海の近くに住みたい
話題:免許・資格・検定
最終更新日: 2012年01月12日 19時37分05秒
腦トレ資格試驗第8彈、知的財産管理技能檢定3級。世の中に難しい3級など存在しない。やればやるほどさう思ふ。今まで受けた3級はMIDI檢定とFP技能檢定しか無いが、本屋で立ち讀みした日商簿記も含めて考へると、やはり3級といふものはどんな分野でもカスと斷じて良いものだ。腦トレといふ目的を考へると3級では役不足だ。しかしそもそもこれは單體でやるつもりではなかつた。あくまでも先月の宅建が腦トレの主軸で、そこにさらにFP3級と知財3級を同時にやることで腦トレ效果を高めようと思つてゐた。FPも知財も2級の受檢資格が無かつたといふこともある。知財は自己申告なので實務經驗を僞稱できるがバレると合格が取り消されたりする。宅建が結構キツいことが知財申し込み段階でもある程度分かつてゐたこともあり、素直に3級を申し込んだ。結局FPも宅建も知財も單獨でやることになつてしまつた。まあFPは一應宅建の勉強時期と被つてはゐたけども。知財に關しては宅建終了時に全く手付かずの状態で完全に宙に浮いてしまつてゐた。3級を單體でやつても全く腦トレの效果など無いだらうなと思つたが、申し込んでしまつたからにはやらねばならん。そんなに興味も無いし、輕くテキストを眺めてみたら合格だけなら半日勉強するだけでOKといふ感じだつた。それに宅建試驗の1週間前から原因不明の咳に苦しめられて恐ろしく體力が衰へてゐた。そんなわけでなかなか勉強しようとはしなかつた。これではいかん。宅建が悲慘な結果だつたのでせめてこれだけは眞面目にやらうと思つた。簡單ゆゑに滿點を狙へる。これを逃すと二度と滿點取る機會は無いだらう。といふことで、滿點を狙ふのも良いかなと考へたりした。でも考へただけで全然勉強しない日々。やる氣が無さ過ぎる。宅建の反省が活かされてゐない。それでも買つた本だけは讀んだ。興味が無いんだから試驗が終つてから讀むことはあり得ないだらう。試驗前にしか讀めない。折角買つたのに讀まずに終るのは勿體無い。といふわけで、アップロードといふ會社から發賣されてゐる知的財産管理技能検定3級テキスト[改訂4版]と知的財産管理技能検定3級 出題領域順・過去問題集 (第6回・第7回分収録)、合はせて2册讀んだ。テキストは試驗會場で讀んだ分も含めて1周半。これだけで合格は揺るぎない。これらの本を書いてゐるのは知的財産教育協會、つまり試驗實施團體なので、公式テキストといふ位置附けだらう。色んな出版社や資格學校からテキストや問題集が出版されてゐるだらうが、試驗實施團體が發行するものが一番安心だらうと考へてゐる。實際やつてみて、このテキストの92ページから最後までを1囘讀むだけでアホでも合格できると感じた。かつて受けた中で一番簡單だと思ふ。中學の時に受けた英檢4級がどんな感じだつたか正確には憶えてゐないのだが、たぶん似たやうな難易度だらうと思ふ。他の檢定の3級と比べても1段階下の難易度だと思ふ。FPと比べても憶えるべき内容が3分の1以下だし(5分の1くらゐにも感じる)、ある程度音樂の知識が必要なMIDI檢定よりも確實に簡單だ。30問しか無いのに合格に7割必要といふことで1問の重みが結構あるが、30問中9問も間違へて良いといふことはまづ落ちないだらう。過去問を見ても引つ掛け問題は極端に少なく、素直に解ける。主に3擇の問題なので、うろ覺えでも十分對應できる。無勉強でやつても勘や常識的判斷で半分以上は取れる。豫備知識無しで無勉強で7割取るのはさすがに運がかなり必要だとは思ふが、テキストを1囘讀めばそれで合格は樂勝だ。これは本當に普通の小學生でも簡單に合格できるだらうと思ふ。大人が眞劍に取り組むやうなものではない。物凄くバカにしてゐるやうに見えるかもしれないが、むしろ逆に俺がバカにされてゐるやうにすら感じた。こんなカスみたいな檢定でも學科と實技と別々で5500圓づつ、計11000圓も掛かる。他の檢定試驗と比べても倍くらゐ高い。FPもさうだつたが、學科と實技を分ける意義を感じない。別々にして受檢料で儲けようと考へてゐるとしか思へない。30問・30問なら統合して1科目60問一發試驗にすれば良いのだ。學科か實技の片方だけ合格した場合は翌々年度までその科目合格を持ち越しできるが、どうせ勉強する内容は共通なんだから全く意味が無い。ちなみに、3級學科實技兩方に合格すると2級受檢資格が得られるが、これも3級合格の翌々年度までだ。短期間で受檢料をたくさん貰はうといふ金の亡者臭が凄い。難易度的に初學者でも2級からやるべきだが、かういふ制度なので大金拂つてカスみたいな3級から受けねばならん。酷いよこれ。勉強しても實生活にもほとんど役に立たないし。一般的な人生を送つてゐる人には特許・實用新案・意匠・商標・知財關聯條約などはほとんど必要無い知識だらう。唯一知つて損は無いと思へるのが著作権。誰でも氣輕にブログやSNSで世界に向けて情報發信できる時代だから知つておかないといきなり訴へられて捕まる可能性もあるし、ブログやSNSで書いた文章やWebサイトで公開したコンテンツに自分自身の著作権が自動的に發生する。檢定を受ける必要は無いが、著作権の基本的な部分だけは勉強して良いと思ふ。
知的財産管理技能檢定を受ける理由は書いた通り宅建と同時進行で腦トレ效果を増幅させることで、つまり宅建と同じやうな時期に試驗が行なはれることが最大の選擇理由だつたわけだが、他にいくらでも同時期の試驗はあつたはずなのに何故これを選んだのか理由を言つてゐない。何故知財が候補になつたかといふと、自分でもハッキリとは分からないのだが、恐らく去年の6月に第二種電氣工事士の筆記試驗を受けた日に同じ會場でこの知的財産管理技能檢定が行はれてゐたことが印象に殘つてゐたせゐだらうと思ふ。驛を出て大學に向ふ大勢の人間を眺めると女が結構ゐたし普通の大學生みたいなのも多くて電氣工事士の受驗者としては違和感があつた。何か異樣にインテリ臭を醸し出すやうな奴までゐる始末だつた。大學に辿り着き、坂を上つて行くと列が分かれ始めた。まづ左へ簡裁訴訟代理何とかいふ試驗。そして次に右へ知的財産管理技能檢定、最後に正面一番奧の電氣工事士。どんどん選別されて最後には納得できる風貌の電氣工事士受驗者が殘つたといふ展開。ただし俺はどの團體にも似合はない。まあそんなことがあつて、知財が印象に殘つてゐた。その印象が影響して宅建の噛ませ犬の候補に擧がつたんだらうと思ふ。
