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犬土偶日記

海の近くに住みたい

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2009年09月19日

種子島2009秋 12日目 南半分を鬼観光

最終更新日: 2009年10月04日 15時41分17秒

朝7時頃に一瞬目が覚めた。もうみんな激しく活動してゐた。早いな。結局俺は10時頃まで寝てゐた。昨日ドラクエで結構遅くまで起きてゐたしな。いぬどぐうをレベル99にするまでやらうと思つてゐたんだが、予想以上に時間が掛かつてしまつたのだ。まあそんなことはどうでもいい。

猫の叔母が俺の帰りの飛行機の時間を聞いて来た。同じ飛行機で帰るつもりなんだらうか。昨日も何日に帰るか聞かれた。まだいつ帰るのか決めてゐない感じだつた。最後までゐて最後の人と一緒に帰るつもりだつたんだらうか。俺は横浜の叔母と同じ日に帰る。24日の朝一の飛行機で種子島を発ち、鹿児島から中部の飛行機は13時50分とかそれぐらゐの時間だつたと思ふ。最近猛烈に痴呆症なので正確な時間を覚えてゐない。13時50分ぐらゐの飛行機だと答へておいたがあまり自信は無い。猫の叔母夫婦は出掛けて行つた。後でANAからのメールを確認したら13時25分だつた。

横浜の叔母と一番下の叔母は2人でバスに乗つて西之表に買ひ物に行くらしい。荷物が届くから家にゐて欲しいと言はれたが、観光に出掛けたかつた。まあ荷物が来ても不在票を置いて行くから後で電話すれば良いだらう。今日は豪快に晴れてゐる。風は強いから波も高さうな気がする。一応釣りの道具は持つて行く。今日は新月。昼の12時27分に干潮になる。つまり千座の岩屋へ行くベストな時間帯だ。時間を間違へると洞窟内に入れないからな。千座の岩屋に行くとなると南の方へ行くことになるから、いつも通り定番の宇宙センターや門倉岬にも行くことになるだらう。帰りに日本一の大ソテツとか矢止石か。もう何度も何度も行つたから行かなくても良い気がするんだけどな。折角種子島に来たんだから一通り観光名所は回つておかねばなるまい。まづ雄龍雌龍の岩を見て浜津脇から空港に行つて二十番から東海岸へ行く途中に男淵女淵の滝を見て東海岸で犬城海岸の馬立の岩屋を見て、それから南に向つて熊野漁港公園、熊野海水浴場、阿嶽の洞穴、マングローブ、千座の岩屋、宇宙科学技術館、宝満神社、赤米館、前之浜海浜公園、七色坂、門倉岬、島間港といふルートだな。それから横峯遺跡を通つて上中へ行き、一旦南へ行つて宇宙ヶ丘公園を見て、また上中へ戻つてそのまま国道58号線を直進し、少し先の長谷展望公園を見て、坂井で大ソテツ。今11時半だからこれだけで夕方になつてしまふかな。途中で釣りをしたらこれだけ回るのも難しいかもしれんな。島の北側は日を改めるしか無い。滞在日数が残り少ないから北へは行けないかもしれない。朝早く家を出れば1日で北から南まで回れないこともないんだけどな。北側はあまり行つたことがないな。よきの海水浴場、わかさ公園、西之表港、若狭姫の墓、鉄砲館、浦田海水浴場、あっぽーらんど、天女ヶ倉、喜志鹿崎灯台、湊川河口のマングローブ、鉄浜海岸の武田鉄矢の別荘、カシミヤ橋に立山港のカシミヤ号漂着の碑、あと何があるかな。一通り見たんだが、北側はあまり行つたことが無い。出掛ける前に猫の叔母達が帰つて来た。戸締りの手間が省けた。

家を出て坂の下に下りる。国道を南下し、すぐ近くの雄龍雌龍の岩を見る。歩いても行ける距離だ。特に何も無い。ただこの近辺で大きめの岩といふだけ。鳥居がついてゐる方が雄龍だつたと思ふ。離島戦隊タネガシマン発祥之地らしい。5人組の戦隊だと思つてゐたが4人なんだな。ピンクの顔が怪しい。

