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話題:種子島&屋久島 2008年夏

2008年07月16日

種子島2008 1日目 初日からいきなり瀕死

公開日時: 不明

今年の夏も種子島に行くと決めたのはいつだつただらうか。気付けばいつの間にか行くことになつてゐた。そのためにずいぶん前から無理して無駄にパチ屋に通つてゐた。種子島に行かないなら今年のスロ稼働時間は半分以下だつただらうと思ふ。苦痛に満ちた日々が漸く報はれる。1ヶ月前に飛行機のチケットを確保し、準備する余裕は十分あつた。今月に入つてからはパチ屋へもあまり行かなくなつてゐたし。なのに何故か出発当日の今日になつても全然準備が済んでゐない。持つて行けない荷物は送る必要があつたので昨日送つたが、その荷造りも直前に慌ててやつた。帽子を入れ忘れたことが既に発覚してゐる。帽子ぐらゐなら持つて行けるから良いが、何か致命的な忘れ物がありさうで怖い。今日持つて行く荷物も早くカバンに詰める必要があつた。常識的に考へて昨日寝る前に準備を終らせておかねばならん。今日は家を出る時間が早い。準備せずに寝て寝坊したら死が確定する。なのに準備せずに寝た。アホか。何とか起きれたが、連日の睡眠不足で瀕死。最悪な体調だ。その状態で昨日の日記を書いた。寝る前に書けと言ひたい。日記を書き終つてからノートPCの電源を落とし、カバンに入れた。漸く準備が終りさうな気配になつて来た。もうすぐ家を出る必要があるのにくつろぐ暇も無い。先日の長距離散歩の疲労が激し過ぎて足腰が激烈に痛む。その状態で睡眠不足だからかなり体調が悪い。ウンコもいきなりビチビチだ。朝飯は食はない。電車に乗つてゐる間に苦しめられる未来が見えるからな。でも最初から苦しめられてゐる。いつまでもいつまでも準備が捗らず、タイムリミットが無情に迫る。今日は体調が悪いから行くのをやめたい。中部国際空港までも行ける気がしない。でも今日のチケットを取つてしまつた。急病で緊急手術が必要な状況になつたとしても必ず今日行かねばならんといふことだ。相当キツい。忘れ物が大量にある気がしたがもう既に死にさうで脳が働かん。とにかく家を出る必要があつた。親に駅まで送つて貰つた。9時24分の中部国際空港行きに乗ると乗り換への必要が無い。最初にいきなり座ることができればかなり楽になる。しかし座れなかつたら死ぬことになる。それよりも乗り換へが無いといふことは途中でウンコしたくなつた場合に死が確定するといふことだ。空港に着くのは11時らしい。飛行機出発は11時45分。あまり余裕が無い。空港で45分程度しか時間が無いといふのはかなり危険だ。搭乗手続きとかは出発時刻の15分前までにやらないといけないし、空港に着いてからカウンターまでが異様に遠かつたりもする。建物の中だからといふだけの理由で外を歩くよりは距離が少ない錯覚に陥るが、たぶん中部国際空港内の人が歩ける部分の広さは日本ランドと坂戸台と美里ヶ丘と可児高校と可児市総合運動場の合計面積よりも遥かに広いと思ふ。それどころか谷迫間の谷全部が軽く収まるぐらゐは広いと思ふ。極一部の人にしか分からない地名を出すのが犬クオリティ。超絶散歩の日の日記に載つてゐる地図を見れば分かるが誰も見ないだらう。で、飛行機出発の45分前に空港の駅に着いてもかなり危ないのではないかと思ふ。だから電車に乗つてゐる時にウンコしたくなつて途中下車したらたぶん間に合はん。飛行機に間に合はないのが良いか、それともウンコに間に合はなくて一生苦しむのが良いか。たぶんその2択ならウンコ漏らしたまま飛行機に乗る方が良いのだらう。飛行機代は人生を犠牲にしても仕方が無いほどに値段が高い。それほどまでの決死の覚悟で種子島へ行くのだ。時間に余裕を持たせれば良いだけの気もするが人生といふのは無情なものだ。頑張れば頑張るほど裏目に出る仕組みになつてゐる。努力は無残に踏み躙られる。さういふ風にできてゐる。直前1週間は超絶散歩を控へ、十分に休養して準備も早めにしておけば何の問題も無い。でも気違ひだからどうにもならん。準備も適当で、そのギリギリの電車に合はせて家を出たのでもう後はなるやうにしかならん。ウンコがしたくなつても我慢するしかないし、何らかの事故で遅れたりすれば飛行機に乗れなくなる。なるやうになれ。

