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話題:ライブ鑑賞

2013年08月29日

B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER- @ナゴヤドーム

最終更新日: 2013年09月10日 22時34分23秒

B'z LIVE-GYM 2013 -ENDLESS SUMMER- ナゴヤドーム1日目。平日なので競争率が低く、SS席當選率も上がるだらうと思つてゐたが、當然に外れてS席になつた。Pleasureツアーは過去の名曲を中心にやるツアーだ。7月のホール公演では結構レアな曲をやつてくれたが、スタジアム公演ではいつも通りの曲になるだらう。頻繁にライブに行くヲタにとつては聽き飽きた曲ばかりかもしれない。Pleasureツアーでしか過去曲をやらないならありがたみも増すが、普段のアルバムツアーでも大量にやる定番中の定番曲ばかりだからな。昔は名曲ばかりやつてくれて豪華なライブだと感じてゐたが、それは普段のアルバムツアーで過去曲をあまりやらなかつたからだ。いつしか普段のアルバムツアーでも半分近く過去曲をやるやうになり、いつも同じ曲ばかりみたいな感じになつてしまつた。そしてPleasureツアーではほとんど全曲さういふ過去の名曲で組むのでもう本當に聽き飽きた曲ばかりみたいな印象になつてしまひがち。ホール公演みたいにレア曲ばかりやると新參のファンは喜ばないし、いつもやつてゐる曲ばかりだとヲタが少し殘念な思ひをする。どんな曲をやつても必ず不滿は出るだらうから難しいところだ。まあどんなセットリストでも實際に行けば樂しめるんだけどな。

7月のホール公演の時は筋肉痛を囘避するためにライブの少し前から完全に筋トレをやめてゐたが、今囘はトレーニング量を減らすことで筋肉痛を囘避することにした。2日前から減らしてゐる。おかげで今、久しぶりに筋肉痛が無い状態。そして7月に苦しめられた耳の不調はだいぶ前に完治して萬全の状態だ。ただ殘念なことに睡眠の周期が一番悲慘な時期。日付が變る頃に目が覺めた。朝の9時にこれを書いてゐるのだが、もうすぐ眠くなる時間だらう。だが今寢ると寢過ごしてしまふ危險がある。かと言つて寢ずにライブに行くのは危險過ぎる。全力で樂しめないだらう。開演は19時。ドームまで1時間半。17時に家を出ても間に合ふが、念のため早く行つた方が良いだらう。寢るとしても15時までには絶對に起きる必要がある。10時に寢ても5時間しか寢れない。5時間なんていふ中途半端な睡眠時間で起きれるはずが無い。非常に拙い。大して眠くないが、今9時に無理して寢ても6時間。それでも足りない。起きれなかつたら約9000圓のチケ代が無駄になる。困つた。できれば家を出る前に日課のギター練習もやつておきたい。歸つてからでは疲勞で大變だらう。いつギターを彈くかは結構重大な問題だ。

名鐵のICカードのmanacaを買はうと思つてゐる。小牧線の上飯田經由でドームに行くつもりなのだが、上飯田經由の地下鐵の切符は買へない。犬山線の上小田井經由の切符なら買へるんだが遠囘りなので運賃が高い。適當に上飯田まで買つてドーム驛で精算することになる。ドーム驛はライブで人が集まつてゐて混雜するし面倒臭い。それはまだ良いのだが、最近はICカード專用の自動改札がアホみたいに増えて切符の客は長い列に竝ばねばならん状況に陷ることが多い。これが死ぬほどウザい。特に歸りは同じ時間帶に一氣に客が驛に殺到するので大變だ。前囘のC'monツアーの時に苦しんだ。IC專用改札機がさらに増えてゐるかもしれない。特に理由も無く頑なにICカードを持つことを避けて來たが、つひに俺も持つ時が來た。今日のためだけではない。來月14日の種子島旅行のためでもある。半月先のことはどうなつてゐるか分からない。飛行機代は往復分支拂ひ濟みだが、金が盡きたら中部國際空港まで行くことが不可能になつて全てが終る。電車賃を確保しておかねばならない。現金が殘つてゐる今のうちにICカードにチャージしておけば取り敢へず種子島に行けることはほぼ確定する。颱風等でチケ確保濟みの飛行機が缺航になつてANAのキャンセル待ちみたいなことになつた場合に追加で金が必要になれば死亡するが、さういふハプニングが無い状態でも空港までも行けないなんていふ慘めな事態は避けたい。手元に電車賃を現金で殘しておいても良いが、追ひ詰められて飢ゑた時に食料を買つてしまふかもしれない。金を稼ぐ作業をやめて長いからもう餘分な金なんか無いよ。FXの口座にいくらかブチ込んで放置してゐるからそれを出金して使へばどうにでもなるが面倒だ。ICカードは不安が1つある。どのルートの値段で精算されるのか。Wikipediaによると最安ルートの料金で精算されるらしいのだが、Wikipediaの信頼度は7割あるか無いかぐらゐなので安心できん。上小田井經由の料金を取られたら全力で泣くぞ。Wikipediaではなく公式サイトで調べれば良いことに氣附いて調べてみた。最安區間の値段になると書いてあつたので一安心。

急激に眠くなつた。やはり寢ずに行くのは嚴しい。危險だが寢ることにした。携帶のアラームをセットして。でもなかなか眠れなかつた。クソ眠いのに眠れない。隣の家が業者を呼んで庭木の剪定作業をしてゐた。鬱陶しいことにチェーンソーを使つて凄まじい爆音だ。宇宙は俺を恐れてゐる。結局眠れずに終りさうな感じになつたが1時間程度寢た。中途半端過ぎて餘計にキツいんだが、それでもこの1時間の睡眠は貴重だらう。これがあるのと無いのでは向うに着いてから全然違ふだらう。

