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犬土偶日記

海の近くに住みたい

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2007年08月04日

犬土偶旅行記 33日目 イカと豪雨

公開日時: 不明

朝起きて海へ散歩に行つた。散歩といふか、懲りずに近場に良質な釣り場が無いか探しに行つたのだ。今日は牧川港まで歩いて行つてみた。今まで何度か近くまでは行つたんだが、中に入つて良いのかどうか分からなかつたし、そこに辿り着くまでの岩場で疲れ切つてしまひ、詳しく見る気力など無かつた。だが今日は最初から牧川港を目指して道路を歩いて行つたので体力的なことは心配無い。入つて良いのかどうかは今でも分からんのだが、人なんかゐないから別に良からう。怒られたら帰れば良い。恐ろしいほど晴れて暑い。日焼け止めを忘れたことが不安だつた。

早速イワシの大群を発見。猛烈に撒き餌をブチ込んで釣りまくりたい。だが何も道具を持つてないので歯を食ひ縛るだけ。港にはクサビはゐないらしい。見たことない魚が結構ゐた。肝心のアジやサバの姿は見えないが、ゐないことはないだらうと思ふ。魚を探してゐたんだが、意外にもイカが結構たくさんゐた。最近エギングが流行つてゐるらしく、釣具屋へ行けばエギングの道具は簡単に手に入る。一度イカを狙つてみようかと思ふ。エギングといふのは、日本に昔からある餌木(エギ)といふエビ型ルアーみたいな疑似餌を使つて釣ること。まあその前にシーバスを何としても1尾は釣らねばならんのだが。

イカ1 イカ2 鳥のフンのオブジェ1
牧川港 イカ3 鳥のフンのオブジェ2

鳥のフンのオブジェが印象的な牧川港。何故鳥のフンなんだらう。近づいて見てみたら土台に「未来に種子を撒く町 中種子町」みたいなことが書かれてゐた。結局鳥のフンは何なのか分からない。港の沖の外側は消波ブロックの防波堤になつてゐる。立入禁止と書かれてゐた。釣りには良さげな場所だが、港の内部でも十分できるだらう。うちのすぐ下の岩場でクサビを釣るよりは遥かにマシな感じ。次回は牧川港でやつてみようかと思ふ。

疲れたので帰らうかと思つた。港から道路へ向かふ間に急速に曇り、激しく雨が降つて来た。出掛けると必ずかういふ事態に陥る。宇宙は俺を恐れてゐる。俺を苦しめることしか考へてゐない。そんなに俺が怖いのか。この土砂降りでは海に飛び込むのと変はらないやうな状態になるぞ。死ねボケ。全く雨が降りさうな気配など無かつたのに。港の中に小屋があつたのでそこで雨宿りをした。しかし屋根は竹を並べて乗せてあるだけみたいな感じなので雨漏りが激しい。結局濡れるらしい。何にしても外に出るわけにはいかない。一瞬激しく曇つたが、すぐに晴れた。雨はいつまでも降り続けてゐる。晴れまくつてゐるのに土砂降り。かういふのは短時間で止むと決まつてゐる。小屋の中で止むのを待つのがベストだ。どうせ3分と掛からずに止むに違ひない。

止まない。5分待つても止まない。どうなつてゐるんだ。どこから降つて来るんだ。死ね。ウンコ漏らして苦しんで死ね。かうなつたら止むまで何日でも待ち続けてやるぜ。宇宙はバカだから俺を濡らすことしか考へてゐない。ならば持久戦に持ち込むだけ。絶対小屋から出んぞボケが。歯を食ひ縛りまくりながら待ち続けてつひに勝つた。完全勝利。凄まじい快晴。悠々と帰るのだ。

途中の雨宿りをする場所も無いやうな場所でまた降り始めた。よほど俺が怖いらしいな。そんなに俺を狙つてどうするつもりなんだらう。バカのくせに俺様を無駄に苦しめやがつて。一寸出掛けるだけで何でこんな目に遭はねばならんのだ。殺すぞタコ。目の黒い所を乾いたタオルで擦つてやるから俺ばかりが狙はれる理由を説明して見せよ。チクワを無傷で裏返すこともできんカスのくせにナメやがつて。

午後からまた海へ遊びに行つた。今度は体力を鍛へるために岩場を歩く。屋久島の縄文杉を見に行くためにはもつと体力が必要だ。毎日コツコツと海の岩場で鍛へるのだ。暑過ぎて死にさうだ。恐ろしい量の汗をかく。脱水症で死ぬかもしれん。

夕方に西之表のサンシードへ買ひ物に行つた。食料品を大量に買つてゐた。カゴにプリンとかトマジューとか色々入れまくつて金は払はん。時々雨が降る。晴れたまま雨が降る。ここの天気はをかしい。

明日は観光に行く。従妹が男淵女淵の滝を見たいらしい。俺もまだ行つてないので見てみたい。あとは宇宙センターへ行くやうだ。序でに南種子の他の場所にも行くのかもしれない。明日は早朝に牧川港でルアー釣りを試してみようと思ふ。起きれるわけないけどな。今日も起きれなくて行かなかつたし。

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公開日時不明
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URLhttps://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20070804
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