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犬土偶日記

海の近くに住みたい

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話題:種子島&屋久島 2008年夏

2008年09月07日

種子島2008 49日目 宇宙科学技術館と坂井公園

公開日時: 不明

10時半頃に目が覚めた。今日も快晴。今年は雨量が極端に少ない気がする。去年が多かつたんだらうか。思へば今年は一度も台風が来てゐない。今日もどこかへ出掛けたい気分だ。といふわけで、蟻を大量に殺してから戸締りをして家を出た。蟻と言へば、今日は便所の小便用の便器に大量にゐた。まさか俺の尿に何かヤバい成分が混じつてゐるんぢやないだらうな。風呂の周囲が相変はらず凄い。少し前に種子島に来てゐた叔父や叔母や親でも想像も付かないぐらゐの量だと思ふ。ここに長い間住んでゐた人でもこんなに大量に発生したのは見たことが無いんぢやないかなと思ふ。これが普通とか一寸多めとかいふレベルでないのは間違ひ無いと思ふ。去年は長期滞在したが、こんなに出て来なかつた。粉の薬も撒いてゐるし、ゴミも片付けてゐるし、去年と何も変はらないはずなのに何故か恐ろしい量の蟻がゐる。家の中にまで普通にゐる。異常発生。

宇宙センターへ行つてみる。宇宙科学技術館の施設案内ツアーに参加する。もう午前のやつは間に合はない。午後の1つ目は間に合ふだらう。事前予約制なのだが予約はしない。当日でも空きがあれば飛び入り参加できる。どうせ人数が多過ぎて断られるといふ心配は無いし、事前に予約してしまふとその日は必ずその時間に間に合ふやうに起きなければならないし、天気が悪かつたり気分が乗らなかつたりしても必ず行かねばならなくなる。予約したのに行かなかつた場合は集合時間の少し前に館内アナウンスでしつこく名前を呼ばれて晒し者にされる。予約したら必ず行かねばならない。明日以降の予定が決まつてゐるといふのはストレスでしかない。その日のことはその日起きた時の気分で決めたい。先に予定を決めてその日に体調が悪かつたり眠かつたりしたらどうするんだ。考へるだけで鬱陶しい。だから10日に飛行機に乗るのも嫌だ。その日は必ず早起きせねばならんし、ウンコに苦しめられることはほぼ確定してゐても苦しめられないための努力をしなければならん。起きれなかつたらどうしようといふ心配がストレスになつて寿命が縮まる。飛行機なんて予約無しで乗りたい。チケットの値段は常に同じにして欲しい。その日の気分で帰りたい。俺に合はせろボケ。帰つたら13日14日にはB'zのライブに行かねばならない。時間が決まつてゐるからそれに合はせた生活をせねばならない。激烈に鬱陶しい。毎週土曜は20時からバンドの練習がある。その時間に起きてゐるやうに生活せねばならん。時間に拘束されるのが凄まじいストレスだ。眠くなつたら寝て勝手に起きるまで寝る。明日のことは明日考へる。それが良い。だから施設案内ツアーを予約するなんてことは考へられない。

野間のガソリンスタンドに寄つた。まだ半分近く残つてゐるやうな気もするが、南種子の方にはあまりガソリンスタンドが無いし、思つたより長い距離を走ることになるのでここで入れて行く。入れ終つたら液晶画面でスロットが回り始めて7でリーチが掛かつてゐた。以前スイカが揃つて3等で1円引きだつたことがある。3等ぐらゐなら当たることもあるだらうが、7揃ひの1等なんか当たるわけがない。ヤマダ電機のポイント発行マシーンでヤマダマークでリーチが掛かつた時のやうな絶望感だ。これほど当たらないリーチも無いだらう。早く止まれよボケ。それか先にレシート出せよ。スロットなんかどうでも良い。早く止まれボケ。中リールが超絶スローなコマ送りになつて最近の時間効率最悪なパチンコのスーパーリーチみたいになりやがつた。早くしろボケ。もつたいぶるな。マジで死ね。当たつてもどうせ大したことないんだから早く止まれタコ。殴つて破壊したいわ。こんな機能付けるんぢやねえよ。割引分はスロットで不平等に振り分けず均等に最初から割り引けボケ。こんなので喜ぶ奴なんかゐねえんだよ。散々もつたいぶつて7揃ひで止まつた。死ね。1等が当たつたらしい。死ね。1リットル当たり3円引きだと。死ね。どうでもいい。死ね。3リットルぐらゐしか入れてないから無意味。死ね。どうせならジャンボ宝くじで当たれ。こんなカスで当たつてもウンコ過ぎる。1等が当たつて腹が立つたのは人生初かもしれん。

