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犬土偶日記

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話題:免許・資格・検定

2011年09月01日

認定電気工事従事者認定講習

最終更新日: 2011年09月29日 19時08分11秒

今日は認定電氣工事從事者の認定講習がある。しかし夜に起きたのでそのまま寢ずに行くことになつた。死の豫感。大學生はまだ夏休みだが通勤ラッシュの時間なので西可児から電車に乘つても座れない可能性が高い。なので新可児から乘ることにした。7時50分の電車に乘ることに決めた。鞄に筆記用具等を入れて準備する。携帶電話をポケットに入れる前に何となく開いてみたら畫面が眞つ暗だつた。ウンともスンとも言はない。まさか電池が切れてゐるのか。ACアダプタに繋いでみた。しかし無反応。まさか壞れたのか。いや、種子島で電池が切れたことがあつたが、あの時もしばらく充電しないと電源が入らなかつた。數分待つてみた。無事に電源は入つたが一瞬で切れるだらう。もう充電してゐる時間は無い。といふか、ギリギリに家を出ようと思つてゐたこともあつて既に結構ヤバい。一體いつから電池が切れてゐたんだらう。普段電話を全く使はないから電池が切れても氣づかない。目覺ましのアラームぐらゐしか使つてゐないな。

認定電氣工事從事者といふのは少し複雜な位置附けになつてゐる。電氣工事士には一種と二種があつて500kW未滿の電氣工作物の工事ができる。これは國家試驗を受けて合格する必要がある。ただし一種は合格だけではダメで、實務經驗が無いと免状が交付されない。つまり二種を取らずにいきなり一種を取ると合格しても實務經驗が無いから免状が貰へず、免状が無いので實務經驗を積むこともできず、どうすることもできない。二種は試驗に合格すれば免状が貰へて一般用電氣工作物の工事をすることができる。一種の免状があれば、一般用電氣工作物と自家用電氣工作物の工事ができる。簡單に言へば一般用電氣工作物が低壓(一般の家とか小規模店舗とか)で自家用電氣工作物が高壓(工場とかデカいビルとか)。ただ、高壓受電設備でも變壓して低壓で扱ふ部分の工事(簡易電氣工事)に關しては、一種免状が無くても認定電氣工事從事者の認定証があればできるといふことになつてゐる。二種ではダメ。この認定証はいきなりこれだけ貰ふといふことはできない。電氣工事士か電氣主任技術者の免状を持つてゐないと取得できない。一種の試驗に合格してゐれば申請するだけで手に入る。二種や電験でも一定の實務經驗があれば同じく申請するだけで貰へる。一種を受ける氣が無く實務經驗も無い二種持ちや、實務經驗が無くて困つてゐる一種合格の免状無しの人、そして電氣主任技術者の免状を持つてゐる人がこの認定証を欲しがる人間だらうか。認定講習はこの中でも二種や電験に合格したが實務經驗が無いといふ條件を滿たす人だけが受けられる。ある意味レアな講習だ。認定証は別に欲しくない。普通に生きてゐて高壓受電設備の低壓部の工事なんかやる機會があるとは思へない。ただ講習そのものに興味がある。どんな講習なのか知らんが1日掛かりの長時間講習。面白さうだと思つて申し込んでみたんだが、申し込んだ時はこの時期にFPや宅建で絶望的に苦しめられてゐるとは思つてゐなかつた。講習なんか受けてゐる暇は無いんだ。でも申し込んでしまつたから必ず行かねばならん。無料ぢやないからな。12000圓だつたかな。高くはないが捨てるには中途半端に勿體無い値段だ。必ず行かねばならん。でも激烈に睡眠不足。非常に拙い。