先に日課のギター練習だ。歸つてからでは體力的に不可能レベルだと思ふ。

ALL-OUT ATTACK(1.9)、衝動(1.8)、OH!GIRL -Mixture style-(1.9)、愛のバクダン(1.7)、Brotherhood(2.0)、Fever(2.0)、Hey!Mr.Angryman(2.0)、野性のENERGY(2.0)、Trinity(1.8)、juice(1.8)、もう一度キスしたかった(2.2)、ultra soul [Alternative Guitar Solo ver.](1.8)、IT'S SHOWTIME!!(1.8)、ELECTRIC EYE(1.8)。

輕く飯を食ひ、16時過ぎてから家を出た。驛に着き、窗口でmanacaを買ふ。2000圓だが1500圓しか使へない。500圓はデポジットとかいふやつで、拂ひ戻し時に戻つて來るが使ふことはできない金。鬱陶しい仕組みだな。一度買つたら餘程のことが無い限り拂ひ戻しなどしないだらう。實質的にカード發行手數料みたいなものか。上飯田まで590圓。そこから地下鐵で200圓だつたはず。上飯田から3驛だから200圓だと思ふがもしかしたら230圓だつたかもしれない。いづれにしても1500圓では往復できない。ドーム驛では人が多過ぎてチャージするのも鬱陶しいかもしれない。西可児で先にチャージしておくべきだらうと思つたが取り敢へずそのまま改札を通つた。喉が渇き過ぎてゐたのでペットボトルのジュースを買つてほぼ一氣飲み。これが拙かつたのか、家を出る前に食つた飯が拙かつたのか、例によつて便意に襲はれる暗い未來。犬山まではまだ餘裕な感じだつた。先に犬山で便所に行つておくべきかとも思つたが、あまり乘り換への餘裕が無い。小牧線は本數が少ないので1本逃すと目的地に着くのが著しく遲くなる。まあウンコは後囘しにしても多分大丈夫だらうと思つた。でも大丈夫ではなかつた。豫想以上の速度で急成長する便意。頭の中で「鐵道會社の陰謀」が流れる。小牧の驛は遙か昔に地下に潛つたが、地上にあつた頃の風景を今でも憶えてゐる。30年くらゐ前の記憶だな。小學校3年の秋まで住んでゐた春日井の間内驛周邊の風景を見ながら必死にウンコを我慢する。驛のそばの井上病院はまだあるんだな。保育園の頃に何度か行つた。線路沿ひの喫茶店は閉店してボロボロになつてゐる。あそこでバナナジュースを飲んだ記憶もある。意外と幼兒の頃の記憶は殘つてゐるものだ。大昔、母親と電車に乘つた時に俺はもう運賃が必要な年齢だつたのだが、親が俺の年を僞つて不正にタダ乘りさせようとしたことがあつた。車掌が檢札に來て當然に親がまだ俺が運賃要らない年だからみたいな大嘘を言つてその場を乘り切らうとしたのだが、何故か俺がそれは嘘だと糾彈して親に恥をかかせた。正義感からではない。やつたらどうなるんだらうかといふ好奇心だ。自分はノーダメージだが恐ろしいことだ。子供の頃から頭がをかしかつたんだな。子供の前で平氣で不正をして見せる親もなかなか凄いが、幼兒だから何も分からんだらうと高を括つてゐたのかもしれない。ていふか間内から小牧の子供料金なんて往復でも200圓ぐらゐぢやねえのか。そんな危險を冒す價値があるとも思へんしその程度は節約する意味さへ無い氣がするぞ。何が目的だつたのか分からんな。親はまだあの時のことを憶えてゐるだらうか。スマンかつた。もし逆の立場だつたら家に歸つてからボコボコに毆つて死ぬほど反省させてたわ。ガキがナメたことしてんぢやねえよボケ!!俺が不正したことが惡いとかどうとかはてめえには關係ねえ!先のことをよく考へて行動しやがれ糞ガキが!!そんなショボいことで命を失ふかもしれないほどボコられて嬉しいのか!?糞が!!次ナメた眞似しやがつたら事故に見せ掛けて殺すぞボケが!!地獄で後悔しても遲いんだぞ。人生は一度しか無いことを理解しろ馬鹿が!!!といふ感じになるだらう。ガキ相手でも容赦しねえ。俺はバカガキが嫌ひだからな。死んで欲しい。想像するだけでキレさうだ。俺には子供を育てることは絶對にできない。世界一温厚な俺だが、バカなガキがはしやいでたら速攻キレる。俺も大人に殺されても文句は言へないやうなバカガキだつたな。まあバカぢやない子供など存在しないけど。線路の反對側にあつたVマートは消滅してアパートか何かが建つてゐる。30年前と變らないものも多いが、全體的にはもう全く違ふ風景だ。できるだけウンコのことは考へないやうにしながら必死に我慢してゐたが、どうやらナゴヤドーム驛までは絶對に持たないらしい状況。小牧線の途中で下車すると目的地に着くのが30分は遲れるだらうし改札の内側には絶對に便所が無いと思ふ。平安通までは行かねばならん。ギリギリか。なんで電車に乘るといつもいつも便意に苦しめられるんだ。どういふ仕組みになつてゐるのか分からん。何とか人生終了せずに平安通まで辿り着いた。便所はどこだ!!便所マークを猛烈な勢ひで探す。柱に標識があつた。便所は改札の外だと書いてあつた。バカな。やはり一旦改札の外に出させて運賃を餘分に取るつもりだな。極惡過ぎる。便所は1箇所しか無いのか?絶望的に餘裕が無い状態だがUターンして逆方向へ早歩き。反對方向にも便所があるやうで案内の標識が出てゐた。改札内と書いてあつた。こんな當り前のことが神のやうに思へる。乘り換へがある大きい驛でも改札の外にしか便所が無い極惡なところがある。死んで欲しい。心の中で「鐵道會社の陰謀」を歌ひながら便所に飛び込む。ウンコ部屋が滿室だつたら死んでゐた。危ないところだつた。でもこんなことを繰り返してゐたらいつかは死んでしまふ。

