもしれない。まあ結果として特殊商品賣買は出なかつたわけだが。

30分になつて説明が始まる。まづは答案用紙の全ページに受驗番號と名前と生年月日を書く。問題用紙はまだ開いてはいけないが、答案用紙を見ればどんな問題が出るかは分かる。3日前に無根據な豫想を書いた。第1問は仕譯(固定資産の減價償却、火災保險、荷為替、賣買目的有價證券、企業合併)、第2問は仕譯日計表、第3問は本支店會計、第4問は個別原價計算、第5問は總合原價計算。この豫想は當つたかなと思ひながら答案用紙を眺める。第1問が仕譯なのは當然。中身までは問題用紙を見ないと分からない。第2問は仕譯日計表。當つたな。日計表は眞つ白だが得意先元帳に最初からいくつか數字が入つてゐる。といふことは傳票の推定問題だ。時間が掛かりさうで鬱陶しい。第3問は損益計算書か。本支店合併と書いてある。やはり本支店會計だ。當つたな。第4問は仕譯。嫌な豫感。中身を見ないと分からないが恐らくただの仕譯ではない。第5問、全部原價計算と直接原價計算の損益計算書。工業簿記は嫌な感じのが出てゐるな。これはもしかすると危ないかもしれん。部門費の配賦表作成とか出せよ。總合で華麗にボックス圖書かせろよ。今日は14523の順に解くことにする。

表紙に(禁無断転載)と書いてあるが無斷で問題を載せてみる。バカだから無斷轉載が禁止なのは表紙だけだと思つたと言ひ譯する。俺、これでも知的財産管理技能檢定持つてるんだぜ。3級だけどな。この著作權に對する雜な態度がダメ人間つぽくて良い。訴へられたらヤバいよ。問題はA3サイズ1枚の紙を2つ折りにしてA4サイズにした4ページで、1ページは表紙。答案用紙は第1問から第3問まで1ページづつ、工業簿記2問で1ページの計4ページ。それ以外に下書き用のA4の白い紙が1枚支給される。俺が實際に使つた下書き用紙も晒してみよう。1枚では足りないなんてことを言ふ人がたまにゐるが、どういふ状況なのか分からない。何をそんなに書くことがあるんだらう。無駄にTフォームを書きまくつたり決算整理事項を全て仕譯して書いてみたりするんだらうか。兩面使つても足りないとか、そんなにビッシリ下書き用紙に書き込んだら絶對時間が足りなくなると思ふんだが。見て分かるやうに、俺は表だけでも餘裕過ぎる。ていふか、問題用紙の餘白だけでも良いかもしれない。

第136囘簿記檢定2級問題1 第136囘簿記檢定2級問題2 第136囘簿記檢定2級問題3 下書き用紙

開始。まづは第1問の仕譯。車輛買ひ替へ、法人税等、研究開發費、手形の更改、増資。見事に豫想を全て外した。1つも合つてゐない。1つぐらゐ的中させろよ。まづは1問目。いきなり面倒臭い。車が2臺出て來るからな。そして「車両減価償却累計額」を書かされる地獄。解答欄が狹いのに。腕が爆裂するわ。文字を書くための筋力が衰へ過ぎ。雜魚は頭の「車両」を書き忘れる。まあ特に問題無いやうに思へるが、ここで落とすと危ないので愼重に。13分ぐらゐ消費してしまつた。そのくせ4を間違へた。手形の更改のやつ。最後の一文を見落として利息80000圓の仕譯を書かなかつた。

續いて工業簿記の第4問へ。(1)の最後に「材料副費」の文字を見て終つたと思つた。工業簿記テキストの最初の方にチラッと書いてあつたのは憶えてゐる。でもそれが何なのか憶えてゐない。重要さうな扱ひではなかつたと思ふ。過去問でも見たことが無いしよく見る原價計算の問題にも出て來ない。何これ。しかも豫定配賦とか材料副費差異とか、何が何だか分からん。完全に終つたわ。完全に分かるのは(3)だけ。(4)と(5)もできるはずだが間違へた。終了。後で考へ直すことにする。ここでマイナス16點はキツいぞ。他でほぼ滿點みたいなことにならないと合格できないんぢやないのか。