準備して外に出た瞬間に雨が降り出した。どうせすぐに止むんだらうが、さう思つてそのまま出ると豪雨になつて死ぬかもしれない。家に戻つて傘を持つて外に出る。ヤバい。モタモタし過ぎ。時間が無い。電車は待つてくれない。1本乘り遲れるだけでかなり危險なことになる。畑をチラ見して溜息が漏れた。オクラが超巨大化してゐる。BELLのバーベキューの直前に收穫し、カスみたいに小さいのしか殘つてゐなかつたはずだ。4日か5日でこんなになつたのか。ていふか、あれ以來一歩も外に出てゐないのが凄い。いや、バーベキュー翌日にGENKYに行つたか。でも4日ほど完全に引き籠つてゐたんだな。その間にオクラが急生長し過ぎにもほどがある。25cm級が2本。20cm級が2本。15cm級が2本。やや小さい12cm程度が1本。五角オクラだつたらもう完全にアウトだ。捨てるしか無いほどの状態。だが丸オクラなのでまだ大丈夫かもしれない。丸オクラは柔らかいので採り遲れても大丈夫といふのが賣りだ。週末しか畑に行けない家庭菜園家は丸オクラを作るのが良い。20cm程度までは何とか食へる。25cmはさすがに嚴しいだらう。食へないことは無いだらうが、美味くはない。俺は15〜18cmくらゐで食ふやうにしてゐる。わざわざデカくせずに早めに食ふ方が美味いんだけどな。店で賣つてゐるサイズよりも小さいうちに收穫して柔らかい實を贅沢に食ふのが家庭菜園の特權的醍醐味と言へる。だが、オクラは着果する數に限りがある。1節に1個しか實が着かない。受粉に失敗することもあるので1節に1個以下。脇芽は出ないし收穫した後にはもう何も生えて來ない。早く摘んでも食へるギリギリの状態まで生長させても數は變らない。ならばできるだけデカくした方が量が多くなる。味は落ちるが量を取らざるを得ない。贅沢に質を取るべきなんだらうが、貧乏性なので難しい。まあそんなわけでいつも15〜18cmのやや大きめのを食つてゐる。20cm程度までは食つたことがある。しかし25cm級は未挑戦。今すぐに收穫しないと今日の間にさらにデカくなつてしまふだらう。しかし收穫してゐたら確實に電車に乘り遲れる。もう無理。オクラは放置するしかない。

非常に危險。遲刻しさう。田舎なので電車の本數が少ない。元々あまり餘裕が無いので1本逃すと非常に危ない。必死に自轉車を漕いだが、何故かなかなか進まない。疲勞も激しい。眠い。死にさうだ。汗が止まらない。苦勞して可児驛に辿り着いた。5分前。急げ。無料の駐輪場に自轉車を停め、小走りで驛へ。駐輪場から思つたより距離があつた。急いで切符を買つてホームへ。間に合つた。2分ぐらゐして電車が入つて來た。こんな朝に向うからこちらへ乘つて來る人も結構ゐるやうだ。高校生みたいなのが多かつた。終點なので全員降りて空になつた。折り返し名古屋方面へ行く。ここが始発なので餘裕で座れた。ICレコーダーを取り出し、宅建の音聲講座を3倍速で聽く。さらにポケットからDSを出してDQ9。金を稼ぐ作業。まだDQ9をやつてゐる人間は少ないだらうな。新可児驛から次の日本ライン今渡驛まで行つたところで一旦DQ9は中斷。新可児驛から電車に乘ることは激烈に珍しい。いつも乘る西可児驛まで景色を樂しまうと思つた。次の可児川驛を出てすぐに去年の洪水で死人が出たあのトンネルの上を通つた。カヤバのトラックが大量に流されてあの橋に引つ掛かつてゐたんだよな。どうしたらそんなことになるんだ。信じられん。さう言へば洪水直後に菅直人が視察に來てゐたな。あのトンネルには監視カメラが設置された。可児市のWebサイトでライブカメラの映像が見れるとか聞いたが本當かどうかは知らん。川の工事をしてゐる。洪水にならないやうに色々やつてゐるんだらう。西可児に着いた時には既に滿席で、絶對に座ることができない状態だつた。新可児から乘つたのは壓倒的に正解だつた。西可児で座れなかつたら恐らく名古屋まで座れない。犬山で極僅かにチャンスがあるがほぼ無理。次のチャンスは上小田井。そこなら2割ぐらゐ可能性があるかもしれない。まあほぼ座れないだらう。こんな睡眠不足で疲勞全開の状態で立つて1時間も電車に乘つたら死ぬ。講習を半日受けるなんて不可能になる。新可児で乘つて良かつた。犬山で少し降りたが、やはり座れる可能性は無かつた。危ないな。上小田井でも無理だつた。名古屋で急激に客が減り、俺は次の金山で降りた。9時少し前に着いた。講習は10時からだが、受講票に20分前までに集合しろと書いてある。次の電車だとかなりギリギリになる。小走りで會場に向はねばならん計算だ。もし便意に襲はれたら全てが終る。この電車で來ると逆に少し餘裕があつて鬱陶しいんだが、遲れるよりは良いだらう。名鐵の驛を出て地下鐵の驛へ向ふ。切符を買つてホームへ。氣を抜くと終點の名古屋港まで行つてしまひさうだ。名港線なんてほぼ水族館に行く時にしか使はない。金山の次の驛、日比野で降りる。今日の講習會場は名古屋國際會議場。あの有名な世紀末覇者像があるところ。センチュリーホールがあるところだ。最後に來たのは丁度1年くらゐ前のYUIのライブだな。基本情報技術者試驗1ヶ月前の追ひ詰められた状態だつたな。午後試驗の本をその日に買つたんだよな。ロッカーに本や鞄やデジカメ(水族館に行つた後だつたのでカメラも持つてゐた)をブチ込んでライブを觀た。結構良い席で觀れた。まあそんなことはいい。あれから1年も經つたんだな。日比野驛を出て少し歩く。疲れて死にさうだ。何とか無事に到著。まだ少し時間が早いかと思つたが、既に結構人が來てゐた。この巨大な建物の中で、センチュリーホール以外では中學の頃に同級生とゲームのイベントで1階のイベントホールに來たことはあつたが、會議場の方へ行くのは初めてだ。立て札に從つて3階の奧へ行く。入り口で受付をしてゐたので受講票を見せる。名前をチェックされ、座席の場所を教へられた。認定証の申請書類提出代行はしなくて良いかと聞かれたが斷つた。代行手數料を2000圓も取る。極悪過ぎる。面倒な書類作成等を全部代行してくれるなら良いが、本氣でただ提出を代行するだけ。必要書類は自分で全部用意して全部記入してただ提出だけを代行して貰ふ。直接自分で提出しに行くのは面倒だが、郵送でもOKなので2000圓も拂つて代行を頼む必要は全く無い。歸りに郵便局に行くだけでOKだ。誰がこんなのを頼むんだらうと思つてゐたが、何人か申し込んでゐた。會議室は結構廣いが後ろの方は机が無く無駄に空間が廣い。今日は150人程度講習を受けるらしい。

