海の近くに住みたい
最終更新日： 2012年10月23日 19時40分39秒
今日は10ヶ月ぶりのB'zライブ。日本ガイシホールで19時から。例によつて座席は入場時に判明する。しかし一般枠で當籤した席なので糞席確定だ。抽籤申込時に、當日使ふ身分證の種類と生年月日と名前を登録してある。一人で2枚まで申し込めるが、2枚の場合は申込の段階で同伴者の氏名や身分證の種類も登録する。本人は當然として同伴者の變更も不可。寫眞付き身分證が無い人は申込時に自分の顏寫眞の畫像をアップロードしてさらに現場には保險證等の寫眞無し身分證を持つて行くことになる。轉賣對策だが、結構嚴しい。同伴者が急に行けなくなつた場合等に他の人に譲ることも禁止。違ふ人が行くと門前拂ひ。身分證を忘れても入れて貰へない。返金も無し。クレカ決濟後の畫面に表示されるQRコードが入場引換券。そのQRコードに名前や生年月日や座席情報が入つてゐるが解讀は不可能に近いほど困難だらうから僞造できない。QRコードは携帶電話で表示できるやうにして行くか、印刷して持つて行く。電話でネットをやるのは氣が狂ふ。操作性が惡くて時間が掛かり過ぎる。URLを打ち込むだけで一體どれほど時間を失ふだらう。さらにログインIDとしてのメールアドレス、ログインパスワードを入力する必要がある。電話でポチポチとボタンを押してログインするなんて俺には無理。絶對氣が狂ふ。あんな畫面が狹くてしかも操作性最惡なものでネットなんかできるかボケ。PCでQRコードの畫像を保存して携帶のメールに送るといふこともできるが、パケ代が掛かるし面倒臭い。なので印刷した。それが一番樂。QRコードを忘れると大變だ。身分證は運轉免許證で登録してあるので免許證も忘れずに持つて行く必要がある。大變だな。入場時の身分證チェック等に時間が掛かつて間に合はなくなるかもしれないので早めに行つた方が良いかもしれない。19時開演なので遲くとも17時の電車に乘つた方が良いだらう。
晝前に目が覺めた。しかし起きれない。クソ眠いし何故か疲勞感が凄い。二度寢したらヤバい。でも起きれない。1時間ほどギリギリのところで苦しんでから無理矢理起きた。ダメだ。體調が惡い。鼻水が出る。喉の奧が輕く痛む。どうやら17日の夜にパチ屋の歸りに大雨にやられて風邪氣味になつてゐるやうだ。これまでの經驗からするとこのまま惡化するとしても宅建試驗終了後にピークに達するだらうから試驗にはさほど影響は無いだらう。去年と比べたら全然樂勝。去年は試驗の10日ぐらゐ前から原因不明の咳に死ぬほど苦しめられたからな。後から考へると9月のFP試驗の時に感染したんだらうと思ふ。色んな種類の咳止め藥を飲んだが全く效かず、本氣で死にさうだつた。熱も出ず鼻水も出ず完全に咳だけだつたが眠れないほど酷かつた。咳のし過ぎで腹筋が筋肉痛になり、衰弱し過ぎて命が危ないほどになり、咳で聲帶やられて聲もをかしくなり、とにかく悲慘過ぎる状態で試驗勉強の追ひ込みをしてゐた。今年はそれに比べれば風邪氣味程度だから餘裕過ぎる。試驗2日前でしかも勉強不足で目標到達は困難なのに笑顏でB'zライブですわ。
夜遲く歸つてから日課のギター練習をするのはつらいだらうから、先にやつておく。それにしても疲勞が激しい。といふか、エネルギーが足りない。最近あまり飯を食つてゐないからな。フラフラする。
黒い青春(1.7)、アラクレ(1.6)、ギリギリchop(1.6)、煌めく人(1.6)、ALL-OUT ATTACK(1.7)、RING(1.7)、ELECTRIC EYE(1.6)、孤独のRunaway -Mixture style-(1.6)、ultra soul [Alternative Guitar Solo ver.](1.6)、アクアブルー(1.6)、波(2.0)、WAKE UP, RIGHT NOW(1.6)、IT'S SHOWTIME!!(1.6)。