野間の先で県道75号線に入る。何か最近も通つたやうな気がする・・・と思つてよく考へたら一昨日に千座の岩屋に行つたんだつた。即座に思ひ出せないのがヤバい。痴呆症かもしれん。平山の辺りで、宇宙センター・広田遺跡といふ標識が左向きに出てゐる。そちらに行くと宇宙センターの施設内の山を通つて遠回りで竹崎の方へ出る。標識を無視して真つ直ぐ行くと茎永方面から宇宙科学技術館へ行ける。国道58号と書かれてゐる標識に従ふと長谷に出る。去年、熊野漁港で遊んでから祖母の見舞ひに行つた時はここから長谷に行つた。今日は茎永から行くコースで宇宙センターへ。

宇宙科学技術館1 宇宙科学技術館2 宇宙科学技術館3

駐車場に大量の車が停まつてゐて焦つた。もしかしたら観光客は俺しかゐなくて施設案内ツアーが非常に気まづい状態になるんぢやないかと心配してゐたのだが、逆に人が多過ぎて飛び入りで参加できないのではないかと思へてきた。取り敢へず入館。入り口で記帳する。ここに来るのは何度目だらうか。施設案内ツアーの空きがあるか聞いたらまだ大丈夫だつた。しかし、今日は作業が入つてゐるため・・・といふ説明を聞いて一瞬で半泣きになつた。大型ロケット発射場のみを目的にここまで来た。去年は8月と10月に来たが、8月はかぐやの打ち上げ準備で当然大型ロケット射場へは行けず、10月は不運にもその日に限つてエンジンの燃焼試験があつて射場まで行けないといふ悲劇。結局一度も大崎射場まで行つたことが無い。今日は大丈夫だらうと思つて来たのだが、今日は作業が入つてゐるため通常のコースを変更して云々といふ説明が始まつた瞬間に今日もダメなんだなと思つた。宇宙に狙はれてゐる。ああウンコウンコ。歯を食ひ縛る気力も無く説明を聞いてゐたら、H2ロケットの実機が置かれてあるところへ行くのを変更して竹崎展望台の記者会見室へ行くと言ふ。何と!激レアコースぢやないか。竹崎展望台はマスコミ用の施設だが、いつでも外の階段を昇つて打ち上げ見学場所へは行ける。しかし建物には入れないのだ。今日はそこに入れてくれるらしい。普段はコース変更になるとしたら大崎射場がロケットの丘になる。ロケットの丘は道路沿ひにあるのでツアーに参加しなくても見ることができる。ロケットの丘はありがたみは無いといふか完全な外れだ。今日はH2の7号機実機の代はりに記者会見室を見れる。ツアーに参加したことが無い人にとつては残念なことだらうが、7号機実機を何度も見てゐる俺にとつてはありがたい。何より大崎射場へ行けるのだからそれだけでも十分だ。13時半からのを申し込んで展示室へ。何度来ても同じだ。適当に写真を撮つたりしながらウロウロして時間を潰す。土産屋を覗いたり他の観光客を眺めたり。

宇宙科学技術館4 宇宙科学技術館5 宇宙科学技術館6 宇宙科学技術館7
宇宙科学技術館8 宇宙科学技術館9 宇宙科学技術館10 宇宙科学技術館11
宇宙科学技術館12 宇宙科学技術館13 宇宙科学技術館14 宇宙科学技術館15
宇宙科学技術館16 宇宙科学技術館17 宇宙科学技術館18 宇宙科学技術館19
宇宙科学技術館20 宇宙科学技術館21 宇宙科学技術館22 宇宙科学技術館23

