海の近くに住みたい
話題:水族館
公開日時: 不明
1時頃起きてダラダラとネットやったりB'zのイカロスのソロを練習したりしてたら朝になった。そのまま行けば昼頃に急激に眠くなって寝るといういつものパターンだろう。どうせなら水族館でも行くか!と思い、風呂入ってパン食って疲れて寝そうになったけど無理に気力を振り絞って出掛けてみた。水族館へ行くならMDを持って行かねばならぬ。名港水族館と言えばMIKI@かT・W・Oと決まっている。だがそれだと懐かし過ぎるのでHouse Of Stringsで復讐することにした。前回行った時、たぶん犬土偶日記にも書いたと思うんだが、House Of StringsをMDにダビングしたはずなのに現地に着いて再生してみたらBLANK DISCと表示されるウンコな狙われ方をした悲劇的な思い出があるのだ。今度こそHouse Of Stringsを聞く。まずはMDにダビングだ。と思ったらその以前の問題でしばらく使ってなかったコンポのMDプレーヤーがぶっ壊れてDISCを認識しなくなっていた。色々頑張ってみたがダビングすらできないので諦めた。死ね。ついでにハードディスクとかマルチエフェクタとか買うつもりで財布に12万ほど入れて家を出たのが9時ちょい過ぎ。今日はイタリア村にも行ってみるつもりだった。
直で水族館へ行くなら名鉄で金山まで行ってそこから地下鉄名港線というルートだが、その前に名駅に寄ることにした。三省堂で本を買う。色々と欲しい本があったんだが、かさばるので1冊だけ買うことにした。俺のサイトの掲示板で電気羊さんに薦められた宮部みゆきの魔術はささやくという小説を買うことに決めた。それを読みながら地下鉄で名古屋港へ。電車を降りた瞬間に潮の香りがけたたましく漂う。懐かしい。前回来た時はまだイタリア村がなかった。そのせいもあるのかもしれんが今日はいつもより人が多かった。ウザいな。土日祝日にガーデン埠頭に行くのはキチガイだと思う。それを避けてもこれだけ人がいる。というか今日って祝日じゃないよな。なんでこんなに人がいるんだ。社会人は働け。学生は学校行け。それ以外は引き篭もれ。平日に遊びに行くのは俺だけでいい。でもまぁ土日と比べるとほとんど人がいないと言ってもいいぐらいの人数なので我慢しよう。というか1人でガーデン埠頭に行く俺もなかなか凄いと思う。大学時代前半だったら1人でガーデン埠頭に行こうなんて思いもしなかっただろう。俺のそばを歩いてたやつらはみんなイタリア村か水族館へ向かって消えていった。俺は1人だけ直進。すぐに目的地に向かうのは素人。まずはつどいの広場で休憩だ。電車に揺られて1時間半。これだけで死ぬほど疲労するのだ。もう帰りたいという気持ちすらある。もう歩きたくない。でもまだまだこれからなのだ。気合入れて休憩だ。まずはつどいの広場の北側にある便所へ。ここのウンコ部屋の左から2番目の壁には「藤本美貴 愛してる〜〜〜!!」と油性マジックで書いてある。ここに来たらとりあえずコレを見ておかねばならない気になる。何度も何度も何度も何度も言うが犯人は俺じゃないぞ。って言えば言うほど俺が犯人みたいな感じだが、さすがの俺もそこまでモラルは低くない。俺はそんなことはしない。例え愛していてもだ。別にウンコしたいわけじゃないけど何となくここに来たらこれを見ておかねばならんような気になる。清掃の人が必死に消そうとした跡もあるんだが、油性マジックなのでなかなか消えない。もう3年ぐらい前からずっと消えずに残っている。愛してる〜!の部分はほとんど消えてるんだが、藤本美貴の部分はかなり読める。相当力強く書いたんだろうな。アイドルヲタって怖いね。ウンコ部屋を出てから近くの自販機で午後ティーを買ってつどいの広場のベンチに座ってあややの「気がつけば あなた」を脳内で口ずさみながら飲む。既に疲れすぎて帰りたい。