16時頃に家を出た。23分の中部國際空港行きに乘る。名古屋でJRに乘り換へて笠寺まで。いつもガイシホールのライブの時はJRが異常に混雜する。壓死しさうなほどに。それを思ふと泣きさうになるが我慢するしか無い。可児の坂戸にオークワがOPENした。GENKYのすぐ近くだ。いつもGENKYで食料を買つてゐたが、GENKYには野菜とか生の肉や魚が無い。バローやヨシヅヤまで行くのは面倒なので肉や魚は加工品ばかりだし野菜はほぼ自分で作つたやつかCHOSANGに貰つたものしか食はない。近くにオークワができたのでこれからは肉や魚や野菜も多く食ふことになるかもしれない。今はできたばかりで混雜してゐるのでしばらく行かないと思ふ。電車に乘るのは久しぶりだな。7月に水族館に行つて以來かな。何か忘れ物をしたやうな氣がしてずつと不安だつたが、名古屋に着いた邊りで氣附いた。DSを持つて來てゐない。DQ9をやらずに電車に乘るのが恐ろしく久しぶりだ。まあどうでもいい。名古屋で降りて一旦外に出る。もうすぐ取り壞されるといふ大名古屋ビルヂングを何となく眺めた。それにしても名古屋は人が多いな。氣が狂ひさう。普通に歩けない。JRのビルに入つたらさらに人が多い。眞つ直ぐ歩けボケ。死ぬほどイライラする。都會はクソだな。絶對住みたくない。JRの切符を買つて改札を通る。豊橋行きの普通電車に乘り込んで發車を待つ。座れなかつた。4驛ぐらゐだから我慢しよう。どんどん人が乘り込んで來る。發車の時點で相當な乗車率。さらに金山で大量に乘り込んで來て壓死寸前。もうこれ以上乘れない状態になつても無理矢理乘り込んで來る。乘れてねえよ。ただでさへドアの外側に膨らんでドアが絶對閉まらない状態なのにさらに乘り込んで來る。完全に體の全てがはみ出てゐるのに手でドアの内側の端を掴んで足の爪先だけ引つ掛けて乘つた氣になつてゐるバカが何人もゐる。お前以前に既にドアが閉まらん状態なのにそのままでドアが閉まるわけないだらうが。中の人間が妥協して壓死しろとでも言ひたげだ。乘るな。諦めろ。次を待て。本氣で死んで欲しい。結局中で何人か死者を出しながら無理矢理乘り込んで發車。まともに呼吸もできないほどの壓力。瀕死の状態で笠寺に着き、電車を降りる。歸りは混雜するので先に切符を買へと驛員がうるさい。みんな騙されて先に買ふので歸りは實は簡單に切符を買ふことができる。逆に今のタイミングで歸りの切符を買ふ方が困難なくらゐだ。でも買つておく。もし歸りに行列ができるやうなことになれば疲勞も激しいだらうし、早く歸りたいし。といふわけで少し竝んで切符を買つた。歸りは金山で名鐵に乘り換へる。その方が名鐵と合はせて少し運賃が高くなるが座れる可能性が高い。
まだ18時なのにもう眞つ暗。取り敢へずホールへ向ふ。QRコードの下に書いてある5桁の管理コードの頭がBとDの人はこのまま眞つ直ぐ行つて下の正面入口から、それ以外はこちらの2階から、と係員が誘導する。BとDが1階の良席なわけだな。俺はCから始まる。糞席ですか。2階外周のどの部分だらう。ステージ裏側は安いA席なので俺は違ふ。楕圓の長徑の端にステージがあるのでステージ正面のスタンド席が距離的に一番遠い。LUNA SEAの終幕ライブの時とか安室奈美恵のライブの時にその最惡席附近だつた。まあどの席でもドームで言へば超絶良席に屬する距離なんだけどな。まだ入場しない。色々眺めてからだ。直進してホール前の廣場へ。恆例のガチャガチャがあつた。500圓でガチャ專用コインを買ひ、そのツアー限定の玩具のガチャガチャをやる。中身は當然500圓の價値の無いものばかりだが、何故か記念にやつてしまふ。そして中身は10種類以上あるのに必ずダブりまくる。異常にダブる。水族館の魚フィギュアのガチャでもいつもさうだな。さういふ星の下に生まれ過ぎてゐる。勝てる氣がしない。取り敢へずガチャは後囘し。カプセルがデカくて邪魔だ。まづはツアーグッズ賣場へ。ガチャガチャはここでツアーバッグなんぞを買つてからだ。