13時20分になつて参加者は入り口に集合する。どうやら今回の案内ツアーの参加者は20人程度らしい。かなり多い。受付前の広いスペースの床には衛星だいちが撮影した種子島の写真が貼つてある。それをじつくり見て普段走つてゐる道等を確認した。真つ直ぐな道だと思つてゐたのが意外と激しく曲がりまくつてゐたり、近いと思つてゐたところが案外遠かつたりする。畑や道路の大きさを見ると普段移動してゐる距離の大きさが分かる。やはり結構広い島なんだな。ツアーが始まるのでデカいバスに乗り込む。道路交通法改正の影響で、シートベルト着用を強制された。ガイドの人も椅子に座つてシートベルトをしないといけなくなつたとかで、客に背を向けて声だけで説明することになつたらしい。去年は客の方を向いて立つて話してゐた。いつもは最初に7号機を見に行く途中で中型ロケット発射場へ行くのだが、コース変更のためいきなり大崎射場へ。入り口でバスが止まつてガードマンみたいなのが乗り込んで来て人数を確認したりする。結構厳重なんだな。進入許可が出て奥へ。射場の手前にある白い巨大な建物の前でバスを降りる。この白いやつはいつもロケット打ち上げを遠くから見る時にも目立つてゐるやつで、この建物の中でロケットを組み立てる。発射台はその建物から500m先にある。ロケットの下にタイヤが56個ついた専用の車が入つて時速2km以下で発射台までロケットを運ぶ。地面に磁石が埋め込まれてゐて、人が乗つてゐなくても操縦できるらしい。割と短い時間でバスに乗せられた。軽く写真を撮つたりするだけで終り。

大崎射場1 大崎射場2 大崎射場3 大崎射場4
大崎射場5 大崎射場6 大崎射場7 大崎射場8
大崎射場9 大崎射場10 大崎射場11 大崎射場12
大崎射場13 大崎射場14 大崎射場15 大崎射場16

司令棟へ。ここでも色々説明を受けるが内容はいつもと同じ。去年の日記にも書いたと思ふので省略したい。写真を載せるのも面倒なのでここは動画だけにしようと思ふ。ガイドのお姉さんの説明が音声で入つてゐるので興味がある人は見れば良い。前のガラスにデジカメを持つてウロウロする犬土偶が映り込んでゐるやうな気がするのは錯覚だから気にしなくて良い。それにしても客が多いな。夏休みが終つてもこんなに多いとは思はなかつた。日曜だからかもしれんな。まあ俺1人で参加するよりはマシだけど。

次は竹崎展望台へ。初めて建物に入つた。まづ4階辺りで一旦外に出て風景を撮影する時間。ここら辺は海が綺麗だな。7月8月は海水浴場になつてゐるらしい。やはり海水浴は8月までなんだな。まだ余裕で泳げる時期なのに何故8月まででどこの海水浴場も閉鎖するんだらうか。

竹崎観望台1 竹崎観望台2 竹崎観望台3 竹崎観望台4
竹先観望台5 竹先観望台6 竹先観望台7 竹先観望台8

次は記者会見室。ガイドの人もここに来れるのは珍しいと言つてゐた。前の台のところに立つて、記者に向かつて話すやうな格好で写真撮影をする人が多い。レアな場所に来れて良かつた。射場にも行けたし、もう施設案内ツアーに参加することも無いだらう。

記者会見室1 記者会見室2 記者会見室3 記者会見室4
記者会見室5 記者会見室6 記者会見室7 記者会見室8

科学技術館に戻り、土産を買ふ。バンドメンバーに宇宙食を買つて行く。中身がどんな物か知らないが色んな味のやつがある。全部アホみたいに乾燥してゐるやうだ。そのまま食ふ物らしい。凄まじく乾燥してゐるやうなので飲み物無しでは絶対食へないだらう。水分無しで食つたら唾液を一瞬で全部吸ひ取られてベロが乾き、下手するとベロの皮が破れたりして出血する可能性がある。まづ毛細血管が切れてベロの横や裏に血豆ができるのはほぼ確実だらう。宇宙ではそこまでのリスクを負はねば飯が食へないのか。恐ろしいな。俺も1個食つてみたいので4つ買ふことにした。で、財布を開けてビックリ。ガソリンはカードで買つたから札は気にしてゐなかつた。何と8000円ぐらゐしか残つてゐない。何だかんだで屋久島でずいぶん使つたからな。種子島に来る前は12万か13万ぐらゐ入つてゐたはずだと思ふ。2ヶ月で10万以上も使つたのか。食費が半分以上だらうけど。貯金下ろさねばならんな。