まだ少し早かつたので自販機でペットボトルのお茶を買つた。机の上には受講番號の札と、受講テキストが置いてあつた。テキストは厚みが1cmほどあり、意外としつかりした本だつた。パラパラ捲つて讀んでみたが、なかなか内容も良さげ。全部じつくり讀みたいが、少なくともFP試驗が終るまでは讀む暇は無いだらう。受講票には20分前までに集合しろと書いてあつたが、20分前になつても一向に始まらない。周圍を眺めてみたが、年齢不詳な感じの人が多い。平均年齢は30代なんだらうか。若過ぎるやうな人はほとんどゐない。30代でプロの電工をやつてゐるなら講習無しでも實務經驗で認定証貰へると思ふんだが。どうなつてゐるんだらう。作業服着た人も多過ぎ。中には40代50代みたいな人もゐた。やはりみんな仕事で使ふために認定証が必要な人達なので、いかにもそつち系の勞働者といふ感じの人が多い。ていふかプロなら一種試驗受けた方が早くないか?意味が分からん。5分前ぐらゐになつて漸く人が出て來た。まづは講習の説明から。4科目あつて1時間半・1時間半・2時間・1時間で計6時間あるやうだ。前半3時間と後半3時間は違ふ人がやる。講習は17時までといふことになつてゐるが、會場の使用時間も17時までになつてゐるので、書類提出に關する説明のために講習は少し早めに終るらしい。色々説明を受けてから、別の人が奧から出て來た。前半の講師。これが結構外れだつた。滑舌が惡く、何を言つてゐるのか非常に分かりにくい。しかも話があまり面白くない。期待外れだな。周圍の人が何人が猛烈に爆睡してゐた。俺もキツかつたが根性で堪へた。認定証を得ることだけが目的で講習自體はどうでもいいといふ人なら爆睡で良いが、俺は逆に認定証が要らない。講習を聽くことだけが目的で來てゐる。たぶんさういふ人間はこの150人の中で俺だけ。徹夜明けでクソ眠くても根性で聽く。最初の1科目はまあ何とか大丈夫だつた。折角なのでICレコーダーで録音した。

