海の近くに住みたい
公開日時: 不明
紅白を見ながら2006年最後の日記を書いた。その後の展開はなかなかキツかつた。まづ紅白を最後まで見るのが相当難しい。メイド服を恥かしがる愛キュンに鬼萌え。後半は眠くなつてきてキツかつた。寒いから布団に入つてたら一瞬寝てしまつて気付いたら紅白終了間際。終つたら今度はCDTVですよ。大して面白くもないのに毎年無駄にダラダラと見させられる。
CDTVが終る頃に風呂を沸かし始め、5時少し過ぎた頃に鳩吹山へ。今年も初日の出を見るのだ。去年は雲のせゐで見れなかつたが、今年は見れさうな感じらしい。服を普段の倍着込んで動きづらい状態。足袋も2つ履いて靴がまともに履けん状態。それぐらゐ着込まないと凍死するんだよ。真冬の鳩吹山山頂は死ねる。ただでさへ寒いのに長時間山頂でじつとしてるからな。iPodとデジカメを持つて山へ。手袋が死んで風を通しまくるやうになつてゐた。こないだLP店で酷い目に遭つて帰りに豪雨を食らひ、しかも信号が全て赤だつたと日記に書いた。あの日に手袋に雨が染み込んで重さが3倍以上になつたので、激しく搾つて乾かしたんだが、搾つたのが拙かつたらしい。あれ以来アホみたいに風を通してしまふ。無いよりはマシといふ程度になつてしまつた。山に辿り着く前に凍傷になりさうだつた。信号は今年も全て赤。真夜中に誰もゐない交差点で止まる俺。でも手を温める時間が欲しかつたから好都合。山に近づくにつれ、人が増えてきた。大脇登山道の入り口付近には既に大量の車や自転車が停めてあり、人が大勢ウロウロしてゐた。大脇登山道は長いので俺はいつも通り真禅寺登山道を登る。ずいぶん奥の方の真禅寺まで行き、交通整理の人の誘導に従つて墓の中をグルグルグルグルとアホみたいに誘導され続ける。アホか。このままだと最初の場所に戻るぞ。どこに誘導する気だ。散々誘導されてやはり入り口に戻つて来ただけといふ状態になり、交通整理のオッサンを信用しないことにして原付を停める場所を探し回る。やはり近い場所には車が大量に停められてて隙間が無い。去年駐輪場になつてゐた場所には車が停まつてゐた。仕方がないので近くにゐた交通整理のオッサンに原付停める場所が無いか聞いてみた。「そこら辺の隙間に無理矢理停めておけば良いよ」と言はれた。俺の今年初めて発した言葉は「すいません、バイクどこに停めればいいですか?」だつた。自販機の横に無理矢理停めて山へ。
いつも通り、麓で焚き火してゐた。その手前で受付。「市内ですか?」と聞かれ、「市内です」と答へる。市内・一般・男に丸をつけられる。そして粗品を貰ふ。「好きな色を選んでください」と言はれ、ブツを見てみたら何と手袋。手袋といふか、軍手。作業用とか書いてある。激しく要らね!何だこれ。普通の布製だから風も通すし防寒性もあまり期待できん。まあ取り敢へず貰ふ。それから長時間焚き火に当たつて冷え切つた体を温める。時計を見たら5時26分。そろそろ登るか。日の出は7時5〜8分ぐらゐのはずだ。今までの経験上、山頂まで20〜25分かかる。人が多いからもう少しかかるかもしれない。早めに行つておかないと山頂が満員電車状態になつて良い場所が取れないので早く登らねばならん。でも早く登ると寒さがキツい。まあでも5時半が限界だらう。iPodを再生して登山開始。去年はMIKI@を聴きながら登つた。今年は無意味にクイズにしてみよう。登る時に何を聴いてゐたか下の選択肢から1つ選べ。正解は3日後ぐらゐに覚えてたら発表する。正解者には何か賞品があるかもね。