土産を買つて科学館を出てから、目の前にあるカーモリの峯に登つてみることにした。去年も登つたが、実は一番上まで行けてゐなかつたらしいのだ。科学技術館のサイトで見ると、頂上では360度見渡せるみたいなことが書いてあるし、載つてゐる写真も明らかに去年俺が撮つたやつより高い場所から撮られてゐる。俺が行つたところは背後が山だつたから360度見渡すことはできない。どうやらもつと上へ行けるらしい。しかしそこまでしか道は無かつたやうに思ふのだ。で、去年のところまで登つてみた。宇宙科学技術館の建物と同じ程度の高さだらうか。もつと上へ行ける道を探してみた。あつた。道と呼ぶにはあまりにも細い。といふか狭い。屋久島のトローキの滝を思ひ出す。森の中ぢやないか。大丈夫なのか?猿が襲つて来さうな気がする。種子島には猿はゐないけど。かういふところにはよくスズメバチが巣を作る。人が頻繁に通る場所には巣を作ることは無いが、道には激しく蜘蛛の巣が張つてゐて最近人が通つた気配は微塵も無い。恐ろしく嫌な予感がする。苦労して蜘蛛の巣を掃ひながら慎重に歩く。目と耳に神経を集中してゆつくりゆつくり歩く。羽音が聞こえるたびに死を覚悟する。蝉が多い。ツクツクボウシの雌が飛び回つてゐる。いや、去年も大量に見たツクツクボウシに激似の別の蝉かもしれない。不安過ぎる。木の枝も伸び放題で全く手入れされてゐない。これは本気で誰も登つてゐない道だ。しばらく行つたらスズメバチが1匹飛び回つてゐた。危ない。帰るべきだらうか。ここまで来て引き返すのか。いや、近くに巣があるとは限らない。慎重に様子を見ながらゆつくりゆつくり進む。あり得ないほど遅いスピードで登つてゐる。階段1段上がるのに何十秒もかけたりする。両脇の雑木林の奥の奥まで気配を探る。巣から一定の距離に踏み込むと一斉に襲ひ掛かつて来るからな。特に今は繁殖期で非常に危険だ。途中で恐ろしく巨大な蜘蛛がゐた。道全体に巨大な巣を張つてゐる。そこらでよく見る女郎蜘蛛のやうでもあるがサイズが尋常でない。脚の長さを入れず、胴体だけで5cm以上はある。女郎蜘蛛とは違ふ種類なんだらうな。巣の端から少しづつ糸を切つて道を開けた。そしてまた蜂に注意しながら慎重に慎重に進む。何mの高さがあるのか知らないが、普通の建物の10階ぐらゐの高さしか登らないのではないかと思ふ。それだけ登るのに30分近くも掛けたらしい。何で俺が蜂ごときカスにこんなに怯えねばならんのだ。絶滅させたい。苦しめて殺したい。腹のオレンジと黒を全部丁寧に切り分けたい。

カーモリの峯1 カーモリの峯2 カーモリの峯3 カーモリの峯4
カーモリの峯5 カーモリの峯6 カーモリの峯7 カーモリの峯8
カーモリの峯9 カーモリの峯10 カーモリの峯11 カーモリの峯12

苦労して山頂まで行つたが、木が伸び放題で360度は見渡せない。汗がアホみたいに噴き出す。施設案内ツアー中に親からメールが来てゐたのでここで返信した。そして下山。念のため慎重に下りる。ああ鬱陶しい。種子島はスズメバチが多い。絶滅させたい。戦争の無い世界よりも蜂のゐない世界の方が断然良い。人類は何故最低最悪の害虫である蜂を絶滅させることにエネルギーを注がないのか。殺せ。苦しめて殺せ。人間の尊厳を踏み躙られて蜂ごときカス虫に怯える卑屈な世界を塗り変へる技術ぐらゐあるだらうに。ロケットなんか飛ばしてる暇があつたら蜂を殺せ。蜂を絶滅させるために必要ならば核兵器を使つてもいい。それで世界の人口が半減しても構はないとさへ思ふ。俺と愛キュンが犠牲になるのだけは絶対に許さんけどな。お前は死んでもいい。

カーモリの峯を下りて宇宙センターを出る。県道586号から上中へ向かふ。上中から茎永方面へ下りて行くところに新しい道路を建設中だtつた。もう完成してゐるか見てみたい。上中から586号を下つて行くとカーブと勾配のキツい道になる。ロケットの運搬にこの道を使つてゐると思ふ。ロケットの運搬を楽にするために新しい道路を作つてゐるのではないかと思ふ。まづは赤米館や宝満神社の前を通つて広いところへ出る。586号の端から入ると遠回りになるので、河内温泉センターの前を通つて586号に合流する。新しい道路はまだ完成してゐなかつた。上中から国道58号を北上して帰る。

坂井神社に寄つて行くことにした。ここには日本一の大ソテツがある。他にも古市家の住宅とか矢止石とか色々ある。古市家には行かなかつた。古い家なんか見てもあまり意味は無ささうな気がするし。で、ソテツと矢止石を見た。何気に矢止石は初めて見た気がする。ずいぶん昔に法華経の布教に来た僧侶に別の宗派のやつらが矢を射ちまくつたが全て矢止石に吸ひ込まれるやうに云々とかいふ伝説があつたと思ふ。詳しくは知らない。種子島は法華宗の人が多いらしい。祖父母も法華宗のやうだ。南無妙法蓮華経とか言ふから日蓮宗かと思つてゐた時期もあつた。どう違ふのかは知らない。宗教自体に興味が無い。