恐ろしく長い列ができてゐるんだらうなと思つたが大したことなかつた。100mあるか無いか。ドームだつたら開演に間に合はないぐらゐ竝んだりするんだが、このクラスのホールだとそもそも客が少ない。日本ガイシホールのキャパは6000人ぐらゐだらうか。チケット取れただけでもかなり幸運だ。階段を降りてグッズ賣場の方へ。嫌な記憶が鮮烈に甦る。基本情報技術者試驗が終了した解放感に包まれてB'z稲葉ソロライブに來た時のこと。あれも10月の後半だつたな。あまりの寒さに耐へ切れず、ポケットに手を突つ込んだ時に悲劇は起きた。絶妙にチケットの端が爪の間に滑り込み、ズキュンと痛んだ。明らかに深く切れ過ぎた。完全に血まみれ。と思つて震へながら手をポケットから出して見たら無傷。でも激烈に熱い。なんだこれ・・・と思ふ間もなく急激に血が噴き出した。時間差かよ。鋭過ぎると、かうなるらしい。あの時は止血に苦勞したな。どうすればいいか分からず結構焦つた。まあ惡いことばかりではなく、その時は最前ほぼ中央といふ人生最大の良席だつた。そんなことを思ひ出しながらグッズ賣場の列の最後尾へ向ふ。今日もクソ寒い。ポケットに手を突つ込む。今日は大丈夫。QRコードの紙は折り疊んで財布の中だ。列の動きは早い。いつもはなかなか動かないんだが今囘は賣店スタッフの手際が良いらしい。15分程度で買ふことができた。不織布のバッグとTシャツとチャリティブレスレットを。チャリティブレスの賣上は全額東北震災の寄附に囘される。
ボケ過ぎてゐるので2階入り口前のガチャガチャに行かねばならんことを完全に忘れ去つてゐた。1階入り口横の狹いドアからホール内部へ。仕切があるので當然チケットが無いと入れない場所には行けない。そのまま奧に行くと賣店や輕食コーナーがある。休憩する場所も多いのでB'zファンが結構ゐる。何故か腹は減らないが、それゆゑに食ふのを忘れがちになつてどんどん衰へて行く。最近異常に食つてゐないやうな氣がする。ここで何か食つておいた方が良いかもしれない。でも食券の券賣機の前で少し考へてからやめた。急に食ふと胃腸が刺戟されて急激な便意に襲はれる仕組みになつてゐる。これがいつもいつも絶妙に嫌なタイミングで來ることになつてゐる。朝飯を食つてから學校に行くと1限目の途中で來るとか、電車でどこかに行く時は改札の内側に便所が無い區間で來るとか、とにかく暗い未來しか見えない。ライブ中に便意に襲はれるのは絶對に避けたい。結局そのまま輕食コーナーを突き拔けて外へ。階段を上がり、驛の方から歩いて來る人の列と合流して再びホール方面へ。管理コードBとDは直進、それ以外は右へと誘導される。ここでガチャガチャのことを思ひ出したが、既に2階入場の列の方に竝んでしまつてゐた。そのまま流されて入り口の近くまで行き、柵を無理に開けて脱出。スタッフに見つかつて注意された。再入場はできないので一度入場したんだつたら外に出るなと言はれた。まだ中には入つてゐないので大丈夫だ。ガチャガチャコーナーへ。千圓札を2枚渡し、ガチャ專用コインを4枚GET。後で調べたところによると17種類あるやうだ。ダブりまくるんだらうなと思ひつつ、大量に竝んだガチャマシーンを適當に選ぶ。2箇所でやらう。2個づつ。まづは1つ目。最初は絶對にダブらないから凄まじい安心感だ。最初はマルチニットケースのホワイト。携帶電話とか入れるのに良ささうなサイズの巾着袋。2個目、タブレットケースのシルバー。なかなか良さげ。7cmぐらゐの大きさで蓋がスライドするブリキのやつ。パチ屋に胃藥を持つて行く時にでも使はう。場所を移動して3個目、液晶クリーナーのホワイト。キーホルダーみたいなやつで裏に液晶を拭く布がついてゐる。紐の先にプラスチックのイヤホンジャックがついてゐる。携帶電話のイヤホンのところに挿して通常のストラップとは別に裝着できる。邪魔だから要らないけど。4個目、ネックピースのブラック。首にぶら下げるストラップ。まあ使ひ途は無いだらう。ん？まさかダブリ無し？この俺が？あり得んやろ。