遊覧船の出航時間が迫ってて何度も乗船を急かす放送が流れている。でも俺は乗らない。水族館へ行くのが目的だ。JETTYの前を通っていくと面白くないし何故か疲労の度合いが激しい気がするのでポートブリッジを渡って水族館へ向かう。橋の上から遊覧船乗り場を見たら若いカップルが乗り込んだだけで他には客がいなかった。やはり平日だとそんなものか。橋を渡り切って水族館の入り口へ。入場券は買わない。年間パスがある。期限は今月の25日。まだ買った日しか行ってない。通常料金2000円で年間パスは5000円。2回半入場しないと元が取れない。今日2回入れば元は取れる。同じ日に2回入ることに意味があるのかどうかは分からない。だが2回入ればとりあえず元は取れる。でも負けた気分。もう1回来ないと真の勝ちとは言えないことを脳の裏で理解してるから常に歯を食い縛ってるような感じ。凄いストレスだ。年間パスを買った時は5回ぐらいは来るつもりだった。だが恐ろしいほどの金欠で交通費が無くて行けないという無残な1年だった。財布から年間パスを出し、入り口で見せて入場。
入ってすぐのところでシャチとイルカを堪能。心が和む。イルカ水槽の後ろにある薄暗いところでベルーガを見た。去年ベルーガの子供が生まれたばかりだ。前回来た時はシロイルカのくせに黒い子供を見たんだが、今回はいなくなってた。成長して見分けがつかなくなったのかと思ったが、どうやら別の水槽に移してて今は公開してないらしい。
北館はバンドウイルカとシャチとベルーガしかいないので長時間見ててもすぐに飽きる。まずは全部見ることにして南館へ。ちょっと前にどこかからマグロを大量に持って来て入れたと水族館のサイトに書いてあったので期待してたんだが、あまり増えてるようには感じなかったし、巨大なマグロがいたわけでもないのでちょっと拍子抜けした。でもマグロ&カツオの水槽は結構お気に入り。しばらく眺めてた。俺の後から来たオッサンが旨そうだなと呟いてた。みんな考えることは同じ。魚食いてぇ!めちゃめちゃ食いてぇ!
マグロ水槽のすぐ横にあるトンネル状の水槽にはいつもイワシの群れがいた。でも今日は違った。小さいブルーギルみたいな形の赤っぽい魚と、変なサメみたいなのがいた。イワシは乱獲とかで激減して高級魚になったからもう入れてないのかなと思いながらトンネルを抜けてその先の細かいやつを見てた。少し奥に行った所の、昔イカを飼育してた円柱形の水槽に大量のイワシがいた。名港水族館のイワシはいつも激烈に痩せて瀕死な感じだが、今日のイワシはサイズもデカいし丸々と太ってめちゃめちゃ旨そうだった。魚食いまくりてぇ〜!その辺りで後ろから続々と団体客がきた。どこかの修学旅行と重なったらしい。悲劇だな。人の少ない平日を狙って来てるのにそうやって毎回必ず無駄に人が多い。狙われてないと思える要素がダニの糞ほどもない。鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい。早く帰ってくれ。隣のシートレインランドの方が面白いよ。そっちに行った方が良いよ。
深海の海は本物の魚がいないのでスルー。タカアシガニだけ本物だが、奴は微動だにしないので模型なんじゃないかと疑ったこともある。だが良く見ると口元が少しだけ動いてる。精巧な動く模型なのかもしれんけど。ちなみにタカアシガニと高橋愛は母音が完全一致。だからどうしたと言われても良さが分からん奴はダメだとしか言いようがない。
深海の海を抜けて次は赤道の海。なんとなくジョジョ3部を思い出す。ここは相変わらず派手な魚が多い。でもなんかあまり好きになれない。とりあえず立ち止まって少し見るけど特に何の感動もない。エスカレーターを昇って赤道の海の上半分を覗く。小さい熱帯魚みたいなのが大量にいる。下の方には大きめの魚が多かったんだが上の方は小さいのが多い。今年生まれたアカウミガメの子供がフロアの中心の四角柱型の水槽にいる。毎年名古屋港水族館で繁殖してるらしい。その横にはデカいウミガメの水槽があってカメがゆっくり泳いでいる。個体識別のために甲羅にペンキで印が付けられてるのが面白い。カメの骨の標本が天井からぶら下がってるエスカレーターを昇って先へ。赤道の海を水面より上から見下ろす。結構ハッキリ見える。珊瑚礁が気持ち悪い。ああいうのは生理的に受け付けない。海に行っても海藻とか珊瑚とかが足に触れると猛烈に鳥肌が立つ。下手すると足を攣ったりする。とにかくめちゃめちゃ気持ちが悪い。