坂井公園1 坂井公園2 坂井公園3 坂井公園4
坂井公園5 坂井公園6 坂井公園7 坂井公園8
坂井公園9 坂井公園10 坂井公園11 坂井公園12
坂井公園13 坂井公園14 坂井公園15 坂井公園16

もう後は帰るだけ。国道を真つ直ぐ北へ向かふ。でも浜津脇港に一寸寄り道。釣りをしてゐる人がゐたので眺めてみたり海を覗き込んでみたり。家に帰つてからゴミを整理した。燃えるゴミは月曜と木曜なので明日出さねばならん。明日を逃すともう可児に帰るまでにチャンスは無い。必ず明日捨てる必要がある。でも起きれんから今日の夜に出す。残飯を残さないために先に飯を食つた方が良いだらうと思ひ、飯を準備する。もう米は炊かない。賞味期限が切れさうなラーメンとかを食ふ。冷凍庫に鯖がまだ残つてゐる。秋刀魚は何日も掛けて全部食つたが、鯖があと1匹半残つてゐる。半分食つて残り1匹。ゴミを捨てた後にはなるべく新しいゴミを残さないやうにした方が良い。鯖の残飯とかをそのままにすると虫が涌くだらう。鯖1匹は残つてしまふな。冷凍しておけば来年の9月までは持つかな。まああと2日で食へないことは無いんだが、ゴミの処理に困る。残飯は畑に埋めれば良いだらうか。一応中種子町のサイトを見て間違ひ無く月曜が燃えるゴミの日だといふのを確認しておいた。ここで致命的なミスに気付いた。5日がペットボトルの日だつた。捨てに行けたのにスルーしてしまつた。来年の9月までそのままか。来年も法事で集まつて来る親戚はみんな短期間しかゐないだらうし、その間に捨てるチャンスがあるとは限らない。俺が一昨日捨てておくべきだつたのだ。まあ仕方が無い。家中のゴミを全て袋に詰めて21時頃にヘッドライトを装着して捨てに行つた。屋久島用に新しいヘッドライトを買つたのだが、結局屋久島では一度も使はなかつた。こんなところで役に立つとは。街灯が1本も無いから本気で真つ暗。ライト無しでは坂の下まで行くのも困難だ。一輪車にゴミ袋2つ乗せてゴミ捨て場まで行つた。帰りがキツかつた。縄文杉まで行つても全然体は鍛へられてゐないらしい。

風呂に入つて今日の日記の本文を書いて終り。今日の画像や動画すらまだ何も手をつけてゐない。当然屋久島の写真も触つてゐない。屋久島1日目のはできたが、2日目の縄文杉から先の写真が手付かずだ。種子島に帰つて来てからの千座の岩屋とかよきの海水浴場の写真も触つてゐない。文章を書くのは大して時間も掛からんし精神的にも苦痛は無いのだが、写真を弄るのは少しなら良いが大量になると一寸キツい。萎える。まづ選ぶのがキツい。まあそのうちやるけど。それにしても、気付けばもう7日なんだな。10日の朝に帰るから種子島にゐられるのは明日と明後日の2日間だけといふことだ。もう土産を買つて荷物をまとめて家の掃除をするぐらゐで精一杯なんぢやないかと思ふ。遊びに行つてゐる場合ではない。種子島滞在中に屋久島日記を更新するのは不可能かもしれないな。島に来てもうすぐ2ヶ月。早いものだ。去年は3ヶ月半もゐたが、それと同じやうな気分でダラダラ過ごしてゐたから、やらうと思つてゐたことを全然消化できないままタイムリミットが迫つてゐる感じだ。屋久島から帰つてからしばらくは寝たきりになつて何もせずに可児に帰ることになるのかなと思つてゐたが逆にそれまでの引き篭もりが嘘のやうに猛烈に外出しまくつてゐるな。まるで終了間際に激しくなる線香花火のやうだ。激しくなつてもショボい。さて、もう寝るか。明日は貯金を下ろしに行かねばならんな。土産も買つて送るか。自分用の焼酎を大量に買はねばならん。屋久島の焼酎を2本買つたが、種子島の焼酎も買ひたい。菓子系の土産も自分用に大量に買はねばならんな。

話題:種子島&屋久島 2008年夏

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