犬土偶日記
海の近くに住みたい
2006年07月26日
読書感想文
公開日時： 不明
お前らバカだから記憶にないと思ふが、部屋の模様替へ中に発掘された高3時の読書感想文を予告通り晒す。お前らバカだから忘れてるだらう、と罵倒するためだけに数ヶ月の間を空けた。確実に感想文を晒すと予告したがお前らバカだから忘れてるだらう。3月か4月の犬土偶日記に書いてあるから「読書感想文」で犬土偶日記を検索してみろ。俺はK高校と云ふ進学校に通つてゐた。そこそこ賢い奴が好んで行くやうな高校だ。何故そんなところに俺のやうなキチガイが紛れ込んだのか分からんのだが、とにかくそこに通つてひたすら浮いてゐた。目立たないやうにしてゐたつもりだつたが、今思ひ出すと絶対浮いてゐた。真面目な進学校に中途半端な不良が紛れ込んだんだから当然だらう。滅茶苦茶サボりまくるし遅刻常習犯だし（昼から行つたりとかナメまくり）宿題は絶対やらないし反抗的だし、かなり滅茶苦茶なことやるし（犬土偶日記ですら書けないやうなことも色々と）、とにかく不良だつた。他の本物のバカが行くやうなDQN高校の本気の不良と比べたら全然大したことないんだけどな。で、夏休みの課題で読書感想文があつた。高校生にもなつて何でそんな物を書かねばならんのだ。バカか。しかも好きな本を読んで書くのではなく、予め学校側が用意した課題図書の中から選んで読まねばならんのだ。好きな本を読ませろと言ひたい。と云ふか感想文なんか書く意味ないんだから無駄なことさせるなよ。当然そんな物は書かずに済ませたかつたんだが、夏休み明けてからしつこくいつまでもいつまでも提出を要求されて仕方なく恐ろしく短い時間で書き殴つて提出すると云ふ3年間。もちろん本なんか読まないよ。まあそんなわけで、反抗的だつた高3時の俺の読書感想文を読んで俺のキチガイぶりを堪能しろ。これをマジで提出したのかと自分でもをかしくなつてくる。ネットだけでキチガイを演じてるのではなく、リアルな世界でも昔からキチガイだつたやうだ。現物の画像も晒す。最後の画像の下の方が変になつてるのは読み込み中にPCがフリーズして画面が青くなつて変になつたのを面倒でそのままにしたから。と云ふか、やる気のない撮影だな。しつかり撮らうと云ふ気持ちが全く感じられない。まあこんなものにエネルギーを注いでも仕方ない。夏目漱石の吾輩は猫であるを読んだことにしたらしい。と云ふか、読んでないと文中で宣言して挑発してゐる。
吾輩は猫より犬が好き
猫は嫌いである。特にのら猫。奴は人を見ると一瞬激しく驚ろき、じっと人をにらむ。そこで人が奴に近づくと、ものすごい勢いで十数メートル全力疾走する。そして最もむかつくのは、その後くるっと後ろをふり返り、人が追ってきてはいないことを知るとまた平然と歩き出すその勝ち誇ったような後ろ姿である。それを見て何度殺そうと思ったことか。でも足の速さでは奴にはかなわない。殺すためには、最初に逃げるときに追いかけ、振り向いた瞬間スキだらけの無防備状態をねらうしかない。しかし、その最強と思われる作戦をもってしてもいまだに蹴りをくらわすことすらできない。
猫が好きというやつらが世の中にはたくさんいる。そいつらはきっと猫の本性を知らない。猫が生きた動物を山からつかまえてきて楽しそうなツラでむさぼっている姿を見たことがあるか。オレ様は見たことがあるぞ。野うさぎをつかまえてきてうれしそうに、血のしたたる生肉をじっくり味わいながら、ぴちゃぴちゃと不気味な音を立てながらなめているという強烈な光景を。やはり奴等はその程度の生き物だったのだと改めて思い知らされた。人になつくふりをしてえさを手に入れ、楽に生活できるというただそれだけのために人に飼われるひきょうな奴もいればいちいち人をいらだたせる愚かな奴もいる。どいつもこいつもむかつく奴等だ。
そのかわり、世の中には犬という激しく善良な生き物もいる。犬はいいぞ。犬はおもしろい。表情も豊かで、猫のように人を利用して生きるのではなくちゃんと言うことも聞くし、恩を返す。例外も一部いないこともないが。犬が動物をつかまえて食べるのを見たことがあるか。犬はそういうことはしない。いつも明るく生きる陽気な生き物なのだ。