大学生が殺到する時間だつたので座れなかつた。大学生は夏休みぢやなのか?まだ試験中のところも多いのかもしれんな。死んだな。といふか起きた時から死んでゐる。もうダメだ。空港までも行ける気がしない。何でこんなにつらいんだ。犬山で大量に降りろと念じたが無駄。岐阜方面や上飯田方面には大学があまり無い。岐阜大学と名古屋経済大学ぐらゐだらうか。あとは全部名古屋方面だ。犬山で乗り換へる奴などほとんどゐない。といふことは上小田井や名古屋までは座れないといふことだ。それまで乗客が増え続ける地獄だ。かなり死ぬ。頼むから座らせてくれ。ノートPCの入つたクソ重いリュックとギターを持つてゐる。それだけで瀕死だ。ジョジョの作者が表紙の絵を描いた伊豆の踊子の文庫本を読んでみたが疲労が激し過ぎて全く頭に入らん。無理。すげえキツい。飛行機が墜落しなくても生きて種子島に辿り着ける気がしない。それにしても長い。電車で時間を猛烈に失ふ。中部国際空港から鹿児島空港に行く方が時間が短い。可児から中部国際空港の方が時間が掛かる。アホみたいにキツい。やはり名古屋まで座れなかつた。45分立ちつぱなし。もう死んだ。完璧に死んだ。腹もギュルギュル鳴る。空腹の音なのかウンコが暴れてゐるのかすら分からん。もう感覚が麻痺してゐる。どうでもいい。早く着け。起きてゐると交感神経が活発に動いてウンコが漏れるから寝ることにした。睡眠不足だしウンコが出さうだし、寝るのがベスト過ぎる。で、常滑の辺りまで寝た。途中どこかの駅で一瞬目が覚めた時、車内アナウンスで事故のため遅れてゐるとか不吉なことを聞いた。知るかボケ。どうにでもなれ。恐ろしい時間を消費して中部国際空港へ。5分ぐらゐ遅れたやうだ。それにしても遠過ぎる。小牧の空港の方が良かつた。マジで遠過ぎる。行動範囲の狭い俺にとつては中部国際空港は外国みたいなものだ。死ぬほど疲れた。起きたら急激にウンコがしたくなつた。改札を出て便所へ直行。時間を掛けてウンコを屠つた。飛行機が落ちればこれが地上最後のウンコだ。いや、人生最後のウンコか。種子島の日記の時ぐらゐウンコネタはやめろと言ひたい。でも乗り物に乗ると来るんだから仕方が無い。ウンコに苦しめられる人生ですから。