階段を降りて1階入場口の横から再び建物内へ。輕食コーナーをチラ見。やはり食つておいた方が良いんだらうか。完全にエネルギー不足でフラついてゐる。歸りがキツいだらうし。でもウンコが怖いしな。まあいい。家に歸つてから食はう。熱いコーヒーでも飲んでおくか。クソ寒いんだよ。2年前の稲葉ソロライブの日よりはだいぶマシだけど。コーヒーを舐め囘しながらガチャの戰利品をじつくり見る。いつも記念に買つてしまふが、使つた例が無い。溜まつて行く一方だ。言ひたくはないが、ゴミ同然なんぢやないか。無理して使つてみれば良いのかもしれんけど。コーヒーを飲み終つて少し休憩してから一番奧の便所へ行つて尿を流し殺す。そしてまた外に出て階段を上がつて驛から來る列に合流し、今度こそ入場。
入り口でQRコードを印刷した紙と免許證を渡す。QRコードを讀み込むとノートPCの畫面に俺の名前と生年月日が表示された。スタッフがその表示と免許證の内容を照合する。をかしいな。事前に當日使ふ身分證の種類も登録したはずだが畫面には表示されてゐない。免許證で事前登録しておいて當日は寫眞付き住基カードを持つて行つても大丈夫かもしれない。いや、免許證が一般的なので免許證の時は何も表示せずそれ以外の時は表示される仕組みなのかもしれない。餘計なことはしないのがベストだらう。本人確認で時間が掛かつて行列ができて開演が遲れたりするかと思つたがそんなこともなくスムーズに進む。その場で本人確認が無事に終了し、座席番號等が紙に印刷されて出て來る。それを持つて中に入つてチラシを受け取り、正面の座席表で席を確認する。スタンドAブロック31列1番。上手側の眞ん中ら邊の一番高い邊り。クソ席なのは最初から分かつてゐるがもう少し良い席が良かつたな。まあ見れるだけマシか。ナゴヤドームだつたら狂氣亂舞するレベルの距離なんだけどな。
開演時間までだいぶあつた。少し餘裕を持つて來るくらゐで丁度良い。昔、椅子タンと行つた浜崎あゆみのライブでは澁滯に卷き込まれてアホみたいに遲刻して顏面蒼白になつたが、開演が1時間ぐらゐ遲れるといふミラクルが起きて何とか助かつた。ライブに行くなら車は使ふな。電車を使へ。でも電車も事故で遲れることがあるからな。運次第だから怖い。夜のライブのために朝出發なんてのも非現實的だしな。まあ今囘は餘裕だつた。いつも通り普通に10分遲れで開演。BGMの洋樂の音量が上がり、客が立ち上がる。手拍子も激しくなる。BGMが終る頃、サポメンが下手側から出て來た。シェーンがドラムでリズムを刻み始める。TAKが出て來て時々コードを鳴らす。この感じは愛のバクダンかな。稲葉も出て來る。ギターは去年のツアーで初めて出て來た緑色つぽい青のDC。やはり愛のバクダンだつた。と思つたけど英語版のLove Bombだつた。さうか、北米ツアーの追加公演だつたな。セットリストは10月8日にUSTで生中繼したのと大體同じだらう。完全に忘れてて見てないけどな。英語版は歌詞が全く分からん。最近のFC會報に英語版の歌詞カードがついてゐたが見てゐない。ステージの後ろは安いA席だが意外にも良席かもしれない。近いし。いつものツアーで使はれるLEDの畫面類は一切無い。餘計なセットは無い。演奏のみだな。だからステージ後ろの席でもよく見えるだらう。しかもステージとA席の間に通路らしきものが見える。ステージ左右から階段で繋がつてゐる。これはメンバーが途中で歩くかもしれない。A席は安いのに勝ち組なんぢやないのか？でも正面から見れないのは嚴しいか。
Love Bombが終り、一瞬暗くなつて青い照明になる。次の曲は最新シングル曲のGO FOR IT, BABY -キオクの山脈-。曲の途中で珍しくTAKが歌ふパートがある。この曲彈いてみたいけど樂譜が無いから無理だな。俺は無能だから耳コピできねえんだよ。ギターソロの速彈きとか樂譜無しでどうやつてコピーするんだ。そもそも樂譜作る奴はどうやつて聽き取つてゐるんだらう。
