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犬土偶日記

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2005年09月10日

B'z LIVE-GYM 2005 CIRCLE OF ROCK in ナゴヤドーム 1日目

公開日時: 不明

注)ネタバレを大量に含むため、大阪ドームに行くつもりの人はライブ終了まで読まないことをお勧めします。予習していくと楽しみが半減します。曲を聴き込んでいくのは良いけどライブの内容自体は知らない方がいい。

16時半開場、18時半開演。まずはどうやってドームまで行くかで悩んだ。1人で行くなら断然JR1本だ。下切まで原付でそこから太多線&中央線で大曽根まで行って15分歩く。1人の時はいつもそう。でも今回は椅子タンと行く。ということは電車で行くにしてもまずは駅までは車で行かねばならん。そこでいきなり駐車場の問題が出てくる。下切や可児駅には車を停めるところなどなさそうだ。一昨年のBIG MACHINEツアーの時は車を使用しない方向で考えて椅子タンのアパートから名鉄可児川駅まで歩き、そこから名鉄の新可児まで乗り、そこからJRでという面倒なパターンになった。しかもウンコエナジーに狙われて、帰りに悲劇的なことが起こった。JRで多治見まではすんなり戻って来れたんだが、そこから次の太多線可児方面行きが出発するまで40分だか50分だか待たされた。11月末の寒い季節にライブで疲れ果てて瀕死になりながら待たされた。そして可児駅に着いたら名鉄の終電が出た後だった。地元に戻ってきてるのに帰れない。可児駅から歩くのはさすがに無理がある。俺が確実に過労死だ。結局うちの親に迎えにきてもらうことなった。そういう悲劇にまた襲われるかもしれないからできればJRだけで行きたい。名鉄&地下鉄で行こうとすると恐ろしく時間が掛かるのでそれは避けねばならない。ELEVENのツアーの時、俺はまだ大学行ってて名鉄の定期が生きてたから交通費を浮かすために名鉄で無理矢理行ったことがある。めちゃめちゃ大変だった。乗り換えが多すぎる。一番楽なのは金山まで行ってそこから地下鉄名城線でドームまで行く経路だが、名古屋の南まで行ってまた名古屋の北まで行かねばならん。激しく効率が悪い。上小田井から鶴舞線に入り、上前津から名城線でも多少遠回りになる。距離的に最短になるのは名鉄で上小田井まで行き、そこから地下鉄鶴舞線に乗り、丸の内で地下鉄桜通線に乗り換え、久屋大通りで地下鉄名城線に乗り換えてドームへ行くパターンだ。ELEVENの時は確かこんな複雑な経路だった。地下鉄の乗り換えで結構無駄に歩かされたりするので体力の消耗も半端ではないし時間も掛かる。JRで行く場合の倍ぐらい時間が掛かったような記憶がある。できれば名鉄は避けたい。しかし椅子タンのアパートや俺の家から車でJRの駅へ行くと駐車場が問題になるのだ。ドームまで車で行くこともできることはできるのだが、駐車場問題で命に関わる。あの辺りは駐車場がほとんど無い。あっても激烈に高い。ボッタクリだ。ドーム内駐車場は一般には開放しないっぽい。しても無駄だ。5万人も来るのにそう簡単に停められるものではない。迂闊にも車で来てしまった奴らのせいで大渋滞を起こす。大曽根駅からドームまで歩いて15分の道路を車で30分以上かかる悲劇。以前、浜崎あゆみのライブをドームに見に行った時にハマった。恐ろしい渋滞に巻き込まれ、駐車場はどこも満車。開演時刻をとっくに過ぎてるのに渋滞が緩和される気配もない。ドームまでようやく辿り着いても交通整理の奴が無情にも大曽根駅より向こうの徒歩20分ぐらいのところなら空いてると思うとか言いやがる。既に開演時刻を大幅に過ぎてるのにそこまで行くのに数十分。そこから20分。絶対に間に合わない状況。適当に路上駐車しかもう道は残されてなかったんだが、椅子タンがそれだけはダメだと強烈に拒んだ。恐らく免停寸前だったからだろう。ウンコエナジーの的だ。既に狙われてたんだけどな。で、結局チケットを1枚椅子タンに渡し、俺だけ先にドームへ行くことになった。開演が50分も遅れるという幸運に助けられて俺だけはギリギリ開演に間に合った。普通だったら50分遅れたら殺意フルパワーだぞ。大体どの歌手でも5〜15分遅れで始まるが、50分遅れなんて聞いたこともない。豊田スタジアムで見た時もかなり遅れて始まったから、浜崎に関してはそれが普通なのだろう。で、椅子タンは大曽根よりも西の方の民家に停めさせてもらって猛ダッシュでドームに来て3曲目ぐらいで何とか席に着いた。そういうことがあるので、できれば車で直接ドームに行くのは避けたいのだ。最初からドームより遠い場所に駐車場を見つけて狙いを定めておくならいいんだが、そうでない場合は危険すぎる。で、前回のバンド練習の帰りに、車で適当にどこかのJRの駅まで行ってそここからJRに乗るのはどうかと提案してみたりした。木曜ぐらいにネットで駐車場の値段とか調べてメールで色々なパターンを提案しておいた。JR中央線の神領駅の付近の駐車場が一番安い。ガソリン代や電車賃も考慮してそこがベストだろうと思われた。だが、ネットの情報はあてにならない。いつの情報か分からないからだ。値段が変わってることはザラにあるだろうし、駐車場が無くなってるなんてことも十分にあり得る。高蔵寺、春日井辺りは駐車場の値段が高めだが、駐車場が全く無いことはないだろう。神領辺りを狙ってみて、無ければ春日井へ行ってみるのでもいいかもしれないと思った。高蔵寺は万博の客で駐車場が埋まってる気がするし高いのでとりあえずパス。そんな感じの計画をメールで送っておいた。電車が一番安全だが、車で行くと交通費の節約になる。なかなか難しいところだ。結局ルートが完璧には決まらないまま当日になった。・・・いかん。このペースで詳しく書き過ぎると恐ろしく長くなる。うちのサイトのライブレポ並になってしまう。ただのtext/html(しかも全て手打ち)であるにも関わらず100KBを超えるような文書を書き上げて公開したりしてる。誰が読むんだよ。1ページ読むだけで1時間以上かかる量だ。犬土偶日記は適度に短くしよう。椅子タンも今回は久しぶりにライブレポを書いてみろって言ってたし、俺も書こうかと思ってたので詳細はそっちに書いてこっちは適当に省略することにする。でも常人の日記よりは長くなるだろう。脳から次々と無駄な言葉が溢れ出てきて文章を短く書くことができないというのもあるが、単純に読む人に苦痛を与えたいという気持ちもあったりなんかして。途中で読むのを諦める人間を想像するだけで涎が出るほどトマジューが飲みたくなる。意味が分からん。