オレ様も半年前まで犬を飼っていた。黒い犬で、火と水と雷が嫌いで恐怖の表情もなかなかおもしろい犬だった。まだ七年ぐらいしか生きてないのにフィラリアという愚かな病で死んだ。かわりに不気味な猫が死ねばよかったのに。猫好きな奴らには悪いが、猫は存在する意味がない。見ていておもしろくないし、むかつくことしかしないからだ。でも犬は見ていておもしろい。全力で走りながら急に曲がってこけてドブにはまったり、ドブと道路の間を歩いていて足をふみはずしたり、人を十分楽しませてくれる。
吾輩は猫であるという本は、猫が出てくるから読みたくなかった。この本に限らず実は感想文の五十冊の本全部読みたくなかった。読みたくない本を読んで感想文を書くと、つまらなかったの一言でおわってしまう。だからあえて読まなかった。読まなくても内容にはまったくふれずに感想文を書けばいいからだ。感想文の目的の一つに、読書することを習慣化させるとともに、一般教養を高め豊かな人間形成に役立てる、とか書いてあったが、たぶん誰も読みたくないような本を無理矢理読まされて豊かな人間形成の役に立てるとでも思っているのか。読書することを習慣化させるというのも、本がきらいな人は感想文書くためだけに一回読むだけで習慣化することはない。その前にふつうの人はすでにふだんから漫画をよんで読書を習慣化しているのではないか。漫画は読書ではないという奴がいるが、漫画とそうでないものを区別するのはバカだ。たまに、漫画はくだらんとかバカになるとか言う奴がいるが、そういう者は猫と同じく存在しない方がよい。本というものはおもしろいかおもしろくないかというただそれだけがすべてである。読みたくないという物は読む前からつまらないとわかっている物である。もちろん漫画にもつまらないものは星の数ほどある。小説とかにも恐ろしくおもしろいものがかなりたくさんある。でも感想文の五十冊の本は全部読みたくない、つまりつまらなそうな物ばかりである。この五十冊から一冊選んで書けなんてアホらしい。そういうことは決めない方がいい。各自好きな本を読んで書きたい人は書けという方が絶対に質のいい感想文があらわれるのではないか。でも間違いなく誰も出さないけど。
入賞する奴の文は、明らかに入賞をねらって書いた物が多い。そんなこと思う奴なんていねえよと言いたくなるようなことを平気で書き続けてはずかしくはないのか。ま、別にそれはそれでいいとは思うよ。本性をかくして人の機嫌とってずるがしこく生きるというのもね。でもそういう猫みたいなゴミは必要ないんじゃあないのかな。裏では卑劣なことしながら表ではまじめぶる。やはりそれは猫だな。そういう奴はたくさんいる。そういう奴等は犬のように生きよう。
これを恐らく15分程度で書き殴つて提出した。何も考へずに最高速度で文章を書き殴ると云ふスタイルは当時から既にあつたやうだ。ただ脳がガキだから日本語としてをかしい部分も多い。文の構成を全く考へずに書き始めるからをかしくなる。せめてその一文だけでも終りを想定して書き始めないといけない。今は何も考へずに書いてゐると言つても、句点までの流れは想定しながら書いてゐる。昔はさう云ふのがなかつたんだらう。平仮名も多いしな。漢字を多く使ふと文字数が減るので多く書かねばならなくなるし、そもそも漢字は書くのに時間がかかる。感想文を早く終らせることのみが目的だからどうでもいいのだらう。高3にもなつてこんな文章書くのはあまりにも幼稚だらうと思へるんだが、まあ別にいいだらう。本当はどう考へてゐるかとか、さう云ふことはどうでもいい。ただ仕方なく感想文を書かされてゐるだけであり、提出しさへすればそれで良いという態度だ。つひでに挑発して敵意をぶつけてやらうといふキチガイぶりは本物だらうとは思ふ。書いてやつたんだからありがたく思へぐらゐの感じだらう。しかしよくこんな感想文を提出したよな。これなら書きたくないから書かないと突つ撥ねた方がマシだつたのではないか。いや、このキチガイぶりで相手を恐れさせると云ふのは有効だつたかもしれない。