まあそんな感じで宅建終了後に無駄に宙に浮いた腦トレ第8彈。結局ほとんど勉強しないままどんどん試驗日が近づいて來た。一昨日の夕方に起きてから30時間以上起きてゐた。昨日久しぶりのバンドの練習があり、それまでに新曲のアレンジを進めておかねばならなかつた。何もせずにスタジオに行くといつものやうにダラダラと過去曲を囘してそれで終りといふ無駄な練習になつてしまふ。いつまでも進まないし、いつまでもライブできないし、このままではバンドを續けるモチベーションが消滅してバンド解散といふことにもなりかねない。前囘のライブからもう2年半も經つてゐる。次のライブは全曲オリジナル曲でといふことに決めたから曲を作らないことにはライブができない。これは全面的に俺が惡い。無職で一番時間の融通が利くはずの俺が絶望的に曲を作らないのだから。作つても物凄く雜にやるから微妙な反應だしな。そんなわけで、昨日はスタジオに行く前にアレンジを進めておかねばならず、徹夜で作業をしてゐた。午後まで續けて劇的に曲の構成も變り、少しはマシな状態で何とか間に合はせた。そのまま寢ずにスタジオへ行き、無事に練習をこなして歸宅。あまり眠くはなかつたのだが、30時間以上起きてゐたので寢ておかないと試驗に響く。といふわけで試驗前日に勉強せずに寢るといふ事態。早起きして輕く復習でもしようと思つた。まづ起きれるかどうかが非常に問題だけどな。それにもうこの時點で滿點狙はうといふ意志は消滅してゐるとしか思へない状況だ。また完全敗北で終るのか。9割取れるかどうかも怪しい。いや、取れるだらう。餘程のことが無ければ。いや、9割取るためには3問しかミスできない。微妙かもしれない。どんな結果が待ち受けてゐるのか。
7時半頃に携帶電話と目覺し時計が鳴り響いて一應目は覺めた。しかし動けない。昨日は頗る調子が良かつたんだが今日はダメだ。何だこの疲勞は。普通に睡眠不足か。二度寢しさうになりながらも危ふいところで起床。すげえ體調が惡い。昨日は喉の調子が明らかに改善されてほとんど咳も出ず、欠伸しても例の變な症状は出ず、もう治つたと考へても良いやうな状態だつたのに、今日は起きてうがいした瞬間に激しく咳き込んだ。明らかに後退してゐる。死ぬほど眠くて欠伸したらまたあの變な刺激でキュッと喉が閉ぢ、猛烈に咳き込んだ。その状態になると息を吸ふ速度が異樣に遲くなる。しかも聲を出しながら吸ふみたいな變な音が鳴る。これ、喘息といふやつなのか?この症状が激しくなると呼吸困難で死にさうになる。死にさうなのは2週間ほど前に1囘あつただけだが、またいつ起こるか分からないのが怖い。今日はとにかくいつも通り可能な限り咳や欠伸を我慢するやうにした方が良い。咳は通常状態ではあまり出ないから、欠伸さへしなければたぶん大丈夫だと思ふ。腹が減つたので飯を食ふことにした。これが危ない。朝起きてすぐに飯を食ふと、胃腸が刺激されて絶妙に嫌なタイミングで便意に襲はれる。大體電車に乘つて改札の内側に便所が無い區間とかで來る。途中下車したら運賃が無駄になる。さういふ風にできてゐる。ちなみに今バンドでやつてゐる新曲の假歌がこれに關する内容だ。鐵道會社の陰謀といふタイトル。デモ音源は曲の雰圍氣を傳へるためだけに適當に作つてゐるものだから、そのままコピーせずに各パートでカッコ良く獨自にやつて欲しいのだが、どういふわけかみんなそのままコピーしようとする。こんな歌詞では歌ひたくないみたいなオーラを感じるが、好きなやうに變へれば良い。戀愛ソングでも自己啓發ソングでも何でも好きなやうにしてくれれば良い。まあ新曲のことはどうでもいい。早く起きたはずだから家を出る前にウンコを流し殺せるだらうと甘く考へたのだが、飯を食ひ終つて時計を見たらもうかなり遲い時間になつてゐた。二度寢しさうになつたのをギリギリで堪へたと思つたのは錯覺で、實際は少し寢てゐたやうだ。起きて時計を見て大丈夫だと思つたのも寢惚けてゐたやうだ。まあかなり早めに家を出る豫定でゐたから試驗に遲刻することは絶對無いが、ウンコが怖い。結局、ウンコもせず最後の勉強もせずに家を出た。今日は歸りに水族館に寄るつもりなのでデジカメを鞄に入れてある。久しぶりにDSiも持つて行く。無駄だらうがDQ9のすれ違ひ通信。歸りの電車でガンダムの地圖に潛つて金を稼ぐ作業もする豫定だ。
試驗は11時までに入室完了といふことになつてゐる。試驗會場は名古屋工業大學3號館。行つたことは無い。JRと地下鐵の鶴舞驛から歩いて10分らしい。10分は結構遠いかもしれない。一應地圖で場所は確認してあるが、あまり離れてゐると辿り着けない可能性もある。まあデカい大學だから辿り着けないことは無いだらう。鶴舞に行くには、JRで可児か下切から乘つてそのまま鶴舞まで行くか、名鐵で西可児から上小田井まで行つてそこから名古屋市営地下鐵の鶴舞線に乘つて鶴舞まで行くか、2つのルートがある。JRで一發と言つても多治見で必ず乘り換へる必要がある。太多線は架線の無いディーゼル區間で多治見が終點だからな。さらに太多線は電車の本數が極端に少ないので1本逃すと非常に危險なことになる。さらに可児驛の駐輪場が有料になつたのが死ぬほどキツい。下切から乘るとすると、自轉車では山を越えるのがキツい。といふわけで、JRは避けるといふ結論になる。名鐵だと少なくとも上小田井で乘り換へる必要がある。岩倉から乘り換へる場合もあるが、いづれにしても地下鐵線に乘り換へる必要がある。場合によつては犬山でも乘り換へる必要がある。乘り換へが面倒だが、まあ仕方が無い。犬山で乘り換へが必要無く、さらに多少のハプニングがあつてもまづ間に合ふ電車に乘らうと思つて事前に調べたところ、西可児8時23分發の中部国際空港行きが良いだらうといふことになつた。犬山で一部特別車の特急に乘れるが、それだと岩倉でまた乘り換へが必要になるし、犬山での乘り換へを避けて選んだのに犬山で乘り換へる選擇をするのは腦に障礙を負つてゐるレベルだらう。この中部國際空港行きで犬山で乘り換へずに上小田井まで行く。地下鐵鶴舞線は確か5分に1本程度はあるので、その先のことは考へる必要は無いだらう。上小田井から鶴舞までは乘り換への待ち時間を考慮しても20分程度だらう。そこから徒歩10分。鶴舞で降りてから迷はなければ9時半頃には大學に着く計算だ。集合時間の1時間半前。餘裕があり過ぎるくらゐで丁度良い。9時半に西可児で電車に乘つても試驗會場まで間に合ふくらゐの時間だ。8時23分の電車に乘るためには8時に家を出れば良いだらう。急げば驛まで15分掛からないから、8時に家を出れば餘裕で驛に着けるはず。