晝飯休憩。地下鐵の驛のそばにコンビニがあつたが、あそこまで行くのは大變過ぎる。國際會議場内には飯を食ふところが3箇所あるやうだが、1箇所は今日は營業してゐないらしい。7階の展望レストランと2階の喫茶店みたいなところが營業中だとか。展望レストラン・・・いかにも値段が高さう。貧乏人が足を踏み入れたら大變なことになるんぢやないだらうか。電工なんて社會的には結構底邊な感じなので恐らく誰も7階のレストランには行かないだらうと思つた。侮り過ぎかな。少なくとも俺は無理だな。で、2階の喫茶店を覗いてみた。入り口にメニューが書いてあり、先にレジで金を拂つて食券を買ふ仕組みらしい。メニューが異樣に少ない。しかもクソ高い。カレーとスパゲティしか食ふものが無い。仕方が無いのでチーズカレーを食ふことにした。850圓。アホみたいに高い。泣きさうになりながら金を拂つて奧へ。客は少なめ。今日は認定電氣工事從事者認定講習以外にも色々何かやつてゐたみたいだが、客の大半は電工の講習の人だつたやうに思ふ。しばらく待つてカレーが出て來た。豫想通りな感じ。量が異常に少ない。これでどうやつて滿腹になれといふのか。味は惡くない。しかし量の少なさと値段の高さのせゐで滿足感が全く無い。何だこれ。3人分食へるわ。あつと言ふ間に全部食ひ終り、少し休憩して外へ。まだ休み時間は結構あつたのでウロウロしてみた。平日なので受講者は仕事を休んで來てゐるんだらうが、頻繁に仕事の電話が掛かつて來てゐるやうだ。色んなところで激しく電話しまくつてゐる。そんなに大變な仕事なのか。色んなところを歩き囘つてゐたらレストランの案内の紙が張つてあつて、「ランチ @1500〜3000」と書いてあつた。これはランチが1500〜3000圓といふ意味だらう。一番安いので1500圓か。當然アホみたいに量も少ないんだらうな。やはり7階に行かなくて良かつたな。休憩所で罐コーヒーを飲んで會議室へ戻る。

しばらくして次の科目開始。同じ爺さんなので相變らず分かりにくい。滑舌惡いし面白くないし。飯を食つたせゐで眠氣が最高潮の状態になつた。ヒトはこんなに眠くなることができるのかといふほどだつた。溜息ついたら完全に堕ちる。2秒目を閉ぢたら100%終了。手の指に力を入れて激しく動かしてみたり輕く足踏みしたりして寢ないやうにするのが精一杯。昨日の21時頃から起きてゐるからもう完全に寢る時間だよな。長時間電車に乘つて來たし、もう限界に達してゐる。でも寢ない。根性で聽く。まあテキストに添つて同じ内容を話してゐるだけだから、家に歸つてからテキストを讀めばOKだし、ICレコーダーにも録つてゐるのでここで無理して聽く必要も無いんだけどな。でも家に歸つてから録音したのを聽くかと言へば間違ひ無く聽かないだらう。それに生の臨場感はここでしか味はへない。すげえキツい。何とか2科目修了。

休憩。アホみたいに眠い。こんなに眠いのが許されて良いのか。限界だ。次の講師はどんな人だらう。疲れ過ぎた。次が始まるまで輕く寢るか。いや、寢たらもう起きれない。立ち上がつて部屋の外に出てウロウロ歩いてみた。

次の科目が始つた。次の講師は當りだつた。ハッキリ喋るし聞きやすい。最初からこの人が全部やれば良かつたのに。いつの間にか眠氣も消えてゐて氣持ち良く聽くことができた。餘談が長引いたせゐで、豫告してゐた休憩時間が來てしまひ、途中で終了した。休憩明けてから續きをやつてそのまま最後の科目へ入ることになつた。6時間もあつたが、輕く流す程度で終つてしまつた。これだけあつても深いところまではできないんだな。

コンビニは低壓受電だと思つてゐたが、最近はほとんど高壓受電になつて來てゐるらしい。3相4線式なんてのがあることを初めて知つた。二種電工の試驗で勉強したやうな内容も色々出て來て懷かしかつた。結構忘れてゐるな。最後に講習科目の内容を挙げてみる。