B'zのライブジムにようこそ！！の定番MCの後、Ultra Soul。これも英語版。やはりツインギターが良いな。去年からサポートギターを入れてかなり良い感じになつてゐる。何年か前もサポートギターを入れてゐたことがあつたが、あれはギター要員ではなくコーラス要員だつたからな。續いてSplash。これも英語版。この曲は日本語版よりも英語版の方がカッコいいな。歌詞の内容は分からんけどな。なんか淡々と消化されて行く。劇的な感動が無いのは音が惡いからだ。演奏が惡いのではなく、ホールの音響が惡い。色んな會場で色んな歌手のライブを觀て來たが、この日本ガイシホール（舊レインボーホール）が一番音響が惡い。まあ元々体育館だから音樂には適してゐないのかもしれないが。
オルガンから始まり、TAKの靜かなソロが重なる。聽いたこと無い曲だ。何かの曲のイントロ前にアドリブをやつてゐるだけだらうか。と思つてゐたところへ稲葉の歌が入る。Ah〜Ah〜。これはBrighter Dayだ。アルバム「THE CIRCLE」の最後に入つてゐた何故か1曲だけ英語の歌。今日は英語詞の曲をたくさんやるのかな。イマイチ英語曲は盛り上がらない氣がするんだが。しかしこの曲は珍しいな。何故かキーが低くされてゐる。元々高い曲でもないから下げる理由が思ひ浮かばない。Love BombとかSplashとかクソ高い曲を平然と歌つて來てBrighter Dayが歌へないはずもないし。ギターを交換するタイミングが無くてギターのチューニングの關係で仕方無くといふ可能性もあるかなと一瞬考へたが、前の曲はSplashでレギュラーチューニングのはずだ。そのまま行けるはず。何でBrighter Dayのキーを下げたのか理由が分からない。そもそも俺の錯覺で普通のキーだつたのかもしれないけど。まあいいけど。
稲葉がアコギを持つた。何をやるんだらう。増田のキーボードとTAKのギターで靜かに演奏が始まる。その靜かな演奏をバックにして稲葉のMC。「名古屋のみなさん元氣でしたか」から始まつて「EXTRA樂しんで行つてください」と輕く喋る。そしてEasy Come, Easy Go！へ。いつも日課のギター練習で彈いてゐる曲だから聽き飽きてゐる。しかし本物だし生だし家でギター彈きながら聽くのとは違ふな。間奏も全然違ふし。ツインギターのハモリも心地良い。
増田のオルガンとTAKのギターの掛け合ひが始まつた。結構長い間やつて、MOTELのイントロへ。MOTEL懷かしいな。今日は結構懷かしい曲がたくさん出て來るな。この後も樂しみだ。この曲を聽くとスーファミのトルネコの大冒険を思ひ出す。MOTELがリリースされた高3の頃にそのゲームで遊んでゐたのでその記憶とセットになつてしまつてゐる。この曲のギターソロが好き。彈けないけど。別に難しくはないから練習すればできるだらうと思ふんだが、憶えるのが面倒で今までコピーしなかつた。そのうちやるかもしれん。
MOTELが終り、少し間があつて増田のエレピが「もう一度キスしたかった」のイントロを奏でる。と同時に歡聲が起こる。この曲は何故かかなり人氣がある。俺はそんなに滅茶苦茶良い曲とも思はないんだが。なんでこんなに人氣があるんだらう。この曲のギターは簡單なのでギター始めたばかりのかなり初期にコピーした。でも最初はこんな簡單な曲でも異常に苦勞したな。懷かしい。ライブでよくやるエンディングのギターフレーズが長くなつてゐた。
續いて愛しい人よGood Night...へ。懐かし過ぎる。20年以上前の曲。ライブで聽いたのは初めてだと思ふ。初期の頃のライブは觀てないからな。この曲では何故か歡聲が起こらなかつた。こちらの方がレア度が壓倒的に高くて良い氣がするんだけどな。レア度は關係無いのかな。
