海の近くに住みたい
公開日時: 不明
名古屋港水族館にシャチが入ると知り、激しく見たい!!と思いつつも金欠で見れない生活が何ヶ月も続いた。今年初めの頃の日記でシャチについて書いたことがある。入ったばっかりの時は人が多すぎるから見に行く奴はアホだとか書いた記憶がある。冬休みが終わった平日ぐらいがいい。とか言っても金がなくて気付けば次の冬が来ている。でもついに見れるんだ。行くならやはり平日以外あり得ない。水族館に土日祝日に行く奴はマゾだ。乗車率300%の盆の帰省ラッシュの満員電車に乗りたいと思う奴がキチガイなのと同じ感じだ。わざわざ自分を苦しめに行く奴の気が知れない。平日の人がいない水族館が最強だよ。誰にも邪魔されない。そう思うだけで鳥肌が立つほど心地良い。
前日寝る前に松本孝弘のHouse Of StringsをMDにダビングしておいた。名港水族館と言えばMIKI@かT・W・Oなのだが、1年以上間を空けて行くし、初めてシャチを見るのだから過去の記憶とごっちゃにならないように違うBGMで行くのですよ。朝起きて寝ながらダビングしたMDを確認した。時間表示を見ると、無事にダビング完了してるようだったのでMDプレーヤーにぶち込んで着替えて準備して出かけた。確か水族館は9時半に開くはず。他にも用事が色々あったので、というかせっかく名古屋まで行くんだからついでに色々やっておこうと思って事前に無理矢理計画を仕込んでおいたので、それに合わせて効率良く行動しなければならない。名鉄で金山まで行って地下鉄名城線で名古屋港までというルートが最短なのだが、まずは名古屋へ寄り道。
切符を買い、改札を通って電車を待つ間に松本孝弘のMDを聴こうと思って再生ボタンを押す。ロード時間がアホみたいに長い。イヤな予感がした。何かエラーが表示された。もう1回再生ボタンを押してみた。すると・・・ウンコ色のエネルギー発動。「BLANK DISC」って表示されやがったよ。それ以降、何をやってももうどうにもならない。朝、家を出る前に確認した時には確かに何かがちゃんと録音されていた。しかし狙われてるからこういうことが平然と起こる。こんなことならMIKI@を持ってくるんだったと激しく怒りをぶちまけようと思ったのだが、怒ったり悔しがったりしてる感じを出すとウンコエナジーが喜ぶので、全然ノーダメージだぜ!もひゃひゃひゃ!!って感じで平静を装いつつ、脳内では歯を食い縛りまくりだった。死ねばいいと思う。とりあえず通勤ラッシュの時間を避けてほんの少し遅めの時間に出たので座れてよかった。
まずは名古屋で年末ジャンボを買う。名駅チャンスセンターというところで。東海地方で一番当たりが多く出る場所らしい。一応言っておくが俺はバカじゃないからそんなのに騙されて行ったわけじゃないぞ。当たりが一番多く出てるのは、単に発売枚数が桁違いに多いからであって当選確率自体が売り場単位で違うわけではない。確率はどこで買っても全く一緒。それがわからんバカが世の中には大勢いるみたいだが、そこに紛れ込んでみたからと言って俺も同類だとは思わないように。単純に儀式的というか祭というか、東海人なら無意味にここで買うのが風情があって良いではないか。験担ぎとか、そういう類のものですらない。この雰囲気が好きなだけだ。発売日はアホみたいに並んだりするらしいが、そこまでする気はないので発売から数日経った平日に数分待って買うぐらいがちょうどいい。東京で一番当たりが出る店では3日ぐらい徹夜するのが恒例の祭みたいな状態があるらしい。売り場の窓口は1番から14番ぐらいまであるらしいが1番でしか買わないとかで、1番窓口にだけ長蛇の列ができるんだと。実際に見たわけじゃないからよくわからんが聞いた話だとそうらしい。