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2005年06月08日

デスクトップ アプリケーション ヒープ

公開日時: 不明

うーむ、俺としたことが…。
ここ最近、会社の2kが慢性的に不安定で、しばしば作業に支障が出てたんだけど、今ごろ解決方法を発見した。というより、NT系のOSにもリソースの仕組みがある事自体を初めて知った。リソースと言うと、9x時代からWinを使ってる人には嫌なイメージで馴染みが深いと思うけど、最近はXPからしかPCに触ったことが無い人も多くて、GDIリソースといった用語自体が過去の物となりつつある。
リソースとは一種のメモリ。しかし、物理的に搭載したメモリとは直接的な関係が無く、いくらメモリがたくさん積んであっても一定の領域しか確保されない。9x系のOSではこの領域が64kBしかなく、アプリケーションがGUIになり多大なリソースが必要になってからは慢性的なリソース不足に悩まされていた。Meに至ってはOSそのものが大切なリソースを大量に消費してしまっていたため、動作が非常に不安定だった。それにより所謂「ダメOS」の烙印が押されたほどだった。
しかしその流れはNT系OSの登場で解決されたと思っていた。事実、基本的にNT系OS、NT4.0/2000/XP/2003、どれを見てもリソースというパラメータは存在しない。したがって俺が使っている2kにもそんなしがらみは存在しないと思い込んでいた。しかし、実際にはそれに類似する項目があった。それが「デスクトップ アプリケーション ヒープ」という領域で、大体は9xのリソースに該当する機能をつかさどっている。したがってこれが不足するとやはり同じような現象が起こる。しかし、なぜ9xの頃にあれだけ騒がれたリソースがNT系に残っていたにも関わらず全く騒がれないのか。それは容量が格段に増えたからで、先に9x系は64kBと書いたけどNT系は例えば2000で3MB、なんと60倍もの容量が割り当てられている。これにより殆どの場合で所謂リソース不足による問題はほぼ解決されたと言って過言ではなかったと思う。
しかしなぜか俺の環境ではリソース不足に起因していると思われる現象が多発していた。エクスプローラで作業中に「アプリケーションがxxxのメモリにアクセスしましたがメモリがReadになることは…云々」と表示されて落ちたり、新しく開いたウィンドウのメニューが減っていたり全くなかったり、メニューをクリックしても開かなかったり、プニルのお気に入りが勝手に減ったりしていた。ちなみにメモリ使用量(仮想含む)は480MB以上くらいで、GDIオブジェクトは3000〜5000くらいだと思う。不要なウィンドウを閉じたりプニルのタブを閉じてメモリやオブジェクトを開放したりするとまた正常な動作に戻るのが面白い。いや、いくら面白くても仕事で使ってるPCがそんな状況は困る。
本当はリソースを食いつぶしているプロセスを改善するのが先決何だろうけど、困ったことに多分エクスプローラなんだよね。したがって何とか対処療法で逃げるしかない。
今回は以下のページを参考にした。まだ設定変更してから日数が経ってないのでなんともいえないが、改善されると非常に助かる。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/071desktopheap/desktopheap.html

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公開日時不明
本文文字数1497文字 (タグ込み)
URLhttps://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=ys;date=20050608
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