鉄道会社の陰謀

Ah 電車に乗ると ウンコがしたくなる
Ah 目的地まで 死ぬ気で我慢する
死ね 死ね 死ね 死ね

Oh 改札の内側にトイレが無い
途中下車をさせて 金 余分に取る

Ah 人の弱みに 付け込む卑怯者
完全無欠の極悪人 地獄に落ちろよ クソ鉄道会社

何故 電車に乗ると ウンコがしたくなる
Ah いつもいつも 急激な便意
死ね 死ね 死ね 死ね

Oh 改札の内側に便所作れ
Oh 漏らしたらお前らも困るんだろ

Ah 人の便意を 醜い笑顔で
せせら笑いながら 途中下車を待っている悪人 鉄道会社

Ah もうすぐ着くぞ Ah ギリ俺の勝ち
油断すると負けるから まだ静かに目的地に着くのを待ってる

Ah 何とか無事に Ah トイレに入る
完全勝利の歌を歌って 憎しみを込めてウンコを流すのさ

ウンコを屠つて便所を出る。ICカードのチャージ機を見つけたので早速チャージ。2000圓ブチ込んだ。これで殘額3500圓。今日の往復で1600圓ほど消える。1800圓か1900圓ほど殘ることになる。これで14日の種子島行きは確定的になつた。西可児から中部國際空港までは確か1480圓ぐらゐだつたと思ふ。17日に種子島から歸つて來た後に空港から西可児に戻る金はまだどうなるか分からんが親と同じ日程で行くからいざとなつたら惠んでもらへばいい。いや、そこまで金が盡きるとも思へんけどな。でも半月も先のことなんてどうなるか分からんからな。例へ今50萬ぐらゐ持つてゐたとしても半月先はゼロになつてゐるかもしれない。そもそも今いくら持つてゐるのか自分でも分からんのだけど。たぶん想像以上にヤバい状況なんだらうなとは思ふんだが、實際はどうだか分からない。金に無頓着過ぎるな。ここまで所持金を把握してゐない人間も珍しいだらう。金を稼ぐ手段であるパチンコパチスロに對する憎しみが強過ぎて金までもが憎しみの對象になつてゐる。金なんか見たくもない。當然、欲しくもない。坊主憎けりや袈裟まで憎いといふやつがエスカレートし過ぎてパチンコパチスロだけでなくそれに關る全てに憎しみを抱いてゐる。パチ屋やパチンカスは勿論のこと、パチ打つ目的である金、そこからさらに擴がつて貨幣經濟やら資本主義やらも憎むに至つてゐる。生活費を稼がないと生きて行けない仕組みがウザい。金を稼がされることに憎しみを抱く。スロで萬枚出して20萬圓GETしても凄まじい憎惡を漲らせるのは俺くらゐのものだらう。勝つて嬉しいなんて奴は頭がをかしいと思ふ。金ごときクソを手に入れて喜んでゐる奴がバカにしか見えん。たぶん俺の方が頭がをかしいんだらうな。しばらく飯が食へる安心感よりも金を稼がされた憎しみや屈辱の方が強い。まあとにかく14日に颱風等で飛行機が缺航にならなければ種子島に行けることは確定した。樂しみだ。行くだけで半日以上潰れるから3泊4日でも行き歸りの2日は潰れて實質的に2日だな。1日は法事で半日以上消費するから豫定の埋まつてゐない日は1日しか無いことになる。その1日で何をするか。實のところ行つてもやること無いんだよな。もう觀光はやり盡くした。そこらの種子島人よりも種子島の地理に詳しいと思ふ。行つたことが無い場所もあるにはあるが、知らない場所はほぼ無い。南北に55km、東西に最大10kmの島をバイクで3000kmぐらゐ走つたからな。觀光名所ではないところまで入り込んで走り囘つた。何にもないただの集落や畑の中までも走り囘つた。迷ひ込んだだけだけど。主要なものは全て見た。もう新たに觀光すべき場所は無い。久しぶりの種子島の空氣を吸つて風景を眺めて懷かしがるだけだな。祖父母の家にも行くのかな。どうなつてゐるんだらうな。門前雀羅だな。人がゐない状態だからスズメバチが巣を作つてゐるかもしれない。丁度繁殖期だから危ない。祖父母の家に近づく時は相當に注意する必要があると思ふ。種子島は異常にスズメバチが多い。山ばかりでスズメバチが多い可児の100倍以上ゐるからな。今年も色々酷い目に遭つてネタを提供することになるんだらうな。狙はれてゐるからな。無事に歸つて來れれば良いが、死ぬ可能性もあるよな。とにかくLCCが怖い。不安しか無い。

平安通で名城線に乘り換へ、2驛先のナゴヤドーム前矢田で降りる。やはり凄い人だ。いつもはここで歸りの切符を買ふところだが、今日はICカードがあるので買ふ必要が無い。樂だ。驛からドームまで意外と距離がある。ひたすら歩く。體を鍛へるために階段を使はうかとも思つたが、やはり無駄に體力を消耗すべきではないと思ひエスカレーターを使ふ。エスカレーターを昇り切つてドームへ。途中で東側の駐車場に置かれたツアートラックとグッズ賣場が見えた。グッズ賣場は恐ろしい人數だつた。あんなの竝んだら何時間掛かるか分からない。全公演參加する人もゐて、大體みんな初日にグッズを買ふので初日が一番混雜する。俺は7月のホール公演で買つたから今日は何も買はない。イオンの横を通り、ドームへ。