16時ごろに椅子タンが迎えに来ることになっていた。11時半ぐらいに目覚めてパンを食ったりして軽くネットをやってから14時ごろMSNメッセンジャを起動してみた。その瞬間に椅子タンが話し掛けてきた。3時過ぎに迎えに行く予定、だとさ。予定よりずいぶん早い。遅いよりは早い方がいいに決まってるから別にいいんだけど、ライブ前にじっくりギターを弾き倒したいと思ってたので少し予定が狂った。結局まだどうやって行くか決めてなかったのでメッセで適当に話しながら決めた。どういうルートで行っても間違いなくウンコエナジーの餌食にされる。それだけは間違いないのでベストを尽くしても基本的には無駄である。椅子タンはどうやら電車で行くのが面倒だから車だけで行きたいらしい。かなり危険だが車で行って浜崎の時の二の舞になってみるのもいいか?できれば避けたいがネタとしてはいいかもしれん。俺は2公演行くから最悪の場合でも11日だけは見れるだろうし。いや、11日は11日で何か起きそうだからあまり危険は冒さない方がいいかもしれん。でも結局車で行くことになった。15時に迎えに来るらしい。ということで急いでギターの練習開始。何故か15時半ごろ迎えに来たおかげで予定より長めに練習できた。俺が練習しても何の意味もないんだけどな。

