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犬土偶日記

海の近くに住みたい

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2008年08月18日

種子島2008 34日目 異常に暑い

公開日時: 不明

7時頃に目が覚めた。今日は猫の叔母夫婦が帰る。船と新幹線で帰る。天気が悪くなるやうなことを言つてゐたが晴れてゐた。風も無いので船も揺れないかもしれないが、風が無くても何故か波が高いこともあるので分からない。どんどん人が減つて行く。あとは横浜の叔母と俺だけだ。20日の朝に叔母が帰り、夕方に叔父が1人で屋久島から戻つて来る。叔父の家族はそのまま奄美に帰る。叔父も何日かゐるだけですぐに奄美に帰るやうだ。その後は俺1人。種子島に来て20日ほど1人だつたが、そこから急激に人が増えて嵐のやうにみんな去つて行つた。仕事をしてゐると長期滞在も不可能だらうし、ゐてもやることが無いんだらう。俺は無職だから時間の余裕はある。やることは色々あるがのんびり過ごすだけでも良い。可児でパチスロを打たされる生活を考へればここで何もしない方が圧倒的に有意義だ。これから急激に静かになるな。

叔母夫婦が帰るのを見送つてからダラダラと過ごした。今日は暑い。これまでも十分過ぎるほど暑かつたが、今日はさらに暑さうだ。海を見たら波が高かつたので、大潮だが漁には行けない。といふか、暑過ぎて外に出る気になれない。

サムズに買ひ物に行かねばならん。殺虫剤が切れてしまつた。昨日辺りから猛烈に蟻が大量発生してゐて鬱陶しい。昨日溜めておいたハエの死骸にも蟻が集つてゐたらしい。殺虫剤以外にも猫を捕る罠の材料を買はねばならん。もはやナガラメやイセエビよりも野良猫を捕ることの方が優先度が高くなつて来てゐる。これを仕留めないと「猫ごときに完全敗北したカス」としていつまでも侮蔑に満ちた嘲笑を受けることになる。必ず勝たねばならん。どうもあの猫には子供がゐるらしい。叔母達が仔猫を連れてゐるのを目撃したらしい。俺は見たことが無い。子供がゐるならエサが大量に必要だらう。これはチャンスだ。

暑過ぎて死にさうだ。家の中は風が吹かないので汗が止まらない。外は風があるから涼しいのだが、日差しが強過ぎて結局暑い。どちらにゐても暑いなら日光で焼け死ぬ可能性が無い家の中にゐるのが良い。といふわけで家の中にゐたのだが、何故か猛烈に眠くなつて来た。今日は早く起きたが、その分昨日は早く寝たから眠くならないはず。昨日はゴミを捨てに行つたぐらゐでほとんどエネルギーも消耗してゐないはずだ。でもまあ眠いなら寝てしまつても良からう。といふわけで寝た。

16時頃だつたと思ふが、電話の音で目が覚めた。叔母はゐなかつた。外で涼んでゐたかもしれないが、近くにゐなかつたので俺が出た。親だつた。俺には用が無いらしい。電話で起こされただけといふ結果に終つたが、それで良かつた。晩飯まで寝てゐたらまた夜型に移行してしまふ。

サムズに行きたかつたが結構遅い時間になつたし着替へるのも面倒だつたので明日行くことにした。で、暇なので散歩をすることにした。海まで下りて南へ向かふ。2kmほど行くと親達の母校、星原小学校がある。その目の前に雄龍雌龍の岩がある。岩の写真を撮つたりしてから小学校の脇を上つておおぎ畑に突入。山の上を走つたり歩いたりしながら帰宅。1時間ほど散歩したらしい。すげえ疲れた。汗が出過ぎて瀕死だ。

雄龍雌龍の岩1 雄龍雌龍の岩2 雄龍雌龍の岩3 雄龍雌龍の岩4
雄龍雌龍の岩5 雄龍雌龍の岩6 雄龍雌龍の岩7 雄龍雌龍の岩8

散歩から帰つたら叔母が親と電話をしてゐた。親が俺に話があるらしく、代はつて話した。バイクのブレーキが壊れたまま屋久島に行くのは不安があるからワイヤーを取り寄せて貰つて直せだと。まあどちらでも良いんだが。ブレーキよりもエンジンの方に不安があるしな。明日サムズに猫の罠を買ひに行くついでにバイク屋にも寄つて行かう。本屋とかも行つてみたいし。

飯を食ひながらテレビで天気予報を見てゐたら、明日は雨らしい。鬱陶しいな。出掛ける用事がある日に限つて雨だ。台風も発生したらしい。今のところ日本に来るかどうかは分からないやうだが。

そろそろ飛行機のチケットも買つておかねばならんな。帰る日も決める必要がある。タイムリミットが迫つてゐる。

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公開日時不明
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