雄龍雌龍の岩1 離島戦隊タネガシマン 雄龍雌龍の岩2 雄龍の岩
雌龍の岩 雄龍雌龍の岩3 雄龍雌龍の岩4 雄龍雌龍の岩展望所

浜津脇から左折し県道583号へ。上まで上がつてT字路を右折して県道76号へ。少し行くと空港がある。旧空港は滑走路が短く、大きい飛行機が来れないからと言つて新しい空港を作つたのに来る飛行機は以前と変らない。鹿児島と伊丹からしか来ない。中部から直に来いボケ。空港には入らず、滑走路の下のトンネルを抜けて二十番方面へ。

種子島空港1 種子島空港2 種子島空港トンネル1 種子島空港トンネル2

二十番の交差点を左折して島の東側へ向ふ。秋佐野の男淵女淵の滝へ。ここは去年スズメバチに襲はれたのであまり気が進まないのだが、行かねばなるまい。公園に入つてすぐに異変に気付いた。ハイビスカスの木が全部伐採されてスッキリしてゐた。蜂に注意しながら歩道を歩いて滝の方へ入つて行く。今年もスズメバチが飛び回つてゐる。死ね。苦しんで死ね。二段の滝で、上が男淵、下が女淵。特にデカい滝でもないし、綺麗な風景でもない。こんなのでも種子島の名所だ。何も無い島だからな。

男淵女淵の滝1 男淵女淵の滝2 男淵女淵の滝3 男淵女淵の滝4
女淵の滝1 男淵の滝 女淵の滝2 男淵女淵の滝5

滝の公園を出てさらに東へ向ふ。おおぎ(サトウキビ)畑の迷宮へ突入し、何とか上手く脱出すると増田宇宙通信所に出る。そこの県道75号線を北の方へ向ふとゴルフ場があり、その先に東側の山に入つて行く細い道がある。そこから山を下りて海に出ると犬城海岸だ。犬城海岸には馬立の岩屋といふ洞窟がある。波の侵食でできた巨大な洞窟だ。そこへも行かねばなるまい。だが、おおぎ畑の迷宮で道を間違へて予想してゐたよりも南に出てしまつた。そこで間違ひに気付かず県道75号をしばらく南に進んでしまつた。気付いてUターンしたが、少し時間をロスした。

県道から山に突入。ガタガタのコンクリートの細い道。対向車が来たら擦れ違へないだらう。車高を低くしてゐる車だつたら段差が激し過ぎて走れないだらう。崖も多く、かなり怖い。ここに車で来ようとは思はない。バイクだから来れる。

苦労して海岸に出て、適当に写真撮影。大潮の干潮直前ぐらゐの時間だから普段行けないところまで行けた。洞窟の中で動画を撮つたりした。洞窟内が明らかに崩れてゐるんだが大丈夫なんだらうか。生き埋めになりさうで怖い。今日は風が強い。波も異様に高い。良ささうならここで釣りをするつもりだつたが、無理な感じだつたのでやめた。

犬城海岸1 犬城海岸2 犬城海岸3 犬城海岸4
犬城海岸5 犬城海岸6 犬城海岸7 犬城海岸8
犬城海岸9 犬城海岸10 犬城海岸11 犬城海岸12

また山を上り、県道75号へ。そこを南へ進み、ゴルフ場を抜け、増田宇宙通信所を通り過ぎ、増田港の近くの海岸沿ひに進む。途中から内陸部にカーブして西向きになり、十字路がある。そのまま真つ直ぐ行くと野間で国道58号に一時的に合流する。右(北)へ行くと男淵女淵の滝の方へ出る。左(南)に行くと太陽の里の裏へ出る。どの道も走つたことがある。取り敢へず、右の滝の方へ向つた。少し行つたところにある公民館みたいな場所に増田周袈裟女の碑といふのがある。ただの石碑だが、観光誌にも載つてゐるので一応チェックしておく。

増田周袈裟女の碑を適当に撮影してUターン。十字路を直進し南の方へ向ふ。太陽の里の裏へ出て、太陽の里とふれあいの里の間の道を通つて野間に出る。風力発電の風車や中種子町のシンボルの鳥の糞のオブジェを眺めてから町の中心地へ。そこから南へ向ひ、県道75号と国道58号が再び分かれる場所へ出た。右の国道へ行くと坂井、長谷、上中を通つて島間へ。左の県道へ行くと熊野、茎永、門倉岬を通つて島間へ。当然県道75号を通つて島の東から南を回る。

