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犬土偶日記

海の近くに住みたい

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2018年08月15日

塞翁が馬

公開日時: 2018年08月16日 01時32分25秒

朝、目が覺めたやうな氣がするが氣のせゐかもしれない。晝頃に雨音を聞いたやうな氣がするが、それも氣のせゐかもしれない。14時過ぎに起きた。激しく曇つてゐる。全く太陽は出てゐないし少し風もあつて涼しい。部屋の温度計は29.5℃。この時間帶で30℃以下は珍しい。外を見ると道路は濡れてゐない。雨は降つてゐないか降つたとしても少量だらう。面倒なので畑に水はやらない。今日收穫できさうな野菜も無いはずだ。

山口縣で行方不明になつてゐた2歳の子供が無事に發見されたらしい。絶對死んでゐると思つてゐた。2歳なんてまともに歩くこともできないんぢやないのか。どうやつてこの灼熱の氣候で山で3日も生き延びたんだ。俺が思つてゐるよりも人間は簡單には死なない生き物なのかもしれない。爺さん良かつたな。もし死んでゐたら死ぬほど責められて自殺することになつてゐたかもしれない。既に相當責められただらうけど死んだのが確定したらさらに責められたはずだ。2歳兒を1人で歸らせて途中で目を離すとか頭がをかしいレベルだから責められても仕方が無いが、ほんの一瞬の失敗で一體どれだけ家族全員不幸になるか想像するだけで恐ろしいな。人生なんてほんの一瞬のことで變るんだよな。もう少し便所で粘つて出し切つてゐたらウンコ漏らさずに濟んだなんてこともあるだらう。交通事故なんてほんの1秒ズレるだけで囘避できるからな。家を出る時に玄關にムカデがゐたとして、殺すか殺さないかの差で交通事故で死ぬか死なないかが變つたりする。しかしどういふ選擇をすれば良い方へ動くのか豫め知ることはできない。ムカデを殺すために時間を使つたせゐで絶妙なタイミングで交通事故に遭ふ運命になるのかもしれないし、ムカデを無視したせゐで絶妙なタイミングで交通事故に遭ふかもしれない。この爺さんと2歳兒にしても、そのまま海に連れて行つてゐたら溺れて死んでゐたかもしれない。かういふことになつたおかげで死なずに濟んだといふ可能性もある。休日返上で搜索に當つた人もゐただらうが、もし事件が起こらなかつたら行樂先で死んでゐたかもしれない。一寸先は闇。俺だつてこの後便所に行く時に階段でコケて死ぬかもしれない。どんなに氣を附けても無駄。氣を附けたことが裏目に出ることだつてある。人生は一度しか無い。死んだら終り。囘復不能なダメージを負つても終る。ほんの一瞬、ほんの些細な不注意、絶妙なタイミングの惡さ、實にくだらないことで人生が終る。あの時ああしてゐればとか一生後悔し續ける人生。ほんの一瞬何かが違ふだけで臺無しになる人生。ここで犬土偶日記を讀むのをやめるか、無意味に今日の俺のギター練習曲を眺めてからやめるか、その些細なことでも人生は激變する可能性がある。しかしどちらを選ぶのが良いかは分からない。今すぐ便所に行くか、もう少し我慢してみるか。氣輕に選擇して良いのか。人生は一瞬一瞬がギャンブルだ。

(1.2)Anniversary song、fake、MIRAI、turning、トウダイモトクラシー、pain、MY LONELY TOWN、イカロス、ロビンソン、ALL-OUT ATTACK、いつかのメリークリスマス、I'm in love?、Easy Come,Easy Go!、ながい愛、ギリギリchop、Fever。

ギター練習57分、スクワット200囘、ハギ200囘、讀書30ページ。

Info.
公開日時2018年08月16日 01時32分25秒
本文文字数1443文字 (タグ込み)
URLhttps://orca.xii.jp/debug/diary/diary.cgi?id=dogoo;date=20180815
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