今日は異樣に寒い。たぶん晝過ぎには激烈に暑くなるだらうが、行き歸りの寒さを考へると眞冬仕樣のフル裝備でないと死ぬ。今日は體調も惡いしな。外が騒がしかつた。何だらうと思つて少し行つたところで大勢の人の群れに遭遇した。ゴミ袋を持つてウロウロしてゐた。今日は花いつぱい運動の日らしいな。大昔から可児市で行はれてゐる地域の清掃活動だ。みんなでゴミを拾つたり空地の草を刈つたりした後、花の種を貰つて蒔くといふ行事。各世帶から最低一人は出なければならない。誰も參加しない世帶は2000圓だかの罰金があるとか昔から言はれてゐるが眞僞は定かではない。うちの親は全力で爆睡してゐたが良いんだらうか。俺は今日は知財檢定があるから參加できん。弟も寢てゐた。どうでもいい。しかし花の苗を植ゑるとか花の種を蒔くとか激しく無意味だよな。野菜の種を蒔けよ。その方がいざといふ時に助かるぞ。「いざといふ時」なんて想定する必要が無い?月末になれば必ず給料が入つて來るから飯には困らない?本當にさうかね?人生は何が起こるか分からんよ。意外とあつさり追ひ込まれたりするものだ。自分に何の責任も無くても追ひ込まれることがあり得る。どうせ空地に雜草生やしておくなら野菜の種を適當にばら撒いて自生させておけば良いのではないかね。花で景觀を良くしようと思ふならアブラナ科やキク科の野菜とかオクラとかを野菜としてではなく花として使へば良い。普段からそこらの空地に當り前に野菜がある方が良いだらう。金に困つてゐなくても食費が浮くぞ。それに普段からそこらに野菜があつて日常的に收穫するやうになるとみんなで適當に雜草を拔いたりして手入れするやうになるだらう。さうすれば花いつぱい運動とかやらなくても結構綺麗に保てるんぢやないかね。あまり市内に野菜が自生し過ぎると農家が困るのか。
8時に家を出て、餘裕で西可児驛に着くつもりでゐたのに、どういふわけか西可児の駐輪場で腕時計を見たら8時20分。危ない。駐輪場で施錠して驛まで歩いて切符を買ふ時間を考へるとギリギリだ。急いで自轉車を施錠し、早歩きで驛へ。踏切の警報機が既に鳴つてゐたが、反對側の電車が見えてゐたのでそれに關して焦ることは無い。券賣機まで早歩きで辿り着き、料金を調べる。普段はここから地下鐵経由の切符を買はないので値段が分からない。鶴舞まで850圓らしい。高いな。切符を買つてから樣子を見ると、まだ少しだけ餘裕がありさうだつたので自販機で小さいペットボトルの熱いお茶を買つた。クソ寒いんだよ。南極竝の寒さ。まだ11月中旬なのにこの寒さ。來月には凍死レベルだな。日曜の朝なのに驛のホームには人が多かつた。通勤通學ではないだらう。レジャー目的の家族連れみたいなのが多かつた。俺が電車に乘る日は車を使へ。どこに行くんだらう。モンパかな。最初から結構客が多い電車が來た。座れなかつたら過勞死する。一瞬目の前が眞つ暗になり掛けたが、無事に座ることができた。後は上小田井まで確實に座り續ける。途中下車せざるを得ない状態に追ひ込まれなければな。便意は來るのかそれとも來ないのか。名鐵も地下鐵も改札の内側にほとんど便所が無い。一旦外に出ないと便所が無いのは鐵道會社の陰謀だ。一旦切符を無駄にさせて新たに買はせるといふ非道。人の便意に付け込む極惡人。漏らされたらお前等も困るくせに。1日當り何人くらゐが便意を堪へ切れずに途中下車を強ひられてゐるんだらうか。でも通勤通學の人は定期券だから途中下車させても運賃を餘分に取ることはできない。俺みたいなたまに電車に乘るだけの奴から運賃を餘分に取つて一體どれだけ利益が増えるんだらうか。ただ無駄に人を苦しめてゐるだけではないか。改札の内側に便所を作れ。西春や上小田井は改札内に便所があるが、遠い。犬山を過ぎると西春までは我慢だ。ここで急激な便意に襲はれると非常に危險だ。まあそんなことはいい。いや、良くない。ここに全てが掛かつてゐる。地下鐵はほぼ改札の外にしか便所が無いので、危險な領域でなくても來さうな氣配を感じてゐたら上小田井でウンコを流し殺しておくべきだ。結構命がけだ。電車に乘るといふことはそんな輕い氣持ちでできることではない。人生を臺無しにしてしまふリスクを常に考へる必要がある。電車通勤とか自殺行爲ですよ。全ては極惡な鐵道會社が非人道的な強欲を改めれば濟むことだ。そんなに金が欲しいのか。屑め。
犬山で大勢下車した。一部特別車の特急に乘り換へるんだらう。俺は目的地まで急ぐ必要が無いのでそのまま座り續ける。早く着くことよりも座ることに壓倒的な価値がある。電車に乘つてゐる間に知財のテキストを讀むべきなのだが、異常な疲勞感と眠氣のせゐで全くやる氣になれず、鞄から本を出すことすらしない。このままでは悲慘な結果になるな。待てよ、悲慘な結果とは何か。不合格は絶對にあり得ないと斷言できる。滿點以外が悲慘だとするなら、既に今から全力を出しても悲慘な結末を迎へるに決まつてゐる。滿點は無理として、悲慘でない結果といふのは9割程度取ることだらうか。何かどうでも良過ぎてやる氣にもなれんな。便意に襲はれることも無く無事に上小田井まで辿り着いた。今日は日曜なのにやけに人が多かつたが地下鐵は餘裕で座れた。折角本を持つて來たことだし、まあ一應勉強しておいた方が良いだらうといふことで鞄から本を出した。ここから鶴舞までの16分ほどの間にも結構讀めた。これが得點に繋がるかどうかは分からんけどな。
鶴舞で下車。4番出口から徒歩10分らしい。4番出口までが遠いな。外に出たら異常に人が多かつた。鶴舞公園で何かのイベントが行はれてゐるやうだ。取り敢へず無視してJRの高架線路沿ひに北へ少し歩く。確か名大病院の邊りを東に進むはず。名工大は名大病院の奧に隣接してゐたはず。しばらく歩いたが、よく分からなかつた。鞄から受檢票を出して地圖を確認。少し行き過ぎてゐたやうだ。ちなみに、この檢定は受檢料をアホみたいにふんだくるくせに受檢票は自分で作る必要がある。受檢票のPDFのURLが送られて來て、自分でそれを印刷して持つて行かねばならん。紙代や郵送料を節約してゐるんだらう。そんなに金が欲しいのか。こんなケチ臭い檢定は初めてだ。合格證明書も2000圓必要なんだつてよ。要らんわボケ。合格して技能士になると知的財産管理技能士センターといふのに登録できるやうになるが、これは年間10000圓要るんだとよ。顏寫眞付き登録證とか機關誌とかも有料だと。すげえ金の亡者ぶりだよな。無料の漢檢生涯學習ネットワークがいかに良心的か思ひ知らされる。一時期漢檢は金の亡者みたいに叩かれたりしてゐたけどな。あんなの可愛いもんだよ。國家資格でも天下り團體が暴利を貪つてゐるやうな例は腐るほどあるんだらうな。知つてて受けるんだから別に文句は無いけどな。名大病院前をひたすら歩く。地圖では名大病院のすぐ隣だが、この大學病院の施設が異常に廣い。どんだけ歩かされるんだ。長い長い。漸く端まで行つたところで變な行列ができてゐた。保育所があつて、そこでバザーが開催されるやうだ。をばちやんの列を無視して道路を渡り、名工大へ。入り口には高壓ガス製造保安責任者試驗といふ看板があつたが、知的財産管理技能檢定の看板や立て札は一切無し。そして、人が異常にゐない。知財はマイナーな檢定だから受檢者は少ないのかもしれないが、それにしても人がゐないにも程がある。もしかして會場を間違へてゐるんだらうか。恐ろしく不安になり、また受檢票を確認する。名工大の3號館で間違ひない。もしかして今日ではないのか。でも11月13日と書いてある。まさか1日以上寢てしまつて實は今日は14日なんてことも無いだらうし。それなら普通に名工大の學生で溢れてゐるはず。どうなつてゐるんだらう。9時半。まだ早過ぎるんだらうか。取り敢へず構内へ。3號館の場所が分からん。受檢票の地圖は分かりにくい。