雨が降り出した。どんどん強くなる。国道248から多治見方面へ向かう途中のファミマでプリンパンとジュースを買った。プリンパンの中身の黄色いクリームが何故か茶色い汁の味がした。定光寺の辺りの山道を瀬戸方面へ向けて走る。雨が凄い。前が見えんほど激しい。恐ろしい豪雨。しかも何故か渋滞。もうウンコエナジー発動か?と思ったら山から出た辺りで渋滞解消。だが車のナビが壊れてまともに動かない。車が同じ位置でグルグル回り続けてる動きをしてる。時々なるらしい。そのうちディスクの読み込みもまともにできなくなった。肝心な時に使えないらしい。これもウンコエナジーか。いつの間にか名古屋へ。ルート的にナゴヤドームの北東へ辿り着くことになる。そこまではいいんだが、そこから駐車場を探すとなると大変だ。恐らく大曽根駅より西の方まで行かねばならんだろう。ドーム周辺の渋滞は激しいに違いない。開演1時間半前にドームに到着。まずはダメ元でドーム内駐車場を狙ってみる。当然のごとく満車。付近で駐車場を探すが、どこも満車。空いてても3500円とかふざけた値段。3500円あれば半月以上は楽に食っていけるぞ。極悪人どもめ。ドーム北側の大通りに戻り西へ。エイデンの有料駐車場が良さげだが反対車線なのでどこかでUターンせねばならなかった。交差点で気付いた時にはさすがの椅子タンでも既に車線変更できない状態で曲がれなかったし。で、結局線路の下をくぐって駅の西側まで行ってしまった。あまり遠くまで行くと今度はドームまで歩くのが大変になる。遠すぎると開演に間に合わない可能性も出てくる。あらかじめ駐車場を見つけてそこに向かってるわけではなく、探しながら走ってる状態なので下手すると浜崎の時みたいになる。ふと見ると幅の広い道路の真ん中にOZパーキングとか何とか書かれた入り口が見えた。考える間もなく急激に突入。20分100円ぐらいだった。ドーム周辺の3500円と比べると遥かに安い。ちょっと遠いが安い方がいい。無事に駐車場を見つけ、まずはウンコエナジーの付け入る隙を1つ排除できた。奴の糠喜び戦法だろうと思うので油断はしない。地下駐車場から外に出たはいいが、方角が分からない。建物がデカ過ぎて線路も見えない。激しく曇ってて太陽の位置も確認できない。太陽の位置が分かれば名古屋の街ぐらいは知らない場所でも脳内の適当な地下鉄路線図と照らし合わせたりしてほぼ正確に位置を把握しながら歩けるんだが、太陽が出てないとどうしようもない。ビルの隙間からJRの線路を探してみたりしたが見えないのでどうしようもない。そうなったら道路の標識を探すしかない。少し歩いたら道路標識が見えた。多治見とか瀬戸とか書いてあるので自信満々にそちらの方向へ歩く。でも椅子タンはまだ把握してなかったらしい。俺が向かってる方と180度違う方向が目的地だとしばらく思ってたようだ。線路が見えて疑う余地がなくなり、ドーム方向へ向けて歩く。ひたすら歩く。アホみたいに歩く。既に脚が痛いんですが。誰か助けてください。ちょっと歩くだけで脚の付根のスジが痛くなる。大阪でテムジンさんと会った時と同じ症状だ。いや、ギターの弦を買ったり水族館へ行ったりするだけでも同じような状態になる。大体出かけるといつもこうだ。酷くなると本当に真っ直ぐ歩けなくなる。脚を引きずるようにして歩くことになる。激しくみっともない。椅子タンはゆっくり歩くのが暇で暇で仕方がないらしい。その気持ちはよく分かる。俺も大学時代前半ぐらいまではそうだった。ゆっくり歩いてる奴らが邪魔で邪魔で仕方がなかった。でも今は速く歩くことができない。死ぬほどつらい。大曽根駅まで辿り着いた時点でかなり瀕死。そこからまだ20分近く歩かねばならん。ドームに着いてもまだまだ安心はできないのだ。あんな巨大な建物なので、そこに辿り着いても自分の席までまだまだ相当な距離を歩かねばならんのだ。果てしない距離を歩いてようやくドーム入り口まで辿り着いた。入り口と言っても地下鉄のドーム前駅の出口だ。ドームの北西の端。ここからドームまで数百メートル。アホみたいに遠い。もう2ヶ月分以上は確実に歩いた。それでもまだまだ辿り着かない。ダフ屋を華麗に無視してようやくドームへ。既に人が大量にいて鬱陶しい。人ごみが嫌いだ。まずはグッズ売り場へ。CD売り場とファンクラブ入会・更新と通常グッズ売り場とガチャガチャと、色々ある。CD売り場を覗いてみた。ウルトラマンのサントラが欲しかった。松本孝弘監修の映画版サントラ。7月末に出たはずなんだが、当時は死ぬほど金欠で買えなかった。最近になって必死に探しているがどこに行っても売ってない。ライブ会場なら手に入るだろうと期待してたんだが全く売ってない。他はかなりレアなCDも売ってるんだが、俺が欲しいのだけ売ってない。諦めてガチャガチャへ。500円で1枚、専用コインを買わねばならん。パチスロのコインみたいなやつだ。もしかしたらパチスロのコインでできるかもしれない。20円でできるなら儲けものだ。犯罪だろうが何だろうが知ったことではない。明日は家に転がってるスロコインを持って来ようと思った。もし詰まったりしたら逃げればいいだけだ。既に脚が限界に達してたが、今度は普通のグッズ売り場へ。金銭的にキツイので買うのはやめようかと思ったんだが買うことにした。明日になればゆっきーからチケ代を貰える。それからなら余裕で買える。でも荷物が多くなると電車で帰るのが苦痛になる。車で来てる今日買うのがいいだろうと椅子タンも言うので、まぁどうせ買うつもりだし、明日の行きの電車賃だけ残しておけば今買っても問題ないだろう、ということで、激しく買うことにした。と言ってもパンフレットとビニールバッグだけ。ガチャガチャのせいで荷物が増えた。傘も持ってたし。ガチャガチャで椅子タンは小銭入れの赤が出た。俺は小銭入れの黒と、リストバンドの緑(稲)が出た。ビニールバッグに全てぶち込み、まずは便所へ行くことに。歩き過ぎて気分が悪くなってた。ライブ中に便所に行きたくなると何もかもが台無しだ。無理してでも便所へ行っておくのがよい。ドーム内は便所が極端に少ない。しかも男用便所もほとんど全て女用に変えられてて恐ろしい行列に並ばねばならん。便所の7割が女用になってるんだが、それでも女の方が混雑している。恐ろしい列だ。一番後ろに並んでる奴なんて絶対に間に合わんと思うんだが。便所に行きたいと思ってから並んだら絶対間に合わんだろう。男用便所も数が少なくなったせいでアホみたいに並ぶ。時間的にそんな列に並ぶ余裕などない。だがB'zライブでナゴヤドームに行き慣れてる俺には全く問題がない。外の2番ゲート近くの階段を下りたところにある便所なら全く並ばずに使えるのだ。というわけでそこへ。ウンコエナジーに思わぬところで狙われた。どこかのバカが便所でゲロ吐いてそのままにして行きやがった。歩き過ぎて体力尽きて気分悪くなってるところで他人のゲロを見せ付けられた。最悪。死ねボケ。便所の外に出て深呼吸。さて、ライブへ行くか。いつも通り(この日記読んでる奴は知らんだろうが)チケットを裏向きにしてシャッフルして好きな方を椅子タンに引かせる。俺は狙われてるから高確率で悪い方が来る。残り物には福があるとか嘘だから。8割以上の確率だよ。中に入ってみないとどっちがいい席か分からんのだけど、たぶんまた俺の方が悪い席なんだろうなと思った。隣同士だからそんなには違わないんだけどな。

今回はいつもと違ってセンターステージらしい。ドームの真ん中にステージがあって周りが全て客席になっている。いつもは2塁の後ろの方にホームベース側を向いたステージが設置される。今回はいつもと違うので席の場所がよく分からん。アリーナのH7ブロックと言われても分からん。どこにも座席表がない。入り口で貰ったチラシの中に座席表が入ってたがそんなものは席に着いてから見るものだ。結局、チケットに書かれた通路から入ってアリーナ席まで下りて行って、アリーナ内に入ったところでようやく座席表が掲示してあったのを見た。A〜Hまである。ホームベース辺りはEブロックでそこから時計回り。Hブロックはレフトの辺り。ドラムが3塁側を向いてるのでGブロックが正面かもしれない。H7ブロック29列は一番後ろだった。クソ席かよ!!と言いたいところだが、実はかなり近い。以前、GREENツアーの時B5ブロックになったことがある。前から順にABCDEFと並んでるので2ブロック目だ。あの時はかなり近くて感動したものだが、その時と大差ない近さだ。センターステージなのでアリーナならどこでもかなり近い。ちなみにやはり椅子タンの方が少し見やすい席だった。ステージは4本花道が出てて、真ん中の上にディスプレイがある。短冊状の細い縦長のLEDディスプレイが円形に繋ぎ合わされてパチスロのリールを90度倒したような感じになってる。360度どこからでも見えるようになっている。映像は右から左へ向かって常にスクロールしている。ツアータイトルのCIRCLE OF ROCKのロゴが延々と回ってる。一番後ろの席だから、椅子の上に立っても誰の迷惑にもならん。これはもしかしたら最高級の席かもしれんと思ってみたりした。すぐ後ろに思わせぶりな出入り口がある。そこからメンバーが出てくるのかな?と思ってみたりもした。