もう入場開始してだいぶ時間が經つが、5萬人も入るのでさう簡單には捌けない。外も凄い人數だが、中も大變なことになつてゐるだらう。自分の席まで行くのも大變。便所に竝ぶ列が邪魔で通路が澁滯したりするしな。取り敢へず下に降りてツアートラックの方へ。グッズは買はないが恆例のガチャはやらねばならんだらう。今日は1個だけにしておく。多治見では2個買つて運良くシークレットチャームが出たが今日はどうだらう。グッズ賣場に今から竝んでも開演に間に合ひませんとスタッフが喚いてゐた。

まづはツアートラックを撮影してみる。B'zのライブと言へばこれだな。客が入れる場所にわざわざ何臺かトラックを置いてゐる。ヲタがトラックを背景に記念撮影したりトラックそのものを撮影したりする。結構人が多いので隙を見つけるのが大變だ。完全に列を作つて順番待ちしてゐるわけではないのでタイミングが難しい。俺は自分を寫す必要が無い。トラックだけ記念に撮影する。白のやつは多治見で撮つたのでそれ以外を。他の客が寫り込まない隙を狙つてゐたのだがかなり困難。多少は妥協するしか無い。携帶電話のカメラを構へながら隙を窺ひ、チャンス!と思つた瞬間に女二人組に話し掛けられた。撮つてくれませんかと。間が惡い。他にも大勢ゐるのになんで俺に頼むんだらうな。屋久島で繩文杉を見た時も何人かに頼まれた。まあ快く撮影してあげるけども。上手く撮れる保證は無いぞ。適當に撮影し、無事に寫つてゐたやうで撮り直しも無く終つた。俺も適當に隙を見つけてトラックを撮影してその場を離れる。終つたら他の客の迷惑にならんやうにすぐに去る。

ツアートラック1 ツアートラック2 ツアートラック3

奧の方へ行き、ガチャの專用コインを買ふ。1個500圓は高いが記念にやらねばならん。今日は1個だけ。さあ何が出るか。結構緊張する。多治見でやつたのと合はせて3個なのでダブつたら全泣きだ。運が惡い俺はダブる可能性が極めて高い。シークレットチャームは地名と日付入りなので多治見とのダブリは無い。ファイバータオルの黒だけが外れ。それ以外なら何が出てもOK。22種類あるのでまづ大丈夫だらうとは思ふのだが、運の惡い俺なので全く安心できない。怯えながら囘す。Tシャツ型キーホルダーの黒。ダブらなくて良かつた。

座席ドームの外周を歩いてみることにした。北端から反時計囘りで歩く。南の方のSS席入場口を越えてからは急激に人がゐなくなつた。東側には入場口が無いらしい。そのまま北の方へ。1周するだけでもかなりの距離だな。空が少しづつ暗くなつてゐた。もう良い時間だ。北東の中途半端な位置にある入場口が空いてゐる感じだつたのでそこから入つた。入場口で引換券を渡して座席券が發券されるまで座席が分からない仕組みなので、座席に近い入場口が指定されてゐない。SS席以外はどこからでも入れる。なので入つてから座席が遠いことが判明して中で歩かされることが多くなる。つまり中は激しく混雜して澁滯する。通路は廣くないのに便所や賣店や中のグッズ賣場の列でさらに狹くなる。その上、時計囘りに歩く人の群れと逆方向に歩く人の群れが交錯してそれはそれは悲慘な状態。賣店附近で身動きが取れなくなつて壓死しさうな状況も生まれる。俺の席はドーム西側の1塁側から入つた方が近い席だつたが、北東の3塁側のクソ遠いところから入つてしまつた。運が惡い。でも席は惡くないかも。アリーナCブロックの11列12番。前から順にA〜Fブロックになつてゐるので一應半分よりは前だ。アリーナ席は傾斜が無いから前に背の高い人がゐるとアホみたいに死ぬ。下手なアリーナ席よりスタンド席の方が良い場合も多い。取り敢へず手近な通路を通つて中へ。席が遠いことが判明し、一旦外の通路に出た。これが失敗だつた。そのまま中に入つてアリーナ席に降りて行けば良かつたのだ。外の通路の方が廣くて速く歩けるだらうといふ判斷は完全に間違つてゐた。賣店で何か食ひ物を買ひたいと思つたのもある。先に書いた通りの激し過ぎる混雜で壓死寸前。ピクリとも列が動かない。もう賣店とかどうでもいい。死を豫感させるほどの不安と恐怖を感じた。暑さも凄い。死にさうな呻き聲も聞こえて來る。澁滯して擦れ違へなくなつたところに兩方からさらに客が歩いて來るので後ろに下がることもできない。誰かが何とかしないと本氣で死人が出ると思つた。スタッフは何をやつてゐるのかと。俺の近くに1人スタッフがゐたが、ゴミ箱の横で他の客と一緒に壓死しさうになつてただ無駄に苦しんでゐた。トランシーバーとかで他の場所のスタッフと状況確認したり叫んで人の流れを整理したりしろよ。何やつてんだよ働けよ。高額轉賣防止のために當日まで座席が分からないシステムにしたために、效率良く座席に近い入場口から入場させることができなくなり、かういふ慘劇に繋がつた。でも入場引換券を出す時點で席は決まつてゐるんだから入場ゲートくらゐは最初から指定されてゐても良ささうなものだ。どのゲートから入場できるチケットかによつて1塁側か3塁側かといふことは推測できるが、それが良席かどうかは分からないから何の問題も無いと思ふ。次囘は改善して貰ひたいものだ。もう手近な通路から中に入るしか助かる術が無いのだが、何故か入つて行かない。少しづつ少しつづ入つて行くんだが、異常に遲い。早く入れと叫ぶ聲も聽こえた。マジで何で入つて行かないのかすげえイライラしたが、自分がそこまで辿り着いてみると動けないことが分かつた。入つてすぐの場所に中の通路があり、そこでも時計囘り反時計囘りの列が交錯して隙間が無い。しかも中の通路は幅が1m程度しか無い。これでは入つて行けない。自分の席から遠い通路に入つてしまつた人や、入らざるを得ない状態になつた人で激しい澁滯。俺はそのまま階段を降りてアリーナ席に行きたいのだが、その通路を左右に歩く人の隙間ができず、突破できない。無理して突つ切つて階段へ。助かつた。そのまま降りてアリーナ席へ。無事に自分の席に辿り着いた。通路側の席だつたが、その通路は柵で隔てられてゐて、反對側からしか入れなかつた。前の席との隙間は狹く、非常に入りにくい。まあとにかく開始前に自分の席に辿り着いた。こんなに苦勞するとは思はなかつた。疲勞が激しい。僅か1時間の睡眠だつたが、あれが無かつたらもつと悲慘なことになつてゐただらう。19時開演だが15分程度は遲れるのが普通。あと30分ほどか。座つて待つ。ステージの横幅は廣く見えるが大體3等分して眞ん中がステージで左右は花道みたいになつてゐる。左右の奧にLEDの畫面がある。ステージ中央のかなり高い位置に小さめの畫面がある。始まるまで過去のライブ映像を流してゐる。

