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犬土偶日記

海の近くに住みたい

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2008年07月28日

種子島2008 13日目 ISDN

公開日時: 不明

朝まで起きてゐた。3時過ぎまでギターを弾いてゐたが、その後少し読書をして気付いたら4時を過ぎてゐた。結局寝たのは5時過ぎ。巨大蜘蛛が走り回つたり蛙が跳ね回つたりしてなかなか眠れなかつた。これはもう夜まで爆睡かなと思つたが、何故か朝10時半に目が覚めた。もしかしたら30時間ぐらゐ寝てしまつたのかもしれないが別にどうでも良い。

起きて台所で手を洗つてゐたら窓に便所蜂が止まつてゐた。早速ブチ殺してやらうと思ひ、水道の蛇口を閉めて再び見たら何と蜘蛛が既に捕獲して食ひ始めてゐた。ハエや便所蜂が少ないのはやはり蜘蛛のせゐかもしれない。蜘蛛が異常に多いんだよ。最初は蟻が一番大変だと思つてゐたが、蜘蛛の方が厄介だ。単にハエを殺したい俺にとつて不利益なだけではない。安心して寝れないほどに激しい。すぐにそこら中に巣を張るから便所や風呂に行くたびに引つ掛かる。夜も巨大蜘蛛が走り回つて気になるし。何とかしないと拙い。

今日も異常に晴れてゐる。素早く洗濯して観光にでも出掛けようかと思つた。洗濯するのは意外と時間が掛かる。脱水まで待つとかなり時間を消費する。洗濯してゐる間に仏壇の花の水を替へたりテーブルの上を片付けたり茶を沸かしたりする。洗濯が終つて外に干して一寸休憩してゐたらもう午後だ。それにしても暑い。今日も灼熱地獄だ。雨は夜中にしか降らない。

午後に郵便屋が来た。○○さんのお宅はここでよろしいですか?と叔父の名前を言ふ。さうですと答へて郵便物を受け取つた。ネットのプロバイダからだつた。以前叔父からメールが来てプロバイダからの郵便物にIDやパスが書いてあるはずだからそれで接続してみろと書かれてゐた。来てなかつたらプロバイダに問ひ合はせるとも書いてあつた。プロバイダからは何も来てゐなかつたのでその旨を返信しておいたのだが、漸くプロバイダからブツが届いたらしい。出掛けようかと思つてゐたが取り敢へずネットの接続設定をやつておかうと思つた。

接続設定と言つてもただIDとパスだけ入力すればOKのはずだ。あとはアクセスポイントの電話番号。書類を見て入力するだけだから簡単だ。しかし!俺は宇宙に狙はれてゐるのでストレートには行かないのですよ。IDとパスは書いてあるが、電話番号の欄には同封のセットアップマニュアルにて最寄のアクセスポイント電話番号をご確認くださいと書かれてゐて、セットアップマニュアルとやらは当然のやうに同封されてゐない。アホか。電話番号が分からなかつたら接続のしやうがないだらうが。ネットでプロバイダのサイトを見てアクセスポイントの電話番号を調べる必要があるな。でもネットに接続できない。またノートPCを持つて町に出てAIR-EDGEで接続しないといけないのか?いや、待て。NTTのフレッツISDNだつたはずだから、去年と同じく1492で良いのではないか。むしろさうでなくては拙いのではないか。プロバイダのアクセスポイントに電話したら無駄に通話料を取られてしまふ。その状態で30時間も40時間もかけてハロモニ@の動画を落としたりなんかしたら大変なことになる。まだ生きてゐるのか知らんが試しに番号を1492にして接続を試みた。繋がつた。去年と同じく64kbpsだからB'zのオフィシャルとかmixiとか、画像の多いサイトを見るのは相当なストレスになるが(その点Debugのサイトは画像が無くて快適だ)、10kmも離れた市街地まで出掛けなくても家でネットができるやうになつた。犬土偶日記の更新頻度も上がるだらう。

ネットの接続が無事にできたので適当に軽くネットで遊んでゐたら家の中に巨大な蜂が入つて来た。死ね。暑いから家中の窓や戸を開けてゐた。どこから入つて来たか知らんが早く出て行け。何故俺の近くに寄つて来るんだ。ハエ叩きで殺したいがチャンスは一度だ。空振ると死が確定する。これまでの人生で一度も失敗したことは無いが毎回恐ろしく勇気を振り絞つてゐる。命懸けだ。殺虫剤を撒いて外まで誘導するのも良いが殺してしまひたい。そもそも殺虫剤が置いてある場所まで行くのが危険過ぎる状態だ。手元にはハエ叩きしか無い。こちらに近づいて来るたびに台所に避難して戸を閉める。台所の窓や戸を完全に閉めて防御する。しかしよく考へると俺が狭い空間に閉じ込められてゐる。何故俺がこんな目に遭はねばならんのだ。確実に苦しめて殺したい。少し戸を開けて様子を見ると仏壇の部屋を飛び回つてゐる。玄関から早く外に出ろボケ。確実に外に出たことを確認できなければ玄関を閉めることができない。夜玄関を全開にして寝たら虫が大量に入つて来て悲惨なことになる。早く出て行け。もしくはハエ叩きで殺しやすい場所に止まれ。死ね。別の蜂が入つて来る可能性もあるので、風呂のところの戸を閉めに行つた。それが拙かつた。何と蜂を見失つてしまつた。俺が見てゐない間に外に出たのなら良いが、どこか家の中に潜んでゐるかもしれない。怯えながら過ごさねばならんのか。慎重に無理な体勢で部屋の死角まで徹底的に調べながら取り敢へず殺虫剤をGET。ゐるのかゐないのか分からないが急に襲はれると拙いので殺虫剤を軽く撒きながら探る。どこかに潜んでゐる気がしてならない。もしかして便所の方へ行つたのか?あちらは死角が多過ぎるから相当危険だ。かういふ時こそ蜘蛛の出番だらう。始末してくれ。蜂を屠つてくれたらお前らを殺す量を減らしてやつても良い。しばらく様子を見たが、どうもゐないやうな感じ。手元には殺虫剤とハエ叩きを常に置いておく。

