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犬土偶日記

海の近くに住みたい

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2004年02月07日

山の如し

公開日時: 不明

土曜なのに何故かバンドの練習は休みだった。誰の都合で休みになったのか俺は知らない。スタジオに先客があったのかもしれない。とにかく今週の練習は日曜の16時から18時に変更になったので土曜なのに久しぶりに家で過ごした。なんか普段と違うことをすると新鮮な感じがする。20時半頃、俺のサイトの登山連絡用BBSを見たら椅子タンが書き込んでた。山と飯、行くなら携帯にワンコくれだと。何?ウンコだと?と思ったがまぁめんどいからそれは言わずにおいて、それよりも重要なことは、山と飯がセットになっていることだった。しかも返事はワンコのみを指定されている。これは困った。俺は山は行ってもいいんだが飯は食いに行きたくなかった。外食は無駄だ。自炊の数倍金がかかる。時間ももったいない。家で1人で食えば短時間で激安だ。外食ほど無駄なものはない。どうせ大して美味くもない。金額に見合った味を提供してくれる店を俺は知らない。どこもかしこも味の割に高額だと思う。それなら安い材料を買って来て自分で作った方がマシではないかと思うのだよ。だから飯は無しで山のみならOKだよと返事したかったのだが、ウンコ以外の手段を絶たれてたので少し迷った。だったら別に山も登らんでいいか。そもそも山に登りたいわけでもないぞ。椅子タンは1人で山に登るのが怖いから俺やごとけんを誘うんだ。とは言っても半ヒキコモリというかほぼ全ヒキコモリ状態の俺にとっても登山は悪くないと思う。深夜に登ることは別として。だからまぁそんなに登りたいんなら強烈に拒絶する気もないしその必要もなさそうだと思う。だからOKだという意思を伝えるべく携帯にウンコを送りつけようと思ったのだが、やはり外食の無駄が腹立たしく思えてメールで返事することにした。飯抜き登山のみ且つ早い時間ならOK!って。メール送ってからギターを弾き始めた。B'zのアラクレっていう曲。それを2回か3回弾いてる間に椅子タンが迎えに来た。早すぎ。そのまま山へ行った。恐ろしく寒かった。寒すぎて死にそうだ。21分ぐらいかかってると思ってたが19分で登頂できた。特に何もなくそのまま下山。椅子タンがどうしても飯を食いに行きたそうにしてた。どうしても外食せねばならぬよ!っていうぐらいの強烈な思念波を感じずにはいられない。金のある奴にとっては自炊は手間がかかってめんどくさいのだろうが、そういう無駄を減らせば月に一体いくら浮くんだろうな。飯だけでどれだけ金を無駄にしてるか考えた方がいい。椅子タンだけに向けて言ってるのではない。おそらく俺と同年代のやつらはみんな大して美味くもないない飯に無駄に金を葬っていることだろう。自炊最強。うまくすれば食費を5分の1以下に抑えれるぞ。まぁ椅子タンがどうしても食いに行きたそうだったのでついていくことにした。こういうところが人付き合いの煩わしいところだね。相手にも余計な気を使わせたりするし。やっぱ1人でいるのが気楽でいいよ。全ての時間を自分の思い通りにできる。飽きたらすぐにやめれる。気が変わったらすぐに他のことに手を出してもいい。どっか行きたくなれば行けばいいし、帰りたくなったら帰ればいい。誰の都合も考える必要がない。常に全てのエネルギーを自分自身を満足させることに使える。やはり孤独はいい。高校出てから意図的に友人を減らし続けてたが、なかなかの成果を上げたと思う。自分の人生にとってどうしても絶対に必要な人間なんてほとんどいないよね。友人が多いと得することもあるだろうが損することや煩わしく思うことの方が多い。関わる人間は少なければ少ないほどいいと思う。自分にとってプラスになる人間とだけ付き合えばいい。それじゃ社会に適応できないだろうと思う。だからこんな人生を送ってるのだよ。あひゃひゃひゃ!!で、話が逸れまくったんだが、結局椅子タンがなか卯でうどんを奢ってくれた。いつもすまんのぉ。俺に奢ってまで飯食いに行きたかったのか。相当腹減ってたんだな。別に俺を家に送り届けたあとで1人で食いに行けばよかろうに。なか卯の紅生姜が美味い。吉牛の紅生姜はクソだが、なか卯のは絶品だ。タダだから食いまくらねばならん。あの紅生姜には七味がよく合う。だから空になったどんぶりに紅生姜をモサモサ入れてそれに七味をかけて食うのだ。ただし、タダだからと言って食いすぎると腹を壊して全てが無駄になる。ギリギリで止めておかねばダメだ。お前らも気をつけろ。

◇犬土偶 Selection #017
INTO THE ARENA / Rock'n Roll Standard Club
「Rock'n Roll Standard Club」収録

INTO THE ARENAは元はMSG(Michael Schenker Group)の曲だが、俺が初めて聴いたのはB'zのTAK MATSUMOTOがカバーしてるやつだった。95年頃、B'zのTAKがパーソナリティーを務めるラジオ番組、タイトルはうろ覚えだがB'z Beat Zoneとか何とかいうやつで、月に一度、自分のルーツになった洋楽ハードロックを知り合いのミュージシャンとセッションして流していた。最初はCD化するつもりはなく、遊びみたいな感覚でやってたようで、ラジオでも基本的に1回しか流さず、聴き逃したらアウトという非常にレアなブツだった。月1回で1年続き、ラストはTAKがボーカルのオリジナル曲で締めた。ライブでやってたDon't Ask Me, Babyっていうタイトルだったと思う。そのラストの曲は後にTHE CHANGINGというタイトルで詞も変えてリリースされた。そういうラジオの企画でやってたやつだがなかなか質も高く、量もCD1枚分ぐらいになったので、リリースすることになった。それがRock'n Roll Standard Clubというアルバム。本業のB'zがReal Thing Shakesという英語詞の曲を出した頃にリリースされた。そのRock'n Roll Standard Clubの4曲目に入ってたのがINTO THE ARENAというインスト曲。マイケルシェンカーという名前はそれ以前からラジオでTAKがよく言ってたので知ってたが曲自体は聴いたこともなかった。このINTO THE ARENAって曲、すごいいいな〜って思った。洋楽のハードロックってリズム重視でメロディとかは激しく疎かな感じのが多いと俺は思うんだが、こんないかにもメロディ重視って言わんばかりのインスト曲は新鮮だった。それでいてリフもなかなか凝ってて実際に弾いてみると運指が難しかったりで面白い。まぁ当時はギターやってなかったから聴いただけで気に入ってたんだけど。何年か経って俺もコピーしてみようと思い立ち、シェンカー版のスコアを入手して弾いてみた。微妙にTAKが弾いてたのとはリフが違ってた。これはオリジナルも聴かねばならんなと思って今は亡きWinMXでシェンカー版のMP3を入手。MXは激しく嫌いなんだけどな。それ聴いた感想は、期待はずれというか思ってたよりヘボいって感じかな。シェンカーよりTAKの方が巧いと思った。本場の人だし世界的にも有名だしTAKもコピーするぐらいだから凄いんだろうなと勝手に思ってたけど期待してたほどではなかった。だからこの曲は敢えてオリジナルではなくTAK版を激しく推奨する。

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