太陽の里風車1 太陽の里風車2 ふれあいの里看板 ふれあいの里 太陽の里 中種子町シンボル

まづは熊野漁港公園へ。釣りをしてゐる人が何人かゐた。遠くて見えなかつたが、何か25cmぐらゐのアジみたいな魚が釣れてゐた。俺はエサを持つて来てゐないのでさういふのは釣れない。港の外は波が高いので釣りにならんだらう。ここでも釣りはやめておいた。

熊野漁港公園1 熊野漁港公園2 熊野漁港公園3 熊野漁港公園4

熊野漁港を出て熊野海水浴場へ。その奥にある阿嶽の洞穴も一応見ておく。阿嶽川の河口で爺さんが釣りをしてゐたが釣れてゐなかつた。砂浜を犬を連れた人が散歩してゐた。白い灯台には登らない。スズメバチの危険がある。一昨年は無理して登つてみたが、登つてもハラワタがモワモワするだけだし、あまり意味は無い。断じて怖くはない。灯台からの写真は一昨年の日記に載つてゐるので見たい奴は過去の日記を漁れ。

熊野海水浴場1 熊野海水浴場2 熊野海水浴場3 熊野海水浴場4
阿嶽の洞穴看板 熊野海水浴場5 熊野海水浴場6 熊野海水浴場7
阿嶽の洞穴 熊野海水浴場8 熊野海水浴場9 熊野海水浴場10

海水浴場を出てすぐ早期米の石碑やマングローブを適当に高速撮影。毎年のやうに来てゐるからもう飽き気味。お前らも何度も同じやうな写真を見てゐるだらう。

水稲早期栽培初地の碑 マングローブ1 マングローブ2 マングローブ3 マングローブ4

少し先の浜田海水浴場へ。千座の岩屋がある。干潮の時間を狙つて来たが、寄り道が多過ぎたせゐで干潮時刻をだいぶ過ぎてゐた。でも大潮だからまだ余裕だらう。来るたびに鳥居が埋まつて低くなつてゐるやうな気がする。波の跡を見たら鳥居のすぐそばまで来てゐたやうだつた。大潮の満潮時には鳥居ギリギリの辺りまで波が来るらしい。台風と重なつたりすると鳥居も波で洗はれるのかもしれない。今日は潮位は低いのだが、風が強く、波も高いので時々洞窟の中に激しく海水が入つて来る。一番奥には行けないかなと思つたが、何とか行くことができた。

千座の岩屋1 千座の岩屋2 千座の岩屋3 千座の岩屋4
千座の岩屋5 千座の岩屋6 千座の岩屋7 千座の岩屋8

県道75号に戻り、宇宙センターを目指す。平山の辺りから県道75号をそのまま茎永方面へ行くと宇宙科学技術館に簡単に行ける。そのつもりだつたが、広田遺跡に寄つて行くことにして広田方面へ。広田遺跡のある砂浜に下りて奥へ歩く。もう疲労困憊。滝でも犬城海岸でも歩いたし、熊野漁港や阿嶽の洞穴近辺でも歩いた。もう疲れた。去年か一昨年かこの遺跡を見に来た時にはほとんど何も無かつたが、今年は階段や新しい看板ができてゐた。しかし遺跡と言つてもただの発掘現場といふだけで何も無い。砂浜からロケット発射場が見える。

広田遺跡1 広田遺跡2 広田遺跡3 広田遺跡4
広田遺跡5 広田遺跡6 広田遺跡7 広田遺跡8

広田方面から宇宙センターへ入ると山の中をグネグネと曲りくねつた道を走ることになる。施設には入れない。宇宙科学技術館の施設見学ツアーに参加すると一部の施設にバスで入ることができる。今日は時間が無いので施設見学ツアーには参加しない。詳しくは去年の日記を見ろ。一昨年も参加してゐる。射場も行つたし、射場に行けない場合に行く臨時の見学場所も見たし、それ以外のレアな臨時見学施設も見た。もうこれ以上は無い。宇宙科学技術館に向ふ途中、ロケットの丘で写真を撮つた。