BGMの洋楽の音量が大きくなった。始まるかと思ったが、どうやら違うようだ。ディスプレイにCGが映し出される。金属のフレームで組まれたロボがステージを組み立てるCDアニメ。よく見たらステージの骨組みがそのロボ2体でできていた。ディスプレイの上で組み合う形になっている。4本の柱はロボの脚なのだ。まぁ今回はロボは動かないんだろうな。あの形では動けないだろう。GREENツアーの時はロボがバンザイしたりしてた。2回ぐらい同じ映像を見せられたり開演前のアナウンスが流れたりして約10分遅れで開始。

電気がついたまま、突然大音量でTHE CIRCLEが流れ始めた。変則オープンチューニングのアコギのイントロと稲葉のボーカルが重なる。でもステージ上には誰もいない。俺たちのすぐ後ろのドアが開いて出てくるのか?と思ったが、そこではなく、HとAの間、H1, H4とA6, A10, A15の横通路からメンバー登場。ステージへ上がる。おい!明日は俺A10ブロックだぞ!激烈にいい場所なんじゃねぇのか?ステージから4本突き出した花道の脇からステージへ上がる。椅子の上に立って見てたら係員に注意された。うるせぇボケ!それぐらいいいだろ。ハラワタ引きずり出して猫に食わせるぞボケが。THE CIRCLEは歌なしでCDと違う感じで長く続く。メンバーが楽器を用意して次の曲を待つ。メンバーはB'zの他にはベースの徳永暁人、ドラムのシェーンガラース、キーボードの増田隆宣、サポートギター&ボーカルの大田紳一郎。お馴染みのメンバー。TAKのギターはダブルカッタウェイのシグネチャーモデルだが色は赤。赤DCは半音下げというイメージが何となくある。オープニングSEのTHE CIRCLEが終わると同時にCDと同じようにXが始まる。なんかドラムがほとんど聞こえなかった。ボーカルが目立ちすぎな感じ。そういえばプロのライブは久しぶりだ。いつもライブハウスでボーカルがあまり聞こえないライブばかり見てたからそれに慣れてしまっただけかもしれない。と思ったけど途中から聞こえるようになってきた、PAが調節してくれたんだろう。やっぱり生はいい。でも何か今回のライブはスピーカーがショボいのか、音が悪い。ステージのディスプレイ脇に4本柱が立っててそこにスピーカーがついてるんだが、どうも音が篭ってるように感じるし何か微妙に割れてるような気もする。それにしてもエフェクタの切り替えが大変そうだ。TAK本人はペダルしか弄らない。どこかでスタッフが切り替えてる。クリーンになったりディストーションになったり忙しいな。ソロになるとブースター入れなきゃいけないし。いつものあのエフェクタね。曲を完全に把握してないと切り替えのタイミングを間違えるから相当大変だと思う。ギターソロは毎回違うし。気を取られたりすると大変なことになる。1曲目のXが終わり、ステージ上でベース&ギターが慌しく楽器を変える。ということは半音下げチューニングの曲からレギュラーチューニングの曲へ変わるということだな。今度のギターはいつもの茶色のDC。何が来るかな?と思ったらパルス。最初のクリーントーンにコーラスをかけたアルペジオはTAKは弾いてなかった。大田が弾いたのかシーケンサーで鳴らしたのかキーボードで弾いたのかは分からん。TAKはパワーコードで低音部を弾く。俺とは違う選択だ。1人で弾く場合はやっぱアルペジオのパートを弾くしかないと思う。イントロの途中から2弦開放を常にピッキングしながら3弦でメロディを弾くメロディアスなパートになる。そしてミュートのパワーコードで刻むAメロへ。この曲のギターはめちゃ簡単だが、ベースやドラムは難しい。いつもB'zライブを見る時はTAKがどのパートを弾くのかを楽しみにして見てるんだが、いつも俺と違うパートを弾いてる。低音部重視な感じ。パルスが終わり、稲葉がステージ真ん中で叫ぶ。B'zの・・・B'zの・・・B'zのライブジムにようこそ〜〜〜!!その瞬間にドーム内の客席の照明が消えてステージは黄色系の照明に。