地方によってずいぶん違うんだね。名古屋は徹夜組とかいないだろ?早くても当日の5時からとか、そんな感じだったと思う。まぁ何でもいいわ。俺は中途半端な時に適当に買う。縦バラ30枚と連番20枚買った。縦バラ30って言った瞬間に店員の目付きが変わった。そんな珍しい買い方でもないはずなのに目に見えて目付きが変わったので焦った。お客さん、マニアですね?っていう感じ。縦バラというのは、開始番号が1番ずつ違うバラの組をセットで買うことにより、3枚とかの連番を10セット揃える買い方のこと。単純にバラで買うと、1等と前後賞セットの3億当選の可能性がゼロになるというデメリットがあるが、縦バラで買えば3億の可能性を少し付加しつつバラを買うということができる。1等と前後賞がセットで当たる確率というのが違うだけでどう買ってもそれぞれ単体の当選率は同じなんだけど。パチンコやパチスロでの考え方と同じように期待値で考えれば宝くじなんて買えば買うほど損で、買う奴はバカと断じることができる。還元率47%だぞ。半分以上取られてしまう。でも確率を収束させるほど買うには人生を何万回も繰り返さないといけないぐらいの低確率なので、それゆえに勝負してもよいと言えるのだ。一発当ててしまえばもう負けることはない。パチンコなんかは当たりやす過ぎて、期待値がマイナスの台を打ち続ければ安定して負けてしまうが、宝くじのように当たりにくいけど当たればデカイというやつは、どうせ収束させられないほどの低確率なら運のみに賭けてみても良いと思う。当たらないだろうが、当たってしまえば大勝ち。そして二度と買わない。勝てば勝ち逃げ確定のギャンブル。期待値とかどうでもいい。夢を買うなんてふざけた事を言いながら目をギラつかせてるそこらのオバチャンとは違い、俺は最初から露骨に純粋に大金のみを狙って夢などとふざけた言葉は口にしない。殺意を漲らせながら買うだけだ。何が違うのかわからん奴はクソでも舐めてろ。ここに俺の人生がかかっている。
テルミナの地下2階の本屋で何か本を買っていこうと思った。水族館で時間調整のために何か本が要る。一応スティールボールランのコミックスは用意しておいたが、それだけで足りるはずはない。しかし三省堂は10時開店だったらしく、まだ空いてなかったので少しウロウロ歩き回って時間をつぶした。店が空いてから適当に立ち読みしたりしてから1冊本を買い、水族館へ向かう。その前に腹ごしらえをしておこうと思った。地下街に適当に入り込み、飲食店を探してみた。名駅の飯屋は無駄に高い。サンドイッチが1000円とか、ふざけた表示を見てサリン撒きたくなった。1000円あればブロンコビリーでステーキとサラダと飯が食える。そういう発想が我ながら貧乏臭いと思う。今は金銭的余裕がないのでマックに逃げ込んだ。それでも満腹になれない程度のセットメニューで400円とか。1食10円未満で過ごしてる俺には何を食っても高く思える。まぁ記念だ。生まれて初めてシャチを見た日の記憶はきっと生涯残るだろう。こうやって無駄にサンドイッチごときにガクガクしてマックに逃げ込み、それでも高く感じた自分をジジイになってから思い出して苦笑いするのかもしれない。マックで軽く食ってから今度こそ水族館へ。