宇宙センター1 宇宙センター2 宇宙センター3 宇宙センター4
宇宙センター5 宇宙センター6 竹崎漁港1 竹崎漁港2
竹崎漁港3 竹崎観望台1 宇宙センター7 宇宙センター8
竹崎観望台2 竹崎漁港4 竹崎海岸1 宇宙センター9
宇宙センター10 竹崎海岸2 竹崎海岸3 宇宙科学技術館1

宇宙科学技術館に到着。だが館には入らず、マスコミ用の竹崎観望台の裏にある竹崎漁港へ。ここで釣りをする。港内は波が高くなかつたのでルアーを投げてみた。エバ(ヒラアジの小さいやつ)が釣れれば良いなと思つたのだが、何も釣れない。ルアーを追ふ様子も無い。あまり時間が無いので少しだけでやめた。

竹崎観望台に上がり、近くの海岸を見たらサーファーがたくさんゐた。波が異様に高い。今日はどこの海も波が異常に高いな。サーファーが豪快に波に巻き込まれてゐたが、あの様子だと何人かゐなくなつても誰も気付かんなと思つた。

最後に宇宙科学技術館へ。もう16時近い。受付で記帳してから入ることになつてゐるのだが、面倒なのでそのまま入つた。もう何度来ただらうか。記憶に無いほど子供の頃から10回以上は確実に来てゐる。喉が乾いたので展示室に直行せず、奥の飲食店へ。その手前の売店が消滅してゐた。しかし飲食店があつた奥が売店になつてゐて飲食店が消滅してゐた。自販機があつたのでそこでジュースを買つて飲んだ。展示室を早歩きで適当に眺めた。もう何度来ただらうか。特に目新しい物も無い。

宇宙科学技術館2 宇宙科学技術館3 宇宙科学技術館4 宇宙科学技術館5
宇宙科学技術館6 宇宙科学技術館7 宇宙科学技術館8 宇宙科学技術館9
宇宙科学技術館10 宇宙科学技術館11 宇宙科学技術館12 宇宙科学技術館13

科学館を適当に見てすぐに外に出た。カーモリの峯には登らない。スズメバチの危険があるからな。詳しくは去年の日記を見ろ。で、宇宙センターを後にして茎永の田園地帯へ。次はドラムエルタン号漂着地、前之浜海浜公園を目指す。その途中にある赤米館と宝満神社と宝満の池も当然寄つて行く。ただし赤米館には入らない。もう面倒臭過ぎる。一昨年の日記を見ろ。特に書くことは無い。中種子・南種子の主要観光名所を一通り回るだけなら4時間ぐらゐで良いかなと思つてゐたが、どうやら無理らしい。暗くなる前に帰れるかどうかも怪しい。もう疲れて死にさうだし、腕が微妙にピリピリする。日焼けの兆候だ。ここでこんなことになつてゐたら帰り着くまでにさらに焼けて死確定だ。宝満の池を高台から見る展望台に家族連れがゐた。観光客だと思つたが、会話は全力で種子島弁だつた。何も無いなとか言つてゐた。花とか鳥とかを見に来たんだらう。祖母が冬になると鳥が来ると言つてゐた。今度2月の祖父の法事に来れたら見に来てみようかな。まあたぶん今回が最後になりさうな予感はしてゐる。可児に帰つてから一瞬で種銭が尽きて死亡といふ暗い未来が見える。

赤米館 宝満神社1 宝満神社2 宝満の池

インギー鶏を飼つてゐる小学校をスルーし、前之浜へ。細い農道を林の方へ真つ直ぐ突き進み、林に突入すると同時に砂利道になる。細い道だ。ここは7月の日蝕の時に結構人が集まつたやうだ。皆既食が見れたはずの場所なんだが、生憎天気が悪かつたらしい。日蝕の少し前に犬土偶日記にmixiから猛烈にアクセスがあり、調べたらmixiの日蝕コミュの種子島トピにリンクが張られてゐた。種子島で日蝕を見るつもりの人が検索して犬土偶日記を発見したらしい。結局悪天候で種子島の日蝕観賞はダメだつたやうだ。俺は金欠で種子島に行けず、可児の鳩吹山で部分食を見たが、少し雲つてゐる程度だつたので何とか見ることができた。

