海の近くに住みたい
公開日時: 不明
今日は祖母の法事の日。朝11時から坊さんが来て法要をやる。去年の9月に亡くなつたのだが、法事を2回に分けると面倒なので初盆と一周忌をまとめてやる。また朝早く起こされることになつた。別に長く寝たいわけではないから早く起きれるならそれで良い。昨日も早く寝たし、今日は早くから起きておくつもりだつた。でも何故か気が狂ひさうなほど眠くて堪へられなかつた。気付いたら10時まで寝てゐた。
起きて少ししてから続々と客が来た。坊さんも早めに来た。親達は買ひ物に行つて不在。11時直前ぐらゐにみんな来ると思つてゐたのだが種子島人は何をするにも早い。10時過ぎに親から俺の携帯に電話が来た。坂の下の方にある祖父の墓のそばから何か取つて来てくれと頼まれたが、もう坊さんとか客とかみんな来てゐると伝へたら慌ててゐた。もう墓に取りに行かなくて良いらしい。俺も急いで準備した。
親達も帰つて来て法事が始まつた。坊さんがお経を唱へたりする。祖父の13回忌の時にやつたのと同じやうに手鏡をデカくしたやうな形の太鼓を持つてバチで叩く。南無妙法蓮華経の法と華と経のところ(だつたと思ふ)をリズムに合はせて叩く。太鼓の数が人数より少なかつたので俺は叩かなかつた。デジカメで密かに撮影したりしてゐた。
坊さんが帰つてから親戚みんなで飯を食つたり酒を飲んだりする。焼酎を飲み過ぎないやうに気を付けてゐたつもりだつたが予想以上に飲み過ぎた。飯もあまり食へなかつた。このために朝飯を抜いたのだが、昨晩の飯がまだ腹に大量に残つてゐた。ヤギの肉が料理に出て来たのだが、鹿だと力説する人もゐて実際には何の肉か分からないままだつた。去年俺は鹿肉を食つたが、それと比べてみると同じ鹿肉のやうな気がする。確実にヤギだと分かつてゐる肉は食つたことが無いので俺には判断できない。15時過ぎまで宴会みたいなことをやつて終了。祖母の弟が遊びに来いと誘つてくれた。場所が分からないので一応聞いておいた。どうやら古田の県道76号線沿ひにあるやうだ。登坂車線のあるところらしい。御前橋のところをもう少し西之表方面へ下りて行つたところだらう。ヤギを7匹飼つてゐるのですぐ分かるとか。まあ簡単には見つからないだらうが、探すのも楽しさうだ。
料理がだいぶ多めに残つた。捨てるのは勿体無いが全部消費するのは難しいだらう。明日に大勢帰るし叔父達も屋久島に行くし。いつまでももつなら俺が可児に帰るまで飯には困らんだらうが、すぐに悪くなるに決まつてゐる。
盆に帰つて来た霊を送る儀式みたいなのが寺で9時からあるらしい。祖母の子供5人で夜に寺に行くつもりだつたらしいが、叔父が時間を聞き間違へてゐたらしい。坊さんが6時と言つたのを最初の1文字聞き逃してしまつたらしい。
夜になつて西之表の親戚が来てみんなで飲み始めた。俺は飲まない。昼に多めに飲んだから、それ以上体に酒を入れると拙いことになりさうな気がした。まだ飲まうと思へば飲めただらうが、そのテーブルのそばで一緒に話してゐたら相当な量を飲むことになりさうな気がしたのでやめた。
家の中は暑い。外は海からの風が涼しい。家の中で音を出さずにギターを弾いたり茶を飲んだりしてゐたが、あまりにも暑いので外で涼んだりしてゐた。今も外でノートPCを持つて涼みながら日記を書いてゐる。21時過ぎて、飲みに来てゐた親戚も帰ることになつた。酒を飲んでゐるので運転できない。なので西之表まで送つて行くことになつた。誰が送つて行つたか知らない。今日は色々あつたはずなのだが何故かあまり覚えてゐない。昨日もさうだつたが書くことが思ひ浮かばない。酒の飲み過ぎかもしれんな。普段の日記より1000文字ほど少ないだらうか。
来年は9月に三回忌の法事がある。来れるものなら来たいが、そのためにはまた多めに稼がねばならん。稼げる金額の上限はあるだらうが限界まで稼がうと思つたことがない。できるだけ少ない稼ぎで暮らしたい。金はたくさんある方が良いに決まつてゐるが、金を稼ぐためには貴重な時間をドブに捨てる必要がある。金ごときクソよりも時間の方が圧倒的に貴重なので金を稼ぐなどといふくだらないことには時間を使ひたくない。可能な限り金を稼ぐ時間を減らしたいと思つてゐる。でも種子島に来るとなると10万ほど余分に稼がないといけなくなる。10万稼ぐことは難しくない。だがそのために消費する時間が勿体無いし体力的にも精神的にもキツい。種子島に来たくないわけではないが、金を稼がされることを思ふと一寸躊躇ふ。来年はパチンコ・パチスロを打たされる時間をもう少し減らしてのんびり暮らしたいと思ふのだ。でも来年前半に地獄の苦しみを味はつて金を稼いで種子島でのんびり暮らすのも良いかもしれない。とは言つてもさすがに3年連続で夏にバンドを長期間休むのも厳しいだらう。今のところ来年は種子島に来ないつもりでゐるのだが、どうなるかは分からない。ナガラメ・イセエビ・野良猫を捕獲できなければまた来年来ることになるかもしれない。
明日は親達と一番下の叔母が帰る。また横浜の従弟の時のやうに俺が起きた時にはみんな帰つた後なんだらうと思ふ。そろそろ満月だ。もう限りなく満月に近い。大潮だな。貝を捕りに行くぞ。今度こそナガラメを捕る。1匹で良い。買へばいくらでも食へるが、捕つて食ひたい。まあどうでもいい。何か知らんが猛烈に疲れた。ここらで書くのをやめよう。
公開日時 | 不明 |
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本文文字数 | 2336文字 (タグ込み) |
URL | https://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20080815 |
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