  1. 配線器具竝びに電氣工事用の材料及び工具
    1. 配線器具の構造、性能及び用途
    2. 電氣工事用の材料の材質及び用途
    3. 電氣工事用の工具の用途
  2. 電氣工事の施工方法
    1. 配線工事の方法
    2. 配線器具の設置工事の方法
    3. 接地工事の方法
  3. 自家用電氣工作物の検査方法
    1. 點檢の方法
    2. 導通試驗の方法
    3. 絶縁抵抗測定及び接地抵抗測定の方法
    4. 繼電器試驗の方法
    5. 試驗用器具の性能及び使用方法
  4. 自家用電氣工作物の保安に關する法令
    1. 電氣工事士法、電氣工事士法施行令及び電氣工事士法施行規則、竝びにその他關係法令

全然6時間もやつたやうな感觸は無く、あつと言ふ間に終つた。豫告通り少し早めに終り、最初に説明をした人が出て來て認定証申請に關する説明を始めた。認定講習修了証明書や講習講師の資格証明書や申請書類が入つた封筒が配られた。中の書類には受講者の名前等が印刷されてゐるのでしつかり確認するやうに言はれた。申請書類の書き方については中の紙にも書いてあるが、一應口頭でも説明するやうだ。書類の書き方から出し方まで丁寧に説明された。面倒臭いな。説明が書かれた紙にこんなことが書いてあつた。最近、認定講習受講後に発行しております修了証を持って認定電気工事従事者認定証の申請を役所で行う手続きが遅い例が見受けられますので、申請はなるべく早めに行って下さい。何それ。修了証とかに有效期限でもあるのか?別にいつでもいいと思ふんだが。面倒臭いな。別に認定証必要無いし、申請するのやめようかな。更新の無い永久資格だから持つておいて損は無いが收入印紙4700圓が必要だしな。講習だけ受けて申請しないのはやはり珍しいのかな。催促の電話が掛かつて來たりするのかな。まあ暇になつたら提出しても良いけど今は面倒臭過ぎて氣力が湧かない。提出代行を頼んでゐる人が數人居殘りして必死に書類を書いてゐた。ただ産業保安監督部に持つて行つて貰ふだけで2000圓は高過ぎるよな。郵送OKなのにわざわざ高い金を拂ふ意味が分からない。樂な商売だよな。假に150人全員が代行を頼んだら30萬圓の儲けか。ほとんどの人が頼まずに歸つてゐたけど。書類作成や寫眞撮影や住民票取得や收入印紙購入まで全て代行してくれるなら2000圓でも良いけどな。ただ提出するだけを代行して2000圓はあり得ん。郵便局に行つて郵便料金を拂ふだけだからな。簡易書留でも大した値段ではない。

晝にカレーを食つたせゐか、急激に便意に襲はれて便所へ突入。ウンコを流し殺して外に出たらもう誰もゐなかつた。全員恐ろしい勢ひで歸つたらしい。建物の外に出て驛まで歩く。死ぬほど疲れた。睡眠不足があまりにもキツい。折角名古屋まで出て來たんだから寄り道して歸らないと勿體無いと思つてゐたが、これはもう無理。家に歸つたら日課のギター練習もやらねばならんのだ。可能な限り早く歸る必要がある。地下鐵に乘り、1驛先の金山で下車。地上に出て少しウロついてみる。DQ9の擦れ違ひ通信に期待。無理だつた。もうDQ9やつてゐる奴なんかゐない。奧の方で東北大震災のパネル展みたいなのをやつてゐたので入つて見てみた。地獄だよな。俺はノーダメージだつたけど生きてゐる間にあんな巨大な地震が起こるなんてな。あの時パチ屋でデビルマンを打つてゐた。ここら邊も揺れたが、ゆつくり長く變に揺れたので地震とは思はず、眩暈がしたと思つてゐた。パチ屋なんかで倒れたらシャレにならん。こんなに氣分惡くなるのは珍しいからもしかしたら腦にヤバいことが起こつてゐるのかもしれんと思つて不安になつて家に歸つたらヤバいことが起こつてゐたのは俺の腦ではなく東北地方だつた。原發もあんなことになつて地震一發で日本壞滅状態だよな。俺の生活は一切何も變つてゐないけど。東海地震が來たら俺もさすがに大變なことになるんだらうな。

