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犬土偶日記

海の近くに住みたい

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話題:水族館

2013年12月05日

工事中の水族館

公開日時: 2013年12月18日 01時36分52秒

水族館へ。年間パスの期限は12月21日。それまでにあと1囘行く必要がある。今、赤道の海の大規模改裝工事中で、その期間は次囘の割引券が貰へる。年間パスの期限が切れる前に年間パス割引券を貰はねばならん。工事中の水族館も見ておきたい。いつも遲い時間に家を出て晝頃に着くパターンなので今囘は早めに行かうと思つてゐた。でも行けない。そこそこ早く起きれたのだが、寒くて準備が捗らない。結局いつもと同じやうな時間になりさうな状況。どれだけ遲くなつても9時24分の電車には乘りたいと思つてゐたが、氣附けば9時過ぎてゐた。拙い。種子島へ行く日の悲劇が甦る。あの時は7時24分の電車に乘らねばならなかつたのに7時6分に家を出て死ぬほど苦しんだ。今日は9時24分のに乘るのにどうやら9時8分に家を出る感じになりさう。あの時より2分も少ない。死ぬほどヤバい。でも種子島の時は全力を出したら5分前に着いた。まだ間に合ふはず。最後の踏切が問題だ。そこで遮斷器が下りる前に渡れるかに全てがかかつてゐる。間に合ふだらうか。あの頃より氣温が著しく低いので耳から腦が冷えて恐ろしく氣分が惡くなるだらう。暗い未來しか見えない。でもやるしか無い。なんでいつもいつもこんなに苦しまねばならんのだ。

死ぬほど自轉車を漕いで鹽の交差點の時點で瀕死。ゲロ吐きさう。想像以上につらい。腦痛が激しい。その後も必死に漕ぎ續け、意識を失ひさうになりながら、種子島の時よりスピード出てないよなと思つてゐた。何とか最後の踏切を渡ることができたが、駐輪場に着いた時點で9時22分。あと2分。驛まで少し距離がある。ゲロ吐きさうになりながらフラフラと驛へ向ふ。もうダメだ。倒れる。manacaの殘高が400圓ぐらゐしか無いはずだがどうでもいい。出る時にチャージしよう。改札を通り、ホームへ。何故か人が多い。さうか、まだ大學生も冬休みぢやないんだな。座れなかつたらどうしようかと思つたが、無事に座ることができた。犬山で一部指定席の特急に乘り換へることができるんだが、そのためには階段を昇つて遠くのホームに行かねばならんし、時間的に座れない可能性が高い。このまま中部國際空港行きの準急に乘つてゐれば10分か15分程度遲くなるかもしれないが、乘り換へも無く座つたまま名古屋に辿り着ける。乘り換へないことにした。

電車内は不當な暖房で息苦しく、耳から冷えた腦の痛みが際立つ。マジでゲロ吐きさう。氣持ち惡い汗が噴き出す。なんで俺がこんな目に遭はねばならんのだ。犬山に着き、ほとんどの客が特急に乘り換へるために降りた。横長の座席に座つてゐたが、ここで進行方向に向いた椅子に座り直した。後は名古屋までこのままだ。久しぶりに文庫本を持つて來たのでそれを讀む。昔は水族館に初期のiPod nanoと小説を持つて行くのが習慣になつてゐた。イルカパフォーマンスプールの下で寢轉んで松浦亜弥のT・W・Oや藤本美貴のMIKI@を聽きながら宮部みゆきとかの小説をよく讀んでゐた。10年ぐらゐ前のことだな。ここ數年は水族館に小説を持つて行くこともほとんど無くなつてゐた。