3曲目はFever。激しい。俺たちの前の席が2つ空いてたんだが、その隣の女が3席分フルに使って踊り狂っている。他の客は拳を突き上げたりして乗ってるんだが、俺は前の座席の背もたれを曲に合わせてピッキングしている。うるせぇ黙れボケ。フィーバーーーーァアアァァアァ!!と稲葉がハイトーンで歌って曲が終わる。ステージの照明が少し明るくなって青系に。次の曲はイカロス。3連系の曲。ギターのハモリのイントロからクリーントーンのミュートアルペジオのAメロへ。何とステージが回り始めた。メリーゴーランドみたいになっている。外周だけ回る仕組みになってるようだ。時計回りにゆっくり回る。と思ったらサビに向かってどんどん加速する。サビはかなり速く回る。で、またAメロに戻るとゆっくりになる。ギターソロ時もかなり高速で回る。TAKが客席側を向いて客を見渡しながら棒立ちで薄ら笑いを浮かべて速めのギターソロを華麗に弾きこなす。エンディングは大田がアルペジオを弾き、TAKがメロディを弾く。エンディングは急にテンポが変わってゆっくりになる。次の曲へ行く前にTAKの短めのブルージーなソロ。何の曲だろうと思わせておいていきなりアクアブルーへ。ステージの真ん中で稲葉と松本の2人だけで始まる。そしてドラムのハイハットのカウントから激しくなる。稲葉もTAKもステージ外周や花道を走り回りながら演奏する。ギターソロでボーカルのサビと同じようなフレーズを弾いてるところへ遠くから稲葉が猛ダッシュでTAKに近づく。ソロ終了と同時にTAKの近くで稲葉がズザーッと地面に倒れ込んで演奏が止まる。TAKが手を差し伸べて稲葉が起き上がり、タイミングを見計らって同時に歌とギターのみで演奏再開。すぐに他のパートもかぶさってくる。B'zはたまにこういう小芝居をする。エンディングはどんどん激しくなっていくがCDより短く切って終了。6曲目は睡蓮。ディスプレイには川か何かの映像が映ってるがモワモワしててよく分からん。この曲のギターソロで普通のギターでは弾けない高い音がある。オフィシャルスコアを見ると1弦27フレットと指定されてるんだが、レコーディングに使ったギターは'57レスポールで22フレットまでしかないはずなのだ。そもそも出そうとして出してる音じゃないような気がするんだが、どうやって弾くんだろうと思って見てた。そしたらその音は弾かなかった。恐らくCDではチョーキング前にタイミングを計るとか間を取るような感覚で一瞬ミュートして休符を入れた時にピックが弦に触れてハーモニクスが出たとかそういうことじゃないかと思う。この曲はあまり好きじゃない。睡蓮を入れるならSanctuaryを入れろと激しく言いたい。Sanctuaryを外すなんてあり得んだろ。睡蓮が終了し、MCへ。いかんいかん。犬土偶日記にしては長くなり過ぎだ。MCは省略させてもらおう。気になる奴は必死で俺のサイトを探してライブレポを読め。人にURL聞くなよ。知ってる奴も教えるなよ。自力で辿り着いた者のみ見ることができるのだ。

7曲目。Mannequin Village。Don't Leave Meのカップリング曲。知らんやつも多いだろう。Mixtureの時にメンバーも忘れてて選曲されなかったほどマニアックな曲だ。懐かし過ぎる。高2の頃を思い出す。イントロでアルペジオを弾く間、ステージは真っ暗。その間にスタッフが女マネキンをステージ外周に並べる。曲が激しくなると同時に照明がつく。紫と白のマーブル模様。ステージはゆっくり回り、マネキンがメリーゴーランドの馬みたいな状態だ。稲葉がマネキンを撫で回しながら歌う。間奏時にステージ中央で稲葉と大田が何かラップで叫んでたが聞き取れない。次も懐かしい曲。FIREBALLのカップリングの哀しきdreamer。これもかなりマニアックだ。そう言えばギターがオレンジ色っぽいDCに変わってた。いつもの茶色よりはかなり薄い色。新しい色が出たらしい。OCEANのPVでも確かその色だったような気もするな。哀しきdreamerを聴いてた頃はゲームばかりやってた。これを聴きながらFF7をやってたような記憶がある。金はパチ屋へ行けばいくらでも手に入った。クランキーコンドルを打てば低設定でも楽勝だった。大学とゲームとパチスロの日々。まだギターとか弾いてなかった。懐かしいな。何もかも消えて生まれ変わるよ 新しい日々が 訪れるよ 余計な物を捨ててごらんよ 値札はいらない 本当にできるならあーーーーーーぁあぁぁぁぁああああぁあああああああああ!!!!すげぇハイトーンでめちゃめちゃパワフルに絶唱してバンドも激しくなって終了。すげぇ。またまた電気が消え、なにやら黒装束の人たちが松明を掲げてステージに上がってきた。ステージ外周を松明を持って回ってる。次の曲は何だろうと思ってたら突然稲葉のハイトーンボイスでBLACK AND WHITEのイントロの独特なメロディの叫び声。松明はステージに固定され、黒装束の人はいなくなった。ギターソロはCDと同じようにワウを激しく踏みまくりながら弾く。曲が終わると同時に黒装束が素早くステージに上がって暗闇で必死に火を消して松明を片付けてた。

またまたMC。みんなに次の曲のカウントをやってもらいたいらしい。次の曲が何かも分からんしテンポも分からんのにどうしろというのか。いきなり、せーの!とか言われても困るだろと思ってたらディスプレイに1・2・3・4と表示された。このテンポだけで曲名を当てられたら神クラスのマニアと認定しよう。ドームだから広すぎて天然ディレイが掛かってワワン!トゥトゥ!ススリー!ってなるけど気にしないとか稲葉が言って笑いを取る。実際客のカウントをあてにすると曲に上手く入れないと思う。何度か練習して最後に激しくせーの!で1・2・3・4。3・4に大体合わせる感じでシェーンがオープンハイハットを鳴らしてメンバーにカウントを伝える。そして始まったのはALONE。これまた懐かしい曲だ。俺が中学生の頃の曲だ。昔のライブビデオではAメロのギターが無いはずの部分でTAKがアルペジオを弾いたりもしてたが、今回は完全にキーボード任せ。Bメロ前のギターで弾くメロディ部分からギターが入る。ゆっくりだがタッピング+スライドが入ったりする。CDとはずいぶん違うバッキングだった。エンディングのボーカルコーラスの部分を全員でゴスペラーズみたいにハモッててかっこよかった。TAKと増田以外はみんなボーカルもかなりできるメンバーなのでこういうこともできる。シェーンは日本語でB'zの曲を歌ったりしてCDも出してるし、徳永も大田もdoaというバンドでボーカルをやっている。大田は稲葉よりも高い声が出るので最近はB'zや稲葉ソロでのハモリ要員だ。稲葉の3度上を自力でハモれる貴重な人材。ALONEが終わって11曲目は今夜月の見える丘に。女性客が絶叫する。そんなに絶叫するほどの曲でもないと思うんだが。何かのドラマで使われたらしいし心に深く刻み込まれてるのかもしれんな。ライブでもいつもやるし定番という感じであまり俺にはそういう感慨はない。この曲はギター始めて2年半ぐらいの頃にコピーした。もう完全に忘れ去ってて全く弾けないんだけど。ギターソロに入る前にハーモニクスを鳴らしてからアルペジオという部分があるんだが、そこはキーボードがエレピみたいな音で演奏してたように思う。重ねて一緒に弾いてたかもしれんけど。相変わらずこの曲は毎回確実にギターソロが違う。CDでも3パターンあるしテレビでも出るたびにまったく違う演奏だった。ライブでも一度も同じソロを弾いたことが無い。ELEVENバージョンかな?と思わせておいて全然違ったりとかね。今回も最初からいきなりどのバージョンとも違って面白かった。

