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犬土偶日記

海の近くに住みたい

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2011年10月15日

宅建本番1日前

公開日時: 2011年10月18日 10時32分30秒

宅建試驗1日前。もうダメだ。あからさまに勉強不足。かつてこれほどヤバい状態で本番を迎へたことは無い。決してナメてゐたわけではない。絶望的にやる氣が出なかつたのだ。FPも家庭菜園檢定も同樣だつたが、それらは難易度自體がアホみたいに低く、絶望的にやる氣が無くてほとんど勉強してゐない状態でも樂勝だつた。しかし宅建は2つぐらゐ格が違ふ。ネットで調べたところによると去年受けた基本情報技術者試驗と同じくらゐのレベルらしい。實際やつてみて、まあそれぐらゐかなと思ふ。去年基本情報であれだけ必死に勉強したのと比べて今年の宅建の勉強量はほとんど何もやつてゐないに等しいと言へる。大袈裟かな。半分程度はやつただらうか。いや、半分もやつてゐないよな。1册しか讀んでゐないし。しかも1囘讀んだだけ。とにかくヤバい。大體合格ボーダー附近までは來たが、あとは運次第。その時の運によつて2點くらゐは變動する。ボーダーギリギリの邊りにゐる状態で2點動けばそれだけで合否に影響が出る。つまりもはや實力は關係無い。運のみの勝負。普段通りならギリギリ合格。運が良ければ普通に合格。運が惡ければギリギリ不合格。あと1日しか無いのでどれだけ頑張つてももはや樂勝レベルに到達することはあるまい。資格試驗で初めての不合格を體驗するかもしれない。もう間に合はんとか言ひながら全然勉強しない日々だつたからな。當然の結果だ。

朝起きて、まづは去年の過去問に初挑戰。試驗1日前になつて初めて過去問をまともに解く。分野別に重要な過去問を集めたものは解いたが、通常の試驗形式で全分野を通して解くのは初めてだ。去年は過去最高に難易度が低く、合格點も高かつた。36點取れなければ不合格。さて、どうなるか。結果、38點。去年と同等の問題が出れば合格できるといふことだ。しかし過去最高に簡單だつた試驗の問題を解いても目標の8割には絶望的に到達できてゐない。既に腦トレとしては完全敗北が確定してゐる。その上さらに試驗で不合格といふ二重の敗北の可能性が現實味を帶びて來た。去年の問題の解説を讀み、少し休憩。

それにしてもキツい。風邪がどんどん惡化してゐる。咳以外の症状が一切無いので風邪なのかどうかは分からんが、とにかくキツい。もう1週間も續いてゐる。咳のし過ぎで腹筋が筋肉痛だし、猛烈に體力を奪はれてゐる。集中力も無い。あと1日で完治するとはとても思へん。こんな状態で試驗を受けることになるのか。キツ過ぎるな。試驗中に咳を連發するのは避けねばならん。他の受驗者に迷惑だ。俺みたいに落ちても何も困らない人間は良いが、ほとんどの受驗者は本氣で合格を狙つてゐるはず。咳を連發して他の人の集中力を亂して迷惑を掛けてはいけない。咳止めの藥を買ひに行かねばなるまい。といふわけでGENKYへ。ついでに食料も買はねばならんしな。

風邪藥コーナーで色々見てみたが、眠くならない咳止め藥といふのが1つも無い。説明を讀むと全て飮んだ後は乘物又は機械類の運轉操作をしないことと書いてある。それは眠くなるとか集中力が無くなることを意味するんだらう。ただの定型文に過ぎないのかもしれない。實際には眠くならないとしてもある成分を含んでゐたら必ずさう書かねばならない法律があるのかもしれない。飮んでみないことには分からないが、まあ高確率で眠くなるんだらう。しかしこれだけ咳を連發する状態では藥に頼らざるを得ない。安い咳止め藥を買つた。

家に歸つてすぐに藥を飮み、少し休憩してから昨日買つたLECの豫想模試の本を開いた。本番と同程度の難易度で4囘分載つてゐる。これをやつてみる。試驗時間は2時間。去年の問題は1時間20分で解けた。大體1囘1時間半程度掛かるんだらうと思ふ。見直しやマークを塗る時間を考へるとかなり嚴しい。見直しをせずに高速囘答して採點して間違へたところや氣になつたところだけ解説を讀むとしても1囘分で2時間は輕く消費するに違ひ無い。これを4囘分やるとすると9時間は覺悟せねばなるまい。それだけで深夜になる。日課のギター練習もせねばならんし、間に休憩を挾んだり飯を食つたりすることを考へると、3囘分消化するのが限界のやうな氣がする。しかしやらねばならん。

