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犬土偶日記

海の近くに住みたい

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2023年09月08日

種子島旅行1日目 行くだけで1日消滅

公開日時: 2023年09月21日 09時33分16秒

2時に寝て7時に起きることができた。ギリギリで時間調整に成功した。

6年半ぶりに種子島に行く。寺に預けてある祖母のお骨を永代供養するらしい。牧川にある祖父の墓も掘り起こして一緒にどこかに埋葬するらしい。うちの祖父母専用の墓ではなく大勢一緒に供養する場所らしいので個別の墓はなくなる。法事もこれで最後だとか。もう今後は法事を口実にして種子島に行くことはない。種子島に行くハードルが次回から急に上がる。気軽に行ける場所ではない。祖父母の家は廃墟になったからタダで長く泊まれる場所もない。法事があっても行く頻度は高くないのに、今後はもうほとんど行くことはなくなる。もしかしたらもうこれが種子島に行く最後になるのかもしれない。まだ宝くじを当てて種子島に移住する計画は消えてはいないが、そう簡単に当たるものでもないだろう。

見るたびに激変するYahoo!天気。昨日は予報が悪い方へ悪い方へ少しずつズレていたが、今日はどうだろうか。見てみたら台風の速度が弱まったのか、飛行機出発の頃に結構空港に近い場所に台風がある。ルートは昨日の夜に見た時からほとんど変わっていないようだ。中部国際空港の天気を見ると、昨日見た時よりかなり悪い。降水量もかなり増えているし、なにより風速が上がっているのが怖い。昨日は5m/sから2m/sに下がり、もう大丈夫かなと思っていたのに今見たら7m/sになっている。離陸の瞬間に突風でよろめいて離陸失敗して大事故なんてことにならんだろうな。昨日は中種子町の10日の予報が暴風雨で降水確率70%になっていたが今見たら曇時々雨で降水確率50%に下がっている。見るたびに変わりすぎだろ。この後も変わり続けるだろう。その日になってみないと全く分からない。予報の意味がない。YouTubeでいろんな予報を見てみたが、Yahoo!とはだいぶ違うな。空港に行ってみないと分からない。台風の位置がヤバいことに変わりはないのであまり楽観はできない。台風の西側なのでそんなに風は強くないかもしれないが、台風の威力は上がっている。今がピークらしいんだが、飛行機に乗る時間頃はまだピークに近い状態だろう。さて、どうなるか。

天気予報をいろいろ見ながらコーヒーを飲んでいたんだが、起きてすぐに胃に流し込んで刺激したせいか、急激に便意が発生した。電車や飛行機内で便意に苦しめられる未来に怯えていたが、余裕で家を出る前に流し殺せるらしい。睡眠サイクルも良い感じに調整できたし便意に苦しめられる未来もほぼなくなったし、台風以外は順調だ。それが逆に怖い。

ウンコを屠った。しかし量が少ない。耳鼻科に行った日に親の家で食ったお好み焼きだろうか。あの日は晩飯を大量に食ったから、晩飯の分が出たならもっと量が多いはずだ。できれば家を出る前に全て出しきりたかった。残った数日前の晩飯分があとで便意になって襲いかかって来るかもしれない。飛行機内は便所があるからまだ良いが、電車が怖い。便所もあって静かで速くて快適な特急ミュースカイは早朝にはあるが、昼にはない。便所のない準急で長い時間かけて空港まで行く。ここが怖い。ミュースカイ、最近全然見ないなと思って調べてみたら新可児駅からは平日の朝6時27分と7時0分の2本だけしかないらしい。平日のみ。1日2本。昔はもっとたくさんあったはずなんだがな。帰りのやつも見てみたら何と新可児行きのミュースカイはもう存在しなかった。鵜沼行きがあるので犬山までは特急で行けるが、特急で乗り換えなしでは帰れないようになっている。朝の特急で可児から空港に行っても空港での待ち時間が多すぎて無駄なので往きは準急で行くことになる。空港まで行くのが既に地獄。2時間近く電車に揺られる。

ANAとJALのサイトで運行状況を確認してみた。ANAは静岡と関東は終日欠航が決まっているらしい。他は大丈夫だが状況次第で変わるかもしれないらしい。JALの方も関東はダメっぽいが、俺達が乗るのは鹿児島から種子島なので台風の影響はないだろう。台風も心配だが、電車も不安がある。バカが飛び込んで止まるなんてこともある。都会では毎日自殺者がいるらしいが、こちらの方では珍しい。しかし近年かなり増えて来ている。日本全体が経済的に落ちぶれて困窮して鬱病になって自殺する奴が多いんだろうか。鬱病になる原因は様々だが、自殺の直接の原因はほぼ全て鬱病だ。精神病院で治療しろ。精神病院に行くのが嫌でどうしても自殺したいなら睡眠薬飲んで風呂で溺死しろ。大勢に迷惑かけるな。

ここまでは出発前に書いた。ここから先は種子島から帰って2日経った13日の夜以降に書いている。現地でスマホにいろいろメモしてあるので、それを見て思い出しながら書くことになる。