名古屋からだとまずは東山線で栄まで行ってそこで名城線に乗り換えだ。新瑞橋方面と名古屋港方面と大曽根方面がある。大曽根は逆方向なので論外として、残り2つは金山までは同じで金山から行き先が変わる。最初から名古屋港行きに乗れば楽というか新瑞橋行きはスルーして行くのがいい。でも新瑞橋行きで金山まで行ってそこですぐに乗り換えて行ける場合もあったような気がする。その方が早く着くはず。まぁ適当に行けばいいわと思ってとりあえず栄まで。そして名城線のホームへ行ってみたら行き先表示がおかしい。名城線右回りとか左回りとか、意味の分からない見慣れない表示。壁にあった路線図を見てみたら知らない間に激しく変わっていた。金山から名古屋港までの路線は名城線ではなくて名港線という名前に変わり、新瑞橋行きのやつは、そこが終点だったはずなのに新しく路線が追加されて八事を通って反対側の砂田橋の方と繋がって環状線になっていた。全然知らなかった。いつからこうなってたんだろう。とにかく左回りに乗って金山で降りて名港線を待つ。数分待って名港線に乗って水族館へ向かう。毎回日比野で間違って降りそうになる。どうも名城線に乗るとセンチュリーホールに行くっていう感覚が脳に染み付いてるようで。みっともないのであんまり言いたくないんだけど、数年前、久しぶりに大学でも行こうと思って地下鉄に乗った時、ボーっとしててセンチュリーホールに行きそうになったことがある。ダメ人間全開ですな。10時半頃、名古屋港に到着。少し遅くなった。
すぐに水族館に直行する奴は素人。まずはつどいの広場の自販機で熱い缶コーヒーを買って舐め回しながらつどいの広場を歩き回るのが通だ。つどいの広場へ向かう途中、チラリと駐車場を見たら巨大なバスが10台ぐらい停まってて猛烈に嫌な予感がしたが、見なかったことにした。狙われすぎですか?何でこんなに運がないんだろう。ウンコまみれ。とりあえずつどいの広場に行ってみた。巨大なクリスマスツリーみたいなのが飾られてて何かの設営工事をしてた。あぁそうか。クリスマスになったらこういうところはボケたカップルが大量に集まるんだな。缶コーヒーを買おうと思ったんだが何となく午後ティーを買ってみたりした。名古屋港の汚い海を眺めて油のニオイが混じった半端に生臭い潮の香りを堪能した。山人には海が珍しい。このニオイを嗅ぐと名古屋港に来た感じがするな。他の海とは匂いが違う。海を眺めてからポートビルのところにあるポートブリッジを通って水族館へ向かう。橋の真ん中ら辺で高校生風のカップルが朝っぱらからイチャついてた。お前ら学校逝けや。橋を渡りきってからそのまま水族館へは入らずにまずは下に下りて自販機横のゴミ箱に午後ティーのペットボトルを葬る。それから正面の階段を昇って入場券を買いに行く。大人は2000円だ。高すぎる。でも年間パスなら5000円だ。3回で元が取れる。しかし年間パスを買ってしまうと貧乏根性丸出しで激しく通いつめなければならなくなる。電車で行くと往復約2000円かかる。3回で元が取れるとはいえ、行けば行くほど交通費で消耗しきって飯が食えなくなるのは確実だ。2年前に年間パスを買った時はなかなか苦しんだ。10回以上行くとさすがに飽きるんだよな。今回は恐ろしく久しぶりだから楽しみなんだが、年間パスを買うべきかは慎重に考えた方がいいかもしれない。しかしロクに考えることもなく団体受付の所へ。年間パスはここで買うんですよ。昔の年間パスを渡し、更新してもらう。写真はこのままでいいですね?とか言われた。一昨年の写真なんだけど。すごい手抜きだな。別に何でもいいわ。撮り直す意味もないし面倒だし。引換券を受け取り、その引換券で入場。カード作るのに少し時間が掛かるので、その引換券で入場して帰りにその券を渡して新しいカードを受け取ることになっている。