第5問。直接原價計算は嫌ひなんだよ。滅多に出ない問題なのか知らんが過去問題集にも1問しか載つてゐなかつたからほとんど解いたことが無い。まあ書かれてゐる數字を使つて適當に埋めて行くだけだ。あまり自信は無い。もしかしてこの時點で不合格濃厚なんぢやないだらうな。

第2問。傳票の推定から。面倒臭い。これがやたら時間掛かるんだ。IQが低いからパズルゲーム系が苦手だ。得意先元帳に最初から記入されてゐる數字を使つて埋められるところから順番に埋めて行く。全ての空欄を埋めないと日計表を作成できない。死ぬほど面倒臭い。推定を間違ふと當然色んな場所の數字が狂つて來て壞滅する。愼重にやらねばならん。既に工業簿記で死ぬことが確定的だからもう落とすわけにはいかん。愼重に全ての空欄を埋め、集計しながら日計表に上から順に書き込んで行く。出て來る頻度の高い科目は下書き用紙にTフォームを作つて集計するのがセオリー。しかし現金と賣上と仕入は傳票ごとに纏まつてゐるのでわざわざTフォームを作る必要は無い。手形も數が少ないのでどうでも良い。特殊仕譯帳の問題では手形もTフォームを書くのが基本らしいので傳票でも何となく書くといふ人もゐるかもしれない。俺は特殊仕譯帳から殘高試算表を作るやうな問題では1つもTフォームは書かないけど。できるだけ樂をしたい。ミスも増えるかもしれんけどな。傳票の場合、買掛金と賣掛金だけは集計する。今囘の問題では必要無いが、得意先元帳や仕入先元帳の摘要欄とかに傳票名や傳票番號を記入させられる場合があるから、問題によつては同じ賣掛金のTフォームを上下に店の數だけ區切つて店ごとに集計したりもする。さういふ必要が出て來ることがあるので買掛金と賣掛金だけはTフォームを書く癖がついてゐる。この2つは入金・出金・振替にも散らばつてゐるから、その都度1つづつ拾ひ上げて計算して行くと漏れる確率が上がるし、入金・出金・仕入・賣上傳票で貸借を間違ふミスも起こるかもしれない。だから買掛金と賣掛金だけはTフォームを作つておくのが安全。他は割とどうでもいいが集計漏れがあると死ぬ。怖い。やり直すと膨大な時間を失ふ。全部記入し終り、借方合計と貸方合計が一致するか計算する。ドッキドキ。はい、死亡。合はない。何か集計漏れがあるな。買掛金と賣掛金はわざわざTフォームを書いて集計したから間違つてゐるはずが無い。それ以外のどこかが間違つてゐると傳票を見ながら間違ひを探すことになる。まあ死ぬわな。だから愼重に漏れ無くやらねばならんのだ。取り敢へず、一致しない借方合計と貸方合計の差額を計算してみた。複數の間違ひがあるとお手上げだが、1個だけなら差額からすぐに發見できる。差額は1500圓。借方に足りない。あ、賣上傳票の値引きだ。確かに賣上の借方が未記入だ。良かつた。それだけで一致する。OK。メモ用紙に合計金額だけメモしておく。後で解答速報を見て答へ合はせをする。この合計金額の數字が合つてゐなければ絶望的だが合つてゐればほぼ滿點。途中が違つてゐて合計が合ふはずが無いからな。一應全項目を輕く眺めて點數がつきさうな場所の數字を適當に記憶する。メモは取らない。大體分かるしな。傳票は問題用紙にあるし日計表は殘高が無いから後でいくらでも確認できる。元帳は後から確認できないが、そこが間違つてゐたら傳票の穴埋めも間違つて日計表も滅茶苦茶になつてゐるはず。結局日計表の合計金額が全てだ。じつくり愼重にやつても20分掛からなかつた。何故だ。よく見たら傳票の空欄の數が異樣に少ない。傳票の枚數も少ない氣がする。今囘は簡單だな。