適當にウロウロして大學の立て札を見る。何とか無事に辿り着いたが、今頃になつて試驗スタッフが3號館の入り口に知財檢定の看板を立ててゐた。でもどこから入れば良いのか分からんし建物内のどこで行なはれるのか分からない。取り敢へず喉が渇いたのでジュースでも飮まうと思ひ、スタッフが看板を立ててゐる横をスルーして自販機を探しに行つた。建物の裏にあつたのでそこでジュースを飮んだ。疲れた。この時點でアホみたいに疲れてゐる。それにしてもこの試驗、最初から最後まで全く良い印象が無いわ。ジュースの空罐を捨てて建物を1周しようとしたら試驗スタッフが小さい立て札みたいなのを持つてどこかに行くのを見掛けた。今頃案内板を立てるのか。集合時間の1時間半前だぞ。いや、もうすぐ1時間前だ。こんな分かりにくい場所でやるのに。それにしても受檢生らしき人もほとんど見當らないな。暇なので大學の正門の當り前まで戻つて椅子に座り、テキストを眺めつつ樣子を窺つた。なかなか知財の受檢生と思はれる人が來ない。どうなつてゐるんだらう。まさか受檢する人が極端に少ない檢定なんだらうか。MIDI檢定3級の時は8人だつた。あんな感じなのかもしれない。10時少し過ぎた頃にもう一度3號館に行つてみた。少し前にスタッフが大勢で立ててゐたデカい看板の脇に小さい紙が貼つてあつた。3級は2階とか書いてあつた。アホみたいに目立たない。もつと目立つところに分かりやすく貼り出せよ。イライラするわ。どこが入り口かもよく分からんしな。建物に入つてすぐのエレベーターに乘り、2階で降りる。エレベーターを出てからどこに向へば良いのかも分からない。イチイチ激しくイラつく。取り敢へず勘で右へ行つてみた。教室のドアにでも何か貼つてあるだらうと思つてドアを見ながら歩く。奧の方の教室に貼つてあつた。そこに行くまでの通路には何の案内も無い。何だこの不親切さは。俺の受檢番號の教室にはまだ誰もゐなかつた。9人4列で一部屋36人らしい。教室をいくつ使ふのか知らんが、MIDI檢定みたいな異常に少ない人數ではないやうだ。俺が教室に入つてから少しづつ受檢生が増えて來た。時々異樣に高年齡のヲッサンがゐる。若い大學生みたいなのは意外に少ない。中途半端な年齢が多いな。男の方が多いが女もそこそこゐる。どういふ人が受ける檢定なのか全く分からんな。
最後の足掻きでテキストを猛烈な速度で眺めた。11時になり、説明開始。机上に置いて良いのは受檢票と筆記用具と時計と携帶電話のみ。携帶電話は電源を切つて机上の通路側に置く。鞄に入れるのは禁止。よく分からん規定だが珍しいな。他はまあ適當にありがちな注意事項があり、解答用紙と問題用紙が配られた。解答用紙には最初から名前が印字されてゐる。しばらく待つて試驗開始。學科試驗は3擇のマークが30問。時間は45分。1問當り1分半。まづは問題用紙の確實に自信が持てる選擇肢に丸をつけて行く。確實でないものは例へ9割以上の自信があつても取り敢へず保留だ。で、最後まで解いて時計を見たら15分經過してゐた。1問30秒。樂勝過ぎる感じだな。100%の自信が持てないやつを數へてみた。9問もあつた。これが全部不正解だとしても合格だが、自信がある中にも凡ミスがあるかもしれない。取り敢へず自信のあるやつだけマークを塗る。そして保留した問題を囘答する。自信が無いわけではなく、2擇に絞り込んだ上で少し迷ふやうなやつを少し考へてみる。まづ7:3以上の割合でこれが正解だらうと思ふやうなものが多いが、迷ふ時點で勉強不足なのが確實だ。記憶が曖昧であることをここで初めて知るやうな分野もあつたりして面白い。少し引つ掛け問題や惱まさうといふ意志を感じる問題があつた。過去問と比べると少し難化してゐるかもしれない。しかし元々小學生でも樂勝なぐらゐの試驗なのでどうでもいい。時々見たことも聞いたことも無いやうな語句が出て來るが消去法で大體OKだ。でも他の出版社のテキストも讀んでおいた方が良かつたかもしれないな。取り敢へずその9問も囘答してマークを塗る。そして見直し。最初に100%の確信を持つてマークした中にくだらない勘違ひを發見して修正。まづ8割以上は正解だらうが不安もあるといふ問題を少し考へて囘答を確定させてから、7割程度しか自信が持てないものや惑はされる問題を考へる。どうとでも取れさうなものや特殊な例外の可能性なんかも深讀みしたりして迷ふ。さういふ状態に陥ると大抵惡い方へ轉ぶ。實際深讀みで正解から不正解へ囘答を修正してしまつた問題もある。取り敢へず合格は確定だが、滿點は運が無いと無理な状態になつた。3〜5問程度不正解の可能性がある。マークをしつかり塗りつつ、マークミスが無いか確認する。そして試驗終了。
實技試驗は15分後に説明開始なのでそれまでに着席。學科も實技も同じ範圍で同じやうな内容の問題なんだから1時間半でまとめてやれ。面倒臭いな。試驗前に飮んだジュースのせゐか、尿意に襲はれたので便所へ。さう言へば便意が來てゐない。何故か朝食で便意が來なかつた。何かがをかしい。便所には長い列ができてゐたが、あつといふ間に解消された。かういふ時男は樂だよな。女は悲慘過ぎる。B'zのライブとか行くと男用便所の半分が女専用に變更されてゐても消化し切れない状態になつてゐたりするからな。教室に戻つて實技の過去問を適當に眺める。20問ほど解いてみたところで休み時間終了。
學科と同じやうな注意事項を説明され、解答用紙が配られた。焦つた。問28〜30が10マスの四角になつてゐる。10文字以内の何かを書かせる問題だ。實技は學科のマークシートと違つて普通の筆記試驗だが、ア・イ・ウ・○・×を書かせるだけで實質的にマークと變らない。何年何月といふ數字を書かせる問題もあるが大したことは無い。10文字も書かせるやうな問題は過去にあつただらうか。俺が持つてゐる過去問には無かつたやうな氣がするが、もしかしたらあつたのかもしれない。周知表示混同惹起行為・著名表示冒用行為・商品形態模倣行為・営業秘密不正取得行為・原産地等誤認惹起行為・競争者営業誹謗行為みたいなのを何も見ずに書けといふやうな問題が出たら嚴しい。俺は漢檢準1級だからこの程度の漢字自體が書けないことは絶對にあり得ないが、言葉を正確に憶えてゐない。大體選擇式の問題だからうろ覺えでもどうにでもなるのだ。だから眞劍に正確に記憶するやうな勉強はしてゐない。書き取りの問題が不安過ぎる。
試驗開始。まづは最後のページを開いて書き取り問題を見る。拍子拔け。【語群III】の中から選び,解答用紙に記入しなさい。