飯を食ふことにした。まともな飯を食ふのは久しぶりだ。昨日も今日もパンとか菓子とかプリンで過ごしてゐた。特に腹も減らなかつたから飯を食はなかつたのだが、さすがに腹が減つた。飯を用意して猛烈に食つた。恐ろしい勢ひで大量に食つた。さうしたら急激にウンコがしたくなつて来た。もう外は暗い。便所へ行く廊下も真つ暗で何も見えない。突然恐怖が襲つて来た。もしこの闇の中に蜂が潜んでゐたら危ない。ここで蜂に刺されたらウンコが漏れるのはほぼ間違ひ無いだらう。急激な便意なので一寸油断するだけで危ない状況だ。ここで刺されたらマジで大変なことになるぞ。暗くて何も見えないから襲はれたら避けることもできん。避けることができたとしても急激に変な動きをすればウンコが漏れるかもしれない。何で俺がこんな目に遭はねばならんのだ。何で蜂ごときカスに怯えねばならんのだ。蜂を絶滅させたい。苦しめて殺したい。楽には死なせん。必ず長時間苦痛を与へて殺す。でももう考へてゐる余裕も無い。いちかばちか便所へ突入。豪雨のやうな勢ひでウンコを屠る。何か悪い物でも食つたのか?

テレビでニュースを見た。近畿や北陸で悪天候による災害が頻発してゐるらしい。洪水になつたり突風で死んだり鉄砲水で流されて死んだり。種子島は全く雨なんか降らず毎日灼熱地獄だ。東海地方もこれから危ないらしい。可児の家はボロいから危ないかもしれんな。トタンの張り替へ工事中だが、突風とか竜巻とか来たら悲惨なことになるんぢやないのか?他に地元ニュースで熊野海岸の地引網のニュースをやつてゐた。今日か昨日か知らんがやると知つてゐたら見に行つたのに。

明日は早く起きれたら1日で種子島の観光地を全て回るといふのに挑戦してみようと思ふ。去年は1日掛かりで島を半分回るやうなことが何度かあつた。南の方だけを回るとか北の方だけを回るといふ感じだつた。1日で島全体を回るといふのはやつてゐない。恐ろしい勢ひで観光をするといふことに挑戦してみたいと思ふ。主要な観光地は全て回る。細かいのは省略。横峰遺跡とか広田遺跡とか、何も無いところは見る必要が無い。観光となると宇宙センターの施設案内ツアーは必須だらう。そこだけ時間が決まつてゐるのでそれに合はせる必要がある。午前のに参加するならかなり早い時間に家を出る必要がある。先に門倉岬の方へ行つて反時計回りで行くか、熊野の方から行くか。午後の最後のツアーに参加するなら午前中に島の北部を回ることも可能だらう。種子島観光と言つて外せないものは、日本一の大ソテツ、門倉岬、宇宙センター、千座の岩屋、犬城海岸、武田鉄矢の別荘だらうか。北は少ないな。細かいところでは、あっぽーらんど、湊川河口のマングローブ、喜志鹿崎灯台、浦田海水浴場、天女ヶ倉、誠の碑公園、若狭姫の墓、西之表港の公園辺りも見ておくべきか。カシミヤ橋とか御前橋とかもあるな。中種子は雄龍雌龍の岩とか男淵女淵の滝とか熊野漁港公園とか太陽の里とかあるな。南は前之浜海浜公園とか宇宙ヶ丘公園とかあるよな。全部回るにはルートも考へる必要があるが、宇宙科学技術館の施設案内ツアーに時間の制約があるのが結構キツい。1泊2日ぐらゐの日程で種子島に観光に来たとしたらキツくても無理して回る必要があるだらう。まあさういふ人は宇宙センターと門倉岬と千座の岩屋しか見ないだらうけど。1日で全部回るといふのは可能なんだらうか。早起きしないと絶対無理だな。まあお前らの予想通り昼まで爆睡して明日も引き篭もることになるに違ひないんだが。釣りとか、海系を堪能するのが目的で島に来たのに全然海に行かないな。1人で遊べる時間は残り少ない。もつと真面目に遊ばねば。

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公開日時不明
本文文字数3899文字 (タグ込み)
URLhttps://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20080728
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