無事に名古屋に着いた。manacaにチャージして改札を出る。親に商品券の換金を頼まれてゐたので金券ショップに行かねばならん。いつも太閤通口の方にあるエスカ地下街の伊神切手社といふところで換金する。いつもと言つても金券ショップ自體年に1囘行くかどうかだけど。結構遠いな。無事に賣却し、櫻通口の方へ戻る。面倒臭い。さう言へば年末ジャンボも買はねばならん。金時計のところから外に出る。名古屋は何故か寒くないな。大名古屋ビルヂングが消滅してゐた。新しいビルの建設中。名驛の名物的な建物が無くなつて何となく寂しい氣もする。名驛チャンスセンターは外に出てから右へ行かねばならんのだが、どう間違へたのか左へ行つてしまつた。かなり行つてから間違ひに氣附いたがそのまま戻るのも嫌だつたので適當な場所から地下に入つた。天井を工事してゐるのか、天井の板が外されてネットが掛けられてゐた。ケーブルやPF管やアウトレットボックスが丸見え。電氣工事士の試驗を思ひ出した。もう3年以上も前なんだな。少し歩くと、地下鐵の定期券を買ふ場所に出た。死ぬほど懷かしい。大學時代にここで定期を買つてゐた。

一旦地上に出てチャンスセンターへ。今囘は珍しく親に寶籤購入を頼まれてゐないので自分の分だけ買つた。當れ。

地下鐵に乘つて名古屋港へ。もう11時半だ。結局いつもこんな時間になる。集ひの廣場にはこの時期恆例の變なクリスマスツリーがそそり立つてゐる。冬の名古屋港は海からの冷風で死ぬほど寒いんだが、今日は何故かさうでもない。晝だからだらうか。ポートブリッジを渡つて水族館へ。入り口で年間パス割引券を貰つた。これで次囘更新は4500圓だ。

集ひの廣場 ポートビル ガーデン埠頭1 ガーデン埠頭2
ガーデン埠頭3 ポートブリッジ 遊覽船乘場 ガーデン埠頭4

シャチは奧のプールの方にゐて全然見えなかつたので後で見ることにしてバンドウイルカの方へ。9月に生まれたイルカにいつの間にかユウといふ名前がついてゐた。

ベルーガをチラ見して南館へ。サンゴ展をやつてゐる。シネマ館の方へ行く途中の展示場と、通常の南館ルート入り口附近と、1階のイベント場の3箇所でやつてゐる。シネマ館へのショートカットの通路のところにある第1會場を眺めてゐる時に館内放送でマイワシのトルネードの案内があつた。12時からだと言ふ。もうすぐだ。これはそこそこ人が集まるイベントなので、これを大勢の客と一緒に見てから南館を囘ると大勢一緒に囘ることになるので快適ではない。マイワシのトルネードをやつてゐる間の客が少ない隙に南館を囘るべき。といふことで、サンゴ展は後囘しにして南館へ。黒潮水槽の前でトルネードを待つ客が座つてゐたが、かなり少ない人數だつた。これなら別に無理してトルネード中に南館を囘る必要も無いなと思つたが、そのまま南館ルートを歩く。

魚1 魚2 稚クラゲ ヒトモシクラゲ
ミズクラゲ タツノオトシゴ ウツボ タカアシガニ

赤道の海が大規模工事中だが、どうなつてゐるのか見てみたかつた。タカアシガニの先の曲り角のドアが閉まつてゐた。深海も見れないらしい。地面にテープで順路の矢印が貼つてあつて、角のところでUターンするやうになつてゐた。矢印に從つて戻ると、クラゲの近くのドアの外へ誘導されてゐた。そちらには休憩所みたいなのがある。そこから非常階段みたいなところに誘導され、明らかにスタッフ專用通路みたいなところにペンギンの寫眞等が飾られ、どこに行くのか分からないまま歩き續けた。出て來た場所は赤道の海の3階。フードコートや海龜の餌をやる場所からオーストラリア方面に出た場所。赤道の海方面はドアが閉まつてゐて入れない。ただ、オーストラリアへ向ふ通路からガラス越しに赤道の海が見える。水を拔いて岩の飾りを外してコンクリート剥き出し状態で普通の工事現場みたいになつてゐる。