ウンコ後にいつもと同じく高速船乗り場方面を写してみた。別に好きな風景といふわけでもないが、種子島に行く時は何故かまづここを撮影する習慣になつてゐる。あまり時間の余裕は無いのでダラダラしてゐられない。発券機にクレジットカードをブチ込んで予約した航空券を受け取つた。去年は鹿児島から種子島の券が出て来なかつたが、今年は2枚とも出て来た。予約時に同時に申し込まないとダメらしいな。航空券を受け取つてから上の階の飲食店が大量にあるところに行つてみた。もちろん飯は食はない。そんな時間は無いからな。デッキに出て飛行機を素早く撮影。それまで電車や空港の冷房に当たつてゐて気付かなかつたのだが、今日は恐ろしく暑い。いや熱い。火傷しさうなほど熱い。石油ファンヒーターを全開にして吹き出し口に極限まで近づいたみたいな感じだ。風は無いが周りの空気が全て熱い。目を開けてゐられない。眼球が一瞬で乾く。これは命に関はる。半分目を閉じて歯を食ひ縛るやうな表情で建物の中に戻つた。もうあまり時間が無いので乗り場に行くことにした。手荷物の検査を受けねばならん。ノートPCだけは他の物と別にして出さねばならんので、カバンからノートPCを出して専用トレイに乗せる。ポケットの中のデジカメやiPod等の金属探知機に引つ掛かりさうな物をトレイに入れて中へ。係の人に航空券を見せろと言はれたので見せた。空席待ちですか?と聞かれた。なにゆゑ?券を見て搭乗手続きをし忘れてゐたことに気付いた。半券の方が真つ白。アホか!死ね俺。またノートPCをカバンに入れ直し、デジカメ等を急いでポケットに戻す。面倒臭い。死ぬぞマジで。カウンターに行つて券を渡して手続きして貰つた。機械で自分でやるのも面倒だ。もう気力も体力も限界だ。もう本当にダメだ。帰つて寝たい。こんな状態で種子島まで行けるわけが無いだらうが。で、搭乗手続きの時に不吉なことを言はれた。鹿児島から種子島の飛行機は台風の影響で条件付運航とか何とか。何?台風なんか来てるの?また悲惨な目に遭ふのか?ああもうマジで帰りたい。搭乗手続きはしておいたが飛行機が出るかどうかは向うに着いてから確認しろだとさ。向うで足止めされたら死ぬぞ。面倒臭過ぎる。もつと体力に余裕のある日に変へて欲しい。もう今さらダメだけどな。ここから家に帰るのも相当キツいからな。もう後には退けん。また歯を食ひ縛りながら手荷物検査へ。途中でJALカードのキャンペーンの人に呼び止められた。今入会すると今回のフライトからボーナスマイルが付くらしい。1年間は会費無料で何もデメリットは無く、住所氏名等を5分ほどで記入するだけだとか。2年目以降は年会費が要るが電話一本で止めることができるし、1年間使つて貯めたマイルはそのままだとか。そのクレジットカードで買ひ物をすると劇的にマイルが溜まるらしい。要らぬよ。俺はほとんど飛行機に乗らんからマイルなんか貯めても仕方が無い。使へるまで貯まらないうちに有効期限が切れるに決まつてゐるし。そもそも俺は無職だからクレジットカードの審査に通らん。無駄。今持つてゐるクレジットカードはただの奇跡だと思ふ。断つて手荷物検査へ。警報機も鳴らず無事に通過できた。カバンにノートPCを収め、乗り場に向かつて歩き出す。まだ大丈夫だと思つてゐたのだが、どこまで歩いてもゲートに辿り着かない。遠過ぎる。アホみたいに遠い。鹿児島行き搭乗のお客様はお急ぎくださいと放送が流れる。もう本当にギリギリみたいな感じになつてゐる。既に他の客はほぼ飛行機に乗り込んだみたいな感じ。JALカードの申し込みをしてゐたら間に合はなかつたかもしれん。係の人が鹿児島行きの客を探しながら大声で叫んで走つて来る。券を見せろといふので見せたらトランシーバーで席番をどこかに伝へてゐた。本当にギリギリの時間らしい。早歩きでゲートに向かふがいつまで経つても辿り着かない。遠過ぎる。マジで死ぬ。息を切らせて瀕死状態で辿り着き、飛行機に滑り込んだ。前から2列目の右の窓側。クラスJとかいふ1000円高い席にしてみた。一般席よりも良いシートが使はれてゐるらしい。前後のスペースも広く、肘を乗せるところも広い。リクライニングもダイナミックに動くし、ふくらはぎを乗せる部分もある。でもこれだけで1000円上乗せはキツいよな。離着陸時はリクライニング使へないし。結構短時間で着くしな。それに乗客自体がかなり少ないので一般席でも周囲は広くて快適だらう。取り敢へず出発には間に合つた。もう生きて地上に戻れないかもしれない。飛行機に乗るたびに死を覚悟する。離陸時は全ての電子機器の電源を切れと言ふ。そんなもので支障が出るやうな乗り物に安心して乗れるかボケ。ていふかそんな物で影響なんか出ないだらうと思ふ。でも死ぬ確率を下げるために律儀に電源OFF。6月1日から7月17日までクラスJシートに乗つた客を対象にキャンペーンをやつてゐるらしい。座席に応募ハガキが置いてあつた。住所や名前や希望賞品を記入して送ると抽選で物が貰へるらしい。26型のハイビジョン液晶TVとかワンセグチューナー内蔵のDVDプレーヤーとかスーツを入れるカバンとか。当選人数が少ないがここは当然デカいのを狙ふ。希望賞品はハイビジョンTVにチェック。8月上旬には当選者に発送されるらしい。飛行機が落ちればそもそも応募自体ができないが、応募して当たれば大儲けだ。

中部国際空港1 中部国際空港2 中部国際空港3 JALクラスJシート

いつも離陸時のパワーに驚く。どうやつてあんな重さうな機体をあんなに加速させられるんだらう。あつといふ間に離陸し、凄まじい勢ひで死ねる高さへ上昇して行く。さらば地上。気分が悪い。気圧変化で耳とかに違和感が出る。疲れた。寝るか。すげえキツい。何でこんなに体調が悪いんだらう。シートを倒してくつろぎながら伊豆の踊子を読む。全く脳に入らんから読むスピードが異様に遅い。キャビンアテンダントが菓子を持つて来た。何か微妙に高価さうな菓子だ。今までこんなの貰つたことは無い。クラスJだけなんだらうか。それとも今年から始めたサービスなんだらうか。さう言へば飯を食つてゐない。朝は腸が刺激されてウンコに苦しめられるのを恐れて食はなかつた。それでも結構苦しめられたんだが。昨日の夜は冷蔵庫に残つた食ひ物を全て始末する必要があつたが、昼に外食してゐたので空腹感も無く、納豆と黒豆だけ食つた。さすがに腹が減つた。貰つた菓子は異様に美味かつた。ホットコーヒーを貰つて飲んだ。時々外の景色を撮影したりする。ここでデジカメの三脚を忘れて来たことに気付いた。これからも続々と忘れ物が発覚するんだらう。致命的な忘れ物が無いと良いけど。