BGMの音量が急激にデカくなつていかにも始まるといふやうな雰圍氣にもならず普通に始まつた。靜かなオープニングSEが流れる。金屬の爪みたいなのが花道の奧から出て來る。掌を上向きにして客席の方へ指を向け、指を内側へ曲げて行くやうな感じの動き。それ以外にいつの間にかどこかから出て來てゐた細長い金屬板が空中で合體する。最後に金屬板に火がつき、XXVの形になる。25周年。無駄に凝つたギミックだ。曲はゲームにありさうな感じのストリングスとオルガンみたいな音のクラシカルな曲調。途中からガットギターのメロが入り、少ししてワルツになる。TAKが以前にカヴァーしたRomeo&Julietを長調にしたやうなフレーズ。その後エレキギターの音色でそのメロディーが流れる。その邊りでXXVが完成し、客が叫ぶ。そして始まる。

1曲目、いきなり知らない曲。コードを短く鳴らしてブレイクを何度か繰り返してイントロへ。最初だけDEEP KISSみたいな感じか。曲調はハードだがテンポは速くない。GO FOR IT, BABY -キオクの山脈-に少し似た曲だなと思つたが、1囘しか聽いてゐないので全然違ふかもしれない。日本の夏がどうとか花火がどうとかいふ歌詞が聞こえた。ツアータイトルがENDLESS SUMMERなので曲名もそれなのかもしれない。知らない曲なので盛り上がれない。

シェーンのドラムから始まり、増田のキーボードが鳴る。ZEROつぽいなと思つたところでZEROのイントロへ。まあPleasureツアーだから定番だよな。高1の秋に發賣された曲。ドラクエ5を必死にやつてゐた頃だ。間奏のブラスパートをギターで彈くいつものアレンジ。ラップ部分で少しの間だけ客にマイクを向けてゐた。特に珍しいアレンジもなく、いつもの感じで終る。

MC。「B'zのライブジムにようこそ!!」のあれ。必ず2曲目か3曲目の後でやることになつてゐる。稻葉が「B'zの・・・」と言つた後、TAKが輕く咳拂ひをした。また何か小芝居が始まるやうだ。今年はどんなことをするんだらう。「B'zの・・・」の瞬間にまた咳拂ひ。稻葉が松本をチラ見する。もう一度同じことを繰り返す。何か文句あんのか!といふ感じで松本に近づいて行く稻葉。松本が手に何か持つてゐて、そこから何か棒みたいなのが出てゐる。引つ張れといふこと?みたいに稻葉が聞く。それを引くと松本が持つてゐた小さい何かから小さい旗がついた紐が出て來た。旗には「B'zのライブジムにようこそ」と1文字づつ書かれてゐた。全部引き出してから稻葉が叫ぶ。「B'zのライブジムにようこそ!!」

3曲目、Pleasure 2013 〜人生の快楽〜。これもPleasureツアーならやるしか無いだらう。ホール公演ではやらなかつたけど。アレンジは基本的に2008バージョン。ギターソロは'98バージョンに似た感じで始まり、最後は2008版のスウィープ。Pleasureと言へば2番の歌詞が變ることも重要な點。登場人物の「あいつ」の人生がどんどん變つて行く。音信不通になつたがどこかで元氣にやつてゐるだらう、そのうちまた會へるといいねみたいな歌詞になつてゐた。つひに「あいつ」も死んだか。

4曲目、LADY NAVIGATION。7月にホール公演でやつたのと全く同じ。松本はカッティングをサボつて大賀に彈かせる。今年のツアーではTAKのカッティングがほとんど聽けない。この曲は俺がB'zを聽くやうになつたキッカケの曲なので俺にとつては重要な曲だ。中3の時に同級生からこのCDを借りなければ俺の人生は違ふものになつてゐたかもしれない。まあB'zを知らずに大人になることはあり得ないだらうが、ギターを始めるタイミングとかも變ることになつたかもしれないし、B'zを聽かない代りに他のバンドにハマつて違ふジャンルの曲を演奏するやうになつてゐたかもしれない。そもそもギターを彈くやうにならず、Beginner's RockやDebugで活動する人生にはなつてゐなかつたかもしれない。少しのことで人生は變つて行く。今日このライブを觀たことでも確實に人生は變る。