そしてここでまたMC。B'zには誕生日を祝う曲がないことに気付いて急遽作って今年のライブに何とか間に合ってツアーの最初からやってるらしい。一部のマニアの間で評判だとか。俺は聞いたこともないんだけど。今日が誕生日の人いる?って稲葉が聞いたらかなり大量の客が叫んでた。5万人もいるから150人ぐらいはいるだろうが、いくら何でもそれは多すぎだろってぐらい叫んでた。明らかに誕生日じゃない奴も便乗して叫んでた。簡単な歌だから一緒に歌ってくださいとか言われてもいきなり歌えるわけがないだろう。サビは簡単かもしれんがAメロBメロまで歌えたら神だぞ。でも既にライブ行きまくって覚えてる奴とかもいるんだろうな。曲名は言わなかったがパンフレットの写真に薄っすら写ってたアリーナツアーのセットリストにHappy Birthdayと書かれてたので曲名はHappy Birthdayなんだろう。増田先生、お願いします。と稲葉が言って増田のピアノのイントロへ。サビの歌詞はHappy Birthday Happy Birthday Happy Birthday おめでとうとかいう感じ。繰り返すときはおめでとうがありがとうになったりとか。ギターソロはゆったりした感じのメロディアス系。ステージの支柱になってるロボの脚の背中側の部分にLEDが大量に仕込まれてて文字が映し出される。曲に合わせてサビの歌詞が出る。Happy Birthdayとか今日はサイコー!とか。Happy Birthdayが終わった瞬間に全く間を空けずにいきなり13曲目のlove me, I love youが始まった。だがメンバーも油断してたのかカウントが聞こえなかったのか、最初のペンタトニック上昇フレーズがバラバラで合ってなかったように聞こえた。俺が油断してて俺の脳が追いつかなかっただけかもしれんが、全然合ってないような感じだった。これまた懐かしい曲だな。95年ぐらいのB'z全盛期の頃の曲だ。この曲は結構前に練習してみたりしたんだが、リズムがなかなか難しい。シェーンもB'zで難しい曲は何?という質問でこの曲を挙げている。TAKがギターソロを微妙に崩してきて妙にカッコいい。続いて14曲目。増田のピアノソロから懐かしいBUZZ!! STYLEのねがい。ピアノのソロが終わってドラムが入る。なんかCDよりカッコいい。シェーンが張り切ってるな。そしてギターやベースも入る。16ビートの厄介なリズムだ。客はゆっくり4分音符でリズムを取ってるが俺は8分で足を動かす。速い。8分で動かしても上げ下げで別々で16で数えてるので凄い速い感じ。ギターのカッティングを自分で弾くぐらいの気持ちでいつもリズムを刻むから無駄に大変だ。4分で拍だけカウントしながら16分を見失わないようにすることはリズム感の無い俺には不可能なのだ。ギターソロはCDと全然違ってジャズっぽいというかフュージョンっぽい感じのフレーズだった。ギターソロが終わってから各メンバーのソロ演奏に移行。シェーンのドラムがめちゃめちゃカッコいい。手の動きはそんなに激しくないのに足がめちゃめちゃ速い。バスドラが物凄い速さで鳴っている。タムやスネアの連打も凄いがバスドラが凄い。上半分だけ見てるとどうやって鳴らしてるか分からん感じだ。ライドを4分ぐらいでゆっくり刻みながらなんか激しく叩いてる。最後立ち上がってバスドラを踏みまくったりしてシャツを脱ぎ捨てた。背中には「名古屋」とデカく書かれている。続いてベースソロ。これまた激しい。左手でネックの上側からタッピングしたりとか変なことを高速でやったりしてた。そしてキーボード。ワウをかけたみたいな変な音色でしばらく弾いてから得意のオルガンで激しく演奏。最後に大田のギターソロ。ここで激しくやってしまうとTAKが目立たなくなるので控えめにゆっくりと演奏。そしてTAKが演奏開始。またねがいのカッティングみたいなのに戻る。どんどん激しくなっていき、突然TAKがSACRED FIELDを演奏し始める。後ろで流れてるねがいの半分のテンポでゆっくりと。いや、半分ではないな。俺が倍で数えてるだけだ。そしてまたねがいのバッキングに戻り、稲葉がメンバー紹介。ギター&ボーカル、大田紳一郎!ベース、徳永暁人!ドラムス、シェーンガラース!キーボード、増田隆宣!と叫ぶ。そしてねがいのラストのサビに入る。どこでもいける きっといける 赤から黄色 白から黒へ Oh!yeah ねがいよ叶えいつの日か〜♪アンコール前の休憩へ向かってどんどん盛り上がっていく。15曲目はjuice。恐らく地面に埋め込まれて固定されてると思われる青いマイクスタンドをしっかりと握りながら稲葉が激しく回る。イカロスのサビ部分なんか比べ物にならん速度で回る。手を離したら一瞬で遠心力で飛ばされるだろうと思われる速度でグルグル回る。時速40kmは確実に出てるだろう。ジェットコースター級のメリーゴーランドだな。俺も回りてぇ!いつも通りのパターンだが、ギターソロが終わったところでドラムだけになって稲葉が客を煽る。名古屋〜〜〜〜!!!とか叫んだり、名古屋ベイベーとか変な節回しで歌いながら客にも同じように歌わせたりするが、どんどん高い声になっていって通常の客はついていけなくなる。しばらく繰り返してから、もう1回やらせてくれと言ってラスト。それがパワフルなのに恐ろしいロングトーン。何故そんなに息が続くのかというぐらい。ほぼ全ての客が何度も息継ぎしながら真似てる様子が笑える。全ての呼気を声に変換し終えてバタッと倒れる稲葉。そしてギターが入る。音量小さめで歪みも抑えてフェイザーか何かかけてリフを刻み続ける。途中から稲葉の歌が合流し、それに合わせて他のメンバーも入ってくる。曲のラストに向かいながらどんどん激しくなって終了。と同時に暗くなってキーボードで次の曲が始まる。最近のライブを見てる人はすぐ分かると思うがIT'S SHOWTIME!!の前触れの音だ。CDには無い音なので知らない人はギターのアルペジオが入るまで気付かない。最初のギターアルペジオはTAKは弾いてなかった。大田が弾いたのかもしれんが見えなかったのでよく分からない。シーケンサーで鳴らしたのかもしれない。TAKのイントロのメロディが始まり、最初のキリがいいところで爆音の花火が爆発する。不覚にも激しくビクッと動いてしまう。IT'S SHOWTIME!!は特に珍しいこともなく普通に終わり、ドラムに合わせて稲葉が客を煽って(その間にギター&ベースを持ち替えて)アンコール前ラストの愛のバクダンへ。どこからともなくピンク色の飛行船が2つ出てきてドーム内を飛び回る。スーパーマリオのキラーみたいな顔が書かれた飛行船で、会場内に浮いてる、ドラクエ5のばくだんベビーみたいな感じのトゲトゲの風船めがけて飛んでいく。飛行船が体当たりすると弾けて中からハート型の風船が大量に出てくる。客席を離れて猛烈な勢いで拾いに行く客がたくさんいた。演奏を聞けよ。俺は相変わらず椅子をピッキング。半音下げの曲は高確率で赤のDC。今回のライブは通常のレスポールタイプは1回も使わなかった。赤・オレンジ・茶色の3色のDCだけ。曲が終わるまでに全ての風船を破壊できなかったんだが、曲終了と同時にトゲトゲ風船が全て自爆した。メンバー退場。アンコール。今の曲聴いたことないとか椅子タンが言う。そんなわけはない。前回のシングル曲だ。しかもスタジオで暇な時間とかに俺がよく弾いてる曲だ。