工事中の海1 工事中の海2 工事中の海3 工事中の海4

オーストラリアを輕く眺めて南極へ。南極は今は夏だな。季節によつて照明の色が違ふ。向うの季節に合はせてある。

オーストラリア オーストラリアハイギョ 南極 ジェンツーペンギン

シネマ館へ。今やつてゐるのは「月の魔法とサンゴの海」と「みずものがたり」の2つ。丁度月の魔法のやつが始まる時間だつたので見た。CGアニメだつたが意味が分からなかつた。魔法で守られたサンゴの海があり、火山噴火で魔法が消える危機。外の危險な海にゐる海龜に助かる方法を聞きに行つたら月に觸れろと教へられた。月と言へば潮の滿ち干き。といふわけで、サンゴの海に戻つてみんなで大合唱。危機を免れハッピーエンド。ハァ?意味不明。翻譯がをかしいのか?俺が知らないうちに寢てたりして何か見逃したのか?

北館へ戻つてイルカパフォーマンス。フライドポテトとホットコーヒーを買つてスタンド席へ。この時期は海からの凄絶な寒氣で凍死しさうになるのだが、今日は何故かそんなに寒くない。イルカパフォーマンスはいつもと同じ内容。

イルカパフォーマンス1 イルカパフォーマンス2 イルカパフォーマンス3 イルカパフォーマンス4

終つてから北館奧の方のエスカレーターを降りる。昔ゐたシャチのクーの骨格標本が吊るされてゐる。エスカレーターを降りてすぐのところにあるシャチの模型と記念撮影できる場所の奧から「しおかぜ広場」といふところに出ることができる。今その潮風廣場で何故かカピバラが展示されてゐるので見に行つた。柴犬くらゐのサイズなのかと思つてゐたが、想像以上にデカかつた。鼠の仲間のくせに動きは鈍い。アマゾンに住んでゐると書いてあつた。熱帶雨林かよ。こんなクソ寒い日本の冬に外に出してゐて大丈夫なのか。

カピバラに餌をやる時間まで少しあつたので自販機で熱いココアを買つて飲みながら海を眺めて待つ。希望者が何人かカピバラに餌をやる。これは事前に北館の入り口で申し込みとかが必要なんだらうか。餌は小松菜。寒いからか、なかなか動かない。人と比べて見てもやはりかなりデカいな。

カピバラ1 カピバラ2 カピバラ3 カピバラ4
カピバラ5 カピバラ6 カピバラ7 カピバラ8

建物内に戻り、イルカとシャチを眺める。ビンゴは滅多に出て來ないな。鼻から息を吐く時に高い音が出る。クソ分厚いガラス越しにも聞こえる。結構デカい聲が出るんだな。

バンドウイルカ シャチ1 シャチ2 シャチ3

南館へ。シネマ館へ直截行く。「みずものがたり」を見る。地球の水についてのアレコレ。屋久島の繩文杉や大川の瀧がチラッと出て來た。大川の瀧(オオコノタキと讀む)と言へば、ウンコを我慢しながら猿に襲はれて人生終了しかけた後に瀕死の状態で辿り着いたあの瀧だ。懷かしい。繩文杉は歩き過ぎて爪下血腫になつたな。犬土偶日記に檢索で辿り着く人間の中で相當に高い割合を占めてゐる檢索ワードがこの爪下血腫だ。半年かけて爪がベロッと全部剥がれるのを畫像つきで記録してたからな。まあそんなことはどうでもいい。

サンゴ展をじつくり見る。まづはシネマ館通路の方から。今工事中の赤道の海の完成した状態の繪も飾られてゐた。工事完了は1年以上先だ。長いな。南館の通常ルートの入り口附近の第2會場もじつくり見てから、エスカレーターを降りる。1階のサンゴ展第3會場も見る。

サンゴ展1 サンゴ展2 サンゴ展3 サンゴ展4
サンゴ展5 サンゴ展6 サンゴ展7 サンゴ展8
サンゴ展9 サンゴ展10 サンゴ展11 サンゴ展12
サンゴ展13 サンゴ展14 サンゴ展15 サンゴ展16
サンゴ展17 サンゴ展18 サンゴ展19 サンゴ展20
サンゴ展21 サンゴ展22 サンゴ展23 サンゴ展24
サンゴ展25 サンゴ展26 サンゴ展27 サンゴ展28