年間パス引換券で入った瞬間に本日2度目のウンコエナジー発動で死にかけた。恐ろしい量の団体客。何のために平日に来たと思ってるんだ。まるで土日のようじゃないか。園児とその親の団体、小学校低学年の遠足みたいな団体、中学の修学旅行みたいな団体、障碍者とその付き添いの団体、老人の団体。何じゃこりゃ。ガキの団体がウザ過ぎる。走り回るし、叫びまくるし、周りを見ずにフラフラ動くし、邪魔で邪魔で仕方がない。屠りたい。新聞に載るぞコラ!どうせ殺るなら今の時代は2ちゃんねるに予告しておいて後で騒がれるぐらいのくだらないウンコまみれのパフォーマンスは必要だからな。そういう世の中を挑発するような事前の準備もせずに衝動的に殺るのはネタ的に面白くない。ウンコエナジーに狙われてるのは分かりきってるので今さら怒ったところで仕方がないではないか。そうなるようにできている。何もかも俺に都合の悪い方へ動く。宇宙は俺を葬りたがっている。いつか俺が全て破壊し尽くしてやるから今のうちにウンコの味でも楽しんでろボケが。
水族館に入ってすぐのイルカ水槽の右側の端の方にシャチがいた。デカイ。思ってたより激しくデカイ。一緒にゲロ吐きながら泳いでるイルカがやたらと小さく見えた。イルカは2.6mぐらいある。人間よりかなりデカイ。それが小さく見えるほどシャチはデカイ。体長5.6mで体重は2.2tあるらしい。すげぇな。名港水族館のクーという名のシャチは雌なのでこれでも小さい方。雄はさらにデカイ。雄は背びれだけで2mあるらしいからな。シャチはまたあとでじっくり見ることにして、とりあえず一通り見ることにした。まずは入って左側のベルーガ(白イルカ)のところ。ギンパラや海物語の7の絵のやつだ。これが日本で初の繁殖に成功したらしく、刺激しないように暗くして公開されていた。白イルカなのに子供はやたらと黒い。10年以上かけて白くなっていくらしい。そこら中をガキが走り回って何もかも台無し。早く帰ってくれんかな。昼飯の時間になったからとか言って。無理だろうな。どうせ弁当持参で来てるに違いない。素晴らしくウンコ。何ヶ月も楽しみにしてやっと見に来れたのにこれでは報われない。今回は捨てて次回出直しだな。年間パスを買っておいてよかった。連絡通路を通って南館へ。まずはマグロ・カツオ水槽へ。魚が増えていた。海の魚は太い。真上から見ても相当な太さがある。淡水魚は薄っぺらいのが多いが、海のは丸太みたいなのが多い気がする。鯛やカワハギみたいに薄っぺらいのもいるけど。次はアーチ状のイワシ水槽。トンネルみたいになってる水槽に栄養失調気味のガリガリのイワシが泳いでてたまに死体が混ざってる感じが良かったのだが、今回はここにはスズメダイが入っていた。そのトンネルを抜けるとそこは団体客の溜まり場になっていた。じっくり見れん。最悪だな。ここはスルー。土日祝日もここは最悪になる。何も見れん。ヒト博物館みたいになる。素通りしながら水槽を眺めてたら、以前イカを飼育してた水槽にイワシがいた。イカは飼育が難しいとか言い訳がましい解説がしてあって、今まで数回しか見たことがない。イカは結構レアだ。今回はイカはいなかった。伊勢海老をチラリと見て一瞬食欲が刺激された。種子島に行った時に野生の伊勢海老を捕まえて丸ごと塩で茹でただけのやつを貪り食ったことがある。やはり伊勢海老は無駄に高級なだけでただの海老だ。味は大したことない。何らかの味付は絶対に必要だ。そんなことを考えながら深海コーナーを素通り。深海コーナーには深海魚の解説やらおもちゃやら色々あるけど本物の深海魚はいないので面白くない。赤道の海のコーナーで熱帯魚みたいなのとか巨大な魚とか見ながらジョジョ第3部の紅海のやつを何となく思い出した。エスカレータに乗って3階へ。毎年アカウミガメが産卵して、孵化したカメをしばらく育ててから海に放流している。今は今年生まれたばっかりの10cm未満の小さい奴が水槽の中で大量に泳いでいる。亀コーナーはあんまりじっくり見ずにさらに上へ。赤道の海の水槽を上から眺めながらオーストラリアのコーナーへ。ここには珍しい淡水魚とかが展示されている。