だとさ。ただの選擇問題だ。さうか、過去問の本を見た時にただの選擇問題だと思つたから書き取り問題は存在しないと決め付けてしまつたんだな。たぶん後で過去問の本を見直したら同じやうな問題があるんだらうと思ふ。ただ、これは意外と難しい。漢字を書くといふ行爲は想像以上に力を使ふ。滅多に文字を書かないので指の筋力が衰へてまともに字を書くことができなくなつてゐる。漢檢みたいに劃數がハッキリ分かるやうにとか撥ねるべきところはしつかり撥ねるとか、さういふ嚴しい基準は無いはずだから讀めればOKだらうとは思ふ。だが、その讀める程度の文字を俺が書けるだらうか。まあいい。取り敢へず1問目から解いて行く。そこで試驗監督が俺の机上のシャープペンの芯を指差して仕舞つて下さいと。机上に置いて良い筆記用具に芯は含まれないのか。確かに鉛筆とシャープペンと消しゴムと言つてゐたのでその中に芯は含まれてゐないが、シャープペンの一語に勝手に芯も含めてゐた。アスペルガーぢやないから勝手に自己判斷してしまふ。芯のケースを机の下の鞄の上に落として囘答開始。實技の前半は事例式の問題。大問1つにつき6問ぐらゐ小問がある。問題が提示され、それに關して3つほどの項目が與へられ、それが正しければ○、間違つてゐるなら×、そしてその理由を3つか4つの中から選ぶといふやうな問題。これで6問。さういふ大問が2つある。學科みたいに全く關係無い問題が6問あるのとは違ふので解くスピードが早い。しかも應用問題に見せ掛けて内容は簡單過ぎるので、學科よりも實技の方が樂だ。さういふ事例式の問題の後は、學科と全く同じ3擇問題がある。ア・イ・ウから1つ選んで解答用紙に書く。本當に學科試驗と全く同じ。やる意味が無い。學科と實技を分ける理由が金儲け以外に考へられない。イチイチ腹が立つ。虚假にしやがつて。で、最後に記述問題。期限とかを平成何年何月と數字で答へる問題と、語群から選んで書く問題。學科と同じく100%の確信が持てる問題だけをまづは記入して行く。自信が無いのは2問だけだつた。その2問をじつくり考へてみる。1問は少し迷ふところだが、まあ大丈夫だらう。もう1問は記憶が曖昧で普通に自信が無い。3擇問題だが1つは完全に消えてゐるので50%だ。7割ぐらゐこつちだらうと思ふのだが、自信が無い時點で正解しても敗北だな。勉強不足は最初から分かつてはゐたが、實際にかういふ問題を目前にすると敗北感が凄い。まあいい。熟考して選んで終了。解答用紙に記入ミスが無いか確認し、もう一度最初から問題を見直す。合格は確定だ。少し迷つたやつもたぶん大丈夫だらう。學科は無理だが實技は滿點取れるかもしれない。運次第といふ時點で価値の無い滿點だが。で、結果を先に言ふと、1問間違へてゐた。最後に2問殘つたうちの最初にまあ大丈夫だらうとした方が間違つてゐた。
問15 甲が絵を描き,乙が文章を書いた絵本が2000年6月1日に発売された。その後, 甲は2005年10月31日に死亡し,乙は2010年3月15日に死亡した。ア〜ウの項目を比較して,甲が描いた絵の著作物の保護期間が終了する時期として,最も適切と考えられるものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。
- ア 2050年12月31日
- イ 2055年12月31日
- ウ 2060年12月31日
この問題を俺はウにしたのだが、イが正解らしい。まづ著作権の保護期間は著作者の死後50年なのでアはあり得ない。そして次に問題になるのが、繪本は共同著作物に當るかといふこと。挿繪のある小説のやうな場合、繪が無くても小説として成り立つ。かういふものは繪と小説は別々の著作物として扱はれる。小説の部分は小説の作者の死後50年、繪の部分は繪の作者の死後50年と別々の扱ひになる。しかし例へばA・B・Cの3人による鼎談本のやうな場合、一人の發言を抹消したら本として成り立たなくなる。かういふものは共同著作物と言つて、まとめて1つの著作物といふ扱ひになる。この場合はA・B・Cのうち最後の一人が死んでから50年保護されることになる。で、繪本は共同著作物に當るかどうか。それによつてイかウかが變る。といふわけで最初の段階で少し惱んだのだが、常識的に考へて繪本は繪と文が獨立してゐては成り立たないジャンルなのではないかと思つた。繪本の繪が小説の挿繪と同じ扱ひになるといふのは違和感がある。ただし俺の常識觀が正しい保證は無いし、そもそも一般的な常識など關係無い。法律上どういふ解釈になるのかが問題だ。法律の知識はあまり無い。だがこの檢定は嚴密な法解釈の知識まで要求されるやうな種類のものではないので判例集を讀み漁るやうなことをする必要は無い。關聯する法律の條文を全部讀むといふやうな必要も全く無い。どういふものが該当するのかといふ例をどれだけ知つてゐるかの問題。もう少し多く過去問を解いてゐたら過去に似たやうな問題も出てゐたかもしれない。もう1册くらゐ參考書を讀んでおけば良かつたのかもしれない。勉強不足ゆゑに惱むのだ。結局この問題はイが正解らしいので、繪本は共同著作物ではないといふことのやうだ。一つ勉強になつた。この知識が役に立つ日が來るとは思へんけど。
試驗終了。死ぬほど疲れた。やはり昨日30時間以上起きてゐたのも相當體に惡い影響があつただらうし、普通にバンドの練習の翌日はいつも死ぬほどつらい。また氣管の調子もをかしくなつてゐるし。まあ何にしても腦トレ第8彈は無事に終了。敗北感は凄いけど勝つ意志がほとんど無かつたのだから仕方が無い。問題用紙や筆記用具を鞄に仕舞ひ、外へ。意外と人が多い。みんな一齊に大學の外へ向ふ。TACかどこかの資格學校がチラシを配つてゐた。正門のところにある高壓ガス製造保安責任者試驗の看板が氣になる。受驗資格とかあるのかな。難易度がカスならどうでも良いが、そこそこな奴なら今度やつてみようか。いや、もう勉強で腦トレするといふことが成立しなくなつてゐるからダメだらうな。試驗に申し込めば嫌でもやるだらうと思つてやつて來たが、試驗を受けること自體に慣れて飽きて終つた。受驗料を無駄にしないためには勉強するしか無いといふ強迫觀念がほとんど無くなつてしまつてゐる。去年は漢檢にしろ電工にしろ基本情報にしろ、それなりに眞面目に取り組んだ。なのに今年は全て適當過ぎた。まづ最初の家庭菜園檢定2級からして直前に本を讀んだだけでまともに勉強と言へるほどのことはやつてゐないし、FP3級なんか直前の數日で猛烈に詰め込んだだけだ。宅建は眞劍にやらないと合格すら嚴しいのにいつまで經つても重い腰を上げず、もう間に合はんもう間に合はんと言ひまくりながらなかなか勉強開始せず、本當にギリギリ間に合ふかどうかといふぐらゐ追ひ詰められてから勉強開始し、しかも嫌々少しやるだけだからどんどん追ひ詰められて結局異常に勉強不足のまま受けることになつた。合格ラインすれすれの邊りまでしか到達できず、運次第で合格か不合格かどちらに轉ぶか分からないやうな状況。ここまで酷い勉強不足で受驗したのは初めてだつたが、ナメ過ぎた當然の歸結として不合格濃厚な状態に陥つてゐる。今年の合格點は35點だらうといふ推測が大勢を占めてゐる。俺は34點。一番面白い展開だな。宅建の合格發表は11月30日。で、それで反省すれば良いのだが、知財は今日の日記に書いた通り、結局勉強不足でやる氣も無いまま受けることになつた。もうダメなんだよ。試驗に申し込まなければそもそも勉強自體を絶對にやらないだらうが、申し込んだとしてもまともに勉強しなくなつて來てゐる。資格試驗で腦トレといふこと自體が成り立たない。これ以上やるとどんどん不合格を積み重ねて時間も金も無駄に消えて行くだけだ。