何しろ真面目な進学校だからな。先生もこんな生徒の相手をするのは大変だつただらう。正直スマンかつた。こんな感想文を書く奴はK高校の歴史上俺以外に存在しないだらう。昔から常に敵意の塊。いや、やはりさすがに今は大人になつて多少丸くなつたかなとは思ふ。昔は酷かつたな。お前らはどんな読書感想文を書いてたのかな？真面目に本読んで真面目に書いてたのかな？思つてもゐないやうなことを恥ずかしげもなく書いたりしてたんだらうな。猫みたいな奴だな。犬のやうに生きろよ。俺の感想文読むと犬のやうな生き方の方がダメに思へて来るな。犬の方がいいと書けば書くほどダメに思へて来る。犬がダメなんぢやなくて、書いてる人間がダメだからだらう。ダメ人間の言ふことは例外無くダメと云ふ感じか。論の内容ではなく、筆者の人格を問題にする。さう云ふ奴多いよな。Blogやつてる奴とかに特に多い。論争になると相手を否定することに専念するあまり、自分の主張に一貫性がなくなり矛盾だらけになる。相手を負かして自分が勝つことが目的になつて論の正しさを追求するのが目的ではなくなるからだ。とにかく敵対する相手の主張には必ず反論して相手の意見を潰さねばならないと言はんばかりだ。意地でも相手を否定せねばならない。さう云ふ感じ。どんなキチガイでも正しいことを言ふこともある。正しいことは正しいと認めろ。自分の間違ひに気付いたら認めろ。バカのくせに自尊心や自己顕示欲だけ無駄に強い奴に多いよな。さう云ふ人格だからこそBlogをやつたりするんだらうが。かう云ふ日記を書く奴も同様に痛いのが多い。まともな人間はWebで日記なんか書かないと思ふ。日記更新頻度が高ければ高い程、さらに長文であればある程、頭がをかしい人間である可能性が高くなる。俺はかなり最強の部類のキチガイだ。と思ひたい。キチガイでありたい。まともな人間から遠ざかりたい。それによつて何か得をするわけではないし、別にそのために日記を書いてゐるわけではない。話が逸れた。ちなみに野兎を捕まへて食つてたのは椅子タンが飼つてた猫な。椅子タンの妹が捕まへてきた野良猫を椅子家は飼つてゐた。大人になるまで野生の猫だつたから、突然飼ひ猫になつても野兎ぐらゐ平然と捕まへるさ。そんなことよりも圧倒的に凄いと思ふのは、そんな野良猫を捕まへてしまふ椅子タンの妹だ。俺は全力疾走で追ひついて蹴りを食らはすことすらできなかつたのに。どうやつて野良猫を捕まへたのか、未だに謎だ。
今日はB'zの衝動をちよつと練習した。特に難しい部分は無い。覚えるのだけが難しい。あとは先週のバンド練習の音源を聴いたりした。先週の練習時は酒飲んでたし起きたばかりだつたから、前半は酷かつた。と云ふか、俺個人だけぢやなく、バンド全体としても結構ダメだと思ふ。こんな状態で2ヶ月後にライブやるのか。2ヶ月後に劇的に変はつてゐるとは思へない。クオリティ低いな。圧倒的な練習不足。良い部分を指摘する方が困難だ。まあいつも通りか。衝動なんか練習してる場合ぢやないな。その前にこんなくだらん日記書いてる場合ぢやない。感想文の画像撮つて加工したりUPしたりとか、激しく不要なことだ。まあどうでもいい。さう云ふわけで、今日の犬土偶日記は終りにする。感想文の他にも色々予告しながら未だにやつてゐないことが大量にある。それらもそのうち気が向いた時にやるよ。「お前らバカだから忘れてただろ」つて罵倒しながら。最近愛タンが気になつて仕方がない。おやすミキティ
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| 公開日時 | 不明 |
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Comments
- 1 : とも
- 2 : 名無しDebuggger
適当に書いた感想文なのにオチがしっかりしてるじゃん！
- 3 : 犬土偶
gが1個多いな。プログラムミスかと思ったよｗ
オチは書きながら適当に思いついたんじゃない？
ぬこを一瞬世話していたけどいぬ派ですね。
感想文も極いぬ派でした。
激しい同意を感じるのは何故でしょうかｗ