海の近くに住みたい
公開日時: 不明
昼まで寝てゐた。やはり屋久島の疲れが激しい。俺が起きる前に叔父が鹿児島の出水へ旅立つた。人の入れ替はりが激しい。足腰が痛いのはヤクスギランドのせゐだらうか。それとも白谷雲水峡のせゐだらうか。それとも車の運転のせゐだらうか。あの程度でこんなに疲労するのなら縄文杉を見るのは相当苦労するだらう。
祖母の具合がまだ悪い。やはり重病人が屋久島の山を歩き回るのは無理がある。相当疲れただらう。あれだけ歩き回つてエネルギーを消費しても全然飯を食はないのでダメだらう。もつと飯を食へば良いと思ふんだが、味が無いとか言ふし、2口ぐらゐ食つて「もう良か」などと言ふ。食欲が回復しないとどんどん弱つて拙いことになるかもしれない。帰つてから発覚したんだが、どうやら祖母は屋久島滞在中に薬を飲んでゐなかつたらしい。飲んだ?と聞いても飲んだと力強く言つてゐた。でも薬は手付かずで残つてゐた。あんなに弱つたのは薬を飲まなかつたせゐだらう。
丁度大潮の時期なので、昼の干潮時に貝を拾ひに行くとなかなか良い収獲が期待できる。だが俺は行かない。弟は種子島でまだ何もしてゐないし、明日は雨のやうなので、今のうちに海で遊んでおけと勧めた。適当に海で遊んですぐに帰つてきた。
夕方の満潮が迫つてゐる時間帯に牧川港まで釣りに行つた。台風のせゐか知らんが波が激しい。イカがゐたのでエギを落としてみた。猛烈な勢ひでイカがアタックしてきた。見える場所でも攻撃してくるんだな。でも食ひ付かなかつた。エギの横から突付いただけでゐなくなつてしまつた。ルアーにはほとんどアタリが無い。一度突付かれた感触があつたが、いつも通りルアーより少し大きい程度の雑魚だらう。激しい波を避けてゐるのか、港の内側の岸に寄つて雑魚が群れてゐた。水面から1mぐらゐ下に10〜15cmほどの魚が数百匹。イワシかアジかキビナゴか何かだらう。ルアーを群れの中に通してみたが逃げるだけ。あんな雑魚はルアーでは無理。サビキ仕掛けとオキアミを持つてくれば良かつたかもしれない。突然天気が悪くなつて豪雨にやられた。いつも通りだな。釣りは諦めて帰つた。
特に何も無い1日だつた。屋久島の疲労が激し過ぎる。足が痛い。右足が特に痛い。運転のせゐだらうな。200kmぐらゐ運転したと思ふ。免許取つてから何年になるだらうか。8年か9年だと思ふんだが、これまでの走行距離を全部足しても今回の屋久島旅行より少ないと思ふ。ほとんど運転経験が無い俺がよく事故らずに過ごせたものだ。何度か危ない場面もあつたけどな。
公開日時 | 不明 |
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本文文字数 | 1106文字 (タグ込み) |
URL | https://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20070812 |
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