第3問、本支店會計。難しくはないが時間が掛かることが多い。しかし今日は傳票問題であまり時間を食はなかつたこともあつて大量に時間がある。ゆつくりじつくり愼重にやらう。まづは未達事項の處理。内部利益の控除、原價の算定、引當金、減價償却、費用や收益の處理。定番だな。しかも簡單なやつばかり。計算に時間が掛かりさうなものが無い。しかも支店の期首商品に内部利益が無い。過去これまで出た本支店會計の問題で一番樂に解ける問題なんぢやないかと思ふ。テキストの基本事項を確認する練習問題的な難易度だ。問題用紙の殘高試算表に空欄があつて推定させられるやうなやつだと激しく電卓打つて計算せねばならなくなつて時間を無駄に消費してしまふが、今囘はそれも無い。非常に樂。商品に未達分を入れ忘れないやうに注意するだけだな。で、無事に終了。・・・と思つたのだが先に書いたやうに貸倒引當金繰入額の計算をミスつてゐた。後で見直して氣附くことになる。これを放置してゐたら不合格濃厚だらう。ここだけでなく純利益の値にも影響が出るからな。計算用紙に少し答へをメモしておく。全部の數字はメモしない。腕が疲れるし時間も勿體無いからな。賣上總利益とか營業利益とか當期純利益とか、節目の大きい數字だけで良い。細かい項目が違つてゐたらそこが合ふはずが無いからな。そこが合つてゐればまづ大丈夫だらう。一應決算整理事項で計算させられる減價償却費やら引當金やらの金額は適當に憶えておく。歸つてすぐに速報で適當に確認すれば良い。その後は忘れても良い。

さて、工業簿記だ。第4問。やはり分かる氣がしない。材料副費つて何だ。配賦するものらしいが、何だ。確かにテキストで讀んだ。でもどうでもいい扱ひだつた氣がする。製造間接費の一種か?材料費なのか?ヤバい。完全に無理だ。思ひ出せる氣がしない。第5問へ行かう。損益計算書。上から順に計算して最初から書かれてゐる純利益に合ふから間違つてはゐないと思ふんだが、何かがをかしい。直接原價計算の方は良い。この數字以外になりやうが無い。全部原價計算の方が問題だ。差異と原價の邊りがこの問題のポイントのはずだ。合つてゐるんだらうか。差異は差額で求めてゐるから賣上原價をどう間違へても計算は合ふに決まつてゐる。原價は合つてゐるのだらうか。使ふ數字を間違へてゐるかもしれない。だつてそのままだとあまりにも問題として簡單過ぎるといふか、問題にすらならないだらう?何も知らなくても解ける問題なんてをかしい。何かを勘違ひしてゐるかもしれない。不安だ。と思つて變なことをすると混亂して間違ふかもしれない。しかしそのまま解くのも逆に不安になつて來る。罠に思へて來る。不安になるといふことは自信が持てない程度にしか勉強できてゐないといふことだ。出題者が惑はせる意圖を持つてゐるのか、ただのサービス問題なのか、それすら判斷できない程度なのだ。受かる資格が無いレベルかもしれない。しかしこの差異の部分を間違へても半分以上は取れてゐるはずだ。明らかにほぼ計算の必要が無い數字を埋めて行くだけで大半が埋まる。で、結局惑はされて間違へる結末。そのままで良かつたのだ。さうだつた。考へる必要が無いレベルの試驗だつたのだ。考へると勝手に自爆する。何も疑ふな。ただの作業だ。

ここまでどれだけできただらうか。第1問の仕譯はくだらないミスがあるかもしれないので假に16點としておかう。第2問は恐らく滿點取れてゐると思ふ。第3問も大丈夫なはずだ。第5問は16點ぐらゐだらうか。もつと少なめに見ておいた方が良いだらうか。第4問は壞滅状態。第4問が0點とすると70〜72ぐらゐだらうか。超ギリギリのボーダーライン。どう頑張つても無理さうな第4問で粘るよりも商業簿記を見直した方が良いだらう。