中部・鹿児島間の風景1 中部・鹿児島間の風景2 中部・鹿児島間の風景3 中部・鹿児島間の風景4

鹿児島空港付近は雲が異様に濃い。雲の中に突入してかなり長い時間外が真つ白。すげえ不安。時々見える地上はなかり近い。どんなに近い高さからでも落ちればほぼ確実に死ぬ。地上で止まつてゐる状態からでも窓割つて飛び降りたら死ねるからな。断じて怖くはないが正直に言ふと怖いよ。ここで人生が終るかもしれん。パイロット頑張れ。何とか無事に着陸し鹿児島空港へ。あとは種子島へ行くプロペラ機だ。それが怖い。5時間近く鹿児島空港で空き時間があるので恐ろしく退屈だ。やることも無い。それよりもとにかく疲労が激しい。もう完璧に限界を超えてゐる。絶叫して気絶してしまひたい。島に着いたら速攻で寝るぞ。もう無理。たぶん腹は減つてるんだらうが食欲も無い。3階の展望デッキの奥にあつたゲーセンは消滅してゐた。休憩所になつてゐた。懐かしのレトロゲームばかり置いてあつたんだが客がゐないから儲からなかつたんだらう。そのゲーセン跡地の休憩所ではなく、レストランが大量にあるところと通じてゐる廊下の脇にある椅子に座つて休憩することにした。人が少なくて静かだし椅子も柔らかい。荷物を降ろして激しく体を休めた。もう本当に限界。動けん。腹が減り過ぎてゐる気がするが食欲が全く無い。しかし食はねばならんだらう。種子島の家にどれほど食料が残されてゐるのか分からないが、何も残つてないと思つておいた方が良い。明日以降に買ひに行けば良いが、それまでの飯を何とかする必要がある。飯を早く食ひ過ぎると次に腹が減る時間が早まる。できるだけ遅く食つておく方が良い。しかし遅過ぎると絶妙な時間にウンコが出たがつて種子島行きの飛行機で苦しむことになる。15時過ぎぐらゐに食へば良いだらう。飛行機は16時55分に出る予定。13時5分に鹿児島に着いた。長え。死ねる。夏休みになればこの時間に着いてもあまり待ち時間なく乗れるんだが、今は種子島行きの便が絶妙に1本少ない。これより前に行くためには家を朝5時に出る必要があるのでキツい。1本減らすなら朝の便を減らして欲しい。待ち時間が長過ぎて精神力も尽きさうだ。1時間以上椅子に座つてボーッと過ごした。14時過ぎてから飯を食ふことにして全ての飲食店を回つて美味さうな物を探した。しかし食欲が全く無い。食はないからますますエネルギーが足りない。たぶんここで飯を食へば少しは回復するだらうと思ふ。前回来た時に、次回は黒豚とんかつを食はうと思つてゐた記憶があるのだが、疲れ過ぎてゐて揚げ物なんか食ふ気になれない。サッパリした物を食ひたい。寿司でも食はうかと思つたが、握り寿司1人前で3000円近いとか異常な値段なのでやめた。満腹にもなれんだらうしな。色んな店の前をウロウロしてメニューを見ながらひたすら迷つた挙句、その寿司がある店に入つた。14時半頃だつただらうか。1580円の島津御膳といふのを食つた。去年別の店で食つたさつま定食と同じやうな物だ。この店のメニューを改めて見てビビッた。まぐろ握り寿司が2貫で760円とか。かっぱ寿司なら105円だぞ。ここで寿司を満腹になるまで食つたらどうなるんだ。この値段の違ひはどこから来るんだらうか。俺が食つた島津御膳も高いよな。その気になれば2週間は余裕で食つて行ける金額だ。まあ折角の旅で貧乏臭い食事をしてもつまらないので豪勢に食つておかう。そのためにクソつまらんパチスロを打たされる地獄を味はつて来たんだからな。食欲は無かつたが、金を無駄にしたくないので完食。別に不味くはなかつたのだが、写真真ん中にある青い小鉢の中がキツかつた。魚の肉とゴーヤを和へたものだつたが、ゴーヤがやたら苦い。酢味噌みたいなので味がつけてあつて絶妙にキツい。食へないことはないんだが、ゴーヤの良さが全く分からない。苦さも苦痛に近いレベルだらうに。ピーマンとかの心地良い苦さとは明らかに違ふ領域。ベロが麻痺して他のおかずの味も分かりにくくなる。鹿児島特有の甘い醤油を楽しめるかと思つてゐたのだが、鰹の叩きは酸つぱい汁だつたし、甘い醤油は無かつた。まあ種子島にゐる間に嫌でも食ふことになるだらう。あの醤油は嫌いではないんだが食ふたびに面白い。原材料に砂糖と書かれてゐるからな。