稻葉がどこかで聽いたやうな手拍子をして客が眞似をする。太陽のKomachi Angel。まあこれもPleasureツアーでは定番なのかな。アルバムツアーでもたまにやるやうな氣はする。近年では珍しいやうなさうでもないやうな。

MC。「こんばんは。みんな元氣でしたか。また久しぶりに名古屋に戻つて來ました。暑い夏が續いてますが調子はどうでせうか。今日はみんなのハートに火が點くやうな演奏をお屆けしたいと思つてゐます。僕達も名古屋の暑さをじつくりたつぷり味はひたいと思つてゐるので一緒に燃え上がりませう。燃え上がるぞ〜!最後までよろしくお願ひします。」途中、微妙に噛んだがこんな感じのMC。

増田のエレピソロから始まる。次が何の曲か讀まれないやうに全然違ふ感じで始まるいつもの感じ。で、ねがいのイントロへ移行。まあこれも定番曲の部類だらうか。7月のホールでやらなかつた曲なので嬉しい。Pleasureツアーのドーム公演ではそんなに無茶なレア曲は期待できない。定番曲の中でどんなのが選ばれるかだ。Into Free EXTRAでやつた時みたいに無駄にギターソロを長く伸ばす。伴奏無しの本氣のソロ。エンディングパートの歌の後ろでTAKがずつとピロピロと速彈きしてゐた。

滅茶苦茶久しぶりにDC以外のギター登場。普通のレスポール。しかもシグネチャーモデルでもない。チェリーサンバースト。何か珍しい曲でもやるのかなと思つたが始まつたのはTIME。まあPleasureだからな。安心の定番曲。ワウを踏み込んだままにしたやうな音色で彈くエンディングが懷かしい感じで好き。

8曲目、OCEAN。この曲は結構賣れた曲だが、ライブ映えしない。バラードだから盛り上がらないし、特に感動的な雰圍氣でもない。客の反應も特に良い感じではない。なのに結構頻繁にやるのでヲタとしては少し殘念な氣分になる。またかといふ感じ。Age君の結婚式の餘興で演奏した曲でもある。餘興用のオケにがくっぽいどのコーラスをつけたせゐでGACKTの聲が頭の中で自然に流れる。あのオケを作るためにミックス作業で何十囘も聽いたし、練習も相當したし、日課のギター練習の曲にも入つてゐるのでかなり激しく飽きてゐる部類の曲だ。個人的にはできれば違ふ曲をやつて欲しかつたなと思ふ。

大賀のアコギから始まる9曲目、C'mon。これをPleasureツアーのドーム公演に入れるのか。今後定番化するのかな。2011年のアルバム曲。東北の地震がキッカケで生まれた曲。C'monツアーのMCでも言つてゐたやうに、地震と津波の慘状を見て無氣力感に苛まれ、それでも音樂を屆けて行くと決意したB'zにとつては思ひ入れの深い曲なんだらう。ヲタにとつてはそれほどでもない氣がするのだけど。まあ俺は結構好きな曲かな。ここまでサンバーストのレスポール。

10曲目、TAKソロのインスト曲。新曲かな。靜かな雨の音が效果音として後ろで流れる。凄く暗くてゆつくりな曲を奏でる。俺は暗い曲が好きだ。これはなかなか良い。何故か座る客多數。曲が終り、パラパラと聞こえる客の拍手が雨音みたい。

11曲目、核心。6月に出たベストアルバムに收録された4曲の新曲のうちの1つ。4曲の中で一番好き。ホール公演ではユートピアと日替りでやつてゐたらしい。俺はホールでユートピアを聽いたから今日核心で2曲とも聽けたことになる。HEATはホール公演でもやらなかつたやうだが、去年のInto Freeで聽けたから新曲は4曲とも生で聽けたことになる。

MC。「ENDLESS SUMMERといふことですけども、夏と言へば・・・海?違ふな。キャンプファイヤーですね。といふわけで、、、。」何故かステージ上にある恆例の井戸。Ain't No Magicの時に出て來て以來、ずつと使ひ囘されてゐるが、全く意味が分からない。今囘はXXVと書いてある。これは斷じて井戸ではなく、キャンプファイヤーだと言ひ張る稻葉。メンバー全員井戸の周りに集まつて座つてゐる。松本はGibsonのES-335だらうか、セミアコのギターを抱へてゐる。シェーンとバリーと大賀はアコギを抱へてゐる。増田はタンバリンを持つてゐる。井戸に火がつき、アホみたいに燃え盛る。メンバーみんな相當暑さうにしてゐる。ここでメンバー紹介。まづはベースのバリースパークス。英語で何か喋つて稻葉が翻訳する。續いてギター、大賀好修。次はドラムのシェーンガラース。燒き鳥食べたいと言つてゐた。シェーンはどんどん日本語が上手くなつて行くな。次はキーボード増田隆宣。タンバリンと何か手に持つてゐるやうだがよく分からない。最後にギター、松本孝弘。25年を迎へたB'zに相應しい曲をやりませうかと稻葉。あれやつちやふ?と松本。みんなも一緒に。

松本の聲でカウントを取り、みんなでアコギを彈きながら始まる。畫面にはカラオケ風に歌詞が出る。あいかわらずなボクら。懷かしい曲だ。稻葉が歌ふのかと思つたら他のメンバーが1フレーズづつ交代で歌ひ始めた。 松本『今まで好きなこともしたし たまに我慢もしてきた』 増田『「あいつはダメだ」 なんてキミ勝手に 決めないで余計なお世話だヨ』 バリー『どこに行ってもいい』 シェーン『道なんていくらでもある』 大賀『立てなくなるほど考えこむより』 全員『行こうよ行こうよ〜』