といふことで第3問をじつくり計算し直して引當金のミスに氣附く。怖ええぇぇぇえ。そのままにしてゐたら間違ひ無く落ちてゐた。まあこれで第3問も滿點だらう。案外第1問がヤバいかもしれない。さう思つて見直してみるが、特に問題は無いやうに思へた。でも實は受取手形の決算時の利息の處理を書き忘れてゐた。第2問はまあ良いだらう。やはり工業簿記か。殘り時間は第4問についてアレコレ考へてみた。でもどうにもならない。(1)や(2)にばかり氣を取られてゐたが、(4)はできたんぢやないのか。(4)ができたら(5)もできたんぢやないのか。まあ勉強不足なんだらうな。まさか「材料副費」一撃でこんな大ダメージを受けるとは。

商業簿記はそこそこやり込んだが、工業簿記を疎かにし過ぎたな。あと半日足りなかつた感じか。費目別計算の過去問をもう少しやつてゐれば第4問はこんなに死ななかつただらう。材料副費が分からなくても1と2以外はできたはずだから。でも運惡くできない場所が出題されても何とかギリギリ合格できる感じの微妙な邊りまでは仕上げることができたな。調整が上手過ぎる。これまで色んな資格試驗を受けて來た經驗からどの程度勉強すれば良いのか結構正確に讀めるやうになつてゐる感じだな。それにしても工業簿記は絶妙に俺に足りない部分ばかり出て來たな。個別原價計算や總合原價計算が出たら樂勝過ぎてつまらない勝負になつてゐた。むしろこれで良かつた。合格發表までドッキドキだね。

試驗終了し、答案用紙が囘收された。後は野となれ山となれ。荷物を片附けて部屋を出る。そのまま家には歸らずGENKYに寄る。あけぼの橋の方から行くのは轉落死が怖いので谷迫間の方から坂戸へ拔けて行く。結構遠いな。GENKYは凄く客が多かつた。レジの竝びが半端ぢやない。どうなつてゐるんだ。適當に食料を買つて疲勞困憊で歸宅。クソ寒いし久しぶりに自轉車漕いだから死ぬほど疲れた。明日以降急激に體調が惡化するかもしれん。

まづはネットで解答速報を見る。商業簿記はほぼ滿點だらうと思つてゐたが勘違ひかもしれないので少し緊張する。もしダメだつたらまた受けねばならん。もう簿記は勉強したくない。つまらないからな。で、確認。仕譯で1問落とすといふまさかの展開。受取手形の更改のやつ。更改の部分は完璧だつた。そこに氣を取られ過ぎて最後の一文を何故か見落として決算時の利息の處理をしなかつた。見直しもしたのに見落とした。そんなこともあるんだな。他は合つてゐる。「新株式申込証拠金」の頭の「新」や、「車両減価償却累計額」の「車両」を書き忘れるアホが結構ゐるやうだが俺はそんなミスはしない。第2問は合計金額が一致してゐるのでまづ滿點だらう。一應他の部分も見てみるが、書いた覺えのある數字ばかりだ。大丈夫なはず。どこに點數がつくか分からないが、どこについても滿點だらう。第3問。これも滿點だ。危ふく電卓のせゐで貸倒引當金繰入額を間違ふところだつたけどな。もしそこが間違つてゐれば確實に2點減點される。そして費用合計が變るから間違ひ無く當期純利益の部分でさらに2點減點だ。少なくとも4點は落とすところだつた。危ない危ない。第4問は(3)しか合つてゐない。4點。ヤバ過ぎる。ここまで60點。第5問で10點以上取れば合格だ。差異と原價が間違つてゐても他が全て合つてゐれば大丈夫だらう。緊張しながら確認。あああぁぁあやはり差異と原價を間違へた。變に惑はされたな。バカが。ここには必ず點數がつく。豫想配點を出してゐる資格學校がいくつかあるが、各社バラバラだ。しかしさういふ差が出さうなところは間違へてゐない。確實に點がつく場所だけを間違へてゐるので奇蹟的にどこのサイトで確認しても全く同じ76點だ。ただし、字が汚いとか、書き間違ひとか、さういふことで死ぬ可能性は十分ある。まだどうなるか分からない。絶對安全と言へる點數ではない。少し勉強が足りなかつたかな。合格發表は3月3日らしい。どうなるか樂しみだね。今囘は簡單な囘だつたと思ふ。特に商業簿記がもう二度と無いぐらゐの簡單さだつたと思ふ。合格率もかなり高いんぢやないかな。商業簿記が苦手な人が大量に上積みできただらうからな。俺はもう少し難しくてもできるから恩惠はほとんど無いけど。工業簿記で豫想外に死んだだけ。工業簿記で上手いこと俺の弱點を狙はれたな。自分でも知らなかつた弱點を。まあ大して勉強もしてゐないし妥當なところでせう。