何故か満腹にならなかつた。今日の晩飯を空港で買つて行く必要がある。鹿児島と言へばさつま揚げだらう。飛行機に乗る直前に買ふのが良い。暇なので全ての店を覗いてみた。さつま揚げは長持ちしないので大量に買ふと困るだらう。値段も高いし。一番小さいので良いだらうとこの時は思つてゐた。後で足りなくて苦しむことになる。通常サイズのさつま揚げと、他にラーメンとかも買つて行くべきだつた。まあとにかく、飛行機の待ち時間が長いので暇で暇で仕方が無い。空港の外にある足湯に入つてみた。去年よりも温度がかなり高かつた。温泉つてそんなに温度が変はるものなのか?沸かしてゐるのかもしれない。ここで疲労を癒しておかう。記念のタオルが200円で売られてゐたので買つてみた。かなり長い時間足湯に入つて膝から下が真つ赤になつてしまつた。去年はここに飲用の温泉もあつたのだが今年は無くなつてゐた。温泉を出てから空港の1階の奥に郵便局の文字を発見。JALで貰つた応募ハガキを出しておかう。鬱陶しいことに50円切手を貼らねばならん。当たらなかつたら50円無駄になるぢやねえか。キャンペーンやるなら切手代が要らないやうにしておけ。奥の郵便局に行つてみたが、今は営業してゐないらしい。案内所で切手は売つてゐるやうだが、ポストは空港を出て少し歩いたところにあるとか。案内所まで行つてまた戻つて来るのも大変なので今日は諦めた。締め切りの7月24日までに種子島のどこかで出さねばならんな。取り敢へず一番小さいさつま揚げを買つた。飛行機の案内を見てゐたら、種子島行きの飛行機のところに未定と表示されてゐた。何ィ!さう言へば中部国際空港で搭乗手続きをした時に台風の影響でとか言つてゐたな。でも奄美や屋久島からは普通に何便も来てゐるし、鹿児島からも飛んでゐる。それどころか種子島からの飛行機も来た。なのに鹿児島から種子島は出ないとか。何故?狙はれてゐるとしか思へない。運航を見合はせてをりますとアナウンスも流れた。激烈にウザい。泣きさうだ。JALのカウンターのところの案内板を見たら霧のため天候調査中と出てゐた。台風ぢやなくて霧なのか。種子島空港は霧が発生しやすいらしいからな。種子島からは飛行機が来てゐるので大したことはないんだらうが、離陸と着陸では意味が違つて来るからな。離陸は霧なんか無視で空に飛び出してしまへば後はどうにでもなる。でも着陸時に視界が無いのはキツいだらう。知らんけど。もし飛行機が出なかつたら鹿児島に足止めか。さうなつたらしばらく種子島に行くのをやめてレンタカーでも借りて鹿児島観光をするといふのでも良いかもしれない。空港内をダラダラ歩いたりして時間を潰す。しばらくして種子島行きは定刻通り出るとアナウンスが流れた。良かつた。でもまた飛行機に命を預けることになるのか。無事に辿り着ける気がしない。疲労も相変はらず酷い。温泉と飯で少し回復してきたやうな気もするが、普段よりも圧倒的に疲れてゐるので無事に島に着いたら速攻で寝る以外無いだらう。

鹿児島空港1 鹿児島空港2 島津御膳 完食
鹿児島空港足湯1 鹿児島空港足湯2 足湯記念タオル1 足湯記念タオル2

手荷物検査を受けて搭乗待合室へ。しばらく待つてから飛行機に乗る。搭乗口を出ると滑走路に繋がつてゐる。外にはバスがゐて、それに乗り込む。飛行機までバスで行くのだ。青つぽい写真はバスの中から撮つたやつ。バスで飛行機に向かふ時に操縦室をチラッと見たんだが、操縦士は2人らしい。片方が急病で死んでも墜落はしないといふことだ。しかし2人とも死んだらどうなるんだ?客席に5人ぐらゐ予備のパイロットを控へさせておけ。まあそれでも全員死んだら墜落するんだが確率は下がるだらう。俺の席はプロペラの真横。あんな重さうで硬さうなデカいプロペラが恐ろしいパワーで回つてゐる。あれがもし外れて本体側に飛んで来たら本体真つ二つだな。さうなつたら俺は何も気付かないうちにミンチだ。恐ろしい。そして地上を離れる時間が訪れた。もう二度と生きて地上に戻れないかもしれない。凄まじい加速で空へ飛び出した。後は野となれ山となれ。パイロット死ぬな。鹿児島の風景を撮影したりしながら死の恐怖を紛らはす。