MC。ファンレターに、最近活動してないんぢやないかとか休んでるんぢやないかといふやうなニュアンスのことが書かれてるといふ話から。アメリカでやつてる暇があるなら日本でやれみたいなことが書いてあるといふ話をしたら客が激しく拍手して稲葉苦笑。マジで日本でやれよ。アメリカなんか行ける奴少ないし。俺なんかパスポートも持つてないし外國行く金も無いぜ畜生！！「僕らとしてはそんなつもりは無くちやんとやつてますよ」とか言つてゐた。4本だけだがEXTRAとして日本公演やつてみると、やはり久しぶりといふ感じはするが、こうやつて日本でできて本當に良かつたと思ふ。といふやうな感じのMC。
續いてZERO。ライブ定番曲だな。高1の秋に發賣された曲。その頃はDQ5をやつてゐたな。思ひ出すのはゲームの記憶ばかり。子供の頃はゲームばかりやつてゐたんだな。完全に時間の無駄だらうに。ゲームばかりやつてゐるとバカになるぞ。危ないところだつたな。A席の前の花道をTAKが演奏しながら歩く。頻繁にピックを客席に投げてゐる。やはりA席は勝ち組なんぢやないのか。
ZEROの最後はいつもの電氣ドリルでギュインギュインやるやつ。ドリルをステージ前のスタッフに投げて後ろへ下がる。そのまま休まずミエナイチカラへ突入。これも懷かしい曲だな。Pleasure 2000 -juice-で聽いた時以來かもしれない。もう11曲か。半分終つたな。早いな。
續いてメンバー紹介のMC。TAK→シェーン→バリー→大賀→増田の順に紹介。で、増田がエレピでねがいのアルバムバージョンのイントロを彈く。1フレーズで止めて客の歡聲を樂しんだ後、續きを演奏する。間奏のギターソロの後、本當にギターのみのソロになつてTAKが一人でステージ前方で延々とギターを彈き續ける。和風なメロを絡めた速彈きからしばらく演奏して彈き切つたところで、稲葉がOn Guitar, Tak Matsumoto!!と叫んでステージを去る。あれ？ねがいの途中だつたんぢやないのか。同時にバリーが違ふ曲のベースを彈き始める。それに合はせてTAKがワウを效かせてギターを絡めて來る。LED ZEPPELINのDazed And Confusedだ。稲葉がゐないのでヴォーカル無し。少しだけ演奏するのではなく結構長い間演奏してゐた。キリの良いところまでやつてそのままねがいの續きへ。なんだこれ。間奏だつたのか。最後のサビでは伴奏を大賀に任せ、歌の裏でTAKが速彈きを延々とやつてゐた。
次はInto Free -Dangan-。さまよえる蒼い弾丸の英語版。5月頃に出たゲームの曲らしい。俺が初めて買つた配信曲だ。いや、初めては高橋愛のHAPPY!いっぷくまるだ。ほぼ同時に買つたけど。俺はCD派でこれまで配信には手を出さなかつたんだが、つひに買つてしまつたよ。いっぷくまるは良曲だから買つておけ。聽くとフライデーを思ひ出して絶望的な氣持ちになる。もういいんだ。死んで欲しい。いっぷくまるはどうでもいい。Into Freeだ。この曲とSplashは日本語版より英語版の方が良いな。
曲の最後のコードを伸ばしてゐる間に稲葉が叫んで客に眞似させる。何度か繰り返してそのままJuiceへ。これも英語版。juiceもライブ定番曲だな。間奏直後に客と稲葉の掛け合ひがある。またやるんだらうなと思つてゐたが、やはりやつた。稲葉が叫んで客に眞似させる。少しづつフレーズが難しくなり音も高くなる。できるもんならやつてみろといふ感じだ。そして最後に滅茶苦茶長くYeah〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜と伸ばすいつものパターン。どれくらゐ伸ばすのか數へてみることにした。シェーンがドラムを叩いてゐるので拍の數は分かる。4拍ごとに指で數へて行く。ちょ・・・マジか。Yeah〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜と叫びながら走つて下手側の階段を上がつてA席の前の通路も走破して上手側の階段からステージに戻つてまだ叫び續けてゐる。息が續き過ぎ。走つたら普通瞬殺だらうに。どんだけ體力あるんだ。プロ歌手は呼氣を聲に變換する效率が異常に良いから物凄く長く叫び續ける。眞似できるわけが無い。指で13まで數へたところで終り、客にやつてみろの合圖でHey!と叫ぶ。4拍×13で52拍か。30秒近いんぢやないのか。走りながらだからな。