赤道の海を越えてオーストラリアの淡水コーナーへ。スッポンみたいなカメとかアロワナとかがいる。ここのカメも卵産んで増えたらしく、子供のカメが小さい水槽に隔離されて展示されていた。後ろを歩いてたオバチャンが清掃員にペンギンはどこですか?って聞いてた。
南極の海。オキアミとか小さい変な魚とかをとりあえず見る。天井には巨大なクジラの模型が吊るしてある。床には南極大陸の地図が書いてある。俺は南極が好きだ。いつか南極に行ってみたいと本気で思っている。巨大なクジラも生きたまま展示すればいいと思うんだが、さすがに無理があるかもしれない。イルカとシャチだけで限界か。シロナガスクジラとか展示したらすげぇと思うんだけど狭すぎて生きられないかもしれんな。というか一番デカい水槽にも入りきらんか。そんな巨大なクジラを生け捕りにするのも難しいだろうしな。何より動物愛護団体がめちゃめちゃうるさいだろうな。名古屋港水族館にシャチを入れる時にも一騒動あったみたいだし。南極の地図の上に書かれた文字とかを適当に読んでからペンギンコーナーへ。鳥のくせに泳いでる時はイルカみたいな形をしてて面白い。デカいペンギンは全く動かずに氷の上に立っている。何体かは模型の可能性もある。
ペンギンコーナーを抜けてシネマ館へ。縦17m、横23mの巨大スクリーンでしかもハイビジョン。視界いっぱいの映像で迫力がある。名古屋港水族館に来たらコレを見ないとダメだ。イルカショーよりもこちらの方が凄い。今上映してるのは「オーストラリア」と「オーシャンワンダーランド」の2つ。1本40分で1時間ごとに交互にやっている。ちょうどオーシャンワンダーランドが終わったところだったので、客が帰った後に一番良い席に座り、本を読みながら20分待つ。スクリーンが巨大なので張り切って最前列を取ったりすると死ぬ。一番後ろでもちょうどいいぐらいだ。でも一番後ろだと何となく嫌なので後ろから2番目の列の真ん中ら辺に座る。いつもの特等席。来る途中で買った「魔術はささやく」を読みながらひたすら上映開始を待つ。3ヶ月とか半年で上映作品が変わる。今まで色んなのを見てきた。チンパンジーの生態とかグレートバリアリーフのやつとかアーネストシャクルトンの南極探検のやつとか。今回はどんなやつかなーと思いながら楽しみにしてた。12時になって「オーストラリア」が始まった。なかなか良かった。まずはオーストラリア大陸に住む独特な動物の紹介。カンガルーとかコアラとか。大陸の色んな場所を飛行機で撮影した映像が凄い迫力。ハイビジョンで画質が鮮明なのにスクリーンが巨大で視界の端から端まで全部映像なのでまるで自分が空を飛んでるみたいな感じになる。以下略。興味ある奴は自分で見に行け。3月末までやってるらしいぞ。
終わったらすぐに北館に戻る。13時からイルカパフォーマンスがある。連絡通路を通って北館に戻ったところにあるエスカレーターで北館3階へ。3階というか屋上というか。アホみたいに寒い。死ぬほど寒い。何だこれ。さすがに海のそばは寒い。気が狂いそうなほど寒い。叫びそうなほど寒い。ダメだ。上着なしで来たのは無謀すぎた。死ね俺。売店でフライドポテトとホットコーヒーを買った。北館3階の売店は手前の店にしろ。奥は不味いしヌルいしベチャベチャして最悪だが手前の店は割と普通だ。結構通い詰めてる俺が言ってるんだから信用しても問題はないはずだぞ。騙されてるかもしれんと疑う奴は奥で買え。イルカパフォーマンスはどこの席で見るか毎回迷う。最前列は論外。水飛沫がかかりまくって死ぬ。この季節だと本気で死ぬ。飛沫というような生温いものじゃない。シャチのトレーニング時は下手するとバケツ三杯分ぐらいは軽く一撃で来る。最前列に行く奴は素人かマゾ。だが最前列にはメリットもある。カメラに映らないから晒し者にされなくて済むのだ。それは激しく魅力的。知らない人のために説明しておくと、名古屋港水族館のイルカパフォーマンスのプールには巨大なスクリーンとカメラがあってスタッフが客席を映して晒し者にするのだ。