JACの飛行機へ向かふバスからの風景1 JACの飛行機へ向かふバスからの風景2 JAC離陸前
鹿児島の風景1 鹿児島の風景2 鹿児島の風景3

しばらく飛んでつひに種子島が見えて来た。急激に懐かしくなつて来た。最初の写真は島の北西。喜志鹿崎灯台がハッキリ見える。島の左端から少し右の盛り上がつた山の上に白いのが見える。あれが灯台。その少し右下に海の色が鮮やかな砂浜がある。そこは浦田海水浴場。懐かしいな。去年は3ヶ月半ほど種子島にゐて島中を走り回つた。結構鮮明に種子島のことを覚えてゐるつもりだつたが、実際に島を見て急激に懐かしくなるといふことは思つてゐたよりも忘れてゐるのかもしれない。島の西側を南へ向かつて飛び、西之表港やよきの海水浴場が見える。懐かし過ぎる。増田の辺りから島を横断して東側へ。その際に真下に犬城海岸の馬立の岩屋が見えたので必死に写真撮影。去年は犬城海岸でも結構苦しめられたな。バイクのエンジンが掛からなくなつて焦つた。歩いて帰ると20km以上あるから死ぬんだよな。懐かしい。島を横切つてから太平洋側へ進み、ずいぶん遠くまで行つてからUターンして島に戻る。丁度犬城海岸と同じぐらゐの緯度のところに空港があるんだらう。犬城海岸に向かつて進む時に左側(島の南東)を見ると竹屋野海岸とか熊野海岸とか色々見える。懐かしい。懐かし過ぎる。ゴルフ場の上を飛んで空港へ。着陸失敗するなよ。ここさへ乗り切れば取り敢へず無事に島に到着だ。

喜志鹿崎灯台と浦田海水浴場 よきの海水浴場と能野港 西之表港
西之表港とよきの海水浴場 犬城海岸馬立の岩屋 犬城海岸
ゴルフ場 種子島空港 JACのプロペラ機

無事に着陸し外へ。懐かしい。まづ空気の匂ひが懐かしい。急激に去年の記憶が蘇る。帰つて来たよ種子島!いや、種子島は俺の故郷ではない。帰つて来たのではなく旅行に来たのだ。どうせなら祖父母が生きてゐる間にもつと来たかつた。空港内に入り、土産屋を覗く。今日の晩飯になりさうなものは無いな。奥に種子島の焼酎を売つてゐる店がある。試飲もできるらしい。去年少し覗いてみたが、幅2mも無い廊下みたいな狭いスペースの両脇に焼酎が並んでゐて、すぐ奥にカウンターがあつて店の人がゐるといふ状態だつたのであまり気軽には入れない感じだつた。買ふつもりが無いなら入らない方が良い。でも今日は1本買ふつもりだつたので入つてみた。早速「試飲もできますよ」とか言つてカウンターに次から次へと焼酎の瓶を並べ始めた。去年、島滞在中にも相当飲んだし、土産で買つて可児でも飲んだ。それでもまだ飲んだことのない銘柄が多い。酒は好きだが弱いので大量には飲めない。それに感覚も鋭くないので違ひもよく分からない。飲み比べれば違ひは分かるが単体で飲んでも良いのか悪いのかも分からない。どれも同じに感じる。まづは店の人オススメのしま茜を試飲してみた。これはネットでも人気の商品だ。2年ぐらゐ連続で何かの賞も取つたらしい。とにかくこれが一押しだとか。去年飲まなかつたが飲んでみたいと思つてゐたので早速試飲。懐かしい。芋焼酎自体が半年振りぐらゐだらう。去年飲んだ宝満もカウンターに置いてあつたので去年これ飲んだよと話したらそれの2年熟成版のもあると言つて緑色の瓶を出して来た。それも試飲。しま茜と比べるとずいぶん甘くてまろやかだ。それだけ飲んでもよく分からんので去年飲んだ宝満も飲んでみる。2年物の方が口当たりが良い。酒は好きだがアホみたいに弱いのでこの時点で酔ひ過ぎ。味の違ひを比べるためにストレートで飲んでゐたので回りも早い。でも心地良い。島乃泉、南泉、甘露、あともう1つ何だつたか忘れたが、4つある酒造会社を代表する酒があつてどうのかうのといふ話を聞いた。西之表の定番は何だつたか酔つてゐて頭に入らなかつたのだが、しま茜だつたかもしれない。島乃泉は去年飲んだ。近所の酔つ払ひの人が夜遅く来た時に持つて来た。祖母の葬式の時に出た飯にも付いてきた。甘露は祖父の13回忌で来た2006年2月に土産に買つて帰つて家で飲んだ。南泉は飲んだことが無い。他に島黒、紫育ち、金兵衛、ロケット等を飲んだことがある。さういふ話をしながら色々と試飲させて貰つて脳がモワモワしながらしま茜を買つて店を出た。他の客が後ろで待つてゐた。スマンね。去年は種子島の焼酎だけでなく屋久島や奄美のも飲んだ。屋久島のは原酒屋久杉といふ35度のやつ。まづは三岳を飲むべきだらうが捻くれ者なので敢へて定番を避けるのだ。奄美の焼酎は芋ではなく黒糖なのでクセがなく飲みやすい。島のナポレオン、れんと、里の曙、あまんゆ、あとは何を飲んだかな。色々飲んだが、奄美の焼酎はあまんゆと島のナポレオンが美味かつた。種子島の焼酎は意外に紫育ちが良かつた。芋臭さが弱く、素人向けみたいな印象もあるが、なかなか深く鋭い味はひだ。今日試飲したしま茜は人気があるだけあつて確かに美味い。アルコールに弱い体質なのでたくさんは飲めんのだが、今年も色々飲んでみようと思ふ。自分用の土産に大量に焼酎を買つて帰らう。