さて、水族館へ行かう。土日祝日の水族館は人が多過ぎて樂しめないが、折角名古屋まで出て來たのに何もせずに歸るのは勿體無い。と言つても他にやることも無い。水族館へ行くしか無からう。水族館へは地下鐵名港線に乘らねばならん。近くの鶴舞驛は鶴舞線だ。隣の上前津で乘り換へる必要がある。一驛で乘り換へとか死ぬほど面倒臭いし時間が掛かる。鶴舞線は他の路線と比べて本數も少ない氣がするし。待ち時間や乘り換へを考へると一驛くらゐなら歩いた方が良いだらうと考へた。まづは名工大を出てJRの線路のところまでがクソ長い。名大病院前の道を延々と歩く。挫けさう。鶴舞までも辿り着ける氣がしない。苦勞してJRの線路に辿り着き、線路の下を潛つて西側へ出る。アホみたいにデカい道路があつた。国道41號か?歩道橋を渡つて西へ西へ。一驛ぐらゐすぐだと思つたのだが、異樣に遠い。穢くて臭い川の橋を渡りさらに進む。瀕死の状態で上前津に到著。これなら電車に乘つた方が良かつたかも。切符を買ひ、名城線のホームへ。丁度電車が來てゐたので小走りでホームへ行きながら行き先表示を見たら名城線左囘りと書いてあつたので小走りをやめてスルー。名城線は環状線になつてゐる。俺が大學生だつた頃はまだ環状線ではなかつた。いつからだらう。それでも10年近くなるかもしれんな。名古屋港へ行くには名港線に乘らねばならん。昔は名古屋港行きも名城線だつた。といふか、名古屋港から大曽根まで一本の路線だつた。金山から八事や名大を経由して大曽根の方に繋がる線路ができて環状線になり、金山から名古屋港の部分がオマケみたいになつてしまつた。今ではそこだけ名港線と呼ばれてゐるが名城線と同じ線路で繋がつてゐる。名古屋港行きと左囘りが交互に來るので間違へないやうにする必要がある。次の名港線に乘り込み、DSを鞄から取り出してDQ9をやる。延々と金を稼ぐ作業。未だにDQ9をやつてゐる人間は珍しいだらう。當然、知財の試驗會場ではすれ違ひ通信ヒットせず。上前津驛でも無理だつた。もう無理なんだらうな。そのまま名古屋港へ。いつもは人が少ないんだが、今日は終點まで人が多かつた。外も凄い人數なんだらうな。まともに魚を見ることなんかできないかもしれない。本當に人が多い。名古屋港驛でこんなに人が降りるのを見たことが無い。もう午後なのにこんな時間から水族館に行くのか。
大勢の人間の列と一緒に水族館に向ふのが嫌だつたので横斷歩道を渡り道路の逆側へ。まづはいつも通り歩道橋の上からポートビル方面を撮影してみたりする。で、イタリア村側にある駐車場を見て視界が眞つ暗になつた。巨大なバスがアホみたいに大量に停まつてゐる。つまり異常な量の團體客が來てゐることになる。今はイタリア村は無いのでほぼ水族館の客に違ひない。シートレインランドといふ激烈にショボい小さい遊園地があるが、あんなもののためにバスで團體で來るはずは無い。水族館は滿員確定だなと思つた。集ひの廣場で少し休憩してから水族館へ行かうかなと思つたが、ここで異變に氣づいた。集ひの廣場の方に物凄く大勢の人の氣配を感じた。歩道橋を下りてみたら大變なことになつてゐた。何でこんなに人がゐるんだ。何かイベントでもやつてゐるんだらうか。いや、疑ふ餘地は無い。確實に何かやつてゐる。テントが大量に竝んでゐるし、出店の幟も見える。何だらうか。人が多過ぎて入つて行けない。海側の小さい展望臺みたいなのに登つて見てみようと思ひ、そちらへ進む。何かヲタ臭い雰圍氣を醸し出してゐる連中を大勢見掛けた。さうか、アイドルか何かのイベントでもやつてゐるんだらう。昔よくここでハロプロ系のやつがイベントをやつてゐた。展望臺に登つて見てみたらやはり何かさういふイベントをやつてゐる氣配だつた。といふか、もう終つたのかもしれない。廣場に入る邊りは異樣に人が多く感じたが、廣場自體はそんなに人が多くない感じだつた。MNB48とか何とか書いてあつた。AKBの僞物か何かのイベントなんだらうか。よく分からん。特に興味も無いのでそのままいつも通りポートブリッジを渡つて水族館へ。風が強い。魚が跳ねた。釣りしたいな。でもこんな穢い海で釣れても食へんしな。さう言えば、海亀の研究施設が改裝のため確か3月まで入れなくなつてゐる。前囘入つておいて正解だつたな。水族館も人が多さうな感じだが、さすがに午後なので入館券賣場は混雜してゐなかつた。年間パスを見せて中へ。
やはり異常に人が多い。じつくりイルカを眺めることもできない。14時半。さてどうするか。15時半からのイルカパフォーマンスを見るかどうかをまづ決めよう。今日はやめておくか。いつも同じ内容だしな。シネマ館の映畫が10月から入れ替つてゐる。3ヶ月ぐらゐで變ることが多いのでこれはできるだけ優先的に觀ておきたいところ。今は「アクアプラネット ヤド太郎のミラクル大冒険」と「シーモンスター」の2作品を上映してゐる。どちらも見たことが無い。時間を調べたら14時からアクアプラネットをやつてゐるやうだ。あと10分で終る。で、15時から15時40分までシーモンスター。その後16時からアクアプラネット。これが最終らしいので2つとも見るためには15時〜15時40分と16時〜16時40分の間は拘束される。閉館は17時半だが北館と南館の聯絡通路が17時で閉鎖される。シネマ館は南館にある。最後に北館に戻るかどうかも惱みどころ。取り敢へず15時まで30分ある。その間に南館を囘ることにした。
人が異常に多い。子供がうるさいし走り囘るし水槽の前は常に人がゐるし、死ぬほど鬱陶しい。まともに魚を見ることができないし、寫眞を撮るのも困難。まあいい。適當に1周だ。どうせ前囘來た時とほとんど展示は變つてゐない。日本の海と深海と赤道の海を適當に通過し、2階へ。少し人が少なかつたのでここで赤道の海の2階部分と海亀を少し時間を掛けて眺めた。それから3階へ。オーストラリアコーナーを拔けて南極へ。やはりペンギンコーナーは人が多いな。ここも適當に見て終り。
最後にシネマ館。少し早いくらゐの時間で良い。良い席に座る必要がある。しかし既に良席はほとんど座られてゐた。畫面が23m×17mだつたか、とにかく異常にデカいので張り切つて前の方に座ると逆に首が疲れる。後ろから2列目3列目邊りの眞ん中が最高の席だ。しかし後ろの方はほとんど埋つてゐた。仕方なく眞ん中ら邊の端つこに座つた。急激に眠くなつて來た。死ぬほど疲れてゐる。大體いつもここで寢てしまふんだ。何しに來てゐるのか分からない。しばらくしてシーモンスターが始まつた。恐龍時代の海の物語。最近のCGは凄いな。どこが實寫でどこかCGか分からないぐらゐのレベル。勿論恐龍は全てCGに決まつてゐるが、生き物もかなりリアルだ。まあまあ面白かつた。