行政書士試驗合格證さて、今朝屆いた行政書士の合格證だ。どんなものかね。封筒が薄つぺらいんだけども。宅建の時は登録の案内の書類が滿載だつた。登録するためにはどんな要件が必要で、どんな書類が必要で、實務經驗が無い場合の登録實務講習はどういふところで申し込めば良いかとか、凄く親切に色々あつた。行政書士はこの薄さだと何も無い感じだ。開けてみると、合格證が曲がらないための厚紙と合格證と薄い紙が1枚。薄い紙は簿記試驗の問題用紙と同じやうにA3を2つ折りにしてA4サイズになつてゐる。折つた内側は白紙。「行政書士になるためには事務所を設けようとする都道府縣の行政書士會を經由して日本行政書士會聯合會の名簿に登録する必要があるので、各都道府縣の行政書士會の住所等一覽を同封します。」といふやうなことが適當に書いてある。で、住所と電話番號とWebサイトのURL一覽が適當に列擧されてゐる。これだけ。どうやつて登録するのかとか登録にいくら必要なのかとか、何一つ書いてゐない。自分で問ひ合はせて調べろといふ殘虐さ。不親切だな。やる氣の無さが凄い。むしろ登録なんかするなといふ威壓感すら感じる。ただでさへ行政書士は仕事が無くて食へないのに雜魚が開業して仕事奪ふんぢやねえよといふことだらうか。安心しろ。俺は登録なんかしないから。試しに一覽にある岐阜の行政書士會のWebサイトにアクセスしてみた。行政書士の登録に關することなどただの1文字も書かれてゐない。メール送つても仕事の依頼以外は無視される可能性が高さうだし、電話で聞く以外に登録の仕方を調べる手段は無ささうだが、この樣子だと電話しても登録まで辿り着ける氣がしないな。

昨日冷凍庫に入れておいたタンカンが完璧に凍つて鐵球みたいになつてゐた。人を殺せるほどの硬さ。これはもう電子レンジを使はないと食へないんぢやないのか。取り敢へず自然解凍を目指して部屋においておく。すぐに霜を噴いたがその後は何時間經つても表面に白い霜がついた状態から變らない。タオルで包んで手で温めてみる。手が死ぬぞ。しばらくして少し軟らかい感じになつたので皮を剥いてみた。本當に激しく剥きやすくなつてゐた。實が凍つてゐるから中も潰れない。剥いたまでは良かつたが、中が凍つてゐるので簡單には食へない。もう少し解凍してから食つた方が良いな。まあそのまま食つたけど。冷凍みかん懷かしいな。小中學校の給食を思ひ出したよ。このクソ寒い中で冷凍みかんなんか食つたら凍死するぞ。

日課のギター練習。週末の1.0倍速。疲れたのでノルマの14曲だけ。

パーフェクトライフ、世直しGOOD VIBRATION、ONE FOR THE ROAD、泣いて 泣いて 泣きやんだら、BURN -フメツノフェイス-、みかんのうた、SUPER LOVE SONG、juice、Anniversary song、fake、MIRAI、turning、トウダイモトクラシー、pain。