ベロンベロンに酔つて外に出たらタクシーが1台しかゐなかつた。しかも運転手がゐない。空港内に戻つてみたがそれらしい人もゐない。拙い。もう一度外に出てみたら運転手と思しき人が携帯電話で何か話しながら車に戻つて行くところだつたので近くに行つてみた。電話中だつたが、一時中断して話し掛けて来た。これは予約車なので乗れんと言ふ。マジか。どうしようかなと思つてゐたらその運転手が知り合ひのタクシーを呼んでくれた。5分ぐらゐで来るとか。その運転手は空港内から出て来た老人を乗せて出発した。茶を飲んで酔ひを覚ましながら待つこと数分。タクシーが来たので乗り込む。行き先を告げて出発。懐かしい道だ。県道76号を古田方面へ向かひ、最初のT字路を曲がつて県道583号へ。浜津脇方面へ向かふのだ。懐かしい風景だ。種子島に来るのは初めてかと聞かれたので去年来たと答へた。祖父母の家があつて去年3ヶ月半ゐたと話したら笑はれた。何も無い島に長期滞在するのはサーファーぐらゐのものだ。今年も9月頃までゐる予定だと話したら何をするつもりなのかと聞かれた。それほどに何も無い島なのだ。のんびり釣りでもやるさ。そんなに長期間休んで島に滞在できる人間など限られてゐる。当然のやうに学生かと聞かれた。見た目が若いとかいふことではなく単純にその可能性が高いからだらう。無職なので気ままに遊び放題だよと話したらまた笑はれた。ここに来る金はどうしたのかとまたまた当然の疑問を無遠慮に聞いてくる。正直にパチンコ・パチスロだと話すとまた笑はれる。かういふ人種は珍しいだらうな。浜津脇まで下りず、途中の交差点からおおぎ畑の中に入つて行く。去年来た時にここから入られたら迷つて辿り着けなかつたかもしれないが、去年のうちにバイクで走り回つてかなり細かいところまで知つてゐるから大丈夫だ。しばらくグネグネと曲がる道を進み、小学校から上がつて来る道に出た。去年よく走つたりしてゐた道だ。懐かしい。しばらく行くと祖母の家から上に行つたところの交差点に出る。そこを左!と言はうとして一瞬右か左か迷つた。行く方向は左で間違ひないのだが、その方向が左なのか右なのかで一瞬迷つてしまつた。脳が腐り始めてゐる。さういふ時は箸を持つのが右で茶碗を持つのが左と考へるのが普通だらう。でも俺の場合は違ふ。左リールは左側にあるはずだからこちらが左、右リールは右にあるはずだからそちらが右、といふ判断だ。死ね。懐かし過ぎる景色を見ながら坂を下り、家に到着。タクシー代は2040円だが、2000円で良いと言つてくれた。しかし財布の中に万札しか無く、運転手は細かい金を持つてゐない。さう言へば去年もそれで危なかつた。去年は何とか運転手がギリギリ持つてゐて助かつたんだが、今年はダメだつた。クレジットカードは使へるかと聞いてみたら、種子島でカードを使へるところなんてほとんど無いよと言はれた。去年も飛行機代以外でカードを使つた記憶は無い。どこかで両替をする必要がある。仕方なく坂の下へ。坂の下には店があるが時間が遅いからもうやつてゐないかもしれない。細かい金を持つてゐるとも限らない。取り敢へず行つてみたら丁度外に出て人と話してゐるところだつたので軽く挨拶して早速両替をお願ひした。今来たところですと話しながら。いきなり両替でお世話になるなら何か土産でも買つて来た方が良かつたかもしれない。何とか1000円札10枚あつたので両替して貰つてタクシー代を払つた。色々あつたが無事に辿り着いた。