終つてから20分待てば次の映畫が始まるが、今日は時間が無いので待たない。席を立つて南館の入り口へ。15時半からイルカパフォーマンスがあるので多くの客が北館に行つてゐるはず。だから南館をじつくり見ることができるだらうと思つてゐた。豫想通りだつた。異樣に人が少ない。快適。鮪の置物がいつもと違つた。いや、變へる意味は無い。照明で違つて見えるんだらう。もしかしたら塗装し直したのかもしれない。何かリアルさが増したやうに感じる。黒潮水槽は最近鹿児島から鰹を追加したので少し魚が増えてゐる。トンネルを拔けて日本の海へ。
やはり特に變つた展示は無い。いつ來ても大體同じだ。まあそんなに頻繁に變るものでもないけどな。タカアシガニが減つたやうな氣がするんだが氣のせゐだらうか。深海は特に見るものも無い。赤道の海を適當に眺めてから上へ。
疲れた。アホみたいに疲れた。異常に眠い。もう限界だ。オーストラリアとペンギンを輕く眺めてシネマ館へ。イルカパフォーマンスのおかげで人が少なく、良席を確保できた。後は映畫が始まるのを待つだけ。多分寢てしまふんだらうなと思つた。
映畫上映開始。CGのヤドカリが海の生物を紹介して行くやつ。やはり寢てしまつた。何度も何度も小刻みに意識を失つた。起きて見てゐた部分もほとんど記憶に無い。死ぬほどキツかつた。寢たら勿體無い!と思つて必死に寢ないやうに寢ないやうに頑張りながら何度も寢て悔しがつたやうな記憶しか無い。ダメ過ぎる。
アクアプラネットを見ながら中途半端に寢てますます疲勞感が増幅し、死にさうになりながらシネマ館を出た。南館2階ロビーへ。恒例のガチャガチャ。海洋Iシリーズのシロナガスクジラが欲しい。シークレットではなく通常だから簡單に出るはずなのに何故か出ない。通常は7種類ある。シークレットはそもそも絶望的に出ないものだから、まあ大體1/7ぐらゐの確率で通常のやつは出るんだらう。これまでザトウクジラが5個、ジンベエザメが4個、オニイトマキエイが2個、バンドウイルカが2個、メガネモチノウオが1個出てゐる。アオウミガメとシロナガスクジラが出てゐない。偏り過ぎだらう。あとシークレットが何か知らんがそれも當然出てゐない。さて、今日は何が出るか。キリが無いから今日は1個だけと決めて全力で齒を食ひ縛りながら300圓投入。アホみたいに力強く囘す。出た。既に泣きさうになりながらカプセルの中を見る。何か分からん。視界が霞む。黒くはないからザトウではない。でも大物ではないやうに見える。シロナガスクジラとは思へない。椅子に座り、カプセルを開ける。バンドウイルカ3個目こんにちは。もう無理。
絶望感と疲勞感に苛まれながら北館へ。北館でベルーガやバンドウイルカやカマイルカを適當に眺めた。ああ疲れた。今日は本當に疲れた。といふか最初から死ぬほど疲れてゐる。睡眠不足だしバンド練習の翌日だし、長期間變な咳に苦しめられて衰弱してゐるし。
外に出て階段を降りた邊りで急激に咳き込んだ。ダメだ。全然囘復してゐない。咳の頻度はだいぶ落ちた。滅多に出ないくらゐまでになつた。だが出る時は確實に普通の咳ではないし苦しい。根本的には治つてゐないやうだ。昨日は調子が良かつたが、また一昨日ぐらゐの状態に戻つた。早く歸らう。今日は疲勞が激しいから、らいんの湯で疲勞を癒さう。25日までに無料券を使はねばならんし。
JETTY側から驛の方へ向ふ。疲れたのでポートハウスで熱い茶でも飮んで行かうかと思つたが、17時までだつたので諦めた。集ひの廣場にはまだ人が大勢ゐるやうな氣配を感じた。時間的にイベントは終了してゐるだらうが、スタッフが片附けとかやつてゐるんだらう。地下鐵の驛に入り、切符を買つてホームへ。既に電車が停まつてゐて、3分後に發車といふ状態だつた。車内を見て視界が眞つ暗になつた。どこにも座る場所が無い。名古屋港の驛から電車に座れなかつたことなど過去に一度も無い。ここで座れなかつたら本當に過勞死するかもしれない。どこかに空席は無いかと必死に探しながら奧へ奧へ。奧の方の車輛には空席があつた。泣きさう。空席があることがこんなにも嬉しい。あとは金山までDQ9で金稼ぎだ。FPの試驗の時は乘り過ごして東別院まで行つてしまつた。今日は同じ間違ひはしない。眠氣と疲勞で集中力が無いが、何とか無事に金山で降りることができた。一應すれ違ひ通信に期待してウロウロしてみた。南口から外に出て東側から囘つて北口へ。アスナル金山がやけに賑やかだつた。音樂が聞こえて來たので行つてみたらライブをやつてゐた。キーボードとアコギの二人組で歌つてゐた。しばらく眺めてから驛へ。もうダメだ。疲れた。切符を買つて改札を通る。熱いお茶を自販機で買つて電車を待つ。數分で新可児行き準急が來た。普通電車竝にほとんどの驛に止まるクソみたいな準急。どうでもいい。座れればいい。座れなければ命が危ない。何とか座ることができた。あとは西可児までDQ9で作業。無駄にウロウロ歩き囘つたがすれ違ひ通信はゼロだつた。もうほとんど意識は無く、半分寢たみたいな状態でDQ9をやり續けた。單調な作業はほとんど無意識の状態でもできる。日課のギター練習ですら半分無意識でやつてゐる時があるからな。
西可児に着き、電車を降りた瞬間に泣きさうになつた。寒いなんてもんぢやない。凍死するぞ。これはキツい。手袋を持つて來なかつたので手が痛い。朝もさうだつた。家に歸るのが大變だ。苦勞して家に歸り着いたが、もう動ける氣がしない。らいんの湯に行かねばならんが、行く氣にもなれない。でも行かねばならん。取り敢へず飯を食ふことにした。インスタント麺を茹でて納豆をおかずにして食つた。ショボい。でもまともに飯を用意する氣力が無かつた。食器を洗つて部屋に戻り、取り敢へずPCを起動して溜息をつく。疲れ過ぎてゐる。クソ眠いし。今日の日記は長くなりさうだが書くのは不可能だらう。明日以降に書くことになるんだらうなと思つた。しばらくダラダラと過ごしたが、このままではダメだと思ひ、無理して立ち上がり、準備してらいんの湯へ。今度は手袋も裝着。