合格確定!とは全然言へない状況だからどうなるか分からんのだが、取り敢へず解放された。明日からはもう勉強しなくて良い。落ちたらまた5月から勉強することになるが、そんな先のことは今は考へる必要が無い。で、受かつてゐた場合に次の腦トレをどうするかといふ問題がある。知的財産管理技能檢定2級はもう受檢資格を喪失したはずだから無理。受檢料がクソ高いから3級から受け直す氣も無い。去年やると言つてやらなかつたFP2級が有力候補か。でもFPも簿記竝に死ぬほどつまらんのだよな。次は少し面白さうなやつをやつてみたい。何か良いのは無いかな。もう一度漢字檢定準1級を受けてみるといふのも良いかもしれない。だいぶ忘れてしまつてゐるからな。漢檢ジャーナルの卷末の問題がどんどん解けなくなつて行く。合格から1年ぐらゐは維持できてゐたんだよ。でもある時を境に自覺できるほどの勢ひで忘れ始めて漢檢ジャーナルが屆くたびに思ひ知らされる。準1級對象漢字は普段見ないやうな漢字も多いけど日常的に讀み書きする漢字も結構あるんだよ。常用漢字だけでは足りない。準1級と2級の間ぐらゐの級があれば良いのにと思ふ。普通の日本人はそのレベルであるべき。1級は別世界。一生接することが無いやうな漢字ばかり。相當難しいんだらうな。受かる氣がしない。で、次の腦トレは何にしようか。まあ適當に考へよう。

ギター練習56分、腹筋40囘、讀書69ページ、簿記115分。

追記。3月3日に合格發表だつたが忘れてゐてスルー。數日後に思ひ出した。合格者には合格通知が屆くことになつてゐたがまだ屆いてゐなかつた。まさか落ちたのか!?と不安になつたがWebサイトで合格を確認。結局、1週間後ぐらゐに合格通知が屆いた。合格通知のハガキは物凄くショボいやつだつた。畫像の通り。このハガキを持つて商工會議所へ行くと、このハガキと引き換へに合格證書を貰ふことができる。だつたら最初から合格證書を送つて來いや。死ぬほど面倒臭い。どうせ半分以上落ちるんだし申し込むだけ申し込んで受けない奴だつてゐるんだし、合格者に合格證書を書留郵便で送つても損はしないだらう。全然大した費用ぢやない。なんでその程度をケチるんだ。セコ過ぎるわ。取りに行くのが死ぬほど面倒だ。マジで死にさうだ。合格したのにこの仕打ち。鬼過ぎる。合格證書の受け取り期限は1年。でも早めに行かないと忘れてしまつて貰はないまま1年が經過してしまふ。それに得點を教へて貰へるのは合格發表から1ヶ月のみだ。つまり得點を知るためには4月3日までに行かねばならんといふこと。得點を聞くには受檢票が必要。合格證書を貰ふためには合格通知のハガキが必要。微妙に細かくて鬱陶しい。商工會議所へ行くのが面倒で面倒で死ぬほど放置し續けてゐたが、どんどんタイムリミットが迫つて來て半泣き状態。行けばいいんだろクソが。アホみたいに面倒臭い。氣が狂ひさう。といふわけで、3月28日に諦めて取りに行つた。得點を聞くために受檢票を渡したらそれを持つて奥へ行つて調べて受檢票の隅にボールペンで76と書いて持つて來た。成績表みたいなのが貰へるわけぢやないんだな。それなら別に口頭でも良いのに。結局、ネットスクールと大原とLECの豫想配點と完全一致だ。合計點しか教へて貰へなかつたが、第1問から順に16、20、20、4、16點で間違ひ無いだらう。書き間違ひや字が汚くて減點といふことは無かつたやうだ。これで簿記からは完全に解放された。次に何をやるかはまだ決めてゐない。

合格通知 合格證書

話題:免許・資格・検定

Info.
公開日時2014年02月24日 21時11分27秒
最終更新日2014年03月28日 19時57分21秒 (更新回数: 4)
本文文字数20962文字 (タグ込み)
URLhttps://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20140223
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