登り始めて一瞬で瀕死。脚に力が入らん。腿もハギも痙攣してダメだ。肺が冷気で爛れて痛い。後ろから続々と人が来るので休めん。登山道の両脇にロープが張られて道が狭くなつてゐて、ほとんど一列で行くしかない。誰かが休めば列が動かなくなる。カーブの所で少し道が広くなると、普段登り慣れてない奴らが瀕死になつて恐ろしく激しい呼吸をしながら休んでゐる。一度休むと動けなくなるので、休まずにゆつくりでも登り続ける方が良い。しかしダメだ。恐ろしくキツい。耳の裏から内部が冷えて三半規管が麻痺して真つ直ぐ歩けない。アホみたいにフラフラする。脚にも力が入らんので何度も何度もコケさうになつた。急に横方向に大きくフラつくので、後ろのオッサンも不安だつただらう。息を大きく吸ひ込むと肺が痛過ぎる。しかし大量の酸素を吸収しないと酸欠で死ぬ。どうすればいいんだ。何でこんな酷い目に遭はねばならんのだ。本気で倒れさうだ。かういふ日なら倒れても発見されずに死ぬなんてことはない。救急車で運んでくれるだらう。でも病院の世話になると金がかかる。倒れるわけにはいかん。最初の階段を登り切つた時点で相当瀕死。だがここからさらに別の試練が襲ひかかる。何と恐ろしい強風。しかも切れるほど冷たい。耳や鼻が削ぎ落とされるやうな感覚。手袋で耳をガードしながらフラフラと歩き続ける。こんなに厚着してこんなに運動してるのにアホみたいに寒い。本気で死にさうだ。もう二度と来ねえよ!つて毎年思ふのだが、何故か来てしまふ。アホだな。あんな粗品ごときのために。初日の出ではなく粗品が目的ですよ。来たからには初日の出も見ないと損だから見るだけだ。初日の出は序でであり、粗品が目的。そんなの当然だらう。ああつらい。2つ目の階段を死にさうになりながら登る。後ろの奴が何か知らんが俺のすぐ後ろに隙間なく寄つて来てて、無言で「早く逝けやボケ!!」と急かしてゐる感じだつた。死ね。階段を登り切つたところで少し道の幅が広くなる。そこで道を譲つてやらうと思つたら、そのバカは階段で無理しすぎたらしく、瀕死になつてやがつた。だつたら最初から急かすなボケ。死ねばいいのに。吐きさうになりながら、倒れさうになりながら、意識朦朧としながら、何とか山頂に辿り着いた。腕時計を見る。5時26分。何ゆゑ?登り始めた時と全く同じぢやねえか。さては引き篭り過ぎてまた時計の電池が切れてたな。さう言へば最近日光に当たつてなかつたな。何日の5時26分で止まつてるんだらう。今日は5時頃に家を出たから、登山開始時には偶然にも大体それぐらゐの時間のはずで、だから時計が止まつてゐることに気付かなかつた。アホか。登頂に何分かかつたか分からんぢやないか。いや、iPodの時計を見よう。6時2分。待て!開始時刻が分からんぢやないか。いや、登山開始時にアルバムの曲を順番で再生し始めたから、今再生中の曲から逆算できる。アホだな。
恐ろしく気分が悪かつた。本気で吐きさうだつた。世界がグルグル回つてゐる。真つ直ぐ歩けん。寒い。脳の裏が痛い。脚に力が入らん。寒さで震へてるのか筋肉が疲労で痙攣してゐるのか区別がつかん。気分が悪くてウンコしたくなつてきた。山頂でウンコなんかできるわけがない。死ね。アホみたいにキツい。気を抜くと死ぬぞ。それにしても人が多い。去年よりかなり多い。去年は数百人程度な感じだつたが、今年は何倍も多いぞ。去年は雲が出てて日の出が見えない可能性があつたから来なかつたのかもしれない。ジジババが多い。若い奴もかなり多い。中学・高校ぐらゐの奴が異常に多い。だが俺ぐらゐの年代は極端に少ない。一人で来てる奴は激レアな感じ。もしかしたら俺だけかもしれない。他人と一緒ぢやないと日の出も見れない無能どもが。ずいぶん長く休憩し、少しモワモワ感が消えてきた頃に場所移動。よく見えさうな感じの場所へ。どこから日が昇つて来るか正確には覚えてゐない。まあどこからでも見えるだらう。暗いうちからデジカメで東の空を撮影し始めた。人がどんどんどんどん増えていく。身動きが取れんほどに増えていく。何だこれ。休憩小屋は早い時間から満員だつた。俺が登つた時には既に満員電車状態。その外で良い場所を探すしかない。だいぶ明るくなつても日の出までは相当時間がある。待つのが死ぬほど苦痛。アホみたいに寒い。寒過ぎて寒過ぎてウンコが出さう。脳も痛い。早く帰りたい。もう二度と来たくない。散々待つて漸く日の出。木が邪魔!!ふざけんなボケ!!!