ショーが始まる前とかちょっと間が空いた時とかに。狙われるのは主に家族連れ、特に赤ん坊がいるところ。次に狙われるのがカップル。寂しげなリーマン1人とかが狙われたことはないから俺も晒される心配はないと思う。だが直接俺が狙われなくてもガキが隣にいたりしたら俺も映されてしまう。だからそういうところは避けねばならない。昔はカメラの駆動範囲を考えて死角になる場所を探して座ってたが、今はそこまですることはないかと思ってガキを慎重に避けながら座っている。後から家族連れが来て俺の近くに座ったら当然移動だ。俺を映すな。殺すぞ。で、イルカパフォーマンス。いつも通り。イルカの技には色々種類があって、日によってやる技が違うんだが、たぶん俺は全種類見てるので新しい技を見ることはもうない。今日もジェイというイルカがフリスビーをキャッチする定番のやつがメインだった。今まで見た感じだとジェイとエムがここでは優秀なイルカのようだ。まぁ俺は見た目では区別できんけどな。トレーナーがそう呼んでるからそうなんだと認識できるだけ。やはり今日も新しい技を見ることなくいつも通りの感じで終了。
イルカパフォーマンスの後はシャチのトレーニング。運動や頭の体操が目的でパフォーマンスの練習ではありませんみたいな注意書きがスクリーンに表示されてた。ジャンプさせたり吊るしたボールを突付かせたりして明らかにパフォーマンスの練習なんだが、動物愛護団体がうるさいんだろうなというのがひしひしと伝わってくる。寒くて寒くて死にそうだった。去年見た時よりはシャチのジャンプが上手くなってて客席に水を飛ばす量が少なくなってた。前回見た時はガキがモロに食らって海に落ちたみたいに濡れてたんだが、今回はそこまで激しく客席に水が飛ぶようなことはなかった。それでも結構濡れた奴は濡れたと思う。早く終わって欲しかった。寒すぎてマジで瀕死。日が沈んだらもっと寒くなるだろう。無事に家に帰れる自信がない。イタリア村で上着を買おうと真剣に思った。クソ高いに違いないんだが財布には結構金が入ってる。でもやっぱりあまり金は使いたくない。とりあえずシャチトレーニングは早く終わって欲しかった。寒すぎて死にそう。そんな状況で近くに来た家族連れがポップコーンを撒いて鳩にエサをやりやがった。そこら中から鳩が大量に集まってきて地獄絵図ですよ。俺に向かって真正面から一直線に突っ込んできてギリギリで急上昇するとか、人をバカにしてるとしか思えんような動きで群れて飛びまくる。頭の周りのバサバサ不快な音を立てやがって猛烈に不安になる。ガキが俺にポップコーンを投げてるんじゃないかと思えるぐらい俺に群がってる感じだった。DQN親子は死ね。エサをやるなってスタッフも言ってただろうが。調子に乗りやがってクソが。鳩も鳥のくせに俺をコケにしやがって。このままではウンコぶっかけられそうな気がしたので移動することにした。ちょうどシャチトレーニングが終わりそうな感じだったので帰ることにした。
1階のアンダーウォータービューへ。パフォーマンス用プールを下から見れる場所。そこで寝そべって本を読む。15時上映のオーシャンワンダーランドのための時間調整。トレーニングを終えたシャチが悠然と泳ぐのを見ながらくつろいで読書。室内なので風も吹かない。めちゃめちゃ快適。急激に眠くなってきた。1時に起きたからもう寝る時間だ。それにすでに何週間分も歩いたので脚も痛い。脚の付根のスジが痛い。最近では大阪に行った時やB'zのライブに行った時になった。ちょっと歩くと脚の付根の内側のスジが恐ろしく痛くなってまともに歩けなくなる。引き篭もり過ぎてまともな運動もできない体になっている。これはヤバい。まだイタリア村にも行かねばならんし、ハードディスクを買いに大須にも行かねばならんし、マルチエフェクタを買いに楽器屋にも行かねばならん。もう無理。今すぐどこでもドアで家に帰って寝たい。これ以上歩ける気がしない。