1コーラス終つて、バリー、大賀、シェーン、増田の順に8小節づつソロを彈く。バリーはいつもベースで彈いてゐるやうなフレーズで、ああバリーはこんな感じだよなと思はせるソロ。大賀もやはり少しジャズつぽい音使ひでいかにも大賀らしいソロ。續いてシェーン。ドラムのシェーンがどんなギターを彈くのか凄く興味があつた。ああいふ感じのギターを彈くのか。續いて増田。トランペットみたいな音で何かを吹いてゐた。何で音を出してゐたのか分からない。トランペットのマウスピースなのかな。次はTAKのソロ。最後に稻葉のブルースハープ。メンバー全員のソロが終つてまた歌の續き。この曲はB'zの曲の中では高い方ではないが、それでもボーカルの訓練をしてゐない人には結構つらいかもしれない。みんな少し苦しさうな感じで歌つてゐた。

歌が終り、稻葉が哀愁漂はせながらサビのメロをハープで吹く。そしてモニタースピーカーに座り、何故か童謠の赤とんぼを靜かに吹く。その後に明るい感じのアドリブで客が手拍子し、最後は激しくなつてハープ越しにシャウトして次の曲へ。ドラムの激しい連打ソロ。ここから何に繋がるのか。

愛のバクダンだ。ステージの奧から飛行船が姿を現す。客席へ向つてゆつくり飛び出す。空中から何かを撒き散らし始めた。紙みたいな感じだが、絶妙に錘が付けられて長時間滯空する。上手く作られた紙飛行機みたいなものか。キャッチしたいがなかなか難しい。飛行船はラジコンだつた。プロポを持つた2人が俺の横の通路を歩きながら操縦してゐた。これを客に邪魔されないための柵だつたんだな。結局紙飛行機はキャッチできなかつた。取れさうなのが來たが、前の客がジャンプして取つてしまつた。飛行船と紙飛行機が氣になつてあまり曲を聽いてゐなかつた。勿體無い。

愛のバクダンから休まずイチブトゼンブ。ここ數年で一番賣れた曲だしPleasureツアーでやらないわけにはいかんよな。でもDIVEの方がいいな。

續いてLOVE PHANTOM。Mステでやつたのと同じ感じのアレンジ。イントロでTAKがミスつたやうに聽こえた。前半で音を外し、後半で溜め過ぎたのかリズムが合つてゐなかつたやうに聽こえた。でもさういふアレンジなのかもしれない。

「我が心は玲・・・」とQ&AのMVのセリフが流れて次の曲へ。忍者がワラワラと涌いて來てチャンバラをしてゐる。ベストアルバムの新曲の中では一番激しい曲。16曲目なのでそろそろ激しい曲の連打でアンコールを迎へる準備か。なんか今囘のドーム公演は中途半端なセットリストな氣がするな。微妙に消化不良な感じ。まだこの先どうなるか分からんけど。

シェーンのバスドラにバリーのベースソロ。客が手拍子する。少しづつベースが激しくなつてテンポが上がつて行く。ホール公演で見たあれだな。バリーソロからのNATIVE DANCE。2008年の20周年のPleasureツアーで突如やり始めたNATIVE DANCEが何故か定番化しさうな勢ひ。バリーの見せ場を作るための曲だらうか。TAKのカッティングが聽けないのが殘念。

續いてさまよえる蒼い弾丸。日本語版は久しぶりに聽く氣がする。

歌が終つてもドラムは終らず輕いバンドセッションがしばらく續く。ZEROと同じやうなテンポだがどうなるか。まあ大體この感じはギリギリchopなんだらうなと思つた。一瞬ブレイクして豫想通りギリギリchopのイントロが始まつた。客がタオルを頭上で囘す。間奏はバリーの高速ベースソロから大賀と松本のハモリ、そしてTAKのソロ。

ギリギリchopが激しく盛り上がつて終り、MC。5年ごとにPleasureツアーでみんなに會ふのがB'zの無言の約束。我々のモチベーション。ありがたう。ENDLESS SUMMERとつけたのは、ライブ後に燃え盡きて放心状態みたいになつてそれで終りみたいなのは嫌なのでまだ次の何かに向つて進み續けたいといふやうな意味を込めて。惡足掻きと言はれてもいつまでも足掻き續ける。(中略、といふか忘れた)。今日はこんなに集まつてくれてありがたう。25年前、この人が自分のバンド作りたいなと思はなければB'zは生まれませんでした。On Guitar, TAK MATSUMOTO。

ギターでゆつくりとメロディを奏で始める。初めて聽く新曲かと思つたが、これはオープニングSEの曲だな。あれをギターで彈いてゐる。何が始まるのかなと思つたらRUNのイントロへ繋がつた。この大仰な始まり方からするとこれがアンコール前ラストだな。20曲。アンコールで2曲として22曲。まあそんなもんか。イントロの後半の少し激しくなる部分に入る時に銀テープが客席に發射される。俺の席までは少し屆かない。しかし通路に溜まつたテープをスタッフが必死に集めて囘收し、片附けようとしてゐる。スタッフが持ち去る時に手を伸ばしたら惠んでくれた。曲の最後にテンポが少し遲くなり、イントロのメロディを彈いて終り。