弟夫婦とは名鉄の新可児駅の前で待ち合わせていた。10時14分の準急で空港まで行く。俺は荷物もあるし可児駅まで行く手段がなかったので親が車で迎えに来て一旦親の家に行って、そこからJR太多線で可児駅に行って弟達と合流して名鉄で空港に行くということになっていた。弟達は駅の近くに住んでいるので徒歩で駅に来るらしい。名鉄の新可児駅で予定通り10時14分の電車に乗れるかどうかが最初の関門。JR太多線のダイヤがなかなか厳しい。可児駅に着くのが10時13分。乗り換えの時間が1分しかない。JRが少し遅れたり弟達と一瞬で合流できなかったり改札で手間取ったりしたら簡単に終わる。1本早い電車で可児駅に行くと可児駅で30分も待つことになる。安全策を取って30分早く行くべきかとも思ったが、可児駅周辺には何もない。あそこで30分潰すのはつらすぎる。しかしやはり乗り継ぎ時間の少なさが怖い。朝9時頃に親からLINEが来た。今から行くと。

無事に9時半頃に親の家に着いた。モモ(トイプードル)は4日間も親がいなくなって寂しがるだろう。電車が来るのを待ち、時間通りに来た電車に乗り込む。manacaの残高がめちゃくちゃ少ないが、ギリギリ片道分足りることは数日前に耳鼻科に行った時に確認している。帰りにチャージする必要があるが、今はどうでも良い。JRの電車を降りたら、柵の向こうで待っている弟達が見えた。改札を出て小走りで2人の元へ。親からもらっていた株主優待の切符を渡し、急いで改札を抜ける。慌てすぎて違うホームに向かってしまい、親にこっちだと言われてしまう失態。無事に予定していた準急に乗り込むことができた。始発駅だが、だいぶ長く待っていたようで、客は結構いた。それでも余裕で座れた。ここで座れなかったらマジで地獄。生きて空港に辿り着ける気がしない。

出発。想像以上に長い。いつまで経っても着かない。人口が増えて来たからか、昔は止まらなかったカス駅にも止まりまくる。普通電車と何が違うんだ。普通電車は止まるが準急は止まらない駅はいくつあるんだろうか。ほぼ普通電車と変わらない。犬山口とか木津用水まで止まりやがる。勘弁してくれ。想像以上に時間がかかる。名古屋までで既に力尽きて命を失いそう。座っているだけなのにこんなに疲れるのか。ドラクエウォークをやっているが、レアモンを拾うのが難しい。レアモンスポットに近づいてシンボルに変化してタップ可能になる前に通り過ぎたり、絶妙にウザい位置にギリギリのタイミングで壺が出現してレアモンに触れなかったり。壺やカジノコインはまぁまぁ拾えるが、速度が速いと出現すらしない。名古屋からがまた長い。特急だと名古屋から先はほとんど止まらずに行くんだが、準急だと聞いたことがないような駅にも止まりまくる。長い。死ぬほど長い。2時間近い。中部国際空港から鹿児島空港に行くよりも時間がかかる。やはりミュースカイがないとキツすぎるな。弟が会社でフォークリフトに轢かれて足をやられてリハビリ中だが、もうほぼ完治に近いところまで来ている。まだしばらくリハビリは必要らしい。いろいろ聞いたが、相変わらずヤバい会社だな。潰れないのが不思議。りんくう常滑の駅のすぐ近くにあまり枠高確が見えたがギリギリ届きそうで届かなかった。惜しい。12時3分、中部国際空港駅に到着。死にそう。DQWの歩数を見たら本日の歩数は3000歩。電車ではほぼカウントしないようだ。

1人で種子島に行く時は駅を出てまずは空港とは逆方向の船乗り場の方へ行って窓から外の景色を撮影したりするんだが、今回は駅を出て最短距離で空港へ向かう。まずは親が種子島の知り合いに渡す土産を買い、荷物に詰めるだけ詰めてから荷物を預けることになっていた。俺の荷物がスカスカなので俺のカバンに入れる予定。想像していたより大量の菓子を買っていて、俺のカバンに入り切らなかった。適当に詰めて、入り切らない分は手荷物で持ち込むことになった。

ANAのカウンターへ。ANAが4月からオンラインチェックインというやつに完全移行して、昔とやり方が変わっている。マイレージのICカードでは乗れなくなっている。eチケット控えにQRコードが出なくなったので、それを使って乗ることももうできない。チェックインは出発の24時間前からしかできない。スマホやPCでチェックインして、スマホのANAアプリでQRコードを表示して自動荷物預け機や保安検査や搭乗など全てできる。これはこれで便利なんだが、複数人のチケットを取った場合には面倒になる。購入者の端末に全員分のQRコードを表示できるが、1回で全員通過できるわけではなく1人ずつ通過してスマホを渡して自分のQRコードを表示し直して、というアホみたいなことをせねばならんらしい。1つの画面に全員分のQRコードを表示するわけではないから、スマホの操作の仕方が分からん人がいると非常に面倒なことになる。そんな客ばかりだと却って渋滞して大混雑するだろう。チェックイン後にメールで全員にそれぞれのQRコードを送れるが、全員分のメールアドレスを知らないし、スマホでポチポチとメアドを入力するのは地獄だ。帰りの分もチェックインできるなら家でPCでやれば良いが、24時間前からしかできないので帰りがつらくなる。チェックイン後のQRコードの印刷は何故か1人の時だけできる仕組み。複数人だと印刷できない。ウンコすぎる。たぶん同乗者がマイレージ会員なら自分のアプリでログインして俺が買った券でも自分のQRコードを表示できるんじゃないかと思うが、弟夫婦はマイレージ会員ではないし、親にANAアプリをインストールさせて使い方を教えるのも大変そうだ。