俺にしては珍しくずっと立ってたのでもう既に腰の肉がズタズタになってた。痛くて痛くて瀕死。もうダメだと思った。B'zのライブではアンコールになると自然に客席にウェーブが発生する。ドームを何周も何周も回る。事前にネットとかでアンコール時にこういうことをしましょうとか根回ししなくても勝手に始まる。しばらくすると手拍子が始まる。そしてメンバー登場と共に客総立ち。ステージにメンバーが上がり、静かに次の曲。18曲目はピアノのイントロで始まるOCEAN。最近ドラマで流れたりしてるらしい。一番新しいシングル曲だ。客が絶叫する。実は俺はあんまり聴き込んでない。圧倒的な歌唱力で歌い上げた。すげぇな。2時間も叫び続けてまだあんなに歌える。全く声がかすれることもない。どういう仕組みになってるんだろう。OCEANが終わってMC。ステージの回転の速さについて語ったりしてた。今日はこんなに集まってくれてどうもありがとう!って感じで締めて19曲目はBANZAI。去年のシングル曲だがアルバム未収録。ゆえにオフィシャルスコアが存在せず、完コピしたくてもできない曲。完璧に耳コピできればいいんだけど俺には聴音力もない。PVの映像がディスプレイに流れてる。CDとPV以外でこの曲を聴くのは初めてだ。テレビでもやらなかった。アナタトワタシデサア アシタノタメニと稲葉が歌ってBANZAIは客に叫ばせる。間奏のギターはTAKと大田でハモる。その間に俺たちが居た場所の後ろの上の方にツアーロゴの旗が掲げられる。そのハモリが終わったところでドラムだけになる。アナタトワタシデサアの部分と同じリズムでタムとバスドラで鳴らす。BANZAIのタイミングで客に叫ばせる。何度か繰り返してから稲葉のボーカルが入る。アナタトワタシデサア アシタノタメニ BANZAI テキモミカタモナイゾ カガヤクイマニ BANZAI マイニチヒガノボリ ハジメノイッポダ BANZAI カコモミライモイッショで止まる。そして名古屋ベイベー!とか叫ぶ。何度か客とやりとりして歌再開。演奏が終わると同時に軽い花火。そしてステージに祭の時に使う赤と白の縦縞の幕が下りてきてステージを覆い隠す。同時に稲葉の囁く声でウルトラソウルウルトラソウルウルトラソウルと聞こえてくる。付点8分のディレイをかけたギターのミュートアルペジオが聞こえてきた。もうすぐ歌が始まるのにステージは赤白の幕に覆われたまま。ギターのイントロのメロディが流れると同時に2人が姿を現した。ステージ上ではなく、花道の先端にいる。いつの間に移動したのか分からん。ギターソロはシングルバージョンに似たやつだったが、シングルバージョンの前半部分みたいなのを歌が始まる直前までずっと続けてた。ギターソロはいつも違うのでボーカルは惑わされないようにちゃんと拍を数えてないといけない。ギターソロに合わせてタイミングを取ろうとすると入り損ねる。最後はウルトラソウル!の部分を3回ぐらい繰り返してからゆっくりもう一度ウ・ル・ト・ラ・ソォォオオォオオオォオォオオオオォオァアアァァ!!とやってギターのアドリブ。というか全員で延々と音を出し続けて引っ張る。最後に爆音の花火で終了。そしてラストMC。名古屋最高!とか言った後で恒例のアレ。せーの!お疲れ〜!で全員で拳を突き上げる。SEのDear my lovely painが流れ始め、サポートメンバーが手を振りながら退場する。B'zの2人は長い間ステージの外周を歩き回りながら手を振ったり深々とお辞儀したりしてる。みんな最高でしたどうもありがとうー!また会いましょう!バイバイ!とか言ってB'zの2人も退場。Dear my lovely painが終わって閉演のアナウンスが流れる。