あんまり興味はないので素通り。そして南極コーナー。ナンキョクオキアミの解説を熟読したりしてからペンギンコーナーへ行ってみる。ガキが叫んでいたので早歩きで素通り。そして巨大スクリーン(23m×17m)のオーシャンシアター。タイミングが合わず上映開始から時間が経ち過ぎていたのでここで諦める。基本的に一方通行なのでここまで辿り着くのは大変だ。オーシャンシアターの上映時刻を予め調べてそれに合わせて南館を見るのがマニアだ。エスカレーターで2階に下りて連絡通路を通り、北館へ戻る。そしてイルカ水槽の一番奥、シャチやクジラの模型が展示してあるさらに奥の、イルカショーをやるプールの地下のところへ。ここで時間を潰す。イルカショーの時間帯は人が多いが、それ以外は滅多に人がいない。ここならガキの絶叫も聞かずに済む。絨毯に寝転がってスティールボールランを読む。イルカパフォーマンスまでの時間調整だ。団体客の多さも考慮して、イルカパフォーマンスが始まる20分前ぐらいにエスカレーターを上がって3階のメインプールへ行った。
ここで第3のウンコエナジー。イルカショーのプールには売店が2つある。手前の方と奥の方の2つ。いつもは手前の方で買って食ってた。まぁ普通の感じ。今回は初めて奥の売店で買った。これが素晴らしくハズレだった。たこ焼きとフライドポテトとコーヒーを買った。たったこれだけで950円。値段はこんなもんなのかもしれんが、味が最悪だった。コーヒーは普通の小さい紙コップに1杯だけで250円。味は明らかに数時間前に作ったみたいな酸化し切ったような激マズ状態。たこ焼きもかなり酷い。中途半端に冷えて生温い。しかもスポンジみたいな質感で、搾ると油がドロドロ出てくる感じ。味も良くない。気持ち悪かった。でも勿体無いから食った。フライドポテトも生温くてしかも長時間放置したみたいに油でふやけてグチャグチャ。そのくせ中は水分が足りなくて飲み物なしでは食えない。激マズのコーヒーで流し込むような感じ。950円も払ってこれかよ!ナメんなボケ!!!
ガキどもは最前列を満面の笑みで占領。アホだな。真冬に最前列を取ると悲劇に見舞われる可能性が高い。俺は客がいない場所を取る。見慣れすぎて久しぶりに見てもあんまり感動しなくなったイルカパフォーマンスを一通り見た。相変わらず凄いパワーだ。あんな巨体で水中から飛び出せるんだから凄い。人間なんて地面に足をつかずに泳ぎだけで勢いをつけてもせいぜい腹ぐらいまでしか水面より上に出れんだろ。凄い筋肉だな。イルカパフォーマンスのあとはシャチのトレーニング。ショーのトレーニングではないと強調していた。動物愛護団体がうるさいんだろうな。繁殖の研究が目的で入れるだけでも相当いろいろあったみたいだしな。それでもショーみたいなことはやっていた。ジャンプしたりとか。2tもの体重でジャンプして着水すると水中でダイナマイトを爆発させたような衝撃がある。水飛沫が最前列のガキどもを直撃した上に着水時の波が時間差で押し寄せてプールから溢れてガキども全滅。離れた場所に座ってて正解だったぜ。
次はオーシャンシアターを狙う。ちょうどいい時間だ。シャチトレーニングのあと、また南館を一通り見たぐらいに始まる。まぁタイミング合わせてあるんだろうけど。団体客はほとんど帰ったようで、やっとじっくり見れるようになっていた。1回目に見れなかったやつもじっくり見た。クラゲが入った水槽に衝撃を与えてみたり、いろいろと独りで楽しんだ。少し早めにオーシャンシアターに行ってみたら先客はなんと0人。貸し切り状態。一番いい場所を取らねばならんと思ってちょっと早く来すぎたようだ。スクリーンが巨大すぎるので最前列を取ると死ぬ。最も良席と言えるのは後ろから2列目のど真ん中だ。そこに座り、スティールボールランの続きを読んだ。マウンテンティムが爆裂した辺りまで。そして「ヤングブラックスタリオン」という映画を見た。あれだけ巨大なスクリーンのハイビジョンだと迫力あるな。今まで見た中で一番良かったのは「シャクルトン奇跡の生還」ってやつ。今回は馬のやつだった。11月30日までらしい。12月からは違う映画になるらしいのでまた見に行こうと思う。