前之浜の草スキー場の階段を昇り、南の砂浜を見てビックリ。波が高過ぎる。5m以上は確実にあるだらう。あの海に入つたら高確率で死ぬだらう。壮観だな。前に来た時はそんなに波も無く、良さげな砂浜だなと思つてゐた。今は台風の影響でどこも波が高過ぎるな。人がゐたが、さすがにあの波の中には入らず、消波ブロックの内側の川の部分で泳いでゐた。それでも隙間から猛烈に流れ込む波で激しい流れができてゐた。俺も泳ぎたかつた。山でも川とかプールとか泳げる場所はあるが、波といふものが無い。海は面白い。死ぬ可能性も高いけど。

前之浜海浜公園1 前之浜海浜公園2 前之浜海浜公園3 前之浜海浜公園4
前之浜海浜公園5 前之浜海浜公園6 前之浜海浜公園7 前之浜海浜公園8
前之浜海浜公園9 前之浜海浜公園10 前之浜海浜公園11 前之浜海浜公園12

七色坂前之浜を出て門倉岬方面へ。途中の七色観望台から前之浜方面を見たり、七色坂展望台から前之浜を見たり、まあここも割とよく来る場所なので特に何の感動も無く、といふか、もう早く帰りたくて仕方が無いやうな状況だつたが、一応ここまで来たからには・・・と思つて頑張つてゐるだけだ。観光に来てゐるといふよりは、もはや地元みたいな感覚になつてゐる。大概の道は知つてゐるし、島のどこがどういふ風景なのかも行かなくても分かる。長年この島に住んでゐるかのやうな感覚だ。まあ実際にこれまでの滞在期間を考へると相当長いんだけどな。

七色坂を過ぎて門倉岬へ。ここも種子島に来たら必ず見に来てゐる場所だ。たぶん種子島に観光に来る人のほぼ100%が来る場所だらう。種子島最南端の岬。1543年にポルトガル船が漂着し、火縄銃が日本に伝はつた。適当に写真を撮つて駐車場へ戻る。足が痛い。歩き過ぎた。公園入り口の横にあるウコン農園の看板には反応せざるを得ない。ウコンの文字を見てキュピーンと来ない奴はダメだと思ふ。ウンコでも食つてろ。ウコン農園とウンコ脳炎の違ひについて一生考へ続けろ。

門倉岬1 門倉岬2 門倉岬3 門倉岬4
門倉岬5 門倉岬6 門倉岬7 門倉岬8
門倉岬9 門倉岬10 門倉岬11 ウコン農園

この後は島の西側を北上して島間港に寄り、そこで釣りをしてから横峯遺跡を通つて上中に出て、そこから一旦南へ行つて宇宙ヶ丘公園を堪能し、それから北へ向つて長谷展望公園を見て、最後に坂井神社周辺を見て後は帰るだけ、といふルートを想定してゐた。しかし日没まで時間が無い。疲労も激しい。どこかを省略してルートを短縮しようと思つた。島間港経由は距離が激増するから回避した方が良いかもしれない。島間港と横峯遺跡を諦めるか。さうすると宇宙ヶ丘公園はどこから行けば良いだらうか。行かなくても良いだらうか。いや、宇宙ヶ丘公園ぐらゐは行くべきだらう。少し前之浜方面へ引き返して北の方へ曲がる道がある。そこから上中の西の方へ出るが、宇宙ヶ丘公園がある道ではない。宇宙ヶ丘公園の前を通る道は前之浜にかなり近い場所まで戻らねばならん。だが、そこから行くのが一番効率が良いかもしれない。で、田代とかいふところまで戻つて北へ向ふ。防砂ダムの辺りで道路拡張工事をしてゐた。山を削つて道を広げ、山の方には土砂崩れを防ぐ壁を作つてゐた。工事中で通れないかと思つたが無事に通れた。宇宙ヶ丘公園に到着し、バイクを停めて展望台から写真撮影。この台は腐食してボロボロだつた。去年は作り直してゐて上がれなかつた。あまりにもボロボロで人が乗るのは不安なぐらゐだつたので全く新しいものに作り直したんだと思つてゐたが、どうやらただペンキを塗り直しただけのやうだ。ハラワタがモワモワする。