自動チェックイン機も5月以降順次撤去されることになっている。航空券を購入したクレジットカードをチェックイン機に入れて紙の航空券を発行してもらうのが複数人で行く時には一番楽な気がするが、それもできなくなるということだ。どうせ荷物を預けるためにカウンターに行くことになるので、そこで紙の航空券を発行してもらえば良い。完全にオンラインに移行して有人カウンターすらなくなるようなことがあれば本気で乗れなくなる人が出てくるから、中途半端にいつまでも有人カウンターは残り続けるだろう。スマホでできる人がどんどんオンラインチェックインの方に流れれば人件費を抑えることができる。有人カウンターは残しつつも、オンラインでできる奴は可能な限りオンラインでアプリでやれということになっているんだろう。

荷物も無人の機械にQRコードをかざして自動で預けることができるが、乗り継ぎがある場合には有人カウンターで手続きをする必要がある。JALの中部〜鹿児島航路が廃止され、今はANAしかない。鹿児島から先はJACしかない。JACはJAL系。荷物を中部から種子島まで運んでもらうには違う航空会社になるので中部の有人カウンターで手続きせざるを得ない。無人の機械でやろうとすると一旦鹿児島で荷物を受け取ってまた預け直す必要がある。結局、有人カウンターに行くしかない。航空券を買った時に使ったクレカをカウンターの人に渡し、種子島まで荷物を送って欲しいと伝える。JACの航空券等、便名が分かるものを見せろと言うので、印刷してきたJACのeチケット控えを渡す。ちなみにJALの方は昔と同じやり方で乗れる。マイレージカードも使えるし、eチケット控えも使えるし、自動チェックイン機も今はまだ廃止予定はない。ANAみたいなJALのアプリもあって、同じようにアプリでQRコードを表示して使うこともできる。選択肢が増えたJALの方が便利。荷物を種子島まで一気に送ってもらうためにはここのANAカウンターに頼むだけではダメで、ここでもらった黄色い封筒を鹿児島空港のJAL有人カウンターに行って渡す必要がある。荷物の番号とかバーコードが印刷されたシールが貼ってある小さめの封筒。そう言えばそんなのがあったな。1人で行く時は邪魔な荷物は宅急便で種子島に送って機内に持ち込める荷物だけで行っていたから、荷物を預けることはなかった。親と行った数回は荷物を預けていたが、あまり記憶に残っていなかった。とにかく、この黄色い封筒を鹿児島空港のJALカウンターに渡すのだけは絶対に忘れてはいけない。渡し忘れると荷物が鹿児島空港に置き去りになってしまう。これも全自動でやれないものなのかな。各航空会社で連携して荷物預けた時点で勝手に目的地設定して運んでくれるようにできそうなものだが。荷物を預けてANAの航空券を発行してもらい、身軽になった。

保安検査まで時間があるので中部国際空港で飯を食って行くことになっていた。俺は何も食わなくても良いんだがな。どこでも食えるような無駄飯を無理に食う必要があるのか。種子島でしか食えないものに全力を出すべき。とりあえず店を見て回る。まるは食堂で食うことになった。デカいエビフライで有名な店。展望デッキの先の方にメガモンのギルギッシュが出現中。中からは届かなかったので、店に向かう親達に気づかれないように小走りでメガモンを拾いに行った。無事に討伐待機画面に突入し、少し遅れて店へ。討伐しながらメニューを見て選ぶ。親が高くて量の多いものを食わせようとする。弟達にも量が多いものを勧める。食わなくて良い。こんな時間に大量に食ったら晩飯が食えなくなるぞ。今日の晩飯は親の同級生の居酒屋で食うことになっている。高級なものが出てくるわけではないが、ここらでは食えないような珍しいものが結構出てくる。せっかくなら珍しいものを優先すべき。普段ならまるは食堂のジャンボエビフライなんて喜んで食うところだが、今日は種子島に行くんだろ?このタイミングで飯を食う意味が分からない。腹が減る?好都合じゃないか。

まぁ何を言っても無駄だ。毎日朝昼晩、腹が減っても減らなくても決まった時間に食うのが当たり前と信じ込んでいるんだろう。無駄飯は食わず、本気を出すべき時を見極めて全力を出す、などと言っても意味が分からないんだろう。何故そのタイミングで飯を食いに行こうとするの?何故そこで大量に食料を買おうとするの?という場面が種子島滞在中にもウンザリするほどあるだろう。それで大量の食料を余らせて困ることになる未来が見える。いつもいつも種子島に行くたびに食料を余らせているではないか。会う人会う人がみんな親切で食料を恵んでくれる。それだけでも食いきれない量になる。いつもいつも苦しんでいるではないか。何故学習しないのか。常に空腹感を維持しろ。無駄飯を食うな。買うな。2日や3日ぐらい食わなくても死なないから。現地で珍しいものや高級なものにありつけるタイミングだけ全力を出せ。無駄飯を食うことによって腹がパンパンになり、いざ美味いものが食えるチャンスが来た時に何も食いたくない状態なんて、想像するだけで気が狂いそうだ。滞在中に誰も食料を恵んでくれず、良い食い物にありつけるチャンスにも巡りあえなかったら帰りの空港で爆食いでもすれば良いのだ。帰る時まで無駄飯は一切食うべきではないし、買うのもやめるべき。普段なら食える時に食うべきだが、珍しいものや高級なものが食えそうな時は徹底的に無駄飯を避けて準備しておくべきだろう。何故分からんのだ。親からすれば種子島の飯なんて貧しい時代に散々食ったクソどうでもいい飯なんだろうな。