Juiceも無事に終り、IT'S SHOWTIME!!へ。ツインギターが良い。間を空けず衝動へ。衝動はDebugでもやつた曲だ。CHOSANGの結婚式でも演奏したな。ここまで16曲。あと5曲くらゐか。アンコール前のラッシュに突入してゐるな。あと2曲か3曲激しいのが續いてアンコールだな。と思つたが、エンディングでいかにも終りさうな感じの引き伸ばし。どうもありがとう！と叫んで全員去る。ん？終り？早くないか？
まあ取り敢へず座る。脚が痛過ぎる。半ヒキコモリには名古屋まで來るだけでキツい。長時間立つてゐるのも相當つらい。B'zのライブではアンコール時に客席でウェーブが起こることになつてゐる。しかし近年この出來が異常に惡い。若いファンもある程度は増え續けてゐるだらうが、古參ヲタの高齡化が著しく、體力的にウェーブをやるのがキツくなつて來てゐるのではないかと思はれる。自分のところに來ても立ち上がらずに腕を上げるだけとか、激しくショボい。稲葉は50近くてもあんなに走り囘るのにヲタはもう老衰で死にさうだ。さう言つてゐる俺が誰よりも瀕死だけどな。
しばらくしてメンバー登場。大賀とTAKのギターバトル。ブルージーなギターの掛け合ひ。しばらくやつてTAKがHomeのイントロを彈く。これも英語版。次の曲は知らない曲、だと思つたがアレだ。名前は忘れたが韓國の歌手に提供した曲だらう。YouTubeで聽いたことがある。K-POPには興味が無いのでCDは買はなかつた。韓國のタレントはペ・ヨンジュンとパク・ヨンハとBoAしか知らん。愛ちやんがBIGBANG、BIGBANGてうるさいからBIGBANGは名前だけは知つてゐる。まあどうでもいい。この曲をじつくり聽いたのは初めてだ。B'zバージョンのCDは出ないのかな。次のアルバムに入るかもしれんな。
最後はBLOWIN'。この曲が最後といふのも珍しい感じだな。エンディングで琉球ぽい音階のフレーズを彈いてゐた。
久しぶりの名古屋最高でした どうもありがとう！せーの！おつかれ〜！！
はい、終了。メンバーが去つて、ROCK'N ROLL STANDARD CLUBバージョンのMistreatedが流れ始めた。DEEP PURPLEの曲を松本孝弘と仲間のミュージシャンがコピーしたやつ。懷かしいな。それを聽きながら外に出る。物凄い人數が一齊に驛へ向ふ。歸りはまた地獄だな。改札を拔けてホームに降りると、既にこれ以上人が立ち入るのは困難なほどになつてゐた。最初に來た電車に乘れるだらうか。2本目までには乘れるだらうと思ふがどうだらう。滿員電車を想像するだけで泣きさうになる。しばらくして電車が來た。何とか1本目に乘り込めた。意外と乘れるもんなんだな。滿員になつてこれ以上はどう考へても無理だらうといふ状態になつてもまだ乘り込んで來る。諦めろよ。中の人が死ぬだらうが。ライブで疲れてるんだよ。この状態で2驛も耐へるのか。しかしここさへ乘り切れば後はどうにでもなる。我慢だ。金山に着き、大量に降りた。俺も降りる。名鐵の方へ行つて犬山方面の次の電車の發車時刻を見る。5分ほどで一部特別車の特急鵜沼行きが來る。それに乘らう。飲食店で飯を食つてから歸ることも考へたが、早く歸りたい。構内の賣店でパンを買つてそれを食ひながら電車を待つ。たぶん座れるだらうと思ふが、座れなかつたら過勞死する。ガラガラの電車が入つて來たのを見て激しく安堵。餘裕で座れた。しかし俺の後からも結構乘り込んで來た。名古屋でアホみたいに乘り込んで來た。JRで名古屋まで行つてゐたら座れなかつただらう。特急なので停まる驛が少ない。早く歸れるのは良いが、犬山で乘り換へるのが面倒だ。犬山から先も無事に座れた。