家1 家2 家3
家4 畑1 畑2
海 国道58号線 晩飯

家の鍵を置いてある場所にスズメバチが巣を作つてゐたら死が確定する。それだけが怖かつたが大丈夫だつた。しばらく誰も来てゐないはずだから雑草とか虫とかで酷いことになつてゐるだらうと思つてゐた。畳が腐つてゐるかもしれない。でも外は雑草など生えてゐない。人が住んで手入れしてゐるのと変はらない感じだ。近所の人がやつてくれてゐるのだらうかと思つたが、幽霊を恐れる人が多いので誰も近づかないだらう。まあ掃除の手間が省けて楽で良い。スズメバチもゐなかつた。無事に家に入れた。家の中も想像以上に綺麗だ。ただ蜘蛛の巣が凄い。何も無い空間に巣が張つてゐて、いきなり腕に纏はりついた。部屋の角とか便所に行く通路とか、台所とか風呂とかそこら中が蜘蛛の巣だらけ。明るいうちに何とかしておかないと厳しい。ハエ叩きを振り回してわたあめを作る感じで蜘蛛の巣を掃ふ。一通り蜘蛛の巣を排除して漸く落ち着く。着いたらメールくれと母親に言はれてゐたのでメールを送つた。よく見ると部屋の隅とか敷物の上とかに黒い粉が落ちてゐる。蟻の死骸だ。かなりの量だ。これは家中掃除機で吸ひ取る必要があるな。明日にでもやらう。今日は疲れ過ぎてゐる。親からメールが来た。2週間ほど前に叔父が種子島に来てゐたらしい。だから綺麗だつたのか。8月に法事があるから親戚が集まつて来る。その前に家の掃除をしておくといふことで来たんだらうか。

折角だから初日の種子島の風景も撮影しておかうと思ひ、祖母の畑や祖父の墓や海に行つてみた。畑は草が生えてゐるだけで何も無かつた。去年の野菜がそのまま放置されて何か収獲できるかもしれんと密かに期待してゐたのだが見事に何も無い。墓は思つたより荒れてゐないが、花も枯れてゐるし少し掃除する必要がある。明日以降にやらうと思ふ。海に出たら潮が満ちて来てゐた。満潮か。来る前に種子島の潮位表とか見て調べてくれば良かつたかもしれんな。取り敢へず疲れたので家に戻る。腹が減つたので飯。少ないさつま揚げと焼酎のみ。台所を調べたが米は残つてゐない。おかずも無い。きびなごの一夜干しが冷凍庫に入つてゐる。主食が無い。明日買ひに行く必要があるな。バイクが動くかどうか分からんけど。叔父の車も置いてあるが、今はガソリン代が高い。燃費も悪い車だし、そもそもあまり運転経験が無いから怖いし、乗つて良いのかどうかも分からない。種子島のガソリン代はいくらなんだらうか。可児でも180円とか190円とか行つてるんだらう?もしかしたら200円の大台に行つてるかもしれんな。今度町に出た時に写真撮つて来よう。200円超えるとキツい印象だからレギュラー199円とかなんだらうな。でも種子島は車が無いと生活できない場所だから高くても買ふしか無い。普通に200円超えてゐるかもしれない。

さつま揚げと焼酎で軽い晩飯を済ませた。明日の朝飯はどうしようか。まあ朝は食はんでも良い。夜までに買ひに行けば良い。しかし明日は昨日送つた荷物が届く日だから荷物が来るまでは家にゐる必要がある。まあなるやうになるだらう。20時頃に外で凄まじい豪雨の音が聞こえた。夕方は晴れてゐたのに。さう言へば種子島の天気は変はりやすいんだつたな。しかも雨の勢ひが激しい。可児では絶対に体験できない勢ひで降る。滝のやうな雨だ。長くは降らないんだけどな。

ネットの回線がどうなつてゐるか気になつてゐた。去年はISDNの回線があつた。まだ生かしてあるのだらうか。たまに叔父が家の掃除に来たりするだけだからもう解約してしまつてゐるかもしれない。一応AIR-EDGEを持つて来てゐるが、PHSはアンテナから半径500mしか反応しない。全市町村をカバーしてゐるといふが、どうせ中種子町にアンテナは1本しか無いだらう。去年調べたところによると納官に1本あるやうだ。納官のどこだよ。広過ぎるわ。半径500mだから探すのに相当苦労するぞ。まあ家のISDNが生きてゐれば楽なんだが。まづはTAをノートPCに繋いで去年の設定で接続を試みる。繋がらん。IDかパスワードが違ふとエラーが出る。パスを変更したんだらうか。叔父のPCを起動して接続を試してみたが、やはり同じエラーが出て繋がらない。どうやらもう解約してしまつてゐるらしい。しばらく犬土偶日記は更新できんな。WILLCOMのアンテナを見つけるにはどうすれば良いだらう。南種子はたぶん宇宙センターの近くにあるだらう。西之表は港だらうか。範囲が広過ぎて探せる気がしない。中種子の納官といふのは相当キツいのではないか。人が全く住んでゐない山奥にアンテナを建てるとは思へんので野間の近くのやうな気はするのだが。空港はダメなのかな。まあアンテナを探して旅するのも良からう。

夜遅くから雨が降り始めた。勢ひの強い短時間の雨ではなく、長引きさうな感じだ。ネットで天気予報を見ようと思つたがネット回線が無いことを思ひ出し、テレビをつけてみた。台風が来てゐるらしい。明日は終日雨だと。非常に拙い。飯を買ひに行かねばならんのに。まあ狙はれてゐるのはいつものことだ。なるやうになるだらう。

話題:種子島&屋久島 2008年夏

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公開日時不明
本文文字数19622文字 (タグ込み)
URLhttps://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20080716
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