また2階に戻つて海龜の方へ行く。赤道の海の2階からロビーへ拔けて來る通路は開放されてゐて、赤道の海の方へ行ける。ただし熱帶魚の方は壁で仕切られてゐて工事中の中は見れない。反對側にある海龜の水槽だけ見ることができる。海龜の水槽内の魚の種類が増えてゐた。赤道の海にゐた魚の一部を海龜のところに入れてゐるやうだ。サンゴ展のところにも待避してゐたが、巨大な魚はどこにも見當らなかつた。どこか裏で飼つてゐるんだらうか。餘所の水族館に預つてもらつてゐるんだらうか。

海龜1 海龜2 海龜3 海龜4

恆例のガチャガチャ。日本の龜シリーズだ。どうせまたミシシッピアカミミガメかヤエヤマセマルハコガメが出るんだらうと思つて既に半泣きで齒を食ひ縛る。怯えながらカプセルを取り出す。よく分からないがこれまで見たことが無いやつだ。ダブリ囘避。凄まじい安堵感。そして、新たに設置されてゐた小笠原シリーズにも手を出してみた。これは1個400圓。高過ぎる。ヤドカリかカメが欲しかつたが、ミナミハンドウイルカが出た。テーブルのところに行き、カプセルを開ける。日本の龜シリーズは何とシークレットのアオウミガメだつた。運が向いて來たな。カプセルを捨てて中身だけポケットに仕舞ひ、また南館へ。

南館2周目。やはり深海より先が無いから極端に見所が減つてゐる。また非常階段みたいな通路を通つてオーストラリアまで行き、南極も適當に見てシネマ館には行かずに出る。

マンボウ ボラ クエ ペンギン

最後にマイワシのトルネードを見た。LEDの照明に變つてから派手になつた。オレンジや赤や紫に變つて鰯の群れに反射して綺麗に光る。終るまで見てから、順路を逆走して外へ。

外に出た。早めに歸る。明日以降必ず風邪が惡化するだらうから、無駄に疲勞するわけにはいかない。出てJETTYの方へ行く途中、女の歌手と男のギタリストみたいな二人組が何かやつてゐて4人ぐらゐでテレビの撮影をしてゐた。觀客はゐない。數秒チラ見してその場を去る。えびせん館で試食しまくつて歸らうと思つたが、サンタの格好をした店員が數人ゐるだけで客がゐなかつたので入りづらくてやめた。地下鐵の驛へ。そのまま電車に乘り、文庫本を讀みながら電車に搖られる。金山で降りて名鐵に乘り換へ、また文庫本を讀む。犬山で乘り換へて西可兒までまた讀書。可兒はクソ寒い。何だこれ。

いつかのメリークリスマス(2.2)、FRICTION -LAP 2-(1.8)、世直しGOOD VIBRATION(1.7)、パルス(1.7)、ELECTRIC EYE(1.8)、Easy Come, Easy Go!(1.9)、IT'S SHOWTIME!!(1.8)、ultra soul [Alternative Guitar Solo ver.](1.8)、SUPER LOVE SONG(1.7)、ALL-OUT ATTACK(1.9)、WAKE UP, RIGHT NOW(1.8)、野性のENERGY(2.0)、黒い青春(1.9)、アラクレ(1.8)。

B'zのFCからメールが來てゐた。1月にBlu-ray&DVDが出るらしい。今年のライブツアーのやつ。完全盤と通常盤があるらしい。通常盤はドームツアーのライブ映像のみの普通のやつ。完全盤はドーム公演だけでなくホールツアーのライブとドキュメンタリーも入つてゐて348分もあるらしい。6時間近いな。見れる氣がしない。1年前に出たACTION・CIRCLE・ELEVENのやつもまだ見てゐない。もつと前に買つたスターウォーズのBD BOXもまだ本篇2作しか見てゐない。買つてもいつ見ることになるか分からない。見たくないわけではない。見始めるまでの壁が高い。買ふけどな。

話題:水族館

Info.
公開日時2013年12月18日 01時36分52秒
本文文字数15563文字 (タグ込み)
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