西可児に着き、改札を出て半泣き。寒いなんてもんぢやない。南極か。自轉車に乘る時 手袋も無い！上着も無いでは凍死するのは確實なんぢや！ 確實！ さう コーラを飲んだらゲップが出るつていふくらゐ確實ぢやッ！ マジで凍死しさうだつた。あり得ん寒さ。ただでさへ風邪氣味で體調が惡いのにこれはキツい。風邪が激烈に惡化するかもしれない。家の近くまで行つてから自販機で熱いコーヒーを買つた。驛からうちまでのルートにはどういふわけか自販機がほとんど無いんだよ。冷え切つて凍傷になりかけの手を罐コーヒーで温める。あつと言ふ間にコーヒーが冷めた。
家に歸つてお湯で手を洗つてうがいしてから部屋に戻る。ヌルいコーヒーを舐め囘しながらPCを起動。忘れないうちにB'zライブのセットリストをメモ。少しだけ日記を書いてみたが氣力が湧かず斷念。もう日課のギター練習は濟んでゐるが、宅建の勉強がまだだ。例へ1分でも必ず毎日やらねばならんことになつてゐる。でもなかなかやる氣になれない。ダラダラとネットを眺めてゐる間に時間だけが無駄に過ぎて行く。明後日が試驗だ。實質的に明日1日しか殘つてゐない。今の状態で目標の43點は嚴しい。40點なら行けるかも。いや、今年は難化濃厚だから嚴しい。下手すると運次第で不合格すらあり得る。去年より格段に高いレベルに到達してゐる確信はあるが、格段と言つても50點中の5點程度だらう。その程度は運や體調や集中力次第で消え去る可能性がある。苦手分野を今のうちに少しでも潰しておくべきだらう。氣は進まないが、税金のところを1時間ほど復習した。税は2問しか出ないけどな。贈與税は滅多に出ないから捨てても良いだらうが一應住宅資金の特例だけ見ておく。印紙税は出る頻度が低めな上に去年出たから今年は出ないだらうが一應輕く見ておく。課税文書と非課税文書の違ひをしつかり確認。所得税はかなり高い確率で出ると思ふ。これが一番厄介。特例の種類が多い。それぞれの要件や重複適用について惑はされないやうに確認する必要がある。これは正解できる自信が無い。基本的な問題が出てくれるとありがたいんだが。もう1問は不動産取得税か登録免許税が出さうな氣がする。どちらかといふと不動産取得税が良いな。登録免許税は毎年税率が特例で微妙に變化し續けてゐるし。固定資産税は去年出たからスルーでも良いだらうが一應輕く見ておく。とにかく所得税の譲渡所得がかなり高確率で出ると思ふ。そして、豫想通り出たにも關らず間違へるといふ未來が見える。税は苦手。クソ簡單なFP3級の試驗でも税金は憶えるのに苦戰した。まあどうでもいい。1時間ほど勉強して今日は終りだ。明日は早く起きて全力で宅建の勉強だ。去年のLEC豫想模試4囘分を明日1日で全部やらねばならん。さらに苦手分野を徹底的に復習せねばならん。最低でも8時間ぐらゐは必要な氣がする。寢坊したらそれだけで終了する。B'zのライブでこれだけ疲れてゐてしかも何だかんだで4時近くまで起きてゐる時點で終了濃厚だが。まあなるやうにしかならんよ。もつと早くからやつてゐればこんなに追ひ詰められることは無かつただらう。分かつてゐても早くからやり始めることができない。いつもいつも直前になつて間に合はない状態から急激にやり始める。人は變らない。成長などしないのだ。ダメ人間は永久にダメ人間のままだ。
| 公開日時 | 2012年10月23日 09時03分36秒 |
|---|---|
| 最終更新日 | 2012年10月23日 19時40分39秒 (更新回数： 2) |
| 本文文字数 | 14654文字 (タグ込み) |
| URL | https://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20121019 |
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