海の近くに住みたい
公開日時: 不明
朝起きたら既に従姉弟は帰つてゐた。横浜に住んでゐるらしいので、もう二度と顔を合はせることも無いのかもしれない。1日に叔母と従姉弟が来て賑やかになると思つてゐたのだが、従姉弟は2人ともおとなしい感じだつたし、みんなよく寝てゐたので、ただ人が増えただけであまり賑やかにはならなかつた。俺はもう1ヶ月以上も種子島にゐる。まだまだこれから続々と親戚が集まつて来る。久しぶりに会ふ人もゐるし初めて会ふ人もゐる。可児でほとんど誰とも会はずに過ごしてゐた日々と比べると周りに人がゐ過ぎて違和感もあるが、さういふのも良い思ひ出になるだらうと思ふ。
睡眠不足と疲労で結構キツかつた。釣りに行かうと思ふと急に激しく雨が降つたりして出掛けられない。晴れてゐても急に降るから怖い。まあ疲れてゐるのに無理して出掛けることもない。宇宙センターや男淵女淵の滝に行つた日の日記をまだ更新してゐなかつた。写真をたくさん載せるつもりだつたんだが、Web用に解像度を落としたり圧縮率を上げたりといふ作業が億劫で放置してゐた。その作業をコツコツとやることにした。凄い量の画像を弄つた。
今日は坊さんが来るらしい。盆になると拝みに来るらしい。可児にはさういふ風習が無いのでよく分からんのだが、ここではさういふことをするやうだ。今日は牧川を回るといふやうなことを言つてゐた。15時頃に来るらしい。仏壇の前は俺の物が大量に乗つたテーブルが置いてあつて邪魔なので片付けねばならん。それを片付けたりして準備をした。少し遅れて坊さんが来て仏壇の前で拝み始めた。それを後ろで正座しながら眺める。家の裏の山にバーベキューの時に出て来た白い猫がゐた。猫を見たり坊さんの背中を眺めたりしながらお経を聞く。あの坊さんは見たことがあるやうな気がする。祖父の13回忌の時に行つた寺の坊さんではないか?お経の後に坊さんと世間話をしてゐたんだが、やはり去年の冬に寺で会つた坊さんだと思ふ。人の顔等を覚えるのが極端に苦手なので断言はできないんだが、たぶんさうだと思ふ。
夜に画像をアップロードすべくネットに接続。64kbpsのISDNで20MB近くもUPするといふ無謀な作業。1時間以上掛かつてしまつた。可児のCATVの10Mbpsに慣れてしまつてゐるので恐ろしく遅く感じてしまふ。でも7年前はこれの約半分の33kbpsのダイヤルアップで普通にネットをやつてゐた。信じられんな。しかもOSは98だつた。チャット中に不安定になつて「一寸再起動してくる」とかよく言つてゐたものだ。再起動せずに粘り過ぎてフリーズしてしまふとかよくあつたよな。昔はさういふ極悪な環境でネットも遅いのに値段も高くて酷いものだつた。その頃と比べたら今は恐ろしく快適になつてゐる。まあどうでも良い。
明日はまた3人増える。叔母と母親と弟が来る。人が入れ替はるとまた生活全体の印象が変はる。誰が来てゐた時かといふ基準で記憶の中で区切りができてゐる感じだ。明後日から3日間は屋久島での生活だ。種子島に来てから一番変化の多い時期かもしれない。また何か厭な狙はれ方で酷い目に遭ひさうな気がするよ。
公開日時 | 不明 |
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本文文字数 | 1347文字 (タグ込み) |
URL | https://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20070807 |
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