海の近くに住みたい
公開日時: 不明
また昼まで寝てゐた。何故起きれないんだらう。このままでは土曜も寝坊して飛行機に乗れない。何とかして早起きできるやうにならねば。どうすれば良いんだらう。
土産を買ひに行かうと思ひ、誰に何を買ふか考へてテキストエディタにメモしてゐた。叔父が出掛けたので留守番。しばらくして何かブルルォォオァァアァ〜と低音の嫌な音が聞こえてきた。ふと見ると、恐ろしくデカいスズメバチが家の中を飛び回つてゐた。またか。何で俺ばかり狙はれるんだ。どこかに止まつてくれればハエタタキでブチ殺すが、叩きにくい位置を中途半端に飛び回るので手が出せない。叩きやすい高さをゆつくり飛んでくれれば、けたたましく爆笑しながら叩き殺して最大級の達成感と満足感が得られる。でも下手に手を出せない位置を飛びながら俺を威嚇してくる。台所に避難して台所の入り口の引き戸を9割閉めて隙間から様子を窺ふ。何故俺がこんな卑屈にならねばならんのだ。殺したい。絶滅させたい。10分ぐらゐ叩き殺すチャンスを待つたが、最後は逃げられた。死ね。歯ァ食ひ縛るぞボケが。
種子島に来てから買つた釣竿とリールは海用なのでここに置いていく。海の無い岐阜では使へない。竿は1ヶ月以上前から外に置きつぱなしだ。放置するとダメになるかもしれないので、ケースに入れて家の中に置くことにした。しかし、竿を取りに外に出たらスズメバチが飛んでゐる。竿は葬式の邪魔になるから家の裏の方に置かれてゐた。そこへ行かうと思つたら例の嫌な羽音。見たら2匹もゐる。近づいたら殺されるだらう。一度家の中に戻り、殺虫剤を探すがもう残つてない。ハエタタキを持つて外に出て殺すチャンスを窺ふ。でも場所が悪くて難しい。空振りした際に最高速度で逃げ出せるだけの空間が無い。死ねボケ。竿を取るだけのことでまたまた数十分消費。殺したい。蜂を絶滅させたい。
竿を片付けた後、荷物をまとめることにして、奥の部屋にあつたダンボールに詰め始めた。しかしどうしても入り切らないので、外の小屋からデカいダンボールを出してきた。懐かしい。この箱は種子島に来る時にも使つた箱で、ギターのマルチエフェクタを買つた時に送られてきた箱だ。この箱はデカいので余裕で入る。箱を倉庫から引つ張り出してゐる時に叔父が帰つてきた。もう夕方だつたので今日は土産を買ひに行くのはやめた。荷造りだけ。
もう実質あと1日しかない。明日は土産を買ひに行つたり荷物を送つたりで終るだらう。最後に海に行つておきたい。デジカメを持つて下の海へ。階段のところから海に下りようと思つたら、またスズメバチが飛んでゐた。死ね。何でこんなに邪魔されるんだ。殺しまくりたい。歯を食ひ縛りながら遠回りして別の場所から海へ。家のすぐ下の海なのに来るのは久しぶりだ。最後に来たのはいつだらう。潮溜まりにゐた魚やエビやヤドカリを写真に収めたりした。でも今日は日記に載せない。
プロテインやインスタントコーヒー等、残すと誰も飲まないから全て消費した。着々と帰る準備をしてゐる。明日で全てが終る。明日は土産を買ひに行つて荷物を送つて墓参りして終りだらう。どうせまた祖父の墓の周りにスズメバチが大量にゐるんだらう?殺すぞボケが。明後日の早朝の飛行機で可児に帰る。次はいつ来れるんだらうか。やり残したことが多過ぎる。3ヶ月半もゐたのに。次に来る時は釣りや泳ぎ等の海系をメインにする。あとは蜂を殺戮する技術を身につけて必ず復讐する。蜂には酷い目に遭はされた。必ず死で償はせる。俺に襲ひ掛かつた固体にではなく種全体に復讐する。目の黒いところ磨いて待つてろボケ。
公開日時 | 不明 |
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本文文字数 | 1547文字 (タグ込み) |
URL | https://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20071018 |
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