弟は量の多いものを親に勧められて予想以上に満腹になったようだ。後半つらそうだったが無理して完食したような感じに見えた。今日の晩飯が台無しになったな。まるは食堂の方が圧倒的に高級だが、高級さよりも珍しさの方が優先度が高いと思う。エビフライとか刺身とか別にどこでも食えるからな。弟はもう本人が思っているより遥かに残念な結末が確定している。俺は普通の量の定食を食ったが、普段あまり飯を食わないので結構不安な状態。晩飯は食おうと思えば普通に食えるだろうが、全力は出せない気がする。定食じゃなくて単品にすれば良かったかなと後悔し始めていた。1人だったら余裕で何も食わない選択をしたんだがな。このタイミングで食う意味があるのか?どう考えても意味が分からない。

世間的にはたぶん俺がおかしいんだろう。デブが多い世界だからな。奇形や病気以外のデブがそこら中にゴロゴロいる生物なんてヒトだけだろ。明らかに食いすぎ。頭おかしいレベルで食いすぎ。1日3食が健康に良いとか言っている奴は完全にキチガイか知能に障害があると思っている。10万年だか20万年だかのホモサピエンスの歴史の中でそんなに毎日大量に飯を食えていた時期などせいぜいここ数百年だろう。しかも一部の階級の人間だけだ。ヒトは食料が満足に手に入らない環境に適応して軽い飢餓状態に最適化した進化をして来た生物だ。毎日3食というのがいかに頭おかしいか、まともな知能があれば分かるはずだ。そんなに食えるようにはできていない。血糖値を上げるホルモンは何種類もあるのに血糖値を下げるホルモンはインスリンしかない。余分に食ったら体を壊すのは明白だ。1日3食なんてどんな激しい肉体労働をしていても絶対に必要ない。痩せるために運動する!とか言うデブも世の中には多いが、痩せるための運動なんて何も生み出さないしただの時間の無駄。最初から食うな。バカか。飢餓で苦しんでいる国に行って「痩せるために運動を頑張ってます!」とか醜い笑顔でブヒブヒ言ってみろ。

特に何もなく無事に保安検査を通過し、左奥へ。1階に下りて奥へ。俺達が乗るのはあれかなと思っていた飛行機よりだいぶ小さい飛行機に乗ることになりそうだ。いつだったか、夜の飛行機で帰って来た時に乗ったプロペラ機と同じやつか。JALが中部〜鹿児島の航路を廃止し、ANAだけになってもこんな小さい飛行機。プロペラ機だぞ。鹿児島から種子島に行くのと同じぐらいのサイズ。もしかしたら同じ機種かもしれない。そんなに鹿児島に行く人が減っているのか。昔はもっとデカい飛行機だったのに。

DQウォークのフィールド画面を見ると、行き止まりのその先にだいぶ行けそうな感じになっている。飯を食う前にメガモンを拾いに行った展望デッキがこの上にあるらしい。屋上デッキと2階はもっと先まで行けそう。1階の一番奥からでは届かない場所にレアモンとカンダタのほこらが見える。まだ時間があるので1人で2階に戻って奥まで行って拾ってみた。届くほこらはルーラ登録せずその場で消化。ここまでルーラ登録して来たやつもスキマ時間にコツコツ消化して来た。ここまでの成果。親の家に向かう途中に谷迫間で拾った4周年カウントダウンメガモンのデスピサロDD。レアモンシルバーデビルACD7、レアモンおどるほうせきBDD、メガモンギルギッシュCD、ガメゴンロードのほこらCD9、カンダタショーマンのほこらD、マジックアーマー高確B。電車でレアモンがあまり拾えなかったのがつらい。

搭乗開始。席は3月の購入時に指定済み。後ろの方が事故った時に少し死ににくいらしい。窓から見える景色が海のみではつまらなすぎる。これまで何度か種子島に行った経験から、中部から鹿児島は右側。鹿児島から種子島は左側が良い。鹿児島〜種子島は左側だと種子島が見える。右側にすると桜島が見える。結構悩むところだが、やはり種子島を見たい。そういうわけで後ろの方のそういう席を確保した。ただ、今日は天気があまり良くない。雲ばかりで何も見えないかもしれない。

14時10分。離陸。曇っているが台風の影響はほとんどないようだ。天気予報は全然当てにならん。飛行機の移動速度ではDQWは全然ダメだ。マップデータを読み込むのすら追いつかん。陸の上を飛んでいる時はわずかに電波が入って動作するが、海に出るともうダメ。機内のWi-Fiを使ってみたが、セキュリティ違反がどうのこうのというエラー画面が表示された。電波を発するようなアプリは使えないっぽい。じゃあ何に使えるんだ。登録済みのほこらの消化ぐらいならできるかと思ったが、アプリ自体がイチイチ細かいデータを頻繁に送信する仕組みなので何もできなかった。DQWができないとなると、もうやることがない。仕方がないのでスマホのクソ小さい画面で電子書籍を読むという地獄のような作業に突入。スマホにダウンロードしてあった電子書籍の量が少なすぎて困った。しばらく読んで疲れた。外の景色は雲ばかり。途中から雲がなくなって陸地が見えて来たが、どこを飛んでいるのか全く分からない。機内サービスのホットコーヒーを飲みながらひたすら休憩。もう疲れすぎている。種子島に行くだけで1日潰れる。もう午後なのにまだ鹿児島にも着いていない。