1囘目を高速囘答。やはり民法の權利關係が嚴しい。他の分野は暗記でOKだが、民法部分は理解してゐないと解けない。問題を解くのに時間が掛かる。讀むだけでもキツい。咳止めの藥は幸運にも眠くはならないやうだが、ボーッとする。異常に集中力が出ないといふか、腦に霞が掛かつたやうな感じになつてゐる。藥のせゐかどうかは分からない。最近たまにさういふことがある。本を讀んでも全く頭に入らないとか1行讀んでまた戻つて讀み直すとか、さういふことが最近たまにある。老化現象の1つなのかもしれない。民法で時間を消費し過ぎたので法令上の制限から宅建業法の邊りは超高速囘答。で、見直しせずに採點。38點。この點數が取れれば何とか合格できる。例年30〜36點の範圍に合格點がある。36點が合格ラインになるのは激レア。まづ35點取ればOKな感じ。でもギリギリだな。運次第でどうなるか分からない。

休憩。たぶんこの休憩が致命的。しかし連續で何時間もできるわけが無い。パンを食ひながらネットで遊んで眠くなり、終了し掛けたが、ここで負けるわけにはいかん。氣を取り直して齒を食ひ縛りながら次へ。

模試2囘目。高速囘答。34點。ダメだ。危ない。この點數では非常に危險。解説を讀んでみる。間違へたところでバカなミスをしてゐるのがいくつかあつた。見直しすれば絶對に正解できたはず。しかしそれでも36點。合格ボーダー附近をウロウロしてゐる。問題を解く練習をするよりも基本事項の確認と復習に時間を使ふ方が良いかもしれない。でも昨日折角買つたこの模試の本が無駄になるのは避けたい。取り敢へず模試をやるしか無い。見直しをすれば合格點に行ける。高速囘答でも1時間半消費するから、愼重にやる本番では時間が足りないかもしれない。

21時頃から3囘目開始。もう集中力皆無。問題を讀んでも頭に入らない。もう時間的にじつくり解説を讀んだりするのは不可能だらう。4囘目をやるのも無理かもしれない。取り敢へず3囘目を高速囘答。難しい。34點。やはり34〜36點附近の實力しか無いやうだ。常にボーダー附近をウロウロしてゐる。もう解説を讀む氣力も無い。咳止めの藥は效くまでに時間が掛かる割に效き目が短い。やはり藥が效き始めると少しボーッとする。これは本番前には飮まない方が良いのかもしれない。でも咳が出まくる状態だと飮まないわけにはいかない。

日付が變つてから4囘目。最後までやるぜ。超高速囘答。もはや全ての選擇肢を讀んで吟味することも無い。これだと思ふ選擇肢を讀んだ瞬間に囘答。もう時間無いんだよ。で、32點。過去最低の點數を取つた。この點數だと不合格。難易度の高い年ならこの點數でも合格だが、この模試のレベルで32點だと不合格間違ひ無いだらう。間違へたところだけ解説を讀む。しかし全く文字が理解できない。もはや腦が稼働してゐない。時間切れ。これ以上は無理。結局今日1日掛けてLECの模試を4囘分適當にやつたが點數UPには繋がらなかつただらう。

もう眠過ぎて死にさうだが日課のギター練習を缺かすわけにはいかん。こんな状態でもやるよ。この根性で勉強を早い段階からやつてゐれば餘裕だつただらうに。

OH!GIRL -Mixture style-(1.6)、SUPER LOVE SONG(1.4)、パーフェクトライフ(1.5)、泣いて 泣いて 泣きやんだら(1.6)、憎いあの娘(1.6)、孤独のRunaway -Mixture style-(1.4)、BANZAI(1.5)、THE HELLION(1.9)、BURN -フメツノフェイス-(1.4)、波(1.8)、Brotherhood(1.6)、IT'S SHOWTIME!!(1.4)、煌めく人(1.5)。

2時過ぎてしまつた。明日は早い。鞄に本と受驗票と筆記用具を入れ、最後に電車とバスの時刻を調べて目覺まし時計をセットして氣絶。日記を更新する餘裕は皆無。試驗は運次第でどうなるか分からない。腦トレといふ意味においては既に完全敗北が確定濟み。あとは試驗で合格するかどうかといふところだが、それすら運のみ。かつてこれほど準備不足で試驗本番を迎へたことは無い。受驗申し込みをすれば受驗料を無駄にしないために嫌でも勉強するだらうといふ前提が激しく搖らいでゐる。資格試驗を使つて腦トレをするといふことが破綻し掛けてゐる。受驗料が無駄になるといふだけのことではもはや自分に對する強制力として機能しなくなつてゐる。8割以上取らなければ今後一切の愛キュンを禁止するといふぐらゐの制約を課さないと眞面目に勉強しない氣がする。

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公開日時2011年10月18日 10時32分30秒
本文文字数3775文字 (タグ込み)
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