馬映画を見てから北館に戻り、一番奥のイルカパフォーマンスのプールの地下に行く。またイルカパフォーマンスがある。昼は地上から見たが今度は地下から見る。少し時間があったのでスティールボールランを読み切り、そして朝買った本を読み始める。しばらくしてパフォーマンス開始。水中の様子を見てもあんまり迫力はない。ジャンプして着水した後の動きとか、トレーナーの指示があるまで待機してる様子とか、結構地味だ。地上の様子はモニターに映ってるんだが、そんなのは見る必要はない。それを見るなら3階に行って生で見ればいいんだ。ここは水中の地味な部分を堪能するためにある。パフォーマンス終了後はもう水族館を出る準備。他にも用事があるからね。もう一度シャチの水槽をじっくり見てから入り口のインフォメーションで引換券を渡して年間パスの新しいやつを受け取る。そして退館。16時半。結構長い時間いたな。
JETTYの前を通って帰ろうかと思ったが、何となく気分が乗らなかったので来た時と同じようにポートブリッジから帰る。犬を散歩させてるオッサンがいた。犬と目が合った。ポートハウスの脇を通り、地下鉄の駅へ。疲れた。260円の切符を買い、矢場町へ。パルコの5階の楽器屋へ行く。弦とピックを買う。ついでに色々と見たい物があった。音楽ソフトとかオーディオインターフェースとかコンデンサマイクとか。買わないけど。あの店は楽器を眺めてるとすぐに店員が寄ってきて「弾いてみます?」とか聞いてくる。でも100万するような楽器を眺めてると、お前ごときが見るんじゃねぇ!ていうような不快そうな視線を投げつけてくれる。気のせいかもしれんけどな。そういう楽器を眺めてても絶対に試奏を勧めてくれたりはしない。普通の20万ぐらいのギターを見てても同じ。安物を見てるとすぐに話し掛けてくる。なんかイヤな感じ。弦を4セット、ピックを5枚か6枚買って店を出た。本屋とか色々見たりしたけど書くのがめんどくさくなってきた。読む方が万倍ラクだろうが、それでももうここまで読んでる人はいないだろうと思う。だから適当に省略。
矢場町から名古屋まで行って名鉄に乗るのが距離的には最短。ただ、栄で東山線に乗り換えたりしないといけないし、帰宅ラッシュの時間帯で座れない可能性があったりするので、一旦金山まで引き返してそこから名鉄に乗ることにした。新名古屋からは座れないが金山からなら座れる可能性が高い。万全を期すなら地下鉄で金山まで行った後に名鉄で神宮前まで逆方向に行き、そこで御嵩行きを待つのが最強ではある。でも面倒だったので金山で乗ることにした。そしてしばらく待ってやっと来た電車を見て倒れそうになった。恐ろしいほどの満員電車。死ねボケ!と思いながら眺めてたら後ろの方は少なかった。俺が乗るのは後ろの方だ。御嵩行きとか新可児行きの電車は犬山で切り離されて前の方は岐阜方面へ連れて行かれる。後ろに乗らないと可児方面へは行けないのだ。いずれにしても座れないのが確定で半泣き。でもこの程度はウンコエナジーとは言えん。新名古屋で俺の近くの乗客が降りることを激しく祈った。しかし祈るとウンコエナジーの妨害を受けることが確実なので、ウンコエナジーすら立ち入れない更に奥の方で誰にも気付かれないように祈った。自分自身でも祈ってることを自覚できないほど深い闇の中で祈った。