一応頑張れば昼までに種子島に着くことはできる。名鉄新可児駅の朝イチのミュースカイではもう間に合わない。これがウザい。もっと前の始発の5時35分のやつに乗り、途中で乗り換えたりしながら7時15分に空港に着き、7時55分のANAに乗って9時20分に鹿児島着。空港駅に時間通りに着いても出発まで40分しかない。搭乗手続き締め切りが30分前。保安検査締め切りが20分前。搭乗が10分前。駅から空港のカウンターまでも結構距離があるし荷物を預けたりすることを考えると、始発で出ても結構ギリギリだ。何かあったら即終了。可児駅で始発に乗る時点で親は不可能的に困難になる。可児駅までJRで行くことが不可能になるのでタクシー等、別の手段で可児駅に行く必要が出てくる。そこまでしないと種子島に昼に着くのは不可能なのだ。無事に始発で中部空港まで行けて飛行機に乗れて鹿児島まで行ければあとは楽。1時間半休憩して、余裕で保安検査を通過して11時15分のJACに乗って11時45分に種子島着。朝がめちゃくちゃつらいのもあるが、この旅程は飛行機チケットが何故か半年前でも売り切れていたり高額だったりする。昔は鹿児島で乗り継ぎするのが時間的に困難で朝イチの飛行機でも昼の飛行機でも鹿児島での待ち時間が増えるだけで種子島到着時刻は変わらないという悲惨な状態だった。搭乗の締め切りにギリギリ間に合わない感じで航空会社の人に怒られて急かされて館内放送で名前を連呼されて晒し者になって他の乗客を苛つかせながら猛ダッシュすれば可能ではあったが、見逃してもらえない可能性もあるしあまりにもリスクが高すぎて昼までに種子島に行く選択肢は取れなかった。今はまだ頑張れば可能なだけマシだが、なかなか厳しい。今回この旅程にしなかったのは、鹿児島から種子島の安いやつが売り切れていたからだ。他の時間帯ならまだ安いのがあるのに、無理して高い方を選ぶのは抵抗があった。朝早いのも中部空港で余裕がなさすぎるのもつらいし。今回ANAの乗り方が変わったり飛行機に乗るのが初めての人がいたり親が空港で土産を買う予定があったりで、ちょっとこれはキツいなということで真っ先に除外されることになった。


15時45分鹿児島空港着。DQウォークで週末の覚醒千里行が始まっている。そのためにウォーカーズスキルを温存してある。飛行機を降りて起動してみたらカジノのランク結果が表示された。いつの間にかシーズン2の後半が終わっていたらしい。ランクはVIP I。空港に出現中だったメガモンギルギッシュを討伐してB。なかなか良い。届く場所にあったゴルゴレのほこらも消化。

空港に着いてすぐ、JALカウンターに行って黄色い封筒を渡した。封筒だけではダメでチケット等も見せろと言う。便名は貼ってあるシールで分かるんじゃないのか。中部でJALのeチケット控えを見せた意味がないではないか。なんか無駄が多い気がするな。もっと効率的なシステムにできると思う。eチケット控えを見せたら何と航空券まで発行された。eチケット控えのQRコードでそのまま保安検査も通過できるし搭乗もできるのに。印刷して来る必要がなかったということなのか。インクまで買いに行ったのに。何もかもが無駄。結局、予約番号とかをメモって持って行くだけでどうにでもなるんだな。まだICカードやeチケットすら存在していなかったような大昔と同じやり方で行けるんじゃないか。まぁとにかく、荷物の引き継ぎもやったし、紙の航空券も全員分手に入ったし、もう特に問題はないだろう。

種子島行きのJACは40分遅れらしい。ただでさえ遅いのにさらに遅れる。土産屋をウロウロしたりして時間を潰す間、エビルホーク千里行で魔力のたてごとを発動。おどるほうせき4匹倒してノードロップ。ウンコか。弟達が大量の土産を買っていた。帰りに買えよ。無駄に荷物が増えて苦労するだけだろうが。買える時に忘れないように買っておくとか言っていた。効率が悪いな。

弟達が土産に芋を買いたいらしい。種子島ゴールドが欲しいらしい。紫芋か。渋いな。紫芋は身の色が珍しいとかポリフェノールの一種のアントシアニンが体に良いらしいとかそんなくらいしか良いところがない。糖度も低いし水っぽくて美味くないんだよな。そのまま食うんじゃなくて加工して菓子とかに使う芋だろう。なんで安納芋ではなく紫芋を欲しがるんだろうか。そもそも空港に生の芋なんか売っていないだろう。というか、まだサツマイモ自体が収獲の時期じゃないだろう。種子島より早く涼しくなるもっと北の方ですらまだ収獲が始まっていないのではないか。去年のやつの冷凍物ならあるかもな。なんか話を聞いていると何を欲しがっているのかよく分からなくなる。種子島ゴールドなんて銘柄を指定するぐらいだから入念に調べて紫芋を欲しがっているのかと思ったが、安納芋が欲しいと言ったりして意味が分からない。もしかして種子島の芋は全て安納芋だと思っているんだろうか。安納こがねと混同しているんだろうか。安納芋にもいろいろ種類がある。皮の色が濃い紫のやつと薄い赤のやつと白いやつ、外見だけで3種類はある。他にもあるかもしれない。皮が薄赤いやつと白いやつは中身がオレンジのと黄色のやつを見たことがある。皮が濃い紫のやつは中身が黄色いやつしか見たことがないが、オレンジのやつもあるかもしれない。糖度とか形とか大きさとか農協の厳しい基準をクリアしたものだけ名乗れるブランド名がついたやつがあって、白皮オレンジ身の安納こがねが一番糖度が高かっただろうか。値段もアホみたいに高いと思う。別にブランド物じゃなくても同じ品種の安いやつはいくらでも売っているだろう。所詮ただの芋だ。糖度が1%や2%低くても違いなんか分からん。そこまでこだわる必要もなかろう。糖度だけなら安納芋ではない紅はるかとかもっと良いのもある。まぁとにかく、弟達は何としても土産に芋を買いたいようだが、種子島でも去年の調理済みの冷凍物しか手に入らんかもな。