ドームは規制退場になるのですぐに帰れない。スタンドの1列から30列までの人は帰れ、アリーナAブロックだけ帰れとか、うるさく指定されて他は動いたらいけない。でも完全無視。規制退場が始まる前に帰り始める。通路を塞がれても係員がいなくなった隙に逃げる。人が多すぎて激烈に鬱陶しい。何とか外に出たが人が多すぎて身動きが取れない。椅子タンはゆっくり歩くのがどうにも我慢できないらしく、人の隙間を見付けては勢いよく飛び込んでどんどん先へ行こうとする。俺もそうしたいんだが、もう既に足腰やられてまともに歩くことすらできない。痛すぎて常に歯を食い縛ってるような状態だ。椅子タンに聞いたら半分ぐらい知らない曲だったらしい。THE CIRCLEを聴かずに来たらしい。

B'z LIVE-GYM 2005 "CIRCLE OF ROCK" ナゴヤドーム 9月10日

ドームの北西の通路から大通りに出て西へ向かってひたすら歩く。大曽根駅の北側を抜け、さらに西へ。ローソンでジュースを買う。行きに248沿いのファミマでファンタキウィを買って飲んでから1滴も飲んでないのでかなり脱水症に近い。大きめのペットボトルのゲータレードを買って恐ろしい勢いで飲んだ。椅子タンは焼ききしめんを買ってた。駐車場まで死に物狂いで歩き、やっと車に乗れて一安心。疲れ果てた。翌日もまたドームへ行かねばならんと思うと既に死にそうな感じだった。椅子タンが運転しながらきしめんを食い始めた。腿でハンドル操作しながら両手で飯を食ってる。すげぇな。カーブも普通に曲がる。まるで運転してないかのような動きだ。もし俺がラジコンのコントローラを持ってたら隣の車の奴はどっちが運転してるか分からんだろうなとかくだらないこと言いながら帰った。帰りは早かった。1時間ぐらいで家に着いた。家に着いてすぐに米を炊き、その間に忘れないうちにセットリストとかをメモした。曲順を覚えるのがすげぇとか言う奴もいるが、別にどうってことない。数字と一緒に覚えれば数十倍楽になる。X、パルス、Fever、イカロス、アクアブルー・・・という感じで覚えると、Feverとイカロスとどっちが先だったのか分からなくなったりアクアブルーの存在を忘れたりということになる可能性もあるが、1.X、2.パルス、3.Fever、4.イカロス、という具合に数字とセットで覚えておけば何の苦もなく覚えることができる。まぁそのままでも普通に覚えられるんだが、保険の意味で数字とセットで覚えるのがいい。まぁそんなことはどうでもいい。とにかくアホみたいに疲れた。自分のサイトの掲示板にB'zライブについて少し書き込んだりした。セットリストも書き込んだが、まだ見てない人のために文字色を背景色と同じ色にして普通には見えないようにしておいた。テキストブラウザでは激しく丸見えで無意味だけどな。米が炊けたので飯。鯵の開きとキュウリと味噌汁と海苔の佃煮。とりあえず満腹になって風呂へ。疲れすぎて死にそうだった。気を失ったように放心状態になりながら長時間入った。疲れ過ぎて眠れないというのもあったし、たぶんライブで精神が昂ぶってたのもあって3時過ぎまで起きていた。無謀過ぎる。もう1日同じようにドームでB'zライブを見ないといけないのに。もう全く歩けない。勿論犬土偶日記を書く余裕なんでダニの糞ほどもなかった。

詳細なレポは自サイトのライブレポに譲るとして、犬土偶日記は軽めに短めに書いたつもりだが、それでも恐ろしい長さになってしまったような気がする。この後自分で読み直してその長さを思い知ることになるんだろう。たいしたことじゃないとは思うんだがそんなことが侮れない。B'zヲタが読むことはないんだろうなと思うと書く意味もいつもと同じぐらい無いように思える。それがまたいいんだ。無駄は省くためにあるが、他人の役に立たない無駄は喜んでする。他人の時間を奪うことになるかもしれないのがアホみたいに心地良い。全部読んだ奴いる?時間を無駄にしたね。おめでとう。一度B'zのライブに行ってみろ。なかなか面白いぞ。というわけで、さようなら。まだ11日の分を書かねばならん。どうしよう。

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公開日時不明
本文文字数19398文字 (タグ込み)
URLhttps://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20050910
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