  1. 01. 新曲
  2. 02. ZERO
  3. -MC B'zのライブジムにようこそ!-
  4. 03. Pleasure 2013 〜人生の快楽〜
  5. 04. LADY NAVIGATION
  6. 05. 太陽のKomachi Angel
  7. -MC-
  8. 06. ねがい
  9. 07. TIME
  10. 08. OCEAN
  11. 09. C'mon
  12. 10. TAKソロ
  13. 11. 核心
  14. -MC 井戸 メンバー紹介-
  15. 12. あいかわらずなボクら
  16. 13. 愛のバクダン
  17. 14. イチブトゼンブ
  18. 15. LOVE PHANTOM
  19. 16. Q&A
  20. 17. NATIVE DANCE
  21. 18. さまよえる蒼い弾丸
  22. 19. ギリギリchop
  23. -MC-
  24. 20. RUN
  25. -Encore-
  26. 21. juice
  27. 22. ultra soul

アンコールタイム。全力で座り込む。睡眠不足なので死ぬほどキツい。客席のウェーブは中途半端。昔は綺麗にできてゐたのにな。今のうちに今日の曲順を確認しておく。1囘で記憶することは腦の構造上できない。忘れる前に反復することで長期記憶になる。

メンバー再登場。アンコール1曲目はjuice。日本語版。アルバムツアーでもいつもやる定番中の定番曲。それなりに盛り上がる曲なのでアンコール前のラッシュに來ることが多いと思ふ。ギターソロ後はいつものやうに客との掛け合ひ。

juiceが終ると同時にultra soulのイントロへ。やはりこの曲は外すわけにはいかんだらう。ほぼ2011バージョンだが、MステやホールでやつたやうにBメロの伴奏が違ふ。ギターソロ前半は大賀とハモリ。エンディングはウルトラソウル!ウルトラソウル!ウ・ル・ト・ラ・ソ〜〜〜!!でドラムフィルとギターのアドリブでダラダラ伸ばし、最後にジャーン!とやると同時に花火。で、終りではなく、また樂器でダラダラピロピロと演奏し始める。で、最後にジャーン!で花火。まだ終らない。そこからまたダラダラと引き伸ばして最後にまたジャーン!で花火。今度こそ終り。

ラストの曲が終り、ステージ前方にメンバー全員集まる。そしていつものやうに稻葉が「せーの!」で客が腕を上げて「おつかれー!」と。ライブジムのテーマ曲が流れ始め、最後に「名古屋ー!」と地名を叫ぶ。もう22時近い。家に着くのは何時になるだらう。犬山から可児方面の最終に間に合はないなんてことは無いと思ふが危ないかもしれない。規制退場が始まる。一齊に出ると混雜して大變なのでスタンド席何列〜何列の人とか指定されて少しづつ順番に出る。でも當然無視する人も多い。素直に從ふと場所によつては30分ぐらゐ遲くなるかもしれない。俺は通路側の席だが通路側には柵があるので出られない。アリーナ席の眞ん中ら邊のブロックなので嫌な豫感はしてゐたのだが、豫想通りほぼ一番最後の退場となつた。それを待つ間、新曲が何度も何度も流れてゐた。1曲目にやつたやつではなく、多治見でも歸る時に流れてゐたやつ。少し憶えてしまふほどに何度も聽いた。

散々待たされてから外に出たが、まだまだ凄い人數だつた。眞つ直ぐ地下鐵の驛へ向ふ。死ぬほど疲れてゐる。眠い。もうダメかもしれない。驛が遠い。エスカレーターでは下れなかつたので階段を歩く。大變だ。地下に入つてから列が止まつた。しばらくして動き出すが、また止まる。何度か繰り返す。ホームに人が入り切らないので電車が發車するまで待たされるのだ。改札はやはりICカード專用のところに竝ぶと早い。桁違ひだ。ICカードを買つておいて良かつた。ここで無駄に待たされずホームへ。電車に乘り込む。2驛先の平安通で名鐵の小牧線に乘り換へる。平安通ではドアが開く方向が違ふ。C'monツアーの時にそれで死んだ。今日は乘り込んですぐに反對側のドアに近い場所へ移動。平安通で降りる客はかなり少ない。小牧・春日井方面から來る客は少ないのかもしれない。だからこそ俺はこのルートで來る。電車で座ることが何よりも重要だ。平安通で降り、自販機でジュースを買ふ。manacaで買へる自販機を試してみた。先に商品を選んでボタンを押してからカードをかざすんだな。上飯田方面の電車に乘る。無事に座れた。だがなかなか發車しない。本數が少ないんだよ。單線區間があるからな。で、ドーム方面からもう1本來てその客が乘り込んで來た。そちらの電車で來てゐたら座れなかつたかもしれない。眠氣がMAX状態になつた。こんなに眠いのが許されて良いのか。何度も何度も寢たり起きたりを繰り返す。座れなかつたらピクリとも眠れずに死んでゐただらう。犬山で降りて可児方面の電車に乘る。B'zライブの客が結構ゐて座れなかつた。10分ぐらゐは我慢しよう。

西可児で降りてあとは歸るだけ。死ぬほどキツい。飯を食はねばならんが飯を用意する氣力が無い。歸りにコンビニに寄つて輕く食料を買つた。コンビニは無駄に高いから買ひたくない。數ヶ月に一度くらゐしかコンビニで買はなくなつた。オークワやGENKYもあるし、普段特にコンビニで食ひ物を買ふ理由が無い。家に歸り、飯を食ひながら今日のセットリスト等をテキストエディタにメモする。もう限界。それ以上は無理。日課のギター練習を出掛ける前にやつておいて良かつた。筋トレは腹筋の日。布團の上で40囘やつてそのまま氣絶した。

話題:ライブ鑑賞

Info.
公開日時2013年09月10日 19時41分11秒
最終更新日2013年09月10日 22時34分23秒 (更新回数: 2)
本文文字数19026文字 (タグ込み)
URLhttps://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20130829
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