海の近くに住みたい
公開日時: 2008年12月18日 02時09分01秒
前日の日記を書いてからキュッと酒を飲み、シャキーン!と布団に潜り込んで気がつけば夜の9時。素晴らしく爆睡した。まだパチの疲労が残つてゐたのかもしれない。左足の親指にできてゐた爪下血腫が治りかけてゐる。上の古い爪がベロッと剥がれたのだが、中途半端に繋がつてゐて鬱陶しい状態。あとはこの繋がつてゐる部分が切れれば終了なのだ。しかしこれがなかなか難しい。まだ肉と繋がつてゐるので引き千切ると血がドバドバ出るだらう。9割ぐらゐ剥がれてゐるので素足で歩き回ると絨毯とかに引つ掛けて大変なことになる。だから爪を固定した状態でティッシュを巻き、テープでグルグル巻いて完全に固定した上に靴下を履いて過ごしてゐる。しかし、寝てゐる間に靴下の中でティッシュが取れてゐた。危ないな。まだ爪は繋がつてゐる。だが、剥がれてゐる部分が空気に曝され、肉による束縛も失ひ、勝手に乾燥して変形し始めてゐる。もう肉に乗せても普通の爪みたいにはならない。内側に丸まつてゐる感じ。テープで固定といふのも難しいだらう。これは危険過ぎる。切るしかない。少しづつ動かして可能な限り肉から剥がし、どうしてもダメな部分は残して鋏で切つた。
9月1日に受傷して3ヶ月半。漸く古い爪が剥がれ落ちた。まだ右足の親指に残つてゐる。しかし右は苦労するだらう。左は爪全体が血豆になつたが、右の爪は右側8割ぐらゐが血豆で左側2割は今でも普通に肉と繋がつてゐる。どういふ風に剥がれるんだらうか。根元の方が窪んで前の方に押し出されて来てゐるから、左と同じやうに剥がれることになるんだらうが、肉と繋がつてゐる部分はどうなるんだらう。何だか凄く恐ろしいことになりさうな予感。
本を読み始めた。今年中に100冊読む!と10月末に決意し、普通の本を読んでゐては絶対に間に合はないので小説の文庫本を多く読むことで何とか冊数を稼がうと卑怯なことを考へて過去に読んだ小説を大量に読んだりしてゐる。それで、終戦のローレライといふやつを最近読んでゐたのだが、最後の1冊を今日中に読んでしまはうと思つた。500ページほどある。1分で2ページ読めるから、4時間もあれば始末できる計算だ。しかしこれがどういふわけか異常なまでに時間が掛かり、朝になつてしまつた。一体何時間掛かつたんだらう。体力が衰へてゐる状態だと読書速度が落ちることが経験的に分かつてゐる。しかしそれにしても遅過ぎるだらう。何か普段と違ふことが起こつてゐるに違ひない。必死に原因を考へてみたが、普段と違ふことと言へば爪が剥がれたことくらゐしか思ひ浮かばない。他に普段と違ふことは一切何も無い。このことから意外な結論が導き出される。読書には爪が何らかの役割を果たしてゐる。巷に溢れる速読法に爪を利用したものは無いはずだと思ふ。俺はこれまで誰も気付かなかつた素晴らしいヒントを得たのではないか。爪を研究すれば読書速度との関連性が何か分かるかもしれない。もしかしたら脳力開発といふやうな方向に発展するかもしれない。これを研究すれば大金持ちになれるかもしれない!だが1つ絶望的に大きな問題がある。果てしなく興味が無い。
朝まで起きてゐたがパチ屋へは行かないことにした。異常なまでに眠かつた。無理してパチ屋へ行つたら死ぬかもしれない。午後に起きれたら半6の発表を狙つて行くかもしれない。日記も書かずに寝た。
公開日時 | 2008年12月18日 02時09分01秒 |
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本文文字数 | 2080文字 (タグ込み) |
URL | https://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20081216 |
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