海の近くに住みたい
公開日時: 不明
「悲しい事件が起きました・・・」
このセリフを聞いてズキューンと来る人はいるだろうか。俺の時代の西可児中学校で割とよく聞けた。全校集会とかでね。大抵の場合、悲しいと思ってる人間は存在せず、被害者は怒り爆発、犯人は爆笑を堪えるのに必死。笑ってしまえば犯人であることがバレてしまうので笑いを堪えるのが大変なのだ。事情を知ってる者達も同様に笑いを堪えるのに必死。全然悲しくも何ともないのです。そう、お前の思ってる通り、「悲しい事件」の大半に俺が関わっていた。全てではないけどな。誰だか特定はできないが西可児中の生徒が一般市民に迷惑を掛けて学校に苦情の電話が入る。そして全校集会で「悲しい事件」だ。ほぼ全て俺か俺の友達(椅子タン含む)が犯人。ほぼ現場にいたりして誰よりも詳しく事情を知っていて必死に爆笑を堪えながらすっとぼけていた。CHOSANGも同じ学年だったから「悲しい事件」についての記憶があるかもしれないな。もう体育館に集まる前から「悲しい事件が起こりました」って来るぞとか言いながら笑ってたりしたものだ。そして予想通り来るからめちゃめちゃ笑えるんだ。誰か1人耐え切れずに吹き出したりするとつられてしまって大変だ。眼鏡かけた生徒指導の先生が神妙な顔で壇上に上がったところで既に「来た〜!!」って感じですよ。そして第一声はいつも「悲しい事件が起こりました」だ。1文字目の子音がKの時点で心の中で大爆笑。悲しくねぇっつーの。俺って昔から極悪人だったんだな〜とつくづく思った。俺がもし被害者側だったら西可児中の生徒全員虐殺するよ。それぐらいのことを平然とやっていた。具体的に何やってたかは覚えてないけどね。学校に苦情の電話が入ることは楽勝で予測できた。そして絶対に自分の身が安全なのも分かっていた。狙われた奴は悲劇だね。今はそこそこ年取って罪を犯したら捕まって刑罰食らうことになるしある程度の分別もついてきてそういうことはやらなくなったけど、子供の頃は無邪気に極悪三昧。素晴らし過ぎる。
そう言えば今日はめちゃめちゃ強い台風が来るとか言ってたくせに来なかったね。中1の頃、強めの台風が来た時にドブに流されて死にかけた事がある。現場に椅子タンも居たんだが、あれはほんとにヤバかった。あの時、ちょっと何かがズレてたら俺は死んでただろう。その時死んでれば俺の餌食にならずに済んだ人間も多いはず。俺は死んだ方が世のため人のためには良い。だが俺は死なん。全ての人間に苦しみを与えるのだ。う〜む・・・自分で言うのもなんだが、俺ってどう考えてもどう冷静に客観視しても普通じゃないよな。目立たないように生きたいのに無駄に個性が強過ぎて全然ダメだ。出る杭は打たれるというが、今まさにウンコ色のエネルギーという名のゴミに打たれまくっている。思えば子供の頃から何か超常的な力に狙われ続けてる。記憶に無いぐらい昔に3階の窓の手すりの隙間から外に出て首が引っ掛かってぶら下がったりしてたらしい。密かに何度も殺されかかってる。ドブに流されるとか普通じゃないやり方で俺を消そうとしてる奴がいる。今は金欠死を狙ってるようだ。でも俺は死なない。よっぽど宇宙にとって都合の悪い存在なんだろうが、神だかウンコだか知らんがゴミみたいな輩に殺されるほど俺は弱くない。いつか奴らを葬って頂点に立つ。世界中を悲しい事件で埋め尽くしてやる。高みからけたたましく爆笑してやるよ。
公開日時 | 不明 |
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本文文字数 | 1435文字 (タグ込み) |
URL | https://orca.xii.jp/br/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20041009 |
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