展望デッキに出てみた。異様に蒸し暑い。適当に景色や飛行機を眺めて中に戻る。

もう鹿児島空港でやることはないので、中に入って待つことになった。保安検査が何故か大混雑していて結構時間がかかった。JACの遅れは40分と言っていたが、もう少し遅れた。

どのタイミングだか忘れたが、親が叔父に電話していた。明日の朝に食うものがないからパンか何かを買っておいてくれと。待て!だから何故そこで無駄飯を食おうとするんだ。パンなんていつでもどこでも食えるだろ。せめて種子島でしか食えないような珍しいものを頼めよ。どうせ今日の晩飯の居酒屋で大量に残ったものをもらって帰ることになるんだろ。今日昼飯食ったから絶対余るぞ。それを明日の朝に食えば良い。そう言ってみたが無駄だった。別に今日の晩飯が余らなくても明日の朝飯を準備していなくても死ぬことはない。1食抜いたぐらいでは全く何も問題ない。無駄飯を食わずに空腹感が増せば次の飯で全力を出せる。BBQの予定が自然消滅しているみたいな気配だが、どうせ誰かが何かを恵んでくれる。珍しいものを食える。どうでもいいところで無駄なものを食うな。できるだけ空腹の状態にしておけ。何故分からんのだ。何故分からんのだ。何故分からんのだ。せっかくの種子島旅行が台無しになるだろうが。種子島で生まれ育った親にとっては種子島の飯なんてクソどうでも良いんだろうが、俺は珍しいものに全力を出したいんだ。俺が無駄飯を食わなければ良いだけかもしれないが、あれば食ってしまうだろう。

種子島行きのプロペラ機に乗り込む。外に出て歩いて飛行機へ。もう疲れすぎている。もう夕方。飛行機が遅れなければもうとっくに種子島に着いている時間だ。親が同級生達にだいぶ遅れると電話していた。離陸。雲が多い。種子島が見えるように左側の席にしたが、何も見えないかもしれない。九州本土を離れ、しばらくして雲間に島が見えて来た。島の北の方はもう見えなかったが、無理に斜め後ろを見たら馬毛島が見えた。住吉、深川の辺りは良く見えたが、祖父母の家がある牧川の少し手前から左に旋回し始め、祖父母の家は見えなかった。意外とデカい島だな。昔この島を原付でアホみたいに走り回った。ものすごい距離を走ったんだな。島を横断するだけでも原付では相当厳しそうに見える。なのに横断どころか余裕で縦断したりしていたからな。今はもうそんな気力もない。身も心も衰えすぎた。



18時13分、無事着陸。懐かしい種子島空港。荷物を受け取る場所の出口の先に叔父が待っていた。6年半ぶりか。あの時は叔父がインフルエンザに罹って大変だったな。法事はちゃんとやれたけど。そんなことを思い出しつつ、荷物が出て来るのを待つ。DQウォークを見たら空港の外にレアモンのランプのまじんと、メタルつむりの高確があった。今日の15時でレアモンが入れ替わっている。中部から鹿児島の飛行機の中で15時を迎え、おどるほうせきとシルバーデビルからランプのまじんとともしびこぞうに変わった。全部S4あるから心珠Pに交換するだけだ。鹿児島空港でエビルホーク千里行にしたままだったのでメタル枠のこころチャンスがメタルつむりになってしまっている。メタルつむりもメタルエンゼルもS4だし心珠Pも同じぐらいだろうからこれはどうでも良いんだが、もしここにめったに枠やあまり枠があったら大損だった。失敗したな。14章に戻しておいた。

荷物を受け取り、外へ。今は馬毛島の基地建設関係で業者の人間が大量に島に来ているので宿もレンタカーも確保が難しい。宿は何とかなったが、レンタカーは無理だった。叔父が車をフェリーで持って来ることになっていた。フェリーに車を載せると結構金がかかると思うんだが、4日間レンタカーを借りるのを考えると同じようなものかもしれない。フェリーは時間がかかる分だけ損か。叔父の車に荷物を載せ、車に乗り込む。妹も来ることになっていたら定員オーバーだった。妹も来れたらどうなっていたんだろう。空港出口を右へ。懐かしい県道76号線。空港出口を左へ行けば祖父母の家の方へ行ける。右は中種子市街地の野間方面。泊まる宿はいつもと同じくふれあいの里。今回は泊まるだけでなく中種子町施設予約システムの利用者登録をせねばならん。2月か3月にネットでここの宿泊予約をするために仮登録してそのままになっている。仮登録してから、ネットでは仮登録しかできず、本登録は現地でやるというウンコな仕組みが発覚した。結局宿は叔父が取ったので、仮登録のまま放置。仮登録後に電話すれば本登録できると親が叔父から聞いたらしいが、まぁ面倒なので島に行ってから本登録しようと思っていた。忘れてしまいそうだが必ずやらねばならん。次があるかどうか分からんが、次のために準備しておくのだ。今日はもう営業時間は終わっているから事務所に誰もいないだろう。土日はたぶん休みだから、帰る日の朝しかチャンスがない。