宇宙ヶ丘公園1 宇宙ヶ丘公園2 宇宙ヶ丘公園3 宇宙ヶ丘公園4

道路を挟んで反対側に公園がある。池があり、その周囲に遊歩道がある。池には亀や鯉や鴨がゐる。遊具なんかもあつてなかなか面白い公園だ。だが今日はもう疲れ過ぎてゐるので公園を豪快にスルーした。どんな公園か知りたい奴は一昨年の日記を見ろ。去年は来てゐないと思ふ。

長谷展望公園上中の町にある河野書店に寄つた。ここで「種子島語のゆたかな世界」といふクソ高い本を衝動買ひした。それから長谷展望公園に寄つて射場を撮影したりした。爺さんが奥でゴルフの練習をしてゐた。何故かこの広い芝生でスズメバチに襲はれた。最初はトンボかと思つたが、違和感を感じて急激に避けながら見たらあのオレンジと黒の縞々だつた。1匹だけ飛び回つてゐたやうだ。種子島はスズメバチが多い。苦しんで死ね。そのまま戻つて来ずに飛び去つたが、あと少しで死んでゐた。いつか必ず苦しめて殺す。

国道を北上し、坂井神社へ。ここには矢止石や日本一の大ソテツや古市家の住宅等がある。種子島の中ではそこそこメジャーな観光名所だ。一通り適当に以下略。

坂井公園1 坂井公園2 日良法印遺徳顕彰碑 坂井公園3
矢止石 日本一の大ソテツ1 日本一の大ソテツ2 日本一の大ソテツ3

後は帰るだけだ。もうすぐ日が落ちる。18時までに帰るのは無理だな。ひたすら国道を北上する。野間までも相当時間が掛かつた。Aコープ前のガソリンスタンドで給油した。またスロットが当つた。ベルが揃つて4等、1円引き。死ね。

納官、浜津脇を越えて牧川へ。夕日が綺麗だつた。雲一つ無い晴天。今日は暑かつた。日焼けしてしまつた。腕がヒリヒリする。後で大変なことになるかもしれない。何とか日没前に家に辿り着けたが、すぐに真つ暗になつた。

夕日1 夕日2 夕日3

飯を食つたり酒を飲んだりしてから日記の続き(出掛ける直前の辺りから)を書き始め、気付けばもう22時だ。明日は法事。12時からとか2時からとか色々言つてゐたが俺は知らない。親は明日の朝一の飛行機で来る。叔父達は今日来れなかつたので明日のフェリーで来るが、それだと法事には間に合はないらしい。みんな色々大変だな。俺も大変だ。島の北半分の観光はどうしようか。24日の朝一の飛行機で帰るし、明日は法事で1日潰れるので実質あと3日しか無い。釣りや泳ぎに専念したい。観光しても今日みたいに単調作業みたいになりさうだしな。北側は南側と違つて特に珍しい物も無いんだよな。通つたことが無い道はいくらでもあるが、行つたことが無い観光名所はほとんど無いはずだ。無理して観光に出掛けても目新しいものは無い。まあどうするかは明日以降の気分次第だ。それよりも、今日の日記に載せる画像や動画の処理を今からやらねばならんのが非常につらい。いつかは必ずやらねばならん。どんな写真を撮つたかを思ひ出しながら、写真を載せるのに都合の良いやうにと考へて段落を切つたりしてゐる。結構な量になりさうだ。AIR-EDGEでUPするとまた時間を大幅にロスすることになるな。可児に帰つてからケーブルテレビの回線でUPした方が良いかもしれない。何日の分まで更新したのか忘れた。16日か?17日か?そこから1週間分一気にUPすると読む人がつらいかもしれんな。まあ知つたことではないけど。取り敢へず、疲れたので画像処理はやめて風呂にでも入らう。

Info.
公開日時2009年09月24日 23時25分51秒
最終更新日2009年10月04日 15時41分17秒 (更新回数: 3)
本文文字数29627文字 (タグ込み)
URLhttps://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20090919
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