風呂の日は異常に客が多いが、普通の日は少ない。快適だ。まづは體重を量る。50.8kgしか無かつた。飯を食つたばかりなのに。最近また體重が減つて來てゐる。咳で衰弱したのが原因だらうな。まさか癌ぢやないだらうな。いかん。さうやつて不安になるのがヤバい。不安がストレスになつて本當に癌になつてしまふ。禿が拔け毛を氣にするあまりストレスでさらに禿げるといふ惡循環に陥るが、それと似たやうなものだ。取り敢へず體を洗つてから電氣風呂へ。最初に電氣風呂に入るのは珍しい。そもそも電氣風呂つて效果あるんだらうか。痛過ぎて電氣を放出してゐる板に觸ることは不可能だが無理に觸れたらどうなるんだらう。少し近づけるだけで勝手に筋肉が收縮して關節が激烈に痛む。完全に觸れたら骨が折れるのではないかといふ氣がするのだがどうだらう。腕や脚の筋肉が勝手に收縮して攣りさうになる。肉に觸れてみると自力で力を込めても不可能なレベルまで固くなつてゐる。こんなに無理矢理筋肉を收縮させたら筋肉痛になるのではないか。樂して筋肉を鍛へてゐるだけみたいな結果になるんぢやないだらうか。これで解れるとはとても思へん。無駄に疲勞を溜めるだけではないか。電氣風呂なんてどう考へてもただの拷問器具だらう。意味が分からん。感觸が無いから分からんが内臟も同じやうに收縮してゐるはずだと思ふ。もし腸が攣つたらウンコが漏れるんぢやないか?心臟が攣つたらその時點で人生が終るのではないか?電氣風呂なんかデメリットしか無いやうに感じる。次は露天風呂へ。氣温が低いので湯に浸かつてゐないと命が危ない。でも腰まで浸かつてゐれば上半身をどれだけ冷やしても全然寒くない。ここにはラジウム鑛石が沈められてゐる。少し前に世間を騒がせたあれだ。北海道かどこかで採れた天然記念物のレアなラジウムが出す放射線で健康になるとか何とか。小さい欠片だけで大騒ぎするほどの放射線を出すが、ここにはラジウムの含有率は知らないが結構デカい鑛石がプラスチックの籠に入れられてそのまま沈んでゐる。その箱に俺はよく座つてゐる。俺は肛門癌になつて死ぬのかね。アホか。弱い放射線なんかで死ぬわけねえだろ。サウナ、マッサージ風呂、イベント湯、全て堪能し、2時間ほどで出た。いつも通りだが、却つて疲勞が増したやうな氣がする。ポカリスエットを飮みながら休憩所で漫畫を讀んで休憩。そして外へ。
歸りに本屋に寄つて立ち讀み。死ぬほど疲れて命が危ない状態なのに調子に乘つて3册も讀破。しかも讀む必要の無い本ばかり。アホか。足腰と肩が激烈に痛くなつた。死ぬぞマジで。外に出た瞬間に激烈に咳き込んだ。冷えて惡化したのかもしれん。またいつかと同じやうに動物病院の近くで苦しんだ。それにしても寒い。完全に眞冬仕樣の服でもこんなに寒い。死にさうになりながら歸宅。もうダメだ。でも取り敢へずPC起動。しかし何もできない。日記?書けるわけねえだろ。2chの知財3級スレには豫想解答が出てゐたが、確認しない。明日になれば公式に發表される。それを見れば良い。といふか、氣力が無い。もうダメだ。寢る。こんなに疲れてゐたら何もできん。素晴らしく氣持ち良く寢るぞ!と思つた瞬間に重大なことに氣づいた。日課のギター練習がまだだ。死ねる。凄まじい絶望感。
MY LONELY TOWN(1.8)、Trinity(1.5)、黒い青春(1.7)、いつかのメリークリスマス(1.8)、イカロス(1.6)、WAKE UP, RIGHT NOW(1.5)、泣いて 泣いて 泣きやんだら(1.7)、勝手にしやがれ(1.6)、juice(1.6)、BANZAI(1.5)、愛のバクダン(1.4)、儚いダイヤモンド(1.6)、アクアブルー(1.5)。
何とかギター練習もこなした。もう後は寢るだけ。いつどうやつて寢たのか記憶が無い。
日記は翌日に書いてゐる。起きたのは何と17時。起きた時から外が暗かつた。既に知的財産管理技能檢定の模範解答が公式に發表されてゐたので採點してみた。學科は30問中26問正解。正答率86.67%だつた。1問差で9割取れず。慘め過ぎる結末。實技は30問中29問正解。例の著作権の問題で間違へた。正答率96.67%か。こんなに勉強しなくても餘裕で合格。FP3級はたぶんこれの3倍ぐらゐは勉強したが、それでも學科85%、實技94%だつた。同じ3級でもだいぶ違ふな。さうは言つてもFP3級も普通にアホでも受かるレベルだけど。まあどうでもいい。これで取り敢へず腦トレ資格試驗は一旦終了。もう何も殘つてゐない。また氣が向いたら新たに何か申し込むかもしれないが、どうなるかは分からない。
追記。知財檢定のことなんか完全に忘れ去つてゐた2012年1月10日、合否確認しろといふメールが送られて來た。確認畫面用のIDとパスワードとURLが書かれてゐた。こんなの別に他人に見られてもどうでもいいことだから直にメールに結果を書いて送つて來れば良いのに。面倒だが一應確認してみた。答を書く場所を間違へてゐなければ絶對合格だしどうでも良いのだが、このシステムの費用も受檢料に含まれてゐると思へば確認しないのは勿體無いといふことになる。當然に合格。自己採點と大體同じ點數。大體といふのは、小數點以下が切り捨てられてゐるから。配點は非公開だつたかな。たぶん均等配點で端數切り捨てだらう。一應合否確認畫面をキャプつてみた。さらに12日になつて合格証書が送られて來たのでスキャンしてみた。
合格証書の冒頭に第何號と書いてある數字を見ると、11300036**となつてゐる。上位の11は檢定の種類を識別する符號だらうと思ふ。次の3は3級だらう。勝手な豫想だが間違つてはゐないはず。その先は合格した順に振られた番號だらうと思ふ。桁數を見ると1000萬人までしか想定してゐないのかもしれない。それを超えたら桁を増やすんだらうか。絶對に超えない確信があるんだらうか。何十年も續ければ超えるかもしれないのに。上限はどうでも良いが、俺が3600番臺前半だ。2008年頃にできたばかりの檢定とは言へ、少な過ぎるのではないかと思ふ。3級はほぼ全員が合格するレベルだ。受檢者が極端に少な過ぎるといふことだ。これでは運營費用もまともに稼げない。だから受檢料その他色々と激しく全力でボッタクリなんだな。いや、をかしい。年間1000人未滿のわけが無い。年2囘か3囘やつてゐるはずだし確か第1囘の3級合格者が1800人ぐらゐだつたと何かで見た記憶がある。未だに3600人程度のはずが無い。これは10進數で1から順に番號を振つてゐるのではないな。でも重複が許されない以上、10進で順に割り振るしか無い氣がする。どういふ仕組みなんだらう。本當に3600人ぐらゐなんだらうか。第10囘の試驗を受けたといふ情報が數値化されてゐるのかも。第何囘の何番といふ風に。それだと1000萬人-1人の番號フル使用が不可能になるな。どういふ法則で番號を振つてゐるのかに激しく興味がある。違ふ囘や級の合格者の番號を見てみたい。さういふどうでもいいことばかり氣になる。何にしても3級は當然に合格した。翌々年度までの2級受檢資格を得た。2級は今のところ受けるつもりは無い。クソ高いんだよ。半額にしろ。
話題:免許・資格・検定
公開日時 | 2011年11月15日 04時44分59秒 |
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最終更新日 | 2012年01月12日 19時37分05秒 (更新回数: 3) |
本文文字数 | 27011文字 (タグ込み) |
URL | https://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20111113 |
何か珍しいことがあった日は大体こんなもんだと思うけど。
まぁ長いか。毎日全部読むのは死ぬほど困難。
なげぇw