18時40分頃に宿に着き、荷物を置く。DQウォークの本日の歩数を見たら8000歩しかなかった。可児から8000歩で種子島に来れるのか。徒歩でも来れる距離だな。移動速度が速いとカウントしない仕組みなので、電車や飛行機での移動はほぼゼロカウント。空港や駅で歩いた分だろう。キラーゾーンが発生したが、宿から届かない場所。行くのも大変そう。太陽の里の公園の向こう側。これは一旦14章のまま居酒屋に向かって途中で違う場所に出現させてから章を変えて、居酒屋から帰ってから湧き直させるしかないだろう。ふれあいの里でWi-Fiが無料で使えることは事前に調べてある。テレビがある部屋の柱に設置してあるルーターにSSIDとパスワードが書いてあったので早速設定。種子島は電波が弱いのでWi-Fiなしでは相当キツいだろう。ふれあいの里の敷地内にあったカンダタショーマンのほこらを消化し、すぐに居酒屋へ。何人来ているのか知らないが、飛行機が遅れたのでずいぶん待たせている。

18時55分頃に野間の居酒屋へ。親の同級生がやっている居酒屋だ。初めて行ったのは2009年だっただろうか。いつもお世話になる別の同級生の人がまだ愛知に住んでいて、種子島に家を買ったと話していたのを覚えている。あの時以来、種子島に来ると必ずこの居酒屋で親の同級生達が集まって飲み食いすることになっている。俺が1人で種子島に来てもちょっとした顔見知り程度だからこの居酒屋に1人で食いに来ることはないだろう。つまり初めてこの居酒屋に来て以降、1人で種子島に来たことはないということになる。今回、祖母の17回忌だが、3回忌の時を最後に1人で種子島に行っていないということになる。14年。そんなになるのか。あっという間だな。

この居酒屋で珍しいものを食うためにこれまであまり食わないようにして来た。ごく普通の居酒屋なので高級なものが食えるわけではない。旅行者向けの豪華なものが出てくるわけでもない。ただ、可児では見ることもないような地元の料理が出てくる。珍しいものが食える。大体これまで食ったことがあるものばかりだと思うが、初めて見るものも出てくるかもしれない。これまで食ったことがあっても珍しければ良い。弟は昼に食いすぎて最初から満腹状態。俺は控えめに食ったからまだ余裕はあるが、大量には食えなさそう。飲み物はまずは芋焼酎を頼んだ。親の同級生がキープしていた5合瓶の芋焼酎が出てきた。中種子の定番の焼酎、島乃泉だ。これをお湯で割って飲む。俺は酒は好きだがアルコールに弱いので手加減して様子見しながら少しずつ飲む必要がある。だが久しぶりの種子島で少しテンションが上がっていたのか、初速をミスった。酒の回りが速いことに気づいた瞬間に急激にセーブしてお湯の割合を激烈に増やした。気づくのが早かったおかげで大事には至らなかった。弟達は巨峰とかのチューハイを頼んでいた。これは地雷だ。俺も過去にパッションフルーツチューハイか何かを頼んで苦しめられたことがある。笑えるほどに出てこないのだ。数十分は待たされる。材料を買いに行っているのか?と思うほどだ。チューハイなんてすぐ出てきそうなものなのにな。普段滅多に注文されないものなんだろうな。弟達が注文するのを見て過去の自分の記憶が蘇ったが、敢えて何も言わずに見ていた。予想通りいつまでもいつまでも出てこなくて笑った。酒は常備してあるはずだが、ジュース部分がなくてどこか自販機にスタッフが買いに行ったんじゃないかと思う。種子島だから自販機なんてそこら中にあるものでもないしな。時間がかかる理由が他に思い浮かばない。料理なら客も多かったし時間がかかるのは分かる。チューハイなんてジュースと酒を混ぜて出すだけだから1分だろう。

まずは貝を食った。そこら辺の海で採ってきた貝だろう。さすがの種子島でもそこら辺のスーパーに売っていたりはしない。海で自分で採る必要がある。丼に山のような貝。小さい巻き貝のことを種子島ではミナと言う。いろんな種類があるが全てミナだ。クロミナとかアカミナとかツメミナとか細かい区別はあるが、まぁ同じようなものだ。塩で茹でてあるだけ。近くに安全ピンを伸ばしたやつが小瓶に挿してあった。針で抉り出して食うのだ。別にこんな貝は種子島でなくても可児から車でも行ける知多や福井の海にも普通にゴロゴロいる。だが、これを食べる習慣は他所の地域にはないのではないか。こんなのまで食べるの?というようなものが種子島には多い。詳しいことは知らないが、昔種子島にはめちゃくちゃ貧しくてまともに食料が手に入らないような時代があったんじゃないかと思う。貝の山の上にアナゴがいくつか置いてあった。鰻みたいな魚のアナゴではない。アワビの小さいやつみたいな感じの貝だ。正式名称は知らない。激似の高級貝のナガラメというのもあるが、それは高級すぎてなかなか食えないな。ナガラメの正式名称はトコブシ。他の地域だと別に高級でもないかな。さすがに漁業権が設定されていて誰でも勝手に採ることはできないだろうが、釣りの餌に使ったりすることもあるくらいのものだ。トコブシが種子島で高級品なのは単純に少ないから。昔は大量に採れたらしいが、今は磯が焼けてナガラメの餌の海藻類がなくなり、稚貝を放流しまくってもなかなか収獲量が増えずこのまま消えてしまいそうなぐらいの状況。ナガラメは10cmぐらいまでデカくなるが、アナゴはせいぜい5〜6cmぐらいにしかならないだろう。アナゴの方が体高がある。山で育った俺には正直あまり区別はつかないんだが、違う貝らしい。アナゴは禁漁期間はあるが、漁業権がなくても種子島では採ってOKの貝だ。そこら辺で採れる貝の中ではかなり当たりの部類。これは食っておくべき。他に、カメノテがたくさん入っていた。岩の隙間からアホみたいに生えているやつだ。種子島での呼び名は知らない。種子島出身の叔父は食ったことがないと言う。祖母は味噌汁に入れると美味いと言っていた。長く種子島に滞在した俺でもほとんど食ったことがない。種子島でも割と珍しい部類のものかもしれない。屋久島のホテルのバイキングに食べ方の説明と一緒に置いてあったのを覚えている。本格的に大量に食ったのは今日が初めて。