新可児行きの急行が來る數分前だつたので急いで切符を買つてホームへ。自販機でポカリスエットを買つて飮みながら電車を待つ。座れなかつたら死ぬ。この時間は少し危ない。神宮前方面から新可児行きの電車が滑り込んで來たのを見ながら視界が眞つ暗になつた。超絶滿員。何だこれ。死ねる。凄まじい絶望感。だが後ろの方の車輛はそこまで滿員でもなかつた。とは言へ、座るのは困難な感じだつた。しかし電車が止まつたら急激に客が降りた。JRやら地下鐵やらに猛烈に乘り換へるんだらう。僅かにできた空席に死に物狂ひで飛び込んだ。これほど必死な俺は珍しい。命がかかつてゐるからな。何とか無事に座れた。DQ9で金を稼ぐ作業をしつつICレコーダーで宅建の音聲講座を3倍速再生する。あとは新可児で降りるのみ。油斷するといつものくせで西可児で降りてしまふ。そこだけは全力で注意する必要がある。

疲れ過ぎて氣分が惡くなつた。しばらく無理してDQ9をやつてゐたが、吐きさうになつたのでヤメ。外はもう眞つ暗になつてゐた。凄まじく死にさう。何とか無事に新可児に着き、外に出る。死にさうになりながら駐輪場まで歩き、自轉車に乘つて家に向ふ。本屋に寄つて少し立ち讀みしてみたが、疲れ過ぎて無理だつた。歸宅。ほとんど寄り道しなかつたので早い時間に歸つて來れた。眞つ暗だつたが、自轉車のライトを使つて畑のオクラを收穫した。デカ過ぎる。このサイズは食へるのか?朝見た時よりもデカくなつてゐる。どんな生長速度だよ。ふざけんなよ。泣きさう。

取り敢へず飯を食ふことにした。オクラを激しく茹でた。デカいやつは長めに茹でる。想像以上の量だつた。巨大オクラ7本。小鉢に山盛り。滿腹。晝飯はクソ高いカレーで微塵も滿腹になれず無駄に眠くなつただけだつたが、家では激しく食へる。家庭菜園最強。貧乏人の味方。まあ今年は農具や資材を色々買ひ込んだので絶對に元は取れんのだけどな。

さて、あとは日課のギター練習だ。寢る前に必ずこれだけはやらねばならん。でも氣力が無い。でもやるしか無い。どうすればいいのか分からない。いや、彈けばいいだけだ。それ以外に選擇肢が無い。ただ彈けば良いだけだし、必ず彈かねばならん。逃げることはできない。どう考へてもすぐにやるべき。もういつ氣絶してもをかしくない状態だ。やるしか無いだらう。やるまでは寢ることはできない。でもやりたくない。何だこれ。どうすればいいのか分からん。いや、やればいいだけ。何故分からんのだ。殺すぞ。

ダラダラとネット巡廻してゐる間にどんどん時間が過ぎて行く。異常に眠い。もう24時間以上起きてゐる。早くギターの練習をせねばならん。早めにやる方が樂なのに何故後囘しにしてゐるのか。氣狂ひか。早くしろ。でも氣が向かない。何だこれ。いつまでもいつまでもダラダラ過ごしてゐるうちに日付も變つた。もうダメだ。やるしか無い。最初からやるしか無かつたんだから歸つてすぐにやれボケ。

今夜月の見える丘に(1.4)、MY LONELY TOWN(1.7)、THE HELLION(1.8)、Brotherhood(1.5)、Fever(1.5)、BURN -フメツノフェイス-(1.4)、ELECTRIC EYE(1.4)、パルス(1.3)、イカロス(1.4)、波(1.7)、勝手にしやがれ(1.5)、IT'S SHOWTIME!!(1.4)、衝動(1.3)。

何とか練習終了。日記の更新は後囘しで良いだらう。長くなりさうだしな。あとは寢るだけ。いや、明日は久しぶりにパチ屋へ行く。打つ臺を決めておかねばならん。Z店のデータをネットで確認。主要機種のデータを數日分見て、各機種の候補臺を絞つておく。量が多いから適當。詳しく見てゐる餘裕は無い。結局30時間以上起きてゐた。

認定電気工事従事者認定証追記。15日に申請して29日に認定証が無事届いた。この講習の後、FP試驗で結構大變な思ひをしたが何とか無事に消化できた。結果はまだ出てゐないが餘裕の合格のはず。問題は10月16日の宅建試驗。どういふ結末を迎へることになるのかな。宅建の後には知的財産管理技能檢定も控へてゐる。マゾか。この認定証を使ふ機會は一生無いと思ふ。

話題:免許・資格・検定

Info.
公開日時2011年09月03日 23時46分14秒
最終更新日2011年09月29日 19時08分11秒 (更新回数: 3)
本文文字数10508文字 (タグ込み)
URLhttps://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20110901
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