時間を見計らって南館へ。南館入り口付近に魚や亀のフィギュアのガチャガチャがあった。暇だったので1つやってみた。マサバが欲しかったけどキイロハギが出た。だからと言ってムキになって追い銭したりはしない。かさばるしな。どこかの老人の団体が来ててそこのロビーで大勢でくつろいでた。寒さでやられたから温かい物でも飲もう思ってたんだが、座る場所がなかった。狙われすぎ。それでも熱いジュースを買ってそこら辺をウロウロ歩き回りながら飲んだ。飲食物はそのスペースより奥に持ち込んではいけないのだ。飲み干して容器を捨ててズバッと南館へ。以前は裏技で隠し通路を通っていきなりシネマ館へ行くこともできたんだが、最近は封鎖されてて進入できないので通常経路を辿って遠回りしないといけない。マグロ、深海、赤道、亀、オーストラリア、南極、ペンギンと華麗にスルーして一番奥へ。ちょうどいい時間に辿り着いた。そしてオーシャンワンダーランドを見た。内容はウミガメの視点で珊瑚礁を見て回るようなやつ。あまり迫力もないし大して面白いとも思わなかった。昔プレステでアクアノートの休日っていうのがあったが、あれをリアルにした感じだった。オーストラリアの方が圧倒的に面白かった。
いつの間にかどこかの子供会か幼稚園の遠足みたいな団体が来ててますます鬱陶しい。団体客だらけ。人多過ぎ。できればもっと人がいない環境で静かに楽しみたかった。とにかく疲れまくった。立ってるだけで死にそうだった。もう動けんと思った。仕方がないのでまた北館1階奥のところで寝転んで本を読みながら疲れを癒す。キリのいいところまで本を読んでから退館。本当はここでもう一度入館しないと年間パスの元が取れんのだが、ここで無理に元を取っても空しいだけだし、もはやそんな余裕は全くなかったので素直に帰ることにした。外に出たらますます寒くなっていた。無理。凍死する。なんでこんなに寒いんだ。殺すぞボケが。ポートブリッジを渡りながら名古屋港の汚い海を眺めた。もうすぐ日が沈む。昼前からこんな時間までずっと水族館にいたのか。すげぇな。1人だからこそできる。もし誰かと一緒だったらこんなことはできんだろう。寝そべって本読んで休憩とかあり得んからな。やはり1人はいい。自分の都合だけを考えて自分のやりたいようにできる。他人が一緒だと思うように動けんから楽しさ半減だ。1人では行きにくいところ、例えばカラオケとか遊園地とかは他人と行くしかないが、1人で行けるところは可能な限り1人で行った方が断然楽しめる。誰にも邪魔されない。震えるほど心地良い。
さて、イタリア村へ。無理。もう体力も限界。脚のスジを傷めて普通の歩き方で歩けない。しかも寒すぎる。そしてアホみたいに眠い。絶対無理。なんで俺ばっかりこんな目に遭わねばならんのだと脳内で呟きながら歯を食い縛って半泣き。そのまま地下鉄の駅へ。階段がつらい。脚が痛過ぎる。でもまだすんなり帰るわけにはいかん。まずは大須へ。しかし乗り換えは面倒だ。地下鉄の乗り換えは無駄に歩かされる。上前津で乗り換えて1駅分行って大須観音で降りるよりは上前津で降りて歩いた方がいい。というわけで上前津で降りて歩く。もう日が沈む寸前でしかもビルが高いから太陽の位置で方角を確かめることができない。地上に出た時点で自分がどっちを向いてるか分からないからまずは太陽を見て方角を把握しないと目的地に辿り着けない。名古屋の地下鉄路線図は大体頭に入ってるから方角さえ分かればあとは知らない場所でも簡単に歩いて目的地に着ける。でも最初の段階で自分がどっちを向いてるか分からないとキツい。仕方がないので適当に歩いて道路標識を見ることにした。ハズれだった。逆方向に歩いてた。こんな死にそうな状態で無駄に歩いたら本当に死ぬぞ。
何とか知ってる場所に出て一安心。だがここからだいぶ歩かねばならん。GOODWILLとかドスパラとかがある通りをひたすら歩く。そこら辺の店で適当にHDDを物色する。250GBで1万ぐらいなら買う。可児のコンプマートでは13000円もしやがったが、ここなら10000円ぐらいで買えるだろう。色々見て回った結果、GOODWILLが一番安かった。あとはリムーバブルケースだ。もう本体にはHDDを入れるスペースがない。電源も足りない。かと言ってこの先も外付けで追加し続けるわけにはいかない。リムーバブルケースが最良の選択に思えた。