タケノコの天ぷらが出てきた。普通のタケノコではない。細長い。種子島のタケノコはタケではなくササの仲間のやつだと思う。ニガタケとか呼ばれている。他の地域では食わないのではないか。これはかなり珍しいのではないか。種子島でしか見たことがない。ただし別に美味いものではない。他にデンプンと呼ばれるものが出てきた。密かに待っていた。片栗粉を溶かしたやつを高熱で茹でて透明のスライム状のものにして砂糖をかけて食べるなんていうのは他所の地域でもあるだろう。可児でも小学生の頃に理科か家庭科の授業でジャガイモから澱粉を取り出して茹でて食う授業があった。それとすごく似ているのだが、種子島のやつはサツマイモの澱粉を使う。お湯で茹でるのではなく、油で揚げるようだ。そして砂糖醤油を絡めて食べる。種子島でしか食ったことがない。見たこともない。これもやはり激烈に美味いというようなものではないんだが、食うと種子島に来たという感じがする。種子島に長期滞在していても滅多に食う機会はない。作るのが面倒くさいからな。数えるほどしか食ったことがないのに何故か異様に懐かしく感じる。9月なのでそろそろカマスの時期じゃないかと思って少し期待していたんだが、カマスは出てこなかった。まだ時期が早かったか。なんかこうして見ると異様に貧乏くさい感じの食べ物が多いよな。冷静に考えると、ここで全力を出すためにまるは食堂で手加減するほどのものなのか。

あとはとろろ芋のお好み焼きみたいなやつとか煮物とか唐揚げとか、特に種子島料理というわけでもなさそうなものばかり。ダクマ(テナガエビ)にも密かに期待していたんだが、それも出てこなかったな。量が多すぎて食いきれず、かなり残ってしまった(主に煮物)。当然持ち帰ることになる。明日の朝は今日の残り大量に食うことになる。やはり予想通りの展開だ。叔父に頼んだパンはどうするんだ。何故親はこうなることが予測できないんだ。万が一何も余らなくて明日の朝食うものが何もなかったとしても、全く何も問題ないだろう。明日は明日で誰かが何か恵んでくれるだろうし、恵んでくれなかったとしてもどうせAコープとかで買い物をする機会はある。どうしても必ず朝飯を食わねばならん理由などないのだから、用意する必要などないのだ。むしろ無駄飯を食わずに空腹を維持する方が良いのだ。普段なら食えるだけ食った方が良いかもしれないが、今は種子島だ。いつ誰が珍しいものを持ってきてくれるか分からない。そのチャンスを無駄にしてはいけない。チャンスが全く訪れなかったとしても、全て終わってから帰りに爆食いすれば良いだけだ。無駄飯は食うな。あれば食ってしまうから買うのもやめろ。何故分からんのだ。21時40分頃に店を出た。

宿に戻ってDQウォーク。14章に戻してみた。キラーゾーンの発生位置はウンコだった。届かない場所。拾いに行くのも大変そうな場所。酒もたくさん飲んだし、今日は無理だな。本日最終のどこでもメガモンのギルギッシュを屠り、エビルホーク千里行に切り替えておどるほうせき狩りだ。壷寄せをしていないからすぐにMPが尽きてしまう。スラミチ回復を使ってみたりしたが1日2回しか使えないのでウンコだ。14章クリア後にやれる過去イベント集みたいなやつの目的地は150m以内でも置けるので、導きの翼をいくつか消費して壷寄せしてみた。クリアしないと固定できないが面倒なのでクリアはせずに。それだと別章に切り替えたりほこらをクリアしたりメガモンを倒したりカジノに入ったりしただけでリセットされて導きの翼が無駄になってしまうが、面倒だし今日だけのためにやっても良いだろうと思って贅沢に翼を消費した。

0時10分消灯。真っ暗な中でほうせき狩りをしていたが、疲れて1時少し前にグラコスのほこらを1つ潰して寝た。本日のほうせき狩りの結果、野良は5匹倒して3個ドロップ。まぁまぁの結果。エアコンが寒かった。エアコンつけて寝るのなんて何年ぶりだろうか。これが悲劇に繋がっているのだが、種子島滞在中には何の影響もない。

Info.
公開日時2023年09月21日 09時33分16秒
本文文字数22666文字 (タグ込み)
URLhttps://orca.xii.jp/debug/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20230908
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