そしたら前の席の奴が立ち上がったので、立ち上がり切る前に隙間から滑り込むように座った。祈りが通じたのではない。誰に通じるというのだ?神も仏もない。宇宙は俺を葬りたがっている。きっとその客は俺から発せられる負のエネルギーにビビって逃げ出したのだ。つまり俺自身の努力の成果だ。あとは西可児まで読書しながら電車に揺られるだけ。でも油断はしない。少しでも安心した雰囲気を放出すればウンコエナジーにつけこまれる。人身事故が発生したとか言って帰れなくなったりするんだ。だから一瞬たりとも気を抜かない。常に神経を張り詰めて生きていかねばならない。それが宇宙に執拗に狙われ続ける人間の宿命だ。
無事に西可児まで到着し、原付で帰宅。夕方から雨になるかもしれないという天気予報を見てたのでカッパを用意しておいたんだが、用意すればそれを無駄にするために雨が降らないことは分かりきっていた。だが雨具を用意していなければ笑えるほどの豪雨になっていただろう。そうなるようにできている。つまり俺の完璧なる勝利だ。雨具を用意した苦労を無駄にして俺を悔しがらせようなどというチンケなものではノーダメージだ。バカなやつだよな。いつか必ず殺してやるから肥溜めで泳いでろよボケが。もひゃひゃひゃひゃ!!
家に帰ってからMステとPOP JAMを見るつもりだったんだが、あまりにも疲れすぎてそれどころではなかった。まるで気を失うように倒れこんだ。でもその前にちょっとしたウンコエナジー発動。ちょっと前にメモリーカードがぶっ壊れてソニーに直してくれって頼んだら送ってくれって言われたことをこの日記に書いた。1週間から10日ぐらいはかかると言われて、DQ8に間に合わないのが確実になったので、松本孝弘のCDを買った時についでに新しいのを買っていたのだが、そういう余計なことをするとウンコエナジーに付け込まれる。狙われてるからな。そういうわけで恐ろしく迅速に対応してくれてメモリーカードが送られてきてた。しかし、データは復活させられなかったらしい。そして不良品ということで、新品に交換してくれた。ウンコエナジーに取り憑かれてるからデータが復活することはあり得ないと分かってはいた。だから新品に交換してもらえただけでありがたい。しかし!DQ8に間に合わんからと思って新しく買ったメモリーカードが無駄じゃないか!ウンコまみれとしか言いようがない。歯を食い縛ったまま叫びたい。でもね・・・それだけじゃないんだよ。メールで送り先を教えてもらった時に、ソニーからのメールにこう書かれていた。「送料は、ご返送の際に切手にてお返しいたします。ご了承ください。
」で?その切手とやらはどこにあるのですか?切手入れ忘れるなボケェ!!120円返せぇェぇエアああアエあぇあぁえぁえあェえァえあっぁえあ!!!!しかし大の大人が120円ごときで喚き散らすのもみっともないので泣き寝入りですよ。苦情言えば120円払ってくれるに違いないんだけど、「こいつ、120円ごときのために必死だな(pgr」とかいうソニーの嘲笑を想像するともう気が狂いそうなほどに泣き寝入るしかないのですよ。ショックと疲労のあまり気絶した。いつ寝たか覚えてない。
公開日時 | 不明 |
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本文文字数 | 10899文字 (タグ込み) |
URL | https://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20041126 |
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