でも外付けリムーバブルケースって意外と高いのね。結局HDDと合わせて23000円ぐらいになった。値段は別に構わんのだが、重さがヤバい。こんなの家まで持って帰れる自信はない。酷すぎる。なんで俺ばっかりこんな目に遭わねばならんのだ。そのまま近くの三洋堂へ。ここはPC関連の専門書が豊富に揃ってる。PerlとPHPの本を買おうと思っていたのでそのコーナーに行って色々と少しずつ立ち読みして良さげなのを選んだ。自分の今のレベルに合ったやつで分かりやすそうなやつを。2冊で約6000円。なんでPC関連の本ってこんなに無駄に高いんだ?ボッタクリだろ。で、分厚い本なのでさらに致命的に重量が増えて瀕死。袋の持つところが手に食い込んで指が千切れそう。寒さのせいで痛みも激しい。半泣きから全泣きに近い状態になっていた。
今度は楽器屋へ。もうこれ以上物を買うのは自殺に思える。珍しく金銭的な面では心配する必要が無いが、これ以上荷物が増えると家に帰れなくなる可能性が出てきた。それでもギターの弦だけは買わねばならぬ。誕生日にAge君に買ってもらった弦が1セット残ってるが、それを使ったらもうストックは全くない。だから最後の最後までそれを使うことができない。今の時点で詰んでる。もう限界状態だ。弦だけは絶対に買わねばならぬのだ。で矢場町のパルコまで歩く。もう脚も腕も手も痛い。というか気絶寸前。パルコ西館から入り、上の方の階から連絡通路を通って東館へ。5階の島村楽器で色々買う。松本孝弘のHouse Of Stringsのギタースコアをついに手に入れた。そしてギター教則DVDを2本買った。あとは予定通りギターの弦を7セット。これだけあればしばらく大丈夫。ついでにピック6枚。本当はマルチエフェクタも買う予定だったんだが、もうどう考えても重量的に限界だった。これ以上荷物が増えたら腕が取れる。無理。こんな理由で買うのを諦めるというのもなかなか珍しい。エフェクタはまたの機会に。その時まで金が残ってればいいが。
パルコ地下から地下鉄名城線で金山へ。ちょうど御嵩行きが来る時間だった。座れなかったら即死。完全なる死が待っている。何としても座らねばならぬ。電車に飛び乗り、最後の最後に1つ残った激狭な空席に滑り込んだ。マジで狭いんですけど。何で両隣の奴はそんなに俺を押し潰そうとするの?3人席に3人座ってて何で真ん中の俺の空間が0.6人分ぐらいしかないの?ていうかそんな隙間に無理矢理入ろうとする俺もなかなかのものだが、座らなきゃ確実に死んでたからしょうがない。本を読みながら電車に揺られてさらに疲労を蓄積。西可児まで乗り換えなしで直通だったのはありがたい。電車を降りたらますます寒くなってた。全泣き。目も食い縛る。袋の持つところが手に食い込んで死ぬほど痛い。ほんとに指が取れそうだ。10kgぐらいあるんじゃねぇのか?殺すぞ。あと少しだ。家に帰ればあとは日記を書き殴って爆睡できる。飯なんか食う余裕はない。絶叫しながら深い眠りに落ちてやる。
歯を食い縛りまくりながら帰宅。震えすぎて死にそう。まずは久しぶりにmixiに日記を書いた。ここよりはずいぶん分量少なめで内容も薄いけど。で、その後何度も気を失いそうになりながらこの犬土偶日記を書いている。もちろんウイスキーを原液で舐め回しながら。せっかく買ったHDDもまだ繋いでない。たぶん作業は明日以降になる。もうさっさと日記書き終えて旅立ちたい。それしか考えられない。明日はP店でポキール星人を打つつもりだがきっと夜まで爆睡だろうと思う。もうここら辺で日記終えていいだろ?寝させろ。おやすミキティ!
話題:水族館
公開日時 | 不明 |
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本文文字数 | 10332文字 (タグ込み) |
URL | https://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20051116 |
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