素早く大量に撮影し、10分も待たずに下山。恐ろしい勢ひで帰りたい。しかし帰れない。登山道に張られたロープのせゐで大渋滞。登山道で全く身動きが取れず列に並ぶ。アホか。早く行け。途中で南の方の小牧方面の景色を撮影。最下段左の画像。遠くに見えるビルが2本並んでるやつが名駅のビル。平野部の右の方の真ん中ら辺に薄つぺらい丘みたいなのがあるが、あれが小牧山。山頂には小牧城があるはずだが見えない。上のサムネイルをクリック(若しくは選択してEnterキーを押す等)すると解像度の大きい画像が見れます。画像が見れない環境の人は見れません。
脚が猛烈に痙攣する。足を地面についてグッと力を入れるとブルブル震へる。階段状の場所を下りる時、一歩一歩痙攣しまくつてゐた。何だこれ。下山後にiPodで時計を確認。7時40分。下山に29分もかかつた。普通は10分で下りる。人が邪魔で無理だつた。下山後は速攻帰宅。手袋が果てしなく無意味。アホみたいに冷える。凍傷確定な感じ。家に帰り、速攻で掲示板に初日の出を見たことを書き殴り、恐ろしい勢ひで風呂へ。まづは手をお湯につける。全く感覚が無い。熱いのか冷たいのかすら分からない。全身にお湯をかけて極楽気分を味はつた。でも寒い。風呂の換気扇は切つてある。でも何をやつても寒い。体を洗つてゐるうちに冷える。何でこんなに寒いんだ。湯船に浸かり、骨の髄まで温めようと思ふのだが、全く温もらん。温度は42度にしてあつたんだが、ぬる過ぎてどうにもならん。何故だ。普段は熱くて長時間入る気にならん温度だぞ。43度にしてみた。タンパク質が変性するぞ。それでも熱いといふ感じではない。湯船から出ると寒過ぎて死にさうなので、お湯から出ることができん。何だこれ。湯から出れる気がしない。外の温度を上げるしかない。でも無理。恐ろしく長い時間風呂で過ごし、意を決して風呂を出た。風呂に入る前に自室の暖房をつけておいた。素早く服を着て部屋へ。エアコンの下で温もる。骨の髄の中身まで冷え切つたんだな。安定してから適当に飯を食ひ、昼頃に寝た。
夜中4時頃に起きた。親と弟がいつの間にか下呂から帰つてきてた。ホテルのビンゴで1等を当てたとか言つてフェラーリの巨大なラジコンが置いてあつた。アホか。無駄なところで運を使ひやがつて。肝心なところでは運を発揮できんのに無駄なところで強運を発揮する家系だな。JRで行つたらしく、帰りは大変だつたやうだ。巨大なラジコンを包装紙も無く生で持つて好奇の目に晒され、持つ所も無くて相当大変だつたとか。逆に当たらん方が良かつたのではないかと思ふ。弟が旅行から帰つてF店でスー海を打つたらしい。正月はパチ屋行かんと言つてたのに。行かんと言ひつつ絶対行くと予言しておいた。それでも行かんと言ひ張つてたんだが、やはり行つたらしい。毎年同じパターンだな。行くなら最初から行くつて言へばいいのに無駄に意地張つてアホみたいだな。依存症だな。そんなに行きたいもんかね?依存症の気持ちが全く分からん。折角の正月休みを何故パチ屋なんかで無駄に過ごすんだらう。休みが終つたらまた毎日会社でくだらん労働を強ひられる毎日なんだらう?折角の休みぐらゐもつと有意義に過ごせば良いと思ふんだが。パチごときを思ひつく限りの最大に有意義な過ごし方だと思つてたりするのかな。さすがにそれは無いよな。もしさうなら恐ろしく悲惨な人生だぞ。依存症ぢやなくて良かつたと心の底から思ふ。この様子だと宝くじで大金当ててもパチ屋に捨てに行くんだらうね。何が面白いのか全く理解できん。働いてて収入あるならパチ屋なんか行く必要無いだらうに。しかも今は極悪回収期でマグレ以外の勝ちが無い。パチそのものが好きならプレステのパチゲーでもやつてれば良いと思ふ。何故わざわざ貴重な時間と金を捨ててまでパチ屋なんか行くんだらう。どうにも理解できん。マゾか気違ひだと判断せざるを得ない。絶対をかしい。他にやること無いのか。
といふわけで、何がめでたいのかよく分からんが、取り敢へず明けましておめでたうございます。今年もよろしくお願ひします。ここで今年の抱負なんぞをズバババンッ!と語つてみようと思ひます。ここで無茶な目標を設定したりすると無意味に苦しむことになるので簡潔に一つだけ。
無駄にウンコを我慢せず、チャンスがあれば必ずウンコする。以上。
公開日時 | 不明 |
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URL | https://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20070101 |
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